JP6428685B2 - 携帯端末装置、処理制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末装置、処理制御方法及びプログラムに関する。
従来、店舗において在庫管理などに使用される携帯端末装置(ハンディーターミナル)と、その店舗内に構築されているLAN(Local Area Network)に通信接続されているLANクレードル装置(拡張機器)とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどで接続されていて、携帯端末装置は、このLANクレードル装置を経由してイーサネット(登録商標)を使用した通信を行うようにしている。その際、イーサネット(登録商標)通信で必要なMACアドレス(マック・アドレス、Media Access Control address)は、LANクレードル装置側で持ち(設定され)、IPアドレス(Internet Protocol Address)は、LANクレードル装置に載置(接続)されるハンディーターミナルが持つ(設定されている)という形態となっている。
ところで、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)対応のサーバ装置を使用してIPアドレスを取得する運用の形態を採用している場合には、ハンディーターミナルの一台ずつに、IPアドレスを設定する必要はないが、小規模な店舗などのようにDHCPサーバ装置を用意することができない場合には、ハンディーターミナルの個々にIPアドレスを固定的に設定しておくという運用となっている。
図10は、異なるサブネットに接続されている店舗A、店舗Bにおいて、店舗A側にLANクレードル装置CAと、店舗B側にLANクレードル装置CBとが個別に設置されている場合に、店舗A、店舗Bに応じたIPアドレスがハンディーターミナル側にそれぞれ設定されている様子を示した図である。ここで、ハンディーターミナルH1には店舗A用のIPアドレスが設定され、ハンディーターミナルH2には店舗B用のIPアドレスが設定されている。
このようにIPアドレスが異なっている場合に、店舗A用のIPアドレスが設定されているハンディーターミナルH1を、別のネットワークアドレスを持つ店舗Bに持ってゆき、店舗B側のLANクレードル装置CBに載置して使用する際に、ハンディーターミナルH1には店舗A用のIPアドレスが設定されているためにそのままでは店舗Bで使用するができず、その都度、店舗B用のIPアドレスに設定し直す必要があった。
このような場合に、従来では、クレードル装置から携帯端末装置に設定するIPアドレスを読み出して通信するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−60668号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術にあっては、携帯端末装置側でIPアドレスをクレードル装置から読み出して使用する必要があり、クレードル装置側には、特別な機能としてIPアドレスを管理したりIPアドレスを読み出したりする機能が必要となる。
更に、ある担当者が複数の店舗を移動しながら携帯端末装置(ハンディーターミナル)を運用する場合にその担当者は、店舗毎にその店舗情報を手操作で入力して、その店舗用のアプリケーション処理を呼び出すようにしているが、店舗を変更する都度、店舗情報を手操作することは、担当者に大きな負担をかけることになる。
また、携帯端末装置をクレードル装置に載置していない状態では、その店舗内に構築されている無線LANを使用して業務を行う場合がある。このような場合、無線LANのセキュリティ設定として全店舗で同じ情報とするよりも店舗毎に異なる情報を設定した方がセキュリティ管理上望ましいが、携帯端末装置(ハンディーターミナル)を他の店舗へ持っていって運用するような場合に、店舗を移動する度にセキュリティ設定を行うことは、担当者に大きな負担をかけることになる。
本発明の課題は、複数エリアにおけエリア特有の情報処理を簡易に行えるようにすることである。
本発明に係る携帯端末装置は、複数の店舗ネットワークと接続して通信を行う携帯端末装置であって、複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段と、現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明に係る他の態様の携帯端末装置は、複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有の店舗認証情報を対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段と、ユーザからの認証情報を取得する第2取得手段と、前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また、本発明に係る処理制御方法は、店舗に応じた所定処理の実行を制御する処理制御方法であって、複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定ステップと、現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得ステップと、前記第2取得ステップで取得した認証情報と前記設定ステップで設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、複数の店舗ネットワークと接続して通信を行う携帯端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段、前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段、現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得手段、前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数エリアにおけエリア特有の情報処理を簡易に行うことができる。


店舗において在庫管理などに使用されている携帯端末装置(ハンディターミナル)1を使用可能な通信ネットワークシステムを示した図。 携帯端末装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 LANクレードル装置2の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図。 通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャート。 第2実施形態において、携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図。 第2実施形態において、通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャート。 第3実施形態において、携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図。 第3実施形態において、通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャート。 従来における一般的な技術を説明するための図。
以下、図1〜図5を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、店舗において在庫管理などに使用されている携帯端末装置(ハンディターミナル)1が使用可能な通信ネットワークシステムを示した図である。
携帯端末装置(ハンディーターミナル)1は、例えば、スタンド型のLANクレードル装置(拡張機器)2に対して着脱自在に接続されるもので、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置(接続)されると、この携帯端末装置1とLANクレードル装置2とは通信可能な状態となる。
このように携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置されている状態において、携帯端末装置1は、LANクレードル装置2及びイーサネット(登録商標)3を介してサーバ装置4に接続されることにより、携帯端末装置1とサーバ装置4との間でデータの送受信が可能となる。LANクレードル装置2は、店舗毎に設置されており、図示の例では、異なるサブネットに接続されている複数の店舗A、店舗Bにおいて、店舗A側にはLANクレードル装置2Aが設置され、店舗B側にはLANクレードル装置2Bが設置されている場合を示している。なお、本実施形態においては、イーサネット(登録商標)3として有線LANの場合を示しているが、これに限らず、無線LANであってもよい。
LANクレードル装置2A、2Bには、自己の固有のアドレスとしてMACアドレスが記憶されている。例えば、LANクレードル装置2Aには、MACアドレス“100”が記憶され、また、LANクレードル装置2Bには、MACアドレス“200”が記憶されている。そして、LANクレードル装置2A、2Bは、携帯端末装置1が載置されている状態において、携帯端末装置1からの送信要求に応答して自己のMACアドレスを読み出して要求元の携帯端末装置1に対して送信する機能を有している。なお、LANクレードル装置のその他の機能は、周知の一般的な技術を採用しているため、その説明は省略するものとする。また、以下の説明においては、LANクレードル装置2を必要に応じてLANクレードル装置2A、2Bに分けて呼称する場合と、それらを総称してLANクレードル装置2と呼称する場合がある。
図2は、携帯端末装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯端末装置1は、薄型直方体の筐体で、CPU(中央演算処理装置)11を中核として、電源部12、記憶部13、メモリ14、タッチ表示部15、操作部16、イメージスキャナ17、通信部18、クレードル接続部19を有する構成となっている。CPU11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯端末装置の全体動作を制御する。
記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、オペレーションシステム(OS)のほか、後述する図5に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリM1のほか、後述するアドレス対応テーブルM2、店舗別アプリメモリM3などを有している。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続された状態においては所定の外部サーバ側の記憶領域を含むものであってもよい。メモリ14は、計時情報、フラグ情報など、携帯端末装置1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。
タッチ表示部15は、薄型直方体の筐体の表面略全体に配置された大型のタッチ表示部である。このタッチ表示部15は、指やペンなどでタッチ操作された位置を検知してその座標データを入力するタッチ入力手段(タッチスクリーン)を構成するもので、表示パネルとして、例えば、高精細液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを使用している。操作部16は、図示省略したが、電源ボタンなどの押しボタン式の各種のキーを備えたもので、CPU11は、タッチ表示部15や操作部16からの入力操作信号に応じた処理を行う。
イメージスキャナ17は、CCDやCMOSなどの画像センサ(イメージセンサ)によりコード情報を撮影するもので、CPU11は、イメージスキャナ17により撮影された画像データを解析することによってコード情報の読み取りを行う。通信部18は、LANクレードル装置2に載置させた状態において、LANクレードル装置2及びイーサネット(登録商標)3を介してサーバ装置4との間でデータ通信を行う通信部である。クレードル接続部19は、LANクレードル装置2との間でデータの送受信(例えば、非接触方式の赤外線通信)を行うほか、LANクレードル装置2に接続(載置)されたか、つまり通信可能な状態になったか否かを検出する検出機能を有し、CPU11は、このクレードル接続部19によりLANクレードル装置2に載置されたことが検出された場合に、このクレードル接続部19を介してLANクレードル装置2からMACアドレスを読み出すようにしている。
図3は、LANクレードル装置2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
LANクレードル装置2は、CPU21を中核として、電源部22、記憶部23、メモリ24、通信部25、端末接続部26を有する構成となっている。CPU21は、電源部(AC電源)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内の各種のプログラムに応じてこのLANクレードル装置2の全体動作を制御する。そして、CPU21は、携帯端末装置1からMACアドレスの送信要求を受けた際に、記憶部23に記憶されている固有のアドレス(自己のMACアドレス)を読み出し、そのMACアドレスを端末接続部26から携帯端末装置1に対して送信するようにしている。なお、携帯端末装置(ハンディターミナル)1がLANクレードル装置2に載置された状態において、端末接続部26、通信部25を介して携帯端末装置1とサーバ装置4との間でデータ通信が行われる。
図4は、携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図である。
アドレス対応テーブルM2は、異なるサブネットに接続されているLANクレードル装置2A、2B毎にそのMACアドレスに対応付けて、ネットワーク用端末アドレス(IPアドレス)と、そのLANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための店舗情報を記憶するアドレス表で、図示の例では、店舗A側のLANクレードル装置2AのMACアドレス“100”に対応して店舗A用のIPアドレス“192.168.1.1”及び店舗情報“100”が記憶され、店舗B側のLANクレードル装置2BのMACアドレス“200”に対応して店舗B用のIPアドレス“192.168.2.1”及び店舗情報“200”が記憶されている。
店舗情報は、LANクレードル装置2に関連する関連情報として、そのLANクレードル装置2が設置されている設置エリアに関する情報、つまり、LANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための情報であり、店舗名、住所などの文字列に限らず、電話番号、一連No.などの数値列の情報であってもよい。CPU11は、このクレードル接続部19によりLANクレードル装置2に載置されたことが検出された場合に、LANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス及び店舗情報を読み出して自端末に設定するようにしている。ここで、CPU11は、設定された店舗情報に基づいて店舗別アプリメモリM3を検索することにより、その店舗情報に対応するアプリケーション指定情報を読み出してそのアプリケーション処理を実行するようにしている。ここで、店舗別アプリメモリM3は、店舗情報に対応付けてアプリケーション指定情報を記憶する構成となっている。
次に、本実施形態における携帯端末装置1の動作概念を図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
なお、図5は、携帯端末装置1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図5のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図5は、通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、クレードル接続部19の検出結果に基づいてLANクレードル装置2に接続(載置)されているかを調べ(ステップS1)、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置されていなければ(ステップS1でNO)、通信開始操作を無効とするために図5のフローの終了となる。また、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置されていれば(ステップS1でYES)、LANクレードル装置2に対してMACアドレスの送信要求を送信し、それに応答してLANクレードル装置2から送信されるMACアドレスを読み出し取得する(ステップS2)。例えば、LANクレードル装置2Aに載置された場合にはそのMACアドレス“100”を読み出し取得し、LANクレードル装置2Bに載置された場合にはそのMACアドレス“200”を読み出し取得する。
そして、携帯端末装置1は、LANクレードル装置2から取得したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し(ステップS3)、当該MACアドレス対応のIPアドレスを読み出して自己のネットワーク用端末アドレスとして設定すると共に、当該MACアドレス対応の店舗情報を読み出して設定する(ステップS4)。この状態において、設定した店舗情報に基づいて店舗別アプリメモリM3を検索することによりその店舗情報に対応するアプリケーション指定情報を読み出し、そのアプリケーション処理を実行可能な状態とする(ステップS5)。そして、設定したIPアドレスを使用し、LANクレードル装置2を介してサーバ装置4との間でデータの通信を開始する(ステップS6)。以下、ユーザ操作や自動検出により通信終了(通信遮断)が指示されたかを調べたり(ステップS7)、携帯端末装置1がLANクレードル装置2から取り外されたか(接続が解除されたか)を調べたりする(ステップS8)。
