JP6568007B2 - ウェアラブル端末、その通信方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ウェアラブル端末、その通信方法およびプログラムに関する。
腕や頭部などのユーザの身体の一部に装着可能なウェアラブル端末が知られている。ウェアラブル端末は通信機能を備えており、スマートフォン等の通信端末と通信を行うことができる。
しかし、ウェアラブル端末がスマートフォン等の通信端末や他のウェアラブル端末と通信する場合、接続先の探索やペアリング等を行い、接続を確立する必要がある。そのため、ユーザは、探索やペアリングを行うための操作をウェアラブル端末に行う必要があり、手間であった。
例えば特許文献1には、付近にある通信端末を検知してペアリングする技術が開示されている。この技術を用いると、ウェアラブル端末がスマートフォンや他のウェアラブル端末と通信を行う場合に、接続先の探索やペアリングを行うための手間を不要とすることができる。
特開2010−130669号公報
しかしながら、上記従来技術を用いて付近にある通信端末等を検知して接続を確立できるとしても、接続先の通信端末等とどんな情報をやり取りまたは交換ができるかはわからない。そのため、ユーザは事前に接続先の通信端末等を保有する他の人に確認する必要がある。さらに、やり取りまたは交換できる情報を確認できたとしても、確認できた情報を指定するなど複数の操作(複数ステップの操作)を行う必要がある。つまり、特許文献1に開示される技術を用いても、ウェアラブル端末と、スマートフォンなどの通信端末や他のウェアラブル端末との間で迅速な情報交換ができず、ユーザは自然且つ手間の少ない情報交換を行うことができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に着目したものであり、ユーザの手間を抑制し、迅速な情報交換を他のウェアラブル端末と行うことができるウェアラブル端末、その通信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るウェアラブル端末は、身体の一部に装着可能であって、認証部と、記憶部と、通信部と、表示入力部と、制御部と、を備えるウェアラブル端末であって、前記認証部は、前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証し、前記記憶部は、それぞれ異なる複数のプログラムを記憶し、前記通信部は、前記他のウェアラブル端末と通信し、且つ、前記認証部によって前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信し、前記表示入力部は、前記通信部が受信した前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって、操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、且つ、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付け、前記制御部は、前記表示入力部が前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、且つ、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して当該プログラムに紐付けられている特定情報を送信させる。
本発明によれば、ユーザの手間を抑制し、迅速な情報交換を他のウェアラブル端末と行うことができるウェアラブル端末等を実現できる。
図1は、実施の形態におけるウェアラブル端末の外観例を示す図である。 図2は、実施の形態に係るウェアラブル端末の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係るウェアラブル端末の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、実施の形態におけるアプリケーション毎の特定情報の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係るウェアラブル端末の動作例を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係るウェアラブル端末の構成を示す機能ブロック図である。 図7Aは、実施例1に係るウェアラブル端末の使用場面の一例を示す図である。 図7Bは、図7Aに示す使用場面において、ウェアラブル端末と他のウェアラブル端末とが人体通信により接続される様子を模式的に示す図である。 図8は、実施例1に係るウェアラブル端末の動作の一例を示すフローチャートである。 図9Aは、実施例1に係るウェアラブル端末の動作例を模式的に説明するための図である。 図9Bは、実施例1に係るウェアラブル端末の動作例を模式的に説明するための図である。 図9Cは、実施例1に係るウェアラブル端末の動作例を模式的に説明するための図である。 図9Dは、実施例1に係るウェアラブル端末の動作例を模式的に説明するための図である。 図10は、図9Dの動作例におけるウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の機能構成を示す図である。 図11は、実施例1に係るウェアラブル端末の別の動作例を示すシーケンス図である。 図12は、実施例1に係るウェアラブル端末のさらに別の動作例を示すシーケンス図である。 図13は、図12に示すウェアラブル端末の動作例を示すフローチャートである。 図14は、実施例2に係るウェアラブル端末の構成を示す機能ブロック図である。 図15は、変形例に係るウェアラブル端末の動作例を示すシーケンス図である。
本発明の一態様に係るウェアラブル端末は、身体の一部に装着可能であって、認証部と、記憶部と、通信部と、表示入力部と、制御部と、を備えるウェアラブル端末であって、前記認証部は、前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証し、前記記憶部は、それぞれ異なる複数のプログラムを記憶し、前記通信部は、前記他のウェアラブル端末と通信し、且つ、前記認証部によって前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信し、前記表示入力部は、前記通信部が受信した前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって、操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、且つ、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付け、前記制御部は、前記表示入力部が前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、且つ、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して当該プログラムに紐付けられている特定情報を送信させる。
これにより、本態様のウェアラブル端末を装着するユーザは、接続先である他のウェアラブル端末に送信(他のウェアラブル端末とやりとりまたは交換)できる情報をすぐに把握することができ、少ない操作で情報を送信することができる。
このようにして、ウェアラブル端末を装着するユーザは自然且つ手間の少ない情報交換を他のウェアラブル端末を装着するユーザと行うことができる。
また、例えば、さらに、身体に接続する身体接続部を備え、前記通信部は、前記身体接続部を介し、人体を通信媒体として利用する通信である人体通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第1の通信部と、前記身体接続部を介さない無線通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第2の通信部とを有し、前記認証部は、前記第1の通信部によって前記他のウェアラブル端末と前記人体通信が接続された場合、前記他のウェアラブル端末を認証するとしてもよい。
これにより、人体通信を用いた接続が確立した場合に、本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行うことができる。
また、例えば、前記制御部は、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
これにより、人体通信を用いて本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行い、その後、特定情報の送信(またはやり取り)を第2の通信部にさせることができる。
