JP6432898B2 - 駐車場システム及び情報提供装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を駐車させる駐車場に適用される駐車場システムに関し、特に、車両から降車した後の駐車場利用者に対しても適切な情報の提供などを行うことのできる駐車場システムに関する。
駐車場利用者に情報を提供する技術として、例えば、特許文献1に記載の駐車状況管理装置が知られている。この駐車状況管理装置では、駐車場内の空き駐車位置を示す情報等を車載誘導装置に送信している。
特開2001−6093号公報
しかし、前記駐車状況管理装置は、駐車場利用者が駐車場内を車両で移動している状態を前提としており、例えば、車両から降車した後の駐車場利用者については何ら考慮されていない。すなわち、前記駐車状況管理装置は、車両に対する誘導などの車両向けの情報を提供することはできるが、車両から降車した後の駐車場利用者に対する誘導などの人間向けの情報を提供することはできなかった。
ここで、車両から降車した後の駐車場利用者に対しても適切な情報の提供などを行うためには、駐車場内における駐車場利用者の移動状態を把握する必要がある。
そこで、本発明は、駐車場における駐車場利用者の移動状態を把握することにより、車両から降車した後の駐車場利用者に対する適切な情報の提供を含む、駐車場利用者の移動状態に応じた利用者サービスを提供することのできる駐車場システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、駐車場システムは、駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段と、前記情報通信端末から前記通信手段を介して取得した鉛直方向の加速度情報に基づいて、駐車場における前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する把握手段と、を含む。
本発明の別の側面によると、駐車場システムは、駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段と、前記情報通信端末から前記通信手段を介して取得した鉛直方向の加速度情報から抽出した特徴と参照データベースに格納されている移動モデルとを比較することによって、駐車場における前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する把握手段と、を含む。
近年、携帯可能な情報通信端末には、様々なセンサ機能が搭載されており、これらのセンサ機能を利用することにより情報通信端末の所持者に関する情報の取得が可能である。
前記一側面による駐車場システムによると、駐車場利用者の所持する情報通信端末から当該駐車場利用者の移動状態に起因する鉛直方向の加速度情報を取得することにより、前記鉛直方向の加速度情報に基づいて、駐車場における駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する。これにより、駐車場利用者の移動状態に応じた適切な利用者サービスの提供が可能となる。例えば、駐車場内を車両で移動している駐車場利用者に対してはもちろん、車両から降車した後に駐車場内を歩行で移動している駐車場利用者に対しても適切な情報を提供することができる。すなわち、駐車場利用者が駐車場内を車両移動中であると把握した場合には車両向けの適切な情報を提供し、駐車場利用者が駐車場内を歩行移動中であると把握した場合には人間向けの適切な情報を提供することができる。
実施形態による駐車場システムの概略構成を示す図である。 移動状態把握部の構成を示すブロック図である。 情報提供装置における処理の一例を示すフローチャートである。 前記駐車場システムが適用される駐車場の変形例を示す図である。
まず、本発明による駐車場システムの概要を説明する。
本発明による駐車場システムは、主に複数の車両を駐車させることが可能な駐車場に適用されるものであり、駐車場における駐車場利用者の移動状態を把握することにより、駐車場利用者に対して、その移動状態に応じた適切なサービスの提供を可能とする。具体的には、前記駐車場システムは、駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段を有しており、当該通信手段を介して情報通信端末から取得した情報に基づいて、駐車場における駐車場利用者の移動状態を把握する。これにより、駐車場利用者に対して、例えば、その移動状態に応じた情報を提供することができる。
