JP6435438B1 - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

本発明の空気調和機(C)は、室内機(Ci)と、室外機(Co)とを具備し、室外機(Co)は、外気を取り入れて熱交換後の外気を吐き出す送風室(11)と冷凍サイクルの機械要素(3、4)が収容される機械室(12)とを区分けする仕切り板(7)と、室外機(Co)に収容され、外気と熱交換を行う室外熱交換器(2)と、室外熱交換器(2)に固定され、前記室外機(Co)の外郭を形成する筐体(1)に固定され室外熱交換器(2)を筐体(1)に固定する熱交換器側面板13とを備え、熱交換器側面板(13)は、凸形状に肉が連続して形成される固定用凸部(14)を端部に有し、熱交換器側面板(13)と仕切り板(7)とが接触されるとともに、固定用凸部(14)の端縁(14t)が、仕切り板(7)に接触して固定されている。

Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来、空気調和機の室外機は、熱交換器やファンを格納するための送風室と圧縮機や冷媒配管を格納するための機械室とに分割されており、仕切り板により区分けされている。
ここで、熱交換器を室外機の外郭キャビネット部品に固定するための熱交換器側面板と仕切り板との接合部では、送風室側から機械室への雨水の侵入を防止するために隙間なく熱交換器側面板と仕切り板とを固定する構造が必要である。
加えて、前記接合部を構成する仕切り板の端部フランジ面が、熱交換器を構成して冷媒が流れる熱交換器パイプに接触してパイプを損傷することがないようにしなければならない。そこで、仕切り板の端部フランジ面と熱交換器パイプのとの間に隙間を確保できるように、熱交換器側面板と仕切り板とを精度良く位置決めして固定できる構造とを両立する必要がある。
上述の接触防止構造に類似の技術として特許文献1があり、仕切り板に係る技術として特許文献2がある。
特許文献1には以下の接触防止構造が構成が記載されている。
電気的接続用のリード線を樹脂部品及び板金製の防火カバーB12に接触し引き回しを行う構造をもつ空気調和機の室外機において、前記リード線が防火カバーB12のエッジ部に触れないようにするための絞り形状(ビード)11bを板金性の防火カバーA11に設けている。折り曲げする防火カバーB12の形状は、最小限の大きさで材料コストの上昇を抑え、かつ部品点数や組立工数の削減を図りながら、リード線エッジ部への接触を防止している。
特許文献2には、以下の仕切り板に係る技術が記載されている。
段落0041には、「この第1取付板13は、板面方向が放熱フィン15と平行に配置され、その板面の端縁が冷媒管16の管長方向で外側にL字形に折り曲げられて取付リブ17を構成し、両リブ17にキャビネットの側面パネル8,9および仕切板3に固定するためのネジ孔19が形成されている。また、第1取付板13は、その背面側の端縁の一部が切欠き形成されると共に、その切欠き部の壁面の一部がリブ状に折り曲げ形成され、温度センサー等のセンサーを取り付ける取付部20とされている。」との記載がある。
特開2011−7405号公報(段落0013〜0018、図1等) 特開2011−23196号公報(段落0041、図6等)
ところで、送風室側から機械室への雨水の侵入の防止に関しては、熱交換器側面板と仕切り板との接合部にクッション材を適用して防水を図っている製品がある。しかし、この構成では、クッション材の材料コストと、クッション材の組立てコストとが嵩み、製造コストの上昇に繋がる。
一方、仕切り板の端部フランジ面が熱交換器パイプに接触して熱交換器パイプが損傷するという課題については、熱交換器パイプと熱交換器側面板と仕切り板との接合部との間の距離を大きくして、仕切り板の端部フランジ面が熱交換器パイプに接触しない構造にしたものがある。しかし、この構成では、室外機が大型化する。そのため、室外機が大型化して部品が大きくなることから、部品の材料コストが嵩むという問題がある