また、例えば、前記制御部は、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
これにより、人体通信を用いて本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行い、人体通信を用いて特定情報を送信(やり取り)することができる。
また、例えば、前記制御部は、前記特定情報の属性に基づいて、前記第1の通信部と前記第2の通信部とを切り替え、且つ、切り替えた前記第1の通信部または前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
これにより、人体通信を用いて本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行い、その後の特定情報の送信は、特定情報の属性に基づいて選択した第1の通信部または第2の通信部にさせることができる。
ここで、例えば、前記属性は、データ容量であり、前記制御部は、前記特定情報のデータ容量が所定値以上の場合、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させ、前記特定情報のデータ容量が前記所定値未満の場合、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
これにより、特定情報のデータ容量が大きい場合には、第2の通信部を用いて特定情報を送信し、特定情報のデータ容量が小さい場合には、データ転送容量が限られる第1の通信部を用いて特定情報を送信することができる。
また、例えば、前記属性は、データ種別であり、前記制御部は、前記特定情報のデータ種別が、画像データ、音声データ、または、動画データの場合、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させ、前記特定情報のデータ種別が、アカウントデータ、プロフィールデータ、または、文章データの場合、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記人体通信が接続中の場合、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させるとしてもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記人体通信の接続中に、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の一部を送信させ、前記人体通信の接続の切断後、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の残りの情報を送信させるとしてもよい。
また、例えば、前記制御部は、前記人体通信の接続の切断後、かつ、前記他のウェアラブル端末から承認情報を受信した後に、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の残りの情報を送信させるとしてもよい。
このようにして、他のウェアラブル端末に対して、特定情報の一部を人体通信で送信させ、特定情報の残りの情報を承認後に無線通信等で送信させることができる。それにより、他のウェアラブル端末のユーザは、特定情報の一部を人体通信で取得後、特定情報の残りの情報の取得を承認可否により選択することができる。
また、例えば、前記記憶部は、前記特定情報として、前記複数のプログラムそれぞれに紐付けられている情報と、当該情報の送信可否とを記憶しており、前記制御部は、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記記憶部により送信可能と記憶されている前記特定情報を送信させるとしてもよい。
このように、当該プログラムに紐付けられている特定情報を予め設定する。これにより、ユーザは、表示された画像に対してタップなどの操作をするだけで、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末に送信することができる。
また、例えば、前記特定情報は、アカウントデータ、プロフィールデータ、文章データ、画像データ、音声データ、および、動画データの少なくともいずれか1つであるとしてもよい。
また、例えば、さらに、前記ウェアラブル端末に対する第1動作を検知する検知部を備え、前記通信部は、前記他のウェアラブル端末に対する第2動作を示す第2動作情報を受信し、前記認証部は、前記通信部で受信した前記第2動作情報により示される前記第2動作と前記検知部により検知された前記第1動作とが同一の動作であると判定した場合、前記他のウェアラブル端末を認証するとしてもよい。
これにより、第1動作および第2動作として、お辞儀等の傾斜動作、ハグ動作、ハイタッチ動作、またはジェスチャー動作などの簡易な動作で、本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る通信方法は、例えば、身体の一部に装着可能なウェアラブル端末の通信方法であって、それぞれ異なる複数のプログラムが記憶部に記憶されており、前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証するための認証ステップと、前記他のウェアラブル端末と通信するための通信ステップであって、前記認証ステップにおいて前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信する通信ステップと、前記通信ステップにおいて受信された前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付ける表示入力ステップと、前記表示入力ステップにおいて前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、前記通信ステップにおいて前記他のウェアラブル端末に対して送信させる制御を行う制御ステップと、を含む。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また全ての実施の形態において、各々の内容を組み合わせることもできる。
(実施の形態)
以下、本発明の一態様に係るウェアラブル端末10について説明する。
[ウェアラブル端末10の外観例]
図1は、本実施の形態におけるウェアラブル端末10の外観例を示す図である。図1には、バンド型(腕時計型)の機器としてのウェアラブル端末10の外観例が示されている。
なお、ウェアラブル端末10は、バンド型(腕時計型)の機器である場合に限らない。メガネ型の機器であってもよく、ヘッドマウント型の機器であってもよい。つまり、ウェアラブル端末10は、ユーザの身体の一部に装着可能な機器であり、以下で説明する機能構成を備えればどのようなものであってもよい。
[ウェアラブル端末10の構成]
以下では、まず、図2を用いてウェアラブル端末10のハードウェア構成の一例について説明し、次に、図3を用いてウェアラブル端末10の各機能構成の一例について説明する。
図2は、本実施の形態に係るウェアラブル端末10の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
ウェアラブル端末10は、図2に示すように、入力装置1001、出力装置1002、CPU1003、内蔵ストレージ1004、RAM1005、読取装置1007、送受信装置1008およびバス1009を備えるコンピュータである。入力装置1001、出力装置1002、CPU1003、内蔵ストレージ1004、RAM1005、読取装置1007および送受信装置1008は、バス1009により接続される。
入力装置1001は、入力ボタン、タッチパッド、タッチパネルディスプレイなどといったユーザインタフェースとなる装置であり、ユーザの操作を受け付ける。なお、入力装置1001は、ユーザの接触操作を受け付ける他、音声での操作、リモコン等での遠隔操作を受け付ける構成であってもよい。
内蔵ストレージ1004は、フラッシュメモリなどである。内蔵ストレージ1004は、ウェアラブル端末10の各機能構成を実現するためのプログラムや通信端末の各機能構成を利用した機能を発揮するアプリケーションが、予め記憶されているとしてもよい。
RAM1005は、Random Access Memoryであり、プログラムやアプリケーションの実行に際してデータ等の記憶に利用される。
読取装置1007は、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る。読取装置1007は、上記のようなプログラムやアプリケーションが記録された記録媒体からそのプログラムやアプリケーションを読み取り、内蔵ストレージ1004に記憶させる。
送受信装置1008は、無線又は有線で通信を行うための通信回路である。送受信装置1008は、例えばネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置から上記のようなプログラムやアプリケーションをダウンロードして内蔵ストレージ1004に記憶させる。
CPU1003は、Central Processing Unitであり、内蔵ストレージ1004に記憶されたプログラムやアプリケーションをRAM1005にコピーし、そのプログラムやアプリケーションに含まれる命令をRAM1005から順次読み出して実行する。
次に、図3を用いてウェアラブル端末10の各機能構成要素について説明する。
図3は、本実施の形態に係るウェアラブル端末10の構成を示す機能ブロック図である。
ウェアラブル端末10は、ユーザの身体の一部に装着可能なウェアラブル端末であって、bluetooth(登録商標)、wifiなどの無線通信ネットワークや人体通信などにより他のウェアラブル端末11と接続可能である。なお、人体通信とは、誘電体である人体の身体の表面層に信号を与えて行う通信であってもよく、誘電体である人体の身体の表面に発生する電界に信号を与えて行う通信であってもよい。つまり、人体通信とは、人体を通信媒体として利用する通信である。
本実施の形態では、ウェアラブル端末10は、図3に示されるように、制御部101と、認証部102と、記憶部103と、通信部104と、表示入力部105とを備える。
認証部102は、CPU1003、内蔵ストレージ1004および送受信装置1008などで実現され、ウェアラブル端末10(自端末)と異なる他のウェアラブル端末11を認証するための機能を有する。なお、他のウェアラブル端末11は、ウェアラブル端末10と同様の構成および動作を行う機能を有するので、説明は省略する。
ここで、例えば、認証部102は、他のウェアラブル端末11の所定動作情報とウェアラブル端末10(自端末)に対する所定動作とが同動作である場合、他のウェアラブル端末11を認証してもよい。また、例えば、認証部102は、他のウェアラブル端末11と人体通信が接続された場合、他のウェアラブル端末11を認証してもよい。なお、詳細は後述する。
記憶部103は、内蔵ストレージ1004などで実現され、それぞれ異なる複数のプログラムを記憶する。当該複数のプログラムはそれぞれウェアラブル端末10(自端末)に導入(インストール)され、記憶されているとしてもよい。なお、記憶部103は、さらに、特定情報として、複数のプログラムそれぞれに紐付けられている情報と、当該情報の送信可否とを記憶しているとしてもよい。また、記憶部103は、アカウントとパスワードなど通信部104と接続するために必要な情報である認証情報を記憶しているとしてもよい。
通信部104は、CPU1003および送受信装置1008等により実現され、他のウェアラブル端末11と通信する機能を有する。通信部104は、認証部102によって他のウェアラブル端末11が認証された場合に他のウェアラブル端末11に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を他のウェアラブル端末11から受信する。本実施の形態では、他端末プログラム情報は、他のウェアラブル端末11に記憶(導入)されているアプリケーションの名称や識別番号などのアプリ情報を示し、当該アプリケーションのアカウント情報を含んでいてもよい。
また、通信部104は、制御部101に制御され、特定情報を送信する。なお、通信部104は、認証部102が他のウェアラブル端末11の所定動作情報に基づいて認証する場合には、他のウェアラブル端末の所定動作情報を受信するとしてもよい。また、通信部104は、特定情報とともに、記憶部103に記憶されている認証情報を送信するとしてもよい。
表示入力部105は、CPU1003および出力装置1002等により実現される。表示入力部105は、通信部104で受信された他端末プログラム情報に基づいて、記憶部103に記憶されている複数のプログラムのうち他のウェアラブル端末11に記憶(または導入)されている少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示する。また、表示入力部105は、当該表示画面に表示された画像に対する操作を受け付ける。ここで、当該プログラムを起動するための画像は、例えばプログラムを小さな画像で表現されたアイコンである。
制御部101は、CPU1003、内蔵ストレージ1004、およびRAM1005等により実現され、認証部102と、記憶部103と、通信部104と、表示入力部105を制御する。制御部101は、表示入力部105が当該画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた当該画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、通信部104に他のウェアラブル端末11に対して送信させる制御を行う。本実施の形態では、特定情報は、例えば、当該プログラムのアカウントデータ、ユーザのプロフィールデータ、ならびに、当該プログラムで作成または保存されている文章データ、画像データ、音声データ、および、動画データの少なくともいずれか1つである。
また、制御部101は、通信部104に、記憶部103により送信可能と記憶されている特定情報を他のウェアラブル端末11に対して送信させる。なお、制御部101は、通信部104に、特定情報とともに、記憶部103に記憶されている認証情報を送信させるとしてもよい。
ここで、図4を用いて、記憶部103に記憶されている特定情報の一例について説明する。図4は、本実施の形態におけるアプリケーション毎の特定情報の一例を示す図である。
本実施の形態では、ウェアラブル端末10には、少なくともアプリAおよびアプリBの複数のアプリケーションが記憶(導入)されている。図4に示される例では、特定情報は、アプリのアカウントデータとその他データである。例えば、アプリAでは、プロフィール画像、アルバム写真、自己紹介文(テキスト)のうち、プロフィール画像およびアルバム写真が事前にユーザに許可された送信可能な特定情報である。また、図4では、アプリAのアカウントデータ「Abcde」は、プロフィール画像またはアルバム写真とともに送信される特定情報として示されている。また、例えば、アプリBでは、電話番号、Eメールアドレス、住所、動画のうち、電話番号および住所が事前にユーザに許可された送信可能な特定情報である。また、図4では、アプリBのアカウントデータ「vwxyz」は、電話番号または住所とともに送信される特定情報として示されている。
[ウェアラブル端末10の動作]
次に、以上のように構成されるウェアラブル端末10の動作例を、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係るウェアラブル端末10の動作例を示すフローチャートである。以下、図5に即してウェアラブル端末10の動作を説明する。
まず、ウェアラブル端末10は、他のウェアラブル端末11を認証した場合(S1でYES)、他のウェアラブル端末11に記憶(導入)されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を他のウェアラブル端末11から受信する(S2)。ここで、他端末プログラム情報は、他のウェアラブル端末11に記憶(導入)されているアプリケーションの情報(アプリ情報)を含む。他端末プログラム情報は、上述したように、さらに当該アプリケーションのアカウント情報を含んでいてもよい。
次に、ウェアラブル端末10は、S2で受信した他端末プログラム情報に基づいて、記憶部103に記憶されている複数のプログラムのうち他のウェアラブル端末11に記憶(導入)されている少なくとも一のプログラムと同一のプログラムが有るかどうかを判定する(S3)。
S3において、同一のプログラムが有った場合(S3でYES)、複数のプログラムのうち当該同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該同一のプログラムを起動するための画像を表示画面に表示する(S4)。一方、S3において、同一のプログラムがなかった場合(S3でNO)、ウェアラブル端末10は、処理を終了する。なお、同一のプログラムがなかったことを示す画像を表示画面に表示してもよい。
次に、ウェアラブル端末10は、当該表示画面に表示された上記画像に対する操作を受け付けた場合には(S5でYES)、当該操作を受け付けた画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、他のウェアラブル端末11に対して送信する(S6)。
