JP6428374B2 - 加工装置 - Google Patents
加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6428374B2 JP6428374B2 JP2015036684A JP2015036684A JP6428374B2 JP 6428374 B2 JP6428374 B2 JP 6428374B2 JP 2015036684 A JP2015036684 A JP 2015036684A JP 2015036684 A JP2015036684 A JP 2015036684A JP 6428374 B2 JP6428374 B2 JP 6428374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- tapered roller
- support
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
従来、この超仕上げ加工を行うための装置として、スルーフィード式の加工装置が知られている(例えば、特許文献1の図1参照)。この加工装置は、複数のワーク(ころ)を並べて載せる一対のドラムを備えており、回転するこれらドラムの上に沿って複数のワークを送りながら、砥石によりこれらワークの外周面を超仕上げ加工する。
なお、これらの調整の程度、つまり、ローラの変位量については、変更されるワークのサイズに応じて、幾何学計算により求めることができる。
以上より、例えばワークのサイズを変更しても、この加工装置において一対のローラの傾き及びこれらローラの相対位置の設定を容易に行うことができ、その時間を短縮化してワークの加工の再開を迅速に行うことが可能となる。
この調整具の伸縮方向の長さが決定されると、固定部の一部とテーブルの一部との距離が一義的に決定され、これにより、固定部に対するテーブルの揺動角度が定まる。これにより、ローラの傾きの調整が容易となる。
この調整具の伸縮方向の長さが決定されると、第1支持部と第2支持部との左右方向の距離が一義的に決定され、これにより一対のローラの相対位置として左右方向の間隔が定まる。これにより、この間隔の調整が容易となる。
この調整具の伸縮方向の長さが決定されると、第1取付部材と第2取付部材との揺動角度が一義的に決定され、これにより一対のローラの相対位置としてこれらローラの相対角度(開き角度)が定まる。これにより、この相対角度の調整が容易となる。
回転するローラでは、大径部の外周面における周速は、小径部の外周面における周速よりも大きくなる。また、回転する円すいころでは、大径部の外周面における周速は、小径部の外周面における周速よりも大きくなる。そこで、前記のとおり、円すいころのうち、周速が大きい大径部に、ローラの周速が大きい大径部を接触させ、周速が小さい小径部に、ローラの周速が小さい小径部を接触させることで、ローラの各部における周速と円すいころの各部における周速との差を小さくすることができる。この結果、ローラと円すいころとの間に発生する(突発的な)スリップを抑制することが可能となる。なお、ローラと円すいころとの間に(突発的な)スリップが生じると、円すいころと砥石との接触状態が不安定となり、円すいころの外周面(加工対象面)に傷(スジ)が付くおそれがあるが、前記構成によれば、このような傷(スジ)を生じさせにくくすることが可能となる。
この場合、一対のローラ上に位置している円すいころに対して、これらローラの反対側から砥石が接触している状態で、位置決め部を加工位置とすることにより、円すいころは安定し、この状態で円すいころの外周面(加工対象面)に対して加工が行われる。そして、加工が終了すると位置決め部を退避位置とし、次に加工を行う円すいころを一対のローラ上に位置させることができる。
〔加工装置の構成〕
図1は、本発明の加工装置の実施の一形態の一部を示す斜視図である。この加工装置10は、ワークを超仕上げ加工するための装置であり、本実施形態では、ワークが、円すいころ軸受の転動体として用いられる円すいころ7である場合について説明する。
砥石11は、砥石台12に保持されており、アクチュエーター15に砥石台12が取り付けられている。アクチュエーター15は、第1可動部材13に取り付けられていることから、砥石11及び砥石台12は、第1可動部材13に搭載された構成となっている。アクチュエーター15は、砥石11を円すいころ7に押し付けるための推力を生じさせる機能を有している。アクチュエーター15は、例えば電動シリンダからなる。
また、超仕上げ加工の際、アクチュエーター15(図1参照)により、ローラ28,29上で回転する円すいころ7に対して砥石11を押し付けた状態とする。ローラ28,29の回転速度は一定としている。本実施形態のモータ26,27はサーボモータである。
第1支持部43は、第1支持本体部43a、及びその上に設けられている第1取付部材43bを有しており、更に、この第1取付部材43b上にローラ28を回転自在に支持する軸受部43cが取り付けられている。また、第2支持部44は、第1支持本体部44a、及びその上に設けられている第2取付部材44bを有しており、更に、この第2取付部材44b上にローラ29を回転自在に支持する軸受部44cが取り付けられている。
このように、枠体19c(固定部19)に対するテーブル40の揺動位置を変更可能とするための構成が、円すいころ7とローラ28,29との相対位置を調整するための機構の一つとなる。
