JP6430888B2 - 車両用視認制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアミラーやカメラなどの車両周辺を視認するための視認装置を制御する車両用視認制御装置に関する。
特許文献1には、車両周囲の複数の監視エリアの状況を切り替えて表示可能な表示手段と、操舵角が所定値αを超えたとき、表示手段の表示監視エリアを切り替える処理装置と、を有する車両周辺表示装置が提案されている。当該車両周辺表示装置では、車速が所定値以下、かつ操舵角速度が所定値以下のときに、切り戻し時の画像表示切り替え閾値をαより小さい所定値βに設定することにより、ヒステリシスを設けることが提案されている。
特許文献2には、車速の閾値に応じてヘッドランプの光軸を上下に移動させる際に、閾値にヒステリシスを持たせることにより、頻繁に光軸が上下することを防止することが提案されている。
特開2007−49248号公報 特開2003−40030号公報
特許文献1、2では、制御の閾値にヒステリシスを設けることが提案されている。しかしながら、例えば、特許文献1のように車両周辺の視認範囲を切り替える制御の場合に、元の視認範囲に早く復帰させたいときには、ヒステリシスがあることにより早く復帰させることができず、煩わしい場合がある。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、ヒステリシスを持った予め定めた条件に連動して視認範囲を変更する際に乗員の意志を反映した視認範囲の変更の制御を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、乗員に対する車両周辺の視認範囲を変更する変更部と、前記変更部による前記視認範囲の変更を開始する開始条件と、変更前の元の前記視認範囲に復帰する復帰条件とを有する前記変更部の変更条件を検出する検出部と、前記変更条件を検出するための物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、前記視認範囲の変更開始の意志及び変更前の元の前記視認範囲への復帰の意志の少なくとも一方の乗員意志を検出する意志検出部と、前記検出部によって前記変更条件が検出された場合に前記検出部によって検出された前記変更条件に従って前記変更部を制御し、前記意志検出部によって前記乗員意志が検出された場合には、前記意志検出部によって検出された前記乗員意志に従って前記変更部を制御する制御部と、を備え、前記検出部は、車速及び舵角の少なくとも一方を前記物理量として検出し、前記意志検出部は、前記物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、前記乗員意志を検出する
請求項1に記載の発明によれば、変更部では、乗員に対する車両周辺の視認範囲が変更され、検出部では、変更部による視認範囲の変更を開始する開始条件と、変更前の元の視認範囲に復帰する復帰条件とを有する変更部の変更条件が検出される。すなわち、変更条件には、ヒステリシスが設けられている。
意志検出部では、変更条件を検出するための物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、視認範囲の変更開始の意志及び変更前の元の視認範囲への復帰の意志の少なくとも一方の乗員意志が検出される。
そして、制御部では、検出部によって変更条件が検出された場合に検出部によって検出された変更条件に従って変更部が制御され、意志検出部によって乗員意志が検出された場合には、意志検出部によって検出された乗員意志に従って変更部が制御される。すなわち、変更部による視認範囲の変更は、ヒステリシスを持って視認範囲が変更されるが、乗員意志が検出された場合には、乗員意志に従って変更部が制御されるので、乗員の意志を反映した視認範囲の変更の制御を行うことができる。従って、ヒステリシスを持った予め定めた条件に連動して視認範囲を変更する際に乗員の意志を反映した視認範囲の変更の制御を行うことができる。
また、検出部は、車速及び舵角の少なくとも一方を物理量として検出し、意志検出部は、物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、乗員意志を検出する
また、制御部は、検出部の検出結果に従って車両の旋回及び車両の後退の少なくとも一方に連動して視認範囲を変更するよう変更部を制御してもよい。
さらには、意志検出部が乗員意志として復帰の意志を検出する場合、制御部が、検出部によって開始条件が検出されて視認範囲を変更するよう変更部を制御している際に、意志検出部によって前記復帰の意志が検出された場合には、変更条件に関係なく、変更前の元の視認範囲に戻すよう変更部を制御してもよい。
以上説明したように本発明によれば、ヒステリシスを持った予め定めた条件に連動して視認範囲を変更する際に乗員の意志を反映した視認範囲の変更の制御を行うことができる、という効果がある。
本発明の実施形態に係るドアミラー制御装置の制御対象となる車両用ドアミラー装置の外観図である。 車両用ドアミラー装置の主要部を車両上下方向上方(車両上方)から見た断面図(図1の2−2線断面図)である。 本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置の制御系の構成を示すブロック図である。 旋回連動ミラー制御を説明するための図である。 旋回量に応じて、視認範囲の領域が変更されている様子を示す図である。 (A)は閾値を境に連動(視認範囲の変更)と復帰を繰り返す例を示す図であり、(B)は旋回連動ミラー制御による視認範囲の変更条件にヒステリシスが設けた例を示す図であり、(C)は車速の変化量を算出して、変化量に基づいて早く復帰させたいか否かを判定する例を説明するための図である。 (A)は連動閾値の舵角βと、復帰閾値の舵角αとを有するヒステリシスを設けた例を示す図であり、(B)及び(C)は舵角の変化量を算出して、変化量に基づいて早く復帰させたいか否かを判断する例を説明するための図である。 本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置のECUで行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置のECUで行われるミラー連動処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明の車両用視認制御装置の一例として車両用ドアミラー制御装置を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るドアミラー制御装置の制御対象となる車両用ドアミラー装置の外観図である。また、図2は、車両用ドアミラー装置の主要部を車両上下方向上方(車両上方)から見た断面図(図1の2−2線断面図)である。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方(車両左方)を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示す。
車両用ドアミラー装置30は、車両のドア(フロントドア)の上下方向中間部の前端外側に設置されている。
図1に示すように、車両用ドアミラー装置30は、外周部材としての略直方体形容器状のバイザ32を備えており、バイザ32の車幅方向内側部分がドア(車体側)に支持されることで、車両用ドアミラー装置30がドアに設置されている。また、バイザ32内は、車両後側へ開口されている。
バイザ32内には、略矩形平板状のミラー34が設けられており、ミラー34は、バイザ32の開口部分に配置されている。ミラー34の車両後側部分には、ミラー本体36(鏡体)が設けられており、ミラー本体36は、反射膜の車両後側面が鏡面36Aにされている。また、ミラー本体36の車両前側及び外周は、ミラーホルダ38(ミラーホルダアウタ)によって被覆されている。
バイザ32内には、図2に示すように、電動式の鏡面調整ユニット40が設けられている。
鏡面調整ユニット40の車両前側部分には、略半球形容器状のケース42が設けられており、ケース42内は、車両後側に開口されている。ケース42は、バイザ32に支持されており、これにより、鏡面調整ユニット40がバイザ32に支持されている。
鏡面調整ユニット40の車両後側部分には、傾動体44(ミラーホルダインナ)が設けられており、傾動体44は、ケース42に傾動(揺動、回動)可能に保持されている。傾動体44には、略円筒状の摺動筒44Aが設けられており、摺動筒44Aは、車両前側へ向かうに従い径が徐々に小さくされて、ケース42の周壁に対し摺動可能にされている。摺動筒44Aの車両後側端には、略円盤状の装着板44Bが一体に設けられており、装着板44Bの車両後側には、ミラー34のミラーホルダ38が着脱可能に装着されている。これにより、ミラー34が、重心位置(鏡面36Aの面中心位置)を中心として、傾動体44と一体にケース42に対し傾動可能にされている。
ケース42内には、上下モータ(図示省略)及び変更部としての内外モータ22が固定されており、上下モータ及び内外モータ22には、それぞれ棒状の上下ロッド(図示省略)及び内外ロッド48がメカ機構としてのギヤ機構50を介して接続されている。上下ロッド及び内外ロッド48は、ケース42内に、車両前後方向(軸方向)へスライド(移動)可能に保持されており、上下ロッドの先端(車両後側端)は、ミラー34の重心位置の上方(下方でもよい)において、装着板44Bに回動可能に保持されると共に、内外ロッド48の先端(車両後側端)は、ミラー34の重心位置の車幅方向外方(車幅方向内方でもよい)において、装着板44Bに回動可能に保持されている。
上下モータ及び内外モータ22は、意志検出部及び制御部としてのECU12(ミラーECU)に鏡面駆動ドライバ20を介して電気的に接続されている。ECU12は、バイザ32内又は車体側に設けられ、ECU12には、調整操作装置26が電気的に接続されている。車両の乗員(特に運転手)により調整操作装置26が操作された際には、ECU12の制御により、鏡面調整ユニット40が作動されて、上下モータ及び内外モータ22が駆動されることで、上下ロッド及び内外ロッド48が車両前後方向へスライドされて、傾動体44及びミラー34がケース42に対し傾動される。これにより、ミラー34の傾動位置が調整されて、ミラー34の鏡面36A角度(鏡面36Aが向けられる方向)が調整される。
上下ロッドが車両前方へスライドされる際には、傾動体44及びミラー34が上方(上向き方向)に傾動されて、ミラー34の鏡面36Aが上向き方向に傾動される。上下ロッドが車両後方へスライドされる際には、傾動体44及びミラー34が下方(下向き方向)に傾動されて、ミラー34の鏡面36Aが下向き方向に傾動される。内外ロッド48が車両前方へスライドされる際には、傾動体44及びミラー34が外方(外向き方向)に傾動されて、ミラー34の鏡面36Aが車幅方向の外向き方向に傾動される。内外ロッド48が車両後方へスライドされる際には、傾動体44及びミラー34が内方(内向き方向)に傾動されて、ミラー34の鏡面36Aが車幅方向の内向き方向に傾動される。
図2に示すように、ケース42には、上下センサ(図示省略)及び内外センサ24が設けられており、上下センサ及び内外センサ24は、それぞれECU12に電気的に接続されている。上下センサ及び内外センサ24には、それぞれ略直方体形箱状のハウジング25が設けられており、ハウジング25がケース42の底壁外側に固定されることで、上下センサ及び内外センサ24がケース42に固定されている。
ハウジング25には、棒状の検出ロッド46が車両前後方向(軸方向)へスライド可能に設けられており、検出ロッド46は、ハウジング25から車両後側へ突出されると共に、車両後側へ付勢されている。検出ロッド46は、ケース42の底壁を貫通されて、ケース42内に挿入されており、上下センサ及び内外センサ24の検出ロッド46は、それぞれ上下ロッド及び内外ロッド48の車両前側に同軸上に配置されている。上下センサ及び内外センサ24の検出ロッド46の先端(車両後側端)は、それぞれ上下ロッド及び内外ロッド48の基端(車両前側端)に付勢力によって接触されており、上下センサ及び内外センサ24の検出ロッド46は、常にそれぞれ上下ロッド及び内外ロッド48と一体に車両前後方向へスライド可能にされている。このため、上下センサ及び内外センサ24がそれぞれ検出ロッド46の車両前後方向へのスライド位置を検出することで、上下センサ及び内外センサ24が、それぞれ、上下ロッド及び内外ロッド48の車両前後方向へのスライド位置を検出して、ミラー34の上下方向及び内外方向への傾動位置を検出する。
図3は、本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
車両用ドアミラー制御装置10は、上述したように、ECU12を備えている。ECU12は、CPU12A、ROM12B、RAM12C、及びI/O(入出力インタフェース)12Dがそれぞれバス12Eに接続されたマイクロコンピュータで構成されている。
ROM12Bには、後述する旋回連動ミラー制御プログラムや各種テーブル、数式等の各種データなどが記憶されている。ROM12Bに記憶されたプログラムをRAM12Cに展開してCPU12Aが実行することにより、旋回に連動してミラー34の鏡面36Aを移動させる制御を行う。なお、ROM12Bに記憶されるプログラムとしては、一例として旋回連動ミラー制御プログラムを記憶するが、他のプログラムも記憶される。
I/O12Dには、検出部として、車速センサ14、ターンスイッチ16、及び舵角センサ18が接続されている。さらに、I/O12Dには、右側鏡面駆動ドライバ20R、左側鏡面駆動ドライバ20L、右側内外センサ24R、左側内外センサ24L、及び上述の調整操作装置26が接続されている。
車速センサ14は、車両の走行速度(以下、車速という。)を検出し、検出結果がECU12に入力される。
ターンスイッチ16は、ターンシグナルの点灯を指示するためのスイッチであり、左右のターンシグナルの点灯指示がECU12に入力される。これにより、ECU12は、ターンスイッチ16の信号に基づいて、乗員の旋回の意志を判断する。
舵角センサ18は、ステアリングの操舵角度(以下、舵角という。)を検出し、舵角の検出結果をECU12に入力する。
右側鏡面駆動ドライバ20Rには、右側上下モータ23R及び右側内外モータ22Rが接続されており、ECU12の指示に応じて右側上下モータ23R及び右側内外モータ22Rを駆動する。また、左側鏡面駆動ドライバ20Lには、左側上下モータ23L及び左側内外モータ22Lが接続されており、ECU12の指示に応じて左側上下モータ23L及び左側内外モータ22Lを駆動する。
右側内外センサ24Rは、右側のミラー34の内外方向への傾動位置を検出し、左側内外センサ24Lは、左側のミラー34の内外方向への傾動位置を検出し、それぞれECU12に検出結果を入力する。なお、図示は省略するが、上下センサも左右の各々のミラー34に対応して設けられてECU12に接続されている。
ここで、本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置10で行われる旋回連動ミラー制御について説明する。図4は、旋回連動ミラー制御を説明するための図である。
旋回連動ミラー制御は、ECU12がROM12Bに記憶された旋回連動ミラー制御プログラムを実行することにより行われる。
右折や左折等の旋回を行う場合には、乗員が車両用ドアミラー装置30を確認して、自転車等の巻き込みを確認する。しかしながら、旋回を開始すると、旋回に応じて車両用ドアミラー装置30の乗員に対する車両周辺の視認範囲が自転車等の巻き込みの確認対象が存在する領域から外れてしまう。
このように車両の旋回時に視認範囲から確認対象が外れてしまうので、旋回連動ミラー制御では、車両の旋回に連動してミラー34の鏡面36Aを傾動して視認範囲を変更する制御を行うようになっている。
具体的には、直進状態等の通常の状態では、乗員が予め設定した、図4に示す視認範囲の領域Aを視認する位置とされているものとする。ここで、旋回の際に車速センサ14及び舵角センサ18の検出結果から旋回量を検出する。そして、検出した旋回量に応じて鏡面36Aを傾動して視認範囲の領域Aが図4の点線方向へ移動するように、ECU12が内外モータ22の駆動を制御する。これにより、図5に示すように、旋回量に応じて、視認範囲の領域A0から領域A1、A2のように変更され、旋回時に巻き込み確認を確実に行うことができる。
また、旋回連動ミラー制御による視認範囲の変更条件は、本実施形態では、一例として、ターンスイッチ16がオン、車速が予め定めた閾値以下、かつ舵角が予め定めた閾値以上である場合に開始するものとする。ここで、車速の閾値は、例えば、10〜30km/h等の旋回時を表す所定車速を適用することができ、舵角の閾値は、例えば、4度等の旋回開始を表す所定舵角を適用することができる。
なお、旋回量に応じた鏡面36Aの傾動は、旋回量に対応する鏡面36Aの移動量を予めECU12に記憶して旋回量に対応する移動量を読出して制御する。
また、本実施形態では、旋回連動ミラー制御による視認範囲の変更条件として、ターンスイッチ16がオン、所定車速以下の車速、かつ所定舵角以上の舵角が検出された場合を例に説明するが、開始条件はこれに限るものではない。例えば、変更条件として、加速度センサ等の他のセンサの検出結果等を用いるようにしてもよい。
ところで、本実施形態の旋回連動ミラー制御では、視認範囲の変更条件の成立と未成立の繰り返しによる制御のチャタリングが発生することがある。例えば、図6(A)に示すように、閾値を境に連動(視認範囲の変更)と復帰を繰り返すことがある。そこで、これを防止するために、図6(B)に示すように、開始条件としての連動閾値と復帰条件としての復帰閾値とを設けて、旋回連動ミラー制御による視認範囲の変更条件にヒステリシスが持たせる。
しかしながら、ヒステリシスを設けると、例えば、所定車速としての連動閾値以下で旋回に連動して視認範囲の変更を開始すると、車速が復帰閾値を超えるまでは変更前の元の視認範囲に変更されないため、早く復帰させたい場合には、煩わしいことがある。
そこで、本実施形態では、早く復帰させたい乗員の意志を検出して、乗員の意志に従って変更前の元の視認範囲に早期に復帰させる制御を設けている。具体的には、車速の傾きである車速の変化量(微分値)を算出して、変化量に基づいて早く復帰させたいか否かを判定する。詳細には、図6(C)に示すように、車速の傾きが大きい場合には、早く復帰させたいと考えられるので、変化量が予め定めた条件を満たす場合(予め定めた閾値以上の場合)に、早く復帰させたいと判断して、車速の閾値に関係なく、元の視認範囲に復帰させる。
また、舵角についても、図7(A)に示すように、連動閾値の舵角βと、復帰閾値の舵角α(α<β)とを設けることにより、ヒステリシスが設けられている。そして、車速と同様に、舵角の傾きである舵角の変化量を算出して、変化量に基づいて早く復帰させたいか否かを判断する。図7(B)に示すように、舵角の傾きが予め定めた閾値より大きい場合には、早く復帰させたいと判断し、舵角の閾値に関係なく、元の視認範囲に復帰させる。本実施形態では、車速と舵角の各々の変化量のうち何れかが閾値以上の場合に、元の視認範囲に復帰させるが、変化量は、何れかのみを用いる形態としてもよい。なお、図7(C)に示すように、ステアリングを元に戻す時に一時的に逆方向に早く操作する場合、すなわち、ステアリングを元の位置に戻す方向と逆方向の傾きが閾値より大きくなった場合にも舵角の閾値に関係なく元の視認範囲に復帰させてもよい。また、図7中の舵角は、中立に対して右方向と左方向とを有するが、特に区別せずに示す。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置10のECU12で行われる具体的な処理について説明する。図8は、本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置10のECU12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図8の処理は、図示しないイグニッションスイッチがオンした場合に開始する例を説明する。
まず、ステップ100では、ECU12がターンスイッチ16の操作状態を確認してステップ102へ移行する。
ステップ102では、ターンスイッチ16がオンされたか否かをECU12が判定し、該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ104では、ECU12が舵角センサ18の検出結果を取得してステップ106へ移行する。
ステップ106では、ECU12が車速センサ14の検出結果を取得してステップ108へ移行する。
ステップ108では、ECU12が、取得した舵角センサ18及び車速センサ14の各検出結果に基づいて、ミラー連動条件が成立したか否かを判定する。すなわち、車速が予め定めた連動閾値以下、かつ舵角が予め定めた連動閾値の舵角β以上であるか否かをECU12が判定する。該判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ110では、ECU12がミラー連動処理を行ってステップ112へ移行する。ミラー連動処理は、詳細は後述するが、例えば、ECU12が舵角センサ18及び車速センサ14の各々の検出結果から旋回量を求め、旋回量に応じて予め定めた位置に鏡面36Aを移動するように、内外モータ22の駆動を制御する。具体的には、当該制御は、旋回量が大きいほど、鏡面36Aが外側を向いて、外側の領域を視認可能になるように制御する。
そして、ステップ112では、イグニッションスイッチがオフされたか否かをECU12が判定し、該判定が否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を行い、肯定された場合には一連の処理を終了する。
次に、上述のステップ110で行われるミラー連動処理の詳細な流れについて説明する。図9は、本実施形態に係る車両用ドアミラー制御装置10のECUで行われるミラー連動処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ミラー連動処理へ移行すると、ステップ200では、ECU12が舵角センサ18及び車速センサ14の検出結果を取得してステップ202へ移行する。
ステップ202では、検出した車速及び舵角から旋回量をECU12が算出してステップ204へ移行する。
ステップ204では、算出した旋回量に応じて予め定めた位置に鏡面36Aを移動するように、ECU12が内外モータ22の駆動を制御してステップ206へ移行する。
ステップ206では、ECU12が舵角センサ18及び車速センサ14の検出結果を再び取得してステップ208へ移行する。
ステップ208では、ECU12が舵角及び車速の変化量を算出してステップ210へ移行する。
ステップ210では、ECU12が算出した舵角の変化量(舵角減少方向の変化量)又は車速の変化量(車速増加方向の変化量)が予め定めた閾値以上か否かを判定する。すなわち、元の視認範囲に早く復帰させる意志があるか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ212へ移行し、肯定された場合にはステップ214へ移行する。
ステップ212では、ECU12がミラー連動処理を終了するか否かを判定する。該判定は、車速が復帰閾値以上、又は舵角が舵角α以上になったか否かをECU12が判定し、該判定が否定された場合にはステップ200に戻って上述の処理を繰り返し、判定が肯定された場合にはステップ214へ移行する。
ステップ214では、旋回連動ミラー制御を中止して、視認範囲を変更する前の元の位置に鏡面36Aを移動するように、ECU12が内外モータ22の駆動を制御して一連のミラー連動処理をリターンして上述のステップ112へ移行する。
このように本実施形態では、ミラー連動処理を行う閾値にヒステリシスが設けられているが、車速及び舵角の少なくとも一方の変化量に基づいて乗員の意志を判断して、元の視認範囲に復帰するので、ヒステリシスによる煩わしさを抑制することができる。
なお、上記の実施形態では、車両用視認制御装置の一例として車両用ドアミラー制御装置10を説明したが、これに限るものではない。例えば、車両用ドアミラー装置30の代わりにルームミラー等を制御する構成に適用するようにしてもよい。或いは、車両用ドアミラー装置30の代わりに、カメラ等の撮影装置を適用して、撮影装置の撮影方向を旋回に連動して駆動するものに適用するようにしてもよい。また、カメラ等の撮影装置を適用する場合には、視認範囲の変更方法として、撮影方向の変更をカメラを移動することによって変更するのではなく、撮影画像から切り出して乗員に対して表示する範囲を変更する構成を適用するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、視認範囲の変更条件として、ターンスイッチ16がオン、車速が所定車速以下、かつ所定舵角以上の舵角が検出された場合を例に説明したが、ナビゲーション装置のナビゲーション情報等を変更条件に含ませてもよい。或いは、ターンスイッチがオン、かつ車速が所定車速以下が検出された場合としてもよいし、ターンスイッチがオン、かつ舵角が所定舵角以上の舵角が検出された場合としてもよい。
また、上記の実施形態では、旋回連動ミラー制御の復帰時に早く復帰させたいか否かの乗員の意志を判断して元の視認範囲に復帰させる例を説明したが、開始時に早く変更開始させたいか否かの乗員の意志を判断してもよい。例えば、復帰時と同様に、加速度及び舵角の少なくとも一方の変化量に基づいて早く変更開始する意志があるか否かを判断してもよい。また、復帰時と開始時とを共に乗員の意志を判断して変更開始や復帰を制御してもよい。
また、上記の実施形態では、旋回に連動して視認範囲を変更する例を説明したが、これに限るものではない。例えば、後退に連動して視認範囲を変更する場合に適用してもよい。
また、上記の実施形態では、視認範囲の変更条件を検出するための物理量として、車速及び舵角の少なくとも一方を一例として説明したが、これに限るものではない。例えば、ロール角やヨーレート、加速度等の他の物理量を検出してもよい。
また、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10、11 車両用ドアミラー制御装置
12 ECU
14 車速センサ
16 ターンスイッチ
18 舵角センサ
22 内外モータ
30 車両用ドアミラー装置

Claims (3)

  1. 乗員に対する車両周辺の視認範囲を変更する変更部と、
    前記変更部による前記視認範囲の変更を開始する開始条件と、変更前の元の前記視認範囲に復帰する復帰条件とを有する前記変更部の変更条件を検出する検出部と、
    前記変更条件を検出するための物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、前記視認範囲の変更開始の意志及び変更前の元の前記視認範囲への復帰の意志の少なくとも一方の乗員意志を検出する意志検出部と、
    前記検出部によって前記変更条件が検出された場合に前記検出部によって検出された前記変更条件に従って前記変更部を制御し、前記意志検出部によって前記乗員意志が検出された場合には、前記意志検出部によって検出された前記乗員意志に従って前記変更部を制御する制御部と、
    を備え
    前記検出部は、車速及び舵角の少なくとも一方を前記物理量として検出し、前記意志検出部は、前記物理量の変化量が予め定めた条件を満たすか否かを判断することにより、前記乗員意志を検出する車両用視認制御装置。
  2. 前記制御部は、前記検出部の検出結果に従って車両の旋回及び車両の後退の少なくとも一方に連動して前記視認範囲を変更するよう前記変更部を制御する請求項1に記載の車両用視認制御装置。
  3. 前記意志検出部が前記乗員意志として前記復帰の意志を検出する場合、前記制御部が、前記検出部によって前記開始条件が検出されて前記視認範囲を変更するよう前記変更部を制御している際に、前記意志検出部によって前記復帰の意志が検出された場合には、前記変更条件に関係なく、変更前の元の前記視認範囲に戻すよう前記変更部を制御する請求項1又は請求項2に記載の車両用視認制御装置。
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