JP6433328B2 - ステッピングモータ - Google Patents

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Description

本発明は、腕時計などのアナログ式電子時計に用いられる2つの駆動コイルを用いたステップモータ(以降、「2コイル式ステップモータ」 と称する。)のステータ構造及び駆動制御機構に関する。
腕時計などのアナログ式電子時計では、秒針、分針、時針等の指針の通常運針に用いられる一般的なステップモータは1つの駆動コイルを用いてステップモータ(以降、「1コイル式ステップモータ」と称する。)の駆動を行なうが、腕時計の駆動時間の持続性向上のため、ステップモータの低電力化が要求される。
このため、腕時計に用いられるステップモータはロータの回転、非回転を正確に判断し、常に必要最小限のエネルギー量の通常運針パルスで駆動し、ロータが非回転の場合には、ただちにエネルギー量の大きな補正パルスで補正駆動する回転検出・負荷補償技術が多く用いられている。
一方で電波受信等により時刻修正する際、素早く指針を標準時刻に合わせるには、正転逆転を同じ駆動周波数で早送り運針駆動できる特許文献1の2コイル式ステップモータが望ましい。
しかしながら、特許文献1の2コイル式ステップモータの場合、2つのコイル5、6から出力される磁束を1個の回転子4(以降、「ロータ」と称する。 )に作用させるため、固定子1(以降「ステータ」と称する。)に設けられたロータ4を収納する孔周辺にはスリット2a、2b、2c又は、ノッチ41、42、43が3箇所必要である。
また、1コイル式ステップモータでは、特許文献2のように2箇所のエアギャップが必要となるが、エアギャップに非磁性体6で挟み、非磁性体6を溶接し、ステータ2、3の寸法のばらつきによるモータの特性のばらつきを防止できるステータ2、3が提案されている。
特公昭63−34707号公報(第6項 第1図、第13図) 特公昭58−14145号公報(第2頁、第2図)
図5aは特許文献1図13のロータ4とステータ1にコイル5、6を設けた全体図であり、図5bは特許文献1図13のロータ4から発生する磁束の流れを示した図である。
まず、コイル5,6によりロータ4を駆動する場合について説明する。
コイル5,6に駆動パルスを印加すると、ステータ1に磁束が発生する。この磁束は、ロータ4を駆動するのに充分な程強い。従って、3箇所のノッチ41、42、43を磁路の狭い狭窄部としておくと、狭窄部が磁束飽和することで磁気的に切断したとみなせ、特許文献1の図1と同様の状態となり、ロータ4を駆動させることが出来る。従って、ロータ駆動に関しては、スリットに代えてノッチとすることは問題無い。
続いて、ロータ4駆動後にロータ4が回転したか否かを検出する場合について説明する。ロータ4の回転検出を行う場合、駆動後のロータ4の自由振動に基づきコイル5,6に発生する逆起電流を検出することが不可欠である。
しかしながら、図5bに示すようにロータ4から発生する磁束は、コイル5、6から出力
される磁束よりもはるかに小さいため、ノッチ41、42、43は磁気飽和を起こさない。そのため、ロータ4から発生した磁束の多くはコイル5、6を通過しないで、磁束Φ11a、Φ12aに示すように、ノッチ41、42、43を磁路として通過し、ロータ4から発生する磁束がロータ孔周辺で閉じてしまう。結果として、磁束Φ21a、Φ23a、Φ20aに示すような駆動コイル5、6を通過する磁束は少ないため、ロータ4の回転変化による磁束の変動が伝わらず、回転検出ができない。
従って、回転検出を行うには、図5aのステータ23の構造よりも特許文献1図1のようにスリット2a、2b、2cを設けたほうが望ましい。
しかしながら、特許文献1の図1のステータ1の構造は、コイル5、6を形成するステータ1とは切り離さなくてはならない。このため、ステータ1はコイル5、6部に配置されるステータと3つのステータとなるため、各ステータの位置精度の調整が困難な上、組立工数も上がるため、生産性の面から困難である。
