JP6435213B2 - 微粒子測定システム - Google Patents
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Description
[形態1]内燃機関の排ガス中の微粒子量に相関する測定信号を出力する測定信号生成回路と、前記測定信号に基づき前記微粒子量を決定する微粒子量決定部と、前記内燃機関に関する状態が、前記微粒子量が既知の量であるとみなし得る所定状態であることを示す所定信号を受信する信号受信部と、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号のずれと、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号に基づき特定される前記微粒子量のずれと、のうちのいずれかのずれの補正を実行する校正実行部と、を備える微粒子測定システムであって、前記校正実行部は、前記信号受信部により前記所定信号が受信された場合に、前記補正を実行し、コロナ放電によってイオンを発生させるイオン発生部と、前記排ガス中の少なくとも一部の微粒子を、前記イオンを用いて帯電させるための帯電室と、前記微粒子の帯電に使用されなかった前記イオンの少なくとも一部を捕捉するイオン捕捉部と、を更に備え、前記測定信号生成回路は、前記イオン発生部から発生された前記イオンの量と、前記イオン捕捉部に捕捉された前記イオンの量との差分に相当する電流値に基づいて、前記測定信号を出力し、前記校正実行部は、前記イオン発生部を駆動させた状態で取得される前記測定信号に基づいて、前記補正を実行する、ことを特徴とする微粒子測定システム。
[形態2]内燃機関の排ガス中の微粒子量に相関する測定信号を出力する測定信号生成回路と、前記測定信号に基づき前記微粒子量を決定する微粒子量決定部と、前記内燃機関に関する状態が、前記微粒子量が既知の量であるとみなし得る所定状態であることを示す所定信号を受信する信号受信部と、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号のずれと、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号に基づき特定される前記微粒子量のずれと、のうちのいずれかのずれの補正を実行する校正実行部と、を備える微粒子測定システムであって、前記校正実行部は、前記信号受信部により前記所定信号が受信された場合に、前記補正を実行し、前記既知の量は、ゼロであり、前記所定状態は、前記内燃機関が駆動していると共に前記内燃機関への燃料供給が遮断されている状態である、ことを特徴とする微粒子測定システム。
A1.システム構成:
図1は、本発明の一実施形態としての微粒子測定システムを適用した車両の概略構成を示す説明図である。図1(a)は、微粒子測定システム10を搭載した車両500の概略構成を例示した説明図である。図1(b)は、車両500に取り付けられた微粒子測定システム10の概略構成を例示した説明図である。微粒子測定システム10は、微粒子センサ100と、ケーブル200と、センサ駆動部300とを備えており、内燃機関400から排出される排ガスに含まれる煤などの微粒子の量を測定する。内燃機関400は、車両500の動力源であり、ディーゼルエンジン等によって構成されている。
Iin=Idc+Itrp+Iesc ・・・(1)
ここで、Iinは第1の電極112の入力電流であり、Idcは隔壁42を介してケーシングCSに流れる放電電流であり、ItrpはケーシングCSに捕捉された陽イオンPIの電荷量に相当する捕捉電流であり、Iescはイオン捕捉部130において捕捉されずに外部に流出した陽イオンPIの電荷量に相当する漏洩電流である。
Iesc=Iin−(Idc+Itrp) ・・・(2)
測定信号生成回路740には、この漏洩電流Iescに相当する電流Icが流れる。測定信号生成回路740は、この電流Icに応じた測定信号Sescを生成してセンサ制御部600に出力する。センサ制御部600の微粒子量決定部610は、測定信号Sescに基づいて排ガスに含まれる微粒子量を決定する。
