JP6434205B2 - 電線撚り合わせ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電線撚り合わせ装置に係り、特に、複数の電線を撚り合わせて成る撚り合わせ線を製造するための電線撚り合わせ装置に関するものである。
撚り合わせ線として一般的なツイストペア線は、電磁波の発生を抑制したり、電磁波を吸収したりすることができる電線であって、複数本(例えば、2本)の電線を依り合わせることにより製造されている。このツイストペア線を製造する電線撚り合わせ装置としては、複数の電線の長手方向に離間して配置され、それぞれ電線を保持する一対の電線保持部を備え、一対の電線保持部の一方を軸芯回りに回転させることにより、複数の電線を撚り合わせるものが知られている(例えば特許文献1、2に記載)。
従来、上述した一対の電線保持部は、作業台の上に水平に並べて配置されている。このため、電線撚り合わせ装置の配置スペースとして、電線長と同じ長さが必要である、という問題が発生していた。
また、複数台の電線撚り合わせ装置に対して一人の作業員が電線のセット、取り外し作業を行う場合、電線撚り合わせ装置の配置によっては(例えば2台の電線撚り合わせ装置を並列に配置して、2台の間で作業した場合)、振り向き作業が発生することがある。さらに、電線撚り合わせ装置は、横長であるため、電線のセット、取り外しのために長い歩行距離が発生し、いずれの場合も作業時間がかかる、という問題もあった。
特開2008−277032号公報 特開平8−222052号公報
そこで、本発明は、省スペース化及び作業時間の短縮を図った電線撚り合わせ装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、複数の電線の長手方向に離間して配置され、それぞれ前記電線の端部クランプする一対の電線保持部を備え、前記一対の電線保持部の一方を軸芯回りに回転させることにより、前記複数の電線を撚り合わせる電線撚り合わせ装置において、前記一対の電線保持部が、上下方向の位置を異ならせて配置され、上側の前記電線保持部のみを上下に移動させる移動部を備えたことを特徴とする電線撚り合わせ装置に存する。
請求項記載の発明は、前記電線保持部の回転及び前記移動部の駆動を制御する制御手段をさらに備え、前記制御手段が、操作手段の操作に応じて前記移動部を制御して上側の前記電線保持部を上昇させた後に、前記電線保持部の回転を開始し、前記電線保持部の回転が終了すると前記移動部を制御して上側の前記電線保持部を下降させることを特徴とする請求項に記載の電線撚り合わせ装置に存する。
請求項記載の発明は、前記一対の電線保持部の並び方向が、上下方向に対して傾いていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電線撚り合わせ装置に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、一対の電線保持部が上下方向の位置を異ならせて配置されているので、縦長となり省スペース化を図ることができる。また、縦長とすることにより振り向き作業や長い歩行距離がなくなり、作業時間も短縮することができる。
請求項記載の発明によれば、上側の電線保持部が移動部によって上下に移動できるため、上側の電線保持部に電線をセットしたり、取り外す際に、上側の電線保持部を下降させることができ、作業が容易になり、作業時間をより一層短縮することができる。
請求項記載の発明によれば、一対の電線保持部に電線を保持させた後に、操作手段を操作するだけで、自動的に上側の電線保持部が上昇し、電線保持部が回転する。電線保持部の回転が終了すると自動的に上側の電線保持部が下降して、電線の取り外し、セットの作業が容易に行える位置に移動するため、作業時間をより一層短縮することができる。
請求項記載の発明によれば、上側の電線保持部を下降させて、一対の電線保持部に撚られる前の電線を保持させる際に、その電線の垂れる位置、方向を規制でき、その後、上側の電線保持部が上昇して電線の両端間の距離を広げる際に電線が下側の電線保持部に引っかかったり絡んだりするのを防止できる。
(A)及び(B)は、第1実施形態における本発明の電線撚り合わせ装置としての縦置ツイスト機の正面図及び側面図である。 図1に示すツイスト機本体の斜視図である。 図2のI−I線概略断面図である。 図1に示す縦置ツイスト機の電気構成図を示す。 第2実施形態における縦置ツイスト機の側面図である。 図5に示す支持部の正面図である。 図5に示す支持部の背面図である。
第1実施形態
