JP6428500B2 - 一剤型減水剤用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法 - Google Patents

一剤型減水剤用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、水硬性組成物用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法に関するものである。
水硬性組成物は、セメント等の水硬性物質、細骨材又は粗骨材等の骨材、水からなる組成物であり、比重、粒形、粒径の異なる無機物の集合体であるため、本来、材料分離が起こりやすい組成物である。水硬性組成物の材料分離により、硬化後の品質のバラツキや強度のバラツキ又は低下が起き、大きな問題となっている。材料分離を抑制するためには、水硬性組成物全体の粘性を高め、無機物質の沈降を抑えることによって、材料分離を抑制することができる。
水硬性組成物の粘性を高めるためには、増粘剤として水溶性高分子を添加すれば良いが、セメントのpHは12以上と強アルカリ性であり、セメントの成分である酸化カルシウムに起因するCa2+イオンが多く存在する。そのため、アルカリによる分解及び金属イオンによる凝集という水溶性高分子にとっては過酷な条件下にあり、多くの水溶性高分子はこの系では増粘できない。ところが、非イオン性の水溶性高分子であるセルロースエーテルは、この系でも増粘できる数少ない水溶性高分子である。
水溶性高分子の一種であるヒドロキシプロピルメチルセルロース等の水溶性セルロースエーテルは、コンクリート中でも増粘するため、水中不分離性コンクリート(水中打設時の分離抑制)、吹付けコンクリート(吹付け時の粉塵発生防止)、高流動コンクリート(材料分離抑制)等のコンクリート用途に広く使用されている。
また、ダイユータンガム、ウェランガムも水溶性高分子として、モルタル、コンクリート等の水硬性組成物に使用されている。例えば、特表2011−509908号公報(特許文献1)では、高流動コンクリートへのダイユータンガムの使用が提案されている。
しかし、水溶性セルロースエーテルは、一般に粉末で使用されているため、液体である他の混和剤と比較して、ハンドリングに劣る。そのため添加時にママコとなりやすい又は微量添加の場合における飛散に伴う所望量の添加が困難であるという問題があった。
これらの問題を解決するため、予め水溶性セルロースエーテルと減水剤を混合した一剤型減水剤が提案されている。例えば、特開2008−137889号公報(特許文献2)では、水溶性セルロースエーテルと減水剤に、更に消泡剤を併用することが提案されている。
特表2011−509908号公報 特開2008−137889号公報
しかし、特許文献1の方法では、予め水溶性セルロースエーテルと減水剤を混合した一剤型減水剤ではなく、水溶性セルロースエーテル及びダイユータンガムを微量添加する場合に飛散しやすく、所望量が添加されないため、水硬性組成物として十分な効果を得ることは困難であった。
また、特許文献2の方法では、一剤型減水剤であるため、添加時における水溶性セルロースエーテルの飛散はないものの、減水剤と水溶性セルロースエーテルを混合した場合、塩析により、材料分離を起こす。このような材料分離を起こした状態の一剤型減水剤を水硬性物質等と混合して水硬性組成物を製造した場合、減水剤及び水溶性セルロースエーテルが所定濃度で添加されないため、得られた水硬性組成物も満足な物性を得ることは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、水溶性セルロースエーテル、消泡剤、ガム類を含む水硬性組成物用増粘剤、更にこれに減水剤を混合して用いることにより、材料分離を起こさず、かつ、セメント等の水硬性物質に対して安定した分散性を有する一剤型減水剤、及び水溶性セルロースエーテルの微量添加時の飛散を抑制して所望の水溶性セルロースエーテルが添加されることにより、ブリーディング特性等に優れた水硬性組成物の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意研究を行った結果、水溶性セルロースエーテル、消泡剤、ガム類を含む水硬性組成物用増粘剤に、更に減水剤を含む安定した分散性を有する一剤型減水剤を用いることにより、少量添加時の飛散等を抑制でき、所定の特性を有する水硬性組成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、以下の一剤型減水剤用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法を提供する。