図3に示す状態から、調整具51zを伸ばすためには、固定部19に対してフレーム40を矢印R1方向に揺動させる必要があり、これとは反対に、調整具51zを短くすると、固定部19に対してフレーム40を矢印R2方向に揺動させることができる。調整具51zの長さとフレーム40の角度とは一対一の関係を有することから、調整具51zを所定長さに設定することで、固定部19に対するフレーム40の角度は一つに決定され、この結果、フレーム40上に載っている一対のローラ28,29の中心線L1,L2の傾斜角度θvも、一つに決定される。
以上より、第1調整部51は、固定部19の一部(固定部材19b)とテーブル40の一部(円弧ベース41)との間の距離を調整可能とする傾き用の調整具51zを有して構成されており、これにより、ローラ28,29の傾きの調整が容易となる。
第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとにはローラ28とローラ29とが搭載されていることから、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとを左右方向に移動させることで、一対のローラ28,29の左右方向の間隔が変更可能となり、また、変更した位置で固定することができる。
第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの移動は、ハンドル40fを回転させることにより、ウォームギヤ等を含むリンク機構40gを介して行うことができる構成となっている。ハンドル40fを一方向に回転させることで、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとは接近方向に移動し、他方向に回転させることで離れる方向に移動する。また、ウォームギヤのセルフロック機能により、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとを所定の間隔で固定(ロック)することが可能となる。
このように、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの間隔B(図4参照)を変更可能とするための構成が、円すいころ7とローラ28,29との相対位置を調整するための機構の一つとなる。
図4に示す状態から、調整具52yを伸ばすためには、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの間隔を広くする必要があり、これとは反対に、調整具52yを短くすると、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの間隔Bを狭くすることができる。調整具52yの長さと、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの間隔Bとは一対一の関係を有することから、調整具52yを所定長さに設定することで、第1支持本体部43aと第2支持本体部44aとの間隔Bは一つに決定され、この結果、第1支持本体部43a及び第2支持本体部44aに載っている一対のローラ28,29の左右方向の間隔も一つに決定される。
また、これと同様に、第2支持本体部44aに対して、第2取付部材44bは、前記揺動中心線P1回りに揺動可能であり、かつ、所定の揺動位置で固定可能となるようにして設けられている。第2取付部材44b上には、軸受部44cを介してローラ29が取り付けられており、これら第2取付部材44bとローラ29とは一体となっている。
これにより、一対のローラ28,29の中心線L1,L2間の角度θhが変更可能となり、また、変更した角度θhで固定することができる。なお、この固定は例えば図外のボルトの締め付け等によって行うことができる。
このように、第1取付部材43bと第2取付部材44bとの成す角度、つまり、ローラ28,29の中心線L1,L2間の角度θhを変更可能とするための構成が、円すいころ7とローラ28,29との相対位置を調整するための機構の一つとなる。
以上より、円すいころ7のサイズを変更しても、又は、ローラ28,29をメンテナンスした後においても、この加工装置10において一対のローラ28,29の傾き及びこれらローラ28,29の相対位置の設定を容易に行うことができ、この加工装置10による円すいころ7の加工の再開を迅速に行うことが可能となる。
円すいころ7は、外周面8が円すい台形状を有しており、この加工装置10により加工中、図5に示すように、その小径側が円すいころ7の搬出側(図5では右側)に位置し、大径側が搬入側(図5では左側)に位置する。
また、この円すいころ7を載せるローラ28,29は、外周面が円すい台形状を有しており、それぞれの小径側が円すいころ7の搬出側(図5では右側)に位置し、大径側が搬入側(図5では左側)に位置する。
そして、円すいころ7の外周面8は、左右ローラ28,29の間に位置し線接触した状態となり、また、ローラ28,29は円すいころ7を下から支えている。ローラ28,29の中心線L1,L2は一点(Q)で交差しており、また、これらローラ28,29に線接触した状態にある円すいころ7の中心線L3も、中心線L1,L2が交差する点Qで交差する。
また、この円すいころ7に対して、上方から砥石11が押し付けられる(図1参照)。これらローラ28,29と砥石11との間に形成される領域は、搬出側(図1では右側)に向かって狭くなることから、円すいころ7は、搬出側への移動が規制される。なお、加工を終えた円すいころ7を、図1の右側へ搬出する際には、砥石11が上方へ移動する。これにより円すいころ7の搬出が可能となる。