ここで、通信終了(通信遮断)が指示されず(ステップS7でNO)、かつ、LANクレードル装置2が載置(接続)されたままの状態であれば(ステップS8でNO)、通信処理を継続するが、通信終了が指示されたとき(ステップS7でYES)、又は携帯端末装置1がLANクレードル装置2から取り外されたときには(ステップS8でYES)、今回の通信時に使用したIPアドレスの設定を解除して当該IPアドレスを無効とすると共に、店舗情報の設定を解除した後(ステップS9)、図5のフローから抜ける。
以上のように、第1実施形態において携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に接続された際に、そのLANクレードル装置2を特定し、自己のIPアドレスの設定を、特定したLANクレードル装置2に応じて変更するようにしたので、異なるサブネットに接続されている通信機能付きクレードル装置2を使用する毎に自己のIPアドレスを設定し直さなくてもよく、利便性を高めることが可能となる。
また、携帯端末装置1は、特定したLANクレードル装置2に応じて自己のIPアドレスを設定すると共に、LANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための店舗情報を設定するようにしたので、異なるサブネットに接続されている通信機能付きLANクレードル装置2を使用する毎に自己のIPアドレスや店舗情報を設定し直さなくてもよく、利便性を高めることが可能となる。
LANクレードル装置2に接続するだけでそのLANクレードル装置2が設置されている店舗に対応するアプリケーション処理を実行可能な状態に設定するようにしたので、アプリケーションの設定を、その店舗用に変更することができる。
携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置された場合に、そのLANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス及び店舗情報を読み出して設定するようにしたので、アドレス対応テーブルM2を用意しておくだけで、LANクレードル装置2毎にIPアドレス及び店舗情報を変更することができる。
携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置(接続)された後に取り外された(接続が解除された)際に、IPアドレス及び店舗情報の設定を解除するようにしたので、LANクレードル装置2毎にIPアドレス及び店舗情報の設定を変更することができる。
上述した第1実施形態においては、LANクレードル装置2に関連する関連情報として、そのLANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための店舗情報を設定するようにしたが、店舗に限らず、例えば、売場、販売コーナなどを識別する情報であってもよい。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図6及び図7を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置させた際に、このLANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス及び店舗情報を読み出して設定するようにしたが、この第2実施形態においては、更に、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置された際に、その店舗に構築されている無線LANのセキュリティ情報を設定するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
第2実施形態においては、携帯端末装置1がLANクレードル装置2から外されている非接続の状態において、携帯端末装置1とサーバ装置4との間でのデータの送受信を、無線LAN(図示省略)を介して行うようにしたものである。このような店舗において、その店舗内に設置されているLANクレードル装置2に携帯端末装置1を載置(接続)させると、携帯端末装置1は、IPアドレス及び店舗情報の設定のほか、無線LANのセキュリティ情報の設定も行うようにしている。この場合、無線LANの暗号化方式(例えば、WEP)の接続設定に要求される暗号キー(セキュリティキー)を設定するようにしている。また、携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置させられていない状態において、業務メニューからでは、無線LANの暗号キーの設定を抑制(禁止)するようにしている。すなわち、無線LANの暗号キーは、携帯端末装置1をLANクレードル装置2に載置させることを条件としている。
図6は、第2実施形態において、携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図である。
アドレス対応テーブルM2は、異なるサブネットに接続されているLANクレードル装置2A、2B毎にそのMACアドレスに対応付けて、ネットワーク用端末アドレス(IPアドレス)と、そのLANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための店舗情報のほか、無線LANの暗号化方式(例えば、WEP)の接続設定に要求される暗号キー(セキュリティキー)を記憶するアドレス表である。図示の例では、店舗A側のLANクレードル装置2AのMACアドレス“100”に対応して店舗A用のIPアドレス“192.168.1.1”及び店舗情報“100”が記憶されているほか、店舗A用の暗号キーとして“111111”が記憶されている。店舗B側のLANクレードル装置2BのMACアドレス“200”に対応して店舗B用のIPアドレス“192.168.2.1”及び店舗情報“200”が記憶されているほか、店舗B側の暗号キーとして“22222”が記憶されている。
図7は、第2実施形態において、通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置(接続)されていなければ(ステップS11でNO)、通信開始操作を無効とするために図7のフローの終了となるが、LANクレードル装置2に載置されていれば(ステップS11でYES)、LANクレードル装置2に対してMACアドレスの送信要求を送信し、それに応答してLANクレードル装置2から送信されるMACアドレスを読み出し取得する(ステップS12)。