〔1〕
(A)水溶性セルロースエーテル、
(B)消泡剤、
(C)ガム類
を含む一剤型減水剤用増粘剤。
〔2〕
前記ガム類が、ダイユータンガム、ウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムから選ばれる〔1〕記載の一剤型減水剤用増粘剤。
〔3〕
前記の水溶性セルロースエーテルが、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースから選ばれる〔1〕又は〔2〕記載の一剤型減水剤用増粘剤。
〔4〕
〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の一剤型減水剤用増粘剤と、(D)減水剤を含む一剤型減水剤。
〔5〕
前記減水剤が、ポリカルボン酸系共重合体及び/又はその塩である〔4〕記載の一剤型減水剤。
〔6〕
〔4〕又は〔5〕記載の一剤型減水剤と、水硬性物質、骨材、水を混合することを含む水硬性組成物の製造方法。
本発明によれば、安定した分散性を有する一剤型減水剤を用いることにより、水溶性セルロースエーテルの少量添加時の飛散等を抑制して所望の水溶性セルロースエーテルが添加されて、ブリーディング抑制等に優れた水硬性組成物を製造することが可能である。
本発明の水硬性組成物用増粘剤は、
(A)水溶性セルロースエーテル、
(B)消泡剤、
(C)ガム類
を含有してなるものであり、一剤型減水剤は、上記水硬性組成物用増粘剤、即ち上記(A),(B),(C)成分に加えて
(D)減水剤
を含有してなるものである。
本発明の水硬性組成物用増粘剤の(A)成分である水溶性セルロースエーテルは非イオン性であり、水硬性組成物の材料分離抑制、ブリーディングの低減による耐久性の向上、強度及び品質のバラツキ低減が可能な点において、メチルセルロース、エチルセルロース等のアルキルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース等のヒドロキシアルキルアルキルセルロースが好適に用いられる。
具体的には、アルキルセルロースとしては、DSが好ましくは1.0〜2.2、より好ましくは1.2〜2.0のメチルセルロース、DSが好ましくは1.0〜2.2、より好ましくは1.2〜2.0のエチルセルロース等が挙げられる。ヒドロキシアルキルセルロースとしては、MSが好ましくは0.1〜3.0、より好ましくは0.5〜2.8のヒドロキシエチルセルロース、MSが好ましくは0.05〜3.3、より好ましくは0.1〜3.0のヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。ヒドロキシアルキルアルキルセルロースとしては、DSが好ましくは1.0〜2.2、より好ましくは1.2〜2.0、MSが好ましくは0.05〜0.6、より好ましくは0.10〜0.5のヒドロキシエチルメチルセルロース、DSが好ましくは1.0〜2.2、より好ましくは1.2〜2.0、MSが好ましくは0.05〜0.6、より好ましくは0.10〜0.5のヒドロキシプロピルメチルセルロース、DSが好ましくは1.0〜2.2、より好ましくは1.2〜2.0、MSが好ましくは0.05〜0.6、より好ましくは0.10〜0.5のヒドロキシエチルエチルセルロースが挙げられる。
なお、DSは、置換度(degree of substitution)を表し、セルロースのグルコース環単位当たりに存在するアルコキシ基の個数であり、MSは、置換モル数(molar substitution)を表し、セルロースのグルコース環単位当たりに付加したヒドロキシアルコキシ基の平均モル数である。
上記アルキル基の置換度及びヒドロキシアルキル基の置換モル数の測定方法としては、第16改正日本薬局方記載のヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)の置換度分析方法により測定できる。