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、室外機において、仕切り板と熱交換器側面板との間の距離を短くした空気調和機の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の空気調和機は、室内機と、室外機とを具備し、前記室外機は、外気を取り入れて熱交換後の外気を吐き出す送風室と冷凍サイクルの機械要素が収容される機械室とを区分けする仕切り板と、前記室外機に収容され、外気と熱交換を行う室外熱交換器と、前記室外熱交換器に固定され、前記室外機の外郭を形成する筐体に固定され前記室外熱交換器を前記筐体に固定する熱交換器側面板とを備え、前記熱交換器側面板は、凸形状に肉が連続して形成される固定用凸部を端部に有し、前記熱交換器側面板と前記仕切り板とが接触されるとともに、前記固定用凸部の端縁が、前記仕切り板に接触して固定されている。
本発明によれば、室外機において、仕切り板と熱交換器側面板との間の距離を短くした空気調和機を提供できる。
本発明に係る実施形態の空気調和機の室内機と室外機を示す斜視図。 室外機の外郭キャビネットの前板と上板を外した状態を示す斜視図。 室外機の外郭キャビネットを外し、送風室と機械室の内部の機器を取り外した状態を示す斜視図。 図3のI方向から見た図。 図3のII部の拡大斜視図。 仕切り板を図3のI方向から見た正面図。 図5A仕切り板を上方から見た図。 図5BのIII部拡大図。 仕切り板と室外熱交換器に固定される熱交換器側面板との固定構造を上方から見た図。 図3のI方向から見た熱交換器側面板の正面図。 図7AのIV方向矢視図。 図7AのV方向矢視図。 図7AのVI部の拡大斜視図。 熱交換器パイプをフィンと熱交換器側面板の固定用孔に固定する工程の概略を示す製作工程模式図。 熱交換器パイプをフィンと熱交換器側面板の固定用孔に固定する工程の概略を示す製作工程模式図。 熱交換器パイプをフィンと熱交換器側面板の固定用孔に固定する工程の概略を示す製作工程模式図。 比較例1の仕切り板の第2フランジ板と熱交換器側面板の山型突起の端面との位置関係を示す模式図。 比較例2の仕切り板の第2フランジ板と熱交換器側面板の山型突起の端面との位置関係を示す模式図。 変形例1の突起を示す斜視図。 変形例2の突起を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、送風室11(図3参照)と機械室12とを仕切る仕切り板7と熱交換器側面板13(図3参照)との接合部で隙間がないよう固定できる構造と、仕切り板7が熱交換器パイプ2p(図4B参照)に接触して熱交換器パイプ2pを損傷することがないように固定できる構造とを両立する。
図1に、本発明に係る実施形態の空気調和機Cの室内機Ciと室外機Coを示す。
実施形態の空気調和機Cは、室内機Ciと室外機Coとを具備している。
室内機Ciは屋内に設置され、屋内の空気調和を行う。
<室外機Co>
室外機Coは、屋外に設置され、その内部に冷凍サイクルの主な機械要素等が格納されている。
室外機Coは、外郭キャビネット1により外郭が形成されている。
図2に、室外機Coの外郭キャビネット1の前板1mと上板1uを外した状態を示す。図3に、室外機Coの外郭キャビネット1を外し、送風室11と機械室12の内部の機器を取り外した状態を示す。図4Aに、図3のI方向から見た図を示す。図4Bに、図3のII部の拡大斜視図を示す。
室外機Co(図2参照)と室内機Ci(図1参照)の内部には、冷媒が流れる配管2で接続される冷凍サイクルが構成されている。
図2に示す室外機Coの内部は、送風室11と機械室12とに、仕切り板7によって分割されている。
送風室11は、熱交換器2やファン5を格納するための室である。
送風室11(図2参照)の内外周部の向かって左側部および後部には、上方から見てL字状に折れ曲がった室外熱交換器2が設けられている。後部に配置された室外熱交換器2の前方には、室外機Coの後方から室外熱交換器2に空気を送るためのファン5が配置されている。
機械室12の内部には、冷凍サイクルを構成するアキュムレータ3、圧縮機4等が配管h1を介して連結されている
図1に示すように、外郭キャビネット1の前板1mには、ファン5で外気を室外機Coの後方から室外機Coの内部に吸込み、室外熱交換器2と熱交換した後に前方に向けて排出するための開口1kが形成されている。開口1kは、放射状および円形状を成す格子1k1を有して構成されている。
図2に示す室外機Coの右上には、ファン5を駆動するファンモータ(図示せず)や圧縮機4を制御するインバータ装置等の制御部が格納される電気品箱6が配設されている。
室外機Coは、屋外に設置されて風雨に晒されるため、雨天や台風の際には、開口1k(図1参照)から水分が送風室11の内部に入り込む。上記したように、機械室12は、空気調和機Cの機械要素等が配置される室のため、水分が浸入することは望ましくない。そこで、送風室11と機械室12との境界は防水構造が必要となっている。
図3に示す室外熱交換器2は、冷媒が流れる熱交換器パイプ2pが多数のフィンにほぼ垂直に貫通して接触して構成されている。熱交換器パイプ2pを流れる冷媒は、熱交換器パイプ2pの管肉と伝熱(表)面積が拡大される多数のフィンを介して、室外機Coの後方から吸い込まれた外気と熱交換される。
室外熱交換器2の右端部2r(図3参照)には、室外熱交換器2を外郭キャビネット1の後板1b(図1参照)に取り付けるための熱交換器側面板13が固定されている。
<仕切り板7>
前記したように、仕切り板7は、室外機Coの内部を送風室11(図2の左側)と機械室12(図2の右側)とに区分けする部材である。
図3に示すように、仕切り板7は、中央板7aが下方の外郭キャビネット1のベース1sとネジ止めされ、仕切り板7の固定板7c(図5B参照)が後方の熱交換器側面板13に位置決めされてねじn1で固定されている。
図5Aに、仕切り板7を図3のI方向から見た正面図を示す。図5Bに、図5A仕切り板7を上方から見た図を示す。図5Cに、図5BのIII部拡大図を示す。図6に、仕切り板7と室外熱交換器2に固定される熱交換器側面板13との固定構造を上方から見た図を示す。
仕切り板7は、鋼板を用いて板金成形されている。図5Aに示すように、仕切り板7は、平板状の中央板7aと、中央板7aから曲って室外熱交換器2の右端部2rに向かって延在する斜め板7bとを有している。斜め板7bの後部には、仕切り板7を後方の熱交換器側面板13に固定するための固定板7cが上下方向に延在して形成されている。
図5A、図5Cに示す仕切り板7の固定板7cは、後方に延びる第1フランジ板7dと、第1フランジ板7dから後方に延びる後取付部7eが上下に一対(図5A参照)形成されている。一対の後取付部7eには、それぞれねじn1が挿通するねじ挿通孔7e1が形成されている。
図5Cに示すように、第1フランジ板7dの後部には側方に折れ曲がって第2フランジ板7fが連続して形成されている。
図5Aに示す仕切り板7の一対の後取付部7eは、仕切り板7を室外熱交換器2に固定される熱交換器側面板13にねじn1(図4A参照)で固定する役割を担っている。
仕切り板7の第2フランジ板7fは、仕切り板7を室外熱交換器2に固定される熱交換器側面板13の山型突起14に突き当ててまたは接触して位置決めして固定する役割を担っている。
<熱交換器側面板13>
図4A、図4Bに示す熱交換器側面板13は、室外熱交換器2を室外機Coの外郭キャビネット1の後板1b(図1参照)に固定するための部材である。
図7Aに、図3のI方向から見た熱交換器側面板13の正面図を示す。図7Bに、図7AのIV方向矢視図を示し、図7Cに、図7AのV方向矢視図を示す。図7Dに、図7AのVI部の拡大斜視図を示す。なお、図7A、図7Bに示す熱交換器側面板13は紙面縦方向に長いため中央付近で切断して左右2つに並べて示している。
熱交換器側面板13は、鋼板を用いて、板金成形されている。
熱交換器側面板13は、熱交取付板13aと、熱交取付板13aに連続して曲って形成されるキャビネット取付板13bとを有している。
図7Bに示すように、キャビネット取付板13bには、後板1bにねじ止めされる雌ねじ13b2を有する取付部13b1が外側に突出して形成されている。取付部13b1の雌ねじ13b2はバーリング加工によって形成されている。キャビネット取付板13bの取付部13b1の雌ねじ13b2は、外郭キャビネット1の後板1bを挿通したねじが螺合される。これによって、室外熱交換器2が熱交換器側面板13を介して外郭キャビネット1の後板1bに固定されている。
一方、熱交取付板13aには、仕切り板7の固定板7cのねじ挿通孔7e1を挿通したねじn1(図4A参照)がネジ止めされる雌ねじ13a1が複数バーリング加工によって形成されている。図7Aでは、雌ねじ13a1が2箇所形成された場合を示す。
また、熱交取付板13aには、複数の熱交換器パイプ2pが挿通されるパイプ取付穴13a2が形成されている。また、熱交取付板13aには、熱交換器パイプ2pが固定される凸形の固定用孔13a3が形成されている。凸形の固定用孔13a3は、熱交換器パイプ2pが挿通して拡径されて固定されるように、熱交換器パイプ2pより若干小さい径をもってバーリング加工で形成されている。
そして、図7A、図7C、図7Dに示すように、熱交取付板13aには、山型突起14が複数形成されている。後記の図6に示すように、山型突起14は、その端面14tが仕切り板7の第2フランジ板7fに突き当たり、位置決めと防水構造の役割を担っている。
山型突起14は、熱交換器側面板13の肉が切れ目なく連続して山型に形成されている。山型突起14は、パイプ取付穴13a2と隣接するパイプ取付穴13a2との間や、パイプ取付穴13a2と固定用孔13a3との間に配置されている。山型突起14を、熱交換器側面板13の肉が切れ目なく連続して山型に形成することで防水構造としている。
山型突起14は熱交換器側面板13を板金成形する際に、山型凸形状を有する第1金型と山型凹形状を有する第2金型とにより絞り成形される。
<室外熱交換器2>
室外熱交換器2はフィンアンドチューブ方式の熱交換器である。
図8A〜図8Cに、熱交換器パイプ2pをフィン2fと熱交換器側面板13の固定用孔13a3に固定する工程の概略の製作工程模式図を示す。
室外熱交換器2を形成するフィン2fと熱交換器側面板13の固定用孔13a3に熱交換器パイプ2pを固定する工程は以下のように行われる。
複数のフィン2fには、熱交換器側面板13の固定用孔13a3とほぼ同径のパイプ挿通孔2f1が形成されている。
まず、図8Aに示すように、複数のフィン2fのパイプ挿通孔21fと熱交換器側面板13の固定用孔13a3が熱交換器パイプ2pが挿入できるように同位置に並ぶように位置決めされる。
続いて、位置決めされた複数のフィン2fのパイプ挿通孔2f1と熱交換器側面板13の固定用孔13a3に、熱交換器パイプ2pよりやや径が小さいパイプ素管2p0が挿通される。
続いて、図8Bに示すように、パイプ素管2pを熱交換器パイプ2pに拡管するための拡管冶具15の拡管サポート15aを、複数のフィン2fのパイプ挿通孔21fと熱交換器側面板13の固定用孔13a3とに挿通されたパイプ素管2p0の周りに当てる。
なお、拡管冶具15の拡管サポート15aの内部には、パイプ素管2pを拡管するための拡管ヘッド15bが油圧により進退自在に格納されている。
続いて、図8Cに示すように、拡管サポート15aに収容される拡管ヘッド15bがパイプ素管2pの内部に進行してパイプ素管2pが拡径される。こうして、熱交換器側面板13の固定用孔13a3と複数のフィン2fのパイプ挿通孔2f1が塑性変形して、熱交換器パイプ2pが、熱交換器側面板13の固定用孔13a3と複数のフィン2fのパイプ挿孔通2f1に固定される。
そのため、熱交換器側面板13の山型突起14は、拡管冶具15の拡管サポート15aに当接しないように、熱交換器側面板13の固定用孔13a3から離膈して形成されている。つまり、熱交換器側面板13の固定用孔13a3間の中間側または中間に配置されている(図4A参照)。
<送風室11と機械室12との境界部の構成>
図3に示す送風室11と機械室12との境界部の構成について説明する。
送風室11と機械室12との境界部は、仕切り板7と熱交換器側面板13とを固定することにより形成されている。
具体的には、上面拡大図の図6に示すように、熱交換器側面板13が仕切り板7に接触するとともに、熱交換器側面板13の山型突起14の端面14tが仕切り板7の第2フランジ板7fに突き当てられまたは接触して、熱交換器側面板13と仕切り板7とが位置決めされる。そして、仕切り板7の固定板7cのねじ挿通孔7e1(図5A参照)を挿通したねじn1が、熱交換器側面板13の雌ねじ13a1(図7A参照)にねじ止めされ、仕切り板7が熱交換器側面板13に固定されている。
そして、外郭キャビネット1の後板1bを挿通したねじが、熱交換器側面板13の取付部13b1の雌ねじ13b2(図7B、図7D参照)に螺合され、熱交換器側面板13が外郭キャビネット1の後板1bに固定される。そして、熱交換器側面板13は室外熱交換器2に固定される。
一方、仕切り板7は、中央板7aが下方の外郭キャビネット1のベース1s(図3参照)とネジ止めされる。
ここで、室外機1においては、送風室11と機械室12との境界となる仕切り板7と熱交換器側面板13との接合部で、送風室11からの機械室12への雨水の侵入を防止するために隙間なく固定する構造が必要である。
また、図6に示すように、仕切り板7の第2フランジ板7fが室外熱交換器2の熱交換器パイプ2pに接触して損傷することがないようにしなければならない。
そこで、本室外機Coでは、熱交換器側面板13を仕切り板7に接触させるとともに、山型突起14の端面13tを仕切り板7の第2フランジ板7fに突き当てるまたは接触させることにより、熱交換器側面板13と仕切り板7とを位置決めしている。これにより、仕切り板7の第2フランジ板7fと熱交換器パイプ2pとの間に隙間(距離)を確実に確保している。
この構造により、仕切り板7と熱交換器側面板13とが隙間なく固定できる構造と、仕切り板7の第2フランジ板7fが熱交換器パイプ2pに接触して損傷することがないように固定できる構造との両立を可能としている。
また、図4Aに示すように、山型突起14の配置は、熱交換器パイプ2pと熱交換器パイプ2pの中間側に位置することにより、室外熱交換器2の製作工程で熱交換器パイプ2pの拡管冶具15(図8B、図8C参照)との干渉を防止できる配置としている。
また、図6に示すように、山型突起14の端面14tの熱交換器側面板13の送風室側の延在面13a1を基準とする高さHCが仕切り板7の第2フランジ板7fまで届かないと突き当てできない。
図9に、比較例1の第2フランジ板107fと熱交換器側面板113の山型突起114の端面114tとの位置関係の模式図を示す。
例えば、図9に示すように、山型突起114の端面114tの高さHCが第2フランジ板107fの曲げの曲率半径RSより低い場合、山型突起14の端面14tを第2フランジ板107fに突き当てることができない。
そこで、山型突起14の高さHCは、図6に示すように、仕切り板7の第2フランジ板7fを構成するための曲げの曲率半径RSよりも大きい値とする(RS<HC)。これにより、仕切り板7の第2フランジ板7fに山型突起14の端面14tが並行に突き当たる構造としている。
また、図6に示す山型突起14の端面14tの高さHが仕切り板7の第2フランジ板7fの交換器側面板13の送風室側の延在面13a1を基準とする高さHより大きい場合、山型突起14と仕切り板7の第2フランジ板7fとの間に隙間ができるため、雨水の侵入の要因となる。
図10に、比較例2の仕切り板207の第2フランジ板207fと熱交換器側面板213の山型突起214の端面214tとの位置関係の模式図を示す。
例えば、図10に示すように、山型突起214の高さHCが仕切り板207の第2フランジ板207fの高さHSより大きい(HC>HS)場合、山型突起214と仕切り板207の第2フランジ板207fとの間に隙間ができるため、雨水が送風室11から機械室12に侵入する(図10の矢印α1)おそれがある。
本実施形態では、これを防止すべく、図6に示すように、山型突起14の高さHCは、仕切り板7の第2フランジ板7fの高さHsよりも低くし、つまり小さい値(HC<HS)とし雨水の侵入を防止する構造としている。
上記構成によれば、室外熱交換器2の熱交換器側面板13が仕切り板7に接触するとともに、熱交換器側面板13の山型突起14の端面14tが仕切り板7に突き当てられて固定される構造とされている。換言すれば、熱交換器側面板13の山型突起14の端面14tが仕切り板7に接触して固定されている。
そのため、図6に示すように、仕切り板7の第2フランジ板7fと熱交換器パイプ2pまでの距離が確実に確保される。従って、仕切り板7の第2フランジ板7fが熱交換器パイプ2pに接近することが抑制される。そのため、仕切り板7の第2フランジ板7fと熱交換器パイプ2pが接触しない構造を実現できる。
また、仕切り板7の第2フランジ板7fがプレス加工のばらつきなどで、スプリングバックにより熱交換器パイプ2pに近づく方向に開いていても、仕切り板7の第2フランジ板7fに熱交換器側面板13の山型突起14が付き当たることにより矯正される。
また、図4Aに示すように、仕切り板7と、熱交換器側面板13とをネジn1で締結固定する固定部7kの近傍に山型突起14(図4A参照)を配置し、熱交換器側面板13の山型突起14の端面14tが仕切り板7の第2フランジ板7fに並行に突き当たる構造としている。
これにより、仕切り板7と熱交換器側面板13とをネジn1で締結固定する際に、熱交換器側面板13と仕切り板7とが前後方向にずれる(図4A、図6の矢印α2)ことがなく、熱交換器側面板13の雌ねじ13a1(図7A参照)と仕切り板7のねじ挿通孔7e1(図5A参照)との前後方向(図4A、図6の矢印α2)のがたの範囲も小さくなる。そのため、仕切り板7と熱交換器側面板13との位置決めが確実に行える。
また、山型突起14は、冷凍サイクルの冷媒が流れる一の熱交換器パイプ2pと他の熱交換器パイプ2p間の中間側または中間に配置されているので、熱交換器パイプ2pの拡管作業を滞りなく行える。
以上より熱交換器側面板13と、仕切り板7との接合部で隙間がないように固定できる構造と、仕切り板7の第2フランジ板7fが熱交換器パイプ2pに接触して損傷することがないように精度よく位置決めして固定できる構造を実現できる。
≪その他の実施形態≫
1.前記実施形態では、仕切り板7を熱交換器側面板13にねじ止めで固定する場合を例示したが、ビス止めや溶接等のその他の方法で固定する構成としてもよい。
2.前記実施形態では、山型突起14を例示したが、仕切り板7の端縁で板厚方向に高くなる肉が連続する突起であれば、図11に示す仕切り板7に突き当てるまたは接触する端面24tをもつ突起24、図12に示す仕切り板7に突き当てるまたは接触する端面34tをもつ突起34の形状でもよく、突起の形状であれば限定されない。なお、図11、図12に、それぞれ変形例1、2の突起24、34を示す。
3.前記実施形態では、仕切り板7は鋼板を用いて製造された場合を説明したが、高強度のプラスチック等、鋼板以外の材料を用いて製作してもよい。
4.前記実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換することが可能である。
5.また、本発明は、特許請求の範囲に記載した範囲内で様々な変形形態、具体的形態が可能であり、説明した実施形態、実施例に限定されない。
1 外郭キャビネット(筐体)
1b 後板(筐体)
2 室外熱交換器
2p 熱交換器パイプ(パイプ)
3 アキュムレータ(機械要素)
4 圧縮機(機械要素)
7 仕切り板
7f 第2フランジ板(端部フランジ板)
7k 固定部
11 送風室
12 機械室
13 交換器側面板
13a1 延在面
14 山型突起(固定用凸部)
14t 端縁
C 空気調和機
Co 室外機、
Ci 室内機
山型突起の交換器側面板の送風室側の外面を基準とする高さ(固定用凸部の高さ)
Hs 第2フランジ板の交換器側面板の送風室側の外面を基準とする高さ(端部フランジ板の高さ)
第2フランジ板を構成するための曲げの曲率半径(端部フランジ板の曲げの曲率半径)

Claims (5)

  1. 室内機と、室外機とを具備し、
    前記室外機は、
    外気を取り入れて熱交換後の外気を吐き出す送風室と冷凍サイクルの機械要素が収容される機械室とを区分けする仕切り板と、
    前記室外機に収容され、外気と熱交換を行う室外熱交換器と、
    前記室外熱交換器に固定され、前記室外機の外郭を形成する筐体に固定され前記室外熱交換器を前記筐体に固定する熱交換器側面板とを備え、
    前記熱交換器側面板は、凸形状に肉が連続して形成される固定用凸部を端部に有し、
    前記熱交換器側面板と前記仕切り板とが接触されるとともに、前記固定用凸部の端縁が前記仕切り板に接触して固定されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記固定用凸部は、冷凍サイクルの冷媒が流れる一のパイプと他のパイプの中間側に配置されている
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記仕切り板は、その端部を曲げて形成される端部フランジ板を有し、
    前記固定用凸部の端縁は、前記端部フランジ板に接触し、
    前記固定用凸部の前記熱交換器側面板の送風室側の延在面を基準とする高さHCは、
    前記端部フランジ板の曲げの曲率半径RSよりも大きい寸法である
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記仕切り板は、その端部を曲げて形成される端部フランジ板を有し、
    前記固定用凸部の端縁は、前記端部フランジ板に接触し、
    前記固定用凸部の前記熱交換器側面板の送風室側の延在面を基準とする高さHは、
    前記仕切り板の端部フランジ板の前記熱交換器側面板の送風室側の外面を基準とする高さHsよりも低い
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1に記載の空気調和機において、
    前記固定用凸部は、前記仕切り板を前記熱交換器側面板に固定する固定部の近傍に配置されている
    ことを特徴とする空気調和機。
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