また、3つのステータを特許文献2のように非磁性体6をスリットに入れて非磁性体6とステータをレーザー溶接などで接合する場合、非磁性体6を3箇所に挿入するため、生産の工数が増大してしまう。さらに、3箇所のスリットで完全に切断した場合、各スリットの向きに合わせて切断するため、切断の位置精度が低くなる上、生産の工数が増大してしまう。
本発明は上記課題を解決し、通常運針のロータのステップ回転駆動の検出を正確に行うことによって負荷状況に応じた運針を行い、時計の低電力化を図ると共に生産性の高い2コイル式ステップモータのステータ構造を提供することを目的とする。
本発明の2コイル式ステップモータのステータ構造は下記記載の構成を採用するものである。すなわち、2極着磁された永久磁石からなるロータと、ロータを回動させる磁力を発生する第1駆動コイル、第2駆動コイルと、第1駆動コイル並びに第2駆動コイルから発生した磁力をロータに誘導するステータと、を有し、ステータは、ロータを収納するロータ孔を有し、ロータ孔の周囲に第1の磁極、第2の磁極、第3の磁極が有り、第1駆動コイルにより、第1の磁極と第3の磁極の間に磁路が形成され、第2駆動コイルにより、第2の磁極と第3の磁極の間に磁路が形成されるステッピングモータにおいて、第1の磁極または第2の磁極と、第3の磁極の間に、低透磁率材又は非磁性体を設けたスリット部が形成され、ステータは、ロータの静的安定点を決めるためのノッチ部を1つ有し、スリット部は、ノッチ部のロータ孔と対向する位置に配置されていることを特徴とする。
上記本発明によれば、ステータを1体に出来ることによって組み立て工程を簡素化出来、回転検出時にロータ101から発生する磁束を効率的に駆動コイルの誘導できるため、回転検出が可能となり、負荷状況に応じたぎりぎりのエネルギーのパルスで運針できるので、低消電化が達成できる。
実施形態1におけるモータ部上面図である。 実施形態1におけるステータの生産工程を示した工程図である。 実施形態1におけるステータの生産工程を示した工程図である。 実施形態1におけるステータの生産工程を示した工程図である。 実施形態1におけるロータ101から発生する磁束の流れを示した図 実施形態1の変形例1におけるモータ上面図である。 特許文献1図13のロータ4とステータ1にコイル5、6を設けた全体図 特許文献1図13のロータ4から発生する磁束の流れを示した図 実施形態1の変形例2におけるモータ部上面図である。 実施形態1の変形例2におけるステータの生産工程を示した工程図である。
[実施形態1の説明]
以下、実施形態1について図面を用いて説明する。なお、実施形態1は時計に適用した場合を元にしているが、発明に関係のない構成、例えば、地板や受類、指針などの時計の構造部品については、説明や図示を省略している。
図1はステータ構造を説明するためのモータ部上面図である。
100は2コイル式ステップモータのモータ部であり、101はN極、S極の2極に着磁されたロータであり、102はロータ101を収納するロータ孔1020を有するステータであり、103a、103bは駆動信号を発生磁束に変換し、ステータ102を介してロータ101に発生磁束を印加する駆動コイルである。
ステータ102はロータ孔1020周辺に2つのスリット部1022a、1022bと磁束飽和部1022cが設けられ、3つのステータ磁極1021a、1021b、1021cが形成されている。
駆動コイル103aに駆動パルスが印加されることで、ステータ磁極1021aと1021cの間に磁路が形成され、
駆動コイル103bに駆動パルスが印加されることで、ステータ磁極1021bと1021cの間に磁路が形成される。
2つのスリット部1022a、1022bは非磁性体を挟んだ状態で溶接して形成されているため、磁束飽和部1022cよりも磁力の流れを制限することができる。
なお、本明細書では、
「磁極間を空間(エアギャップ)で分離したもの」を「空隙部」、
「磁極間を狭窄部などで磁気飽和させ分離したもの」を「磁気飽和部」、
「空隙部に低透磁率材又は非磁性体を充填したもの」を「スリット部」と称する。
たとえば、特許文献1のスリットは「空隙部」に該当し、同文献のノッチは、「磁気飽和部」に該当する。また、特許文献2のエアギャップは「空隙部」に該当する。
また、スリット部1022aと1022bを結ぶ直線がロータ孔中心を通るように配置されており、2つのスリット部1022aと1022bの切断面は一直線に形成されている。磁束飽和部1022cには、磁路の一部を狭めた狭窄部が設けられている。このため、スリット部1022a、1022bを除くステータ102の中で最も磁束飽和しやすいので、駆動コイル103a、103bからの発生磁束によって磁束が飽和して初めて磁気的に切断される。
さらにステータ102はロータ孔1020周辺にノッチ部1023a、1023bが形成されており、ロータ101はロータ101の中心から磁束飽和部1022c方向を0[deg]とした場合(図1のL1)、D1方向に約45[deg]程度傾いた位置が非動作時の安定位置(図1のL2。以降、静的安定位置と称す)となる。なお、「ノッチ部」は、特許文献1の「ノッチ」とは異なるものであり、役割も異なっている。
ロータ101は1ステップで180[deg]回転するため、ロータ101の初期状態は図1に示す状態とロータ101の極性が図1とは逆(N極がS極、S極がN極)になる2
つの状態となる。
また、実施形態1において、ロータ101がD1方向に回転する方向を正転とし、D2方向に回転するときを逆転とし、使用頻度の多い方向(実施形態1においてはD1方向の0〜90[deg]以内)に静的安定位置を設定したほうが望ましい。逆転方向D2への駆動には、正転方向D1より複雑な駆動パルスを必要とし、消費電力も大きいからである。駆動コイル103aはコイル端子OUT1、OUT2を有し、コイル端子OUT2を接地電位であるVDD電位、コイル端子OUT1をVDD電位よりも低い電位であるVSS電位として電流を流すことでステータ磁極1021aにはN極、ステータ磁極1021cにはS極が発生し、ロータ101に磁束を作用させる。
また、駆動コイル103bはコイル端子OUT3、OUT4を有し、コイル端子OUT4をVDD電位、コイル端子OUT3をVSS電位として電流を流すことでステータ磁極1021bにはN極が、ステータ磁極1021cにはS極が発生し、ロータ101に磁束を作用させる。両コイルとも、逆方向に電流を流せば、ステータ磁極に現れる磁極は反転する。
次に実施形態1における2コイル式ステップモータのステータ102を生産するための工程について図2の工程図を用いて説明する。
実施形態1における2コイル式ステップモータのステータ102は図2(a)から図2(f)の順に磁性体の帯材501からプレス加工により形成される。
図2(a)は磁性体の帯材501からプレス加工によって形成された図であり、ロータ孔1020やステータ102の外形を形成する。ステータ102は、つなぎ部503(4箇所)で帯材501と繋がっている。
図2(b)は図2(a)の状態からカッター等により空隙部1022a、1022bを形成した図であり、図2(g)は図2(b)の領域Cを拡大した図である。D3はカッターによる切断方向となり、カッターは1工程で空隙部2000a、2000bを1直線上に形成することが出来るため、生産工程の大幅な削減が出来る。
また、カッターの切断方向D3と帯材501の移動方向D4を同一方向にすることによってカッター装置の位置は移動する必要がなくなるため、帯材501に対するD5方向のカッター切断位置が変化しない。
このため、カッターを固定治具とすることができるので、空隙部2000a、2000bの位置精度を向上することが出来る。
図2(c)は図2(b)の状態から空隙部2000a、2000bに非磁性体片502を挿入した図であり、空隙部2000a、2000bが切断面を含めて1直線上に形成されているために1つの非磁性体片502を空隙部2000a、2000bの両方に挿入することが可能となり、空隙部2000a、2000bに別個の非磁性体片を挿入する場合に比べ、生産工程の大幅な削減が出来る。
図2(d)は図2(c)の状態から非磁性体片502とステータ102をレーザー溶接などにより溶接した図であり、スリット部1022a、1022bが形成される。
図2(e)は図2(d)の状態からプレス加工によって形成された図であり、図2(h)は図2(e)の領域Dを拡大した図であり、精度の良い磁束飽和部1022cやノッチ部1023a、1023bを形成する。