本発明の水溶性セルロースエーテルの20℃における2質量%又は1質量%の水溶液粘度は、水硬性組成物に所定の粘性を与える点から、B−H型粘度計の20rpmにおいて、好ましくは30(2質量%)〜30,000(1質量%)mPa・s、より好ましくは80(2質量%)〜25,000(1質量%)mPa・s、更に好ましくは350(2質量%)〜20,000mPa・s(1質量%)である。なお、水溶性セルロースエーテルの粘度は、50,000mPa・s以下は2質量%水溶液により、それを超える粘度の場合は1質量%水溶液により測定した。
水溶性セルロースエーテルの添加量は、減水剤に対して、好ましくは0.01〜20質量%、より好ましくは0.05〜10質量%、更に好ましくは0.1〜5質量%である。
本発明の(B)成分である消泡剤は、一剤型減水剤中での水溶性セルロースエーテルの安定化という点において、オキシアルキレン系、シリコーン系、アルコール系、鉱油系、脂肪酸系、脂肪酸エステル系等が使用される。
オキシアルキレン系消泡剤としては、例えば、(ポリ)オキシエチレン(ポリ)オキシプロピレン付加物等のポリオキシアルキレン類;ジエチレングリコールヘプチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン2−エチルヘキシルエーテル、炭素原子数8以上の高級アルコールや炭素数12〜14の2級アルコールへのオキシエチレンオキシプロピレン付加物等の(ポリ)オキシアルキレンアルキルエーテル類;ポリオキシプロピレンフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等の(ポリ)オキシアルキレン(アルキル)アリールエーテル類;2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオール,3−メチル−1−ブチン−3−オール等のアセチレンアルコールにアルキレンオキシドを付加重合させたアセチレンエーテル類;ジエチレングリコールオレイン酸エステル、ジエチレングリコールラウリル酸エステル、エチレングリコールジステアリン酸エステル等の(ポリ)オキシアルキレン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタントリオレイン酸エステル等の(ポリ)オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシプロピレンメチルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンドデシルフェノールエーテル硫酸ナトリウム等の(ポリ)オキシアルキレンアルキル(アリール)エーテル硫酸エステル塩類;(ポリ)オキシエチレンステアリルリン酸エステル等の(ポリ)オキシアルキレンアルキルリン酸エステル類;ポリオキシエチレンラウリルアミン等の(ポリ)オキシアルキレンアルキルアミン類;ポリオキシアルキレンアミド等が挙げられる。
シリコーン系消泡剤としては、例えば、ジメチルシリコーン油、シリコーンペースト、シリコーンエマルジョン、有機変性ポリシロキサン(ジメチルポリシロキサン等のポリオルガノシロキサン)、フルオロシリコーン油等が挙げられる。
アルコール系消泡剤としては、例えば、オクチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、ヘキサデシルアルコール、アセチレンアルコール、グリコール類等が挙げられる。
鉱油系消泡剤としては、例えば、灯油、流動パラフィン等が挙げられる。
脂肪酸系消泡剤としては、例えば、オレイン酸、ステアリン酸、これらのアルキレンオキシド付加物等が挙げられる。
脂肪酸エステル系消泡剤としては、例えば、グリセリンモノリシノレート、アルケニルコハク酸誘導体、ソルビトールモノラウレート、ソルビトールトリオレエート、天然ワックス等が挙げられる。
これらの消泡剤の中で、一剤型減水剤の分散安定性の点で、オキシアルキレン系消泡剤、鉱油系消泡剤、脂肪酸エステル系消泡剤が特に好ましい。
消泡剤の添加量は、減水剤に対して、好ましくは0.001〜16質量%、より好ましくは0.002〜10質量%である。このように水溶性セルロースエーテルの抑泡に必要な消泡剤の添加量(通常、水溶性セルロースエーテルに対して5〜10質量%)以上を添加することにより、塩析に対する安定化が増すことができる。この理由としては、消泡剤中の何らかの成分(界面活性剤)が塩析している水溶性セルロースエーテルの表面に吸着し、安定化させていると推定される。
