JP4628211B2 - 光学用部品の収容方法、及びその収容容器 - Google Patents

光学用部品の収容方法、及びその収容容器 Download PDF

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光学用部品を工程内で移動するときや客先への出荷・納入時に、例えば水晶などの圧電結晶材料などの高屈折率材料から成る光学用部品が破損しないように、安全にかつ確実に搬送することができる光学用部品の収容方法・及びその収容容器であり、数種類の形状寸法の異なった光学用部品の場合でも同一の収容形態とすることができる収容方法、及びその収容容器に関する。
主に圧電結晶材料などからなる光学用部品は、主に映像機器の映像取り入れ部にあたるレンズを通して映像として入力された光を分離するために用いられる高屈折率を有し、また単結晶のため焦電性があり静電気を帯電し易い複屈折板や光学フィルターやガラスのような基材が透明の薄板である。このような光学用部品は、映像機器に入力する光線を分離する役目といった重要な機能を有するために、その製造工程における光学用部品の加工精度は大変厳密なものであり、構造的にも複数枚の薄板を張り合わせた一体の光学フィルターである光学用部品を構成する製造工程においても、非常に精密で細緻な光学用部品の主に主面の表面処理が行われているのが実際である。
従って、製造工程における光学用部品は非常に慎重、かつ丁寧に取り扱われなければならず、また、製造工程には光学用部品である光学用フィルターとしての機能を最大限に発揮させるために、光学用フィルターの光を通過させる光学用部品の主面に反射防止等の効果をもたせた表面処理加工を行うなど、化学薬品を使用した真空蒸着やスパッタリングによる表面コーティングが行われる場合もある。
上述のような種々の製造工程を通過して光学用部品の製造が行われることから、従来工程間を移動するときの光学用部品の収容容器を用いた保持収納方法は、図7に示されるような光学用部品を個々に窪みに挿入する形態をとっており、材質的にもその収容容器の材質は光学用部品にくらべて柔く、また非常に簡易な構造となっている。また、光学用部品の収容容器のコストを抑えるために、例えば工程内での光学用部品の搬送と製品の出荷・納入時において、同一の収容容器を使用することが望ましく、また、光学用部品寸法もその使用目的や用途により多種多様化したものとなる傾向があることから、光学用部品を安全かつ確実に汚染から保護し輸送するために、より取り扱いが容易で、汚染防止の効果が高く、収容容器自体からの発塵のない光学用部品の収容方法、及びその容器が必要とされているのが現状である。
特開2005−075381号公報 特開2004−052592号公報 特開2003−372335号公報 特開2004−020529号公報
なお、出願人は前記した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を、本件出願時までに発見するに至らなかった。
前述するように、光学用部品は製造工程において用いる収容容器と、完成した光学用部品の客先への出荷・納入時に用いる収容容器と、収容容器自体の管理が必要となっていることと、加えて光学用部品の寸法形状についての、小型化を伴う様々な多品種化の市場からの強い要求の傾向があることにより、光学用部品の搬送トレーに見られるように収容容器の収納部の構造寸法を可変することが出来る収容容器を使用するなど収容に用いられる容器構造も、また収容容器自体の管理や運用方法も近年急速に複雑となって来ている。しかしながら、従来の収容容器による光学用部品の搬送は、要するに、光学用部品の収納部形状が窪み状である収容容器の凹部収納部に個々に光学用部品を落とし込むような形状であるために、製造の工程途中やそのほかの搬路における収容容器の経時的な素材の乾燥と相まって、搬送される個々の光学用部品が、当然のことながら収容容器の窪み状の凹部収納部の形状よりも小さいために、搬送の際に光学用部品が凹部収納部のなかで頻繁に動き、収容容器表面を光学用部品で磨耗するおそれが生じることとなり、その結果、収容容器の素材から発塵を起こすおそれがあるといった問題があった。