図2(f)は図2(e)の状態からプレス加工によって形成された図であり、つなぎ部503で繋がった帯材501からステータ102を切り離して、単個のステータ102を
得る。
以上のように実施形態1における2コイル式ステップモータのステータ102はスリット部1022a、1022bの切断面を含めて1直線上に形成することによって、スリット部1022a、1022bを形成するカッターの切断工程、スリット部の溝に非磁性体片を挿入する工程の大幅な削減を行なえる上、カッターの切断精度を向上することが可能となる。
図3は実施形態1におけるロータ101から発生する磁束の流れを示した図であり、Φ11b、Φ12bは図5bのΦ11a、Φ12aと同様にコイル103a、103bを通過しない磁束であり、磁束Φ21b、Φ23b、Φ20bは図5bの磁束Φ21a、Φ23a、Φ20aと同様にコイル103a、103bを通過する磁束である。
実施形態1は図5aのように3箇所のノッチ41、42、43を用いた従来技術とは異なり、磁束飽和部1022cよりも磁束の流れを制限する2つのスリット部1022a、1022bを有するため、ロータ4から発生する磁束の多くはコイル103a、103bを通過する磁束Φ21b、Φ23b、Φ20bとなり、コイル103a、103bを通過しない磁束Φ11b、Φ12bはほとんど発生しない。
このため、ロータ孔1020周辺に磁束が通る磁路が存在せず、実施形態1の構成では一体に構成されたステータ102でありながらロータ101から発生する磁束は駆動コイル103a、103bに磁束が流れ、駆動コイル103a、103bにロータ101の回転変化による磁束の変動が伝わり、回転検出が可能となる。
[実施形態の変形例1の説明]
次に、実施形態1の変形例1について図4を用いて説明する。同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4は変形例1のステータ構造を説明するためのモータ部上面図であり、102bはロータ101を収納するロータ孔1020を有するステータである。
ステータ102bは実施形態1のステータ102と異なり、2箇所のスリット部1022a、1022bを結ぶ直線がロータ孔1020中心を通らないことを特徴としている。
スリット部1022aと1022bを結ぶ直線はロータ孔1020のステータ磁極1021c側からロータ孔1020の中心までの間に存在すれば、実施形態1と同様の効果を得ることが出来る。
また、変形例1では実施形態1のノッチ部1023aの代わりに、スリット部1022aにノッチ部の役割を兼用させている。これにより、スペースの効率化を図っている。
[実施形態の変形例2の説明]
次に、実施形態1の変形例2について図6、7を用いて説明する。同一の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図6は変形例2のステータ構造を説明するためのモータ部上面図であり、102cはロータ101を収納するロータ孔1020を有するステータである。
ステータ102cは実施形態1のステータ102と異なり、磁束飽和部1022cの代わりに空隙部1022dを有することを特徴としている。空隙部1022dはスリット部1022a、1022b同様に非磁性体を設けても良いが、本変形例2では非磁性体を設けず、エアギャップとしている。
変形例2のように空隙部1022dを設けることによってステータ磁極1021aステータ磁極1021b間の磁気的な接続が切断されるため、駆動コイル103a、駆動コイルbに流れる磁束が互いに干渉されなくなり、より効率的なモータ駆動、ロータ101の回転検出を行うことができる。
次に、変形例2における2コイル式ステップモータのステータ102cを生産するための工程について図7の工程図を用いて説明する。
変形例2における2コイル式ステップモータのステータ102cは図7(a)から図7(f)の順に磁性体の帯材501からプレス加工により形成される。
図7(a)から図7(d)までは実施形態1と同様の工程であるので説明は省略する。
図7(e)は図7(d)の状態からプレス加工によって形成された図であり、精度の良い空隙部1022dやノッチ部1023a、1023bを形成する。
図7(f)は図7(e)の状態からプレス加工によって形成された図であり、帯材501からステータ102cを切り離してステータ102cを得る。
