JP7215681B2 - コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 - Google Patents
コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7215681B2 JP7215681B2 JP2019099504A JP2019099504A JP7215681B2 JP 7215681 B2 JP7215681 B2 JP 7215681B2 JP 2019099504 A JP2019099504 A JP 2019099504A JP 2019099504 A JP2019099504 A JP 2019099504A JP 7215681 B2 JP7215681 B2 JP 7215681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- concrete composition
- admixture
- group
- composition according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
A成分:不飽和モノカルボン酸単量体及び/又は不飽和ジカルボン酸単量体及び/又はこれらの塩から形成される構成単位と、これらと共重合可能な不飽和単量体であって分子中に1~300個の炭素数2~4のオキシアルキレン単位で構成された(ポリ)オキシアルキレン基を有する不飽和単量体から形成される構成単位を有するカルボン酸系共重合体及び/又はその塩、
B成分:水溶性セルロースエーテル、
C成分:ガム類、
D成分:消泡剤、
E成分:下記の化1、化2、及び化3でそれぞれ示される脂肪族アルコールリン酸エステルのうち少なくとも化1及び化2を含む第一成分と、下記の化4で示される有機アミンを含む第二成分とで中和した脂肪族アルコールリン酸エステルの有機アミン塩。
I:イオン強度
mi:質量モル濃度(mol・kg-1)
zi:電荷
R6は、炭素数1~30のアルキル基及び/又は炭素数2~30のアルケニル基を示し、AO,BOは、それぞれオキシアルキレン基を示し、a,bは、0以上の整数であって、かつ、a+b≦100の条件を満たすものである。
A1:滴定量 (ml)
f1:0.1N水酸化カリウム溶液の力価
W1:試料の量(g)
をそれぞれ示す。
A2:滴定量(ml)
f2:0.1N塩酸溶液の力価
W2:試料の量(g)
をそれぞれ示す。
・A成分(A-4)の合成
水1400g、α-メタクリロイル-ω-メトキシポリ(45モル)オキシエチレン1100g、メタクリル酸104g、連鎖移動剤としてチオグリセロール24g及び30%水酸化ナトリウム水溶液50gを反応容器に仕込み、反応容器内の雰囲気を窒素置換した後、撹拌しながら徐々に加温した。反応系の温度を温水浴にて60℃に保ち、過酸化水素の0.025%水溶液240gを投入してラジカル重合反応を開始した。2時間経過後、更に過酸化水素の0.025%水溶液60gを投入し、ラジカル重合反応を6時間継続して行った。得られた共重合体に水3182g及び30%水酸化ナトリウム水溶液121gを加え、A成分(A-4)の20%水溶液を得た。このA成分(A-4)の質量平均分子量は、31000(GPC法、プルラン換算)であった。
A成分(A-4)と同様にして、A成分(A-6)、(A-8)及び(A-9)の水溶液を得た。
α-アリル-ω-メトキシ-ポリ(100モル)オキシエチレンポリ(3モル)オキシプロピレン及び無水マレイン酸を反応容器に仕込み、反応容器内の雰囲気を窒素置換した後、徐々に加温して撹拌しながら均一に溶解した。反応系の温度を温水浴にて80℃に保ち、2,2’(アゾビスイソブチロニトリル)を投入してラジカル重合反応を開始した。2時間経過後、更に2,2’アゾビスイソブチロニトリルを投入し、ラジカル重合反応を2時間継続して行なった。得られた共重合体に水及び30%水酸化ナトリウム水溶液を加えて、A成分(A-7)の水溶液を得た。このA成分(A-7)を分析したところ、質量平均分子量69200(GPC法、プルラン換算)であった。
水、α-(3-メチル-3-ブテニル)-ω-ヒドロキシ-ポリ(80モル)オキシエチレンを反応容器に仕込み、反応容器内の雰囲気を窒素置換した後、撹拌しながら徐々に加温した。反応系の温度を温水浴にて70℃に保ち、温度を安定させた。その後、アクリル酸を3時間かけて滴下した。同時に、チオグリコール酸、L-アスコルビン酸を水に溶解させた水溶液及び5%過酸化水素水をそれぞれ3時間かけて滴下し、ラジカル重合反応を開始した。滴下終了から1時間経過後、得られた共重合体に水及び30%水酸化ナトリウム水溶液を加え、A成分(A-10)の水溶液を得た。このA成分(A-10)を分析したところ、質量平均分子量71300(GPC法、プルラン換算)であった。
