JP6433206B2 - テープフレーム付きウエハ用トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、テープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイに関する。
一般にテープフレーム付きウエハは、図1に一例を示すように、リング状のフレームFの裏面にダイシングテープTを貼着し、該ダイシングテープT上に半導体ウエハWを支持したものが知られている。なお、図1における点線は、リング状のフレームFの裏面に貼着されたダイシングテープTの外周縁を表している。
このようなテープフレーム付きウエハ2を保管したり、ダイシング工程やダイボンディング工程などに搬送するために、例えば特許文献1に記載されているような半導体ウエハを水平方向に積み重ねる横置き(コインスタック式)収納容器が使用されている。
図7に、このようなコインスタック式収納容器内の従来の収納状態の一例を示す。
図7に示すように、収納容器4の搬送中の振動や衝撃を、テープフレーム付きウエハ2における半導体ウエハWに伝わり難くするために、一般的に、テープフレーム付きウエハ2の上下に可撓性の合成樹脂製シートや無塵紙等のスペーサーシート1を設けたり、容器4内の最上段と最下段とにクッション材3を挿入すること等が行われている。
ところが、上記のようなスペーサーシート1は、ウエハ表面に直接接触するものなので、ウエハ表面にスペーサーシートの一部分が転写する虞、ないしは擦れて傷が付く虞もあり、表面にマイクロバンプが形成されたウエハや、シリコン貫通電極(TSV:Through Silicon Via)端子が露出した3次元積層IC構造を持つウエハの搬送などには、使用できない問題があった。
一方で近年、経済性を踏まえたウエハの極薄化(例えば、厚みが200μm以下)および拡大化(例えば、直径が30cm以上)が進み、そのハンドリング時・輸送時の振動や衝撃に起因するウエハへの転写や破損のしやすさが、より一層問題視されている。
特許第4562930号公報
本発明は、テープフレーム付きウエハをコインスタック式収納容器に収納する際に使用するトレイであって、200μm以下の極薄、直径30cm以上の極大なウエハであっても、転写や破損の発生をより確実に防ぐことができ、しかも、収納容器からテープフレーム付きウエハを取り出す際にもウエハの破損の虞が極めて少ないトレイの提供を目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために検討を重ねたところ、
トレイと半導体ウエハ表面との間に一定のクリアランスを確保し、そのクリアランス部分(空間)を密閉に近い状態とすれば、収納容器搬送時などの該容器自体の振動や衝撃により、ウエハに伝わる振動や衝撃を、エアークッションの効果で低減することができ、しかも、完全な密閉状態ではないので、収納容器からテープフレーム付きウエハを取り出す際にも破損の虞がなく容易に取り出すことができるとの知見を得た。
本発明は、このような知見の下でなし得たものであり、以下を要旨とする。
(1)リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、前記半導体ウエハと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられ、
それぞれの略円環形状の凹溝は同心円状であって、
前記半導体ウエハと対面する部位に設けられた凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
(2)リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、少なくとも半導体ウエハと対面する部位に、トレイの中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝が設けられ、
前記放射状に伸びる凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
(3)リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、前記半導体ウエハと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられ、
それぞれの略円環形状の凹溝は同心円状であり、かつ、
少なくとも半導体ウエハと対面する部位に、トレイの中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝が設けられ、
前記半導体ウエハと対面する部位に設けられた凹溝の深さ及び前記放射状に伸びる凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
(4)前記放射状に延びる凹溝が曲線状であることを特徴とする前記(2)または(3)に記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
(5)前記放射状に延びる凹溝および前記半導体ウエハと対面する部位に設けられる略円環形状の凹溝の深さが、中心部よりも外周縁部に近いほど大きくなっていることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
(6)前記トレイ表面に設けられる凹溝は、連続または不連続であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
本明細書において、半導体ウエハとは、シリコン、GaAs(ガリウム・ヒ素)、GaP(ガリウム・リン)などの各種材質の半導体ウエハが含まれ、両面が平面研削された後、少なくとも片側の表面が鏡面にポリッシング加工され、その片面に回路パターンが形成されたものをさす。
なお、両面に回路パターンが形成されていてもよいし、片面には勿論、両面とも回路パターンが形成されていないものも含まれる。
本発明のトレイを用いれば、半導体ウエハ表面との接触を回避できる結果、ハンドリング時・輸送時の振動や衝撃による転写や傷が発生することなく、半導体ウエハの破損を確実に防ぐことができる。特に、極薄のウエハや径が大きいウエハにおいては、ハンドリング時・輸送時の振動(振幅)が大きく、この振動(振幅)による弊害も確実に防ぐことができる。
さらに、本発明において、中心部よりも外周縁部に近いほど凹溝の深さを大きくした場合には、中心部のクリアランスをキープしやすいうえ、トレイの強度をより高くすることができる。
テープフレーム付きウエハの一例を説明する図。 本発明のテープフレーム付きウエハ用トレイを用いた収納状態の一例を説明する図であり、(a)が全体図、(b)が収納筒部の内壁面の一部拡大図である。 本発明のトレイの一例を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のi−ii線切断面を説明するための模式図である。 本発明のトレイとテープフレーム付きウエハとの収納容器内における載置状態の一例を説明する図であり、図3(a)のi−iii線切断面の模式図である。 本発明のトレイの他の例を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のi−ii線切断面を説明するための模式図である。 本発明のトレイのさらに他の例を説明する平面図である。 収納容器内の従来の収納状態の一例を説明する図。
本発明のテープフレーム付きウエハ用トレイは、図1に示すような、リング状フレームFの裏面にダイシングテープTが貼着されると共に、ダイシングテープT上に半導体ウエハWが支持されたテープフレーム付きウエハ2を、図2に示すような収納容器4に収納する際に使用するトレイ10であって、略円形であると共に、テープフレーム付きウエハ2の上下に設けられる。
そして、収納容器4に、テープフレーム付きウエハ2を収納した際には、トレイ10の表面が、テープフレーム付きウエハ2の裏面と対面し、トレイ10の裏面が、テープフレーム付きウエハ2の表面と対面している。
また、リング状フレームFは、例えば、厚さが1〜3mm程度のステンレス鋼鈑を円環状に打抜き加工したものであり、その内径は、5インチ、6インチ、8インチ、12インチ、18インチのウエハを内側に設けられる寸法に設定されている。
そして、ダイシングテープTは、少なくとも基材と粘着層を有するテープであり、リング状のフレームFや半導体ウエハWと接触する上側に粘着層が設けられている。
図2は、本発明のテープフレーム付きウエハ用トレイ10を用いて、テープフレーム付きウエハ2を収納した状態の一例を説明する図であり、図2(a)では、テープフレーム付きウエハ2を、例えば4枚収納する場合を模式的に例示している。
また、最上段と最下段とにテープフレーム付きウエハ用トレイ10を配置し、テープフレーム付きウエハ2とトレイ10とが交互に繰り返した積層状態で収納するのであれば、テープフレーム付きウエハ2の収納枚数は、特に制限されない。
なお、図中、符号4Bは、蓋体を、符号4Aは、容器本体を、符号4ABは、収納筒部をそれぞれ示す。
図3は、本発明のトレイの一例を説明する図であり、(a)は、トレイ10の表面側から見た平面図、(b)は、(a)のi−ii線切断面を説明するための模式図である。
本発明のトレイ10は、略円形であり、真円形でもよいが、例えば図3(a)に示すように、外周縁の一部に、少なくとも1つ(本例では4つ)の舌部分5を形成してもよい。
上記のような舌部分5を形成すれば、図2(b)に示すように、容器本体4Aの収納筒部4ABの内壁面に設けた位置決め突起41と、それに隣接する同様に設けた位置決め突起41との間に、舌部分5が配置するようにトレイ10を収納させることができる。
このとき、位置決め突起41,41を、舌部分5の周方向の長さ(周長)L1(図3(a)参照)より若干大きい間隔L2(図2(b)参照)となるように、好ましくはL2−L1=1〜5mmとなるように、収納筒部4ABの内壁面に設けることにより、収納容器4内において、輸送時またはハンドリング時のトレイ10の回転、および該回転による収納筒部4ABとの擦れを防止することができ、収納筒部4ABやトレイ10からの異物(例えば、収納筒部4ABやトレイ10などの構成材同士の擦れによる屑片など)の発生を低減し得ると共に、容器本体4Aからトレイ10を取り出し易くもできる。
図4は、本発明のトレイ10とテープフレーム付きウエハ2との収納容器4内における載置状態の一例を説明する図であり、例えば図2(a)の載置状態の一部断面を模式的に表している。
本発明のトレイ10の表面には、リング状フレームFと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝を設ける。
このリング状フレームFと対面する部位の凹溝として、図3,4に例示するトレイ10の表面には、凹溝60,61を設けている。
本発明では、リング状フレームFと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝60,61を設けることにより、図4に示すように、トレイ10上にテープフレーム付きウエハ2を積層していくと、各フレームFの表面と凹溝の裏面(天面部60A,61A)とが接触する状態となり、ウエハWの表面とトレイ10とのクリアランスが確保された部分を密閉に近い状態とすることができる。
その結果、収納容器4の搬送時などにおいて、容器4自体の振動や衝撃により、ウエハWに加わる振動や衝撃を、エアークッションのような効果で低減することができ、しかも、完全な密閉状態ではないので、収納容器4からトレイ10やテープフレーム付きウエハ2を取り出す際にも破損の虞がなく容易に取り出すことができる。
なお、上記リング状フレームF上の略円環形状の凹溝は、図3に示すような凹溝60のように連続でもよいし、凹溝61のように不連続でもよい。
また、凹溝60,61の本数については、特に制限されないが、上記密閉に近い状態を確実に得るためには、複数本設けることが好ましく、うち少なくとも1本は連続とすることがより好ましい。
上記リング状フレームF上の略円環形状の凹溝60,61に加えて、第1の発明(前述の(1))に係るトレイでは、図3,4に示すように、トレイ10の表面には、半導体ウエハWと対面する部位に、リング状フレームF上の凹溝60,61と同心円状になるように、少なくとも1本の略円環形状の凹溝70,71,72が設けられる。
その結果、トレイの強度が高まり、前述のクリアランスをより良好に保ちやすくすることができる。
なお、半導体ウエハWと対面する部位に設けられる略円環形状の凹溝については、図3に示すような凹溝70,71,72のように連続でもよいし、図示はしないが不連続でもよく、強度を高めるには連続の方が好ましい。
また、凹溝70,71,72の本数については、特に制限されないが、図4に示すように、凹溝70,71,72…を設ける間隔dを均等にすると、強度アップの点から好ましい。
ちなみに、本発明のトレイにおいては、ダイシングテープTが露出した部分e(ダイシングテープT上にウエハWもフレームFも載置されていない部分)と対面する部位にも、略円環形状の凹溝を、上記凹溝60,61…や凹溝70,71,72…と同心円状に設けることもできる。
あるいは、図4に示すように、凹溝72を上記露出した部分eとウエハWとの両方に跨るように設けてもよいし、図示はしないが、凹溝60を該露出した部分eとフレームFとの両方に跨るように設けてもよい。
このようなリング状フレームFと対面する部位の凹溝60,61…と、半導体ウエハWと対面する部位の凹溝70,71,72…とを、同心円状に有する本発明のトレイは、衝撃吸収性に優れているので、コインスタック式収納容器で従来必須とされていた、最上段と最下段とに挿入するクッション材の代替品にもなり得る。
また、図示はしないが、第2の発明(前述の(2))に係るトレイでは、少なくとも半導体ウエハWと対面する部位に、前記略円環形状の凹溝70,71,72に替えて、トレイの中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝が設けられる。
その結果、略円環形状の凹溝70,71,72を設けた場合と同様に、トレイの強度が高まり、前述のクリアランスをより良好に保つことができる。
図5は、本発明のトレイの他の例を説明する図であり、(a)は、トレイ100を表面側から見た平面図、(b)は、(a)のi−ii線切断面を説明するための模式図である。また、図6は、本発明のトレイのさらに他の例を説明する平面図である
第3の発明(前述の(3))に係るトレイでは、図5,6に例示するように、前述の略円環形状の凹溝60,61…70,71,72…に加え、少なくとも半導体ウエハWと対面する部位に、トレイ100,101の中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝80が設けられる。
このように、略円環形状の凹溝70,71,72と放射状に延びる凹溝80を組み合せることで、軽量化の観点からトレイの厚みを薄くした場合においても、より優れた強度を確実に得られる。
第2,3の発明に係るトレイにおける放射状の凹溝については、直線状に設けてもよいが、図5,6のように、曲線状に設ける方が強度アップの点で好ましい。さらに、図6に示すように、略円環形状凹溝71と72をつなげるような少なくとも1つ(本例では3つ)の鉢形の凹溝81としてもよい。
また、放射状の凹溝80,81は、連続でも不連続でもよく、設ける本数も、特に制限されない。
さらに、本発明(第1〜3の発明に係るトレイ)においては、図3(b),図4,図5(b)に示すように、放射状に延びる凹溝80,81および半導体ウエハWと対面する部位に設けられる略円環形状の凹溝70,71,72…の深さが、中心部iよりも外周縁部に行くに従って次第に大きくなっていることが好ましい。
このように、中心部iから外周縁部に向かって凹溝の深さに傾斜をつければ、リング状フレームFと対面する部位の略円環形状凹溝60,61とフレームFとの接触によりもたらされる密閉に近い状態を確実にキープしつつ、トレイの強度をより高くすることができる。
なお、本発明では、上記略円環形状の凹溝60,61…70,71,72…および放射状に延びる凹溝80,81を、一般的な稠密な状態に構成することは好ましくない。稠密な状態だと、トレイ表面(テープフレーム付きウエハを載置する部位)が略フラットとなり、ウエハと密着してしまうので、コインスタック式収納容器からウエハを取り出す際に、この密着状態を脱着させる必要が生じ、脱着時のウエハの破損の懸念がある。
また、このような略円環形状の凹溝60,61…70,71,72…および放射状に延びる凹溝80,81の断面形状は、特に限定されず、台形状、三角形状、四角形状、半円形状、半楕円形状等が挙げられる。
ただし、リング状フレームFと対面する部位に設けられる略円環形状の凹溝60,61の天面部60A,61Aは、図4に示すような“面”で接触した方がフレームFとの隙間ない接触状態を形成しやすいので、これら凹溝60,61の断面形状は台形状または四角形状が好適である。
このように、フレームFと対面する部位の略円環形状凹溝60,61…の天面部60A,61A…を“面”とした場合、その面に更なる逆V字形状の凸部やV字形状の凹部、或いは半円形状の凸部や凹部などを設けてもよい(図3(a),(b)中の符号9参照)。
上記凸部(あるいは凹部)9により、フレームFと略円環形状凹溝60,61…とが密着に近い状態を形成していても、収納容器4からトレイを取り出す際に、該トレイをテープフレーム付きウエハ2から剥離し易くなる。
以上のような本発明のトレイは、合成樹脂を真空成形、射出成形、圧空成形、圧縮(プレス)成形などで形成すればよいが、金型作製の手間や成形装置の運転コストなどを考慮すると、真空成形が好適である。
上記合成樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ABS系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリエーテルニトリル系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリフタルアミド系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリサルフォン系樹脂、ポリエーテルサルフォン系樹脂、ポリエーテルイミド系樹脂、液晶ポリマー系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂等が挙げられる。
また、これら合成樹脂に導電性フィラーや帯電防止剤を含有させる、あるいは、成形前の合成樹脂シートの表面または成形後のトレイ表面に導電処理を施すことで、トレイの表面抵抗値を101〜1012Ωにしてもよい。
導電性フィラーとしては、カーボンナノチューブ、カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、金属粉末、金属繊維、金属酸化物の粉末、金属コートした無機質微粉末や有機質微粉末および繊維が使用できる。
導電処理としては、成形前の合成樹脂シートの表面または成形後のトレイ表面に、導電性ポリマーの膜を形成する処理、あるいは、導電性ポリマーとバインダー樹脂を含んだ塗料をコーティングする処理などが挙げられる。
本発明のトレイの厚み(≒成形前の合成樹脂シートの厚み)については、0.5〜3.0mm程度とすればよく、好ましくは0.8〜1.2mmである。
特に、本発明のトレイを、0.5〜1.2mmの合成樹脂シートを用いて真空成形により形成した場合には、ハンドリング時・輸送時の振動や衝撃による転写や傷が一切発生することなく、半導体ウエハの破損を確実に防ぐことができると共に、衝撃吸収性に極めて優れたものとなるので、コインスタック式収納容器で従来必須とされていた、最上段と最下段とに挿入するクッション材の代替品にもなり得る。
また、リング状フレームFと対面する部位に設ける略円環形状の凹溝60,61…の深さは、5.0〜10mm程度とすることができる。
半導体ウエハWと対面する部位に設ける略円環形状の凹溝70,71,72…や中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝80,81…の深さについては、上記略円環形状凹溝60,61…の深さより小さいことが好ましく、例えば1.0〜5.0mm程度とすればよい。
そして、フレームFと対面する部位の略円環形状凹溝の深さよりも、半導体ウエハW(ないしテープT)と対面する部位に設ける略円環形状の凹溝や放射状に延びる凹溝の深さを小さくすることで、トレイ10とウエハWとのクリアランスを十分に確保することができ、トレイ10がウエハWに接触することを抑制することができる。
実施例1〜4
非晶性ポリエチレンテレフタレート(A−PET)の表面に導電性ポリマー(ポリピロール層)を形成したシート(アキレス(株)製 商品名“ST−A−PET”:厚み0.9mm)を真空成形により、図3に示す形状のトレイ(実施例1:直径約400mm)と、図5に示す形状のトレイ(実施例2:直径約400mm)とを得た。
また、図5に示す形状のトレイ(実施例2)において、半導体ウエハと対面する部位に略円環形状の凹溝70,71,72を設けないものを、実施例3とした。
さらに、図5に示す形状のトレイ(実施例2)において、略円環形状の凹溝および放射状に延びる凹溝の深さに傾斜を付けないもの(中心部から外周縁部まで凹溝の深さが同じもの)を、実施例4とした。
比較例1
非晶性ポリエチレンテレフタレート(A−PET)の表面に導電性ポリマー(ポリピロール層)を形成したシート(アキレス(株)製 商品名“ST−A−PET”:厚み0.9mm)を、直径約400mmの略円形状にカットしたもの(すなわち、凹溝を一切設けないもの)を比較例1とした。
比較例2,3
図3に示す形状のトレイ(実施例1)において、リング状フレームFと対面する部位に、略円環形状の凹溝60,61を設けないものを比較例2とした。
図3に示す形状のトレイ(実施例1)において、半導体ウエハWと対面する部位に、略円環形状の凹溝70,71,72を設けないものを比較例3とした。
なお、実施例1〜4および比較例1〜3のトレイの表面抵抗値は、JIS−K6911に準拠し、三菱化学(株)製 商品名“ハイレスタUP MCP−HT450型”を用いて測定したところ、いずれも103〜107Ωであった。
参考例1(スペーサーシート)
トレイの代わりに、直径約400mm、厚さ約250μmのポリエチレン製スペーサーシート(アキレス社製 商品名“プロトススペーサーCPSタイプ”:尚、シート自体の厚みは約100μm、表裏面に形成したエンボスの高さそれぞれ約75μm)を用いるものを参考例1とした。
実施例1〜4、比較例1〜3のトレイ、および参考例1のスペーサーシートについて、それぞれ破損試験と転写試験を行った。試験方法は以下の通りである;
〔破損試験〕
図2(a)に示すような容器本体4Aに、実施例1〜4、比較例1〜3のトレイ(または、参考例1のスペーサーシート)とテープフレーム付きウエハ2を交互に繰り返して、1つの容器本体4A内に、トレイ(またはスペーサーシート)を合計5枚、テープフレーム付きウエハを合計4枚収納した。
次いで、蓋体4Bを装着し、収納容器4(外径430mm×高さ74mmの円柱形状の収納容器)を準備した。
なお、テープフレーム付きウエハ2としては、厚さ50μm、直径12インチ(約30cm)の半導体ウエハWが支持されたものを用いた。
得られた各収納容器4について、ISO2248に準拠して、下記のような試験を行った;
ポリプロピレン製の外装クッション材(アキレス(株)製 商品名“ND−12PP”)を2個用いて覆い、その覆ったものを、それぞれ段ボール箱(外寸:長さ550mm×幅550mm×高さ185mmの直方体形状の段ボール箱)に挿入した。
続いて、各段ボール箱を、落下試験機(神栄テクノロジー(株)製の“DTS−100”)を用いて、100cmの高さから自由落下(落下方向:1角3稜6面)させ、その後、収納容器4から全てのテープフレーム付きウエハ2を取り出し、半導体ウエハWの状態を目視で観察し、下記の評価方法で評価した。結果を表1に示す。
≪評価方法≫
全4枚の半導体ウエハについて、破損や傷が全く見られなかったものを「○」、破損があったものを「×」とした。
〔転写試験〕
ISO2248に準拠して、下記のような試験を行った;
上記〔破損試験〕の収納状態(図2(a)参照)において、4枚のテープフレーム付きウエハ2の各表面上に、それぞれ圧力測定フィルム(富士フィルム(株)製 商品名“プレスケール微圧用 4LW”)を載置した後、落下方向をBottom面,Top面とする以外は、上記〔破損試験〕と同様に自由落下させた。
次いで、収納容器4から全てのテープフレーム付きウエハ2を取り出し、各圧力測定フィルムの感圧具合にて、トレイとの接触(すなわち、転写可能性)の有無について、下記の評価方法で評価した。結果を併せて表1に示す。
≪評価方法≫
全4枚の圧力測定フィルムについて、発色が全く見られなかったものを「◎」、リング状フレームと対面する部位に発色が若干見られたものの、半導体ウエハと対面する部位には見られなかったものを「○」、半導体ウエハと対面する部位に発色が見られたものを「×」とした。
表1から、実施例1〜4のトレイは、いずれも、半導体ウエハに破損や傷が一切発生せず、しかも転写の虞が無いものであることがわかった。
ちなみに、実施例2のトレイは、120cmの落下高さから自由落下させた場合においても、破損試験の結果は「○」、転写試験の結果は「◎」であった。
本発明のテープフレーム付きウエハ用トレイは、半導体ウエハとの接触を良好に回避することができ、しかも、搬送時などの衝撃を吸収することに優れているので、半導体ウエハの転写、破損などを確実に防止できる。
したがって、テープフレーム付き半導体ウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイとして最適である。
1 スペーサーシート
10,100,101 テープフレーム付きウエハ用トレイ
2 テープフレーム付きウエハ
3 クッション材
4 コインスタック式収納容器
41 舌部分の位置決め突起
4A 容器本体
4AB 収納筒部
4B 蓋体
5 舌部分
60,61 リング状フレームと対面する部位の凹溝
60A,61A 凹溝60,61の各天面部
70,71,72 半導体ウエハと対面する部位の凹溝
80,81 放射状に延びる凹溝
9 凸部あるいは凹部
F リング状フレーム
T ダイシングテープ
W 半導体ウエハ
L1 舌部分の周長
L2 位置決め突起同士の間隔
d 半導体ウエハと対面する部位の凹溝を設ける間隔
e ダイシングテープが露出した部分

Claims (6)

  1. リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
    前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
    さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
    前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、前記半導体ウエハと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられ、
    それぞれの略円環形状の凹溝は同心円状であって、
    前記半導体ウエハと対面する部位に設けられた凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
    ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
  2. リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
    前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
    さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
    前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、少なくとも半導体ウエハと対面する部位に、トレイの中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝が設けられ、
    前記放射状に伸びる凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
    ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
  3. リング状のフレーム裏面にダイシングテープが貼着されると共に、ダイシングテープ上に半導体ウエハが支持されたテープフレーム付きウエハを収納容器に収納する際に使用するトレイであって、
    前記トレイは、略円形であると共に、前記テープフレーム付きウエハの上下に設けられ、トレイと半導体ウエハ表面との間にクリアランスを確保し、そのクリアランス部分を密閉に近い状態とするものであり、
    さらに、収納容器に前記テープフレーム付きウエハを収納した際、トレイ表面が、テープフレーム付きウエハの裏面と対面し、トレイ裏面が、テープフレーム付きウエハの表面と対面し、
    前記トレイ表面には、前記リング状のフレームと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられると共に、前記半導体ウエハと対面する部位に、少なくとも1本の略円環形状の凹溝が設けられ、
    それぞれの略円環形状の凹溝は同心円状であり、かつ、
    少なくとも半導体ウエハと対面する部位に、トレイの中心部より外周縁部に向かって放射状に延びる凹溝が設けられ、
    前記半導体ウエハと対面する部位に設けられた凹溝の深さ及び前記放射状に伸びる凹溝の深さが、前記リング状のフレームと対面する部位に設けられた凹溝の深さより小さい
    ことを特徴とするテープフレーム付きウエハ用トレイ。
  4. 前記放射状に延びる凹溝が曲線状であることを特徴とする請求項2または3に記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
  5. 前記放射状に延びる凹溝および前記半導体ウエハと対面する部位に設けられる略円環形状の凹溝の深さが、中心部よりも外周縁部に近いほど大きくなっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
  6. 前記トレイ表面に設けられる凹溝は、連続または不連続であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のテープフレーム付きウエハ用トレイ。
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