以上のように変形例3における2コイル式ステップモータのステータ102cは実施形態1と同様にスリット部1022a、1022bを形成するカッターの切断工程、スリット部の溝に非磁性体片を挿入する工程の大幅な削減を行なえる上、カッターの切断精度を向上することが可能となる。
また、上記工程の後に空隙部1022dに非磁性体を溶接、接着してステータ102cの強度を上げても良い。
[効果の説明]
以上のように2コイル式ステップモータにおいてステータ102に磁束飽和部1022c又は空隙部1022d、スリット部1022a、1022bを設けることによってステータを1体に出来、回転検出時にロータ101から発生する磁束を効率的に駆動コイル103a、103bに誘導し、確実なロータ101の回転検出を行うことができるようになるため、負荷状況に応じたぎりぎりのエネルギーのパルスで運針できるため、低消電化できる。
また、スリット部1022a、1022bの切削方向を直線にすることによって切断の位置精度を向上し、生産の工数を削減することができる。
100 モータ部
101 ロータ
1020 ロータ孔
1021a、1021b、1021c ステータ磁極
1022a、1022b スリット部
1022c 磁束飽和部
1022d 空隙部
1023a、1023b ノッチ部
103a 駆動コイル103a
103b 駆動コイル103b

Claims (7)

  1. 2極着磁された永久磁石からなるロータと、
    該ロータを回動させる磁力を発生する第1駆動コイル及び第2駆動コイルと、
    該第1駆動コイル及び該第2駆動コイルから発生した磁力を前記ロータに誘導するステータと、を有し、
    該ステータは、前記ロータを収納するロータ孔を有し、
    該ロータ孔の周囲に第1の磁極、第2の磁極及び第3の磁極を設け、
    前記第1駆動コイルにより、前記第1の磁極と前記第3の磁極の間に磁路が形成され、
    前記第2駆動コイルにより、前記第2の磁極と前記第3の磁極の間に磁路が形成される
    ステッピングモータにおいて、
    記第1の磁極又は前記第2の磁極と、前記第3の磁極の間に、
    低透磁率材又は非磁性体を設けたスリット部が形成され
    前記ステータは、前記ロータの静的安定点を決めるためのノッチ部を1つ有し、
    前記スリット部は、該ノッチ部の前記ロータ孔と対向する位置に配置されている
    ことを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記スリット部として、
    前記第1の磁極と前記第3の磁極の間に形成された第1のスリット部と、
    前記第2の磁極と前記第3の磁極の間に形成された第2のスリット部と、を有し、
    該第1のスリット部と該第2のスリット部が直線状に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記第1のスリット部と前記第2のスリット部を結ぶ直線は、前記ロータ孔の前記第3の磁極側の位置から前記ロータ孔の中心までの間に存在する
    ことを特徴とする請求項2に記載のステッピングモータ。
  4. 前記第1のスリット部又は前記第2のスリット部は、前記ノッチ部の役割を兼用する
    ことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  5. 前記第1の磁極と前記第2の磁極の間に磁束制限部を有する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のステッピングモータ。
  6. 前記磁束制限部は狭窄部によって形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載のステッピングモータ。
  7. 前記磁束制限部は空隙部によって形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載のステッピングモータ。
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