JP6432908B2 - 散薬供給装置 - Google Patents
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Description
前者の配分分割式には振動フィーダが多用されており、なかには(例えば特許文献1参照)、送出散薬が流れ出て落ちて来ているか否かを検出するためにフォトセンサ等を設けたり、散薬の飛散を防止するために集塵装置を設けてその集塵ヘッドを散薬フィーダの近傍に配置したものもある。
それらのうち、容積計測方式や重量計測方式は、それだけで微量の散薬を精度良く測定しようとすると時間とコストが嵩むため、一包分ずつの散薬分割でなく、一患者分ずつの散薬分割に用いられてきた。
また、撮像計測方式の散薬供給機構では(例えば特許文献2参照)、供給対象の散薬を収容した円筒状の散薬カセットが横置き状態で装着されると、散薬カセットの口を開けて散薬カセットを軸回転させることにより、散薬を薄く広げながら逐次排出させるとともに、落下散薬を撮像装置で撮った画像を処理して散薬送出量を時々刻々算出するようになっている。
しかしながら、撮像計測を行う散薬供給装置にあっては、撮像装置の部品に飛散散薬が付着すると、なかでもレンズ中央等に飛散散薬が付着すると、それが画像に写り込んだり、画像が不鮮明になったりして、その悪影響が測定精度に及ぶことがある。特に微少流量計測を行う場合には、測定精度が不所望なまで損なわれることにもなりかねない。
そこで、撮像計測方式に適した飛散散薬の影響軽減手段を開発してそれを具備した散薬供給装置を実現することが技術的な課題となる。
しかも、散薬飛来阻止部材のうち少なくとも撮像装置の撮影方向に当たる部分は透明になっているので、散薬飛来阻止部材を設けても、撮像装置による落下散薬の撮像機能は、維持される。
図1〜4に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
回転駆動機構24は、カセット保持機構21上の散薬カセット4を軸回転させるものであり、散薬カセット4の後端外周部に噛合して(特許文献2参照)、又は散薬カセット4の後端面穴に嵌合して(特許文献4〜9参照)、回転力を伝達するようになっている。
撮像装置23は、カセット保持機構21の前方または前斜め下に設けられていて、散薬カセット4から排出されて落下している散薬7を撮るようになっている(図1(d)参照)。散薬7の送出量をコントローラ11の画像処理にて算出しうるよう、散薬7が横に広がったところを撮るようになっている(特許文献2〜9参照)。撮像装置23が上述したカセット保持機構21や次に述べる散薬飛来阻止部材30と共に上部筐体20に装備されているので、上部筐体20が揺動しても撮影位置がずれないものとなっている。
この散薬飛来阻止部材30の後面の略中央部分、ここは撮像装置23のうち撮影方向に当たる部分を含む後面部分であるが、そこには例えば透明なガラス平板からなる透明部材31が配されている。なお、透明は、撮像装置23の感光に関して透明であれば良い。
ホッパ保持機構41は、上述の開閉弁付き貯留ホッパ42を支承して散薬落下経路中に保持するものであるが、内蔵した又は付設された小形の精密なロードセル等にて開閉弁付き貯留ホッパ42及び貯留散薬の重量を計測するようになっている。
吸気口44は(図1,図2(b),図4(c)参照)、集塵用の開口であり、ダクト詰まり防止のために網状・格子状の部材が装着されている。その形成位置は、次に詳述する集塵経路延長部材50によって上方へ延長されるとともに横へ拡張されるので、厳密である必要は無いが、概ね、基部40のうち撮像装置23の下方に位置する部位に形成される。より具体的には、基部40の上面のうち前端寄りのところであって、透明部材31のうち拭掃部材32によって拭かれる部位の下方のところに、形成されている。
こうして、散薬供給装置10の内部の清掃や確認のために散薬供給装置10を開閉すると、それに随伴して透明部材31の両面のうち散薬落下経路側の面であるカセット保持機構21側の面が拭掃部材32にて拭かれるので、内向きのため人手では清掃しづらい透明部材31が意識して清掃するまでもなく綺麗な状態に維持される。また、透明部材31から拭き落とされた散薬は集塵経路延長部材50の中に入るため、集塵経路延長部材50の清掃時に除去されるか吸気口44から吸い出されるので、二次汚染も無い。
そして、散薬カセット4の装着後は、分包量(散薬送出量)や分包数(送出回数)といった調剤指示データを操作入力やダウンロード等にてコントローラ11に与える。
