JP6111645B2 - コイル装置及びそれを用いたワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

コイル装置及びそれを用いたワイヤレス電力伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、コイル装置及びそれを用いたワイヤレス電力伝送システムに関するものである。
近年、電力伝送方法として、電源コードや送電ケーブルを用いないワイヤレス送電が注目されている。このワイヤレス送電技術としては、有力なものとして電磁誘導を用いた送電及び磁界の共鳴を用いた送電の2つの技術が知られている。
磁界の共鳴を用いたワイヤレス送電の手法は、電磁誘導を用いたワイヤレス送電の手法と比較して、大電力を長距離送電することができるという特徴がある。具体的には、数kWの大電力を数mの距離送電できる。
ところで、ワイヤレスによる大電力送電を行った場合、電磁波の不要な輻射がコイル装置外部の空間中に発生してしまい、周辺の電子機器に悪影響を及ぼすという問題があった。
上記の問題点を解決するために、特許文献1では、2つの3回転巻部がそれぞれEコアの2つの凹部に配置され、シールドがEコア/巻部システムの周りを角度方向に包む構造によって、Eコア空気ギャップ(コイル間の空間)の周縁から出るフリンジ場(磁場)を、空気ギャップに隣接するシールド(電気伝導性材料)にぶつけて場を相殺する電流を流す事により、不要な輻射を低減する技術が提案されている。
特表2010−517309号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術では、シールドがEコア/巻部システムの周りを角度方向に包む構造の為、給電部と受電部との間に空間を設けて電力伝送するワイヤレス送電に用いると、Eコア両端から発生する不要な輻射が空気ギャップの周縁に漏れてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、コイル装置の外部に発生する不要な輻射を低減させることと、不要な輻射を低減したワイヤレス電力伝送システムを提供することを目的とする。
本発明に係るコイル装置は、少なくとも、コイルとシールド部を備えるワイヤレス電力伝送用のコイル装置であって、シールド部は、少なくとも磁性体部及び導電体部を備え、磁性体部は、コイルと対向するように設けられた磁性体基部と、磁性体基部からコイルを囲むように構成された磁性体周縁部とを有し、導電体部は、磁性体基部のコイルと対向する面とは反対側の面に沿って設けられる導電体基部と、導電体基部から磁性体周縁部を囲むように構成された導電体周縁部とを有し、さらに導電体周縁部に連結され、コイルから遠ざかる方向に延びる導電体突出部を有する。
本発明によれば、シールド部は、少なくとも磁性体部及び導電体部を備えている。ここで、導電体部は、外部に漏れた磁束を吸収する作用がある。その結果、コイル装置外部に発生する、電磁波の不要な輻射を低減することができる。なお、外部に漏れた磁束を吸収する作用とは、導電体部に鎖交する磁束の渦電流効果により、当該磁束が相殺される現象のことを言う。
また、本発明に係るコイル装置は、導電体部が磁性体基部のコイルと対向する面とは反対側の面に沿って設けられる導電体基部と、導電体基部から磁性体周縁部を囲むように構成された導電体周縁部とを有し、さらに導電体周縁部に連結され、コイルから遠ざかる方向に延びる導電体突出部を有している。そのため、磁路を構成する磁性体部の磁性体周縁部の先端からコイル装置の外部へ放射状に漏れる磁束が、磁束の向きを遮るように配置された導電体突出部に鎖交することとなる。そして、導電体部に発生する渦電流で磁束が相殺され、外部に漏れた磁束が吸収される。その結果、コイル装置の外部に発生する電磁波の不要な輻射を低減することができる。
好ましくは、磁性体部は、磁性体周縁部に連結され、導電体突出部に沿って設けられる磁性体突出部をさらに備える。この場合、磁性体部が磁性体突出部を有することで、磁路の磁気抵抗が減少し、コイル間の結合が高まる。その結果、コイル間の電力伝送効率を向上させることができる。
より好ましくは、導電体部は、導電体突出部に連結される導電体延長部をさらに備え、導電体突出部と導電体延長部は異なる方向に延びる。この場合、シールド部の導電体突出部から回り込む磁束を遮るように導電体延長部を配置することにより、漏れ磁束をさらに吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果を一層向上させることができる。
より好ましくは、シールド部のコイルと対向する面とは反対側に他のシールド部をさらに備え、他のシールド部は、導電体から構成される。この場合、シールド部では吸収しきれなかった磁束を遮るように他のシールド部を配置することにより、漏れ磁束をさらに吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果をより一層向上させることができる。
本発明に係るワイヤレス電力伝送システムは、上記記載のコイル装置を給電側及び受電側のいずれか一方に備える。この場合、不要な輻射を低減したワイヤレス電力伝送システムを得ることができる。
好ましくは、上記記載のコイル装置を給電側及び受電側の他方に備え、給電側及び受電側の一方に備えられたコイル装置のコイル構成領域は、給電側及び受電側の他方に備えられたコイル装置のコイル構成領域よりも大きく、さらに給電側及び受電側の一方に備えられたシールド部を構成する領域は、給電側及び受電側の他方に備えられたシールド部を構成する領域よりも大きい。この場合、給電側及び受電側の他方に備えられたコイル装置のコイルから漏れる磁束を給電側及び受電側の一方に備えられたシールド部が遮ることにより、漏れ磁束を吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果を向上させることができる。
本発明によれば、コイル装置の外部に発生する不要な輻射を低減させることができるとともに、不要な輻射を低減したワイヤレス電力伝送システムを得ることができる。
本発明の第1実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおけるワイヤレス電力伝送装置の斜視図である。 図2におけるI−I線に沿うワイヤレス電力伝送装置の構成を示す模式切断部端面図である。 本発明の第2実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおけるワイヤレス電力伝送装置の斜視図である。 図4におけるII−II線に沿うワイヤレス電力伝送装置の構成を示す模式切断部端面図である。 本発明の第3実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおけるワイヤレス電力伝送装置の斜視図である。 図6におけるIII−III線に沿うワイヤレス電力伝送装置の構成を示す模式切断部端面図である。 本発明の第4実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおけるワイヤレス電力伝送装置の斜視図である。 図8におけるIV−IV線に沿うワイヤレス電力伝送装置の構成を示す模式切断部端面図である。 本発明の第5実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムにおけるワイヤレス電力伝送装置の斜視図である。 図10におけるV−V線に沿うワイヤレス電力伝送装置の構成を示す模式切断部端面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1の全体構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1のシステム構成図である。
ワイヤレス電力伝送システムS1は、図1に示されるように、ワイヤレス電力伝送装置L1と、電源回路D1と、負荷回路D2とを含む。
ワイヤレス電力伝送装置L1は、ワイヤレス電力伝送用のコイル装置L11、L12から構成される。本実施形態において、コイル装置L11は、ワイヤレス電力伝送システムにおける給電側に設けられて給電部を構成し、コイル装置L12は、ワイヤレス電力伝送システムにおける受電側に設けられて受電部を構成している。これら給電部と受電部との間でワイヤレスにて電力の送受電が行われる。
電源回路D1は、コイル装置L11に交流電力を供給する。電源回路D1としては、交流電力を出力する回路構成であれば特に制限されず、例えば、電源、DC−DCコンバータ、インバータなどから構成される。
負荷回路D2は、コイル装置L12から交流電力が供給される。負荷回路D2としては、整流器、DC−DCコンバータ、二次電池などから構成される。
続いて、図2及び図3を参照して、本発明の第1実施形態に係るコイル装置L11、L12の構成について詳細に説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1におけるワイヤレス電力伝送装置L1の斜視図である。図3は、図2におけるI−I線に沿うワイヤレス電力伝送装置L1の構成を示す模式切断部端面図である。
ワイヤレス電力伝送装置L1は、コイル装置L11、L12を有する。コイル装置L11は、コイル10と、シールド部30とを含む。コイル装置L12は、コイル20と、シールド部60とを有する。コイル10とコイル20とが、その間に距離を空けて配置されるとともに、コイル同士が対向することによりワイヤレスにて電力の送受電が行われる。
コイル10は、コイル装置L11がワイヤレス電力伝送システムにおける給電側に設けられて給電部を構成する場合、地中または地面近傍に配設される。ここで、コイル10は、コイル20との電力伝送効率を高めるため、コイル10とコイル20との結合度が大きくなるように、巻数が適宜設定される。コイル10の形状は特に制限されず、例えば、コイル10とコイル20の対向方向から見て、略円形形状、略多角形形状などが挙げられる。なお、コイルの占める面積を大きくするという観点から、略多角形形状を採用すると好ましい。
コイル20は、コイル装置L12がワイヤレス電力伝送システムにおける受電側に設けられて受電部を構成する場合、コイル10からの電力を受電可能に構成され、好ましくはコイル10と同軸上に配設される。ここで、コイル20は、コイル10との電力伝送効率を高めるため、コイル10とコイル20との結合度が大きくなるように、巻数が適宜設定される。コイル20の形状は特に制限されず、例えば、コイル10とコイル20の対向方向から見て、略円形形状、略多角形形状などが挙げられる。なお、コイルの占める面積を大きくするという観点から、略多角形形状を採用すると好ましい。
コイル装置L11のコイル10を構成する領域(コイル構成領域)は、コイル装置L12のコイル20を構成する領域(コイル構成領域)よりも大きい。具体的には、コイル10とコイル20が同軸上に配置された場合、コイル10とコイル20の対向方向から見て、コイル10の外輪郭は、コイル20の外輪郭より外側に位置している。
シールド部30は、コイル10のコイル20と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部30は、磁性体部40と導電体部50を有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル20からコイル10に向かう方向で、コイル10、磁性体部40、導電体部50の順で設けられている。ここで、磁性体部40と導電体部50とは、接触して配置される必要はなく、その間に空隙または絶縁体を設けてもよい。
磁性体部40は、磁性体から構成され、磁路の磁気抵抗を減らし、コイル間の磁気的な結合を高める作用を有する。磁性体としては、例えばセンダスト、MnZnフェライト、パーマロイなどが挙げられる。磁性体の透磁率及び電気抵抗は高ければ高いほど好ましく、これらの中では、特にMnZnフェライトが好ましい。磁性体部40は、磁性体基部41と磁性体周縁部42とをさらに有する。
磁性体基部41は、コイル10と対向するように設けられている。具体的には、コイル10のコイル20と対向する面とは反対側の面に沿って設けられている。本実施形態では、磁性体基部41は、コイル10とコイル20との対向方向と直交する方向に沿って延びている。また、コイル10とコイル20の対向方向から見て、磁性体基部41の外輪郭は、コイル10の外輪郭よりも外側に位置している。
磁性体周縁部42は、磁性体基部41からコイル10を囲むように構成されている。具体的には、磁性体基部41の周縁端からコイル10の周囲を囲むように延びている。言い換えると、磁性体周縁部42は、磁性体基部41に対して、コイル10の方向に傾く勾配を有している。
磁性体周縁部42の一方の縁部は、磁性体基部41の外周縁に連結されている。磁性体周縁部42の他方の縁部は、コイル10とコイル20との間、すなわち、磁性体基部41から見て、コイル10よりも磁性体周縁部42の他方の縁部が高い位置(図示上方)に位置していてもよく、磁性体基部41から見て、コイル10と磁性体周縁部42の他方の縁部が同じ位置に位置していてもよい。これにより、コイル10は、磁性体基部41と磁性体周縁部42によって画定される空間内部に位置することとなる。
導電体部50は、導電体から構成され、電磁波を吸収する作用を有する。導電体としては、例えばアルミニウム、銅、銀などが挙げられる。導電体は、非磁性でも良く、その導電率は高ければ高いほど好ましい。導電体部50は、導電体基部51と、導電体周縁部52と、導電体突出部53とを含む。本実施形態では、導電体基部51と導電体周縁部52と導電体突出部53は、一体的に形成されている。
導電体基部51は、磁性体基部41のコイル10と対向する面とは反対側の面に沿って設けられている。本実施形態では、導電体基部51は、コイル10とコイル20との対向方向と直交する方向に沿って延びている。また、コイル10とコイル20の対向方向から見て、導電体基部51の外輪郭は、コイル10の外輪郭よりも外側に位置している。
導電体周縁部52は、導電体基部51から磁性体周縁部42を囲むように構成されている。具体的には、導電体基部51の周縁端から磁性体周縁部42の周囲を囲むように延びている。言い換えると、導電体周縁部52は、導電体基部51に対して、コイル10の方向に傾く勾配を有している。
導電体周縁部52の一方の縁部は、導電体基部51の外周縁に連結されている。導電体周縁部52の他方の縁部は、コイル10とコイル20との間、すなわち、導電体基部51から見て、コイル10よりも導電体周縁部52の他方の縁部が高い位置(図示上方)に位置していてもよく、導電体基部51から見て、コイル10と導電体周縁部52の他方の縁部が同じ位置に位置していてもよい。これにより、コイル10は、導電体基部51と導電体周縁部52によって画定される空間内部に位置することとなる。
導電体突出部53は、コイル10から遠ざかる方向に延びている。具体的には、導電体突出部53は、導電体基部51の延在方向と略平行な方向に延びている。
導電体突出部53の一方の縁部は、導電体周縁部52の他方の縁部に連結されている。導電体突出部53の他方の縁部は、導電体基部51と導電体周縁部52によって画定される空間外部に位置している。
シールド部60は、コイル20のコイル10と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部60は、磁性体部70と導電体部80を有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル10からコイル20に向かう方向で、コイル20、磁性体部70、導電体部80の順で設けられている。ここで、磁性体部70と導電体部80とは、接触して配置される必要はなく、その間に空隙または絶縁体を設けてもよい。ここで、シールド部30を構成する領域は、シールド部60を構成する領域よりも大きい。具体的には、シールド部30とシールド部60が同軸上に配置された場合、コイル10とコイル20の対向方向から見て、シールド部30の外輪郭は、シールド部60の外輪郭よりも外側に位置している。
磁性体部70は、磁性体から構成され、磁路の磁気抵抗を減らし、コイル間の磁気的な結合を高める作用を有する。磁性体としては、例えばセンダスト、MnZnフェライト、パーマロイなどが挙げられる。磁性体の透磁率及び電気抵抗は高ければ高いほど好ましく、これらの中では、特にMnZnフェライトが好ましい。磁性体部70は、磁性体基部71と、磁性体周縁部72とをさらに有する。
磁性体基部71は、コイル20と対向するように設けられている。具体的には、コイル20のコイル10と対向する対向面とは反対側の面に沿って設けられている。本実施形態では、磁性体基部71は、コイル10とコイル20との対向方向と直交する方向に沿って延びている。また、コイル10とコイル20の対向方向から見て、磁性体基部71の外輪郭は、コイル20の外輪郭よりも外側に位置している。
磁性体周縁部72は、磁性体基部71からコイル20を囲むように構成されている。具体的には、磁性体基部71の周縁端からコイル20の周囲を囲むように延びている。言い換えると、磁性体周縁部72は、磁性体基部71に対して、コイル20の方向に傾く勾配を有している。
磁性体周縁部72の一方の縁部は、磁性体基部71の外周縁に連結されている。磁性体周縁部72の他方の縁部は、コイル10とコイル20との間、すなわち、磁性体基部71から見て、コイル20よりも磁性体周縁部72の他方の縁部が低い位置(図示下方)に位置していてもよく、磁性体基部71から見て、コイル20と磁性体周縁部72の他方の縁部が同じ位置に位置していてもよい。これにより、コイル20は、磁性体基部71と磁性体周縁部72によって画定される空間内部に位置することとなる。
導電体部80は、導電体から構成され、電磁波を吸収する作用を有する。導電体としては、例えばアルミニウム、銅、銀などが挙げられる。導電体は、非磁性でも良く、その導電率は高ければ高いほど好ましい。導電体部80は、導電体基部81と、導電体周縁部82と、導電体突出部83とを含む。本実施形態では、導電体基部81と導電体周縁部82と導電体突出部83は、一体的に形成されている。
導電体基部81は、磁性体基部71のコイル20と対向する面とは反対側の面に沿って設けられている。本実施形態では、導電体基部81は、コイル10とコイル20との対向方向と直交する方向に沿って延びている。また、コイル10とコイル20の対向方向から見て、導電体基部81の外輪郭は、コイル20の外輪郭よりも外側に位置している。
導電体周縁部82は、導電体基部81から磁性体周縁部72を囲むように構成されている。具体的には、導電体基部81の周縁端から磁性体周縁部72の周囲を囲むように延びている。言い換えると、導電体周縁部82は、導電体基部81に対して、コイル20の方向に傾く勾配を有している。
導電体周縁部82の一方の縁部は、導電体基部81の外周縁に連結されている。導電体周縁部82の他方の縁部は、コイル10とコイル20との間、すなわち、導電体基部81から見て、コイル20よりも導電体周縁部82の他方の縁部が低い位置(図示下方)に位置していてもよく、導電体基部81から見て、コイル20と導電体周縁部82の他方の縁部が同じ位置に位置していてもよい。これにより、コイル20は、導電体基部81と導電体周縁部82によって画定される空間内部に位置することとなる。
導電体突出部83は、コイル20から遠ざかる方向に延びている。具体的には、導電体突出部83は、導電体基部81の延在方向と略平行な方向に延びている。
導電体突出部83の一方の縁部は、導電体周縁部82の他方の縁部に連結されている。導電体突出部83の他方の縁部は、導電体基部81と導電体周縁部82によって画定される空間外部に位置している。
以上のように、本実施形態に係るコイル装置L11(L12)では、シールド部30(60)は、少なくとも磁性体部40(70)及び導電体部50(80)をえている。ここで、導電体部50(80)は、外部に漏れた磁束を吸収する作用がある。その結果、コイル装置L11(L12)外部に発生する、電磁波の不要な輻射を低減することができる。
また、本発明に係るコイル装置L11(L12)は、導電体部50(80)が磁性体基部41(71)のコイル10(20)と対向する面とは反対側の面に沿って設けられる導電体基部51(81)と、導電体基部51(81)から磁性体周縁部42(72)を囲むように構成された導電体周縁部52(82)とを有し、さらに導電体周縁部52(82)に連結され、コイル10(20)から遠ざかる方向に延びる導電体突出部53(83)を有している。そのため、磁路を構成する磁性体部40(70)の磁性体周縁部42(72)の先端からコイル装置L11(L12)の外部へ放射状に漏れる磁束が、磁束の向きを遮るように配置された導電体突出部53(83)に鎖交することとなる。そして、導電体部50(80)に発生する渦電流で磁束が相殺され、外部に漏れた磁束が吸収される。その結果、コイル装置L11(L12)の外部に発生する電磁波の不要な輻射を低減することができる。
本実施形態に係るコイル装置L11(L12)においては、コイル装置L11のコイル10を構成する領域(コイル構成領域)は、コイル装置L12のコイル20を構成する領域(コイル構成領域)よりも大きく、さらにシールド部30を構成する領域は、シールド部60を構成する領域よりも大きい。この場合、コイル装置L12のコイル20から漏れる磁束をシールド部30が遮ることにより、漏れ磁束を吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、図4及び図5を参照して、本発明の第2実施形態に係るコイル装置L21、L22の構成について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS2におけるワイヤレス電力伝送装置L2の斜視図である。図5は、図4におけるII−II線に沿うワイヤレス電力伝送装置L2の構成を示す模式切断部端面図である。第2実施形態に係るコイル装置L21(L22)は、磁性体部140(170)が磁性体突出部143(173)を備えている点において、第1実施形態に係るコイル装置L11(L12)と異なっている。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
ワイヤレス電力伝送装置L2は、第1実施形態のワイヤレス電力伝送装置L1と同様に、コイル装置L21、L22を有する。コイル装置L21は、コイル10と、シールド部130とを有する。コイル装置L22は、コイル20と、シールド部160とを有する。
シールド部130は、図4及び図5に示されるように、コイル10のコイル20と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部130は、磁性体部140と導電体部50とを有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル20からコイル10に向かう方向で、コイル10、磁性体部140、導電体部50の順で設けられている。但し、本実施形態では、磁性体部140が、磁性体基部41と、磁性体周縁部42と、磁性体突出部143を備えており、この点が第1実施形態と相違する。
磁性体突出部143は、導電体突出部53に沿って設けられている。言い換えると、コイル10から遠ざかる方向に延びている。具体的には、磁性体突出部143は、磁性体基部41の延在方向と略平行な方向に延びている。
磁性体突出部143の一方の縁部は、磁性体周縁部42の他方の縁部に連結されている。磁性体突出部143の他方の縁部は、磁性体基部41と磁性体周縁部42によって画定される空間外部に位置している。
シールド部160は、図4及び図5に示されるように、コイル20のコイル10と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部160は、磁性体部170と導電体部80とを有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル10からコイル20に向かう方向で、コイル20、磁性体170、導電体80の順で設けられている。但し、本実施形態では、磁性体部170が、磁性体基部71と、磁性体周縁部72と、磁性体突出部173を備えており、この点が第1実施形態と相違する。
磁性体突出部173は、導電体突出部83に沿って設けられている。言い換えると、コイル20から遠ざかる方向に延びている。具体的には、磁性体突出部173は、磁性体基部71の延在方向と略平行な方向に延びている。
磁性体突出部173の一方の縁部は、磁性体周縁部72の他方の縁部に連結されている。磁性体突出部173の他方の縁部は、磁性体基部71と磁性体周縁部72によって画定される空間外部に位置している。
以上のように、本実施形態に係るコイル装置L21(L22)では、磁性体部140(170)は、磁性体周縁部42(72)に連結され、導電体突出部53(83)に沿って設けられる磁性体突出部143(173)をさらに備えている。そのため、磁路の磁気抵抗が減少し、コイル間の結合が高まる。その結果、コイル間の電力伝送効率を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、図6及び図7を参照して、本発明の第3実施形態に係るコイル装置L31、L32の構成について説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS3におけるワイヤレス電力伝送装置L3の斜視図である。図7は、図6におけるIII−III線に沿うワイヤレス電力伝送装置L3の構成を示す模式切断部端面図である。第3実施形態に係るコイル装置L31(L32)は、導電体部250(280)が導電体延長部254(284)を備えている点において、第1実施形態に係るコイル装置L11(L12)と異なっている。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
ワイヤレス電力伝送装置L3は、第1実施形態のワイヤレス電力伝送装置L1と同様に、コイル装置L31、L32を有する。コイル装置L31は、コイル10と、シールド部230とを有する。コイル装置L32は、コイル20と、シールド部260とを有する。
シールド部230は、図6及び図7に示されるように、コイル10のコイル20と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部230は、磁性体部40と導電体部250とを有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル20からコイル10に向かう方向で、コイル10、磁性体40、導電体250の順で設けられている。但し、本実施形態では、導電体部250が、導電体基部51と、導電体周縁部52と、導電体突出部53と、導電体延長部254を備えており、この点が第1実施形態と相違する。
導電体延長部254は、導電体突出部53とは異なる方向に延びている。本実施形態では、導電体延長部254と導電体周縁部52の延在方向が略平行となっている。ここで、導電体延長部254の延在方向と導電体突出部53の延在方向は異なっていれば特に制限されない。なお、コイル装置L31の大型化を防止するという観点から、導電体延長部254と導電体突出部53とのなす角度は80°〜100°が好ましい。
導電体延長部254の一方の縁部は、導電体突出部53の他方の縁部に連結されている。導電体延長部254の他方の縁部は、導電体基部51と導電体周縁部52によって画定される空間外部に位置している。
シールド部260は、図6及び図7に示されるように、コイル20のコイル10と対向する面とは反対側に設けられている。シールド部260は、磁性体部70と導電体部280とを有する。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル10からコイル20に向かう方向で、コイル20、磁性体部70、導電体部280の順で設けられている。但し、本実施形態では、導電体部280が、導電体基部81と、導電体周縁部82と、導電体突出部83と、導電体延長部284を備えており、この点が第1実施形態と相違する。
導電体延長部284は、導電体突出部83とは異なる方向に延びている。本実施形態では、導電体延長部284と導電体周縁部82の延在方向が略平行となっている。ここで、導電体延長部284の延在方向と導電体突出部83の延在方向は異なっていれば特に制限されない。なお、コイル装置L32の大型化を防止するという観点から、導電体延長部284と導電体突出部83とのなす角度は80°〜100°が好ましい。
導電体延長部284の一方の縁部は、導電体突出部83の他方の縁部に連結されている。導電体延長部284の他方の縁部は、導電体基部81と導電体周縁部82によって画定される空間外部に位置している。
以上のように、本実施形態に係るコイル装置L31(L32)では、導電体部250(280)は、導電体突出部53(83)に連結される導電体延長部254(284)をさらに備え、導電体突出部53(83)と導電体延長部254(284)は異なる方向に延びている。そのため、漏れ磁束をさらに吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果を一層向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第4実施形態に係るコイル装置L41の構成について説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS4におけるワイヤレス電力伝送装置L4の斜視図である。図9は、図8におけるIV−IV線に沿うワイヤレス電力伝送装置L4の構成を示す模式切断部端面図である。第4実施形態に係るコイル装置L41は、他のシールド部90を備えている点において、第3実施形態に係るコイル装置L31と異なっている。以下、第3実施形態と異なる点を中心に説明する。
ワイヤレス電力伝送装置L4は、第3実施形態のワイヤレス電力伝送装置L3と同様に、コイル装置L41、L42を有する。但し、本実施形態では、コイル装置L41が、コイル10と、シールド部230と、他のシールド部90を備えており、この点が第3実施形態と相違する。
他のシールド部90は、シールド部230のコイル10と対向する面とは反対側に設けられている。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル20からコイル10に向かう方向で、コイル10、磁性体部40、導電体部250、他のシールド部90の順で設けられている。
また、他のシールド部90は、導電体基部51の延在方向及び導電体突出部53の延在方向と略平行な方向に延びている。コイル10とコイル20との対向方向から見て、他のシールド部90の外輪郭は、シールド部230の外輪郭よりも外側に位置している。
他のシールド部90は、導電体から構成され、電磁波を吸収する作用を有する。導電体としては、例えばアルミニウム、銅、銀などが挙げられる。導電体は、非磁性でも良く、その導電率は高ければ高いほど好ましい。他のシールド部90と導電体部250とは、一体的に形成も可能であるが、接触して配置される必要はなく、その間に空隙または絶縁体を設けても良い。
以上のように、本実施形態に係るコイル装置L41では、シールド部230のコイル10と対向する面とは反対側に他のシールド部90をさらに備え、他のシールド部90は、導電体から構成されている。このように、シールド部230では吸収しきれなかった磁束を遮るように他のシールド部90を配置することで、漏れ磁束をさらに吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果をより一層向上させることができる。
(第5実施形態)
次に、図10及び図11を参照して、本発明の第5実施形態に係るコイル装置L51、L52の構成について説明する。図10は、本発明の第5実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS5におけるワイヤレス電力伝送装置L5の斜視図である。図11は、図10におけるV−V線に沿うワイヤレス電力伝送装置L5の構成を示す模式切断部端面図である。第5実施形態に係るコイル装置L52は、他のシールド部190を備えている点において、第4実施形態に係るコイル装置L42と異なっている。以下、第4実施形態と異なる点を中心に説明する。
ワイヤレス電力伝送装置L5は、第4実施形態のワイヤレス電力伝送装置L4と同様に、コイル装置L51、L52を有する。但し、本実施形態では、コイル装置L52が、コイル20と、シールド部260と、他のシールド部190を備えており、この点が第4実施形態と相違する。
他のシールド部190は、シールド部260のコイル20と対向する面とは反対側に設けられている。具体的には、コイル10とコイル20との対向方向において、コイル10からコイル20に向かう方向で、コイル20、磁性体部70、導電体部280、他のシールド部190の順で配置されている。
また、他のシールド部190は、導電体基部81の延在方向及び導電体突出部83の延在方向と略平行な方向に延びている。コイル10とコイル20との対向方向から見て、他のシールド部190の外輪郭は、シールド部260の外輪郭よりも外側に位置している。
他のシールド部190は、導電体から構成され、電磁波を吸収する作用を有する。導電体としては、例えばアルミニウム、銅、銀などが挙げられる。導電体は、非磁性でも良く、その導電率は高ければ高いほど好ましい。他のシールド部190と導電体部280とは、一体的に形成も可能であるが、接触して配置される必要はなく、その間に空隙または絶縁体を設けても良い。
以上のように、本実施形態に係るコイル装置L51(L52)では、シールド部230(260)のコイル10(20)と対向する面とは反対側に他のシールド部90(190)をさらに備え、他のシールド部90(190)は、導電体から構成される。このように、シールド部230(260)では吸収しきれなかった磁束を遮るように他のシールド部90(190)を配置することで、漏れ磁束をさらに吸収することができる。その結果、コイルから漏れる不要な輻射の低減効果をより一層向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。また、記載した構成要素は、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一なものが含まれる。さらに、記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
例えば、本実施形態において、コイル装置L11は、ワイヤレス電力伝送システムにおける給電側に設けられて給電部を構成し、コイル装置L12は、ワイヤレス電力伝送システムにおける受電側に設けられて受電部を構成していると説明したがこれに限られない。コイル装置L12がワイヤレス電力伝送システムにおける給電側に設けられて給電部を構成し、コイル装置L11がワイヤレス電力伝送システムにおける受電側に設けられて受電部を構成してもよい。
また、本実施形態において、コイル装置L11がコイル10とシールド部30を有し、コイル装置L12がコイル20とシールド部60を有すると説明したがこれに限られない。すなわち、コイル装置L11がコイル10とシールド部30を有し、コイル装置L12がコイル20を有する構成であってもよく、コイル装置L11がコイル10を有し、コイル装置L12がコイル20とシールド部60を有する構成であってもよい。このように、コイル装置L11及びコイル装置L12のいずれか一方のみがシールド部を有する場合でも、コイル装置の外部に発生する不要な輻射を低減させることができる。
10,20…コイル、30,60,130,160,230,260…シールド部、40,70,140,170…磁性体部、41,71…磁性体基部、42,72…磁性体周縁部、50,80,250,280…導電体部、51,81…導電体基部、52,82…導電体周縁部、53,83…導電体突出部、90,190…他のシールド部、143,173…磁性体突出部、254,284…導電体延長部、D1…電源回路、D2…負荷回路、L1〜L5…ワイヤレス電力伝送装置、L11,L12,L21,L22,L31,L32,L41,L42,L51,L52…コイル装置、S1〜S5…ワイヤレス電力伝送システム。

Claims (5)

  1. 少なくとも、コイルとシールド部を備えるワイヤレス電力伝送用のコイル装置であって、
    前記シールド部は、少なくとも磁性体部及び導電体部を備え、
    前記磁性体部は、前記コイルと対向するように設けられた磁性体基部と、前記磁性体基部から前記コイルを囲むように構成された磁性体周縁部とを有し、
    前記導電体部は、前記磁性体基部の前記コイルと対向する面とは反対側の面に沿って設けられる導電体基部と、前記導電体基部から前記磁性体周縁部を囲むように構成された導電体周縁部とを有し、さらに前記導電体周縁部に連結され、前記コイルから遠ざかる方向に延びる導電体突出部と、前記導電体突出部に連結される導電体延長部を有し、
    前記磁性体部は、前記磁性体周縁部に連結され、前記導電体突出部に沿って設けられる磁性体突出部をさらに備え
    前記導電体突出部と前記導電体延長部は異なる方向に延びるコイル装置。
  2. 前記導電体延長部と前記導電体突出部とのなす角度は、80°〜100°である請求項に記載のコイル装置。
  3. 前記シールド部の前記コイルと対向する面とは反対側に他のシールド部をさらに備え、前記他のシールド部は、導電体から構成される請求項1または2に記載のコイル装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のコイル装置を給電側及び受電側のいずれか一方に備えるワイヤレス電力伝送システム。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載のコイル装置を前記給電側及び受電側の他方に備え、
    前記給電側及び受電側の一方に備えられたコイル装置のコイル構成領域は、前記給電側及び受電側の他方に備えられたコイル装置のコイル構成領域よりも大きく、さらに前記給電側及び受電側の一方に備えられたシールド部を構成する領域は、前記給電側及び受電側の他方に備えられたシールド部を構成する領域よりも大きい請求項に記載のワイヤレス電力伝送システム。
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