本発明の第1実施形態について図1〜図4を参照して以下説明する。本発明の電線撚り合わせ装置としての縦置ツイスト機1は、複数本の電線2を撚り合わせた撚り合わせ線を製造するものであって、本実施形態では、2本の電線2を撚り合わせたツイストペア線を製造する装置を例示して説明する。なお、本発明の電線撚り合わせ装置によって製造される撚り合わせ線としては、2本の電線2を撚り合わせたものに限らず、3本以上の電線2を撚り合わせた多芯ケーブルであってもよい。
図1などに示すように、縦置ツイスト機1は、2本の電線2を撚り合わせるツイスト本体部3と、ツイスト本体部3を支持する支持部4と、を備えている。まず、ツイスト本体部3について説明する。ツイスト本体部3は、図2などに示すように、上下方向に延びる長尺状のベース31と、ベース31上に2本の電線2の長手方向に離間して配置され、それぞれ電線2を保持する一対の電線保持部としての固定クランプ32及び回転クランプ33と、回転クランプ33を軸芯回りに回転させて、電線2を撚り合わせる回転部34と、固定クランプ32を上下に移動させる移動部35と、これら回転部34及び移動部35の駆動を制御する制御手段としての制御装置36(図4参照)と、操作手段としての起動ボタン37(図4参照)と、を備えている。
上記2本の電線2は、同じ長さに切断されて、その一端が2本まとめて固定クランプ32にクランプ(保持)され、他端が2本まとめて回転クランプ33にクランプされる。ベース31は、長尺の板状に設けられ、その長手方向が上下方向に沿って配置されている。
固定クランプ32及び回転クランプ33は、このベース31上にその長手方向に離間して配置されている。これにより、固定クランプ32及び回転クランプ33は、上下方向に沿って並べて配置される。
固定クランプ32は、後述する移動部35のスライダ35Bに搭載された支持台32Aと、支持台32Aから回転クランプ33に向かって突出した固定軸32Bと、固定軸32B先端に設けられたクランプ部32Cと、を備えている。クランプ部32Cは、固定軸32B先端のベース31側に固定された固定ベース32C1と、この固定ベース32C1に搭載された固定クランプ片32C2と、を備えている。固定クランプ片32C2は、例えばゴムなどの弾性部材から構成されていて、固定ベース32C1の回転クランプ33側の端部に固定されている。
また、クランプ部32Cは、固定軸32Bのベース31から離れた側に突設された支柱32C3と、この支柱32C3に揺動可能に支持されたクランプレバー32C4と、クランプレバー32C4の支柱32C3よりも回転クランプ33側から突出された軸部32C5と、軸部32C5の先端に取り付けられた可動クランプ片32C6と、を備えている。軸部32C5は、固定クランプ片32C2に向かって突出している。可動クランプ片32C6も、例えばゴムなどの弾性部材から構成されている。
以上の構成によれば、クランプレバー32C4の支柱32C3よりも回転クランプ33から離れた側である操作レバー32C7をベース31に向かって押すと、クランプレバー32C4が支柱32C3を中心に回転して、可動クランプ片32C6が固定クランプ片32C2から離れ、この間に電線2の一端を挿入できる。また、操作レバー32C7をベース31から離すように引くと、クランプレバー32C4が支柱32C3を中心に回転して、可動クランプ片32C6が固定クランプ片32C2に近づき互いの間に電線2をクランプする。
回転クランプ33は、図2などに示すように、後述する回転部34に接続される回転軸33Aと、回転軸33A先端に設けられたクランプ部33Bと、を備えている。クランプ部33Bは、回転軸33A先端のベース31側に固定された固定ベース33B1と、この固定ベース33B1に搭載された固定クランプ片33B2と、を備えている。固定クランプ片33B2は、例えばゴムなどの弾性部材から構成されていて、固定ベース33B1の固定クランプ32側の端部に搭載されている。
また、クランプ部33Bは、回転軸33Aのベース31から離れた側に突設された支柱33B3と、この支柱33B3に揺動可能に支持されたクランプレバー33B4と、クランプレバー33B4の固定クランプ32側に突出された軸部33B5と、軸部33B5の先端に取り付けられた可動クランプ片33B6と、を備えている。軸部33B5は、固定クランプ片33B2に向かって突出している。可動クランプ片33B6も、例えばゴムなどの弾性部材から構成されている。
