JP6432289B2 - 撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム Download PDF

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本発明は、撮像装置、撮像制御方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置に設けられる機能として、撮像画像内の所定の領域(検出領域)で被写体の動きを検出して自動的にシャッタを切る自動撮影機能(以下、モーションシャッタという)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−333420号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、例えば、上記検出領域における輝度値の変化により被写体となる人の手の動きなどを検出するため、暗所では検出対象となる人の手とその周辺との輝度値の差が相対的に小さくなるので、この人の手の動きを検出することができなかったり、誤検出してしまったりと、検出精度が低くなるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、撮像画像から対象を検出する際の検出精度の低下を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る撮像装置は、
撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する検出手段と、
前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を算出する算出手段と、
前記検出手段により前記検出対象が検出されたか否かを判別する判別手段と、
前記算出手段により算出された輝度値が所定値未満の場合、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記算出手段により算出された輝度値に応じた方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げて画像の画質を変化させることにより、前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う撮像制御手段と、
を備えることを特徴としている。
本発明によれば、モーションシャッタにおけるモーションの検出精度の低下を抑制することができる。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置を模式的に示す斜視図である。 図1の撮像装置によるモーションシャッタモード処理で参照する各テーブルを説明するための図である。 図1の撮像装置によるモーションシャッタモード処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4のモーションシャッタモード処理におけるモーション検出補助処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図4のモーションシャッタモード処理における変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の変化検出処理における特定顔変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の変化検出処理における不特定顔変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 (a)は、モーション検出補助処理がなされる前のライブビュー画像の一例を説明するための図であり、(b)〜(d)は、モーション検出補助処理がなされた後のライブビュー画像の一例を説明するための図であり、(e)は、同図(a)のライブビュー画像のピクセル分布図であり、(f)は、同図(d)のライブビュー画像のピクセル分布図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。また、図2(a)は、図1の撮像装置100を模式的に示す斜視図であり、図2(b)は、撮像装置100の表示パネル8aを180°回動させた状態を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の撮像装置100は、中央制御部1と、メモリ2と、撮像部3と、撮像制御部4と、画像データ生成部5と、記憶部6と、画像記録部7と、表示部8と、操作入力部9とを備えている。
また、中央制御部1、メモリ2、撮像部3、撮像制御部4、画像データ生成部5、記憶部6、画像記録部7及び表示部8は、バスライン10を介して接続されている。
また、撮像装置100は、図2(a)及び図2(b)に示すように、撮像部3(特に、レンズ部3a;後述)を具備する装置本体部100Aに表示部8の表示パネル8a(後述)が所定の回動機構(例えば、ヒンジ機構等)を介して取りつけられている。具体的には、表示パネル8aは、光軸X方向に略直交する一の軸(例えば、水平方向の軸等)周りに略180°回動自在に装置本体部100Aに軸支されている。つまり、表示パネル8aを装置本体部100Aに対して相対的に略180°回動させることで、表示パネル8aの表示方向を撮像部3の撮像方向と略等しくするように、すなわち、表示パネル8aをレンズ部3aの露出面と同様に被写体側に臨むように配置することができるようになっている(図2(b)参照)。そして、表示パネル8aをレンズ部3aの露出面と同じ側とした状態では、ユーザが表示パネル8aに表示されるユーザ自身を含む画像を視認しながら、所謂、自分撮りを行うことができる。
なお、表示パネル8aは、例えば、装置本体部100Aに対して光軸X方向に略直交する垂直方向の軸周りに略180°回動自在に軸支されていても良く、この場合も、表示パネル8aをレンズ部3aの露出面と同じ側とした状態では、所謂、自分撮りを行うことができる。
中央制御部1は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部1は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ2は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部1や撮像制御部4等の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶するものである。
撮像部(撮像手段)3は、被写体を撮像する。具体的には、撮像部3は、レンズ部3aと、電子撮像部3bと、補助光源3cと、を備えている。
レンズ部3aは、例えば、レンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部3bは、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサから構成され、レンズ部3aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
補助光源(補助光発光手段)3cは、例えば、LED(Light Emitting Diode)ライトから構成され、撮影時に補助光を発光する。この補助光を発光することにより暗所でも、電子撮像部3bに入力される光量を確保するとともにフォーカスを合わせやすくしている。
なお、図示は省略するが、撮像部3は、レンズ部3aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
撮像制御部4は、撮像部3による被写体の撮像を制御する。
撮像制御部4は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。撮像制御部4は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部3bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部3bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部3bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ生成部5に出力させる。また、撮像制御部4は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス調整処理)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行う。
また、本実施形態において、撮像制御部4は、状態判定部4aと、算出部4bと、検出部4cと、判別部4dと、撮影処理部4eと、顔検出部4fと、顔認証部4gと、状態検出部4hと、を具備している。
なお、撮像制御部4の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
状態判定部4aは、撮像装置100の状態を判定する。
すなわち、状態判定部4aは、撮像部3により撮像されて表示部8に表示される被写体の画像を当該被写体自身に視認させることが可能な所定の状態(所謂、自分撮りの状態)であるか否かを判定する。
具体的には、状態判定部4aは、撮像部3による被写体の撮像の際に、撮像部3の撮像方向(レンズ部3aの露出方向)と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっている状態であるか否かを判定する。例えば、状態判定部4aは、装置本体部100Aに対して表示パネル8aが略180°回動したことを機械的に検出するスイッチ(図示略)の検出信号や、表示パネル8aの重力方向に対する傾きを検出するセンサ(例えば、加速度センサ等;図示略)の検出信号の入力に基づいて、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっているか否かを判定する。
そして、状態判定部4aは、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっていると判定した場合に、撮像部3により撮像されて表示部8に表示される被写体の画像を当該被写体自身に視認させることが可能な所定の状態であると特定する。
算出部(算出手段)4bは、撮像部3により撮像されて表示パネル8aに表示されるライブビュー画像Lの輝度値を算出する。
具体的には、算出部4bは、ライブビュー画像Lの各画素の輝度値を算出する。そして、算出部4bは、算出された各画素の輝度値を平均した値を、ライブビュー画像Lの輝度値として算出する。なお、ライブビュー画像Lの輝度値の算出方法は、上記の方法に限らない。例えば、算出部4bは、ライブビュー画像Lの各画素の輝度値のうち最大の値を、ライブビュー画像Lの輝度値として算出するようにしても良い。
検出部(検出手段)4cは、撮像部3により撮像されて表示パネル8aに表示されるライブビュー画像Lから検出対象を検出する処理を実行する。
具体的には、検出部4cは、逐次表示されるライブビュー画像L内の検出領域T(図9(a)〜(d)参照)の画素値の変動に基づいて画像の変化を検出することにより、検出対象(例えば、被写体の動作)を検出するモーション検出処理を行う。
なお、検出領域Tにはモーションシャッタを開始するための開始指標MがOSD(On Screen Display)表示される。
判別部(判別手段)4dは、検出部4cにより検出対象(例えば、被写体の動作)が検出されたか否かを判別する。
また、判別部4dは、検出部4cにより被写体の動作が検出された際の検出態様に応じて、その被写体の動作が、撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作(モーション種類「0」;第1の動作)、検出部4cによる検出の終了を指示する動作(モーション種類「1」;第1の動作)、撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、若しくはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作(モーション種類「2」;第2の動作)のうちの何れに該当するかを判別する。
具体的には、例えば、検出領域Tにおいて上→下の動作(被写体となる人の手の動き)が検出された場合、判別部4dは、撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作(モーション種類「0」;第1の動作)が検出されたと判別する。また、検出領域Tにおいて下→上の動作(被写体となる人の手の動き)が検出された場合、判別部4dは、検出部4cによる検出の終了を指示する動作(モーション種類「1」;第1の動作)が検出されたと判別する。また、検出領域Tにおいて左→右、又は、右→左の動作(被写体となる人の手の動き)が検出された場合、判別部4dは、撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、若しくはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作(モーション種類「2」;第2の動作)が検出されたと判別する。
撮影処理部(撮影処理手段)4eは、判別部4dにより判別された被写体の動作の種類(モーション種類)に応じて、所定の処理を実行する。
具体的には、図3(c)のモーション種類テーブル6cに定義されているモーション種類「0」、すなわち撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作が検出されたと判別部4dにより判別された場合、撮影処理部4eは、撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作を実行する処理を行う。また、図3(c)のモーション種類テーブル6cに定義されているモーション種類「1」、すなわち検出部4cによる検出の終了を指示する動作が検出されたと判別部4dにより判別された場合、撮影処理部4eは、検出部4cによる検出を終了する処理を行う。また、図3(c)のモーション種類テーブル6cに定義されているモーション種類「2」、すなわち撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、若しくはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作が検出されたと判別部4dにより判別された場合、撮影処理部4eは、これらの調整処理を行う。
撮像制御部4は、検出部4cにより被写体の動作(検出対象)を検出する処理が実行されている間は撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させ、判別部4dにより被写体の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う。
具体的には、撮像制御部4は、算出部4bにより算出された輝度値が所定値未満の場合、検出部4cにより被写体の動作(検出対象)を検出する処理が実行されている間は撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの画質を変化させることにより撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させ、判別部4dにより第1の動作(撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作(モーション種類「0」)、又は、検出部4cによる検出の終了を指示する動作(モーション種類「1」))が検出されたと判別された場合に、指示された処理を行った後、当該撮像状態を変化させる前の状態(第2の状態)に戻す制御を行う一方、第2の動作(撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、若しくはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作(モーション種類「2」))が検出されたと判別された場合に、指示された処理を行った後、当該撮像状態の第1の状態に変化させた状態を継続する制御を継続して行う。
ここで、「第1の状態」とは、被写体にフォーカスを合わせることが可能な状態をいう。
また、本実施形態において、撮像制御部4は、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度値を上げ、ライブビュー画像Lの画質を変化させることにより、撮像状態を変化させるようにしている。
具体的には、算出部4bにより算出された輝度値がL2(所定値)未満、L1以上の場合(L2>L1)、撮像制御部4は、図3(d)に示す検出補助種類テーブル6dから電子撮像部3bのISO感度を上げる方法を選択し、当該方法によりライブビュー画像L(図9(a)参照)の輝度値を上げ、同図(c)に示すようにライブビュー画像Lの画質を変化させるようにしている。
一方、算出部4bにより算出された輝度値がL1未満の場合、撮像制御部4は、図3(d)に示す検出補助種類テーブル6dから補助光源3cを発光させる方法を選択し、当該方法によりライブビュー画像L(図9(a)の輝度値を上げ、同図(b)に示すようにライブビュー画像Lの画質を変化させるようにしている。
顔検出部4fは、表示パネル8aに表示されるライブビュー画像Lから人の顔を検出する。
本実施形態において、顔検出部4fは、逐次表示されるライブビュー画像Lから不特定の人の顔が含まれる顔領域を検出する顔検出処理を行う。
なお、顔検出処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
顔認証部4gは、顔画像データファイル(図示省略)に予め登録されている特定の人の顔を認証する。
具体的には、顔検出部4fによってライブビュー画像Lから複数の人の顔が検出された場合、顔認証部4gは、当該複数の人の顔の各画像データを顔画像データファイルに登録されている特定の人の顔に係る認証用特徴情報と照合し、ライブビュー画像Lに特定の人の顔が含まれているか否かを判定する。
状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された後の、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの状態を検出する処理を実行する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された後の、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの状態として、当該撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化を検出する処理を実行する。
本実施形態において、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が一つだけ検出された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、当該人の顔のライブビュー画像Lに対する面積の変化を検出する処理を実行する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された際に顔検出部4fにより検出されている人の顔の面積(初期面積)を算出し、当該面積に係る情報をメモリ2に記憶する。そして、状態検出部4hは、その後も顔検出部4fにより人の顔が検出される毎に当該人の顔の面積を算出し、当該面積が初期面積から所定の割合で増大したか否かを判定する。
そして、顔検出部4fにより検出された人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止する。一方、顔検出部4fにより検出された人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大していないと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続する。
また、本実施形態において、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が一つだけ検出された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔検出部4fにより人の顔が継続して検出されない非検出時間を計測する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された際に顔検出部4fにより人の顔が検出された後、顔検出部4fにより人の顔が検出されなくなった場合、顔検出部4fにより人の顔が継続して検出されない非検出時間を計測し、当該非検出時間が所定時間を超過したか否かを判定する。
そして、非検出時間が所定時間を超過したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止する。一方、非検出時間が所定時間を超過していないと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続する。
また、本実施形態において、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証されなかった場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔検出部4fにより検出された複数の人の顔の数の変化を検出する処理を実行する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された際に顔検出部4fにより検出されている人の顔の数(初期値)を算出し、当該人の顔の数に係る情報をメモリ2に記憶する。そして、状態検出部4hは、その後も顔検出部4fにより人の顔が検出される毎に当該人の顔の数を算出し、当該人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したか否かを判定する。
そして、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止する。一方、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が初期値から所定の割合で減少していないと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続する。
また、本実施形態において、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、当該特定の人の顔のライブビュー画像Lに対する面積の変化を検出する処理を実行する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された際に顔認証部4gにより認証されている特定の人の顔の面積(初期面積)を算出し、当該面積に係る情報をメモリ2に記憶する。そして、状態検出部4hは、その後も顔認証部4gにより特定の人の顔が認証される毎に当該特定の人の顔の面積を算出し、当該面積が初期面積から所定の割合で増大したか否かを判定する。
そして、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止する。一方、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大していないと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続する。
また、本実施形態において、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔認証部4gにより特定の人の顔が継続して認証されない非認証時間を計測する。
具体的には、状態検出部4hは、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された際に顔認証部4gにより特定の人の顔が認証された後、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証されなくなった場合、顔認証部4gにより特定の人の顔が継続して検出されない非認証時間を計測し、当該非認証時間が所定時間を超過したか否かを判定する。
そして、非認証時間が所定時間を超過したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止する。一方、非認証時間が所定時間を超過していないと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続する。
画像データ生成部5は、電子撮像部3bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
また、画像データ生成部5は、生成した画像データをバッファメモリとして使用されるメモリ2や画像記録部7に転送する。
記憶部6は、読み書き可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。この記憶部6には、撮像状態フラグ設定テーブル6a、変化状態フラグ設定テーブル6b、モーション種類テーブル6c、検出補助種類テーブル6d、顔画像データファイル(図示省略)等が格納されている。
撮像状態フラグ設定テーブル6aは、撮像状態フラグを定義したものである。具体的には、図3(a)に示すように、撮像状態フラグ「0」が設定されている場合は、ライブビュー画像Lの輝度値が所定値(L2)以上であり、撮像状態フラグ「1」が設定されている場合は、ライブビュー画像Lの輝度値が所定値(L2)未満であることを表し、モーション検出補助処理が必要な状態であることを表す。
変化状態フラグ設定テーブル6bは、変化状態フラグを定義したものである。具体的には、図3(b)に示すように、変化状態フラグ「0」が設定されている場合は、検出部4cによるモーション検出を継続し、変化状態フラグ「1」が設定されている場合は、当該モーション検出を停止することを表す。
また、図3(c)に示すモーション種類テーブル6cは、上述したように判別部4dにより判別された被写体の動作(モーション種類)に応じた指示内容を定義したものである。
また、図3(d)に示す検出補助種類テーブル6dは、上述したように算出部4bにより算出されたライブビュー画像Lの輝度値に応じた処理内容を定義したものである。
画像記録部7は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されている。また、画像記録部7は、画像データ生成部5の符号化部(図示略)により所定の符号化方式で符号化された各種の画像の画像データを記録する。
本実施形態では、画像記録部7は、例えば、撮影処理部4eによる撮影を実行する処理がなされた際に撮像された画像の画像データ等を記録する。
なお、画像記録部7は、例えば、記録媒体(図示略)が着脱自在に構成され、装着された記録媒体からのデータの読み出しや記録媒体に対するデータの書き込みを制御する構成であっても良い。
表示部8は、ライブビュー画像L或いは、記録されている静止画像や動画像を再生、表示する。具体的には、表示部8は、表示パネル8aと、表示制御部8bとを具備している。
表示パネル8aは、表示領域内に画像を表示する。具体的には、表示パネル8aは、静止画撮影モードや動画撮影モードにて、撮像部3による被写体の撮像により生成される画像フレームを所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像Lを表示する。また、再生モードにて、メモリ2や画像記録部7に記録され、ユーザにより選択された静止画像や動画像を再生、表示する。
なお、表示パネル8aとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
表示制御部8bは、ライブビュー画像L、或いはメモリ2や画像記録部7から読み出され復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル8aの表示画面に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部8bは、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部1の制御下にてメモリ2から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示パネル8aに出力する。
また、表示制御部8bは、本実施形態において、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっていると状態判定部4aにより判定されると、撮像部3により撮像されて画像データ生成部5により生成される画像フレームを所定フレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像Lを表示パネル8aに表示させるとともに、所定の格納手段(例えば、メモリ2等)に格納されている、撮影開始を指示する開始指標等の画像データを読み出して取得し、ライブビュー画像L内の検出領域Tに重畳させてOSD表示させる。
操作入力部9は、装置本体に対して各種指示を入力するためのものである。
具体的には、操作入力部9は、例えば、シャッタボタン、動作モードや機能等の選択指示に係る上下左右のカーソルボタン、決定ボタン等を具備する操作部(図示略)を備えている。
そして、ユーザにより操作部の各種ボタンが操作されると、操作入力部9は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部1に出力する。中央制御部1は、操作入力部9から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、被写体の撮像等)を各部に実行させる。
なお、操作入力部9は、表示部8の表示パネル8aと一体となって設けられたタッチパネル(図示略)を有して構成されていても良い。
<モーションシャッタモード処理>
次に、本実施形態の撮像装置100によるモーションシャッタモード処理について図4を参照して説明する。
図4は、モーションシャッタモード処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、先ず、状態判定部4aは、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっている状態であるか否かを判定する(ステップS1)。すなわち、状態判定部4aは、装置本体部100Aに対して表示パネル8aが略180°回動した状態とされているか否かを判定する。
ステップS1において、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっていないと判定された場合(ステップS1;NO)、モーションシャッタモード処理を終了する。
一方、ステップS1において、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっていると判定された場合(ステップS1;YES)、表示制御部8bは、撮像部3により撮像されて画像データ生成部5により生成される画像フレームを所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像Lを表示パネル8aに表示させる(ステップS2)。
次いで、算出部4bは、逐次表示されるライブビュー画像Lの輝度値を算出する(ステップS3)。
ステップS4において、輝度値が所定値(L2)未満である(モーション検出補助処理が必要な状態である)と判定された場合(ステップS4;YES)、撮像制御部4は、撮像状態フラグ「1」(図3(a)参照)を設定する(ステップS5)。次いで、撮像制御部4は、モーション検出補助処理を実行し(ステップS6)、ステップS7へ移行する。なお、モーション検出補助処理(ステップS6、ステップS16)の詳細については後述する。
一方、ステップS4において、輝度値が所定値(L2)未満でない(モーション検出補助処理が必要な状態ではない)と判定された場合(ステップS4;NO)、ステップS5及びステップS6をスキップして、ステップS7へ移行する。
次いで、ステップS7において、検出部4cは、モーション検出処理を実行する(ステップS7)。
ステップS8において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)が検出されていないと判別された場合(ステップS8;NO)、ステップS7へ戻り、検出部4cによる検出を継続する。
一方、ステップS8において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)が検出されたと判別された場合(ステップS8;YES)、判別部4dは、このときのモーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「2」であるか否か(モーションに応じた処理を行った後、モーション検出を継続する第2の動作であるか否か)を判別する(ステップS9)。
ステップS9において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「2」である(モーション検出を継続する第2の動作である)と判別された場合(ステップS9;NO)、撮影処理部4eは、モーションに応じた処理、即ち撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、若しくはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作を実行し(ステップS10)、ステップS7へ戻り、検出部4cによる検出を継続する。
一方、ステップS9において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「2」でない、すなわちモーション種類「0」又は「1」である(モーション検出を停止する)と判別された場合(ステップS9;YES)、撮像制御部4は、撮像状態フラグ「1」が設定されているか否か(モーション検出補助処理が必要な状態であるためモーション検出補助処理が行われているか否か)を判定する(ステップS11)。
ステップS11において、撮像状態フラグ「1」が設定されている(モーション検出補助処理が必要な状態であるためモーション検出補助処理が行われている)と判定された場合(ステップS11;YES)、撮像制御部4は、モーション検出補助処理を解除し(ステップS12)、ステップS13へ移行する。
一方、ステップS11において、撮像状態フラグ「1」が設定されていない、すなわち撮像状態フラグ「0」が設定されている(モーション検出補助処理が必要な状態でないためモーション検出補助処理が行われていない)と判定された場合(ステップS11;NO)、ステップS12をスキップし、ステップS13へ移行する。
次いで、ステップS13において、撮影処理部4は、モーションに応じた処理(撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作(モーション種類「0」)、又は、検出部4cによる検出の終了を指示する動作(モーション種類「1」))を実行し(ステップS13)、ステップS14へ移行する。
次いで、ステップS14において、判別部4dは、モーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「1」であるか否か(検出部4cによる検出の終了を指示する動作であるか否か)を判別する(ステップS14)。
ステップS14において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「1」でない、すなわちモーション種類「0」である(検出部4cによる検出の終了を指示する動作でない)と判別された場合(ステップS14;NO)、撮像制御部4は、撮像状態フラグ「1」が設定されているか否か(モーション検出補助処理が必要な状態であるか否か)を判定する(ステップS15)。
ステップS15において、撮像状態フラグ「1」が設定されている(モーション検出補助処理が必要な状態である)と判定された場合(ステップS15;YES)、撮像制御部4は、モーション検出補助処理を実行し(ステップS16)、ステップS17へ移行する。
一方、ステップS15において、撮像状態フラグ「1」が設定されていない、すなわち撮像状態フラグ「0」が設定されている(モーション検出補助処理が必要な状態でない)と判定された場合(ステップS15;NO)、ステップS16をスキップし、ステップS17へ移行する。
次いで、ステップS17において、状態検出部4hは、変化検出処理を実行し(ステップS17)、ステップS18へ移行する。なお、変化検出処理(ステップS17)の詳細については後述する。
次いで、ステップS18において、撮像制御部4は、撮像状態フラグ「1」が設定されているか否か(検出部4cによる検出を停止する状態に変化したか否か)を判定する(ステップS18)。
ステップS18において、撮像状態フラグ「1」が設定されていない(検出部4cによる検出を停止する状態に変化していない)と判定された場合(ステップS18;NO)、ステップS7へ戻り、検出部4cによる検出を継続する。
一方、ステップS18において、撮像状態フラグ「1」が設定されている(検出部4cによる検出を停止する状態に変化した)と判定された場合(ステップS18;YES)、撮像制御部4は、モーション検出補助処理を解除し(ステップS19)、モーションシャッタモードを解除し(ステップS20)、モーションシャッタモード処理を終了する。
また、ステップS14において、判別部4dにより、モーション(被写体の動作)の種類がモーション種類「1」である(検出部4cによる検出の終了を指示する動作である)と判別された場合(ステップS14;YES)、ステップS20へ移行し、撮像制御部4は、モーションシャッタモードを解除し(ステップS20)、モーションシャッタモード処理を終了する。
<モーション検出補助処理>
次に、モーション検出補助処理について、図5を参照して詳細に説明する。
図5は、モーション検出補助処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、先ず、撮像制御部4は、算出部4bにより算出された輝度値に応じた処理を特定する(ステップS31)。
具体的には、算出部4bにより算出された輝度値がL2(所定値)未満、L1以上の場合、撮像制御部4は、図3(d)に示す検出補助種類テーブル6dから電子撮像部3bのISO感度を上げる方法を特定する。
一方、算出部4bにより算出された輝度値がL1未満の場合、撮像制御部4は、同図に示す検出補助種類テーブル6dから補助光源3cを発光させる方法を特定する。
次いで、撮像制御部4は、特定された方法による処理を実行し(ステップS32)、モーション検出補助処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。
<変化検出処理>
次に、変化検出処理について、図6を参照して詳細に説明する。
図6は、変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、先ず、顔検出部4fは、ライブビュー画像L内において人の顔を検出する顔検出処理を実行する(ステップS51)。
そして、ステップS52において、人の顔を検出していないと判定された場合(ステップS52;NO)、変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。
一方、ステップS52において、人の顔を検出したと判定された場合(ステップS52;YES)、状態検出部4hは、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が複数であるか否かを判定する(ステップS53)。
ステップS53において、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が複数でないと判定された場合(ステップS53;NO)、状態検出部4hは、顔検出部4fにより検出された人の顔を変化検出の対象として特定し(ステップS54)、特定顔変化検出処理を実行し(ステップS55)、変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。なお、特定顔変化検出処理(ステップS55、ステップS60)の詳細については後述する。
一方、ステップS53において、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が複数であると判定された場合(ステップS53;YES)、顔認証部4gは、顔検出部4fにより検出された複数の人の顔から顔画像データファイルに予め登録されている特定の人の顔を認証する顔認証処理を実行する(ステップS56)。
そして、ステップS57において、顔画像データファイルに予め登録されている特定の人の顔が認証されないと判定された場合(ステップS57;NO)、状態検出部4hは、不特定顔変化検出処理を実行し(ステップS58)、変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。なお、不特定顔変化検出処理の詳細については後述する。
一方、ステップS57において、顔画像データファイルに予め登録されている特定の人の顔が認証されたと判定された場合(ステップS57;YES)、状態検出部4hは、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔を変化検出の対象として特定し(ステップS59)、特定顔変化検出処理を実行し(ステップS60)、変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。
<特定顔変化検出処理>
次に、特定顔変化検出処理について、図7を参照して詳細に説明する。
図7は、特定顔変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、先ず、状態検出部4hは、変化検出の対象として特定された人の顔の面積を算出する(ステップS71)。
次いで、状態検出部4hは、算出された面積を初期面積として、メモリ2に記憶する(ステップS72)。
次いで、状態検出部4hは、時間の計測を開始し(ステップS73)、ステップS55の特定顔変化検出処理の場合、顔検出部4fにより一人のみ検出され、変化検出の対象として特定された人の顔が検出されない非検出時間の計測開始の準備を行う(ステップS74)。また、状態検出部4hは、ステップS60の特定顔変化検出処理の場合、顔認証部4gにより認証され、変化検出の対象として特定された人の顔が認証されない非認証時間の計測開始の準備を行う(ステップS74)。
そして、ステップS75において、状態検出部4hは、ステップS55の特定顔変化検出処理の場合、顔検出部4fにより人の顔を検出したか否かを判定する(ステップS75)。また、状態検出部4hは、ステップS60の特定顔変化検出処理の場合、顔認証部4gにより特定の人の顔を認証したか否かを判定する(ステップS75)。
ステップS75において、人の顔を検出したと判定された場合、又は、特定の人の顔を認証したと判定された場合(ステップS75;YES)、状態検出部4hは、当該人の顔の面積、又は、当該特定の人の顔の面積を算出する(ステップS76)。
次いで、状態検出部4hは、算出された面積が上述の初期面積から所定の割合で増加したか否かを判定する(ステップS77)。
ステップS77において、算出された面積が初期面積から所定の割合で増加したと判定された場合(ステップS77;YES)、状態検出部4hは、モーション検出を停止する変化状態フラグ「1」(図3(b)参照)を設定し(ステップS78)、特定顔変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。
一方、ステップS77において、算出された面積が初期面積から所定の割合で増加していないと判定された場合(ステップS77;NO)、ステップS81へ移行する。
また、ステップS75において、人の顔を検出していないと判定された場合、又は、特定の人の顔を認証していないと判定された場合(ステップS75;NO)、状態検出部4hは、非検出時間又は非認証時間を加算する(ステップS79)。
そして、状態検出部4hは、非検出時間又は非認証時間が所定値を超過したか否か判定する(ステップS80)。
ステップS80において、非検出時間又は非認証時間が所定値を超過したと判定された場合(ステップS80;YES)、状態検出部4hは、モーション検出を停止する変化状態フラグ「1」を設定し(ステップS78)、特定顔変化検出処理を終了して、モーションシャッタモード処理に戻る。
一方、ステップS80において、非検出時間又は非認証時間が所定値を超過していないと判定された場合(ステップS80;NO)、ステップS81へ移行する。
次いで、ステップS81において、検出部4cは、図4のステップS7と同様にモーション検出処理を実行する(ステップS81)。
そして、ステップS82において、モーション(被写体の動作)を検出したと判定された場合(ステップS82;YES)、図4に示すモーションシャッタモード処理のステップS9へ移行する。
一方、ステップS82において、モーション(被写体の動作)を検出していないと判定された場合(ステップS82;NO)、状態検出部4hは、自動的に撮像装置100の電源を切るAPO(Auto Power Off)時間が経過したか否かを判定する(ステップS83)。
ステップS83において、APO時間が経過していないと判定された場合(ステップS83;NO)、ステップS75へ戻り、処理を繰り返す。
一方、ステップS83において、APO時間が経過したと判定された場合(ステップS83;YES)、APO処理を実行し(ステップS84)、モーションシャッタモード処理を終了する。
<不特定顔変化検出処理>
次に、不特定顔変化検出処理について、図8を参照して詳細に説明する。
図8は、不特定顔変化検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、先ず、状態検出部4hは、顔検出部4fにより検出された複数の人の顔の数を特定し、この数を初期値としてメモリ2に記憶する(ステップS91)。
次いで、状態検出部4hは、時間の計測を開始する(ステップS92)。
次いで、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔を検出したか否かを判定する(ステップS93)。
ステップS93において、人の顔が検出されたと判定された場合(ステップS93;YES)、状態検出部4hは、検出された人の顔の数を特定し(ステップS94)、当該人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したか否かを判定する(ステップS95)。
ステップS95において、当該人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したと判定された場合(ステップS95;YES)、状態検出部4hは、モーション検出を停止する変化状態フラグ「1」を設定し(ステップS96)、不特定顔変化検出処理を終了する。
一方、ステップS95において、当該人の顔の数が初期値から所定の割合で減少していないと判定された場合(ステップS95;NO)、検出部4cは、図4のステップS7と同様にモーション検出処理を実行する(ステップS97)。
そして、ステップS98において、モーション(被写体の動作)を検出したと判定された場合(ステップS98;YES)、図4に示すモーションシャッタモード処理のステップS9へ移行する。
一方、ステップS98において、モーション(被写体の動作)を検出していないと判定された場合(ステップS98;NO)、状態検出部4hは、自動的に撮像装置100の電源を切るAPO(Auto Power Off)時間が経過したか否かを判定する(ステップS99)。
ステップS99において、APO時間が経過していないと判定された場合(ステップS99;NO)、ステップS93へ戻り、処理を繰り返す。
一方、ステップS99において、APO時間が経過したと判定された場合(ステップS99;YES)、APO処理を実行し(ステップS100)、モーションシャッタモード処理を終了する。
また、ステップS93において、人の顔が検出されていないと判定された場合(ステップS93;NO)、ステップS94及びステップS95をスキップして、ステップS96へ移行し、モーション検出を停止する変化状態フラグ「1」を設定した後、不特定顔変化検出処理を終了する。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、検出部4cにより検出対象(被写体の動作)を検出する処理を実行している間は撮像部3の撮像状態を第1の状態(例えば、被写体にフォーカスを合わせやすい状態)に変化させ、判別部4dにより検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を第1の状態とは異なる第2の状態(変化させる前の状態)に変化させる制御を撮像制御部4により行うこととなる。
従って、検出部4cにより検出対象(被写体の動作)を検出している間のみ、撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させる制御を行うので、検出部4cによる検出対象(被写体の動作)の検出精度の低下を抑制することができるとともに、モーションシャッタによる本撮影時には、実際の撮像状態を維持することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、算出部4bにより算出された輝度値が所定値(L2)未満の場合、検出部4cにより検出対象を検出する処理を実行している間は撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの画質を変化させることにより撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させる制御を撮像制御部4により行うこととなる。
つまり、コントラストが低くなる暗所において、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの画質を変化させることにより撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させる制御を行うので、検出部4cによる検出対象の検出精度の低下を好適に抑制することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度値を上げることにより当該画像の画質を変化させるようにしているので、撮像部3の撮像状態を第1の状態に適切に変化させることができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、算出部4bにより算出された輝度値に応じた方法、具体的には、輝度値が高いほど消費電力の低い方法で撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度値を上げることとなる。
従って、撮影環境に適した方法で撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度値を上げることができるので、撮像部3の撮像状態をより適切に第1の状態に変化させることができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、ライブビュー画像Lの輝度値を上げる方法には、補助光源3cを発光させる方法と、撮像部3によりライブビュー画像Lを撮像する際のISO感度を上げる方法と、がある。
従って、撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させる制御には、検出部4cとは別の手段(例えば、電子撮像部3b、補助光源3c)を使用するので、従来のモーション検出技術を踏襲することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、検出部4cにより被写体の動作を検出する処理を実行している間は撮像部3の撮像状態を第1の状態に変化させ、判別部4dにより第1の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を第2の状態に変化させる制御を行う一方、第2の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を第1の状態に変化させる制御を継続して行うこととなる。
従って、判別部4dにより判別される被写体の動作に応じて、撮像部3の撮像状態を第2の状態に変化させたり、当該撮像状態を第1の状態に変化させたりする制御を継続して行うことができるので、モーションシャッタの使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、第1の動作は、撮像部3により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作、或いは検出部4cによる検出の終了を指示する動作であり、判別部4dにより第1の動作が検出されたと判別された場合に、撮影処理部4eを制御するとともに、撮像部3の撮像状態を制御することとなる。また、第2の動作は、撮像部3のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、或いはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作であり、判別部4dにより第2の動作が検出されたと判別された場合、撮影処理部4eに、当該第2の動作により指示された調整処理を行わせる制御を行うこととなる。
従って、判別部4dにより判別される被写体の動作に応じて、上述の各種処理を行うことができるので、モーションシャッタの使い勝手をより一層向上させることができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、撮影処理部4eによる撮影処理を実行させる前に、撮像状態を第2の状態から第1の状態に変化させる制御を行うので、モーションシャッタによる本撮影時には、実際の撮像状態を維持することができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hによって、検出部4cにより被写体の所定の動作が検出された後の、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの状態(ライブビュー画像Lの変化)を検出する処理を実行し、撮像制御部4によって、状態検出部4hによる検出結果に応じて、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出する処理を、継続するか否かを制御することとなる。
従って、状態検出部4hによる検出結果から、検出部4cによる検出(モーション検出)の継続をユーザが望んでいるか否かを推測し、当該モーション検出の継続をユーザが望んでいると判断した場合は、当該モーション検出を継続させる一方で、当該モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断した場合は、当該モーション検出を停止させることができる。
これにより、モーション検出を継続又は停止させるための特別な操作を必要としなくなるので、当該操作に伴うユーザの動作が検出部4cにより検出されてしまうことを防止することができ、意図しないモーション検出による誤操作を減らすことができる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が一つだけ検出された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、当該人の顔のライブビュー画像Lに対する面積の変化を検出する処理を実行することとなる。そして、顔検出部4fにより検出された人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止することとなる。
従って、例えば、撮像装置100に対して所定の操作を行うため、ユーザが当該装置に近づいた際、顔検出部4fにより人(ユーザ)の顔が検出された場合は、モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断し、当該モーション検出を停止させることができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が一つだけ検出された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔検出部4fにより人の顔が継続して検出されない非検出時間を計測することとなる。そして、非検出時間が所定時間を超過したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止することとなる。
従って、顔検出部4fにより人の顔が継続して検出されない非検出時間が所定時間を超過した場合は、モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断し、当該モーション検出を停止させることができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証されなかった場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔検出部4fにより検出された複数の人の顔の数の変化を検出する処理を実行することとなる。そして、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止することとなる。
従って、顔検出部4fにより検出された人の顔の数が初期値から所定の割合で減少したと判定された場合は、モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断し、当該モーション検出を停止させることができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、当該特定の人の顔のライブビュー画像Lに対する面積の変化を検出する処理を実行することとなる。そして、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔の面積が初期面積から所定の割合で増大したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止することとなる。
従って、例えば、撮像装置100に対して所定の操作を行うため、特定の人(ユーザ)が当該装置に近づいた際、顔認証部4gにより当該特定の人の顔が検出された場合は、モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断し、当該モーション検出を停止させることができるようになる。
また、本実施形態の撮像装置100によれば、状態検出部4hは、顔検出部4fにより人の顔が複数検出され、かつ、顔認証部4gにより特定の人の顔が認証された場合、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの変化として、顔認証部4gにより特定の人の顔が継続して認証されない非認証時間を計測することとなる。そして、非認証時間が所定時間を超過したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作を検出(モーション検出)する処理を継続せず停止することとなる。
従って、顔認証部4gにより特定の人の顔が継続して認証されない非認証時間が所定時間を超過した場合は、モーション検出の継続をユーザが望んでいないと判断し、当該モーション検出を停止させることができるようになる。
<変形例>
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。上記の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
変形例の撮像装置200では、モーション検出補助処理(ステップS6、ステップS16)において、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させ、ライブビュー画像Lの画質を変化させることにより、撮像状態を変化させるようにしている。
具体的には、被写体となる人の手(肌色の輝度成分或いは色成分)を検出部4cによって検出しやすくなるように、撮像制御部4は、ライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させるようにしている。
ライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させる方法としては、コントラスト調整、レベル補正、ガンマ補正等が挙げられる。
図9(d)には、レベル補正が行われた状態のライブビュー画像Lが示されている。また、図9(e)には、レベル補正が行われる前の状態である図9(a)に示すライブビュー画像Lのピクセル分布図が示されている。また、図9(f)には、レベル補正が行われた状態である図9(d)に示すライブビュー画像Lのピクセル分布図が示されている。
図9(e)に示すように、図9(a)に示すライブビュー画像Lのピクセル分布図では、ヒストグラムの山が中間調の左方(シャドウ側)に集まっている。このため、図9(a)に示すライブビュー画像Lは、画像全体が暗くコントラストが低い状態となっている。
一方、図9(f)に示すように、ピクセル分布図の幅を広げるようにレベル補正を行うことにより、ライブビュー画像Lは、図9(d)に示すように、画像全体が明るくなるとともに、コントラストが高くなる。これにより、検出部4cによるモーション検出を好適に行うことができるようになる。
以上のように、変形例の撮像装置200によれば、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させることにより当該画像の画質を変化させるようにしているので、撮像部3の撮像状態を所定の状態に適切に変化させることができる。また、所定の被写体に固有の輝度成分或いは色成分を強調するように、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させるようにしているので、当該被写体の動作の検出精度の低下を好適に抑制することができる。また、コントラスト調整、レベル補正、或いはガンマ補正の何れかを行うことにより、撮像部3により撮像されるライブビュー画像Lの輝度成分或いは色成分を変化させるようにしているので、撮像部3の撮像状態を所定の状態に容易に変化させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、モーション検出補助処理は、補助光源3cを発光させる方法と、電子撮像部3bのISO感度を上げる方法の2種類としたが、当該モーション検出補助処理は1種類だけでも良く、算出部4bにより算出された輝度値が所定値未満である場合にこの1種類のモーション検出補助処理を行う。
また、モーション検出補助処理は3種類以上でも良く、かかる場合、算出部4bにより算出された輝度値に応じて、当該モーション検出補助処理を異ならせるようにする。
また、上記実施形態にあっては、撮影実行時のAE、AWB、AFといった撮影のための準備処理をどの時点で行なうかを特に明記していないが、図4のステップS6、ステップS16のモーション検出補助処理を実行する前、或いは図4のステップS13のモーションに応じた処理の際の何れでもあってもよい。何れの場合にも各々にメリットがあるが、撮影実行処理までのタイムラグを削減するためには、モーション検出補助処理を実行する前に準備処理を実行することが望ましい。
また、上記実施形態にあっては、モーション種類「0」〜「2」の3態様を設定したが、当該モーション種類は任意に設定可能であり、例えば、モーション種類「0」のみを設定するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、図4に示すモーションシャッタモード処理において、変化検出処理(ステップS17)を実行するようにしたが、これに限らず、当該処理を省略しても良い。
また、上記実施形態における検出領域Tの位置や大きさは任意に設定可能である。例えば、顔検出部4fにより検出された人の顔の位置や大きさに基づき、検出領域Tの位置や大きさを設定しても良い。また、ライブビュー画像L全体を検出領域Tとして設定しても良い。
また、上記実施形態にあっては、検出部4cにより検出される検出対象は、被写体の動作に限らず、予め登録されている対象物としても良い。
また、上記実施形態にあっては、顔検出部4fと顔認証部4gを備えるようにしたが、これに限らず、顔検出部4fのみを備えるようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、顔検出部4fにより検出された人の顔、又は、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔の面積が初期面積から所定の割合で相対的に増大したと判定された場合、撮像制御部4は、検出部4cによる被写体の所定の動作の検出(モーション検出)を継続せず停止するようにしたが、これに限らず、顔検出部4fにより検出された人の顔、又は、顔認証部4gにより認証された特定の人の顔の面積が所定値以上となった場合に検出部4cによる被写体の所定の動作の検出(モーション検出)を継続せず停止するようにしても良い。
また、上記実施形態にあっては、撮像部3の撮像方向と表示パネル8aの表示方向が略等しくなっていると判定された場合に、所定の物体の状態変化を検出するようにしているが、これに限らず、物体を検出するか否かを任意に設定可能としても良い。
また、上記実施形態の撮像装置100の構成は一例であり、これに限られるものではない。例えば、撮像機能を具備するスマートフォン等の携帯端末から構成されていても良い。具体的には、例えば、携帯端末を用いて本実施形態の自分撮りを行う場合には、当該携帯端末の表示パネル側に露出されている撮像部のレンズ部(所謂、インカメラ)を利用することで、撮像部により撮像されて表示パネルに表示される被写体の動画像を当該被写体自身に視認させることが可能な状態となる。
また、上記実施形態にあっては、検出手段、判別手段、撮像制御手段としての機能を、中央制御部1の制御下にて、検出部、判別部、撮像制御部が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部1のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
すなわち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、検出処理ルーチン、判別処理ルーチン、撮像制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、検出処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する手段として機能させるようにしても良い。また、判別処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、検出処理ルーチンにより検出対象が検出されたか否かを判別する手段として機能させるようにしても良い。また、撮像制御処理ルーチンにより中央制御部1のCPUを、検出処理ルーチンにより検出対象を検出する処理を実行している間は撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、判別処理ルーチンにより検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う手段として機能させるようにしても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する検出手段と、
前記検出手段により前記検出対象が検出されたか否かを判別する判別手段と、
前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う撮像制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
<請求項2>
前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を変化させる前の前記第2の状態に戻す制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
<請求項3>
前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を算出する算出手段を、更に備え、
前記撮像制御手段は、
前記算出手段により算出された輝度値が所定値未満の場合、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段により撮像される画像の画質を変化させることにより当該撮像手段の撮像状態を前記第1の状態に変化させる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
<請求項4>
前記撮像制御手段は、
前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げることにより当該画像の画質を変化させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
<請求項5>
撮影時に補助光を発光する補助光発光手段を、更に備え、
前記輝度値を上げる方法には、
前記補助光発光手段を発光させる方法と、前記撮像手段により画像を撮像する際の感度を上げる方法のうちの少なくとも何れか一方が含まれることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
<請求項6>
前記撮像制御手段は、
前記算出手段により算出された輝度値に応じた方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
<請求項7>
前記撮像制御手段は、
前記輝度値が高いほど消費電力の低い方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
<請求項8>
前記撮像制御手段は、
前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることにより当該画像の画質を変化させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
<請求項9>
前記撮像制御手段は、
所定の被写体に固有の輝度成分或いは色成分を強調するように、前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
<請求項10>
前記撮像制御手段は、
コントラスト調整、レベル補正、或いはガンマ補正の何れかを行うことにより、前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることを特徴とする請求項8又は9に記載の撮像装置。
<請求項11>
前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理を実行する撮影処理手段を、更に備え、
前記撮像制御手段は、前記判別手段による判別結果に応じて前記撮影処理手段を制御するとともに、前記撮像手段の撮像状態を制御することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の撮像装置。
<請求項12>
前記撮像制御手段は、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に、前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる前に前記撮像状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変化させる制御を行う前記撮影処理手段に撮影処理を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
<請求項13>
前記撮像制御手段は、前記撮像状態を、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行する前において、前記撮影処理手段による撮影処理を実行するための準備処理を実行し、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された後に、前記準備処理による撮像状態で、前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
<請求項14>
前記検出手段は、前記検出対象として、被写体の動作を検出し、
前記判別手段は、前記検出手段により前記被写体の動作が検出されたか否かを判別し、
前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記被写体の動作を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記被写体の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第2の状態に変化させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の撮像装置。
<請求項15>
前記判別手段は、前記被写体の動作として、第1の動作と、当該第1の動作とは異なる第2の動作のうち何れか一方の動作が検出されたか否かを判別し、
前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記被写体の動作を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記第1の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第2の状態に変化させる制御を行う一方、前記第2の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態に変化させる制御を継続して行うことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
<請求項16>
前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理動作を実行する処理、或いは前記検出手段による検出を終了する処理を行う撮影処理手段を、更に備え
前記第1の動作は、前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作、或いは前記検出手段による検出の終了を指示する動作であり、
前記判別手段により前記第1の動作が検出されたと判別された場合に、前記撮影処理手段を制御するとともに、前記撮像手段の撮像状態を制御することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
<請求項17>
前記撮像制御手段は、
前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる前に、前記撮像状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変化させる制御を行うことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
<請求項18>
前記第2の動作は、前記撮像手段のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、或いはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作であり、
前記撮像制御手段は、
前記判別手段により前記第2の動作が検出されたと判別された場合、前記撮影処理手段に、当該第2の動作により指示された調整処理を行わせる制御を行うことを特徴とする請求項15〜17の何れか一項に記載の撮像装置。
<請求項19>
撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する処理と、
前記検出対象が検出されたか否かを判別する処理と、
前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う処理と、
を含むことを特徴とする撮像制御方法。
<請求項20>
コンピュータに、
撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する検出機能、
前記検出機能により前記検出対象が検出されたか否かを判別する判別機能、
前記検出機能により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記判別機能により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う撮像制御機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
100、200 撮像装置
1 中央制御部
3 撮像部
3c 補助光源
4 撮像制御部
4a 状態判定部
4b 算出部
4c 検出部
4d 判別部
4e 撮影処理部
4f 顔検出部
4g 顔認証部
4h 状態検出部
6 記憶部
6a 撮像状態フラグ設定テーブル
6b 変化状態フラグ設定テーブル
6c モーション種類テーブル
6d 検出補助種類テーブル
8 表示部
8a 表示パネル
8b 表示制御部
M 開始指標
T 検出領域

Claims (18)

  1. 撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する検出手段と、
    前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を算出する算出手段と、
    前記検出手段により前記検出対象が検出されたか否かを判別する判別手段と、
    前記算出手段により算出された輝度値が所定値未満の場合、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記算出手段により算出された輝度値に応じた方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げて画像の画質を変化させることにより、前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う撮像制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第2の状態から前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を変化させる前の前記第2の状態に戻す制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 撮影時に補助光を発光する補助光発光手段を、更に備え、
    前記輝度値を上げる方法には、
    前記補助光発光手段を発光させる方法と、前記撮像手段により画像を撮像する際の感度を上げる方法のうちの少なくとも何れか一方が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像制御手段は、
    前記輝度値が高いほど消費電力の低い方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像制御手段は、
    前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることにより当該画像の画質を変化させることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像制御手段は、
    所定の被写体に固有の輝度成分或いは色成分を強調するように、前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像制御手段は、
    コントラスト調整、レベル補正、或いはガンマ補正の何れかを行うことにより、前記撮像手段により撮像される画像の輝度成分或いは色成分を変化させることを特徴とする請求項又はに記載の撮像装置。
  8. 前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理を実行する撮影処理手段を、更に備え、
    前記撮像制御手段は、前記判別手段による判別結果に応じて前記撮影処理手段を制御するとともに、前記撮像手段の撮像状態を制御することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像制御手段は、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された場合に、前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる前に前記撮像状態を前記第1の状態から前記第2の状態に変化させる制御を行う前記撮影処理手段に撮影処理を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像制御手段は、前記撮像状態を、前記検出手段により前記検出対象を検出する処理を実行する前において、前記撮影処理手段による撮影処理を実行するための準備処理を実行し、前記判別手段により前記検出対象が検出されたと判別された後に、前記準備処理による撮像状態で、前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記検出手段は、前記検出対象として、被写体の動作を検出し、
    前記判別手段は、前記検出手段により前記被写体の動作が検出されたか否かを判別し、
    前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記被写体の動作を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記被写体の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第2の状態に変化させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮像装置。
  12. 前記判別手段は、前記被写体の動作として、第1の動作と、当該第1の動作とは異なる第2の動作のうち何れか一方の動作が検出されたか否かを判別し、
    前記撮像制御手段は、前記検出手段により前記被写体の動作を検出する処理を実行している間は前記撮像手段の撮像状態を前記第1の状態に変化させ、前記判別手段により前記第1の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第2の状態に変化させる制御を行う一方、前記第2の動作が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態に変化させる制御を継続して行うことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理動作を実行する処理、或いは前記検出手段による検出を終了する処理を行う撮影処理手段を、更に備え、
    前記第1の動作は、前記撮像手段により撮像される画像の撮影処理動作の実行を指示する動作、或いは前記検出手段による検出の終了を指示する動作であり、
    前記判別手段により前記第1の動作が検出されたと判別された場合に、前記撮影処理手段を制御するとともに、前記撮像手段の撮像状態を制御することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像制御手段は、
    前記撮影処理手段による撮影処理を実行させる前に、前記撮像状態を前記第の状態から前記第の状態に変化させる制御を行うことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記第2の動作は、前記撮像手段のズーム調整、フォーカス調整、絞り調整、或いはホワイトバランス調整のうちの少なくとも何れかを指示する動作であり、
    前記撮像制御手段は、
    前記判別手段により前記第2の動作が検出されたと判別された場合、前記撮影処理手段に、当該第2の動作により指示された調整処理を行わせる制御を行うことを特徴とする請求項13又は14に記載の撮像装置。
  16. 表示手段により表示される被写体の画像を当該被写体自身に視認させることが可能な所定の状態であるか否かを判定する状態判定手段を、更に備え、
    前記検出手段は、
    前記状態判定手段により所定の状態であると判定された場合に、前記撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行することを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の撮像装置。
  17. 撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する処理と、
    前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を算出する処理と、
    前記検出対象が検出されたか否かを判別する処理と、
    算出された輝度値が所定値未満の場合、前記検出対象を検出する処理を実行している間は算出された輝度値に応じた方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げて画像の画質を変化させることにより、前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする撮像制御方法。
  18. コンピュータに、
    撮像手段により撮像される画像から検出対象を検出する処理を実行する検出機能、
    前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を算出する算出機能、
    前記検出機能により前記検出対象が検出されたか否かを判別する判別機能、
    前記算出機能により算出された輝度値が所定値未満の場合、前記検出機能により前記検出対象を検出する処理を実行している間は前記算出機能により算出された輝度値に応じた方法で前記撮像手段により撮像される画像の輝度値を上げて画像の画質を変化させることにより、前記撮像手段の撮像状態を第1の状態に変化させ、前記判別機能により前記検出対象が検出されたと判別された場合に当該撮像状態を前記第1の状態とは異なる第2の状態に変化させる制御を行う撮像制御機能、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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