本発明の(C)成分のガム類は、一剤型減水剤中の水溶性セルロースエーテルの安定化において有効であり、ダイユータンガム、ウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムから選ばれる一種類又は二種類以上のガム類が使用される。
水溶性セルロースエーテルは、一剤型減水剤中では溶解せず、膨潤した状態となっていると推定される。そのため、水溶性セルロースエーテルと電解質の間で、電解質濃度がある限度濃度以上になると水溶性セルロースエーテルが溶解できなくなり、析出する現象(塩析)が起き、安定化せずに沈降してしまう。塩析した水溶性セルロースエーテル粒子の沈降を抑制するためには、ストークスの定理により、分散媒である一剤型減水剤の粘度を上げることが考えられる。本発明者は、種々の水溶性高分子を実験した結果、ダイユータンガム、ウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムから選ばれるガム類にその特性があり、水溶性セルロースエーテルが塩析している一剤型減水剤中でも、これらガム類の添加により、一剤型減水剤の粘度を上げることができ、その結果、塩析を抑制し、水溶性セルロースエーテルの沈降を防止し、安定化させることに成功したものである。
一般的に一剤型減水剤は、生コンプラント内にあるタンクからコンクリートミキサーに送られ、コンクリートに所定量添加されるが、そのタンクは攪拌機が付属しておらず、一剤型減水剤は静置されたままである。このような状態では、前記の塩析した水溶性セルロースエーテルを含む一剤型減水剤では、水溶性セルロースエーテルが下部に沈降している。このようなタンクから得られる一剤型減水剤中には所定のセルロースエーテルは含有されず、コンクリートに添加しても所望の効果が得られない。一方、ガム類を添加した一剤型減水剤では、水溶性セルロースエーテルは塩析を起こさず安定し、均一な水溶液状態を保持しており、タンクのどこからサンプリングしても所定濃度のセルロースエーテルを含む一剤型減水剤が得られる。
ダイユータンガムはD−グルコース、D−グルクロン酸、D−グルコースとL−ラムノース及び2つのL−ラムノースより構成されており、例えば、KELCO−CRETE DG−F(CP Kelco社)を用いることができる。
ウェランガムは、D−グルコース、D−グルクロン酸、L−ラムノースが2:2:1 の割合で結合した主鎖に、L−ラムノースかL−マンノース側鎖が結合した構造である。
例えば、CP KELCO K1A−96(CP Kelco社)を用いることができる。
キサンタンガムは、セルロースと同様、主鎖がD−グルコースのβ−1,4結合であり、側鎖がマンノース2個とグルクロン酸1個より構成されている。例えば、KELZAN(三晶(株))を用いることができる。
ジェランガムは、D−グルコース、D−グルクロン酸、L−ラムノースが2:1:1の割合で結合した4つの糖を反復単位とするヘテロ多糖類である。例えば、KELCOGEL AFT(CP Kelco社)を用いることができる。
ガム類は粉体又は水溶液のいずれの形態で添加しても良いが、ウェランガム、キサンタンガム及びジェランガムは、水溶性セルロースエーテルの安定化の観点より、水溶液での添加が好ましい。
ガム類の添加量は、ダイユータンガムの場合、減水剤に対して、好ましくは0.005〜2質量%、より好ましくは0.01〜1質量%、更に好ましくは0.1〜0.8質量%である。ウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムの場合、減水剤に対して、好ましくは0.01〜20質量%、より好ましくは0.1〜10質量%、更に好ましくは0.5〜8質量%である。
本発明の一剤型減水剤の(D)成分である減水剤は、水硬性組成物の水中での凝集を抑制することによる減水効果が得られるという点において、ポリカルボン酸系減水剤、メラミン系減水剤、リグニン系減水剤が挙げられ、特に、減水効果、流動性・流動保持性の点からポリカルボン酸系の減水剤を使用することが好ましい。ポリカルボン酸系減水剤としては、ポリカルボン酸系共重合体及び/又はその塩が好ましく、ポリカルボン酸系共重合体の具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸及びシトラコン酸から選ばれる不飽和モノ又はジカルボン酸と、ポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート、スチレン及び不飽和アルコールにアルキレンオキシドを1〜100モル付加した化合物から選ばれる不飽和単量体との共重合体が挙げられる。また、メラミン系減水剤としては、メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物、メラミンスルホン酸塩縮合物、メラミンスルホン酸塩ポリオール縮合物等が挙げられる。更に、リグニン系減水剤としては、リグニンスルホン酸塩及びその誘導体等が挙げられる。