以上の構成によれば、クランプレバー33B4の固定クランプ32から離れた側である操作レバー32B7をベース31に向かって押すと、操作レバー32B7が支柱32C3を中心に回転して、可動クランプ片33B6が固定クランプ片33B2から離れ、この間に電線2の一端を挿入できる。また、操作レバー32B7をベース31から離す方向に引くと、可動クランプ32B5が固定クランプ片33B2に近づき互いの間に電線2をクランプする。
上記回転軸33Aは、回転部34によって軸芯回りに回転され、これにより回転クランプ33が軸芯回りに回転する。回転部34は、ベース31に搭載された支持台34Aと、回転軸33Aに回転力を与えるモータ34Bと、このモータ34Bを支持するモータ台34Cと、回転軸33Aを支持する軸支部34Dと、を備えている。
支持台34Aは、平板状に形成されていて、ベース31に搭載されている。なお、ベース31は、回転クランプ33側の端部が幅広に設けられ、支持台34Aはその幅広の部分に搭載されている。
モータ台34Cは、支持台34Aから立設して、その側面にモータ34Bが取り付けられている。これにより、モータ34Bの回転軸(図示せず)を上方に向けて、回転クランプ33の回転軸33Aに接続することができる。軸支部34Dは、ベース31から立設されている。本実施形態では、軸支部34Dは、2つ設けられ、回転軸33Aに沿って並べて設けられている。この軸支部34Dには、回転軸33Aを通す穴部(図示せず)が設けられ、この穴部に回転軸33Aを通すことにより、回転軸33Aを回転自在に支持する。この回転部34は、埃などの侵入を防ぐために上下方向に開口が設けられたフード38により覆われている。このフード38は開閉可能に設けられている。
移動部35は、例えば、0.3m〜9.0m程度の長さの電線2のうち2/3以上の範囲で固定クランプ32を上下することができる。また、移動部35は、電線2に対して70N〜100Nのテンションを付与させる位置に固定クランプ32を上下することができる。なお、回転クランプ33は、固定クランプ32と逆方向(フロア方向)が図示しないコイルバネにより付勢されており、過剰なテンションにより電線2が痛むことを防止する構成となっていてもよい。
上記移動部35は、図3などに示すように、所謂ボールネジ式の一軸ロボットから構成されている。同図に示すように、移動部35は、上下方向に沿って設けられたボールネジ35Aと、ボールネジ35Aに螺合され、ボールネジ35Aが軸芯回りに回転すると、ボールネジ35Aの長手方向(即ち上下方向)に沿って移動するスライダ35Bと、ボールネジ35Aに回転力を与えるモータ35Cと、これらを収容する収容ケース35D(図2参照)と、を備えている。なお、図3からは収容ケース35Dは省略している。上述した移動部35によれば、モータ35Cによりボールネジ35Aの軸芯回りを回転させるとスライダ35Bが上下方向に移動し、このスライダ35Bに搭載された固定クランプ32も上下方向に移動する。
制御装置36は、例えばマイクロコンピュータ(以下マイコン)から構成され、モータ34B及び35Cの駆動を制御している。起動ボタン37は、縦置ツイスト機1に電線2をセットした後、作業員によって操作されるボタンであり、制御装置36に接続されている。
次に、このツイスト本体部3を支持する支持部4について説明する。支持部4は、複数のポールをジョイントで組み立てて構成している。支持部4は、図1に示すように、上下方向に沿って配置された互いに平行な一対の上下ポール41R及び41Lと、これらポール41R及び41Lの下端同志を連結する連結ポール42と、工場のフロア上に水平に並べられ、上下ポール41R及び41Lがそれぞれ略中央に連結された一対のポール43R及び43Lと、を備えている。
上述したツイスト本体部3のベース31には、その幅方向の両端から連結アーム39が複数突設され、連結アーム39の先端が上下ポール41及び42に接続されている。これにより、固定クランプ32及び回転クランプ33が上下に配置されるようにツイスト本体部3が支持部4により支持される。
次に、上述した縦置ツイスト機1を用いたツイストペア線の製造手順について説明する。まず、固定クランプ32は、移動部35による移動範囲のうち一番下まで下降していて、固定クランプ32は作業員の作業がしやすい位置に配置されている。所定長さに切断された電線2は、その一端が2本ずつ左右方向に長尺のサオ(図示せず)に保持され、その他端がサオから垂れ下がっている。サオには、電線2を挟持する挟持部が左右方向に沿って複数設けられていて、複数の電線2が保持されている。
まず、作業員は、固定クランプ32側に設けた図示しない受け部に電線2が保持されたサオをおく。このとき電線2と固定クランプ32との位置が合うように、サオを受け部に乗せる。次に、作業員は、固定クランプ32の操作レバー32C7を操作して、サオから垂れ下がっている2本の電線2の他端を固定クランプ32にクランプさせる。その後、作業員は、サオに保持されている2本の電線2の一端をサオから外し、回転クランプ33の操作レバー32B7を操作して、2本の電線2の一端を回転クランプ33にクランプさせる。これにより、縦置ツイスト機1に電線2がセットされる。
なお、固定クランプ32が一番下まで下降している状態では、固定クランプ32と回転クランプ33との距離は、電線2の長さよりも短く、電線2はたるんだ状態で保持される。その後、作業員は、起動ボタン37を操作する。起動ボタン37を操作すると、制御装置36は、モータ35Cを制御して、固定クランプ32を上昇させる。このときサオも一緒に上昇する。この固定クランプ32の上昇により、電線2はテンションがかけられた状態で保持される。
その後、制御装置36は、モータ34Bを制御して、回転クランプ33を回転する。これにより、2本の電線2が撚られる。制御装置36は、回転クランプ33を所定回数だけ回転させると、モータ34Bを制御して、回転クランプ33の回転を終了させる。その後、制御装置36は、モータ35Cを制御して固定クランプ32を一番下まで下降させて、再び固定クランプ32を作業員の作業がしやすい位置に配置する。
その後、作業員は、撚られた2本の電線2の両端にテープを巻いた後、回転クランプ33の操作レバー32B7を操作して、撚り合わされた2本の電線2の一端を外して、サオの元の位置に保持させる。その後、固定クランプ32の操作レバー32B7を操作して、撚り合わされた2本の電線2の他端を外して、サオからぶら下げておく。これを繰り返して、サオに保持されたすべての電線2の撚り合わせが終了すると、サオを取り外す。
上述した実施形態によれば、固定クランプ32及び回転クランプ33が上下方向の位置を異ならせて配置されているので、縦長となり省スペース化を図ることができる。また、縦長とすることにより振り向き作業や長い歩行距離がなくなり、作業時間も短縮することができる。
また、上述した実施形態によれば、一対の固定クランプ32及び回転クランプ33のうち上側が移動部35によって上下に移動できるため、固定クランプ32に電線2をセットしたり、取り外す際に、固定クランプ32を下降させることができ、作業が容易になり、作業時間をより一層短縮することができる。
また、上述した実施形態によれば、固定クランプ32及び回転クランプ33に電線2を保持させた後に、起動ボタン37を操作するだけで、自動的に固定クランプ32が上昇し、回転クランプ33が回転する。回転クランプ33の回転が終了すると自動的に固定クランプ32の上側が下降して、電線2の取り外し、セットの作業が容易に行える位置に移動するため、作業時間をより一層短縮することができる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について図5〜図7を参照して以下説明する。第1実施形態では、固定クランプ32及び回転クランプ33の並び方向が上下方向に沿うように設けていたが、第2実施形態では、固定クランプ32及び回転クランプ33の並び方向が上下方向に対して傾くように設けられている。このため、第2実施形態では、ツイスト本体部3は第1実施形態と同等であるが、支持部4の構成が大きく異なる。
同図に示すように、支持部4は、複数のポールをジョイントで組み立てて構成している。なお、以下、前後方向、左右方向とは、固定クランプ32及び回転クランプ33側に立った作業者から見た前後方向、左右方向を言う。詳しく説明すると、支持部4は、工場のフロア上に上下方向に沿って配置された4つの土台ポール4a〜4dを備えている。4つの土台ポール4a1〜4dは、四角形の4隅に並べて配置されている。また、支持部4は、この4つの土台ポール4a〜4dを連結して、土台ポール4a〜4dを補強する4つの連結ポール4eを備えている。
4つの連結ポール4eのうち2つは、前後方向に沿って左右並べて配置され、それぞれ作業者から見て右前に配置された土台ポール4a及び右後ろに配置された土台ポール4b間、左前に配置された土台ポール4c及び左後ろに配置された土台ポール4d間を連結する。残りの2つの連結ポール4eは、左右方向に沿って前後並べて配置され、それぞれ右前に配置された土台ポール4a及び左前に配置された土台ポール4c間、右後ろに配置された土台ポール4b及び左後ろに配置された土台ポール4d間を連結する。
また、支持部4は、前後方向に沿って左右に並べて配置された一対の下側支持ポール4fと、一対の下側支持ポール4fの中間にその下端が接続され、上下方向に沿って配置された一対の上下ポール4gと、一対の下側支持ポール4fの後端にその下端が接続され、上下方向に沿って配置された一対の上下ポール4hと、一対の上下ポール4hの上端、中間、下端を連結して補強する3つの連結ポール4iと、を備えている。一対の下側支持ポール4fは、土台ポール4a〜4dに支持され、土台ポール4a〜4dよりも前後方向に突出している。この一対の下側支持ポール4fの前端にツイスト本体部3の下端部が支持されている。
また、支持部4は、前後方向に沿って左右に並べて配置され、その後端が上下ポール4hの中央に接続された一対の中間支持ポール4jと、前後方向に沿って左右に並べて配置され、その後端が上下ポール47の上端に接続された一対の上側支持ポール4kと、を備えている。この一対の中間支持ポール4jは、上下ポール4gの上端に接続されて補強されている。また、一対の中間支持ポール4jは、下側支持ポール4fよりも短く、かつ、その前端が上下ポール4gよりも前側に突出するように設けられている。この一対の中間支持ポール4jの前端部によってツイスト本体部3の中央部を支持している。
また、一対の上側支持ポール4kは、下側支持ポール4f及び中間支持ポール4jよりも短く設けられていて、その前端がツイスト本体部3の上端を支持している。このように、上にいくほど前後方向の長さが短くなる下側支持ポール4f、中間支持ポール4j及び上側支持ポール4kにより、ツイスト本体部3を支持することにより、ツイスト本体部3を上下方向に対して斜めに傾けて支持することができる。
これにより、第1実施形態では、固定クランプ32を下降させて、固定クランプ32及び回転クランプ33に撚られる前の電線2をたわませた状態で保持させる際に、電線2がどの向きにたわむか制御することができなかった。しかしながら、第2実施形態のように斜めに傾けることにより、固定クランプ32を下降させて、固定クランプ32及び固定クランプ33に撚られる前の電線2をたわませた状態で保持させる際に、その電線2の垂れる位置、方向を規制でき、その後、固定クランプ32が上昇して電線2の両端間の距離を広げる際に電線2が回転クランプ33の支柱33B3などに引っかかったり絡んだりするのを防止できる。
なお、本実施形態では、固定クランプ32を上下方向上側に、回転クランプ33を上下方向下側に配置しているが、逆に、固定クランプ32を上下方向下側に、回転クランプ33を上下方向上側に配置するようにしてもよい。この場合、回転クランプ33を上下方向に昇降可能にすればよい。
また、上述した実施形態では、固定クランプ32は、2本の電線2の端末をまとめて保持していたが、これに限ったものではない。固定クランプ32を2つ設け、2本の電線2の端末を1本ずつ保持するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、上側の固定クランプ32を上下に移動可能に設けていたが、これに限ったものではない。固定クランプ32の位置が固定されていてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 縦置ツイスト機(電線撚り合わせ装置)
2 電線
32 固定クランプ(電線保持部)
33 回転クランプ(電線保持部)
35 移動部
36 制御装置(制御手段)

Claims (3)

  1. 複数の電線の長手方向に離間して配置され、それぞれ前記電線の端部クランプする一対の電線保持部を備え、前記一対の電線保持部の一方を軸芯回りに回転させることにより、前記複数の電線を撚り合わせる電線撚り合わせ装置において、
    前記一対の電線保持部が、上下方向の位置を異ならせて配置され、
    上側の前記電線保持部のみを上下に移動させる移動部を備えたことを特徴とする電線撚り合わせ装置。
  2. 前記電線保持部の回転及び前記移動部の駆動を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段が、操作手段の操作に応じて前記移動部を制御して上側の前記電線保持部を上昇させた後に、前記電線保持部の回転を開始し、前記電線保持部の回転が終了すると前記移動部を制御して上側の前記電線保持部を下降させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電線撚り合わせ装置。
  3. 前記一対の電線保持部の並び方向が、上下方向に対して傾いている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電線撚り合わせ装置。
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