そして、携帯端末装置1は、LANクレードル装置2から取得したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し(ステップS13)、当該MACアドレス対応のIPアドレスを読み出して自己のネットワーク用端末アドレスとして設定すると共に、当該MACアドレス対応の店舗情報及び暗号キー(セキュリティキー)を読み出して設定する(ステップS14)。この状態において、設定した店舗情報に基づいて店舗別アプリメモリM3を検索することによりその店舗情報に対応するアプリケーション指定情報を読み出し、そのアプリケーション処理を実行可能な状態とする(ステップS15)。そして、設定したIPアドレスを使用し、LANクレードル装置2を介してサーバ装置4との間でデータの通信を開始する(ステップS16)。
ここで、通信終了(通信遮断)が指示されず(ステップS17でNO)、かつ、LANクレードル装置2が載置(接続)されたままの状態であれば(ステップS18でNO)、通信処理を継続するが、通信終了が指示されたとき(ステップS17でYES)、又は携帯端末装置1がLANクレードル装置2から取り外されたときには(ステップS18でYES)、図7のフローから抜ける。なお、第2実施形態においては、設定したIPアドレス、店舗情報、暗号キーは、店舗退出時に担当者が手操作でそれらの設定を解除するようにしているが、同一の店舗あるいは他の店舗で携帯端末装置1をその店舗のLANクレードル装置2に載置させた際に、前回の設定内容を解除してから今回の新たな設定を行うようにしてもよい。
以上のように、第2実施形態において携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に接続された際に、そのLANクレードル装置2を特定し、特定したLANクレードル装置2に応じて自己のIPアドレスを設定すると共に、店舗情報及び無線LANの暗号キーを設定するようにしたので、異なるサブネットに接続されている通信機能付きLANクレードル装置2を使用する毎に自己のIPアドレス、店舗情報、無線LANの暗号キーを設定し直さなくてもよく、利便性を高めることが可能となる。
携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置させていない状態において、業務メニューからでは無線LANの暗号キーの設定を抑制(禁止)するようにしたので、無線LANのセキュリティ変更のためには、一旦、LANクレードル装置2に載置させなければならず、セキュリティの向上に役立つ。
携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置された場合に、そのLANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス、店舗情報、無線LANの暗号キーを読み出して設定するようにしたので、アドレス対応テーブルM2を用意しておくだけで、LANクレードル装置2毎にIPアドレス、店舗情報、無線LANの暗号キーを変更することができる。
なお、上述した第2実施形態においては、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置された際に無線LANのセキュリティ情報として暗号キーを設定するようにしたが、暗号キーの設定に限らず、無線LAN用のログイン情報を設定するようにしてもよい。
(第3実施形態)
以下、この発明の第3実施形態について図8及び図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置させた際に、このLANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス及び店舗情報を読み出して設定するようにしたが、この第3実施形態においては、更に、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置された際に、その店舗のパスワードを設定するようにしたものである。ここで、第1・第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図8は、第3実施形態において、携帯端末装置1側のアドレス対応テーブルM2を説明するための図である。
アドレス対応テーブルM2は、異なるサブネットに接続されているLANクレードル装置2A、2B毎にそのMACアドレスに対応付けて、ネットワーク用端末アドレス(IPアドレス)と、そのLANクレードル装置2が設置されている店舗を識別するための店舗情報のほか、店舗のパスワードを記憶するアドレス表である。図示の例では、店舗A側のLANクレードル装置2AのMACアドレス“100”に対応して店舗A用のIPアドレス“192.168.1.1”及び店舗情報“100”が記憶されているほか、店舗A用のパスワードとして“111111”が記憶されている。店舗B側のLANクレードル装置2BのMACアドレス“200”に対応して店舗B用のIPアドレス“192.168.2.1”及び店舗情報“200”が記憶されているほか、店舗B側のパスワードとして“22222”が記憶されている。
図9は、第3実施形態において、通信開始を指示する操作が行われた際に実行開始される携帯端末装置1側の通信処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、携帯端末装置1がLANクレードル装置2に載置(接続)されていなければ(ステップS21でNO)、通信開始操作を無効とするために図9のフローの終了となるが、LANクレードル装置2に載置されていれば(ステップS21でYES)、LANクレードル装置2に対してMACアドレスの送信要求を送信し、それに応答してLANクレードル装置2から送信されるMACアドレスを読み出し取得する(ステップS22)。
そして、携帯端末装置1は、LANクレードル装置2から取得したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し(ステップS23)、当該MACアドレス対応のIPアドレスを読み出して自己のネットワーク用端末アドレスとして設定すると共に、当該MACアドレス対応の店舗情報及びパスワードを読み出して設定する(ステップS24)。この状態において、担当者からの手操作によるパスワードの入力待ち状態となるが(ステップS25)、パスワードが入力されると(ステップS25でYES)、上述のように設定されたパスワードと入力されたパスワードとを照合し、その結果、入力パスワードが正規なパスワードでなければ(ステップS26でNO)、エラーメッセージを表示させる処理(ステップS27)を実行した後、図9のフローから抜ける。
一方、入力パスワードが正規なパスワードであれば(ステップS26でYES)、設定した店舗情報に基づいて店舗別アプリメモリM3を検索することによりその店舗情報に対応するアプリケーション指定情報を読み出し、そのアプリケーション処理を実行可能な状態とする(ステップS28)。そして、設定したIPアドレスを使用し、LANクレードル装置2を介してサーバ装置4との間でデータの通信を開始する(ステップS29)。ここで、通信終了(通信遮断)が指示されず(ステップS30でNO)、かつ、LANクレードル装置2が載置(接続)されたままの状態であれば(ステップS31でNO)、通信処理を継続するが、通信終了が指示されたとき(ステップS30でYES)、又は携帯端末装置1がLANクレードル装置2から取り外されたときには(ステップS31でYES)、今回の通信時に使用したIPアドレスの設定を解除して当該IPアドレスを無効とすると共に、店舗情報及びパスワードの設定を解除した後(ステップS32)、図9のフローから抜ける。
以上のように、第3実施形態において携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に接続された際に、そのLANクレードル装置2を特定し、特定したLANクレードル装置2に応じて自己のIPアドレスを設定すると共に、店舗情報及びパスワードを設定するようにしたので、異なるサブネットに接続されている通信機能付きLANクレードル装置2を使用する毎に自己のIPアドレス、店舗情報、パスワードを設定し直さなくてもよく、利便性を高めることが可能となると共に、店舗のパスワードを知らない第三者による無断使用を防止することができる。
携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置された場合に、そのLANクレードル装置2から読み出したMACアドレスに基づいてアドレス対応テーブルM2を検索し、そのMACアドレスに対応するIPアドレス、店舗情報、パスワードを読み出して設定するようにしたので、アドレス対応テーブルM2を用意しておくだけで、LANクレードル装置2毎にIPアドレス、店舗情報、パスワードを変更することができる。
携帯端末装置1は、LANクレードル装置2に載置(接続)された後に取り外された(接続が解除された)際に、IPアドレス、店舗情報、パスワードの設定を解除するようにしたので、LANクレードル装置2毎にIPアドレス、店舗情報、パスワードの設定を変更することができる。
また、上述した各実施形態においては、ハンディーターミナルに適用した場合を示したが、これに限らず、携帯端末装置としては、携帯型コンピュータ、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
ネットワークに接続される通信機能付きのクレードル装置に対して着脱自在に接続する携帯端末装置であって、
前記クレードル装置に接続されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記クレードル装置に接続されたことが判別された際に、当該クレードル装置を特定する特定手段と、
前記ネットワーク上で自端末を識別するネットワーク用端末アドレスの設定を、前記特定手段により特定されたクレードル装置に応じて変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、
前記特定手段により特定されたクレードル装置に応じて当該クレードル装置に関連する関連情報を設定する設定手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯端末装置において、
前記設定手段は、前記特定手段によりクレードル装置が特定された場合に、そのクレードル装置が設置されている設置エリアに関する情報を前記関連情報として設定する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の携帯端末装置において、
前記設定手段は、前記クレードル装置の設置エリアに関する情報を前記関連情報として設定した場合に、その設置エリアに対応するアプリケーション処理を実行可能な状態に設定する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の携帯端末装置において、
前記判別手段によりクレードル装置に接続されていないことが判別されている状態において、無線による構内通信ネットワークを経由して通信を行う通信手段を更に備え、
前記設定手段は、前記判別手段により前記クレードル装置に接続されたことが判別された際に、前記無線による構内通信網のセキュリティ情報あるいはログイン情報を前記関連情報として設定する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯端末装置において、
前記設定手段は、前記判別手段によりクレードル装置に接続されていないことが判別されている状態では、前記セキュリティ情報あるいはログイン情報の設定を抑制する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項2〜請求項6のいずれかに記載の携帯端末装置において、
前記設定手段は、前記特定手段によりクレードル装置が特定された場合に、そのクレードル装置が設置されている設置エリアを識別するためのパスワードを前記関連情報として設定する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項2〜請求項7のいずれかに記載の携帯端末装置において、
異なるサブネットに接続されている前記クレードル装置毎にその固有のアドレスに対応付けて前記ネットワーク用端末アドレス及び関連情報を記憶するアドレス記憶手段を更に備え、
前記特定手段は、前記判別手段により前記クレードル装置に接続されたことが判別された際に、そのクレードル装置からその固有のアドレスを取得することにより当該クレードル装置を特定し、
前記変更手段は、前記特定手段により特定されたクレードル装置の固有のアドレスに対応付けられている前記ネットワーク用端末アドレスを前記アドレス記憶手段から読み出し、この読み出したネットワーク用端末アドレスに変更し、
前記設定手段は、前記特定手段により特定されたクレードル装置の固有のアドレスに対応付けられている前記関連情報を前記アドレス記憶手段から読み出し、この読み出した関連情報を設定する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項2〜請求項4、請求項7、請求項8のいずれかに記載の携帯端末装置において、
前記変更手段は、前記判別手段によりクレードル装置に接続されていることが判別されから当該クレードル装置が接続されていないことが判別された際に、前記ネットワーク用端末アドレスの設定を解除し、
前記設定手段は、前記判別手段によりクレードル装置に接続されていることが判別されから当該クレードル装置が接続されていないことが判別された際に、前記関連情報の設定を解除する、
ようにしたことを特徴とする携帯端末装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、
コンピュータに対して、
ネットワークに接続される通信機能付きのクレードル装置に接続されたか否かを判別する機能と、
前記クレードル装置に接続されたことが判別された際に、当該クレードル装置を特定する機能と、 前記ネットワーク上で自端末を識別するネットワーク用端末アドレスの設定を、前記特定されたクレードル装置に応じて変更する機能と、
前記特定されたクレードル装置に応じて当該クレードル装置に関連する関連情報を設定する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 携帯端末装置
2 2A、2B LANクレードル装置
3 イーサネット(登録商標)
4 サーバ装置
11 CPU
13 記憶部
16 操作部
18 通信部
19 クレードル接続部

Claims (7)

  1. 複数の店舗ネットワークと接続して通信を行う携帯端末装置であって、
    複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段と、
    現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有の店舗認証情報を対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段と、
    ユーザからの認証情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 前記店舗特有の店舗ネットワークとの接続が解除された際は、前記設定手段で設定された前記ネットワークアドレスと前記店舗認証情報の設定を解除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記取得手段は、前記各店舗にそれぞれ設置された通信装置の内で、何れかの店舗に設置された通信装置との通信接続により、その店舗特有の店舗識別情報を当該通信装置から取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の携帯端末装置。
  5. 前記通信装置との通信接続が解除された際は、前記設定手段で設定された前記店舗認証情報の設定を解除する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 店舗に応じた所定処理の実行を制御する処理制御方法であって、
    複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定ステップと、
    現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップで取得した認証情報と前記設定ステップで設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とする処理制御方法。
  7. 複数の店舗ネットワークと接続して通信を行う携帯端末装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の店舗の内で現在居る店舗に設けられた店舗端末から店舗特有の店舗識別情報を取得する取得手段、
    前記取得手段で取得した店舗識別情報を、複数の店舗を識別する店舗識別情報毎に店舗特有のネットワークアドレスと店舗認証情報とを対応付けて記憶する記憶手段から検索することで、前記店舗特有のネットワークと接続するためのネットワークアドレスを設定すると共に、当該店舗特有の店舗認証情報を設定する設定手段、
    現在居る店舗に特有の店舗認証情報としてユーザから入力された認証情報を取得する第2取得手段、
    前記第2取得手段で取得した認証情報と前記設定手段で設定された店舗認証情報とを比較し、当該比較で一致を判別した際は、複数のアプリケーションの内で現在居る店舗で実行可能なアプリケーションを特定すると共に、前記店舗特有のネットワークアドレスに基づいて、現在居る店舗に対応した店舗ネットワークとの通信接続を行う制御手段、
    として機能させるようにしたプログラム。
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