図4は、測定信号生成回路740の構成を示すブロック図である。測定信号生成回路740は、増幅回路741と、負帰還抵抗742と、抵抗743とを含む。増幅回路741としてはオペアンプを利用可能である。増幅回路741の反転入力端子は、抵抗743、配線771、および信号線223を介して二次側グランドSGLに接続されている。信号線223は、図3に示すように、微粒子センサのケーシングCSに接続されている。増幅回路741の非反転入力端子には、一次側グランドPGLに対して一定の基準電圧(例えば、0.5V)を与える電源Vrefが配線773を介して接続されている。以下の説明では、この電源Vrefの基準電圧を表す際にも同じ符号「Vref」を用いる。増幅回路741の非反転入力端子に基準電圧Vrefを入力すれば、増幅回路741の2つの入力端子間の電位差を、誤差(バイアス電流やオフセット電圧による誤差等)の生じにくい電位差範囲に近づけるように調整することができる。増幅回路741の反転入力端子には、後に詳述するように、微粒子センサ100の漏洩電流Iesc(図3)に相当する電流Icが流れる。この電流Icは、増幅回路741によって電圧E1に変換される。電圧E1を示す信号Sescは、測定信号として、配線772を介してセンサ制御部600に供給される。
E1=Ic×R1+Vref ・・・(3)
ここで、Icは補償電流、R1は負帰還抵抗742の抵抗値、Vrefは増幅回路741の基準電圧である。
図5は、本実施形態における微粒子量決定処理の手順を示すフローチャートである。微粒子測定システム10では、車両制御部420からイグニッションオンの信号を受信すると、微粒子量決定処理が実行される。微粒子量決定部610は、測定信号Sescの電圧レベルに対応する電流Icの電流値を特定して電流値格納部640に記憶させる(ステップS105)。微粒子量決定部610は、補正値格納部660に格納されている補正値を用いてステップS105で特定された電流値を補正する(ステップS110)。上述のように、この補正値の初期値はゼロであり、また、補正値は校正処理により更新され得る。この補正値を適切な値に設定することにより、絶縁部材の絶縁性の低下等に起因して測定信号Sescのずれが生じても、本来の微粒子量に対応する信号を得ることができる。
図6は、本実施形態における校正処理の手順を示すフローチャートである。この校正処理は、上述の微粒子量決定処理で用いられる補正値を適切な値に設定(更新)するための処理である。本実施形態では、排ガス中の微粒子量が本来ゼロである場合の測定信号Sescのずれを特定し、このずれをキャンセルするような補正値を決定する。本実施形態では、車両500が予め設定されている所定の距離(例えば、5000キロメートル)を走行する度に、校正処理が実行される。
図7は、第2実施形態における校正処理の手順を示すフローチャートである。第2実施形態の微粒子測定システムの構成は、第1実施形態の微粒子測定システム10の構成と同じであるので、同一の構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。第2実施形態の校正処理は、ステップS205に代えてステップS205aを実行する点と、ステップS220を省略する点とにおいて、第1実施形態の校正処理と異なる。第2実施形態の校正処理におけるその他の手順は、第1実施形態と同じであるので、同一の手順には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、第2実施形態における微粒子量決定処理は、第1実施形態における微粒子量決定処理と同じであるので、詳細な説明を省略する。
C1.変形例1:
各実施形態では、コロナ放電によって陽イオンPIを発生させ、かかる陽イオンPIを帯電室に流入した排ガスと混合させることにより微粒子Sを帯電させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、電極の表面上に粒子を付着させて、電極に高電圧を印加することにより、微粒子Sを帯電した帯電粒子とする帯電部をセンサ本体に有する微粒子測定システム10に、本発明を適用してもよい(例えば、米国特許公開公報US2012/0312074A1および米国特許公開公報US2013/0219990A1参照)。
各実施形態では、微粒子量決定処理と校正処理とを、別ルーチンとして実行していたが、単一のルーチンとして実行してもよい。この場合、単一のルーチンは、微粒子量決定処理と捉えることもでき、また、校正処理と捉えることもできる。すなわち、微粒子量決定処理内において補正値を更新してもよいし、校正処理において電流値の補正を行なってもよい。
各実施形態では、微粒子量決定処理および校正処理は、いずれもセンサ制御部600において実行されていたが、これら処理のうち、少なくとも一方を、車両制御部420において実行される構成としてもよい。例えば、微粒子量決定処理はセンサ制御部600(微粒子量決定部610)が実行し、校正処理は車両制御部420が実行する構成としてもよい。この構成では、校正処理のステップS215において、車両制御部420は、センサ制御部600からN回分の電流値を取得すればよい。また、ステップS230において、車両制御部420は、ステップS225で算出された平均値をセンサ制御部600に送信し、センサ制御部600は受信した平均値を補正値格納部660に上書きして記憶すればよい。この構成においては、車両制御部420は、請求項における信号受信部および校正実行部に相当する。
各実施形態では、排ガス中の微粒子量がゼロであるとみなし得る状態で得られた電流値に基づき補正値を決定していたが、ゼロに代えて、任意の既知の量とみなし得る状態で得られた電流値に基づき補正値を決定してもよい。この構成では、予め、絶縁部材の絶縁性が低下していない状態(すなわち、リーク電流が発生していない状態)において、排ガス中の微粒子量が既知の量である場合の電流値を求めておき、かかる電流値とステップS225で求めた電流値の平均値との差分の電流値を、補正値として決定することが好ましい。また、この構成では、車両制御部420からセンサ駆動部300(校正実行部620)に対して、排ガス中の微粒子量が既知の量であるとみなし得る状態であることを示す所定の信号を送信し、ステップS205に代えて、かかる信号の受信を待機することが好ましい。上述の所定の信号の出力は、例えば、予め、燃料噴射量や内燃機関400の回転数等の内燃機関400の駆動に関するパラメータと、排ガス中の微粒子量との関係を特定しておき、内燃機関400の駆動に関するパラメータが、排ガス中の微粒子量が既知の量に対応する値となった場合に実行されることが好ましい。
各実施形態では、微粒子量決定処理において測定信号Sescの電流値を補正し、かかる補正に用いられる補正値を、校正処理において更新していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、微粒子量決定処理において、測定信号Sescの電流値に基づき微粒子量を決定すると共に決定された微粒子量を補正し、校正処理において、微粒子量を補正するために用いられる補正値を更新してもよい。この構成においては、例えば、排ガス中の微粒子量がゼロであるとみなし得る状態で得られた電流値に基づき微粒子量を求め、かかる微粒子量を補正値として決定する。本来、この状態において得られる微粒子量はゼロであるので、ゼロ以外の値として得られる微粒子量は、リーク電流等の原因により求められる誤差分の微粒子量に相当する。したがって、微粒子量決定処理では、かかる誤差分の微粒子量を、測定信号Sescの電流値に基づき決定された微粒子量から差し引くことで、微粒子量を精度良く求めることができる。
各実施形態の微粒子量決定処理のステップS115では、微粒子量マップを参照して微粒子量を決定していたが、かかるマップに代えて、測定信号Sescの電圧値と微粒子量との関係を示す関係式を用いて演算することにより、微粒子量を決定してもよい。
各実施形態では、排ガス中の微粒子量がゼロであるとみなし得る状態であることを示す信号として、フューエルカット信号およびイグニッションオフ信号が用いられていたが、これらの信号に限らず、他の信号を用いても良い。例えば、車両500において、車速が所定値以下となった場合に内燃機関400の駆動を停止させるいわゆるアイドリングストップ制御が実行される構成においては、かかるアイドリングストップ制御がオンであることを示す信号を、排ガス中の微粒子量がゼロであるとみなし得る状態であることを示す信号として用いてもよい。また、燃料噴射量がゼロであることを示す信号を、排ガス中の微粒子量がゼロであるとみなし得る状態であることを示す信号として用いてもよい。
第1実施形態では、所定回数分電流値を取得している途中でフューエルカット信号が解除された場合に、ステップS205に戻っていたが、ステップS205に戻ることに代えて、フューエルカット信号が解除されるまでに得られた電流値(N−1以下の回数分の電流値)の平均値を求めて、かかる電流値を補正値として上書きしてもよい。
実施形態では、微粒子測定システム10は車両500に搭載され、内燃機関400の排ガスに含まれる微粒子量を測定していたが、本発明はこれに限定されない。船等の任意の移動体に搭載された内燃機関や、定置型の内燃機関等、他の任意の内燃機関の排ガスに含まれる微粒子を測定してもよい。
実施形態では、校正処理は、車両500が所定の距離だけ走行する度に実行されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、車両制御部420からイグニッションオンの信号を受信すると、微粒子量決定処理の開始と共に校正処理が開始されてもよい。すなわち、1回の運転(イグニッションオンからオフまでの期間)において1回実行されてもよい。また、例えば、図示しないタイマーで計時し、所定期間(例えば、30日間)が経過する度に校正処理が実行されてもよい。
25…セラミックパイプ
31…ガス流路
35…排出孔
41…ノズル
42…隔壁
45…流入孔
55…空気供給孔
100…微粒子センサ
100e…先端部
100r…後端部
110…イオン発生部
111…イオン発生室