また、容易に収容容器への光学用部品の出し入れが出来るようにその取り扱いを考慮した結果、上述の従来の収容容器の凹部収納部に光学用部品と収容容器の内壁のあいだに隙間が設けられるために、光学用部品が収容容器の中で搬送時において不可避的に動いてしまい、その結果、光学用部品の角部などで微細なカケやワレといった破損が起こるおそれがあるといった問題があった。
また、光学用部品の凹部形状が窪み状である収容容器の凹部収納部に個々に光学用部品を落とし込むような形態であるために、一度先述の窪みに入ったほこりや塵などが外に排出されず、収容容器の凹部収納部の底部に溜まってしまうおそれがあるといった問題があった。
また、格子状の枠構造体のなかに光学用部品を納め、同時に先の枠構造体の上面、及び下面に弱粘着性シートで収容される光学用部品を挟むように収容する収容容器の場合、上面、及び下面の弱粘着性シートの粘着性が同一の場合、弱粘着性シートに不特定に光学用部品が付着し、光学用部品の取り出し作業の効率を悪くするおそれがあり、また上下の弱粘着性シートの一方のみに光学用部品を固定するに足る粘着性を有する場合、光学用部品で特性上、最も重要な主面の一方が保護されないおそれがあり、加えて従来の格子状の枠構造体のなかに光学用部品を納め、同時に枠構造体の上面、及び下面に弱粘着性シートで収容される光学用部品を挟むように収容する収容容器の場合では、一時に収容できる光学用部品の数量に限りがあり、その結果効率的に収容容器を扱うことが出来ないおそれがあるといった問題があった。
本発明は、以上のような技術的背景のもとでなされたものであり、従ってその目的は安全かつ確実に搬送することができる光学用部品の収容方法・及びその収容容器を提供することである。
上述された課題を解決するために本発明は、第一の樹脂フィルムの上に格子状の孔を有する格子状板を載置し、光学用部品をこの格子状板のそれぞれの孔内に収容し、格子状板の上から格子状板を覆うように第二の樹脂フィルムをのせて光学用部品を格子状板のそれぞれの孔内に収容する光学用部品の収容方法において、
最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝を有する略矩形状の保護台座を載置し、保護台座の上に該保護台座の外周よりも小さく、かつこの溝よりも大きい一枚の平坦な上面に弱粘着性を有する第一の樹脂フィルムを載置し、第一の樹脂フィルムの上に、溝に嵌まる凸部を下面に有し、光学用部品が収容される格子状の孔を有し、外周に沿って先述の溝を上面に有する格子状板を載置し、この格子状板の上面に格子状板の外周よりも小さく、かつ先の溝よりも大きな一枚の平坦な下面に弱粘着性を有する第二の樹脂フィルムを載置し、第二の樹脂フィルム上に、溝に嵌まる凸部を下面に有する保護カバーを載置することを特徴とする。
また、最下部の保護台座の上に、第一の樹脂フィルムと、格子状の孔を有する格子状板と、第二の樹脂フィルムから成る層が複数層重ねられ、最上部に保護カバーを載置することを特徴とする。
また、第二の樹脂フィルム上方から、輪状のシート固定リングを格子状板の溝に嵌めることを特徴とする。
また、第一の樹脂フィルムと第二の樹脂フィルムがシート状もしくはリール状のフィルムが用いられることを特徴とする。
また、収容容器に用いられるフィルムには紫外線弱粘化フィルムが用いられることを特徴とする。
また、樹脂フィルムと、樹脂から成る格子状の孔を有する板から成る光学用部品の収容容器において、最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝を有する略矩形状の保護台座と、保護台座の外周よりも小さく、かつ先の溝よりも大きい一枚の平坦な第一の樹脂フィルムと、第一の樹脂フィルム上に溝に嵌まる凸部を下面に有し、光学用部品が収容される格子状の孔を有し、外周に沿って溝を上面に有する格子状板と、格子状板の上面に貼られ、この格子状板の外周よりも小さく、かつ溝よりも大きな一枚の平坦な第二の樹脂フィルムと、第二の樹脂フィルム上に、溝に嵌まる凸部を下面に有す保護カバーとから成ることを特徴とする。
また、第二の樹脂フィルム上方から、格子状板の溝に嵌まる輪状のシート固定リングを有することを特徴とする。
また、第一の樹脂フィルムと第二の樹脂フィルムに平坦なシート状のフィルムが用いられることを特徴とする。
本発明の光学用部品の収容方法、及びその収容容器により、収容された光学用部品などの製品の収容容器からの出し入れの作業効率を著しく改善することができる。
また、本発明の光学用部品の収容方法、及びその収容容器により、光学用部品などの製品の角部などで微細なカケやワレといった破損が起こるおそれを著しく減少させることが出来る。
また、本発明の光学用部品の収容方法、及びその収容容器により、光学用部品などの製品の切断面からの発塵の拡散と、収容容器の構造体と光学用部品との擦れによる発塵を著しく抑制することが出来る。
また、本発明の光学用部品の収容方法、及び収容容器では、収容される光学用部品がはいる孔が格子状に収容容器にあいているために、非常に効率よく、かつ高密度に製品の収容が出来、同時に、収容される光学用部品などの製品の数量を非常に正確に管理することが出来る。
以下、添付の図面に従ってこの発明の実施例を説明する。なお、各図において同一の符号は同様の対象を示すものとする。
図1は本発明の収容容器15の一構成品である格子状板4の概略の上面図とその概略の側面断面図である。即ち、本発明の光学用部品3の収容方法は、後の図6に示されるように、最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝を有する略矩形状の保護台座8を載置し、保護台座8の上にこの保護台座8の外周よりも小さく、かつ溝7よりも大きい一枚の平坦な上面に弱粘着性を有する第一の樹脂フィルム1を載置し、第一の樹脂フィルム1の上に、溝7に嵌まる凸部10を下面に有し、光学用部品3が収容される格子状の孔2を有し、外周に沿って先述の溝7を上面に有する格子状板4を載置し、この格子状板4の上面に格子状板4の外周よりも小さく、かつ先述の溝7よりも大きな一枚の平坦な下面に弱粘着性を有する第二の樹脂フィルム6を載置し、第二の樹脂フィルム6上に、溝7に嵌まる凸部10を下面に有する保護カバー12を載置することを特徴とするものである。第一の樹脂フィルム1は上面に弱粘着性を有し、また、第二の樹脂フィルム6は下面に弱粘着性を有するために、第一の樹脂フィルム1の上に、溝7に嵌まる凸部10を下面に有し、光学用部品3が収容される格子状の孔2を有し、外周に沿って先述の溝7を上面に有する格子状板4を載置するとき、及び、この格子状板4の上面に格子状板4の外周よりも小さく、かつ先述の溝7よりも大きな一枚の平坦な下面に弱粘着性を有する第二の樹脂フィルム6を載置するときには、同時に、第一の樹脂フィルム1と格子状板4と第二の樹脂フィルム6はそれぞれ互いに貼り合わされることに成る。
また、図6に示されるように、本発明は最下部の保護台座8の上に、第一の樹脂フィルム1と、格子状の孔2を有する格子状板4と、第二の樹脂フィルム6から成る層13が複数層重ねられ、最上部に保護カバー12を載置することを特徴とする。このような最下部の保護台座8の上に、第一の樹脂フィルム1と、格子状の孔2を有する格子状板4と、第二の樹脂フィルム6から成る層13が複数層重ねられた構成をとることが出来る為に、多数の光学用部品3を一度に収容することが出来、また収容される光学用部品3がはいる孔が格子状に収容容器でもある格子状板4にあいているために、非常に効率よく、かつ高密度に製品の収容が出来、同時に、収容される光学用部品3などの製品の数量を非常に正確に管理することが出来るといった効果を奏するものである。
図2は本発明の収容容器15の一構成品である格子状板4の概略の下面図とその概略の側面断面図である。ここで、第一の樹脂フィルム1と第二の樹脂フィルム6の粘着性に差を持たせることも、使用するそれぞれの第一の樹脂フィルム1、及び第二の樹脂フィルム6を選択することにより、収容された光学用部品3などの製品の収容容器15からの出し入れの作業の効率を著しく改善することが出来、また、本発明により、搬送の際に光学用部品3が格子状の孔2のなかで頻繁に動くことが無く、光学用部品3などの製品の角部などで微細なカケやワレといった破損が起こるおそれを著しく減少させることが出来る効果を奏するものである。
図3は本発明の収容容器15の一構成品である保護台座8の概略の上面図とその概略の側面断面図である。この保護台座8を最下部に設けることにより、第一の樹脂フィルム1の下面側を保護することができ、同時に先述の第一の樹脂フィルム1と、格子状の孔2を有する格子状板4と、第二の樹脂フィルム6から成る層13が複数層重ねられた構成の収容容器15の形態を非常に安定してとることが出来る。
図4は本発明の収容容器15の一構成品である保護カバー12の概略の上面図とその概略の側面断面図である。この保護カバー12を最上面に載置することにより、第二の樹脂フィルム6の最上面を外部からの接触から保護することができ、搬送時においても安全に光学用部品3を収容した状態で運ぶことが出来る。
図5は本発明の収容容器15の一構成品であるシート固定リング14の概略の上面図とその概略の側面断面図である。このシート固定リング14を第二の樹脂フィルム6上方から、格子状板4の溝7に嵌めることによっても、第二の樹脂フィルム6を溝7内にこのシート固定リング14により確実に固定した状態とすることが出来、先述の保護カバー12を用いた、例えば長距離となることが多い光学用部品3の客先工場などへの搬出入時での保護カバー12の使用に代えて、このシート固定リング14を使用して、ある屋内での短距離の作業場間の移送時に簡便に使用することが出来るものである。
図6は本発明の収容容器15の使用時の様子を側面方向からみた概略の一形態図である。即ち、本発明の光学用部品3の収容容器15は、最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝7を有する略矩形状の保護台座8と、保護台座8の外周よりも小さく、かつ先の溝7よりも大きい一枚の平坦な第一の樹脂フィルム1と、第一の樹脂フィルム1上に溝7に嵌まる凸部10を下面に有し、光学用部品3が収容される格子状の孔2を有し、外周に沿って溝7を上面に有する格子状板4と、格子状板4の上面に貼られ、この格子状板4の外周よりも小さく、かつ溝7よりも大きな一枚の平坦な第二の樹脂フィルム6と、第二の樹脂フィルム6上に、溝7に嵌まる凸部10を下面に有す保護カバー12とから成ることを特徴とするものである。
図7は従来のひとつの収容容器15に複数の光学用部品3が収納される様子を示す斜め上面からみた概略の模式図である。従来の収容方法では、窪み状の凹部を成す搬送トレーの収納部にひとつずつ個々に光学用部品3を納めるといった容器形状をしていた。
図8は従来の光学用部品3の収容方法において、収容容器15に設けられたひとつの窪み状の凹部に板状の光学用部品3が収納される様子を示す概略の側面模式図である。先の図7、及びこの図8に示されるように、収容容器15と収納される光学用部品3のあいだには隙間があるために、搬送中に光学用部品3が窪み状の凹部収納部の中で動き光学用部品3の角部などでカケやワレといった破損が起こる可能性があるといった問題があった。また、光学用部品3の収納部形状が窪み状である収容容器15の凹部収納部に個々に光学用部品3を落とし込むような形状であるために、一度凹部収納部に入ったほこりや塵などが外に排出されず、収容容器15の凹部収納部の底部に溜まる可能性があるといった問題があった。
なお、本発明においては収容される部品は光学用部品3を取り上げたが、例えば圧電部品である圧電振動子のブランクであるとか、主面を保護する必要のある部品の場合においても、本発明の効果を奏することは言うまでもない。
また、本発明の光学用部品3の収容方法において、第一の樹脂フィルム1と第二の樹脂フィルム6は一体で、一枚の格子状板4を挟むように、折り返した形状を成したものである場合においても、本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。また、収容容器15に用いられるフィルムに紫外線を照射することにより粘着性が弱まる性質をもつ紫外線弱粘化フィルムを用いても全く構わず、この場合においても本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでも無い。
本発明の収容容器の一構成品である格子状板の概略の上面図とその概略の側面断面図である。 本発明の収容容器の一構成品である格子状板の概略の下面図とその概略の側面断面図である。 本発明の収容容器の一構成品である保護台座の概略の上面図とその概略の側面断面図である。 本発明の収容容器の一構成品である保護カバーの概略の上面図とその概略の側面断面図である。 本発明の収容容器の一構成品であるシート固定リングの概略の上面図とその概略の側面断面図である。 本発明の収容容器の使用時の様子を側面方向からみた概略の一形態図である。 従来のひとつの収容容器に複数の光学用部品が収納される様子を示す斜め上面からみた概略の模式図である。 従来の光学用部品の収容方法において、収容容器に設けられたひとつの窪み状の凹部に板状の光学用部品が収納される様子を示す概略の側面模式図である。
符号の説明
1 第一の樹脂フィルム
2 格子状の孔
3 光学用部品
4 格子状板
5 孔内
6 第二の樹脂フィルム
7 溝
8 保護台座
9 保護台座の外周
10 凸部
12 保護カバー
13 層
14 シート固定リング
15 収容容器

Claims (8)

  1. 第一の樹脂フィルムの上に格子状の孔を有する板を載置し、光学用部品を該格子状板のそれぞれの孔内に収容し、該格子状板の上から該格子状板を覆うように第二の樹脂フィルムをのせて該光学用部品を該格子状板のそれぞれの孔内に収容する光学用部品の収容方法において、
    最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝を有する略矩形状の保護台座を載置し、
    該保護台座の上に該保護台座の外周よりも小さく、かつ該溝よりも大きい一枚の平坦な上面に粘着性を有する第一の樹脂フィルムを載置し、
    該第一の樹脂フィルムの上に、該溝に嵌まる凸部を下面に有し、該光学用部品が収容される格子状の孔を有し、外周に沿って該溝を上面に有する格子状板を載置し、
    該格子状板の上面に該格子状板の外周よりも小さく、かつ該溝よりも大きな一枚の平坦な下面に粘着性を有する第二の樹脂フィルムを載置し、
    該第二の樹脂フィルム上に、該溝に嵌まる凸部を下面に有する保護カバーを載置する光学用部品の収容方法。
  2. 最下部の保護台座の上に、該第一の樹脂フィルムと、該格子状の孔を有する該格子状板と、該第二の樹脂フィルムから成る層が複数層重ねられ、最上部に該保護カバーを載置する請求項1に記載の光学用部品の収容方法。
  3. 該第二の樹脂フィルム上方から、輪状のシート固定リングを該格子状板の該溝に嵌める請求項1乃至請求項2に記載の光学用部品の収容方法。
  4. 該第一の樹脂フィルムと該第二の樹脂フィルムがシート状もしくはリール状のフィルムが用いられることを特徴とする請求項1、乃至請求項2に記載の光学用部品の収容方法。
  5. 収容容器に用いられる樹脂フィルムには紫外線弱粘化フィルムが用いられる請求項1、乃至請求項2に記載の光学用部品の収容方法。
  6. 樹脂フィルムと、樹脂から成る格子状の孔を有する格子状板から成る光学用部品の収容容器において、
    最下部に樹脂から成り、外周に沿って溝を有する略矩形状の保護台座と、
    該保護台座の外周よりも小さく、かつ該溝よりも大きい一枚の平坦な第一の樹脂フィルムと、
    該第一の樹脂フィルム上に該溝に嵌まる凸部を下面に有し、光学用部品が収容される格子状の孔を有し、外周に沿って該溝を上面に有する格子状板と、
    該格子状板の上面に貼られ、該格子状板の外周よりも小さく、かつ該溝よりも大きな一枚の平坦な第二の樹脂フィルムと、
    該第二の樹脂フィルム上に、該溝に嵌まる凸部を下面に有す保護カバーと、から成ることを特徴とする光学用部品の収容容器。
  7. 該第二の樹脂フィルム上方から、該格子状板の該溝に嵌まる輪状のシート固定リングを有することを特徴とする請求項6に記載の光学用部品の収容容器。
  8. 該第一の樹脂フィルムと該第二の樹脂フィルムに平坦なシート状のフィルムが用いられることを特徴とする請求項6に記載の光学用部品の収容容器。
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