A成分(A-4)と同様にして、A成分(AR-1)及び(AR-2)の水溶液を得た。このA成分(AR-1)及び(AR-2)の質量平均分子量は、それぞれ49900、32100(GPC法、プルラン換算)であった。
[GPC法]
装置:昭和電工社製Shodex GPC-101
検出器:示差屈折計(RI)
カラム:昭和電工社製OHpak SB-G+SB-806M HQ+SB-806M HQ
溶離液:50mM硝酸ナトリウム水溶液
流速:0.7mL/分
カラム温度:40℃
標準物質:昭和電工社製プルラン
A-1~A-3及びA-5の水溶液:A-6の水溶液を水で希釈した。
AR-3の水溶液:AR-2の水溶液を水で希釈した。
使用したB成分:水溶性セルロースエーテルの内容を表2にまとめて示した。
使用したC成分:ガム類の内容を表3にまとめて示した。
使用したD成分:消泡剤はSNデフォーマー14-HP(オキシアルキレン系消泡剤、サンノプコ社製の商品名)、略号:D-1を使用した。
水溶液粘度(mPa・s):20℃における2質量%水溶液の粘度
C-1:KELZAN(三晶社製の商品名)
C-2:CP KelcoK1A-96(CP Kelco社製の商品名)
C-3:KELCO-CRETE DG-F(CP Kelco社製の商品名)
C-4:KELCOGEL AFT(CP Kelco社製の商品名)
・脂肪族アルコールリン酸エステルの有機アミン塩(E-1)の調製
反応容器にn-オクチルアルコール41.6部を仕込み、120℃で0.05MPaの条件下に2時間脱水処理した後、大気圧に戻し、撹拌しながら60±5℃で五酸化二リン18.1部を0.5時間かけて投入した。80℃にて3時間熟成した後、イオン交換水1.2部を投入して0.5時間熟成した。これに48%水酸化カリウム水溶液18.8部を50℃で滴下して中和を行った。得られた混合物から一部を採取し、混合物中に含まれる水分を乾燥させた後、電位差滴定にて酸価を測定したところ、202mg/gであった。これにラウリルアミン-ポリオキシエチレン20モル付加物(アミン価55mg/g)164.1部を50℃で滴下して中和を行い、イオン交換水を加えて、(E-1)の25%水溶液を調製した。
(E-1)と同様にして、(E-2)~(E-9)を調製し、(E-2)~(E-9)の25%水溶液を得た。
(E-1)と同様にして、(ER-1)を調製し、(ER-1)の25%水溶液を得た。
反応容器にn-オクチルアルコール135.8部を仕込み、120℃、0.05MPaの条件下で2時間脱水処理した後、大気圧に戻し、撹拌しながら60±5℃で五酸化二リン59.1部を0.5時間かけて投入した。80℃にて3時間熟成した後、イオン交換水4.1部を投入して0.5時間熟成した。これに48%水酸化カリウム水溶液153.4部を50℃で滴下して中和を行った後、イオン交換水を加えて、(ER-2)の25%水溶液を得た。得られた混合物から一部を採取し、混合物中に含まれる水分を乾燥させた後、電位差滴定にて酸価を測定したところ、0mg/gであった。
(ER-2)と同様にして、(ER-3)の25%水溶液を得た。
オートクレーブにラウリルアミン322.4部を仕込み、オートクレーブ内を十分に窒素で置換した。撹拌しながら150℃に維持してエチレンオキサイド148.3部を反応しながら圧入した後、同温度で0.5時間熟成した。80℃まで冷却した後、触媒として水酸化カリウム粉末0.8部を投入した後、オートクレーブ内を十分に窒素置換した。撹拌しながら150℃に維持してエチレンオキサイド1336.9部を反応しながら圧入した後、同温度で1時間熟成し、有機アミンを得た。触媒の水酸化カリウムを除去した後、電位差滴定にてアミン価を測定したところ、55mg/gであった。
(E-1)、(E-2)、(E-4)、(E-5)及び(E-8)に用いた有機アミンと同様にして、調製した。
C8:オクチルアルコールから水酸基を除いた残基
C12:ラウリルアルコールから水酸基を除いた残基
C18:オレイルアルコールから水酸基を除いた残基
C18*:オレイルアルコール-エチレンオキサイド4モル付加物から水酸基を除いた残基
K:カリウム
Na:ナトリウム
表4の有機アミンにおいて、
C8:オクチル基
C12:ラウリル基
C18:ステアリル基
EO:オキシエチレン基
P化1:化1で示される脂肪族アルコールリン酸エステルに帰属されるP核NMR積分値
