JP6418583B2 - 散薬供給装置 - Google Patents
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Description
後者の回転配分式の散薬供給装置は(例えば特許文献1,2参照)、散薬を定量で又は可変量で少しずつ逐次供給する散薬フィーダと、散薬フィーダから供給された散薬を回転しながら受けることにより散薬を均等に分布させて保持する回転式環状受部材と、回転式環状受部材から一包分ずつ分割して包装装置へ送り込む分割機構とを備えている。
容積計測方式や重量計測方式は、それだけで微量の散薬を精度良く測定しようとすると時間とコストが嵩むため、一包分ずつの散薬分割でなく、一患者分ずつの散薬分割に用いられてきたが(例えば特許文献1,2参照)、撮像計測方式や、それと重量計測方式との組合せ方式は、一包分ずつの微少な散薬の分割まで実用に適うものとなっている(例えば特許文献3参照)。
そして、このような散薬カセットを用いる散薬供給装置は、散薬カセットが装着されると、容器部を固定した状態で可動部材を軸回転させることによって散薬カセットから散薬を逐次排出させ、軸回転を止めることで散薬逐次排出を停止させるようになっている。
そして、このような散薬カセットを用いる散薬供給装置は、散薬カセットが縦向きでなく横向きで装着されるようになっており、散薬カセットが装着されると、円筒状の散薬カセットを円筒軸方向横向き状態で保持しながら、蓋を少しだけ開けて容器部を軸回転させることにより、可動部材が内装されていなくても散薬を少しずつ落下排出させるとともにその際には開口の縁に沿って排出散薬を薄く広げて落下させるものとなっている。
また、内装の可動部材を持たない簡素な散薬カセットを用いる散薬供給装置は(例えば特許文献3図6(b)参照)、撮像計測方式を採用するとともに、散薬カセットから排出される散薬がカセット口のところで恰も薄く且つ幅広く引き伸ばされたかのような展開状態になってから落下することに受入部材を適合させるために、断面V字形の長い樋状部材を受入部材に採用し、それを旋回させて散薬を包装紙に投入するようになっている。
さらに、撮像計測方式も採用したうえで、散薬カセットから排出される散薬がカセット口のところで恰も薄く且つ幅広く引き伸ばされたかのような展開状態になってから落下する散薬を撮って、その画像データから散薬の密度等を求め、それで得られた密度等に基づいて散薬カセットからの排出散薬量を算出することで、重量計測方式より早いタイミングで排出散薬量を得ることができるものとなっている。
具体的には、撮像計測にて排出散薬量を推定して排出予定量(分割目標量)の散薬排出完了時期を素早く予測することで適切な時期に散薬排出を止めるとともに、そうして分割された貯留散薬(一時貯留散薬)を重量計測にて事後測定することで正確な排出散薬量(分割量)を把握・確認することもできるようになっている。
そこで、撮像計測そのものの測定精度が高い散薬供給装置を実現することが第1技術課題となる。
また、重量計測の結果を撮像計測に反映させて撮像計測の測定精度が高くなる散薬供給装置を実現することが第2技術課題(本願発明の課題)となる。
散薬カセットから散薬を少しずつ落下排出させる散薬連続送出部と、その落下散薬を受け入れて一時貯留する貯留ホッパと、前記散薬カセットの口から排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量推定値を算出する撮像計測手段と、前記貯留ホッパを含んだ機械部分の重量を計測してその重量変化から散薬貯留量を算出する重量計測手段とを備えていて、前記撮像計測手段にて算出された散薬送出量推定値が分割目標量に達すると前記散薬連続送出部の散薬排出を止めるとともにそれ以後に前記貯留ホッパから貯留散薬を落下放出させることで散薬分割を行う散薬供給装置において、
前記撮像装置の撮影方向で散薬落下位置より先に位置する所に、前記撮像装置の感応する色の光を吸収して反射しない背景部材が、設けられていることを特徴とする。
上記解決手段1の散薬供給装置であって、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬排出誤差量がゼロに近づくように,前記撮像計測手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬送出量推定値を,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて修正する個別誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする。
ここで、前記個別誤差修正手段は、前記撮像計測手段に組み込んだ態様で設けられていても良く、前記撮像計測手段に付加した態様で設けられていても良い。
散薬カセットから散薬を少しずつ落下排出させる散薬連続送出部と、その落下散薬を受け入れて一時貯留する貯留ホッパと、前記散薬カセットの口から排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量推定値を算出する撮像計測手段と、前記貯留ホッパを含んだ機械部分の重量を計測してその重量変化から散薬貯留量を算出する重量計測手段とを備えていて、前記撮像計測手段にて算出された散薬送出量推定値が分割目標量に達すると前記散薬連続送出部の散薬排出を止めるとともにそれ以後に前記貯留ホッパから貯留散薬を落下放出させることで散薬分割を行う散薬供給装置において、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬排出誤差量がゼロに近づくように,前記撮像計測手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬送出量推定値を,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて修正する個別誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする。
ここでも、前記個別誤差修正手段は、前記撮像計測手段に組み込んだ態様で設けられていても良く、前記撮像計測手段に付加した態様で設けられていても良い。
上記解決手段2,3の散薬供給装置であって、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて以前の散薬分割時の散薬排出誤差量の集計値に該当する又は相当する累積誤差量を集計にて又は推計にて算出する累積誤差量算出手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記累積誤差量算出手段によって以後の散薬分割時に算出される累積誤差量がゼロに近づくように,前記累積誤差量算出手段によって既に算出された累積誤差量に基づいて前記分割目標量を修正する累積誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする。
上記解決手段1の散薬供給装置であって、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて以前の散薬分割時の散薬排出誤差量の集計値に該当する又は相当する累積誤差量を集計にて又は推計にて算出する累積誤差量算出手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記累積誤差量算出手段によって以後の散薬分割時に算出される累積誤差量がゼロに近づくように,前記累積誤差量算出手段によって既に算出された累積誤差量に基づいて前記分割目標量を修正する累積誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする。
散薬カセットから散薬を少しずつ落下排出させる散薬連続送出部と、その落下散薬を受け入れて一時貯留する貯留ホッパと、前記散薬カセットの口から排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量推定値を算出する撮像計測手段と、前記貯留ホッパを含んだ機械部分の重量を計測してその重量変化から散薬貯留量を算出する重量計測手段とを備えていて、前記撮像計測手段にて算出された散薬送出量推定値が分割目標量に達すると前記散薬連続送出部の散薬排出を止めるとともにそれ以後に前記貯留ホッパから貯留散薬を落下放出させることで散薬分割を行う散薬供給装置において、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて以前の散薬分割時の散薬排出誤差量の集計値に該当する又は相当する累積誤差量を集計にて又は推計にて算出する累積誤差量算出手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記累積誤差量算出手段によって以後の散薬分割時に算出される累積誤差量がゼロに近づくように,前記累積誤差量算出手段によって既に算出された累積誤差量に基づいて前記分割目標量を修正する累積誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする。
したがって、この発明によれば、撮像計測そのものの測定精度が高い散薬供給装置を実現することができ、その結果、上述の第1技術課題が解決される。
したがって、この発明によれば、重量計測の結果を撮像計測に反映させて先行の散薬分割時時より後行の散薬分割時に撮像計測の測定精度が高くなる散薬供給装置を実現することがことができ、その結果、上述の第2技術課題が解決される。
さらに、累積誤差修正手段までも実行され、それによって、算出済みの累積誤差量に基づいて分割目標量が修正される。
したがって、この発明によれば、重量計測の結果を撮像計測に反映させて撮像計測の測定精度が高まり累積誤差が抑制される散薬供給装置を実現することがことができ、その結果、上述の第2技術課題が散薬供給量合計に関して解決される。
一方、繰り返される散薬分割の総てで実行される撮像計測については、個別誤差量確認手段や関連手段の実行時に更正がなされるので、常時更正には及ばないにしても、選択内容にもよるが、少数回の更正で大きく改善される傾向がある。
従って、この発明によれば、散薬分割精度と処理速度の調和が採れることとなる。
しかしながら、初期に開発された円筒カセット回転方式の散薬供給装置は(例えば特許文献3図6(b)参照)、装着された散薬カセットをほぼ水平な状態で保持するようになっていた。このため、散薬カセットに収容されている散薬が少なくなると、散薬の排出速度が下がって、散薬供給や散薬分包の能率が低下する、という不都合があった。
そこで、散薬カセットの収容散薬量が減っても散薬の排出速度がさほど下がらない円筒カセット回転方式の散薬供給装置を実現することが求められる。
更に、前記貯留ホッパの上部開口が、前記散薬カセットの前記口より幅広になっており、前記カセット保持機構が、前記散薬カセットを底側より口側の低い傾斜状態で保持するようになっていることを特徴とする。
従って、第1実施形態によれば、散薬カセットの収容散薬量が減っても散薬の排出速度がさほど下がらない円筒カセット回転方式の散薬供給装置を実現することができる。
また、初期に開発された円筒カセット回転方式の散薬供給装置は(例えば特許文献3図6(b)参照)、ほぼ水平な散薬カセットの円筒後端部を回転輪に載せて回転輪外周面と散薬カセット外周面との接触摩擦にて回転駆動を行うようになっていた。このため、回転駆動状態が散薬カセットの円筒端部の外周面の状態や散薬カセットの収容散薬量の変化に影響され、それによっても散薬の排出速度が不所望に変化することがあった。
そこで、散薬カセットの回転速度が変動しにくい円筒カセット回転方式の散薬供給装置を実現することも求められる。
更に、前記貯留ホッパの上部開口が、前記散薬カセットの前記口より幅広になっており、前記回転駆動機構が、前記散薬カセットの底面中央に形成されている穴に駆動軸の先端部を軸方向遊嵌状態かつ回転方向係止状態で嵌合させて前記散薬カセットを軸回転させるようになっていることを特徴とする。
又は上述した第1実施形態の散薬供給装置であって、前記回転駆動機構が、前記散薬カセットの底面中央に形成されている穴に駆動軸の先端部を軸方向遊嵌状態かつ回転方向係止状態で嵌合させて前記散薬カセットを軸回転させるようになっていることを特徴とする。
従って、第2実施形態によれば、散薬カセットの回転速度が変動しにくい円筒カセット回転方式の散薬供給装置を実現することができる。
第3実施形態の散薬供給装置は、上記第1,第2の実施形態の散薬供給装置であって、前記カセット開閉機構が、前記散薬カセットの蓋の最上部を前記散薬カセットの口に当接させつつ前記散薬カセットの蓋の下部を前記散薬カセットの口から離隔させることにより前記散薬カセットの口を開けるようになっていることを特徴とする。
第4実施形態の散薬供給装置は、上記第3実施形態の散薬供給装置であって、前記カセット保持機構が、(保持している)前記散薬カセットの軸回転を許容しつつ前記散薬カセットを下から支える支承部材を具備しており、前記支承部材が、前記散薬カセットの外周面に形成されている(環状溝や鍔状張出などの)環状係合部に上端部を(遊挿や遊嵌などで)係合しうるものであって、係合時に前記散薬カセットの落下と前進を阻止するようになっていることを特徴とする。
図1〜図4に示した実施例1は、上述した解決手段1,解決手段2,解決手段3(出願当初の請求項1),解決手段4(出願当初の請求項2),解決手段5,解決手段6(出願当初の請求項3),解決手段7(出願当初の請求項4),解決手段8(出願当初の請求項5)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
さらに、散薬カセット90の底面の中央には穴94が形成されている(図3(c),(d)参照)。図示した穴94は断面が六角形のものであるが、後述する駆動軸32を軸方向遊嵌状態で挿抜できて挿入時には回転方向係止状態で回転運動を伝達できるようになっていれば、十字状や内歯状など他の形状のものであっても良い。
また、図2は、(a)が散薬供給装置10の外観斜視図、(b)が散薬カセット90を保持している散薬供給装置10の内部機構(20〜40,50〜70,80)等の右側面図である。
以下、各部20〜80の構成を順に詳述する。
また、この撮像装置50で撮った画像データを撮像装置50からコントローラ80へ送るとともに、コントローラ80が後述する撮像計測プログラム82を実行することで、散薬連続送出部20〜40にて散薬カセット90から排出された散薬送出量の推定値(散薬送出量推定値)が算出されるようになっている(撮像計測手段)。
以下、各プログラム81〜88を実行したコントローラ80の機能を説明する。
開度変更直前の散薬分割時に誤差修正手段84〜87が実行されることにより、それ以前に実行された累積誤差量の推定精度について、低下を防止して高く維持することができるからである。また、開度変更時の散薬分割時に誤差修正手段84〜87が実行されることにより、それ以後に実行される散薬送出量推定値と累積誤差量の推定精度について、やはり低下を防止して高く維持することができるからである。
それから、開閉機構40によって蓋95が下側だけ前進させられて散薬カセット90の口が開き、回転駆動機構30によって散薬カセット90が軸回転させられるので、散薬カセット90の口から散薬99が少しずつ排出される(図4(a)参照)。
この散薬貯留量は、撮像計測プログラム82によって散薬送出量推定値の算出の度に参照されるとともに、選択プログラム88によって誤差修正手段84〜87の実行が選択されている散薬分割のときには、個別誤差量確認プログラム84によっても参照される。
そこで、使用済みの散薬カセット90を散薬供給装置10から取り外すときには上述した装着時と逆順の作業を行うが、同じ散薬99を再び調剤するのであれば、カセット脱着作業を省いて調剤指示データの設定から行う。
すなわち、選択プログラム88によって誤差修正手段84〜87の実行が選択される散薬分割は、撮像計測の精度向上に特に有効な最初の一回か数回の散薬分割時と、累積誤差の解消に特に有効な最後から数分の一程度の範囲の散薬分割時と、その中間の数回から数十回おきの散薬分割時とに、限定されているので、散薬分割を高い精度で而も迅速に行うことができる。
上記実施例で述べたコントローラ80のプログラム構成は、一例にすぎず、それに限定される訳ではない。コントローラ80が所要の機能を発揮することができれば、モジュール分けやデータ構造などが異なっていても良い。
上記実施例では、散薬カセット90の外周面に形成されている環状溝93と鍔状張出93aとのうち環状溝93に前側支承部材22の上端部を挿入して溝底に当接させることで環状溝93を環状係合部として使用するようになっていたが、鍔状張出93aを環状係合部として使用することも可能である。例えば、前側支承部材22の上端部に凹部を彫り込み形成しておき、その凹部に散薬カセット90の鍔状張出93aを挿入して凹部の底面に当接させることで、鍔状張出93aを環状係合部として使用することができる。
上記実施例では、カセット保持機構20等が傾斜板21の上に設置されているのに対し開閉機構40が前側支持部12の上に設置されていたが、開閉機構40が傾斜板21の上に設置されていても良い。傾斜板21が枠体になっていても良い。
上記実施例では、散薬カセット90をカセット保持機構20に保持させる際、駆動軸32と穴94との嵌合を先に行いその後に前側支承部材22の環状溝93への挿入を行ったが、先ず駆動軸32を後方へ退避させておき上記手順と逆順で行うようにしても良い。
11…底板、12…前側支持部、13…後側支持部、
20〜40…散薬連続送出部、
20…カセット保持機構、21…傾斜板、θ…傾斜角、
22…前側支承部材、23…後側支承部材、
30…回転駆動機構、31…モータ、32…駆動軸、
40…カセット開閉機構、41…揺動駆動部、42…蓋保持具、43…アーム、
50〜70…散薬貯留分割部、
50…撮像装置(撮像計測手段)、51…背景部材、
60…貯留ホッパ、61…開閉弁、62…ホッパ開閉駆動機構、
70…ホッパ保持部(重量計測手段)、71…ホッパ拝持部材、
80…コントローラ(制御装置・演算装置)、
81…制御プログラム(制御手段)、
82…撮像計測プログラム(撮像計測手段)、
83…重量計測プログラム(重量計測手段)、
84…個別誤差量確認プログラム(個別誤差量確認手段)、
85…個別誤差修正プログラム(個別誤差修正手段)、
86…累積誤差量算出プログラム(累積誤差量算出手段)、
87…累積誤差修正プログラム(累積誤差修正手段)、
88…選択プログラム(選択手段)、
90…散薬カセット、91…有底円筒状容器、92…口、
93…環状溝(環状係合部)、93a…鍔状張出(環状係合部)、
94…穴、95…蓋、96…掛止部、97…円板、99…散薬
Claims (3)
- 散薬カセットから散薬を少しずつ落下排出させる散薬連続送出部と、その落下散薬を受け入れて一時貯留する貯留ホッパと、前記散薬カセットの口から排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量推定値を算出する撮像計測手段と、前記貯留ホッパを含んだ機械部分の重量を計測してその重量変化から散薬貯留量を算出する重量計測手段とを備えていて、前記撮像計測手段にて算出された散薬送出量推定値が調剤指示に基づく分割目標量に達すると前記散薬連続送出部の散薬排出を止めるとともにそれ以後に前記貯留ホッパから貯留散薬を落下放出させることで散薬分割を行う散薬供給装置において、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬排出誤差量がゼロに近づくように,前記撮像計測手段によって以後の散薬分割時に算出される散薬送出量推定値を,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて修正する個別誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする散薬供給装置。 - 前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて以前の散薬分割時の散薬排出誤差量の集計値に該当する又は相当する累積誤差量を集計にて又は推計にて算出する累積誤差量算出手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記累積誤差量算出手段によって以後の散薬分割時に算出される累積誤差量がゼロに近づくように,前記累積誤差量算出手段によって既に算出された累積誤差量に基づいて前記分割目標量を修正する累積誤差修正手段と
を具備したことを特徴とする請求項1記載の散薬供給装置。 - 散薬カセットから散薬を少しずつ落下排出させる散薬連続送出部と、その落下散薬を受け入れて一時貯留する貯留ホッパと、前記散薬カセットの口から排出されて落下している散薬を撮像装置で撮ってその画像から散薬送出量推定値を算出する撮像計測手段と、前記貯留ホッパを含んだ機械部分の重量を計測してその重量変化から散薬貯留量を算出する重量計測手段とを備えていて、前記撮像計測手段にて算出された散薬送出量推定値が調剤指示に基づく分割目標量に達すると前記散薬連続送出部の散薬排出を止めるとともにそれ以後に前記貯留ホッパから貯留散薬を落下放出させることで散薬分割を行う散薬供給装置において、
前記散薬連続送出部の散薬排出を止めてから前記貯留ホッパへの散薬落下時間の経過を待って前記重量計測手段による重量計測と散薬貯留量算出とを完遂するとともにそのときの計測に係る前記貯留ホッパの散薬貯留量と前記分割目標量との差からそのときの計測に係る散薬排出誤差量を算出する個別誤差量確認手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記個別誤差量確認手段によって既に算出された散薬排出誤差量に基づいて以前の散薬分割時の散薬排出誤差量の集計値に該当する又は相当する累積誤差量を集計にて又は推計にて算出する累積誤差量算出手段と、
前記散薬分割が繰り返されるとき,前記累積誤差量算出手段によって以後の散薬分割時に算出される累積誤差量がゼロに近づくように,前記累積誤差量算出手段によって既に算出された累積誤差量に基づいて前記分割目標量を修正する累積誤差修正手段とを具備したことを特徴とする散薬供給装置。
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