(実施例1)
以下では、ウェアラブル端末10の一実施例として、人体通信などにより他のウェアラブル端末11Aと接続可能であるウェアラブル端末10Aの構成および動作について説明する。なお、他のウェアラブル端末11Aは、ウェアラブル端末10Aと同様の構成および動作を行う機能を有するので、説明は省略する。
[ウェアラブル端末10Aの構成]
まず、図6を用いてウェアラブル端末10Aの各機能構成要素について説明する。
図6は、実施例1に係るウェアラブル端末10Aの構成を示す機能ブロック図である。図3と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。図7Aは実施例1に係るウェアラブル端末の使用場面の一例を示す図であり、図7Bは、図7Aに示す使用場面において、ウェアラブル端末10Aと他のウェアラブル端末11Aとが人体通信により接続される様子を模式的に示す図である。
図6に示すように、ウェアラブル端末10Aは、制御部101Aと、認証部102Aと、記憶部103と、通信部104Aと、表示入力部105と、身体接続部106とを備える。図6に示すウェアラブル端末10Aは、図3に示すウェアラブル端末10に対して、身体接続部106が追加されており、制御部101A、認証部102Aおよび通信部104Aの構成が異なる。
身体接続部106は、CPU1003および送受信装置1008などで実現され、身体に接続するためのインタフェースである。例えば、身体接続部106は、人体の身体の表面層に接続することで、人体通信の接続を行うことができる。図7Bに示す例では、身体接続部106は、ウェアラブル端末10Aの裏面に構成されており、人体の腕の表皮と接触(または近接)することで、人体通信の接続を行うことができる。
通信部104Aは、図6に示すように、第1の通信部1041と第2の通信部1042とを備える。
第1の通信部1041は、身体接続部106を介した人体通信であって人体を通信媒体として利用する通信である人体通信によって他のウェアラブル端末11Aと通信する。図7Bでは、第1の通信部1041は、異なる人体が握手することにより、人体通信によって他のウェアラブル端末11Aと通信することができる例が示されている。
第2の通信部1042は、身体接続部106を介さない無線通信によって他のウェアラブル端末11Aと通信する。ここで、無線通信は、例えばbluetooth(登録商標)、wifiなどの無線通信ネットワークを介して行われる。
認証部102Aは、認証部102の機能を備える。本実施例では、認証部102Aは、第1の通信部1041によって他のウェアラブル端末11Aと人体通信が接続された場合、他のウェアラブル端末11Aを認証する。図7Bに示す例では、認証部102Aは、異なる人体が握手することにより、第1の通信部1041によって他のウェアラブル端末11Aと人体通信が接続されるので、当該人体通信が接続されたことにより他のウェアラブル端末11Aを認証する。
制御部101Aは、制御部101の機能を備え、認証部102Aと、記憶部103と、通信部104Aと、表示入力部105と、身体接続部106とを制御する。
本実施例では、制御部101Aは、第1の通信部1041に、特定情報を、他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる。ここで、制御部101Aは、人体通信が接続中の場合、通信部104Aに特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させるとしてもよい。
なお、制御部101Aは、第2の通信部1042に、特定情報を、他のウェアラブル端末11Aに対して送信させるとしてもよい。また、制御部101Aは、人体通信の接続中に、第1の通信部1041に特定情報の一部を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させるとしてもよい。この場合、制御部101Aは、人体通信の接続の切断後または他のウェアラブル端末11Aにより承認された場合(承認情報を受信した場合)、第2の通信部1042に特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる。
また、制御部101Aは、特定情報の属性に基づき第1の通信部1041と第2の通信部1042とを切り替えて、切り替えた第1の通信部1041または第2の通信部1042に特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させるとしてもよい。例えば、属性がデータ容量である場合には、制御部101Aは、特定情報のデータ容量が所定値以上の場合、第2の通信部1042に特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させ、特定情報のデータ容量が所定値未満の場合、第1の通信部1041に特定情報を他のウェアラブル端末に対して送信させればよい。ここで、データ容量の所定値は、例えば1kbyteなど数十kbyte以下で定められる値である。人体通信を用いた場合のデータ転送容量は限られるからである。なお、特定情報の属性に限らず、特定情報に含まれるデータの種別に応じて、切り替えるとしてもよい。例えば、特定情報に含まれるデータがアドレスの場合には、第1の通信部1041にアドレスを示す特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させ、特定情報に含まれるデータが画像の場合には第2の通信部1042に画像を示す特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させるとしてもよい。
[ウェアラブル端末10Aの動作]
次に、以上のように構成されるウェアラブル端末10Aの動作例を、図8〜図13を用いて説明する。
図8は、実施例1に係るウェアラブル端末10Aの動作の一例を示すフローチャートである。図9A〜図9Dは、ウェアラブル端末10Aの動作例を模式的に説明するための図である。なお、図8に示すS12〜S16は、図5に示すS2〜S6と同様の処理であり、図8に示すS11の処理は、図5に示すS1の一具体例の処理である。また、図10は、図9Dの動作例におけるウェアラブル端末10Aおよび他のウェアラブル端末11Aの機能構成を示す図である。図6と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
ウェアラブル端末10Aは、他のウェアラブル端末11Aと人体通信が接続されたか否かを検出している(S11)。
次に、ウェアラブル端末10Aは、他のウェアラブル端末11Aと人体通信が接続されたことを検出した場合(S11でYES)、他のウェアラブル端末11Aを認証する。例えば図9Aに示す例では、異なる人体が握手することにより、ウェアラブル端末10Aと他のウェアラブル端末11Aとの間で人体通信が接続される。このようにして、人体通信を用いた接続が確立した場合に、ウェアラブル端末10Aおよび他のウェアラブル端末11Aの認証が行われる。なお、ウェアラブル端末10Aは、他のウェアラブル端末11Aと人体通信が接続されたことを検出しない場合には(S11でNO)、検出するまでS11の処理を繰り返す。
次に、ウェアラブル端末10Aは、他のウェアラブル端末11Aに記憶(導入)されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を他のウェアラブル端末11Aから受信する(S12)。
次に、ウェアラブル端末10は、S12で受信した他端末プログラム情報に基づいて、記憶部103に記憶されている複数のプログラムのうち他のウェアラブル端末11Aに記憶(導入)されている少なくとも一のプログラムと同一のプログラムが有るかどうかを判定する(S13)。なお、S13において、同一のプログラムがなかった場合(S3でNO)、ウェアラブル端末10は、処理を終了する。
S13において、同一のプログラムが有った場合(S13でYES)、複数のプログラムのうち当該同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該同一のプログラムを起動するための画像を表示画面に表示する(S14)。具体例について、図9Bに示す例で説明する。人体通信が接続された他のウェアラブル端末11Aから他端末プログラム情報および他のウェアラブル端末11Aの識別情報を受信し、ウェアラブル端末10Aと他のウェアラブル端末11Aとで同一のプログラムが記憶(導入)されている場合には、当該同一のプログラムに対応する画像として当該同一のプログラムのアイコンを表示する。図9Bでは、ウェアラブル端末10Aと他のウェアラブル端末11Aとで同一のプログラムが4つ記憶(導入)されているとして、4つのアイコン(アイコン1051、アイコン1052、アイコン1053、アイコン1054)がウェアラブル端末10Aの表示入力部105に示されている。