こうして、横置き円筒カセット回転方式で散薬供給が行われるが、散薬供給装置10は幾つかの点で改良されている。
上記実施例では散薬飛来阻止部材30が撮像装置23の全体を囲っていたが、撮像装置23への散薬7の飛来を適度に阻止することができれば、散薬飛来阻止部材30が撮像装置23の全体を囲うことは必須でなく、散薬飛来阻止部材30は、撮像装置23のうちカセット保持機構21側の部分やそれを含む部分を囲うものであっても良い。
また、上記実施例では、散薬飛来阻止部材30のうち撮像装置23の撮影方向に当たる部分を含む一平面にだけ透明部材31が用いられていたが、それに透明部材31の採用が限定される訳でなく、それより多くの部分さらには散薬飛来阻止部材30の全部に透明部材が用いられていても良い。
さらに、上記実施例では、拭掃部材32がワイプ式の拭く部材であったが、透明部材31の表面を清掃して付着散薬を除去できれば、拭掃部材32は、スイープ式の掃く部材であっても良い。
10…散薬供給装置、
11…コントローラ(制御装置・演算装置,撮像計測手段,重量計測手段)、
20…上部筐体、21…カセット保持機構、22…カセット出入口蓋、
23…撮像装置(撮像計測手段)、24…回転駆動機構、25…カセット開閉機構、
30…散薬飛来阻止部材、31…透明部材、32…拭掃部材、
33+34+35…揺動連動機構、33…転動輪、
34…揺動部材、35…斜路部材(基部側固定)、
40…基部、41…ホッパ保持機構(重量計測手段)、
42…開閉弁付き貯留ホッパ、43…集塵ダクト、44…吸気口、
50…集塵経路延長部材、51…下端開口、52…上端開口、
60…散薬分包機
Claims (4)
- 散薬カセットを着脱可能に保持するカセット保持機構と、前記散薬カセットから排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量を算出する撮像計測手段と、前記カセット保持機構と前記撮像装置とを内部に保持する筐体とを備えた散薬供給装置において、前記撮像装置のうち前記カセット保持機構側の部分または前記撮像装置の全体を囲って前記撮像装置への散薬飛来を阻止する散薬飛来阻止部材が設けられて前記筐体の内部に保持されており、前記散薬飛来阻止部材のうち前記撮像装置の撮影方向に当たる部分または前記散薬飛来阻止部材の全部に透明部材が用いられており、前記筐体のうち前記撮像装置の下方に位置する部位に集塵用の吸気口が形成されており、上下両端の開口した着脱式の管路体からなり前記筐体の内部に装着されると下端開口が前記吸気口と連通し上端開口が前記散薬飛来阻止部材の下方に来る集塵経路延長部材が設けられていることを特徴とする散薬供給装置。
- 散薬カセットを着脱可能に保持するカセット保持機構と、前記散薬カセットから排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量を算出する撮像計測手段とを備えた散薬供給装置において、
前記撮像装置のうち前記カセット保持機構側の部分または前記撮像装置の全体を囲って前記撮像装置への散薬飛来を阻止する散薬飛来阻止部材が設けられており、前記散薬飛来阻止部材のうち前記撮像装置の撮影方向に当たる部分または前記散薬飛来阻止部材の全部に透明部材が用いられており、
前記透明部材の外面のうち前記カセット保持機構側の面であって前記撮像装置の撮影方向に当たる部分を拭く又は掃く拭掃部材が設けられており、
前記カセット保持機構と前記撮像装置と前記散薬飛来阻止部材と前記拭掃部材とを内部に保持する上部筐体と、前記上部筐体を揺動可能に支持する基部と、前記上部筐体の揺動を伝達して前記拭掃部材を稼動させる揺動連動機構とが設けられていることを特徴とする散薬供給装置。 - 前記散薬カセットから落下した散薬を受け入れて一時貯留する開閉弁付き貯留ホッパ及び前記貯留ホッパを支承するホッパ保持機構が前記基部の内部に設けられており、前記基部のうち前記撮像装置の下方に位置する部位に集塵用の吸気口が形成されており、上下両端の開口した着脱式の管路体からなり前記基部に装着されると下端開口が前記吸気口と連通し上端開口が前記散薬飛来阻止部材の下方に来るとともに前記ホッパ保持機構の近くにも来る集塵経路延長部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の散薬供給装置。
- 前記集塵経路延長部材の上端開口がコの字状になっていることを特徴とする請求項3記載の散薬供給装置。
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