そこで、円すいころ7のうち、周速が大きいワーク大径部72に対して周速が大きいローラ大径部62を接触させ、周速が小さいワーク小径部71に対して周速が小さいローラ小径部61を接触させることで、ローラ28(29)の周速と円すいころ7の周速との差を小さくすることができる。後に説明するが、円すいころ7の形状に応じてローラ28(29)を所定形状に設定することで、ローラ28(29)の周速と円すいころ7の周速との差をゼロとすることが可能となる。つまり、ローラ28(29)と円すいころ7との各部で周速をあわせることができ、各部で周速を一致させることできる。これにより、ローラ28(29)と円すいころ7との間に発生する突発的なスリップ(滑り)を抑制することが可能となる。
ローラ28(29)の形状の設定について説明する。図7は、円すいころ7とローラ28とを示す説明図である。なお、一方のローラ28と他方のローラ29とは同じ形状として設定されることから、ここでは、ローラ28について説明する。
円すいころ7の大端面7aの直径がφDw1であり小端面7bの直径がφdw1である場合のローラ28の形状の設定方法について説明する。なお、この円すいころ7を、後において「第1ワーク7」とも言う。
円すいころ7の大端面7a(直径φDw1)における周速V(Dw1)は、次の式(1)となり、小端面7b(直径φdw1)における周速V(dw1)は、次の式(2)となる。なお、nwは、円すいころ7の回転数(必要回転数)である。
V(Dw1)=π×Dw1×nw ・・・(1)
V(dw1)=π×dw1×nw ・・・(2)
nr=V(Dw1)/(π×φDr1) ・・・(3)
なお、式(3)中のV(Dw1)は、式(1)により求められた値であり、また、φDr1は、ローラ大径部62の直径である。この直径φDr1は、円すいころ7の大端面7aの外周縁が接触する部分の直径である。
φdr1=V(dw1)/(nr×π) ・・・(4)
なお、式(4)中のV(dw1)は、式(2)により求められた値であり、また、nrは、式(3)により求められた値である。
円すいころ7のサイズ(型番)を変更する場合、変更後の円すいころ7とローラ28(29)とを線接触させ、しかも、このローラ28(29)の周速と円すいころ7の周速との差をゼロとするためには、ローラ28(29)の外周面形状を変更する必要がある。このローラ28(29)の形状変更について説明する。以下において、前記第1ワーク7が第2ワーク7に変更される場合について説明する。なお、前記第2ワーク7は、図7に示すように、大端面7aの直径がφDw2(<φDw1)であり小端面7bの直径がφdw2(<φdw1)となる円すいころ7である。
V(Dw2)=π×Dw2×nw ・・・(5)
V(dw2)=π×dw2×nw ・・・(6)
nr=V(Dw2)/(π×φDr2) ・・・(7)
なお、式(7)中のV(Dw2)は、式(5)により求められた値である。また、φDr2は、ローラ大径部62の直径であり、本実施形態では、φDr1と同じである(φDr2=φDr1)。
φdr2=V(dw2)/(nr×π) ・・・(8)
なお、式(8)中のV(dw2)は、式(6)により求められた値であり、また、nrは、式(7)により求められた値である。
つまり、円すいころ7のサイズが変更される場合、これに応じて、ローラ28,29の傾斜角度θv、ローラ28,29の左右方向の間隔(前記間隔B)、及びローラ28,29の中心線L1,L2の開き角度θhを変更(調整)する必要があるが、この変更(調整)のために、本実施形態では、砥石11と円すいころ7の外周面8との接触面(水平面)を基準として円すいころ7の位置合わせがされており、この円すいころ7に線接触するように第2のローラ28,29を配置させるために、この第2のローラ28,29の(求められた)前記テーパ角度θ等に基づいて、前記の各値(θv、B、θh)が三角関数の組み合わせ等を含む演算により求められる。
長期にわたってこの加工装置10により円すいころ7の加工を行っていると、ローラ28,29の外周面が摩耗する。この場合、円すいころ7の形状の変更は無いが、適切な線接触状態を保つためには、ローラ28,29の外周面のメンテナンスを行う必要がある。つまり、ローラ28,29の外周面の所定形状に研削し、加工装置10におけるこれらローラ28,29の姿勢及び配置を調整する必要がある。なお、ローラ28,29の外周面は円すい台形状であるため、一般的な研削加工機を用いることができ、また、研削の作業は容易である。
n=V(Dw2)/(π×φDr3) ・・・(9)
なお、式(9)中のV(Dw2)は、第2ワーク7の大端面7a(直径φDw2)におけるにおける周速V(Dw2)であり、式(5)により求められた値である。また、φDr3は、ローラ大径部62の直径である。
φdr3=V(dw2)/(n×π) ・・・(10)
なお、式(10)中のV(dw2)は、第2ワーク7の小端面7b(直径φdw2)におけるにおける周速V(dw2)であり、式(6)により求められた値であり、また、nは、式(9)により求められた値である。
また、第3のローラ28と第2ワーク7との軸方向の接触長さL、及び第3のローラ28の直径φDr3,φdr3により、第3のローラ28のテーパ角度θを演算により求めることができ、第2ワーク7との周速の差を再びゼロとするための第3のローラ28の形状が決定される。変更前の第2のローラ28(29)を加工装置10から取り外し、この決定された形状に研削した第3のローラ28(29)を加工装置10に組み立てる。
つまり、第2のローラ28が摩耗してメンテナンスして第3のローラ28とする場合、ローラ28,29の傾斜角度θv(図3参照)、ローラ28,29の左右方向の間隔(前記間隔B)、及びローラ28,29の中心線L1,L2の開き角度θhを変更(調整)する必要があるが、この変更(調整)のために、本実施形態では、砥石11と円すいころ7の外周面8との接触面(水平面)を基準として円すいころ7の位置合わせがされており、この円すいころ7に線接触するように第3のローラ28,29を配置させるために、この第3のローラ28,29の(求められた)前記テーパ角度θ等に基づいて、前記の各値(θv、b、θh)が三角関数の組み合わせ等を含む演算により求められる。
以上より、本実施形態の加工装置10によれば、円すいころ7のサイズ(型番)が変更される場合や、ローラ28,29が摩耗した場合であっても、ローラ28,29と円すいころ7との周速の差を小さくする(ゼロとする)ために、ローラ28,29の形状を演算により求め、その形状とおりにローラ28,29を加工(研削)する。そして、加工装置10において、これらローラ28,29の傾き(θv)及びローラ28,29の相対位置(左右方向の間隔(B)及び開き角度(θh))の設定を容易に行うことができ、この加工装置10による円すいころ7の加工の再開を迅速に行うことが可能となる。つまり、本実施形態の加工装置10によれば、円すいころ7のサイズの変更に関して、従来よりも容易に対応可能であり、また、ローラ28,29をメンテナンスした後における再復帰を迅速に行うことが可能となる。
そして、ローラ28,29と円すいころ7との周速の差を小さくする(ゼロとする)ことによって、円すいころ7とローラ28,29との間のスリップを抑制し、スリップにより砥石11により円すいころ7の外周面8に傷を生じさせるのを防ぐことが可能となる。
また、円すいころ7のサイズ等が変更されても、円すいころ7の外周面8と砥石11との接触面が水平となることから、この砥石11を振動させる方向も水平方向のままでよく、砥石11を振動させるための機構、及び姿勢の調整の簡素化が可能となる。そして、砥石11(外周面8との接触面)を基準として円すいころ7の位置合わせが可能となることから、加工のための寸法精度の維持管理が容易となる。
10:加工装置 11:砥石 19:固定部
28:ローラ 29:ローラ 30:回転機構
40:テーブル 43:第1支持部 43b:取付部材
44:第2支持部 44b:取付部材 45:位置決め部
51:第1調整部 51z:傾き用の調整具51z 52:第2調整部
52x:角度用の調整具 52y:間隔用の調整具 61:ローラ小径部
62:ローラ大径部 71:ワーク小径部 72:ワーク大径部
F1:加工位置 F2:退避位置 L1,L2:中心線
P1:揺動中心線
Claims (6)
- 回転するワークの加工対象面を加工するためのインフィード式の加工装置であって、
前記ワークを載せる左右一対のローラを有し当該ローラを回転させる回転機構と、
前記ローラに載る前記ワークの加工対象面に接触させる砥石と、
前記一対のローラを回転可能として支持すると共に相対的に変位可能である一対の支持部を有しているテーブルと、
床面に対して固定状態にあり前記テーブルを前記ワーク側を中心として前後に揺動可能に支持している固定部と、
前記固定部に対する前記該テーブルの揺動位置を調整するための第1調整部と、
前記テーブル上において前記一対の支持部の相対位置を調整するための第2調整部と、
を備えている加工装置。 - 前記第1調整部は、前記固定部の一部と前記テーブルの一部との間に介在し当該固定部の一部と当該テーブルの一部との間の距離を調整可能とする伸縮可能な傾き用の調整具を有している請求項1に記載の加工装置。
- 前記テーブルは、一方の前記ローラを支持する第1の前記支持部と、他方の前記ローラを支持する第2の前記支持部と、を有し、当該第1支持部と当該第2支持部とを左右方向に移動可能として有している構成であり、
前記第2調整部は、前記第1支持部と前記第2支持部との間に介在し当該第1支持部と当該第2支持部との左右方向の距離を調整可能とする伸縮可能な間隔用の調整具を有している請求項1又は2に記載の加工装置。 - 前記テーブルは、一方の前記ローラと一体移動可能である第1取付部材と、他方の前記ローラと一体移動可能である第2取付部材と、を有し、当該第1取付部材と当該第2取付部材とを、前記ローラの中心線に直交すると共に仮想の鉛直面に沿う揺動中心線回りに揺動可能として、有している構成であり、
前記第2調整部は、前記第1取付部材及び前記第2取付部材それぞれと前記テーブルの一部との間に介在し当該第1取付部材及び当該第2取付部材の前記揺動中心線回りの揺動角度を調整可能とする伸縮可能な角度用の調整具を有している請求項1〜3に記載の加工装置。 - 前記ワークは、円すい転がり軸受の転動体として用いられる円すいころであり、
前記一対のローラそれぞれは、円すい台形状を有し、当該ローラの小径部が前記円すいころの小径部と接触し、当該ローラの大径部が前記円すいころの大径部と接触する構成である請求項1〜4のいずれか一項に記載の加工装置。 - 前記円すいころの大端面に接触可能であり当該円すいころを軸方向について位置決めするための位置決め部と、当該位置決め部を前記大端面に接触可能とする加工位置と前記円すいころから離れた退避位置との間を移動させる移動手段と、を更に備えている請求項5に記載の加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015036684A JP6428374B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015036684A JP6428374B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016155211A JP2016155211A (ja) | 2016-09-01 |
JP6428374B2 true JP6428374B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=56824639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015036684A Active JP6428374B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6428374B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7315973B2 (ja) * | 2021-05-26 | 2023-07-27 | 西部自動機器株式会社 | ローラサポート |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2586987A (en) * | 1950-04-13 | 1952-02-26 | Bower Roller Bearing Co | Roll honing machine |
JP2002086341A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-26 | Nsk Ltd | ころ超仕上げ方法 |
JP3937148B2 (ja) * | 2002-04-03 | 2007-06-27 | 日本精工株式会社 | センタレス研削装置及びセンタレス研削方法 |
JP5257065B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2013-08-07 | 日本精工株式会社 | 被加工物支持体および機械加工装置 |
JP5612936B2 (ja) * | 2010-07-12 | 2014-10-22 | Ntn株式会社 | センターレス研削盤 |
-
2015
- 2015-02-26 JP JP2015036684A patent/JP6428374B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016155211A (ja) | 2016-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006142446A (ja) | 玉軸受の製造設備及び超仕上加工装置 | |
JP6911547B2 (ja) | 溝の超仕上げ方法及び軸受の製造方法 | |
CN103128607B (zh) | 用于对尤其为环形的工件精加工的设备 | |
JPS5850823B2 (ja) | 非球面創成機 | |
JP2016155213A (ja) | 加工装置 | |
JP2019025612A (ja) | 内面研削装置 | |
US4222203A (en) | Machining device and method | |
JP6078079B2 (ja) | クランク軸の少なくともクランクピンを取り囲む平らな肩部を旋削する機械及び方法 | |
JP4812488B2 (ja) | ころ軸受軌道輪の超仕上げ加工方法 | |
JP6428374B2 (ja) | 加工装置 | |
CN107530860B (zh) | 利用主轴旋转轴线的测微前进控制和倾斜的主轴定位 | |
US3435562A (en) | Method of and device for the abrasive shaping of a workpiece | |
JP7021455B2 (ja) | 加工装置 | |
JP4812489B2 (ja) | ころ軸受軌道輪の超仕上げ加工装置 | |
JP7100381B2 (ja) | 超仕上方法および超仕上装置 | |
KR101504114B1 (ko) | 스러스트 베어링 사상장치 | |
JP4389554B2 (ja) | 超仕上げ装置 | |
JP2017001101A (ja) | 超仕上げ装置、及び超仕上げ装置を備えた複合研削盤 | |
KR101395694B1 (ko) | 크로스 버핑기 | |
JP2019042900A (ja) | 加工装置及びそれを用いた加工方法 | |
JP2005169530A (ja) | 研削盤及び研削方法 | |
JP2004082261A (ja) | ねじ研削盤 | |
JP4250594B2 (ja) | 遊星ギヤ機構を用いた移動装置及び平面研磨機 | |
JP4425240B2 (ja) | 遊星ギヤ機構を用いた移動装置及び平面研磨機 | |
US2431126A (en) | Metalworking machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6428374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |