JP6435347B2 - 熱交換器用フィンの製造方法 - Google Patents
熱交換器用フィンの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6435347B2 JP6435347B2 JP2016565798A JP2016565798A JP6435347B2 JP 6435347 B2 JP6435347 B2 JP 6435347B2 JP 2016565798 A JP2016565798 A JP 2016565798A JP 2016565798 A JP2016565798 A JP 2016565798A JP 6435347 B2 JP6435347 B2 JP 6435347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product width
- metal strip
- row
- inter
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/02—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers
- B21D53/08—Making other particular articles heat exchangers or parts thereof, e.g. radiators, condensers fins, headers of both metal tubes and sheet metal
Description
かかる熱交換器用フィンは、図7に示すような熱交換器用フィンの製造装置1によって製造することができる(特許文献1参照)。
熱交換器用フィンの製造装置1には、アルミニウム等の金属製の薄板10がコイル状に巻かれたアンコイラー12が設けられている。アンコイラー12からピンチロール14を経て引き出された薄板10は、オイル付与装置16に挿入され、薄板10の表面に加工用オイルを付着させた後、プレス装置18内に設けられた金型装置20に供給される。
しかしながら現在、多穴の扁平チューブを用いた熱交換器が流通している。この扁平チューブを用いた熱交換器用フィンを図8Aおよび図8Bに示す。
チューブ挿入部34は、熱交換器用フィン30の幅方向の一方側からのみ形成されている。したがって、チューブ挿入部34とチューブ挿入部34との間の複数の板状部36は、長手方向に沿って伸びる連結部38によって連結されている。切り起し部37は、熱交換器用フィン30を積層させる際において、上下の熱交換器用フィン30の間に隙間を形成するためのものである。
このため、列間スリット装置とカットオフ装置との間では、カットオフ装置による1回の送り長さよりも長い長さを一時的に溜めるため、製品幅の金属帯状体を下方にたるませておくことがある。
このような高価な制御部を採用せずに製品幅の金属帯状体の絡みを防止すべく、製品幅の金属帯状体どうしを離反させようとすると、熱交換器用フィンの製造装置そのもの、または、設置面積の大型化が不可避になってしまう。これにより、工場の単位面積当たりにおける熱交換器用フィンの製造量が低下してしまい、熱交換器用フィンの製造コストの低減が阻害されるといった課題もある。
すなわち、本発明は、複数の透孔又は複数の切り欠き部を有する金属帯状体を形成する工程と、列間スリット装置により前記金属帯状体を列方向に切断して当該列方向に複数本整列させた製品幅の金属帯状体を形成して第1送り装置により送り出す工程と、前記列間スリット装置から送り出された複数本の前記製品幅の金属帯状体を、下方にたるませた状態を経てから第2送り装置によりカットオフ装置に送り込む工程と、前記カットオフ装置により複数本の前記製品幅の金属帯状体のそれぞれを所定長さに切断して熱交換器用フィンを形成する工程と、を有する熱交換器用フィンの製造方法において、前記列間スリット装置と前記カットオフ装置との間における前記製品幅の金属帯状体の長さを、隣り合う前記製品幅の金属帯状体の間で異ならせるように予めセッティングしておくことを特徴とする。
これにより、熱交換器用フィンの製造装置に新たな構成を付加することなく、熱交換器用フィンの製造歩留まりを向上させることができる。
アルミニウム等の未加工の金属製の薄板41は、アンコイラー40にコイル状に巻回されている。アンコイラー40から引き出された薄板41は、ループコントローラ42内に挿入され、間欠送りされる薄板41のばたつきがループコントローラ42によって抑えられる。
図2に示す金属帯状体48は、搬送方向(図2内の横方向の矢印)に直交する幅方向(図2内の縦方向の矢印)に4列の製品群が並んで形成されている。金属帯状体48を個片化して得られる各々の製品については、図8Aおよび図8Bを参照して説明するが、扁平チューブ32が挿入されるチューブ挿入部34が複数箇所に形成されており、チューブ挿入部34とチューブ挿入部34との間は、ルーバー35が形成された板状部36が形成されている。
上記の1つのルーバー35に対する2つの切り起し部37,37のうち、他方側の切り起し部37は、この連結部38上に形成されている。
このように、4つの製品を相対するように配置することによって、金型装置46および金属帯状体48の左右の荷重バランスが良くなる。
プレス装置47内の金型装置46で形成された金属帯状体48は、プレス装置47の下流側に設けられている第1送り装置50によって間欠的に搬送方向に送られる。第1送り装置50の送りタイミングは、NCフィーダ44と連動して動作するように設けられており、安定した間欠送りを可能とする。
切断装置66は、それぞれの製品幅の金属帯状体49を所定長さに切断することにより、最終的な熱交換器用フィン30を作成するものである。切断装置66は、各製品幅の金属帯状体49の上面側に配置された上刃68と、各製品幅の金属帯状体49の下面側に配置された下刃69とを有する。
上刃68と下刃69とが型閉じすることによって、各製品幅の金属帯状体49が搬送方向において所定長さ寸法に切断され、熱交換器用フィン30が製造される。
熱交換器用フィン30のスタック方法の一例について説明する。カットオフ装置60により所定寸法に切断された熱交換器用フィン30は、保持状態を継続する保持装置70に保持される。保持装置70の下方には、カットオフ装置60により所定長さに切断された熱交換器用フィン30を積層させるためのスタック装置80が設けられている。
スタック装置80は、保持装置70により保持されている熱交換器用フィン30のチューブ挿入部34に下方から挿通可能に立設された複数本のスタックピン81と、スタックピン81の下端に設けられた台座82を有している。台座82には台座82を上下方向(高さ方向)に移動させるための上下動装置83が設けられている。上下動装置83としてはモータ駆動装置が好適に用いられる。スタック装置80は以上に説明した構成に限定されるものではなく、他の構成例としてはマガジン状のスタック装置80を採用することもできる。
要は、列間スリット装置52から送り出された製品幅の金属帯状体49が列間スリット装置52とカットオフ装置60との間で、下方にたるませ状態を経た後にカットオフ装置60に送り込む際において、互いに隣接する製品幅の金属帯状体49どうしのたるみ形状を異ならせることができればよいのである。
さらには、以上に説明したすべての構成を適宜組み合わせた熱交換器用フィンの製造装置100を採用することもできる。
Claims (4)
- 複数の透孔又は複数の切り欠き部を有する金属帯状体を形成する工程と、
列間スリット装置により前記金属帯状体を列方向に切断して当該列方向に複数本整列させた製品幅の金属帯状体を形成して第1送り装置により送り出す工程と、
前記列間スリット装置から送り出された複数本の前記製品幅の金属帯状体を、下方にたるませた状態を経てから第2送り装置によりカットオフ装置に送り込む工程と、
前記カットオフ装置により複数本の前記製品幅の金属帯状体のそれぞれを所定長さに切断して熱交換器用フィンを形成する工程と、を有する熱交換器用フィンの製造方法において、
前記列間スリット装置と前記カットオフ装置との間における前記製品幅の金属帯状体の長さを、隣り合う前記製品幅の金属帯状体の間で異ならせるように予めセッティングしておくことを特徴とする熱交換器用フィンの製造方法。 - 前記列間スリット装置と前記カットオフ装置との間における前記製品幅の金属帯状体の長さを、隣り合う前記製品幅の金属帯状体の間で異ならせる際に、
前記列間スリット装置から送り出された前記製品幅の金属帯状体の送り方向における先端部分を前記第2送り装置に装着する際において、隣り合う前記製品幅の金属帯状体の間で、前記第2送り装置への装着位置を送り方向においてずらして装着することを特徴とする請求項1記載の熱交換器用フィンの製造方法。 - 前記製品幅の金属帯状体の送り方向における先端部分を、隣り合う前記製品幅の金属帯状体の間でずらした状態で前記第2送り装置に装着した後、
前記第2送り装置に装着した前記製品幅の金属帯状体の余剰長さ部分を切り取ることを特徴とする請求項2記載の熱交換器用フィンの製造方法。 - 前記列間スリット装置から送り出された前記製品幅の金属帯状体の送り方向における先端部分を前記第2送り装置に装着する際において、
隣り合う前記製品幅の金属帯状体の前記列間スリット装置と前記カットオフ装置との間の送り方向における長さ寸法を予め異ならせておくことを特徴とする請求項2記載の熱交換器用フィンの製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/084500 WO2016103444A1 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2016103444A1 JPWO2016103444A1 (ja) | 2017-10-05 |
JP6435347B2 true JP6435347B2 (ja) | 2018-12-05 |
Family
ID=56149533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016565798A Active JP6435347B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 熱交換器用フィンの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6435347B2 (ja) |
CN (1) | CN107107160B (ja) |
WO (1) | WO2016103444A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108246916B (zh) * | 2017-12-04 | 2023-12-22 | 林宇凯 | 一种翅片穿管装置 |
WO2019198471A1 (ja) * | 2018-04-10 | 2019-10-17 | 三菱電機株式会社 | フィン製造装置及びフィン製造方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2617989B2 (ja) * | 1988-06-01 | 1997-06-11 | 株式会社オリイ | フィードロール装置 |
JPH0335958U (ja) * | 1989-08-15 | 1991-04-08 | ||
JPH05338872A (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-21 | Kawasaki Steel Corp | スリットされたストリップの案内装置 |
JP2001347418A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-18 | Daikin Ind Ltd | 管材の切断装置及びそれを備えた加工装置 |
JP4579782B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2010-11-10 | 日高精機株式会社 | 金属帯状体の送り装置 |
JP5090485B2 (ja) * | 2010-03-01 | 2012-12-05 | 日高精機株式会社 | コルゲートフィン製造装置 |
JP5295290B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2013-09-18 | 日高精機株式会社 | 扁平チューブ用フィンの製造装置 |
JP5505913B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-28 | 日高精機株式会社 | 扁平チューブ用フィンの製造装置 |
CN103949518B (zh) * | 2014-05-05 | 2015-09-16 | 常州立方能源技术有限公司 | 滚槽机 |
-
2014
- 2014-12-26 JP JP2016565798A patent/JP6435347B2/ja active Active
- 2014-12-26 CN CN201480084334.XA patent/CN107107160B/zh active Active
- 2014-12-26 WO PCT/JP2014/084500 patent/WO2016103444A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107107160A (zh) | 2017-08-29 |
CN107107160B (zh) | 2018-09-18 |
WO2016103444A1 (ja) | 2016-06-30 |
JPWO2016103444A1 (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5445876B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
JP5505913B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
JP5578378B2 (ja) | 熱交換器用フィンの製造装置 | |
JP5594674B2 (ja) | スタック装置及び扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
JP5522419B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
CN103170842A (zh) | 扁平管翅片制造装置 | |
US9358603B2 (en) | Feeding apparatus for metal strips and manufacturing apparatus for heat exchanger fins | |
JP6166840B2 (ja) | 熱交換器用フィンの製造装置 | |
JP6435347B2 (ja) | 熱交換器用フィンの製造方法 | |
JP6435346B2 (ja) | 熱交換器用フィンの製造装置 | |
JP5445875B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンおよび扁平チューブ用フィンの製造金型と金属帯状体の送り装置 | |
WO2019131377A1 (ja) | フィン製造装置及びフィン製造方法 | |
WO2015029145A1 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
JP2015123453A (ja) | 熱交換器用フィン製造装置、熱交換器用フィン、及び、熱交換器 | |
JP5382823B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 | |
JP5308503B2 (ja) | 扁平チューブ用フィンの製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6435347 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |