JP6429220B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごを吊り下げる複数本の懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置を有するエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、複数本のロープの張力を検出する複数のセンサがロープ毎に設置されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、従来の他のエレベータ装置では、複数のシンブルロッドの下端部に可動滑車がそれぞれ設けられている。取付部材には、複数の固定滑車と変位測定用滑車とが設けられている。変位測定用滑車には、変位測定用滑車の回転角度を検出するロータリエンコーダが設けられている。
ワイヤの一端部は、取付部材に接続されている。ワイヤの他端部は、ワイヤに張力を与えるばねを介して上枠の下面に接続されている。ワイヤは、一端部側から順に、可動滑車と固定滑車とに交互に巻き掛けられ、さらに変位測定用滑車に巻き掛けられている(例えば、特許文献3参照)。
実開昭62−79765号公報(図1) 特開2011−162341号公報(図1) 国際公開第2005/105650号(図13)
特許文献1、2に示された従来のエレベータ装置では、ロープの張力を検出するために全てのロープにセンサをそれぞれ設置する必要があるため、ロープの本数に応じてセンサのコストが増大する。
一方、特許文献3に示された従来のエレベータ装置では、センサは1つで済むものの、ロープ破断のような顕著な張力異常の検出しかできず、ロープ劣化等によるロープ張力のばらつきは検出できない。即ち、ロープ劣化等により張力にばらつきが生じた場合、全てのロープにかかっている張力の合計は変わらないため、一端部から変位測定用滑車までのワイヤ長に変動が生じず、ロープ張力のばらつきを検出することができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、2本以上の懸架体の張力のばらつきを1つのセンサで検出することができ、センサのコストを低減することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、かご、懸架体端部をそれぞれ有しており、かごを吊り下げる複数本の懸架体、懸架体の張力に応じて上下動可能に懸架体端部が接続されている懸架体接続部、かご内の負荷を検出する負荷検出装置、懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置を備え、張力ばらつき検出装置は、それぞれ対応する懸架体端部に接続されており、対応する懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、懸架体接続部に対して固定されているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有しており、複数の連動部材を横切って配置されている検出ワイヤ、第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、複数の連動部材にそれぞれ設けられており、連動部材の上下動に伴って検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部を備えており、懸架体診断装置は、負荷検出装置からの情報と変位センサからの情報とによって懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定する。
また、この発明に係るエレベータ装置は、かご、懸架体端部をそれぞれ有しており、かごを吊り下げる複数本の懸架体、懸架体の張力に応じて上下動可能に懸架体端部が接続されている懸架体接続部、かご内の負荷を検出する負荷検出装置、懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置を備え、張力ばらつき検出装置は、それぞれ対応する懸架体端部に接続されており、対応する懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、連動部材のうちの1つに設けられているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有しており、複数の連動部材を横切って配置されている検出ワイヤ、第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、ワイヤ接続部が設けられている連動部材を除く連動部材にそれぞれ設けられており、連動部材の上下動に伴って検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部を備えており、懸架体診断装置は、負荷検出装置からの情報と変位センサからの情報とによって懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定する。
この発明のエレベータ装置は、2本以上の懸架体の張力のばらつきを1つのセンサで検出することができ、センサのコストを低減することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。 図1の第1の懸架体接続部及び張力ばらつき検出装置を拡大して示す正面図である。 図2の要部を示す平面図である。 図2の張力ばらつき検出装置の張力ばらつき発生時の状態の一例を示す正面図である。 図2の張力ばらつき検出装置の懸架体破断発生時の状態の一例を示す正面図である。 図2の1本のシャックルばねの伸び量と、第2のワイヤ端部の変位量との関係を示すグラフである。 図1のエレベータ装置の要部を示すブロック図である。 図7の判定部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置の懸架体診断装置に設定されている第1の閾値のパターンを示すグラフである。 かご内の乗車率が30%であるときの張力ばらつき検出装置の状態を示す正面図である。 実施の形態2の判定部の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による張力ばらつき検出装置を示す正面図である。 図12の要部を示す平面図である。 この発明の実施の形態4による張力ばらつき検出装置を示す正面図である。 図14の要部を示す平面図である。 可動ガイド部の別の形状を示す側面図である。 図16の要部を拡大して示す側面図である。 可動ガイド部とその両側の固定ガイド部との水平方向の間隔を小さくした変形例を示す正面図である。 1本の懸架体に対して2組の可動ガイド部を用いる変形例を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ4と、駆動シーブ4を回転させるモータ(図示せず)と、駆動シーブ4の回転を制動するブレーキ(図示せず)とを有している。
駆動シーブ4の近傍には、そらせ車5が配置されている。駆動シーブ4及びそらせ車5には、複数本(図1では1本のみ示す)の懸架体6が巻き掛けられている。各懸架体6としては、ロープ又はベルトが用いられている。
かご7及び釣合おもり8は、懸架体6により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機3の駆動力により昇降路1内を昇降する。また、かご7及び釣合おもり8は、2:1ローピング方式で昇降路1内に吊り下げられている。昇降路1内には、かご7の昇降を案内する一対のかごガイドレール(図示せず)と、釣合おもり8の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。
各懸架体6は、第1の懸架体端部6aと第2の懸架体端部6bとを有している。第1の懸架体端部6aは、昇降路1の上部に設けられている第1の懸架体接続部9に接続されている。第2の懸架体端部6bは、昇降路1の上部に設けられている第2の懸架体接続部10に接続されている。
第1の懸架体接続部9には、懸架体6の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置11が設けられている。機械室2には、懸架体6の劣化状態を診断する懸架体診断装置12と、巻上機3を制御することにより、かご7の運行を制御する駆動制御装置13とが設置されている。
図2は図1の第1の懸架体接続部9及び張力ばらつき検出装置11を拡大して示す正面図、図3は図2の要部を示す平面図である。各第1の懸架体端部6aには、第1の懸架体接続部9を貫通するロッド14が設けられている。各ロッド14と第1の懸架体接続部9との間には、シャックルばね15が設けられている。
各シャックルばね15は、対応するロッド14に直列に接続されており、懸架体6にかかった張力は、対応するシャックルばね15にもそのままかかる。これにより、各第1の懸架体端部6aは、シャックルばね15が伸縮することにより、懸架体6の張力に応じて上下動可能に第1の懸架体接続部9に接続されている。
シャックルばね15と第1の懸架体接続部9との間には、かご7内の負荷を検出する負荷検出装置としての秤装置16が設けられている。秤装置16は、全ての懸架体6の張力の合計を、シャックルばね15からの力の合計として検出する。また、秤装置16としては、例えばロードセルなどの力センサが用いられている。
張力ばらつき検出装置11は、連動部材としての複数の連動板17、検出ワイヤ18、変位センサ19、転向プーリ20、複数の可動ガイド部21、及び複数の固定ガイド部22を有している。
各連動板17は、対応するロッド14に固定されている。即ち、各連動板17は、対応する懸架体6の第1の懸架体端部6aに接続されている。これにより、各連動板17は、対応する懸架体6の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する。
第1の懸架体接続部9上には、平板状のワイヤ接続部23と、平板状のセンサ固定部24とが固定されている。ワイヤ接続部23及びセンサ固定部24は、第1の懸架体接続部9上に直角に立てられており、互いに対向している。
変位センサ19は、センサ固定部24に固定されているセンサ本体19aと、センサ本体19aに対して上下動可能なセンサ可動部19bとを有している。センサ本体19aは、センサ可動部19bの変位に応じた信号を発生する。また、変位センサ19としては、例えば差動トランスが用いられている。
検出ワイヤ18は、ワイヤ接続部23に接続されている第1のワイヤ端部18aと、センサ可動部19bの先端に接続されている第2のワイヤ端部18bとを有している。これにより、変位センサ19は、第2のワイヤ端部18bの変位を検出する。
転向プーリ20は、変位センサ19の真上でセンサ固定部24に取り付けられている。また、転向プーリ20は、水平な軸を中心として回転可能である。
検出ワイヤ18の中間部は、転向プーリ20に巻き掛けられている。検出ワイヤ18の転向プーリ20と第1のワイヤ端部18aとの間の部分は、張力ばらつきの検出対象となる全ての懸架体6に対応する全ての連動板17を水平に横切って配置されている。
各可動ガイド部21は、対応する連動板17に設けられており、連動板17と一体に上下動する。また、各可動ガイド部21は、検出ワイヤ18を挟んで上下に並べて配置されている一対の可動ローラ21a,21bを有している。可動ローラ21a,21bは、図3に示すように、連動板17に直角かつ水平な回転軸21cを中心として回転可能である。
各可動ガイド部21は、検出ワイヤ18の通過を許容しつつ、連動板17の上下動に伴って検出ワイヤ18の経路を上下に変化させる。
ワイヤ接続部23とセンサ固定部24との間には、平板状のガイド支持部25が固定されている(図2では省略)。ガイド支持部25は、ワイヤ接続部23及びセンサ固定部24を介して第1の懸架体接続部9に対して固定されている。
固定ガイド部22は、全ての可動ガイド部21の両側にそれぞれ配置されており、ガイド支持部25に支持されている。固定ガイド部22及び可動ガイド部21は、検出ワイヤ18の長さ方向に沿って交互に配置されている。
また、各固定ガイド部22は、検出ワイヤ18を挟んで上下に並べて配置されている一対の固定ローラ22a,22bを有している。固定ローラ22a,22bは、図3に示すように、可動ローラ21a,21bの回転軸に平行な回転軸22cを中心として回転可能である。
各固定ガイド部22は、検出ワイヤ18の通過を許容しつつ、検出ワイヤ18の上下方向への変位を規制する。図2では、各可動ガイド部21の両側に2組の固定ガイド部22が配置されており、3組の可動ガイド部21に対して合計6組の固定ガイド部22が用いられている。
エレベータ装置の据付直後又は保守点検直後など、懸架体6の張力が均一になっているときには、シャックルばね15の高さは揃っている(図2の初期高さA)。このような初期状態において、可動ガイド部21及び固定ガイド部22は、検出ワイヤ18の可動ガイド部21及び固定ガイド部22を通る部分が水平な一直線となるように配置されている。
図4は図2の張力ばらつき検出装置11の張力ばらつき発生時の状態の一例を示す正面図である。図4では、図2に示した初期状態から、エレベータ装置の経年利用により右端に配置されている懸架体6の張力が減少し、左端に配置されている懸架体6の張力が増加している。また、中央に配置されている懸架体6の張力は、初期状態のままとなっている。
右端の懸架体6の張力減少に伴い、対応するシャックルばね15は、初期高さAからΔdだけ上方向に伸びている。一方、左端の懸架体6の張力増加に伴い、対応するシャックルばね15は、初期高さAからΔdだけ下方向に縮んでいる。3本の懸架体6にかかる総重量は変化しないため、右端の懸架体6の張力減少分と左端の懸架体6の張力増加分は同じになる。
このとき、可動ガイド部21の上下への変位によって、検出ワイヤ18が部分的に蛇行し、第1のワイヤ端部18aと転向プーリ20との間の検出ワイヤ18の経路長が大きくなる。これにより、第2のワイヤ端部18bがΔe1だけ変位し、この変位が変位センサ19により検出される。
図5は図2の張力ばらつき検出装置11の懸架体破断発生時の状態の一例を示す正面図である。図5では、右端の懸架体6が破断した状態を示している。
懸架体6が破断すると、破断した懸架体6の張力が抜けて、対応するシャックルばね15が初期高さAからΔdaだけ伸びて自然長に戻る。これにより、3本の懸架体6で支持していた総重量を2本の懸架体6で支持することになり、残りの2本の懸架体6に対応するシャックルばね15は、初期高さAからΔdcだけ縮むことになる。
このときも、第1のワイヤ端部18aと転向プーリ20との間の検出ワイヤ18の経路長が大きくなり、第2のワイヤ端部18bの変位量Δe2が変位センサ19により検出される。
シャックルばね15の伸び量又は縮み量が大きくなると、可動ガイド部21を頂点とする懸架体6の角度が鋭角になる。シャックルばね15の同一の伸縮量に対して、可動ガイド部21を頂点とする懸架体6の角度がより鋭くなる方が、上記の経路長の変化率が大きくなる。このため、固定ガイド部22は、隣り合う可動ガイド部21に近接して配置されている。
図6は図2の1本のシャックルばね15の伸び量と、第2のワイヤ端部18bの変位量との関係を示すグラフである。第2のワイヤ端部18bの変位量(上記の経路長の変化量)は、シャックルばね15の伸び量(又は縮み量)に対して非線形性を有しており、シャックルばね15の伸び量(縮み量)が大きいほど経路長変化率が大きくなる。
図7は図1のエレベータ装置の要部を示すブロック図である。懸架体診断装置12は、判定部26及び基準記憶部27を有している。判定部26は、懸架体6の張力のばらつきの異常の有無、及び懸架体6の破断の有無を判定する。
基準記憶部27は、エレベータ装置の据付直後又は保守点検直後など、懸架体6の張力が均一になっているときの変位センサ19の出力を基準値として記憶している。また、基準記憶部27は、懸架体6の張力ばらつき異常検出の閾値である第1の閾値、及び懸架体6の破断検出の閾値である第2の閾値を記憶している(第2の閾値>第1の閾値)。
判定部26には、秤装置16からの信号、及び変位センサ19からの信号が入力される。判定部26は、秤装置16からの信号により、かご7内が無人であるかどうかを判定する。また、判定部26は、かご7内が無人であり、かつ第2のワイヤ端部18bの変位量が第1の閾値以上であるときに、張力ばらつきの異常が発生したと判定する。
このように、懸架体診断装置12は、秤装置16からの情報と変位センサ19からの情報とによって懸架体6の張力のばらつきの異常の有無を判定する。さらに、判定部26は、張力ばらつきの異常を検出すると、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報する。
さらにまた、判定部26は、かご7内の負荷によらず、第2のワイヤ端部18bの変位量が第2の閾値以上であるときに、懸架体6の破断が発生したと判定する。懸架体6の破断を検出すると、判定部26は、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報するとともに、駆動制御装置13に指令を送り、かご7の運転を休止させる。
図8は図7の判定部26の動作を示すフローチャートである。判定部26は、懸架体6の診断を開始すると、変位センサ19からの信号により第2のワイヤ端部18bの変位量を求め、基準記憶部27に記憶している第1の閾値と比較し、張力ばらつきが正常であるかどうかを判定する(ステップS1)。変位量が第1の閾値未満であれば、正常であると判定し、監視を継続する。
変位量が第1の閾値以上であった場合、検出された変位量と第2の閾値とを比較し、懸架体6の破断を検出したかどうかを判定する(ステップS2)。変位量が第2の閾値以上であれば、懸架体6の破断が発生したと判定し、駆動制御装置13に非常停止指令を出力し(ステップS3)、かご7を非常停止させる。そして、エレベータ装置の運転を休止させ(ステップS4)、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報する(ステップS6)。
また、変位量が第1の閾値以上であったものの、懸架体6の破断は検出されない場合は、秤装置16からの情報により、かご7が無人であるかどうかを確認する(ステップS5)。無人でなければ、ステップS1に戻る。無人であれば、張力ばらつき異常が発生したと判定し、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報する(ステップS6)。
このようなエレベータ装置では、第1の懸架体端部6aに接続された連動板17の上下動により検出ワイヤ18の第2のワイヤ端部18bが変位するようになっており、その変位量が変位センサ19により検出され、秤装置16からの情報と変位センサ19からの情報とによって懸架体6の張力のばらつきの異常の有無を判定するので、2本以上の懸架体6の張力のばらつきを1つの変位センサ19で検出することができ、センサのコストを低減することができる。
また、判定部26は、かご7内が無人のときのみ、張力ばらつき異常の判定を行うので、張力ばらつき異常の判定を容易に行うことができる。
さらに、可動ガイド部21及び固定ガイド部22として、上下に配置したローラ21a,21b,22a,22bを用いているので、検出ワイヤ18の経路をスムーズに変えることができ、検出ワイヤ18の破損を防止することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置について説明する。実施の形態2のエレベータ装置の構成は、実施の形態1と同様である。但し、実施の形態2の懸架体診断装置12には、図9に示すように、張力ばらつき異常検出の閾値である第1の閾値が、かご7内の負荷に応じて変化するパターンとして設定されている。懸架体診断装置12は、第2のワイヤ端部18bの変位量が、検出されたかご7内の負荷に対応する第1の閾値以上であるときに、張力ばらつきの異常が発生したと判定する。
図10はかご7内の乗車率が30%であるときの張力ばらつき検出装置11の状態を示す正面図である。かご7に乗客が乗車すると、各懸架体6に均一に張力がかかり、それぞれのシャックルばね15が同じだけ縮み、シャックルばね15の高さが初期高さAからBになる。さらにかご7に乗客が乗車し、乗車率100%(満員)になると、シャックルばね15の高さはCになる。
図11は実施の形態2の判定部26の動作を示すフローチャートである。判定部26は、懸架体6の診断を開始すると、秤装置16からの信号により、かご7内の負荷を測定する(ステップS11)。そして、図9に示した第1の閾値のパターンを用いて、かご7内の負荷に対応する第1の閾値を選択する(ステップS12)。
この後、実施の形態1と同様に、変位センサ19からの信号により第2のワイヤ端部18bの変位量を求め、第1の閾値と比較し、張力ばらつきが正常であるかどうかを判定する(ステップS1)。変位量が第1の閾値未満であれば、正常であると判定し、監視を継続する。
変位量が第1の閾値以上であった場合、検出された変位量と第2の閾値とを比較し、懸架体6の破断を検出したかどうかを判定する(ステップS2)。変位量が第2の閾値以上であれば、懸架体6の破断が発生したと判定し、駆動制御装置13に非常停止指令を出力し(ステップS3)、かご7を非常停止させる。そして、エレベータ装置の運転を休止させ(ステップS4)、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報する(ステップS6)。
また、変位量が第1の閾値以上であったものの、懸架体6の破断は検出されない場合は、張力ばらつき異常が発生したと判定し、発報装置28に指令を送り、保守センタへ発報する(ステップS6)。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置によっても、実施の形態1と同様に、2本以上の懸架体6の張力のばらつきを1つの変位センサ19で検出することができ、センサのコストを低減することができる。また、かご7内の乗客の乗車率に関係なく張力ばらつきを診断することができる。
実施の形態3.
次に、図12はこの発明の実施の形態3による張力ばらつき検出装置を示す正面図、図13は図12の要部を示す平面図である。実施の形態3では、ワイヤ接続部29が、変位センサ19から最も遠い可動ガイド部21の一側でガイド支持部25に設けられている。
また、固定ガイド部22は、変位センサ19から最も遠い可動ガイド部21の他側と、残りの可動ガイド部21の両側とにそれぞれ配置されている。即ち、変位センサ19から最も遠い可動ガイド部21は、真上から見て、ワイヤ接続部29と固定ガイド部22との間に配置されている。他の構成及び動作は、実施の形態1又は2と同様である。
このようなエレベータ装置によっても、2本以上の懸架体6の張力のばらつきを1つの変位センサ19で検出することができ、センサのコストを低減することができる。また、ワイヤ接続部29がガイド支持部25に設けられているので、構成を簡素化することができる。
実施の形態4.
次に、図14はこの発明の実施の形態4による張力ばらつき検出装置を示す正面図、図15は図14の要部を示す平面図である。実施の形態4では、ワイヤ接続部30が、連動部材17のうちの1つ、即ち変位センサ19から最も遠い連動部材17に設けられている。
可動ガイド部21は、ワイヤ接続部30が設けられている連動部材17を除く連動部材17にそれぞれ設けられている。固定ガイド部22は、全ての可動ガイド部21の両側と、ワイヤ接続部30の隣とにそれぞれ配置されている。他の構成及び動作は、実施の形態1又は2と同様である。
このようなエレベータ装置によっても、2本以上の懸架体6の張力のばらつきを1つの変位センサ19で検出することができ、センサのコストを低減することができる。また、ワイヤ接続部30が連動部材17のうちの1つに設けられているので、構成を簡素化することができる。
なお、実施の形態1〜4では、懸架体6の破断が検出されておらず、張力ばらつき異常が検出されている場合に、保守センタへの発報のみを行ったが、かご7を最寄り階に停止させ、エレベータ装置の運転を休止してもよい。
また、実施の形態1〜4では、負荷検出装置として、シャックルばね15からの力を計測する秤装置16を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、かごの床下に設置された力センサを利用した秤装置、かごと釣合おもりとのアンバランス重量を巻上機トルク電流から導出し、乗車率を推定する装置、又はかご内を撮影した画像を処理して乗車率を推定する装置等であってもよい。
さらに、実施の形態1〜4では、可動ローラ21a,21bを用いた可動ガイド部21、固定ローラ22a,22bを用いた固定ガイド部22をそれぞれ示したが、可動ガイド部及び固定ガイド部の構成は、ローラの組み合わせに限定されない。例えば、可動ガイド部として図16、17に示すようなフック31を用いてもよい。同様に、固定ガイド部としてもフック31を用いてもよい。このとき、フック31は、検出ワイヤ18が滑らかに通過できるようになっている。
さらにまた、実施の形態1〜4では、可動ガイド部21とその両側の固定ガイド部22とが水平方向に間隔をおいて配置されており、可動ガイド部21が上下方向へ変位すると、検出ワイヤ18の可動ガイド部21と固定ガイド部22との間の部分が傾斜している。これに対して、図18に示すように、可動ガイド部21とその両側の固定ガイド部22との間の水平方向の間隔を可能な限り小さくしてもよい。これにより、可動ガイド部21が上下方向へ変位したときに検出ワイヤ18が傾斜しなくなり、シャックルばね15の変位の2倍を第2のワイヤ端部18bの変位量として検出できる。
また、実施の形態1〜4では、第2のワイヤ端部18bをセンサ可動部19bに直接接続したが、検出ワイヤ18とセンサ可動部19bとの接続部に引張ばね(図示せず)を設け、検出ワイヤ18に引っ張りの与圧を常に与えるようにしてもよい。
さらに、実施の形態1〜4では、1本の懸架体6に対して、1組の可動ガイド部21と2組の固定ガイド部22とを用いたが、可動ガイド部21を2組以上、固定ガイド部22を3組以上用いてもよい。例えば、図19に示すように、1本の懸架体6に対して、2組の可動ガイド部21と3組の固定ガイド部22とを用いてもよい。これにより、シャックルばね15の変位に対する第2のワイヤ端部18bの変位量を大きくすることができ、変位量の分解能を上げることができる。これは、例えば可動ガイド部としてフック31を用いる場合も同様である。
さらにまた、隣り合う可動ガイド部間に配置されている固定ガイド部を共通化してもよい。例えば図2の右から2番目の固定ローラ22aと右から3番目の固定ローラ22aとを共通の上側ガイド部材に置き換え、同様に、右から2番目の固定ローラ22bと右から3番目の固定ローラ22bとを共通の下側ガイド部材に置き換えてもよい。
また、実施の形態1〜4では、懸架体診断装置12が駆動制御装置13から独立しているが、両者は一体であってもよく、例えば両者の機能を共通のコンピュータにより実現してもよい。
さらに、張力ばらつき検出装置の検出対象となる懸架体の本数は3本に限定されず、2本又は4本以上であってもよい。
さらにまた、この発明が適用されるエレベータ装置のタイプは特に限定されるものではなく、この発明は、例えば、機械室レスエレベータ、機械室を持つエレベータ、1:1ローピングのエレベータ、ダブルデッキエレベータ、及び、共通の昇降路内に複数のかごが配置されているワンシャフトマルチカー方式のエレベータなどにも適用できる。

Claims (9)

  1. かご、
    懸架体端部をそれぞれ有しており、前記かごを吊り下げる複数本の懸架体、
    前記懸架体の張力に応じて上下動可能に前記懸架体端部が接続されている懸架体接続部、
    前記かご内の負荷を検出する負荷検出装置、
    前記懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び
    前記懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置
    を備え、
    前記張力ばらつき検出装置は、
    それぞれ対応する前記懸架体端部に接続されており、対応する前記懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、
    前記懸架体接続部に対して固定されているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有している検出ワイヤ、
    前記検出ワイヤの中間部が巻き掛けられている転向プーリ、
    前記第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、
    前記複数の連動部材にそれぞれ設けられており、前記連動部材の上下動に伴って前記検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び
    前記懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、前記検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部
    を備えており、
    前記検出ワイヤの前記転向プーリと前記第1のワイヤ端部との間の部分は、前記複数の連動部材を横切って配置されており、
    前記懸架体の張力のばらつきが正常である場合に、前記可動ガイド部及び前記固定ガイド部は、前記検出ワイヤの前記可動ガイド部及び前記固定ガイド部を通る部分が水平な一直線となるように配置されており、
    前記懸架体の張力にばらつきが発生したときに、前記可動ガイド部の変位によって前記検出ワイヤが部分的に蛇行し、前記第1のワイヤ端部と前記転向プーリとの間の前記検出ワイヤの経路長が大きくなり、
    前記懸架体診断装置は、前記負荷検出装置からの情報と前記変位センサからの情報とによって前記懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定するエレベータ装置。
  2. かご、
    懸架体端部をそれぞれ有しており、前記かごを吊り下げる複数本の懸架体、
    前記懸架体の張力に応じて上下動可能に前記懸架体端部が接続されている懸架体接続部、
    前記かご内の負荷を検出する負荷検出装置、
    前記懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び
    前記懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置
    を備え、
    前記張力ばらつき検出装置は、
    それぞれ対応する前記懸架体端部に接続されており、対応する前記懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、
    前記懸架体接続部に対して固定されているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有しており、前記複数の連動部材を横切って配置されている検出ワイヤ、
    前記第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、
    前記複数の連動部材にそれぞれ設けられており、前記連動部材の上下動に伴って前記検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び
    前記懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、前記検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部
    を備えており、
    前記固定ガイド部は、全ての前記可動ガイド部の両側にそれぞれ配置されており、
    前記懸架体診断装置は、前記負荷検出装置からの情報と前記変位センサからの情報とによって前記懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定するエレベータ装置。
  3. かご、
    懸架体端部をそれぞれ有しており、前記かごを吊り下げる複数本の懸架体、
    前記懸架体の張力に応じて上下動可能に前記懸架体端部が接続されている懸架体接続部、
    前記かご内の負荷を検出する負荷検出装置、
    前記懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び
    前記懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置
    を備え、
    前記張力ばらつき検出装置は、
    それぞれ対応する前記懸架体端部に接続されており、対応する前記懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、
    前記懸架体接続部に対して固定されているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有しており、前記複数の連動部材を横切って配置されている検出ワイヤ、
    前記第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、
    前記複数の連動部材にそれぞれ設けられており、前記連動部材の上下動に伴って前記検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び
    前記懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、前記検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部
    を備えており、
    前記ワイヤ接続部は、前記変位センサから最も遠い前記可動ガイド部の一側で前記ガイド支持部に設けられており、
    前記固定ガイド部は、前記変位センサから最も遠い前記可動ガイド部の他側と、残りの前記可動ガイド部の両側とにそれぞれ配置されており、
    前記懸架体診断装置は、前記負荷検出装置からの情報と前記変位センサからの情報とによって前記懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定するエレベータ装置。
  4. かご、
    懸架体端部をそれぞれ有しており、前記かごを吊り下げる複数本の懸架体、
    前記懸架体の張力に応じて上下動可能に前記懸架体端部が接続されている懸架体接続部、
    前記かご内の負荷を検出する負荷検出装置、
    前記懸架体の張力のばらつきを検出する張力ばらつき検出装置、及び
    前記懸架体の劣化状態を診断する懸架体診断装置
    を備え、
    前記張力ばらつき検出装置は、
    それぞれ対応する前記懸架体端部に接続されており、対応する前記懸架体の張力の変動によりそれぞれ独立して上下動する複数の連動部材、
    前記連動部材のうちの1つに設けられているワイヤ接続部に接続されている第1のワイヤ端部と、第2のワイヤ端部とを有しており、前記複数の連動部材を横切って配置されている検出ワイヤ、
    前記第2のワイヤ端部の変位を検出する変位センサ、
    前記ワイヤ接続部が設けられている前記連動部材を除く前記連動部材にそれぞれ設けられており、前記連動部材の上下動に伴って前記検出ワイヤの経路を上下に変化させる複数の可動ガイド部、及び
    前記懸架体接続部に対して固定されているガイド支持部に設けられており、前記検出ワイヤの上下方向への変位を規制する複数の固定ガイド部
    を備えており、
    前記懸架体診断装置は、前記負荷検出装置からの情報と前記変位センサからの情報とによって前記懸架体の張力のばらつきの異常の有無を判定するエレベータ装置。
  5. 前記固定ガイド部は、全ての前記可動ガイド部の両側と、前記ワイヤ接続部の隣とにそれぞれ配置されている請求項4記載のエレベータ装置。
  6. 前記懸架体診断装置は、前記かご内が無人であり、かつ前記第2のワイヤ端部の変位量が張力ばらつき異常検出の閾値以上であるときに、張力ばらつきの異常が発生したと判定する請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  7. 前記懸架体診断装置には、張力ばらつき異常検出の閾値が、前記かご内の負荷に応じて変化するパターンとして設定されており、
    前記懸架体診断装置は、前記第2のワイヤ端部の変位量が、検出された前記かご内の負荷に対応する閾値以上であるときに、張力ばらつきの異常が発生したと判定する請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
  8. 前記懸架体診断装置には、張力ばらつき異常検出の閾値よりも大きい懸架体破断検出の閾値が設定されており、
    前記懸架体診断装置は、前記第2のワイヤ端部の変位量が懸架体破断検出の閾値以上であるときに、前記懸架体の破断が発生したと判定し、前記かごを非常停止させる請求項6又は請求項7に記載のエレベータ装置。
  9. 少なくとも1つの前記連動部材に2以上の前記可動ガイド部が設けられている請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のエレベータ装置。
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