次に、ウェアラブル端末10Aは、当該表示画面に表示された画像に対する操作を受け付けた場合には(S15でYES)、当該操作を受け付けた画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、他のウェアラブル端末11Aに対して送信する(S16)。
具体例について、図9Cおよび図9Dを用いて説明する。図9Cでは、ウェアラブル端末10Aの表示入力部105に表示されている4つのアイコン(アイコン1051〜1054)のうちアイコン1052に対して、ユーザにより選択またはタップなどの操作が行われている。そして、図9Dでは、当該操作により、アイコン1052に対応するプログラムが起動され、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、人体通信または無線通信で他のウェアラブル端末11Aに対して送信される様子が示されている。ここで、人体通信は、図10に示すように、ウェアラブル端末10Aおよび他のウェアラブル端末11Aにおいて、身体接続部106を介した第1の通信部1041同士の通信により実現される。無線通信は、図10に示すように、ウェアラブル端末10Aおよび他のウェアラブル端末11Aにおいて、例えばbluetooth(登録商標)、wifiなどのネットワーク13を介した第2の通信部1042同士の通信により実現される。
このように、ウェアラブル端末10Aが他のウェアラブル端末11Aを認証した場合には、他のウェアラブル端末11Aに記憶または導入(インストール)され、かつ、ウェアラブル端末10Aに記憶または導入されているプログラム(アプリ)に対応する画像が表示されるので、ユーザは、表示された画像に対してタップなどの操作をするだけで、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末に送信することができる。つまり、ウェアラブル端末10Aを装着するユーザは、接続先である他のウェアラブル端末11Aに送信(他のウェアラブル端末11Aとやりとりまたは交換)できる情報をすぐに把握することができ、少ない操作で、情報を送信することができる。
このようにして、ウェアラブル端末10Aを装着するユーザは自然且つ手間の少ない情報交換を他のウェアラブル端末11Aを装着するユーザと行うことができる。
なお、図8を用いて説明した動作例として、ウェアラブル端末10Aは、第1の通信部1041または第2の通信部1042を用いて、特定情報を、他のウェアラブル端末11Aに対して送信する場合の例について説明したが、これに限らない。上述したように、ウェアラブル端末10Aは、特定情報の属性に基づいて第1の通信部1041と第2の通信部1042とを切り替えて他のウェアラブル端末11Aに送信させてもよい。また、ウェアラブル端末10Aは、第1の通信部1041に特定情報の一部の情報を、第2の通信部1042に特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させてもよい。
以下、まず、図11を用いて、特定情報の属性が特定情報のデータ容量である場合に第1の通信部1041と第2の通信部1042とを切り替えて他のウェアラブル端末11Aに送信させる動作例について説明する。
図11は、本実施例に係るウェアラブル端末10Aの別の動作例を示すシーケンス図である。なお、図8と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。つまり、S11〜S15は、図8で説明した通りであるので説明を省略する。
S15において、ウェアラブル端末10Aは、当該表示画面に表示された画像に対する操作を受け付けた場合には(S15でYES)、当該操作を受け付けた画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信する特定情報送信処理を実行する(S26)。
より詳細には、S26において、まず、ウェアラブル端末10Aは、当該特定情報のデータ容量が所定値以上か否かを判定する(S261)。次いで、ウェアラブル端末10Aは、当該特定情報のデータ容量が所定値以上の場合(S261でYES)、第2の通信部1042に特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる(S262)。一方、ウェアラブル端末10Aは、当該特定情報のデータ容量が所定値未満の場合(S261でNO)、第1の通信部1041に特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる(S263)。
このように、特定情報のデータ容量に応じて、他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる通信手段を切り替えることで、データ容量に適した通信手段で特定情報を他のウェアラブル端末11Aに送信することができる。第1の通信部1041を用いた人体通信によるデータ転送容量は限られているからである。
次に、図12および図13を用いて、第1の通信部1041が特定情報の一部の情報を、第2の通信部1042が特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに送信する場合の動作例について説明する。
図12は、本実施例に係るウェアラブル端末10Aのさらに別の動作例を示すシーケンス図である。図13は、図12に示すウェアラブル端末10Aの動作例を示すフローチャートである。なお、図8と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。つまり、S11〜S15は、図8で説明した通りであるので説明を省略する。
S15において、ウェアラブル端末10Aは、当該表示画面に表示された画像に対する操作を受け付けた場合には(S15でYES)、当該操作を受け付けた画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信する特定情報送信処理を実行する(S36)。
より詳細には、S36において、まず、ウェアラブル端末10Aは、当該特定情報のデータ容量が所定値以上か否かを判定する(S261)。次いで、ウェアラブル端末10Aは、第1の通信部1041に特定情報の一部を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる(S361)。次いで、他のウェアラブル端末11Aは、自身の第1の通信部1041で当該特定情報の一部を受信すると、当該特定情報の残りの情報を自身の第2の通信部1042で受信すること承認するか否かを他のウェアラブル端末11Aのユーザに確認する(S362)。他のウェアラブル端末11Aのユーザが承認した場合(S362でYES)、人体通信により、他のウェアラブル端末11Aのユーザが承認した旨を示す承認情報を送信する(S363)。次いで、ウェアラブル端末10Aは、当該承認情報を受信すると(S364でYES)、第2の通信部1042に特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させる(S365)。
なお、特定情報の残りの情報を第2の通信部1042で送信する場合には、承認情報に、他のウェアラブル端末11Aの第2の通信部1042で通信するためのアカウントとパスワードなど接続の確立に必要な情報である認証情報を含めればよい。
なお、上記例では、特定情報の残りの情報を第2の通信部1042で送信するとして説明したが、第1の通信部1041つまり人体通信で送信するとしてもよい。
このようにして、他のウェアラブル端末11Aに対して、特定情報の一部を人体通信で送信し、特定情報の残りの情報を承認後に無線通信等で送信させることができる。より具体的には、制御部101Bは、人体通信の接続の切断後、かつ、他のウェアラブル端末11Aから承認情報を受信した後に、第2の通信部1042に特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信させることができる。
これにより、他のウェアラブル端末11Aのユーザは、特定情報の一部を人体通信で取得後、特定情報の残りの情報の取得を承認可否により選択することができる。
(実施例2)
続いて、ウェアラブル端末10の一実施例として、人体通信を用いないウェアラブル端末10Bの構成について説明する。
[ウェアラブル端末10Bの構成]
図14は、実施例2に係るウェアラブル端末10Bの構成を示す機能ブロック図である。図3および図6と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。
図14に示すように、ウェアラブル端末10Bは、制御部101Bと、認証部102Bと、記憶部103と、通信部104Bと、表示入力部105と、検知部107とを備える。図14に示すウェアラブル端末10Bは、図3に示すウェアラブル端末10に対して、検知部107が追加されており、制御部101B、認証部102Bおよび通信部104Bの構成が異なる。
検知部107は、CPU1003および送受信装置1008などで実現され、ウェアラブル端末10Bに対する第1動作を検知する機能を有する。例えば、検知部107は、モーションセンサや加速度センサを有し、ウェアラブル端末10Bの傾きを示す値や加速度を示す値等に基づいて、第1動作としてウェアラブル端末10Bに対して行われた上下運動や、ウェアラブル端末10Bを装着したユーザのお辞儀等の傾斜動作、ハグ動作、ハイタッチ動作、ジェスチャー動作等を検知するとしてもよい。
通信部104Bは、通信部104の機能を備える。本実施例では、通信部104Bは、他のウェアラブル端末11Bに対する第2動作を示す第2動作情報を受信する。なお、他のウェアラブル端末11Bは、ウェアラブル端末10Bと同様の構成および動作を行う機能を有するので、説明は省略する。
認証部102Bは、認証部102の機能を備える。本実施例では、認証部102Bは、通信部104Bで受信した第2動作情報により示される第2動作と検知部107により検知された第1動作とが同一の動作であると判定した場合、他のウェアラブル端末11Bを認証する。具体的には、検知部107が検知したウェアラブル端末10Bの加速度を示す値と、第2動作情報に含まれるウェアラブル端末11Bの傾きを示す値とが、所定範囲内に含まれる場合、第1動作と第2動作とは同一の動作であると判定してもよい。判定に用いる値は、ウェアラブル端末10Bの傾きを示す値やその他検知部107が検知する値であってもよく、これらの例に限られない。
これにより、第1動作および第2動作として、お辞儀等の傾斜動作、ハグ動作、ハイタッチ動作、またはジェスチャー動作などの簡易な動作で、ウェアラブル端末10Bおよび他のウェアラブル端末11Bの認証を行うことができる。
制御部101Bは、制御部101の機能を備え、認証部102Bと、記憶部103と、通信部104Bと、表示入力部105と、検知部107とを制御する。本実施例では、制御部101Bは、通信部104Bに、特定情報を、他のウェアラブル端末11Bに対して送信させる。また、制御部101Bは、他のウェアラブル端末11Bに自端末(ウェアラブル端末10B)を認証させるために、検知部107で検知されたウェアラブル端末10Bに対する第1動作を示す第1動作情報を送信する。
なお、以上のように構成されるウェアラブル端末10Bの動作については、図5のS1において、ウェアラブル端末10Bに対する第1動作およびウェアラブル端末11Bに対する第2動作を用いて認証した後は、図5のS2〜S6で説明したのと同様であり、説明を省略する。
[効果等]
上述したように、本発明の一態様に係るウェアラブル端末は、身体の一部に装着可能であって、認証部と、記憶部と、通信部と、表示入力部と、制御部と、を備えるウェアラブル端末である。前記認証部は、前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証し、前記記憶部は、それぞれ異なる複数のプログラムを記憶し、前記通信部は、前記他のウェアラブル端末と通信し、且つ、前記認証部によって前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信し、前記表示入力部は、前記通信部が受信した前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって、操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、且つ、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付け、前記制御部は、前記表示入力部が前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、且つ、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して当該プログラムに紐付けられている特定情報を送信させる。
これにより、他のウェアラブル端末が認証された場合には、他のウェアラブル端末に記憶され、かつ、本態様のウェアラブル端末に記憶されているプログラム(アプリ)に対応する画像が表示されるので、ユーザは、表示された画像に対してタップなどの操作をするだけで、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末に送信することができる。つまり、本態様のウェアラブル端末を装着するユーザは、接続先である他のウェアラブル端末に送信(他のウェアラブル端末とやりとりまたは交換)できる情報をすぐに把握することができ、少ない操作で情報を送信することができる。
このようにして、ウェアラブル端末を装着するユーザは自然且つ手間の少ない情報交換を他のウェアラブル端末を装着するユーザと行うことができるウェアラブル端末を実現することができる。
ここで、例えば、さらに、身体に接続する身体接続部を備え、前記通信部は、前記身体接続部を介し、人体を通信媒体として利用する通信である人体通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第1の通信部と、前記身体接続部を介さない無線通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第2の通信部とを有し、前記認証部は、前記第1の通信部によって前記他のウェアラブル端末と前記人体通信が接続された場合、前記他のウェアラブル端末を認証するとしてもよい。
これにより、人体通信を用いた接続が確立した場合に、本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行うことができる。
また、例えば、さらに、前記ウェアラブル端末に対する第1動作を検知する検知部を備え、前記通信部は、前記他のウェアラブル端末に対する第2動作を示す第2動作情報を受信し、前記認証部は、前記通信部で受信した前記第2動作情報により示される前記第2動作と前記検知部により検知された前記第1動作とが同一の動作であると判定した場合、前記他のウェアラブル端末を認証するとしてもよい。
これにより、第1動作および第2動作として、お辞儀等の傾斜動作、ハグ動作、ハイタッチ動作、またはジェスチャー動作などの簡易な動作で、本態様のウェアラブル端末および他のウェアラブル端末の認証を行うことができる。
(変形例)
上述した実施の形態では、ウェアラブル端末10等は他のウェアラブル端末11等に対して人体通信またはネットワークを介して、特定情報を送信するとして説明したが、それに限らない。ウェアラブル端末10等は、Webサービスなどで提供される特定のサーバ(外部サーバ14)を介して、特定情報を他のウェアラブル端末11等に対して送信してもよい。
この場合の例として、上述したウェアラブル端末10Aが、特定情報の送信を、人体通信を介さずに、外部サーバ14を介して行う場合について、図15を用いて説明する。本変形例のウェアラブル端末10Aおよび他のウェアラブル端末11Aは、第2の通信部1042によりwifiなどの無線通信ネットワークを介して外部サーバ14と通信可能であるとして説明する。
図15は、本変形例に係るウェアラブル端末10Aの動作例を示すシーケンス図である。なお、図12と同様の要素には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。つまり、S11〜S15は、図12で説明した通りであるので説明を省略する。
S15において、ウェアラブル端末10Aは、当該表示画面に表示された画像に対する操作を受け付けた場合には(S15でYES)、当該操作を受け付けた画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信する特定情報送信処理を実行する(S46)。
より詳細には、S46において、まず、ウェアラブル端末10Aは、第2の通信部1042に、到達対象が他のウェアラブル端末11Aである旨の情報とともに特定情報の一部を外部サーバ14に対して送信させる(S461)。すると、外部サーバ14は、ウェアラブル端末10Aから送信された当該特定情報の一部を保持していることを、他のウェアラブル端末11Aに通知する(S462)。
次いで、他のウェアラブル端末11Aは、自身の第2の通信部1042により外部サーバ14にアクセスし、当該特定情報の一部を受信した場合、当該特定情報の残りの情報を受信することを承認するか否かを他のウェアラブル端末11Aのユーザに確認する(S463)。他のウェアラブル端末11Aのユーザが承認した場合(S463でYES)、第2の通信部1042により外部サーバ14に、他のウェアラブル端末11Aのユーザが承認した旨を示す承認情報を送信する(S464)。すると、外部サーバ14は、他のウェアラブル端末11Aから承認情報を受信したことを、ウェアラブル端末10Aに通知する(S465)。
次いで、ウェアラブル端末10Aは、第2の通信部1042に、到達対象が他のウェアラブル端末11Aである旨の情報とともに特定情報の残りの情報を外部サーバ14に対して送信させる(S466)。すると、外部サーバ14は、ウェアラブル端末10Aから送信された当該特定情報の残りの情報を保持していることを、他のウェアラブル端末11Aに通知する(S467)。
そして、他のウェアラブル端末11Aは、自身の第2の通信部1042により外部サーバ14にアクセスし、当該特定情報の残りの情報を受信する。
このようにして、ウェアラブル端末10Aは、外部サーバ14を介して、まず特定情報の一部を他のウェアラブル端末11Aに送信し、他のウェアラブル端末11Aのユーザの承認後にあらためて外部サーバ14を介して特定情報の残りの情報を他のウェアラブル端末11Aに対して送信する。
それにより、他のウェアラブル端末11Aのユーザは、特定情報の一部を取得後、特定情報の残りの情報の取得を承認可否により選択することができる。
なお、上述した実施の形態における認証方法は一例にすぎず、これらの例に限られない。
認証部102、102A、102Bは、通信部104、104A、104Bの通信手段を用いて他のウェアラブル端末11とウェアラブル端末10(自端末)の距離を検知してもよく、このとき、当該距離が所定距離(例えば1m)以下となった場合に他のウェアラブル端末11を認証してもよい。
また、ウェアラブル端末10、10A、10B、他のウェアラブル端末11、11A、11Bは、GPS(Grobal Positioning System)受信装置を備え、自端末の位置を測定可能であってもよい。このとき、ウェアラブル端末10、10A、10Bの認証部102、102A、102Bは、通信部104、104A、104Bを介して、他のウェアラブル端末11、11A、11Bから、当該他のウェアラブル端末11、11A、11Bの位置を表わす位置情報を受信してもよい。このとき、ウェアラブル端末10、10A、10Bの認証部102、102A、102Bは、自身が備えるGPS受信装置が測定した自端末の位置と、他のウェアラブル端末11、11A、11Bから受信した位置情報の示す位置との間の距離が所定距離内であると判定した場合に、他のウェアラブル端末11、11A、11Bを認証するとしてもよい。すなわち、ウェアラブル端末10、10A、10Bと他のウェアラブル端末11、11A、11Bとの間の距離が所定距離内になった場合に、ウェアラブル端末10、10A、10Bは、他のウェアラブル端末11、11A、11Bを認証するとしてもよい。
また、例えば、ウェアラブル端末10、10A、10B、他のウェアラブル端末11、11A、11Bは、それぞれ音を出力するスピーカーを備えていてもよい。さらに、検知部107は、音を検知するマイクを有していてもよい。検知部107がマイクを有しているとき、検知部107は、マイクを用いて他のウェアラブル端末11、11A、11Bのスピーカーから発せられる特定の音を検知し、検知した特定の音を示す情報をウェアラブル端末10Bの認証部102Bへ送信するとしてもよい。認証部102Bは、検知部107から特定の音を示す情報を取得した場合に、他のウェアラブル端末11、11A、11Bを認証するとしてもよい。
さらに、ウェアラブル端末10Bの認証部102Bは、通信部104Bを介して、他のウェアラブル端末11Bから、当該他のウェアラブル端末11Bの検知部107が検知した音声を表わす音声情報を受信してもよい。このとき、ウェアラブル端末10Bの認証部102Bは、自身が備える検知部107から取得した音声と、他のウェアラブル端末11Bから受信した音声情報の示す音声とを比較し、これらが略同一の音声であると判定した場合に、他のウェアラブル端末11Bを認証するとしてもよい。すなわち、ウェアラブル端末10Bと他のウェアラブル端末11Bとで同等の音を検知した場合に、ウェアラブル端末10Bは、他のウェアラブル端末11Bを認証するとしてもよい。
また、例えば、ウェアラブル端末10、10A、10B、他のウェアラブル端末11、11A、11Bは、光を出力するライトを備えていてもよい。さらに、検知部107は、光を検知する光センサを有していてもよい。検知部107が光センサを有しているとき、検知部107は、光センサを用いて他のウェアラブル端末11、11A、11Bのライトから発せられる特定の光を検知し、検知した特定の光を示す情報をウェアラブル端末10Bの認証部102Bへ送信するとしてもよい。認証部102Bは、検知部107から特定の光を示す情報を取得した場合に、他のウェアラブル端末11、11A、11Bを認証するとしてもよい。
さらに、ウェアラブル端末10Bの認証部102Bは、通信部104Bを介して、他のウェアラブル端末11Bから、当該他のウェアラブル端末11Bの検知部107が検知した光を表わす光検知情報を受信してもよい。このとき、ウェアラブル端末10Bの認証部102Bは、自身が備える検知部107から取得した光と、他のウェアラブル端末11Bから受信した光受信情報の示す光とを比較し、これらが略同一の光であると判定した場合に、他のウェアラブル端末11Bを認証するとしてもよい。すなわち、ウェアラブル端末10Bと他のウェアラブル端末11Bとで同等の光を検知した場合に、ウェアラブル端末10Bは、他のウェアラブル端末11Bを認証するとしてもよい。
なお、ウェアラブル端末10Bと他のウェアラブル端末11Bとで同等の光を検知したか否かを判断するために、光の波長、光の色、光の強度、光の明滅パターン、またはこれらの組み合わせを用いるとしてもよい。
なお、ライトは表示入力部105に含まれてもよい。
(他の実施の形態等)
上述した実施の形態は一例にすぎず、各種の変更、付加、省略等が可能であることは言うまでもない。
なお、上述したウェアラブル端末10等における制御部101等、通信部104等、および認証部102等の機能分担は任意であり、一方の機能の一部又は全部を他方が包含し得る。
また、上述のウェアラブル端末10等の動作手順の全部又は一部は、ウェアラブル端末10等のハードウェアにより実現されても、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理は、ウェアラブル端末10等に含まれるプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、その制御プログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムを装置にインストールして、装置のプロセッサに実行させることで、その装置に、例えば上述したウェアラブル端末10等の動作の全部又は一部を行わせることが可能となる。
また、上述した実施の形態で示した構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
なお、本発明の包括的又は具体的な各種態様には、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体等の1つ又は複数の組み合わせが含まれる。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、ウェアラブル端末、その通信方法およびプログラム等に利用でき、特に、人体通信やジェスチャー動作等の簡易な動作の検出手段を利用可能なユーザの身体の一部に装着可能なウェアラブル端末、その通信方法およびプログラム等に利用可能である。
10、10A、10B ウェアラブル端末
11、11A、11B 他のウェアラブル端末
13 ネットワーク
14 外部サーバ
101、101A、101B 制御部
102、102A、102B 認証部
103 記憶部
104、104A、104B 通信部
105 表示入力部
106 身体接続部
107 検知部
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 CPU
1004 内蔵ストレージ
1005 RAM
1007 読取装置
1008 送受信装置
1009 バス
1041 第1の通信部
1042 第2の通信部
1051、1052、1053、1054 アイコン

Claims (15)

  1. 身体の一部に装着可能であって、認証部と、記憶部と、通信部と、表示入力部と、制御部と、を備えるウェアラブル端末であって、
    前記認証部は、前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証し、
    前記記憶部は、それぞれ異なる複数のプログラムを記憶し、
    前記通信部は、前記他のウェアラブル端末と通信し、且つ、前記認証部によって前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信し、
    前記表示入力部は、前記通信部が受信した前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって、操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、且つ、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付け、
    前記制御部は、前記表示入力部が前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、且つ、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して当該プログラムに紐付けられている特定情報を送信させる、
    ウェアラブル端末。
  2. さらに、
    身体に接続する身体接続部を備え、
    前記通信部は、
    前記身体接続部を介し、人体を通信媒体として利用する通信である人体通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第1の通信部と、
    前記身体接続部を介さない無線通信によって、前記他のウェアラブル端末と通信する第2の通信部とを有し、
    前記認証部は、前記第1の通信部によって前記他のウェアラブル端末と前記人体通信が接続された場合、前記他のウェアラブル端末を認証する、
    請求項1に記載のウェアラブル端末。
  3. 前記制御部は、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項2に記載のウェアラブル端末。
  4. 前記制御部は、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項2に記載のウェアラブル端末。
  5. 前記制御部は、前記特定情報の属性に基づいて、前記第1の通信部と前記第2の通信部とを切り替え、且つ、切り替えた前記第1の通信部または前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項2に記載のウェアラブル端末。
  6. 前記属性は、データ容量であり、
    前記制御部は、
    前記特定情報のデータ容量が所定値以上の場合、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させ、
    前記特定情報のデータ容量が前記所定値未満の場合、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項5に記載のウェアラブル端末。
  7. 前記属性は、データ種別であり、
    前記制御部は、
    前記特定情報のデータ種別が、画像データ、音声データ、または、動画データの場合、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させ、
    前記特定情報のデータ種別が、アカウントデータ、プロフィールデータ、または、文章データの場合、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項5に記載のウェアラブル端末。
  8. 前記制御部は、前記人体通信が接続中の場合、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報を送信させる、
    請求項3〜7のいずれか1項に記載のウェアラブル端末。
  9. 前記制御部は、前記人体通信の接続中に、前記第1の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の一部を送信させ、前記人体通信の接続の切断後、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の残りの情報を送信させる、
    請求項3〜7のいずれか1項に記載のウェアラブル端末。
  10. 前記制御部は、前記人体通信の接続の切断後、かつ、前記他のウェアラブル端末から承認情報を受信した後に、前記第2の通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記特定情報の残りの情報を送信させる、
    請求項9に記載のウェアラブル端末。
  11. 前記記憶部は、前記特定情報として、前記複数のプログラムそれぞれに紐付けられている情報と、当該情報の送信可否とを記憶しており、
    前記制御部は、前記通信部に、前記他のウェアラブル端末に対して前記記憶部により送信可能と記憶されている前記特定情報を送信させる、
    請求項1に記載のウェアラブル端末。
  12. 前記特定情報は、アカウントデータ、プロフィールデータ、文章データ、画像データ、音声データ、および、動画データの少なくともいずれか1つである、
    請求項1に記載のウェアラブル端末。
  13. さらに、
    前記ウェアラブル端末に対する第1動作を検知する検知部を備え、
    前記通信部は、前記他のウェアラブル端末に対する第2動作を示す第2動作情報を受信し、
    前記認証部は、前記通信部で受信した前記第2動作情報により示される前記第2動作と前記検知部により検知された前記第1動作とが同一の動作であると判定した場合、前記他のウェアラブル端末を認証する、
    請求項1に記載のウェアラブル端末。
  14. 身体の一部に装着可能なウェアラブル端末の通信方法であって、
    それぞれ異なる複数のプログラムが記憶部に記憶されており、
    前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証するための認証ステップと、
    前記他のウェアラブル端末と通信するための通信ステップであって、前記認証ステップにおいて前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶
    されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信する通信ステップと、
    前記通信ステップにおいて受信された前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付ける表示入力ステップと、
    前記表示入力ステップにおいて前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、前記通信ステップにおいて前記他のウェアラブル端末に対して送信させる制御を行う制御ステップと、を含む、
    通信方法。
  15. 異なる複数のプログラムが記憶された記憶部を有し、身体の一部に装着可能なウェアラブル端末のコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ウェアラブル端末と異なる他のウェアラブル端末を認証するための認証ステップと、
    前記他のウェアラブル端末と通信するための通信ステップであって、前記認証ステップにおいて前記他のウェアラブル端末が認証された場合に前記他のウェアラブル端末に記憶されている少なくとも一のプログラムを示す他端末プログラム情報を前記他のウェアラブル端末から受信する通信ステップと、
    前記通信ステップにおいて受信された前記他端末プログラム情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記複数のプログラムのうち前記他のウェアラブル端末に記憶されている前記少なくとも一のプログラムと同一のプログラムに対応する画像であって操作されることにより当該プログラムを起動するための画像を表示画面に表示し、当該表示画面に表示された前記画像に対する操作を受け付ける表示入力ステップと、
    前記表示入力ステップにおいて前記画像に対して操作を受け付けた場合、当該操作を受け付けた前記画像に対応する当該プログラムを起動し、当該プログラムに紐付けられている特定情報を、前記通信ステップにおいて前記他のウェアラブル端末に対して送信させる制御を行う制御ステップとを含む、
    プログラム。
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