112…第1の電極
120…排ガス帯電部
121…帯電室
130…イオン捕捉部
131…捕捉室
132…第2の電極
200…ケーブル
221…第1の配線
222…第2の配線
223…信号線
224…空気供給管
230…シャント抵抗
300…センサ駆動部
400…内燃機関
402…排ガス配管
405…燃料配管
406…センサ
410…フィルタ装置
420…車両制御部
430…燃料供給部
440…電源部
500…車両
600…センサ制御部
610…微粒子量決定部
620…校正実行部
630…マップ格納部
640…電流値格納部
650…微粒子量格納部
660…補正値格納部
700…電気回路部
710…一次側電源回路
711…放電電圧制御回路
712…トランス駆動回路
720…絶縁トランス
730…コロナ電流測定回路
740…測定信号生成回路
741…増幅回路
742…負帰還抵抗
743…抵抗
751…第1の整流回路
752…第2の整流回路
753…ショート保護用抵抗
754…ショート保護用抵抗
761,763…配線
771〜773…配線
800…空気供給部
CS…ケーシング
DL…延伸方向
E1…電圧
F…矢印
Ic…電流、補償電流
Idc…放電電流
Iin…入力電流
Iesc…電流、漏洩電流
Itrp…捕捉電流
PI…陽イオン
PGL…一次側グランド
S…微粒子
Sesc…測定信号
Sdc+trp…信号
SGL…二次側グランド
Vref…電源、基準電圧
Claims (6)
- 内燃機関の排ガス中の微粒子量に相関する測定信号を出力する測定信号生成回路と、
前記測定信号に基づき前記微粒子量を決定する微粒子量決定部と、
前記内燃機関に関する状態が、前記微粒子量が既知の量であるとみなし得る所定状態であることを示す所定信号を受信する信号受信部と、
前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号のずれと、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号に基づき特定される前記微粒子量のずれと、のうちのいずれかのずれの補正を実行する校正実行部と、
を備える微粒子測定システムであって、
前記校正実行部は、前記信号受信部により前記所定信号が受信された場合に、前記補正を実行し、
コロナ放電によってイオンを発生させるイオン発生部と、
前記排ガス中の少なくとも一部の微粒子を、前記イオンを用いて帯電させるための帯電室と、
前記微粒子の帯電に使用されなかった前記イオンの少なくとも一部を捕捉するイオン捕捉部と、
を更に備え、
前記測定信号生成回路は、前記イオン発生部から発生された前記イオンの量と、前記イオン捕捉部に捕捉された前記イオンの量との差分に相当する電流値に基づいて、前記測定信号を出力し、
前記校正実行部は、前記イオン発生部を駆動させた状態で取得される前記測定信号に基づいて、前記補正を実行する、
ことを特徴とする微粒子測定システム。 - 請求項1に記載の微粒子測定システムにおいて、
前記既知の量は、ゼロである、
ことを特徴とする微粒子測定システム。 - 請求項2に記載の微粒子測定システムにおいて、
前記所定状態は、前記内燃機関が駆動していると共に前記内燃機関への燃料供給が遮断されている状態である、
ことを特徴とする微粒子測定システム。 - 請求項3に記載の微粒子測定システムにおいて、
前記校正実行部は、前記信号受信部により前記所定信号が受信されてから所定期間経過後に、前記補正を実行する、
ことを特徴とする微粒子測定システム。 - 請求項2に記載の微粒子測定システムにおいて、
前記所定状態は、前記内燃機関の駆動が停止している状態である、
ことを特徴とする微粒子測定システム。 - 内燃機関の排ガス中の微粒子量に相関する測定信号を出力する測定信号生成回路と、
前記測定信号に基づき前記微粒子量を決定する微粒子量決定部と、
前記内燃機関に関する状態が、前記微粒子量が既知の量であるとみなし得る所定状態であることを示す所定信号を受信する信号受信部と、
前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号のずれと、前記微粒子量が前記既知の量である場合の前記測定信号に基づき特定される前記微粒子量のずれと、のうちのいずれかのずれの補正を実行する校正実行部と、
を備える微粒子測定システムであって、
前記校正実行部は、前記信号受信部により前記所定信号が受信された場合に、前記補正を実行し、
前記既知の量は、ゼロであり、
前記所定状態は、前記内燃機関が駆動していると共に前記内燃機関への燃料供給が遮断されている状態である、
ことを特徴とする微粒子測定システム。
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