一剤型減水剤における(D)成分の減水剤の添加量は、好ましくは70.0〜99.8質量%、より好ましくは85.0〜99.5質量%、更に好ましくは90〜99.0質量%である。(D)成分と前述の(A),(B),(C)成分との合計量が100質量%であることが好ましい。
なお、減水剤は好ましくは減水率4〜30%のものを適宜、希釈して用いることができる。
本発明の水硬性組成物の製造方法は、上記水硬性組成物用増粘剤を含む一剤型減水剤の他に、少なくとも水硬性物質、骨材を混合することを含むものである。予め水溶性セルロースエーテルを減水剤と混合して一剤型減水剤にすることにより、水溶性セルロースエーテルを微量添加した場合でも水溶性セルロースエーテルの飛散を抑制できる。その結果、所望の水溶性セルロースエーテルが添加されるため、ブリーディング特性等に優れた水硬性組成物を提供することができる。
この場合、水硬性組成物における一剤型減水剤の添加量は、水硬性組成物1m3当り、好ましくは0.1〜60kg、より好ましくは0.5〜45kg、更に好ましくは1.0〜30kgである。
水硬性物質としては、セメント等が挙げられる。例えば、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント、超早強ポルトランドセメント等が挙げられる。
水硬性組成物における水硬性物質の添加量は、水硬性組成物1m3当り、好ましくは100〜600kg、より好ましくは200〜500kg、更に好ましくは220〜400kgである。
骨材としては、粗骨材及び細骨材を含有する。粗骨材は川砂利、山砂利、陸砂利、砕石等が好ましく、粒径は、好ましくは40mm以下、更に好ましくは25mm以下である。
細骨材としては、川砂、山砂、陸砂、珪砂、砕砂等が好ましく、粒径は、好ましくは10mm以下、更に好ましくは5mm以下である。
水硬性組成物中における骨材(粗骨材と細骨材の合計量)の添加量は、水硬性組成物1m3当り、好ましくは1,200〜2,000kg、より好ましくは1,500〜1,900kgである。また、骨材中の細骨材の割合は細骨材比率で表され、好ましくは30〜55容積%、更に好ましくは35〜50容積%である。
水硬性組成物における水の添加量は、水硬性組成物1m3当り、好ましくは120〜240kg、より好ましくは140〜200kg、更に好ましくは150〜175kgである。
本発明においては、例えば所定の空気量を確保し、コンクリートの耐久性を得るために、AE剤を必要に応じて用いることができる。
AE剤としては、陰イオン界面活性剤系、陽イオン界面活性剤系、非イオン界面活性剤系、両性界面活性剤系等が使用される。陰イオン界面活性剤系としては、カルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型等が挙げられる。陽イオン界面活性剤系としては、アミン塩型、第1級アミン塩型、第2級アミン塩型、第3級アミン塩型、第4級アミン塩型等が挙げられる。非イオン界面活性剤系としては、エステル型、エステル・エーテル型、エーテル型、アルカノールアミド型等が挙げられる。両性界面活性剤系としては、アミノ酸型、スルホベタイン型等が挙げられる。本発明においては、空気連行性の点から陰イオン界面活性剤系のAE剤を使用することが好ましい。
また、本発明においては、練混ぜ直後のフレッシュの物性を管理するため、塩化カルシウム、塩化リチウム、蟻酸カルシウム等の凝結促進剤や、クエン酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム等の凝結遅延剤も常用量使用することができる。
更に、本発明においては、硬化・乾燥による収縮ひび割れ、セメントの水和反応熱による温度応力に伴うひび割れ防止のために、乾燥収縮低減剤として、アルキレンオキシド付加物、ポリエーテル、ポリグリコール等が、また、膨張材を必要に応じた常用量、用いることができる。膨張材として、(3CaO・3Al23・CaSO4)、CaO等を挙げることができる。
各添加剤の添加量は、水硬性物質に対して、AE剤では好ましくは0.001〜0.01質量%、凝結促進剤及び凝結遅延剤では好ましくは0.01〜10質量%、乾燥収縮低減剤では好ましくは0.1〜10質量%、膨張材では好ましくは0.1〜10質量%である。
以下、実施例及び比較例を示して、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
A.一剤型減水剤
[実施例1〜10、比較例1]
以下に示す減水剤、水溶性セルロースエーテル、消泡剤及びガム類を表1に示す混合割合で配合して、ホモミキサー(HM−310 AS ONE社製)を用いて5,000rpmで1分間混合して一剤型減水剤を調製した。得られた一剤型減水剤について、下記に示す評価方法により沈降体積を測定した。
<使用材料>
(1)水溶性セルロースエーテル
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)
(DS:1.4、MS:0.2、20℃における2質量%水溶液粘度:33,000mPa・s)
・ヒドロキシエチルメチルセルロース(HEMC)
(DS:1.5、MS:0.2、20℃における2質量%水溶液粘度:31,000mPa・s)
・ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
(MS:2.5、20℃における2質量%水溶液粘度:31,000mPa・s)
(2)消泡剤
SNデフォーマー14HP
サンノプコ社製、オキシアルキレン系消泡剤
(3)ガム類
・ダイユータンガム(DG)
CP Kelco社製、KELCO−CRETE DG−F
・ウェランガム(WG)
CP Kelco社製、CP KelcoK1A−96
1.0質量%水溶液を使用
・キサンタンガム(XG)
三晶社製、KELZAN
1.0質量%水溶液を使用
・ジェランガム(GG)
CP Kelco社製、KELCOGEL AFT
1.0質量%水溶液を使用
(4)減水剤;チューポールEX60T
竹本油脂社製、ポリカルボン酸系減水剤
<評価方法>
得られた一剤型減水剤を活栓付のメスシリンダーに100ml採取し、20℃の部屋に通常3日間放置して、水溶性セルロースエーテル分の沈降体積を観測した。なお、3日間放置したのは、通常、生コンプラントでは減水剤をタンクに静置し、必要に応じてコンクリートミキサーに送るため、実際に一剤型減水剤が添加されて水硬性組成物が得られるまでに要する時間を考慮したためである。
沈降体積の評価は、塩析がなく、均一に分散した状態を100%とし、時間経過とともに徐々にメスシリンダー上部に透明部分が現れ始め、透明部分と分散した部分の境界線のメスシリンダーの目盛を読み取ることにより行われる。例えば、3日後の透明部分と分散した部分の境界線のメスシリンダーの目盛が90mlの場合、沈降体積は90%となる。
表1に、一剤型減水剤としての安定性の評価結果を示す。
Figure 0006428500
表1に示した通り、セルロースエーテル、消泡剤、ガム類及び減水剤を添加した一剤型減水剤では、沈降が少なく、良好な安定化を示した(実施例1〜10)。
また、実施例1〜4は、消泡剤の添加量を変えたもので、消泡剤が多くなる程、一剤型減水剤の安定化は進んだ。更に、ヒドロキシエチルメチルセルロース(HEMC)を用いた実施例6及びヒドロキシエチルセルロース(HEC)を用いた実施例7も、塩析が起こりにくく、安定した一剤型減水剤が得られた。
更に、ガム類としてダイユータンガムに代えて、それぞれウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムを用いた実施例8〜10についても、同様に塩析を抑制し、良好な安定化を示した。
一方、比較例1では、ガム類が添加されていない一剤型減水剤を使用したため、沈降体積は小さく、塩析により、安定化に欠ける結果となった。
[実施例11〜20、比較例2]
実施例1〜10の一剤型減水剤と、以下に示すセメント、細骨材、粗骨材、AE剤及び水を表2に示す混合割合で配合して水硬性組成物を調製した。得られた水硬性組成物について、下記に示す評価方法を行い、その結果を表3に示す。
<使用材料>
(1)セメント
普通ポルトランドセメント
太平洋セメント社製(密度;3.16g/cm3
(2)細骨材
最大粒径5mmの砂、新潟県妙高市下濁川産
吸水率;2.29%、表乾密度;2.57g/cm3、粗粒率;2.81%
(3)粗骨材
最大粒径20mmの砕石、新潟県妙高市下濁川産
吸水率;2.05%、表乾密度;2.61g/cm3、粗粒率;6.62%
(4)AE剤;マイクロエア303A
BASFジャパン社製、陰イオン界面活性剤
(5)水(W)
水道水
Figure 0006428500
* 細骨材率(容積%)=[(細骨材)/(細骨材+粗骨材)]×100
水/セメント比(質量%)=[(水)/(セメント)]×100
<コンクリート混練>
100リットルの強制二軸練りミキサーに、表2に示すコンクリート配合に従って、セメント、細骨材、粗骨材を入れ、空練りを10秒間行った。その後、水、一剤型減水剤(水硬性組成物1m3当り、4.62kg、単位セメント量に対して1.4質量%)、AE剤(実施例11〜15及び実施例18〜20については単位セメント量に対して0.002質量%、実施例16については単位セメント量に対して0.003質量%、比較例2については単位セメント量に対して0.004質量%、実施例17については単位セメント量に対して0.004質量%)を入れて90秒間混練し、水硬性組成物であるコンクリートを得た。1バッチ当たりのコンクリートの練り混ぜは50リットルとした。
なお、一剤型減水剤としては、表1に示した減水剤、水溶性セルロースエーテル、消泡剤、ガム類をそれぞれ表1に示した量の100倍量を用いたものを混合し、これを3日間放置して調製した。
<評価方法>
1.コンクリート温度
コンクリートの練り上がり温度は、20±3℃になるように材料温度を調整した。
2.空気量
JIS A 1128に準じて試験を行った。
3.スランプ試験
JIS A 1101に準じて試験を行った。
一剤型減水剤中、水溶性セルロースエーテル、消泡剤及びガム類は添加せず、減水剤のみを添加した以外は実施例と同様に混練して、標準コンクリートとした。この標準コンクリートのスランプは19.0cmであり、実施例及び比較例ではこの標準コンクリートのスランプとの比較を行った。
4.ブリーディング率
JIS A 1123に準じて試験を行った。
ブリーディング率が低い方が、材料分離抵抗性の点で優れている。
試験結果を表3に示す。
Figure 0006428500
表3に示した通り、ガム類を添加した一剤型減水剤を用いた場合、いずれも標準コンクリートのスランプ(19.0cm)と有意差はなく安定した流動性が得られ、所望の水溶性セルロースエーテルがコンクリートに添加されているため、ブリーディング低減効果が表れており、流動性に優れ、かつ材料分離のない均一なコンクリート組成物が得られている。
一方、比較例2でも、標準コンクリートのスランプ(19.0cm)と有意差はなく安定した流動性が得られたが、ガム類が添加されていないため一剤型減水剤は塩析し、水溶性セルロースエーテルが沈降した状態となり、これをコンクリートに添加した場合、所望の水溶性セルロースエーテルが添加されず、材料分離の多く、ブリーディングの高い、不均一なコンクリート組成物しか得られなかった。

Claims (6)

  1. (A)水溶性セルロースエーテル、
    (B)消泡剤、
    (C)ガム類
    を含む一剤型減水剤用増粘剤。
  2. 前記ガム類が、ダイユータンガム、ウェランガム、キサンタンガム、ジェランガムから選ばれる請求項1記載の一剤型減水剤用増粘剤。
  3. 前記の水溶性セルロースエーテルが、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキルセルロースから選ばれる請求項1又は2記載の一剤型減水剤用増粘剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の一剤型減水剤用増粘剤と、(D)減水剤を含む一剤型減水剤。
  5. 前記減水剤が、ポリカルボン酸系共重合体及び/又はその塩である請求項4記載の一剤型減水剤。
  6. 請求項4又は5記載の一剤型減水剤と、水硬性物質、骨材、水を混合することを含む水硬性組成物の製造方法。
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