JP6430304B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送電コイルから受電コイルに非接触で電力を給電する非接触給電装置に関し、漏れ磁束の低減を可能にしたものである。
電源コードや送電ケーブルの接続を必要としない非接触給電は、電気シェーバー等の家電製品やモバイル機器のバッテリーを充電するために広く利用されている。また、大電力給電が必要な無人搬送車や電気自動車等への非接触給電の利用も実用化されつつある。
本発明者等は、先に、電動アシスト自転車に搭載されたバッテリーを、自転車から取り外さずに充電する非接触給電装置を提案している(下記特許文献1、特許文献2)。
特許文献1の装置では、図9に示すように、電動アシスト自転車の前輪の軸位置に長方形の固定板66を取り付け、この固定板66に被施錠部(ロック金具)61と、非接触給電トランスの受電コイル65とを固定している。この受電コイル65は、図10に示すように、円柱状コアに電線を巻回して構成されている。
また、駐輪スタンドの側に、図10に示すように、断面コ字状のコアにコイルを巻回した非接触給電トランスの送電コイル73を固定している。
電動アシスト自転車を、ロック金具61が駐輪スタンドの施錠機構の位置に達するまで移動させると、図9(d)に示すように、受電コイル65が送電コイル73のコ字状コアの中に入り込み、非接触給電が開始される。
また、特許文献2では、図11に示すように、駐輪スタンドに配置する送電コイルと、電動アシスト自転車に配置する受電コイルとが同一の平型構造を有する非接触給電トランスを提案している。平型構造の送電コイル及び受電コイルは、フェライトから成るコア部材41に電線42が巻回されて構成され、コア部材41は、矩形状の外形を有する板状部411と、この板状部411の対向する辺に沿って、板状部411の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部412とから成り、電線42は、磁極部412の間の板状部411の部分に巻回されている。
送電コイル及び受電コイルは、それらが正対したとき、互いの磁極部412が対向するように駐輪スタンド及び電動アシスト自転車に配置される。
特願2014−27688 特願2015−54993
非接触給電装置では、送電コイルに高周波交流が供給され、それに伴って受電コイルを貫く磁束が高い周波数で変化し、そのために受電コイルに高周波交流が誘起されて給電が行われる。
しかし、非接触給電装置では、給電に寄与しない漏れ磁束の発生が避けられない。
多大な漏れ磁束は、健康に影響を及ぼす可能性があり、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は、一般市民の曝露に関する基準レベル値を公表し、25Hz〜400Hzの磁界強度が1.6×102H、400Hz〜3kHzの磁界強度が6.4×104/f・H(fはHz)、3kHz〜10MHzの磁界強度が21Hを超えないことを提案している。
また、漏れ磁束は、隣接部品や周辺回路にも影響を与える。
また、漏れ磁束は、受電コイルが鎖交する主磁束を減少させ、給電効率を低下させる要因になる。
本発明は、こうした事情を考慮して創案したものであり、漏れ磁束の低減が可能な非接触給電装置を提供することを目的としている。
本発明は、非接触給電トランスを構成する送電コイルと受電コイルとを備える非接触給電装置であって、送電コイルと受電コイルとは相対的な移動が可能であり、送電コイルと受電コイルとの間の非接触給電は、送電コイルの巻線と受電コイルの巻線とが、それらの巻回方向が平行する状態で対向する非接触給電位置に送電コイルまたは受電コイルが移動して行われる。
そして、送電コイル及び受電コイルには、金属板から成るシールド板が固定されており、送電コイルと受電コイルとが非接触給電位置にあるとき、送電コイル及び受電コイルを囲む、前記巻回方向に直交する上側の第1の面、前記巻回方向に直交する下側の第2の面、送電コイルの背面側で第1の面と第2の面とに接続する第3の面、受電コイルの背面側で第1の面と第2の面とに接続する第4の面、対向する送電コイル及び受電コイルの側方で第1の面と第2の面とに接続する第5の面及び第6の面の内、少なくとも第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面がシールド板で塞がれており、且つ、送電コイルに固定されたシールド板と受電コイルに固定されたシールド板とは、それらの端部近傍で互いに重なっている、ことを特徴とする。
この非接触給電装置では、少なくとも、非接触給電時に漏れ磁束が多く発生する面がシールド板で覆われるため、漏れ磁束を減らすことができる。
また、本発明の非接触給電装置では、送電コイルと受電コイルとが非接触給電位置にあるとき、第1の面、第2の面、第3の面、第4の面、第5の面及び第6の面の全てがシールド板で塞がれるように構成しても良い。
こうすることで漏れ磁束をさらに減らすことができる。
また、本発明の非接触給電装置では、シールド板をアルミ板で構成することが好ましい。
アルミ板は、成形が容易であり、磁気遮蔽効果も高い。
また、本発明の非接触給電装置では、送電コイル及び受電コイルの一方のコイルは、巻線が巻回された矩形状の板状コア部材と、板状コア部材の巻線が巻回されていない端面の一方に接続する第1の板状コアと、板状コア部材の巻線が巻回されていない端面の他方に接続する第2の板状コアと、を有し、第1の板状コア及び第2の板状コアと板状コア部材とが略直角を成すように交差しており、
前記一方のコイルに固定された一方のシールド板は、少なくとも、板状コア部材の背面、第1の板状コアの外面、及び、第2の板状コアの外面を覆うとともに、一方のシールド板の端部が、第1の板状コア及び第2の板状コアの板状コア部材に接していない側の端面を覆い、
送電コイル及び受電コイルの他方のコイルは、柱状コア部材と、柱状コア部材に巻回された巻線とを有し、
前記他方のコイルに固定された他方のシールド板は、他方のコイルの背面を覆う平板であって、この平板の外周が他方のコイルの固着領域よりも外側に拡がっており、
送電コイルと受電コイルとが非接触給電位置にあるとき、一方のシールド板の第1の板状コア及び第2の板状コアの端面を覆う端部と、他方のシールド板を構成する平板の外周とが重なることを特徴とする。
この送電コイル及び受電コイルを備える非接触給電トランスは、送電コイルと受電コイルとの位置がずれても、高い給電効率を維持することができ、この送電コイル及び受電コイルにシールド板を設けることで、この非接触給電トランスの漏れ磁束を減らすことができる。
また、本発明の非接触給電装置では、送電コイル及び受電コイルは、フェライト等の磁性材料から成るコア部材と、コア部材に巻回された巻線とを有し、コア部材は、矩形状の外形を有する板状部と、板状部の対向する辺に沿って、板状部の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部とを有し、巻線は、磁極部間の板状部の部分に巻回され、送電コイル及び受電コイルは、非接触給電位置において、磁極部が互いに対向し、
送電コイル及び受電コイルの一方に固定された一方のシールド板は、少なくとも、板状部の背面、磁極部の一方が設けられた板状部の側面、及び、磁極部の他方が設けられた板状部の側面を覆い、
送電コイル及び受電コイルの他方に固定された他方のシールド板は、少なくとも、板状部の背面、磁極部の一方が設けられた板状部の側面、及び、磁極部の他方が設けられた板状部の側面を覆うとともに、板状部の前記側面の各々を覆う他方のシールド板の端部が、前記側面を超えて延びており、
送電コイルと受電コイルとが非接触給電位置にあるとき、一方のシールド板の板状部の側面を覆う端部と、他方のシールド板の前記側面を超えて延びる端部とが重なることを特徴とする。
この平型構造の非接触給電トランスは、位置ずれには弱い面があるが、高い最大給電効率が得られる。この送電コイル及び受電コイルにシールド板を設けることで、平型構造の非接触給電トランスの漏れ磁束を減らすことができる。
本発明の非接触給電装置は、漏れ磁束を減らすことができ、周辺に影響を与える磁界強度を弱めることができる。また、非接触給電トランスをシールド板で覆っているため、異物の混入が防止できる。また、非接触給電面には人の手が触れられないため、不用意に強い電磁界の曝露を受けることが避けられる。
本発明の第1の実施形態に係る非接触給電装置の送電コイル及び受電コイルを示す斜視図 図1の送電コイル及び受電コイルの断面図 図1の送電コイル及び受電コイルの非接触給電時の状態を示す斜視図 図3の送電コイル及び受電コイルの断面図 本発明の第2の実施形態に係る非接触給電装置の送電コイル及び受電コイルを示す斜視図図3の送電側装置を示す図 図5の送電コイル及び受電コイルの断面図 図5の送電コイル及び受電コイルの非接触給電時の状態を示す斜視図 図7の送電コイル及び受電コイルの断面図 電動アシスト自転車に搭載した非接触給電装置を示す図 図9の非接触給電装置を構成する送電コイル及び受電コイルの断面図 異なる構造の非接触給電装置の送電コイル及び受電コイルを示す図
(第1の実施形態)
図1は、断面コ字状のコアに巻線を巻回した送電コイル10にシールド用の金属板15を固定し、柱状コア部材に巻線を巻回した受電コイル20にシールド用の金属板25を固定した非接触給電装置を示している。図2は、その断面図である。金属板15、25はアルミ等の金属から成る。
送電コイル10は、図2に示すように、巻線101が巻回された矩形状の板状コア部材102と、板状コア部材102の巻線101が巻回されていない上側の端面に接続する第1の板状コア103と、板状コア部材102の巻線101が巻回されていない下側の端面に接続する第2の板状コア104とから成り、第1の板状コア103と板状コア部材102、及び第2の板状コア104と板状コア部材102は、それぞれ直角に交差している。
送電コイル10の外周は、図2に示すように、樹脂の成形体16で覆われている。なお、図1では成形体16の記載を省略している。
金属板15は、送電コイル10の上面、背面、下面、第1の板状コア103の先端面及び第2の板状コア104の先端面を覆うように成形体16を介して送電コイル10に固定されている。
一方、受電コイル20は、柱状コア202と、柱状コア202に巻回された巻線201とを有し、受電コイル20の外周は、図2に示すように、樹脂の成形体26で覆われている。なお、図1では成形体26の記載を省略している。
金属板25は、平板状の板から成り、この金属板25の中央部分に成形体26の一面が固定されている。
図3は、送電コイル10と受電コイル20とが非接触給電位置にあるときの状態を示している。図4は、その断面図を示している。なお、図3では成形体16、26の記載を省略している。
送電コイル10と受電コイル20とが非接触給電位置にあるとき、送電コイル10の巻線101と受電コイル20の巻線201とは対向し、且つ、それらの巻線101、201の巻回方向(図3、図4では上下方向)が平行している。
このとき、受電コイル20の金属板25は、送電コイル10の第1の板状コア103の先端と第2の板状コア104の先端との間の開口を塞ぎ、また、金属板25の上側の端部が、第1の板状コア103の先端面を覆う金属板15の端部と重なり、金属板25の下側の端部が、第2の板状コア104の先端面を覆う金属板15の端部と重なる。
そのため、図3に示すように、非接触給電位置にある送電コイル10及び受電コイル20の上側の面、下側の面、送電コイル10の背面側の面、及び、受電コイル20の背面側の面は、金属板15または金属板25で覆われる。
金属板15、25は、非接触給電時に漏れ磁束が当たると、渦電流が誘起されて逆向きの磁束を発生する。そのため、漏れ磁束が打ち消される。
この装置では、非接触給電時に漏れ磁束の密度が高くなる面を金属板15、25で覆っているため、非接触給電時の漏れ磁束を効果的に減らすことができる。また、金属板15の端面と金属板25の端面とが重なっているため、金属板15と金属板25との接合部分から磁束が漏れる恐れもない。
また、この装置では、図3において金属板で覆われていない面(即ち、対向する送電コイル10及び受電コイル20の側方に位置する二面)を覆う金属片を金属板15または金属板25から延長して、非接触給電位置にある送電コイル10及び受電コイル20の上側の面、下側の面、送電コイル10の背面側の面、受電コイル20の背面側の面、並びに、対向する送電コイル10及び受電コイル20の両方の側面を全て金属板15、25で覆うようにすれば、非接触給電時の漏れ磁束をさらに少なくすることができる。
なお、ここでは、図1の右側を送電コイル、左側を受電コイルとしているが、右側を受電コイル、左側を送電コイルとしても良い。
(第2の実施形態)
図5は、平型構造の送電コイル80にシールド用の金属板(アルミ板)85を固定し、平型構造の受電コイル90にシールド用の金属板(アルミ板)95を固定した非接触給電装置を示している。図6は、その断面図である。
平型構造の送電コイル80は、図6に示すように、巻線801が巻回された矩形状の板状コア部材802と、板状コア部材802の上下の辺に沿って配置された直方体状の磁極部803、804とから成る。
送電コイル80の外周は、図6に示すように、樹脂の成形体86で覆われている。なお、図5では成形体86の記載を省略している。
金属板85は、送電コイル80の上面、背面及び下面を覆うように成形体86を介して送電コイル80に固定されている。
一方、平型構造の受電コイル90は、送電コイル80と同様に、巻線901が巻回された矩形状の板状コア部材902と、直方体状の磁極部903、904とから成り、受電コイル90の外周が樹脂の成形体96で覆われている。なお、図5では成形体96の記載を省略している。
金属板95は、受電コイル90の上面、背面及び下面を覆うように成形体96を介して受電コイル90に固定されているが、上面を覆う金属板、及び、下面を覆う金属板は、送電コイル80の金属板85と異なり、成形体96を超えて金属板単独で延びている。
図7は、平型構造の送電コイル80と受電コイル90とが非接触給電位置にあるときの状態を示している。図8は、その断面図を示している。なお、図7では成形体86、96の記載を省略している。
送電コイル80と受電コイル90とが非接触給電位置にあるとき、送電コイル80の巻線801と受電コイル90の巻線901とは対向し、且つ、それらの巻線801、901の巻回方向が平行している。
このとき、受電コイル90の金属板95における上側の端部は、送電コイル80の上面を覆う金属板85の端部と重なり、金属板95の下側の端部は、送電コイル80の下面を覆う金属板85の端部と重なる。
そのため、図7に示すように、非接触給電位置にある送電コイル80及び受電コイル90の上側の面、下側の面、送電コイル80の背面側の面、及び、受電コイル90の背面側の面は、金属板85または金属板95で覆われる。
この装置では、非接触給電時に漏れ磁束の密度が高くなる面を金属板85、95で覆っているため、非接触給電時の漏れ磁束を効果的に減らすことができる。また、金属板85の端面と金属板95の端面とが重なっているため、金属板85と金属板95との接合部分から磁束が漏れる恐れもない。
また、この装置では、図7において金属板で覆われていない面(即ち、対向する送電コイル80及び受電コイル90の側方に位置する二面)を覆う金属片を金属板85または金属板95から延長して、非接触給電位置にある送電コイル80及び受電コイル90の上側の面、下側の面、送電コイル80の背面側の面、受電コイル90の背面側の面、並びに、対向する送電コイル80及び受電コイル90の両方の側面を全て金属板85、95で覆うようにすれば、非接触給電時の漏れ磁束をさらに少なくすることができる。
なお、ここでは、図5の右側を送電コイル、左側を受電コイルとしているが、逆であっても良い。
また、ここでは、シールド用の金属板として成形性に富むアルミ板を使用したが、銅板や真鍮板など、その他の金属や合金の板を使用しても良い。
このように、本発明の非接触給電装置は、ICNIRPの指針を十分に満たすレベルに漏れ磁束を減らすことができる。また、非接触給電トランスをシールド板で覆っているため、異物の混入が防止でき、また、非接触給電面に人の手が触れることを防止できる。
本発明の非接触給電装置は、給電時の漏れ磁束を減らすことが可能であり、充電池を備える電動アシスト自転車や電動アシスト三輪車、電動バイク、無人搬送車等の移動用産業機器、前面や背面に給電機構を備える電気自動車等の給電に広く利用することができる。
10 送電コイル
15 金属板
16 成形体
20 受電コイル
25 金属板
26 成形体
41 コア部材
42 電線
61 被施錠部
65 受電コイル
66 固定板
73 送電コイル
80 送電コイル
85 金属板
86 成形体
90 受電コイル
95 金属板
96 成形体
101 巻線
102 板状コア部材
103 第1の板状コア
104 第2の板状コア
201 巻線
202 柱状コア
411 板状部
412 磁極部
801 巻線
802 板状コア部材
803 磁極部
804 磁極部
901 巻線
902 板状コア部材
903 磁極部
904 磁極部

Claims (5)

  1. 非接触給電トランスを構成する送電コイルと受電コイルとを備える非接触給電装置であって、
    前記送電コイルと前記受電コイルとは相対的な移動が可能であり、
    前記送電コイルと前記受電コイルとの間の非接触給電は、前記送電コイルの巻線と前記受電コイルの巻線とが、それらの巻回方向が平行する状態で対向する非接触給電位置に前記送電コイルまたは受電コイルが移動して行われ、
    前記送電コイル及び受電コイルには、金属板から成るシールド板が固定されており、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが前記非接触給電位置にあるとき、前記送電コイル及び受電コイルを囲む、前記巻回方向に直交する上側の第1の面、前記巻回方向に直交する下側の第2の面、前記送電コイルの背面側で前記第1の面と前記第2の面とに接続する第3の面、前記受電コイルの背面側で前記第1の面と前記第2の面とに接続する第4の面、対向する前記送電コイル及び受電コイルの側方で前記第1の面と前記第2の面とに接続する第5の面及び第6の面の内、少なくとも前記第1の面、第2の面、第3の面及び第4の面が前記シールド板で塞がれており、且つ、前記送電コイルに固定された前記シールド板と前記受電コイルに固定された前記シールド板とは、それらの端部近傍で互いに重なっている、
    ことを特徴とする非接触給電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触給電装置であって、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが前記非接触給電位置にあるとき、前記第1の面、第2の面、第3の面、第4の面、第5の面及び第6の面が前記シールド板で塞がれていることを特徴とする非接触給電装置。
  3. 請求項1または2に記載の非接触給電装置であって、
    前記シールド板がアルミ板、銅板または真鍮板から成ることを特徴とする非接触給電装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の非接触給電装置であって、
    前記送電コイル及び受電コイルの一方のコイルは、巻線が巻回された矩形状の板状コア部材と、前記板状コア部材の巻線が巻回されていない端面の一方に接続する第1の板状コアと、前記板状コア部材の巻線が巻回されていない端面の他方に接続する第2の板状コアと、を有し、前記第1の板状コア及び第2の板状コアと前記板状コア部材とが略直角を成すように交差しており、
    前記一方のコイルに固定された一方の前記シールド板は、少なくとも、前記板状コア部材の背面、前記第1の板状コアの外面、及び、前記第2の板状コアの外面を覆うとともに、前記一方のシールド板の端部が、前記第1の板状コア及び第2の板状コアの前記板状コア部材に接していない側の端面を覆い、
    前記送電コイル及び受電コイルの他方のコイルは、柱状コア部材と、該柱状コア部材に巻回された巻線とを有し、
    前記他方のコイルに固定された他方の前記シールド板は、前記他方のコイルの背面を覆う平板であって、該平板の外周が前記他方のコイルの固着領域よりも外側に拡がっており、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが前記非接触給電位置にあるとき、前記一方のシールド板の前記第1の板状コア及び第2の板状コアの端面を覆う端部と、前記他方のシールド板を構成する前記平板の外周とが重なることを特徴とする非接触給電装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載の非接触給電装置であって、
    前記送電コイル及び受電コイルは、フェライトから成るコア部材と、該コア部材に巻回された巻線とを有し、
    前記コア部材は、矩形状の外形を有する板状部と、該板状部の対向する辺に沿って、該板状部の同一面側に平行に配置された直方体状の磁極部とを有し、
    前記巻線は、前記磁極部間の前記板状部の部分に巻回され、
    前記送電コイル及び受電コイルは、前記非接触給電位置において、前記磁極部が互いに対向し、
    前記送電コイル及び受電コイルの一方に固定された一方の前記シールド板は、少なくとも、前記板状部の背面、前記磁極部の一方が設けられた前記板状部の側面、及び、前記磁極部の他方が設けられた前記板状部の側面を覆い、
    前記送電コイル及び受電コイルの他方に固定された他方の前記シールド板は、少なくとも、前記板状部の背面、前記磁極部の一方が設けられた前記板状部の側面、及び、前記磁極部の他方が設けられた前記板状部の側面を覆うとともに、前記板状部の前記側面の各々を覆う前記他方のシールド板の端部が、前記側面を超えて延びており、
    前記送電コイルと前記受電コイルとが前記非接触給電位置にあるとき、前記一方のシールド板の前記板状部の前記側面を覆う端部と、前記他方のシールド板の前記側面を超えて延びる端部とが重なることを特徴とする非接触給電装置。
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