JP6683798B1 - 偏光板積層体、及び、偏光板の積層方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異形の偏光板の異形部分が破損することを防止することができる偏光板積層体、及び、偏光板の積層方法を提供する。【解決手段】偏光板積層体1Aは、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板2が複数枚積層された積層体であって、偏光板2は、矩形の一辺から偏光板2の内側へ向けて凹んだ凹部3を有し、接触している偏光板2同士は、一方の偏光板2における凹部3を有する領域と他方の偏光板2における凹部3を有しない領域とが対面するように積層されている。【選択図】図1

Description

本発明は、偏光板積層体、及び、偏光板の積層方法に関する。
液晶テレビ、有機ELテレビ、スマートフォン等の画像表示装置は、光学部品の一つとして偏光板を備えている。偏光板は、画像表示面の形状が多様化してきたことに伴い、単純な多角形でない、凹状の切り欠き部(凹部)を有する異形のものが登場してきている(例えば特許文献1参照)。
特開2018−92147号公報
ところで、偏光板の流通過程では、例えば数百枚の偏光板を積層し、これを収納容器に入れた状態で運搬することがあり、特に、異形の偏光板は枚葉のものを積層して積層体の形態で運搬される。このとき、異形の偏光板では凹部を構成する部分に応力が加わりやすいことから、当該部分が破損(割れ、裂け等)することが懸念される。凹部周辺の保護のために凹部に緩衝材を嵌め込む手段が考えられるが、凹部の形状ごとに緩衝材を用意しなければならず、また、緩衝材の着脱の作業を要することにもなる。
そこで本発明は、異形の偏光板の異形部分が破損することを防止することができる偏光板積層体、及び、偏光板の積層方法を提供することを目的とする。
本発明は一つの実施形態において、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板が複数枚積層された積層体であって、偏光板は矩形の一辺から偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、接触している偏光板同士は、一方の偏光板における凹部を有する領域と他方の偏光板における凹部を有しない領域とが対面するように積層されている、偏光板積層体を提供する。
また、本発明は一つの実施形態において、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、偏光板は矩形の一辺から偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、接触させる偏光板同士を、一方の偏光板における凹部を有する領域と他方の偏光板における凹部を有しない領域とが対面するように積層する、偏光板の積層方法を提供する。
この偏光板積層体、及び偏光板の積層方法によれば、偏光板のうち凹部を有する領域が、これに積層される他の偏光板の凹部を有しない領域と対面する格好となるので、外部から凹部に対して加わる応力が当該他の偏光板の存在によって緩和される。すなわち、異形の偏光板では、凹部を構成している異形部分の角部が外部からの応力に対して最も脆弱な部分であるところ、本発明の偏光板積層体及び偏光板の積層方法によれば、積層された他の偏光板によって当該角部が物理的に保護されるので、偏光板の異形部分が破損することを防止することができる。
また、本発明は別の実施形態において、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板が複数枚積層された積層体であって、偏光板は矩形の一辺から偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、凹部を有する領域同士が対面するように複数の偏光板が積層されて構成された偏光板群を複数備え、複数の偏光板群同士は、一方の偏光板群における凹部を有する領域と他方の偏光板群における凹部を有しない領域とが対面するように積層されている、偏光板積層体を提供する。
また、本発明は当該別の実施形態において、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、偏光板は矩形の一辺から偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、凹部を有する領域同士が対面するように複数の偏光板を積層した偏光板群を複数構成し、複数の偏光板群同士を、一方の偏光板群における凹部を有する領域と他方の偏光板群における凹部を有しない領域とが対面するように積層する、偏光板の積層方法を提供する。
また、本発明は当該別の実施形態において、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、偏光板は矩形の一辺から偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、凹部を有する領域同士が対面するように複数の偏光板を積層して第1の偏光板群を構成し、第1の偏光板群に対して、別の偏光板を、第1の偏光板群における凹部を有する領域と、別の偏光板における凹部を有しない領域とが対面するように積層し、別の偏光板に対して、凹部を有する領域同士が互いに対面するように偏光板を積層して第2の偏光板群を構成する、偏光板の積層方法を提供する。
この偏光板積層体、及び偏光板の積層方法によれば、偏光板群のうち凹部を有する領域が、これに積層される他の偏光板群の凹部を有しない領域と対面する格好となるので、外部から凹部に対して加わる応力が当該他の偏光板群の存在によって緩和される。すなわち、異形の偏光板では、凹部を構成している異形部分の角部が外部からの応力に対して最も脆弱な部分であるところ、本発明の偏光板積層体及び偏光板の積層方法によれば、積層された他の偏光板群によって当該角部が物理的に保護されるので、偏光板の異形部分が破損することを防止することができる。
この偏光板積層体においては、積層された偏光板群同士は、凹部を有する領域が互いの矩形の凹部を有する領域の対辺側に位置するように積層されていることが好ましい。このような積層態様であると、偏光板が矩形であることから偏光板群間で四隅の位置が一致し、偏光板積層体全体の安定性が維持される。
また、この偏光板積層体においては、凹部が同一の向きとなっている偏光板の合計枚数が、積層された偏光板の全枚数の30%〜70%を占めていることが好ましい。これによれば、偏光板積層体全体として凹部がほぼ均等に保護される。
本発明に用いられる偏光板は、偏光フィルムと、偏光フィルムの両面に積層された保護フィルムと、保護フィルムのうちの片方側に積層された粘着剤層と、粘着剤層に積層された剥離フィルムとを備えたものであってもよい。
本発明によれば、異形の偏光板の異形部分が破損することを防止することができる偏光板積層体、及び、偏光板の積層方法を提供することができる。
第1の実施形態の偏光板積層体の斜視図である。 図1の偏光板積層体の分解斜視図である。 第2の実施形態の偏光板積層体の斜視図である。 図3の偏光板積層体の分解斜視図である。 他の実施形態の偏光板積層体の斜視図である。 他の別の実施形態の偏光板積層体の平面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施形態>
図1及び図2に示されているとおり、本発明の第1の実施形態の偏光板積層体1Aは、複数の偏光板2が、四隅の位置が相互に一致するように積層されて成るものである。ここで偏光板2は、偏光フィルムと、偏光フィルムの片面又は両面に積層された保護フィルムとを備えたものである。偏光板の片方の面には更に、粘着剤層及び剥離フィルムを備えていてもよい。粘着剤層及び剥離フィルムを備えている場合は、これらの層が同一の向きとなるように(例えば図示下側の向きとなるように)表裏が揃えられていることが好ましい。
また、偏光板の他方の面には更に、粘着剤層及び表面保護フィルムを備えていてもよい。偏光板がその両面に粘着剤層を備えている場合、一方の粘着剤層は偏光板を表示パネル等に貼り合わせるためのものであり、他方の粘着剤層は一緒に貼り合わされている表面保護フィルムと合わせて、運搬過程などで偏光板表面に傷等が入ることを保護する目的のものである。上記のとおり、偏光板は偏光フィルムの片面又は両面に保護フィルムが積層されたものと説明したが、この保護フィルムは例えば、代わりに位相差フィルムであってもよく、保護フィルムに加えて位相差フィルムを有するものであってもよい。なお、偏光フィルム、保護フィルム及び位相差フィルムは、本技術分野で公知のものであればよい。
偏光板2は、矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板であり、矩形の一辺から偏光板2の内側へ向けて凹んだ凹部3を有している。ここで「矩形を基準とした」とは、凹部3が存在しないと仮定した場合に、偏光板の形状が矩形を成しているということを意味する。また、本明細書において、「矩形」とは長方形を指し、正方形を含む概念である。また「矩形」には、その四隅に対して角丸加工等の変形加工を加えたものも含むものとする。
偏光板2の大きさは、貼り合わせて用いる表示パネルの大きさに応じて選ばれるが例えば、特開2018−159911号公報記載のものであってよい。具体的には、偏光板2に含まれる偏光フィルムが矩形である場合の大きさとして、短辺の幅は、20mmより大きく160mm以下であることが好ましく、25mmより大きく130mm以下であることがより好ましく、30mmより大きく100mm以下であることが更に好ましく、30mmより大きく80mm以下であることが特に好ましい。長辺(偏光板2の幅方向に垂直な方向の辺)の長さは、例えば、30mm以上600mm以下であってよい。そして、凹部3の幅は、当該凹部3が形成されている辺の長さ(凹部3がないと仮定したときの辺の長さ)の1.0倍未満であって、且つ、0.03倍以上、0.10倍以上、0.13倍以上、0.15倍以上、0.20倍以上、又は、0.22倍以上であることが好ましい。さらに好ましくは0.30倍以上であってよい。凹部3の長さは、図1及び図3のように、当該凹部3が半円状の場合、その半径といえるが例えば、3mm以上15mm以下であってよい。ここでは、凹部3が半円状である場合で示したが、凹部3の幅や長さによって、平面視で半楕円状であることもあり、後述するように、コ字形(平面視で四角形の切欠き)であってもよく、V字形(平面視で三角形の切欠き)等の他の形状であってもよい。
積層する複数枚の偏光板2のそれぞれは、全て同一形状を成しており、基準とした矩形のうちの一辺に凹部3を有している。図1及び図2では、凹部3はその形状が略半円を描く弧である様子を示している。凹部3の幅、すなわち基準とした矩形の一辺に向かって開口した部分の幅は、5mm以上30mm以下であってよい。凹部3の深さ、すなわち基準とした矩形の一辺から凹部3の最深部まで垂直に下した線の長さは、1mm以上30mm以下であってよい。
偏光板2の厚さは特に限定されず、切断加工で枚葉の偏光板に加工できる範囲で選択できるが、例えば、10〜150μm程度である。
偏光板積層体1Aにおいて、接触している偏光板2同士は、一方の偏光板2における凹部3を有する領域A1(図2参照)と、他方の偏光板2における凹部3を有しない領域A2とが対面するように積層されている。すなわち、互いに接触する二枚の偏光板2に着目したとき、積層された偏光板2同士は偏光板2の主面に垂直な軸に関して180°回転させた向きとされ、凹部3を有する領域A1が互いの矩形の凹部3を有する領域A1の対辺側に位置するように積層されている。全ての偏光板2がこのように、一枚ごとに凹部3の向きを違えて積層されている。なお、ここで「領域」とは、矩形のうちの部位を特定するために用いられる用語であって、矩形の任意の辺に沿い、当該辺から偏光板の内側へ亘る、所定の面積を有する縁部を指している。
偏光板積層体1A全体の偏光板2の積層枚数は、100枚〜1000枚であることが好ましい。偏光板積層体1Aは、図示上下方向からクッション材で挟むようにして収納容器に入れられて、運搬される。
この積層方法によって積層された偏光板積層体1Aは、偏光板2のうち凹部3を有する領域A1が、これに積層される他の偏光板2の凹部3を有しない領域A2と対面する格好となるので、外部から凹部に対して加わる応力が当該他の偏光板2の存在によって緩和される。すなわち、偏光板2のように異形の形状とされた偏光板では、凹部3を構成している異形部分の角部が外部からの応力に対して最も脆弱な部分であるところ、本実施形態の偏光板積層体1Aによれば、積層された他の偏光板2によって当該角部が物理的に保護されるので、偏光板2の異形部分が破損することを防止することができる。
また、この偏光板積層体1Aにおいては、積層された偏光板2同士は、凹部3を有する領域A1が互いの矩形の凹部3を有する領域A1の対辺側に位置するように積層されていることから、積層した全ての偏光板2間で四隅の位置が一致し、偏光板積層体1A全体の安定性が維持されている。
<第2の実施形態>
図3及び図4に示されているとおり、本発明の第2の実施形態の偏光板積層体1Bは、複数の偏光板2が積層されて成るものである。積層する偏光板2は、第1の実施形態に係る偏光板2と同様である。第2の実施形態の偏光板積層体1Bが第1の実施形態の偏光板積層体1Aと異なる点は、偏光板2が一枚ずつ向きを違えて積層されているのではなく、複数の偏光板2から構成された偏光板群4A,4Bが互いに向きを違えて積層されている点である。
偏光板積層体1Bは、二つの偏光板群4A,4Bを含んでいる。各偏光板群4A,4Bは、凹部3を有する領域A1同士が対面するように(図4では複数枚の偏光板2を纏めて「A1」の符号を付している。後述する凹部3を有しない領域「A2」についても同様である。)、すなわち、凹部3が同一の向きとなるように複数の偏光板2が積層されて構成されたものである。一つの偏光板群を構成する偏光板2の枚数は、50枚〜200枚であることが好ましい。
複数の偏光板群4A,4B同士は、一方の偏光板群(第1の偏光板群)4Aにおける凹部3を有する領域A1と他方の偏光板群(第2の偏光板群)4Bにおける凹部3を有しない領域A2とが対面するように積層されている。すなわち、積層された偏光板群同士は、偏光板群の主面に垂直な軸に関して180°回転させた向きとされ、凹部3を有する領域A1が互いの偏光板群の矩形の凹部3を有する領域A1の対辺側に位置するように積層されている。これにより、偏光板積層体1B全体の外観形状としては、直方体を構成しながらも、その厚さ部分を構成する四つの面のうち、一組の対面において凹部3が観察される。当該対面の一方の面では、凹部3が積層厚さのうち半分の厚さを占めるように連なって凹部群を形成しており、他方の面では、凹部3が積層厚さのうち残り半分の厚さを占めるように連なって凹部群を形成している。
偏光板群4A,4Bのそれぞれにおいて、偏光板2の積層枚数は、50枚〜500枚であることが好ましい。また、偏光板積層体1Bにおいて、凹部3が同一の向きとなっている偏光板2の合計枚数は、積層された偏光板2の全枚数の30%〜70%を占めていることが好ましく、40%〜60%を占めていることがより好ましく、45%〜55%を占めていることが更に好ましい。これらの範囲内であると、偏光板積層体1B全体として凹部3が均等に保護されやすい。
偏光板積層体1Bを構成するための積層方法は、例えば二通りの方法が挙げられる。一つ目の方法は、複数枚の偏光板2を、凹部3を同一の向きにして積層して偏光板群4A,4Bをそれぞれ独立して構成し、最後に両偏光板群4A,4Bを互いに積層する方法である。二つ目の方法は、始めに一つの偏光板群4Aを構成した後、その上に、別の偏光板2を順次積層していき次の偏光板群4Bを構成する方法である。このとき、当該別の偏光板2を偏光板群4Aの上に積層する際は、偏光板群4Aにおける凹部3を有する領域A1と、当該別の偏光板2における凹部3を有しない領域A2とが対面するように積層し、その後の偏光板2の積層は、当該別の偏光板2に対して、凹部3を有する領域A1同士が対面するように更なる偏光板2を積層するようにする。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではない。例えば、第2の実施形態では、二つの偏光板群が積層されたとみなすことができる偏光板積層体1Bを示したが、偏光板積層体に含まれる偏光板群は、三つ以上であってもよい。例えば、図5に示されているとおり、本発明の偏光板積層体は、四つの偏光板群4A,4B,4C,4Dを含む偏光板積層体1Cであってもよい。
図5に示されている偏光板積層体1Cにおいても、凹部3が同一の向きとなっている偏光板2の合計枚数が、積層された偏光板2の全枚数の30%〜70%を占めていることが好ましく、40%〜60%を占めていることがより好ましい。凹部3が一方の向きのものと、他方の向きのものとが略同数となっていることが特に好ましい。このようにすれば、偏光板積層体1C全体として凹部3がほぼ均等に保護される。
また、上記二つの実施形態では、凹部が向く方向を180°違えるようにして偏光板2を積層する態様を示したが、凹部が向く方向を90°違えるようにしてもよい。特に、偏光板の形状が正方形を基準とした形状である場合は、図6に示されているとおり、平面視で凹部3が四方のいずれかの向きを向くようにして偏光板積層体1Dを構成することができる。この場合でも、正方形の四隅の位置が全ての偏光板で一致するため、安定性が高い。この態様では、偏光板積層体1Dの平面視で、凹部3の向きが四方向存在するので、凹部3が同一の向きとなっている偏光板の枚数は、全枚数の15〜35%を占めていることが好ましく、20〜30%を占めていることがより好ましい。
また、上記実施形態では凹部の形状が略半円を描く弧である態様(半円の切欠き)を示したが、凹部の形状はコ字形(四角形の切欠き)であってもよく、V字形(三角形の切欠き)等、他の形状であってもよい。
本発明は異形の偏光板の運搬に利用することができる。
1A,1B,1C,1D…偏光板積層体、2…偏光板、3…凹部、4A,4B,4C,4D…偏光板群、A1…凹部3を有する領域、A2…凹部3を有しない領域。

Claims (9)

  1. 矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板が複数枚積層された積層体であって、
    前記偏光板は、前記矩形の一辺から前記偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、
    接触している前記偏光板同士は、一方の偏光板における前記凹部を有する領域と他方の偏光板における前記凹部を有しない領域とが対面するように積層されている、偏光板積層体。
  2. 矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板が複数枚積層された積層体であって、
    前記偏光板は、前記矩形の一辺から前記偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、
    前記凹部を有する領域同士が対面するように複数の前記偏光板が積層されて構成された偏光板群を複数備え、
    前記複数の偏光板群同士は、一方の偏光板群における前記凹部を有する領域と他方の偏光板群における前記凹部を有しない領域とが対面するように積層されている、偏光板積層体。
  3. 積層された前記偏光板群同士は、前記凹部を有する領域が互いの前記矩形の前記凹部を有する領域の対辺側に位置するように積層されている、請求項2記載の偏光板積層体。
  4. 前記凹部が同一の向きとなっている偏光板の合計枚数が、積層された偏光板の全枚数の30%〜70%を占めている、請求項2又は3記載の偏光板積層体。
  5. 前記偏光板は、偏光フィルムと、前記偏光フィルムの両面に積層された保護フィルムと、前記保護フィルムのうちの片方側に積層された粘着剤層と、前記粘着剤層に積層された剥離フィルムとを備えている、請求項1〜4のいずれか一項記載の偏光板積層体。
  6. 矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、
    前記偏光板は、前記矩形の一辺から前記偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、
    接触させる前記偏光板同士を、一方の偏光板における前記凹部を有する領域と他方の偏光板における前記凹部を有しない領域とが対面するように積層する、偏光板の積層方法。
  7. 矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、
    前記偏光板は、前記矩形の一辺から前記偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、
    前記凹部を有する領域同士が対面するように複数の前記偏光板を積層した偏光板群を複数構成し、
    前記複数の偏光板群同士を、一方の偏光板群における前記凹部を有する領域と他方の偏光板群における前記凹部を有しない領域とが対面するように積層する、偏光板の積層方法。
  8. 矩形を基準とした形状を有する異形の偏光板を複数枚積層する積層方法であって、
    前記偏光板は、前記矩形の一辺から前記偏光板の内側へ向けて凹んだ凹部を有し、
    前記凹部を有する領域同士が対面するように複数の前記偏光板を積層して第1の偏光板群を構成し、
    前記第1の偏光板群に対して、別の偏光板を、前記第1の偏光板群における前記凹部を有する領域と、前記別の偏光板における凹部を有しない領域とが対面するように積層し、
    前記別の偏光板に対して、前記凹部を有する領域同士が互いに対面するように前記偏光板を積層して第2の偏光板群を構成する、偏光板の積層方法。
  9. 前記偏光板は、偏光フィルムと、前記偏光フィルムの両面に積層された保護フィルムと、前記保護フィルムのうちの片方側に積層された粘着剤層と、前記粘着剤層に積層された剥離フィルムとを備えている、請求項6〜8のいずれか一項記載の偏光板の積層方法。

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