P化2:化2で示される脂肪族アルコールリン酸エステルに帰属されるP核NMR積分値
P化3:化3で示される脂肪族アルコールリン酸エステルに帰属されるP核NMR積分値
反応容器にイオン交換水701.7部、48%水酸化カリウム水溶液76.3部を仕込んだ後、撹拌しながら90℃でロジン222.0部(和光純薬社製)を投入した。その後、1時間熟成し、(ER-4)の25%水溶液を得た。
・コンクリート組成物用混和剤(P-1)の調製
表1~表4に記載のA成分、B成分、C成分及びE成分、前記のD成分及び水を表6に示す割合で配合して、ホモミキサー(HM-310、AS ONE社製)を用いて5000rpmで1分間混合し、(P-1)を調製した。
(P-1)と同様にして、(P-2)~(P-7)、(P-9)及び(P-11)を調製した。
(P-1)と同様にして、(PR-1)~(PR-3)、(PR-5)及び(PR-6)を調製した。
・コンクリート組成物用混和剤(P-8)の調製
水とC成分を配合して、ホモミキサー(HM-310、AS ONE社製)を用いて5000rpmで1分間混合し、C成分の2%水溶液を調製した。その後、コンクリート組成物用混和剤(P-1)と同様にして、(P-8)を調製した。
(P-8)と同様にして、(P-10)及び(P-12)を調製した。
(P-4)と同様にして、(PR-4)及び(PR-7)を調製した。
試験区分4で調製した各コンクリート組成物用混和剤におけるA成分(A-4)に由来するイオン強度を、前記した数1により計算したところ、0.206であった。計算過程等を表5に示した。
*1:アルキルアリルスルホン酸塩高縮合物(竹本油脂社製のコンクリート用高性能減水剤、商品名ポールファイン510AN)
*2:含窒素型スルホン酸塩(竹本油脂社製のコンクリート用高性能減水剤、商品名ポールファインMF)
試験区分4で調製したコンクリート組成物用混和剤を活栓付のメスシリンダーに100ml採取した後、20℃及び40℃の環境下で静置し、水溶性セルロースエーテルの沈降体積を測定した。沈降体積の評価は、塩析がなく、均一に分散した状態を100%とし、時間経過とともに徐々にメスシリンダー上部に透明部分が現れ始め、透明部分と分散した部分の境界線のメスシリンダーの目盛を読み取ることによって行った。例えば、7日後の透明部分と分散した部分の境界線のメスシリンダーの目盛が90mlの場合、沈降体積は90%となる。測定結果を表7にまとめて示した。
E成分及びER成分の安定性は、試験区分4で調製したコンクリート組成物用混和剤を活栓付のメスシリンダーに100ml採取した後、20℃で静置して、溶解性を目視で確認した。
各例のコンクリート組成物用混和剤を次のように評価し、結果を表8にまとめて示した。
次の基準で評価した。
A:28日静置後の沈降体積(%)が95~100%
B:28日静置後の沈降体積(%)が80以上~95%未満
C:28日静置後の沈降体積(%)が80%未満
次の基準で評価した。
A:1週間以上溶解
B:1日以上1週間未満溶解
C:1日未満で分離
・実施例1~19及び比較例1~8
容量60リットルの強制二軸ミキサーを用い、表9及び表10に記載の内容で、90秒間練混ぜを行い、表10に記載した各例のコンクリート組成物を調製した。なお、コンクリート組成物用混和剤は、E成分及びER成分を除く成分を、試験の28日前に使用量の10倍量調製して20℃で静置し、別に記載しない限り、上部70%以上の上澄みを用いた。E成分及びER成分は使用直前に混合した。また、各例のコンクリート組成物について、消泡剤(竹本油脂株式会社製の商品名AFK-2)を用い、目標空気量を4.5±1.0%とし、目標スランプフロー値を600±50mmとした。
細骨材:大井川水系産陸砂(表乾密度=2.57g/cm3)
粗骨材:岡崎産砕石(表乾密度=2.66g/cm3)
調製した各例のコンクリート組成物について、練混ぜ直後のスランプフロー値、空気量、ブリーディング率を下記のように測定し、結果を表10にまとめて示した。
・空気量(容積%):練混ぜ直後のコンクリート組成物について、JIS A 1128に準拠して測定した。
・ブリーディング率(%):練混ぜ直後のコンクリート組成物について、JIS A 1123に準拠して測定した。
調製した各例のコンクリート組成物を硬化させたコンクリート硬化体について、凍結融解に対する耐久性指数を下記のように算出し、結果を表10にまとめて示した。
配合No.:表9に記載の配合No.
f-1:普通ポルトランドセメント
f-2:高炉セメントB種
混和剤:表6に記載の混和剤
*3:コンクリート組成物用混和剤(PR-1)について、保管容器下から抜き出して使用した。