ここで、前記通信手段は、前記情報通信端末との間で無線通信を行って情報の送受信を行うことができればよく、特に制限されないが、例えば駐車場に設置された一つ又は複数の無線局とすることができる。
また、前記通信手段を介して情報通信端末から取得する情報は、主として情報通信端末に搭載されているセンサ機能により検出されたセンサ情報であるが、情報通信端末が当該センサ情報に基づいて所定の処理を施した後の処理結果をも含む。
さらに、駐車場利用者の移動状態は、例えば、駐車場利用者が駐車場内を車両で移動している状態や車両から降車して歩行で移動している状態であり、駐車場利用者が車両で移動している状態には、駐車場利用者が自動四輪車両で移動している状態はもちろん、駐車場利用者が自動二輪車両や自転車で移動している状態も含まれる。
なお、駐車場利用者に対する情報の提供は、例えば、把握した駐車場利用者の移動状態に応じた情報を、通信手段を介して当該駐車場利用者の所持する情報通信端末に送信することにより行うことができ、また、把握した駐車場利用者の移動状態に応じた情報を、駐車場に設置された情報案内板などに表示することによって行うこともできる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
なお、本実施形態において、駐車場システムは、駐車場利用者の所持する情報通信端末から無線局を介して取得したセンサ情報に基づいて、当該駐車場利用者が駐車場内を車両で移動している状態(すなわち、車両移動中)であるか歩行移動している状態(すなわち、歩行移動中)であるかを把握するものとする。また、駐車場利用者に対する情報(利用者用情報)は、無線局を介して駐車場利用者の所持する情報通信端末機に送信されることによって当該駐車場利用者に提供される。
図1は、本発明による駐車場システムの一実施形態の概略構成を示している。
図1に示すように、本実施形態による駐車場システムは、駐車場1に設置されて情報通信端末10との間で無線通信が可能な無線局(通信手段)2と、駐車場1の利用者(駐車場利用者)に対して所定の情報を提供可能な情報提供装置3と、を有する。ここで、図1には、二台の無線局2が示されているが、無線局2の設置台数や設置位置は、駐車場1の広さや形状等に応じて任意に設定することができる。
駐車場1には、車両が入出場するための車両用入口4及び車両用出口5と、駐車場1に隣接する施設へと向かうため又は当該施設から駐車場1に戻るために駐車場利用者が使用する利用者用出入口6とが設けられている。また、駐車場1は、車両が駐車可能な複数の駐車スペース7を有しており、各駐車スペース7には、車両が駐車されているか否かを検知する車両検知器8が設置されている。車両検知器8の検知信号は、各駐車スペース7における駐車車両の有無等を管理する駐車管理装置(図示省略)に出力される。
無線局2は、駐車場1のほぼ全領域をその通信範囲に含み、例えば、前記駐車場利用者が車両又は歩行で駐車場1に入場すると、前記駐車場利用者の所持する情報通信端末10との間で無線通信を行って、情報提供装置3と情報通信端末10との間における情報の送受信を中継する。無線局2と情報通信端末10との間の無線通信は、例えば、無線局2から送信される通信要求に情報通信端末10が応答することによって確立される。
ここで、前記駐車場利用者の所持する情報通信端末10には、事前に所定のアプリケーションがインストールされている。そして、このアプリケーションの機能によって、情報通信端末10は、無線局2の通信範囲内に入ると(さらに言えば、無線局2との間の無線通信が確立すると)、自身の識別情報を無線局2に送信すると共に、無線局2の通信範囲内に位置している間、前記駐車場利用者の移動状態に起因する情報を連続的又は断続的に無線局2に送信するようになっている。また、前記駐車場利用者の移動状態に起因する情報は、前記駐車場利用者の身体の揺れ、前記駐車場利用者の姿勢変化、前記駐車場利用者の位置変化(情報通信端末10が無線局2から受けた無線の電波強度の変化を含む)などを示す情報である。これらの情報は、情報通信端末10に搭載されているセンサ機能、すなわち、加速度センサ、ジャイロセンサ、GPSセンサ、受信強度測定回路などによって検出される。
情報提供装置3は、駐車場1における前記駐車場利用者の移動状態を推定して把握し、把握した移動状態に応じた利用者用情報を生成する。そして、情報提供装置3は、生成した利用者用情報を、無線局2を介して、対応する情報通信端末10へと送信する。
情報提供装置3は、無線局2との間で無線通信又は有線通信を行う送受信部31と、前記駐車場利用者の移動状態を把握する移動状態把握部32と、前記駐車場利用者に提供する情報(利用者用情報)を生成する情報生成部33とを含む。
送受信部31は、前記駐車場利用者の所持する情報通信端末10から無線局2を介して当該情報通信端末10の識別情報及び前記駐車場利用者の移動状態に起因する情報を受信する。受信した情報は、移動状態把握部32に出力される。また、送受信部31は、情報生成部33の生成した情報を、無線局2を介して情報通信端末10へと送信する。
移動状態把握部32は、情報通信端末10から取得した情報、すなわち、情報通信端末10を所持する前記駐車場利用者の移動状態に起因する情報に基づいて、当該駐車場利用者の移動状態を推定して把握する。
上述したように、前記駐車場利用者の移動状態に起因する情報としては、前記加速度センサによって検出された加速度情報、前記ジャイロセンサによって検出された角速度情報、前記GPSセンサによって検出された位置情報、前記受信強度測定回路によって測定された無線局2から受けた無線の電波強度情報などがあるが、ここでは、移動状態把握部32が情報通信端末10から前記加速度情報(特に、鉛直方向の加速度情報)を取得する場合について説明する。但し、他のセンサ情報(前記角速度情報、前記位置情報、前記電波強度情報)を取得する場合についても同様である。
図2は、移動状態把握部32の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、移動状態把握部32は、参照データベース321と、情報データベース322と、特徴抽出部323と、比較判定部324と、を含む。
参照データベース321には、事前に作成された車両移動モデル及び歩行移動モデルが参照モデルとして格納されている。前記車両移動モデルは、例えば、駐車場1内を車両で移動いている駐車場利用者の所持する情報通信端末10から取得された前記加速度情報に共通する特徴を算出して作成されたものである。また、前記歩行移動モデルは、例えば、駐車場1内を歩行移動している駐車場利用者の所持する情報通信端末10から取得された前記加速度情報に共通する特徴を算出して作成されたものである。これらのモデルは、それぞれに対応する複数の前記加速度情報から統計的手法を用いて算出される。
情報データベース322には、情報通信端末10から無線局2を介して取得した情報通信端末10の識別情報及び前記加速度情報が互いに関連付けて格納される。つまり、情報データベース322には、情報通信端末10ごとに前記加速度情報が格納される。また、情報データベース322には、少なくとも各情報通信端末10の識別情報を最初に取得した時刻(駐車場1への入場時刻に相当する)が記録されるものとする。
特徴抽出部323は、前記車両移動モデル及び前記歩行移動モデルの算出に用いた方法と同様の方法によって、情報データベース322に格納された前記加速度情報に基づき、所定時間ごとに、各情報通信端末10の前記加速度情報の特徴を抽出する。
比較判定部324は、特徴抽出部323によって抽出された各情報通信端末10の前記加速度情報の特徴と、参照データベース321に格納されている参照モデル(前記車両移動モデル、前記歩行移動モデル)とを比較して、各情報通信端末10を所持する前記駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であるか歩行移動中であるかを判定(推定)する。なお、車両移動中であるか歩行移動中であるかの判定が困難な場合、比較判定部324は、直前の判定結果をそのまま保持するものとする。
このようにして、移動状態把握部32は、駐車場1における前記駐車場利用者の移動状態を把握する。また、移動状態把握部32は、比較判定部324による判定結果(すなわち、駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であるか歩行移動中であるか)を、対応する情報通信端末10の識別情報と関連付けて情報生成部33に出力する。
図1に戻って、情報生成部33は、車両が駐車していない空き駐車スペース7に関する情報を前記駐車管理装置から入力すると共に、移動状態把握部32(比較判定部324)による判定結果を入力する。そして、情報生成部33は、移動状態把握部32の判定結果に応じて各駐車場利用者に提供するための利用者用情報を生成する。
具体的には、情報生成部33は、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であると判定された場合には、駐車場利用者の乗車している『車両』を対象とする「車両向けの情報」を前記利用者用情報として生成し、前記駐車場利用者が駐車場1内を歩行移動中である判定された場合には、車両から降車した後の駐車場利用『者』を対象とする「人間向けの情報」を前記利用者用情報として生成する。
前記「車両向けの情報」は、例えば、駐車場1内における車両誘導情報(空き駐車スペース7に関する情報や車両用出口5への誘導情報など)、駐車場1の利用案内(料金体系など)及び/又は駐車場1の利用料金を含む情報とすることができる。また、前記「人間向けの情報」は、例えば、駐車場1に隣接する施設に関する情報(施設案内など)や利用者誘導情報(利用者用出入口6へ誘導情報など)を含む情報とすることができる。但し、これらに限るものではなく、前記「車両向けの情報」及び前記「人間向けの情報」は、駐車場1の設置場所やその隣接施設などに応じて任意に生成するができる。
なお、前記車両向けの情報と前記人間向けの情報とは、基本的に異なる情報として生成されるものであるが、その一部に同一情報(例えば、宣伝・広告情報)を含んでもよい。また、情報生成部33によって生成される前記利用者用情報は、テキストデータ、画像データ及びこれらの組み合わせのいずれでもあってもよい。
そして、情報生成部33の生成した前記利用者用情報は、送受信部31に出力され、送受信部31から無線局2を介して、対応する情報通信端末10へと送信される。対応する情報通信端末10への送信は、情報通信端末10の識別情報に基づいて行われる。これにより、駐車場1内を車両で移動している駐車場利用者に対しては、情報通信端末10を介して前記車両向けの情報が提供され、駐車場1内を歩行移動している駐車場利用者に対しては、情報通信端末10を介して前記人間向けの情報が提供される。
図3は、情報提供装置3における処理の一例を示すフローチャートである。
この処理は、無線局2と前記駐車場利用者の所持する情報通信端末10との間で無線通信が確立すると開始される。換言すれば、前記駐車場利用者が車両で駐車場1に入場することにより又は隣接する施設から駐車場1に戻ってくることにより開始される。なお、この処理は、対象となる情報通信端末10が複数ある場合には、情報通信端末10ごとに実施されるものとする。
ステップS1では、無線局2と情報通信端末10との間の無線通信が保持されているか否かを判定する。無線通信が保持されていればステップS2に進み、無線通信が保持されていない(解除されていれば)本フローを終了する。
ステップS2では、無線局2を介して情報通信端末10から自身の識別情報及びセンサ情報(ここでは、加速度センサによって検出された加速度情報)を取得する。
ステップS3では、ステップS2で取得した前記識別情報と前記加速度情報を互いに関連付けて情報データベース322に格納する。このとき、取得した識別情報が情報データベース312に格納されているいずれの識別情報とも一致しない場合、すなわち、新たな識別情報が取得された場合には、その取得時刻も併せて情報データベース322に格納しておく。
ステップS4では、前記加速度情報の取得から所定時間が経過したか否かを判定する。前記所定時間は、例えば、前記駐車場利用者の移動状態を判定するのに十分な量の前記加速度情報を取得できる時間として設定される。そして、前記所定時間が経過していればステップS5に進み、前記所定時間が経過していなければステップS1に戻って前記加速度情報の取得を継続する。
ステップS5では、情報データベース322に格納された前記加速度情報に基づいて前記駐車場利用者の移動状態を判定する。具体的には、上述したように、情報データベース322に格納された前記加速度情報から特徴を抽出し、この抽出した特徴と参照データベース321に格納されている前記参照モデルとを比較することによって、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であるか歩行移動中であるかを判定(推定)する。
ステップS6では、ステップS5で判定された前記駐車場利用者の移動状態に応じた利用者用情報を生成する。すなわち、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であると判定された場合には前記車両向けの情報を生成し、前記駐車場利用者が駐車場1内を歩行移動中であると判定された場合には前記人間向けの情報を生成する。
ステップS7では、情報データベース322に格納されている識別情報に基づき、ステップS6で生成した利用者用情報を、無線局2を介して、対応する情報通信端末10へと送信する。
ステップS8では、無線局2と情報通信端末10との間の無線通信が解除されたか否かを判定する。情報通信端末10と無線局2との間の無線通信が解除されていればステップS9に進み、解除されていなければステップS1に戻る。
ステップS9では、前記駐車場利用者の車両移動中に無線局2と情報通信端末10との間の無線通信が解除されたか否かを確認する。具体的には、前記無線通信が解除される直前の前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中であったか歩行移動中であったかを確認する。そして、前記無線通信の解除直前の前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中であった場合には、前記駐車場利用者が車両で駐車場1から出場、すなわち、駐車場1の利用が終了したと判断してステップS10に進み、情報データベース322に格納された対応情報をクリアして本フローを終了する。一方、前記無線通信の解除直前の前記駐車場利用者の移動状態が歩行移動中であった場合には、前記駐車場利用者が歩行で駐車場1から出場、すなわち、駐車場1に隣接する施設に移動したと判断して本フローを終了する。
このように、本実施形態による駐車場システムは、駐車場利用者の所持する情報通信端末10から無線局2を介して当該情報通信端末10に搭載されている加速度センサ(センサ機能)により検出された加速度情報(センサ情報)を取得し、取得した加速度情報に基づいて前記駐車場利用者の移動状態、すなわち、駐車場利用者が車両で移動している状態であるか歩行移動している状態であるかを把握する。これにより、駐車場1内における駐車場利用者の移動状態(車両移動、歩行移動)に応じた適切な情報を当該駐車場利用者に対して提供することができる。
特に、本実施形態による駐車場システムでは、駐車場1内における駐車場利用者の移動状態(車両移動、歩行移動)に応じた利用者用情報(前記車両向け情報、前記人間向けの情報)を生成し、無線局2を介して当該駐車場利用者の所持する情報通信端末10に送信するので、複数の駐車場利用者(情報通信端末10)に対して個別に情報を提供することができ、非常に便宜である。
ところで、上述の実施形態において、情報提供装置3は、生成した前記利用者用情報を前記駐車場利用者の所持する情報通信端末10に無線局2を介して送信することによって前記駐車場利用者に情報を提供するようにしている。しかし、これに限るものではなく、例えば、駐車場1内における車路の延長線上や歩行路の延長線上のそれぞれに一つ又は複数の情報表示板を設け、この情報表示板に前記利用者用情報に相当する内容を表示することによって前記駐車場利用者に情報を提供するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、情報通信端末10から無線局2を介して取得したセンサ情報に基づいて、前記駐車場利用者の移動状態を判定(推定)している。しかし、これに限るものではなく、情報提供装置3が、前記駐車場利用者の移動状態に加えて、さらに前記駐車場利用者(情報通信端末10)の位置を判定(推定)するようにしてもよい。
この場合には、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、前記センサ情報として、例えば、前記加速度情報と、前記位置情報又は前記受信電波の強度情報を取得するようにすればよく、また、情報提供装置3(情報生成部33)は、駐車場1における駐車スペース7、車両用入口4、車両用出口5及び利用者用出入口6の位置をそれぞれ記憶しておく。
そして、情報提供装置3(情報生成部33)は、例えば、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両移動中であると判定された場合であって、車両用入口4の近くの所定領域内に位置している場合には、空き駐車スペース7に関する情報や駐車場1の前記利用案内を含む情報を生成し、その直前にいずれかの駐車スペース7に位置していた場合には、車両用出口5への誘導情報を含む情報を生成し、車両用出口5の近くの所定領域内に位置している場合には、駐車場1の利用料金を含む情報を生成することができる。なお、駐車場1の利用料金は、例えば、情報通信端末10の識別情報を最初に取得してからの経過時間に基づいて算出される。また、情報提供装置3(情報生成部33)は、例えば、前記駐車場利用者が駐車場1内を歩行移動中であると判定された場合であって、利用者用出入口6から比較的離れた場所に位置している場合には、利用者用出入口6への誘導情報を含む情報を生成し、利用者用出入口6の近くの所定領域内に位置している場合には、駐車場1に隣接する施設に関する情報を含む情報を生成することができる。
また、上述の実施形態において、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両で移動している状態であるか歩行移動している状態であるかを判定している。しかし、これに限るものではない。例えば、駐車場1が自動二輪車両及び自動四輪車両(自動車)の駐車を許容するような場合には、情報提供装置3(移動状態把握部32)が、前記駐車場利用者の移動状態として、駐車場1内を自動二輪車両で移動している状態であるか自動四輪車両で移動している状態であるか歩行移動している状態であるかをさらに判定するようにしてもよい。
この場合、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、前記参照モデルとして、前記車両移動モデル及び前記歩行移動モデルに加えて、自動二輪車用の車両移動モデルを参照データベース321に格納しておけばよい。また、情報提供装置3(情報生成部33)は、例えば、前記駐車場利用者が自動二輪車両で移動している状態と判定された場合には、「自動二輪車両向けの情報(例えば、自動二輪車両用の駐車スペースや出口への誘導情報を含む情報)」を生成し、前記駐車場利用者が自動四輪車両で移動している状態と判定された場合には、前記「車両向けの情報」を生成し、前記駐車場利用者が歩行移動している状態と判定された場合には、前記「人間向けの情報」を生成することができる。
さらに、駐車場1が、車両を駐車させた駐車場利用者に対して自転車の貸し出し等を行うような駐車場である場合には、情報提供装置3は、前記参照モデルとして自転車移動モデルを参照データベース321に格納しておくことで、前記駐車場利用者の移動状態としてさらに前記駐車場利用者が自転車で移動している状態を判定(推定)し、「自転車向けの情報(例えば、近隣の施設案内)」を前記利用者用情報として生成することができる。
このように、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、様々な参照モデルを参照データベース321に格納しておくことにより、前記駐車場利用者の移動状態をより詳細に把握することができる。ここで、移動状態把握部32に相当する機能を有する装置(移動状態把握装置)を情報提供装置3とは別に設けてもよい。この場合、前記駐車場利用者への情報の提供に加えて又は代えて前記駐車場利用者への他のサービスの提供を行うことも可能である。
また、図4に示すように、駐車場1における車路の少なくとも一部に、通行する車両に対して振動を与える振動付与部(例えば、凹凸部)9を形成してもよい。この場合、振動付与部9は、車両の乗員に不快感を与えない程度の振動を与えるように形成する。このようにすると、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、情報通信端末10から無線局2を介して取得したセンサ情報(特に、前記加速度情報や前記角速度情報)に基づいて、前記駐車場利用者が駐車場1内を車両で移動していることをより容易かつ精度よく把握することができる。
ここで、駐車場1における車路を複数の区間に分割し、区間ごとに異なる微振動を車両に与える振動付与部(凹凸部)9を形成しておけば、情報提供装置3は、情報通信端末10から前記位置情報や前記受信電波の強度情報を追加で取得することなく、車両で移動中の前記駐車場利用者の位置を容易に把握することができ、また、区間ごとに異なる前記利用者用情報を生成することで前記駐車場利用者の位置に応じた情報を提供できる。
さらにまた、上述の実施形態において、情報提供装置3は、情報通信端末10から無線局2を介して、情報通信端末10に搭載されているセンサ機能によって検出されたセンサ情報(前記加速度情報、前記角速度情報、前記位置情報、前記受信電波の強度情報など)を取得するようにしているが、情報通信端末10から当該情報通信端末10を所持する前記駐車場利用者の移動状態を取得するように構成してもよい。この場合には、例えば、事前にインストールされたアプリケーションの機能によって、情報通信端末10は、無線局2との間の無線通信が確立すると、移動状態把握部32に相当する処理を実施すると共に、その実施結果(比較判定部324による判定(推定)結果に相当)と自身の識別情報とを無線局2に送信するようにすればよい。なお、この場合において、情報提供装置3(移動状態把握部32)は、単に情報通信端末10から取得した前記実施結果(すなわち、情報通信端末10が推定した前記駐車場利用者の移動状態)に基づいて前記駐車場利用者の移動状態を把握することになる。
また、前記駐車場利用者の移動状態が車両移動から歩行移動に変化した場合に、当該駐車場利用者による駐車場の利用開始を判定し、情報通信端末10の識別情報を取得済みの前記駐車場利用者の移動状態が歩行移動から車両移動に変化した場合に、当該駐車場利用者による駐車場の利用終了を判定するように構成してもよい。この場合においては、例えば、駐車場の利用開始が判定された前記駐車場利用者に対して前記人間向けの情報を提供し、駐車場の利用終了が判定さ前記駐車場利用者に対して前記車両向けの情報を提供することができる。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は上述の実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形や変更が可能である。
1…駐車場、2…無線局(通信手段)、3…情報提供装置(情報提供手段)、4…車両用入口、5…車両用出口、6…利用者用出入口、7…駐車スペース、8…車両検知器、9…振動付与部、10…情報通信端末、31…送受信部、32…移動状態把握部(把握手段)、33…情報生成部、321…参照データベース、322…情報データベース、323…特徴抽出部、324…比較判定部324

Claims (10)

  1. 駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段と、
    前記情報通信端末から前記通信手段を介して取得した鉛直方向の加速度情報に基づいて、駐車場における前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する把握手段と、
    を含む、駐車場システム。
  2. 駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段と、
    前記情報通信端末から前記通信手段を介して取得した鉛直方向の加速度情報から抽出した特徴と参照データベースに格納されている移動モデルとを比較することによって、駐車場における前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する把握手段と、
    を含む、駐車場システム。
  3. 前記駐車場利用者の移動状態に応じた利用者用情報を前記駐車場利用者に提供する情報提供手段をさらに含む、請求項1に記載の駐車場システム。
  4. 前記情報提供手段は、前記利用者用情報を、前記通信手段を介して前記情報通信端末へと送信する、請求項3に記載の駐車場システム。
  5. 前記鉛直方向の加速度情報は、前記情報通信端末に搭載されているセンサ機能によって検出されたセンサ情報に含まれ、
    前記把握手段は、前記センサ情報を取得し、取得した前記センサ情報に含まれる前記鉛直方向の加速度情報に基づいて前記駐車場利用者の移動状態を推定して把握する、請求項3又は4に記載の駐車場システム。
  6. 前記センサ情報には、さらに、前記情報通信端末において測定された前記通信手段からの無線の電波強度情報、又は、前記情報通信端末において検出された位置情報が含まれ、
    前記把握手段は、取得した前記センサ情報に含まれる前記電波強度情報又は前記位置情報に基づいて、さらに前記駐車場利用者の位置を推定して把握し、
    前記情報提供手段は、前記駐車場利用者の移動状態及び位置に応じた利用者情報を前記駐車場利用者に提供する、請求項5に記載の駐車場システム。
  7. 前記情報通信端末は、事前にインストールされたアプリケーションの機能によって前記鉛直方向の加速度情報を前記通信手段に送信する、請求項1〜のいずれか一つに記載の駐車場システム。
  8. 駐車場利用者の所持する情報通信端末との間で無線通信を行う通信手段と、
    駐車場における前記駐車場利用者の移動状態を把握する把握手段と、
    を含み、
    前記情報通信端末は、自身に搭載されているセンサ機能によって検出されたセンサ情報に含まれる鉛直方向の加速度情報に基づいて前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを推定し、
    前記把握手段は、前記情報通信端末が推定した前記駐車場利用者の移動状態を前記情報通信端末から前記通信手段を介して取得することによって、前記駐車場利用者の移動状態が車両移動中の状態であるか歩行移動中の状態であるかを把握する、駐車場システム。
  9. 前記駐車場利用者の移動状態に応じた利用者用情報を前記駐車場利用者に提供する情報提供手段をさらに含む、請求項8に記載の駐車場システム。
  10. 前記情報提供手段は、前記利用者用情報を、前記通信手段を介して前記情報通信端末へと送信する、請求項9に記載の駐車場システム。
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