添加量:結合材に対する混和剤の割合(質量%)
比較例4:混和剤を結合剤100質量部に対し5.0%添加しても目標の流動性を得ることができなかった。
表10の測定結果に基づいて、コンクリート組成物用混和剤の分散性能を、次のように評価し、結果を表11にまとめて示した。
練混ぜ直後のコンクリート組成物について、目標スランプスランプフロー値を得るためのコンクリート組成物用混和剤の添加割合により次の基準で評価した。
A:結合材100質量部に対してコンクリート組成物用混和剤の添加割合が2.00質量部未満
B:結合材100質量部に対してコンクリート組成物用混和剤の添加割合が2.00質量部~3.00質量部
C:結合材100質量部に対してコンクリート組成物用混和剤の添加割合が3.00質量部超
表10の測定結果に基づいて、各例のコンクリート組成物の材料分離抵抗性を、ブリーディング率及び材料の一体感を指標として次のように評価し、結果を表11にまとめて示した。
(水結合材比40%)
A:ブリーディング率が4.0%以下
C:ブリーディング率が4.0%超
(水結合材比50%)
A:ブリーディング率が6.0%以下
C:ブリーディング率が6.0%超
(水結合材比60%)
A:ブリーディング率が8.0%以下
C:ブリーディング率が8.0%超
・コンクリート組成物の材料の一体感の評価
コンクリート組成物について、目視により、材料の一体感を次の基準で評価した。
A:非常に良好(骨材とモルタル・ペーストの分離なし)
B:良好(わずかに骨材とモルタル・ペーストが分離)
C:悪い(明らかに骨材とモルタル・ペーストが分離)
表10の測定結果に基づいて、各例のコンクリート硬化体の凍結融解抵抗性を、次のように評価し、結果を表11にまとめて示した。
各コンクリート組成物の硬化体を作製し、この硬化体について相対動弾性係数を測定して、耐久性指数を算出し、凍結融解抵抗性を次の基準で評価した。評価は、以下の基準に基づいて行った。この数値は、最大値が100であり、100に近いほど、凍結融解に対する抵抗性が優れていることを示す。
耐久性指数(凍結融解抵抗性)の評価:
S:90~100
A:80~90未満
B:60~80未満
表7、表8、表10及び表11に示される結果から明らかなように、本発明によると、流動性が高く、骨材等の材料の分離が少なく、減水成分の固形分濃度が高く、安定性が高く、更に凍結融解抵抗性に優れるコンクリート組成物を提供することができることが確認された。
Claims (11)
- 下記のA成分、下記のB成分、下記のC成分、下記のD成分及び下記のE成分を含有し、かつ、下記のA成分に由来するイオン強度が0.02~0.8であるコンクリート組成物用混和剤。
A成分:不飽和モノカルボン酸単量体及び/又は不飽和ジカルボン酸単量体及び/又はこれらの塩から形成される構成単位と、これらと共重合可能な不飽和単量体であって分子中に1~300個の炭素数2~4のオキシアルキレン単位で構成された(ポリ)オキシアルキレン基を有する不飽和単量体から形成される構成単位を有するカルボン酸系共重合体及び/又はその塩、
B成分:水溶性セルロースエーテル、
C成分:ガム類、
D成分:消泡剤、
E成分:下記の化1、化2、及び化3でそれぞれ示される脂肪族アルコールリン酸エステルのうち少なくとも化1及び化2を含む第一成分と、下記の化4で示される有機アミンを含む第二成分とで中和した脂肪族アルコールリン酸エステルの有機アミン塩。
- 前記A成分を15~50質量%の割合で含有する請求項1に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 前記A成分に由来するイオン強度が0.05~0.5未満である請求項1又は2に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 前記B成分が、アルキルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロース及びヒドロキシアルキルアルキルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~3のいずれか1項に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 前記C成分が、ダイユータンガム、ウェランガム、キサンタンガム及びジェランガムからなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~4のいずれか1項に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 前記E成分における前記第一成分の脂肪族アルコールリン酸エステルが、上記化1~化3におけるR1~R5が炭素数6~20のアルキル基、及び/又はアルケニル基である請求項1~5のいずれか1項に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 前記E成分における前記第二成分の有機アミンが、上記化4におけるR6が炭素数6~22のアルキル基及び/又はアルケニル基である請求項1~6のいずれか1項に記載のコンクリート組成物用混和剤。
- 請求項1~7のいずれか1項に記載のコンクリート組成物用混和剤を含有する水硬性組成物。
- 水結合材比が30~70質量%である請求項8に記載のコンクリート組成物。
- スランプフロー値が350~750mmである請求項8又は9に記載のコンクリート組成物。
- 結合材100質量部に対する、前記コンクリート組成物用混和剤の質量部が0.5~3.0質量部である請求項8~10のいずれか1項に記載のコンクリート組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019099504A JP7215681B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019099504A JP7215681B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020193123A JP2020193123A (ja) | 2020-12-03 |
JP7215681B2 true JP7215681B2 (ja) | 2023-01-31 |
Family
ID=73546235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019099504A Active JP7215681B2 (ja) | 2019-05-28 | 2019-05-28 | コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7215681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7300651B2 (ja) * | 2020-02-20 | 2023-06-30 | 株式会社大林組 | コンクリート組成物の製造方法 |
CN115057671B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-08-29 | 广西北海精一电力器材有限责任公司 | 一种轻质高强混凝土及其制备方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007382A (ja) | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | コンクリートの調製方法 |
JP2016056081A (ja) | 2014-07-10 | 2016-04-21 | 信越化学工業株式会社 | 水硬性組成物用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法 |
JP2017218359A (ja) | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 信越化学工業株式会社 | 水硬性組成物の製造方法 |
JP2018024573A (ja) | 2016-08-03 | 2018-02-15 | 株式会社日本触媒 | ポリカルボン酸系共重合体と消泡剤とを含む無機粒子用添加剤、セメント用添加剤、およびセメント組成物 |
JP2018135245A (ja) | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 信越化学工業株式会社 | コンクリート組成物及びその調製方法 |
JP2018177577A (ja) | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 竹本油脂株式会社 | 水硬性セメント組成物用添加剤 |
JP2018184330A (ja) | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 信越化学工業株式会社 | 流動性の高いコンクリート |
-
2019
- 2019-05-28 JP JP2019099504A patent/JP7215681B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007382A (ja) | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | コンクリートの調製方法 |
JP2016056081A (ja) | 2014-07-10 | 2016-04-21 | 信越化学工業株式会社 | 水硬性組成物用増粘剤、一剤型減水剤及びこれを含む水硬性組成物の製造方法 |
JP2017218359A (ja) | 2016-06-10 | 2017-12-14 | 信越化学工業株式会社 | 水硬性組成物の製造方法 |
JP2018024573A (ja) | 2016-08-03 | 2018-02-15 | 株式会社日本触媒 | ポリカルボン酸系共重合体と消泡剤とを含む無機粒子用添加剤、セメント用添加剤、およびセメント組成物 |
JP2018135245A (ja) | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 信越化学工業株式会社 | コンクリート組成物及びその調製方法 |
JP2018177577A (ja) | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 竹本油脂株式会社 | 水硬性セメント組成物用添加剤 |
JP2018184330A (ja) | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 信越化学工業株式会社 | 流動性の高いコンクリート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020193123A (ja) | 2020-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102430517B1 (ko) | 콘크리트 조성물 및 이의 제조 방법 | |
JP6359772B2 (ja) | セメント用添加剤、セメント組成物、およびセメント用添加剤用原料 | |
JP7215681B2 (ja) | コンクリート組成物用混和剤及びコンクリート組成物 | |
JP2014125397A (ja) | 水硬性組成物用混和剤 | |
JP5351506B2 (ja) | 水硬性組成物用添加剤組成物 | |
JP7027105B2 (ja) | セメント組成物 | |
JP7037224B1 (ja) | 水硬性組成物用添加剤及び水硬性組成物 | |
JP7300651B2 (ja) | コンクリート組成物の製造方法 | |
JP4948811B2 (ja) | リン酸エステル系重合体の製造方法 | |
JP6813225B1 (ja) | 水硬性組成物用添加剤及び水硬性組成物 | |
JP2011116587A (ja) | 水硬性組成物用早強剤 | |
JP2021167259A (ja) | コンクリート組成物及びその製造方法 | |
JP5328208B2 (ja) | 水硬性組成物用混和剤 | |
JP4368781B2 (ja) | 水硬性粉体分散用重合体 | |
WO2020202435A1 (ja) | 水硬性組成物用消泡剤及び水硬性組成物 | |
JP4884779B2 (ja) | リン酸エステル系重合体の製造方法 | |
JPWO2019244300A1 (ja) | 水硬性組成物用添加剤 | |
JP7012313B1 (ja) | 水硬性組成物用消泡剤、これを含有する水性液及び水硬性組成物 | |
RU2779699C1 (ru) | Пеногаситель для гидравлической композиции и гидравлическая композиция, его содержащая | |
JP5122100B2 (ja) | リン酸エステル系重合体の製造方法 | |
WO2012111683A1 (ja) | 水硬性材料用改良剤 | |
JP4943007B2 (ja) | リン酸エステル系重合体の製造方法 | |
JP5798469B2 (ja) | 水硬性材料用改良剤 | |
JP2020152629A (ja) | 水硬性組成物用混和剤及び水硬性組成物 | |
JP2010024099A (ja) | 水硬性組成物用早強剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7215681 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |