JP6427252B1 - バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法 - Google Patents

バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6427252B1
JP6427252B1 JP2017231014A JP2017231014A JP6427252B1 JP 6427252 B1 JP6427252 B1 JP 6427252B1 JP 2017231014 A JP2017231014 A JP 2017231014A JP 2017231014 A JP2017231014 A JP 2017231014A JP 6427252 B1 JP6427252 B1 JP 6427252B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
band
electric wire
frame
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017231014A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019103226A (ja
Inventor
直也 松野
直也 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokkaido Electric Power Co Inc
Original Assignee
Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokkaido Electric Power Co Inc filed Critical Hokkaido Electric Power Co Inc
Priority to JP2017231014A priority Critical patent/JP6427252B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6427252B1 publication Critical patent/JP6427252B1/ja
Publication of JP2019103226A publication Critical patent/JP2019103226A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

【課題】簡易な作業で電線の垂下り防止を行う装置及び方法を提供する。
【解決手段】バンド巻き付け装置100は、台車部10、可動枠30及びリール部50から構成される。台車部は、電線105に契合し自走可能であり、リール部は、台車部が電線と契合した状態で電線と直交する面に沿って配置される第1リール51及び第2リールを含み、電線と直交する面に沿ってそれぞれ回転可能である。第1リールには第1バンド110aが、第2リールには第2バンド110bが、それぞれのリールの回転方向に沿って巻き付けられ、可動枠は、基部31並びに第1枠部33a及び第2枠部33bを含む。台車部が電線と直交して配置され、第1リール及び第2リールの回転に連動して、回転可能であり、第1枠部は、第1バンドを通すことができ、第2枠部は、第2バンドを通すことができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、電線の垂下りを防止するためのバンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法に関する。
銅製の電線は応力腐食等によって断線することがある。断線して垂れ下がった電線は、地上に落下することによって、感電事故等を引き起こす要因になる。そこで、従来、ロープを用いて電線の垂下りを防止する方法があった(例えば特許文献1参照)。この技術では、平行に配設された複数の電線のうち、隣り合う電線と電線との各間をロープで繋ぐ。ロープは、延在方向に沿った電線の中途に、所定の間隔で複数箇所に設けられる。これによって、断線が生じた場合であっても、断線した電線が、ロープによって隣の電線に支持されるため、地上に至るまで垂れ下がるのを防止できる。
特開2001−186646号公報
上述した電線の垂下り防止方法では、断線した電線の垂れ下がる長さを短くするためには、電柱間において、短い間隔で多数のロープを電線に取り付ける必要がある。しかし、高所作業車を移動させつつ多数のロープを取り付けることは手間がかかり、作業時間が増大するという問題がある。
また、ロープに加わる線間電圧に起因するトラッキングにより、短期間でロープが切れてしまうという問題がある。これを防止するためには、耐トラッキング性に優れたシリコーン樹脂で被覆された、高価なロープを用いる必要がある。このため、多数のロープを取り付ける必要がある、上述した電線の垂下り防止方法では、コスト面で不利である。
この発明の目的は、簡易な作業で効率的に電線の垂下り防止を実現するためのバンド巻き付け装置、及びこれを使用するバンド巻き付け方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明のバンド巻き付け装置は、台車部、可動枠、及び該可動枠と接続されたリール部を備える。台車部は、電線に契合可能であり、かつ電線に沿って自走可能である。リール部は、台車部が電線と契合した状態において電線と直交する面に沿って配置される第1リール及び第2リールを含む。第1リール及び第2リールは、電線と直交する面に沿ってそれぞれ回転可能である。第1リールには第1バンドが、第1リールの回転方向に沿って巻き付けられる。第2リールには第2バンドが、第2リールの回転方向に沿って巻き付けられる。可動枠は、基部並びに第1枠部及び第2枠部を含む。基部は、台車部が電線と契合した状態において電線と直交して配置され、かつ第1リール及び第2リールの回転に連動して、電線を回転軸として、電線と直交する面に沿って第1リール及び第2リールと同一方向に回転可能である。第1枠部は、第1バンドを通すことができる枠状体であり、第2枠部は、第2バンドを通すことができる枠状体である。
また、この発明のバンド巻き付け方法は、上述したバンド巻き付け装置を使用して電線にバンドを巻き付ける方法であって、2つの電柱間に架設された電線の一方の端部において、台車部を電線に契合させる過程と、第1リールに巻き付けた第1バンドの外周側の一端を、第1枠部に通し、第2リールに巻き付けた第2バンドの外周側の一端を、第2枠部に通し、及び第1バンドの一端及び第2バンドの一端を、電線に固定する過程と、台車部を自走させることによって、台車部を含むバンド巻き付け装置を電線の他方の端部に向かって自走させる過程とを含む。
この発明のバンド巻き付け装置、及びこれを使用するバンド巻き付け方法では、簡易な作業で効率的に電線にバンドを巻き付けることができる。
この発明の実施の形態による垂下り防止方法を説明するための概略図である。 この発明の実施の形態によるバンド巻き付け装置を示す概略図である。 (A)及び(B)は、この発明の実施の形態によるバンド巻き付け装置を示す概略図である。 (A)及び(B)は、可動枠及びギア部を示す概略図である。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
(電線の垂下り防止方法)
図1を参照して、この発明の実施の形態による電線の垂下り防止方法(以下、単に垂下り防止方法とも称する)について説明する。図1は、垂下り防止方法を示す概略図である。
図1の例では、電柱101及び103に渡って、3本の電線105が架設されている。
この実施の形態による垂下り防止方法では、バンド110を電線105に巻き付ける。ここでは、2本のバンド110(第1バンド110a及び第2バンド110b)それぞれを各電線105に巻き付ける。
第1バンド110a及び第2バンド110bは、電線105の延在方向に沿って、かつ電線105を軸として螺旋状に電線105に巻き付けられる。また第1バンド110a及び第2バンド110bは、電柱101及び103間の全範囲に渡って、電線105に巻き付けられる。第1バンド110a及び第2バンド110bの各両端部は、例えばC型コネクタ等の接続部材115を用いて電線105に固定される。
第1バンド110a及び第2バンド110bは、例えばポリエステル等の絶縁性の材料によって構成されている。
このように、この実施の形態による垂下り防止方法では、電線105が断線した場合であっても、巻き付けた第1バンド110a及び第2バンド110bによって電線105が支持されるため、電線105が垂れ下がるのを防止することができる。
このため、多数のロープを電線間に取り付ける従来の方法と比べて、低コストで効率的に電線の垂下りを防止できる。そして、後述するバンド巻き付け装置を使用することによって、簡易な作業で電柱101及び103間に渡って電線105にバンド110を巻き付けることができる。
(バンド巻き付け装置)
図2及び図3を参照して、この発明の実施の形態によるバンド巻き付け装置について説明する。図2及び図3は、バンド巻き付け装置を示す概略図である。図2では、電線に契合させた状態(すなわち使用時の状態)におけるバンド巻き付け装置を示している。なお、図3(A)は、図2に示すバンド巻き付け装置を、紙面の左側から(後述する台車部側から)見た場合の概略図であり、図3(B)は、図2に示すバンド巻き付け装置を、紙面の右側から(後述するリール部側から)見た場合の概略図である。
バンド巻き付け装置100は、この順に設けられた台車部10と取付ベース20と可動枠30とギア部40とリール部50とを備えて構成される。なお、以下の説明では、バンド巻き付け装置100の台車部10側を前方、リール部50側を後方とする。
台車部10は、契合部11、ローラ12、錘部13及びモータ収容部14を含んでいる。ここでは、台車部10は、2つの契合部11a及び11b並びに2つのローラ12a及び12bを含んでいる。契合部11a及び11bは台車部10の前方及び後方に設けられており、これら契合部11a及び11bを錘部13が繋いでいる。そして、契合部11a及び11bのそれぞれに1つずつローラ12が取り付けられている(ここでは、契合部11aにローラ12aが、及び契合部11bにローラ12bが、取り付けられている。)。
契合部11は、例えば鉤状に形成されており、電線105に掛けることができる。
ローラ12は、電線105の延在方向に沿って回転可能とされている。ローラ12の外周を被覆する面は、契合部11が電線105に掛かった状態において、電線105と接触するように配置される。
モータ収容部14は、内部にモータを収容している。モータは任意の伝達機構(図示を省略する)によって、ローラ12と接続されている。そして、モータを駆動させることによって、ローラ12が回転する。この結果、台車部10は、電線105に契合した状態で、電線105の延在方向に沿って自走する。モータを駆動させるバッテリーは、例えば錘部13の内部に収容することができる。
取付ベース20は、台車部10と接続されている。取付ベース20は、例えば台車部10の後方側の契合部11bに、固定して接続されている。また、可動枠30の後述する基部31が、電線105に直交する面に沿って回転することが可能な状態で、取付ベース20及びギア部40が、可動枠30を挟み込んでいる。さらに、取付ベース20には、当該取付ベース20の外周から内側に向かって切り込むスリット21が形成されている。契合部11が電線105に掛かった状態において、スリット21に電線105を通すことができる。
可動枠30は、例えば基部31、一対の第1枠部33a及び第2枠部33b並びに一対の第1軸部34a及び第2軸部34bを含んでいる。また、ギア部40は、可動枠30の基部31の後述する空孔35を通して、取付ベース20に固定されて接続されている。
図2及び図3とともに図4を参照して、可動枠30及びギア部40について説明する。図4(A)及び(B)は、可動枠30及びギア部40を示す概略図である。図4(A)は、可動枠30及びギア部40を、台車部10側から見た場合の概略図であり、図4(B)は、可動枠30及びギア部40を、リール部50側から見た場合の概略図である。
可動枠30の基部31は、対向する一対の主面(表面31a及び裏面31b)を有する平板状体として構成されている。基部31は、取付ベース20及びギア部40間に挟まれて設けられている。
基部31は、契合部11が電線105に掛かった状態において、表面31a及び裏面31bが電線105と直交して配置される。そして、基部31は、電線105を軸として、電線105と直交する面に沿って回転することができる。
また、基部31には、表面31a及び裏面31b間を貫通する空孔35が穿たれている。さらに、基部31には、空孔35から基部31外周に至るスリット35aが形成されている。
ギア部40は、基部31と平行な平板状の歯車である。ギア部40は、上述したように、基部31の空孔35を通して、取付ベース20に固定されている。一方、ギア部40は、可動枠30とは接続されていない。このため、基部31が回転する際にも、ギア部40は回転しない。
また、ギア部40には、電線105が貫通する空孔36が穿たれている。ギア部40の空孔36は、基部31の空孔35と位置が重なるように形成されている。
さらに、ギア部40には、空孔36からギア部40外周に至るスリット36aが形成されている。ギア部40のスリット36aは、取付ベース20のスリット21と位置が重なるように形成されている。なお、ギア部40の一部は開閉部37となっている。この開閉部37を開くことで、スリット36aが、ギア部40の外周から空孔36に通じる間隙となる。なお、図4では、開閉部37が閉じた状態を示している。
可動枠30の第1枠部33a及び第2枠部33bは、基部31の裏面31b側に、裏面31bから後方に(すなわちリール部50の方向へ)突出して設けられている。ここでは、第1枠部33a及び第2枠部33bは、ギア部40を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。また、第1枠部33a及び第2枠部33bは、枠状体である。第1枠部33a及び第2枠部33bに画成された中空38には、バンド110を通すことができる。
可動枠30の第1軸部34a及び第2軸部34bは、基部31の裏面31b側に、裏面31bから後方に(すなわちリール部50の方向へ)突出して設けられている。第1軸部34a及び第2軸部34bは、ギア部40を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。また、第1軸部34a及び第2軸部34b間を結ぶ線分が、第1枠部33a及び第2枠部33b間を結ぶ線分と交わるように、第1軸部34a及び第2軸部34bは配置されている。従って、第1軸部34a及び第2軸部34bを結ぶ線分を挟んで、第1枠部33aと第2枠部33bとが、反対の側に配置されている。
取付ベース20のスリット21、可動枠30の基部31の空孔35、及びギア部40の空孔36の位置は、重なるように配置される。従って、契合部11が電線105に掛かった状態において、取付ベース20のスリット21、基部31の空孔35、及びギア部40の空孔36に、電線105を通すことができる。
また、基部31を回転させることによって、基部31のスリット35aの位置を、取付ベース20のスリット21及びギア部40のスリット36aの位置と重なるように配置することができる。契合部11を電線105に掛ける際には、ギア部40の開閉部37を開き、取付ベース20のスリット21、基部31のスリット35a及びギア部40のスリット36aから、電線105を基部31の空孔35及びギア部40の空孔36に通すことができる。また、電線105をスリット21、空孔35及び空孔36に通した状態において、開閉部37を閉じることによって、ギア部40のスリット36aを塞ぐことができる。
リール部50は、それぞれ電線105と直交する面に沿って設けられた第1リール51及び第2リール52を含む。
可動枠30の第1軸部34aが第1リール51の中心を貫通することによって、及び可動枠30の第2軸部34bが第2リール52の中心を貫通することによって、リール部50と可動枠30とは接続されている。そして、第1リール51は第1軸部34aを回転軸として、及び第2リール52は第2軸部34bを回転軸として、電線105と直交する面に沿ってそれぞれ回転することができる。
また、第1リール51にはサブギア53が、固定されて設けられている(図3(A)参照)。従って、第1リール51の回転に伴って、サブギア53が回転する。サブギア53は、平板状の歯車である。そして、サブギア53は、ギア部40と契合している。
第1リール51及び第2リール52は、バンド110の巻き軸である。従って、第1リール51及び第2リール52には、これら第1リール51及び第2リール52の回転方向に沿って、それぞれバンド110が巻き付けられる。ここでは、第1リール51に巻き付けられるバンド110を第1バンド110a、及び第2リール52に巻き付けられるバンド110を第2バンド110bとする。
(バンド巻き付け方法)
図2を参照して、上述したバンド巻き付け装置100を使用するバンド巻き付け方法について説明する。
まず、第1リール51に巻き付けた第1バンド110aの外周側の一端部110aaを、可動枠30の第1枠部33aの中空38に通す。また、第2リール52に巻き付けた第2バンド110bの外周側の一端部110baを、可動枠30の第2枠部33bの中空38に通す。また、可動枠30の基部31のスリット35aの位置を、取付ベース20のスリット21及びギア部40のスリット36aの位置と重なるように配置し、ギア部40の開閉部37を開く。電柱間に架設された電線105の一方の電柱側の端部において、台車部10の契合部11を電線105に掛ける。そして、契合部11が電線105に掛かった状態で、取付ベース20のスリット21、可動枠30の基部31の空孔35、及びギア部40の空孔36に、電線105を通す。その後、ギア部40の開閉部37を閉じる。
そして、第1枠部33aの中空38に通した第1バンド110aの一端部110aa及び第2枠部33bの中空38に通した第2バンド110bの一端部110baを、電線105の一方の電柱側の端部に固定する。
次に、台車部10のモータ収容部14に収容されたモータを駆動させる。これによって、台車部10を含むバンド巻き付け装置100が、電線105の他方の電柱側の端部に向かって自走する。
バンド巻き付け装置100が自走すると、一端部110aa及び110baが電線105に固定されていることにより、第1バンド110a及び第2バンド110bが引っ張られる。そして、引っ張られた第1バンド110a及び第2バンド110bの張力によって、第1リール51が第1軸部34aを軸として、及び第2リール52が第2軸部34bを軸として、それぞれ回転する。
第1リール51が回転することで、サブギア53が回転する。上述したように、サブギア53は、取付ベース20に固定されたギア部40と契合している。このため、サブギア53(及びこれを含む第1リール51)は、第1軸部34aを軸として回転しつつ、ギア部40の外周に沿って回動する。第1リール51の回動によって、可動枠30の基部31が回転する。可動枠30の基部31は、第1リール51及び第2リール52と同一方向に回転する。さらに、基部31の回転に伴い、第2リール52が、ギア部40の外周に沿って回動する。
第1リール51及び第2リール52並びに可動枠30の基部31が回転することにより、第1バンド110a及び第2バンド110bは、可動枠30の第1枠部33a及び第2枠部33bに巻き取られ、第1リール51及び第2リール52から繰り出される。そして、バンド巻き付け装置100が電線105に沿って自走しているため、第1バンド110a及び第2バンド110bは、電線105を軸として螺旋状に第1リール51及び第2リール52から繰り出される。この結果、第1バンド110a及び第2バンド110bを電線105に巻き付けることができる。
そして、バンド巻き付け装置100が電線105の他方の電柱側の端部に到達した後、台車部10のモータの駆動を停止させることによって、バンド巻き付け装置100の自走を停止させる。この結果、電柱間の全範囲に渡って、第1バンド110a及び第2バンド110bを電線105に巻き付けることができる。
その後、電線105の他方の電柱側の端部に、第1バンド110a及び第2バンド110bを固定し、余剰した第1バンド110a及び第2バンド110bをカットする。
このように、バンド巻き付け装置100を使用するバンド巻き付け方法では、作業員が電柱付近で作業を行えばよく、簡易な作業で第1バンド110a及び第2バンド110bを電線105へ巻き付けることができる。
10:台車部
11:契合部
12:ローラ
13:錘
14:モータ収容部
20:取付ベース
30:可動枠
31:基部
33a:第1枠部
33b:第2枠部
34a:第1軸部
34b:第2軸部
40:ギア部
50:リール部
51:第1リール
52:第2リール
100:バンド巻き付け装置
110:バンド

Claims (3)

  1. 台車部、可動枠、及び該可動枠と接続されたリール部を備え、
    前記台車部は、電線に契合可能であり、かつ該電線に沿って自走可能であり、
    前記リール部は、前記台車部が前記電線と契合した状態において前記電線と直交する面に沿って配置される第1リール及び第2リールを含み、
    前記第1リール及び前記第2リールは、前記電線と直交する面に沿ってそれぞれ回転可能であり、
    前記第1リールには第1バンドが、該第1リールの回転方向に沿って巻き付けられ、前記第2リールには第2バンドが、該第2リールの回転方向に沿って巻き付けられ、
    前記可動枠は、基部並びに第1枠部及び第2枠部を含み、
    前記基部は、前記台車部が前記電線と契合した状態において前記電線と直交して配置され、かつ前記第1リール及び前記第2リールの回転に連動して、前記電線を回転軸として、該電線と直交する面に沿って前記第1リール及び前記第2リールと同一方向に回転可能であり、
    前記第1枠部は、前記第1バンドを通すことができる枠状体であり、前記第2枠部は、前記第2バンドを通すことができる枠状体である
    ことを特徴とするバンド巻き付け装置。
  2. 前記第1リールの回転軸及び前記第2リールの回転軸を結ぶ線分を挟んで、前記第1枠部と前記第2枠部とが、反対の側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のバンド巻き付け装置。
  3. 請求項1又は2に記載のバンド巻き付け装置を使用して前記電線にバンドを巻き付ける方法であって、
    2つの電柱間に架設された前記電線の一方の端部において、前記台車部を前記電線に契合させる過程と、
    前記第1リールに巻き付けた前記第1バンドの外周側の一端を、前記第1枠部に通し、前記第2リールに巻き付けた前記第2バンドの外周側の一端を、前記第2枠部に通し、及び前記第1バンドの一端及び前記第2バンドの一端を、前記電線に固定する過程と、
    前記台車部を自走させることによって、前記台車部を含む当該バンド巻き付け装置を前記電線の他方の端部に向かって自走させる過程と
    を含むことを特徴とするバンド巻き付け方法。
JP2017231014A 2017-11-30 2017-11-30 バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法 Active JP6427252B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231014A JP6427252B1 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017231014A JP6427252B1 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6427252B1 true JP6427252B1 (ja) 2018-11-21
JP2019103226A JP2019103226A (ja) 2019-06-24

Family

ID=64394780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017231014A Active JP6427252B1 (ja) 2017-11-30 2017-11-30 バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6427252B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437759B2 (ja) 2019-10-25 2024-02-26 東神電気株式会社 巻付器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131880A (ja) * 1974-09-11 1976-03-18 Yoshida Kogyo Kk Katsukasenhenoteepumakihoho narabini sonosochi
JPS5245045U (ja) * 1975-09-17 1977-03-30
JPS57173216U (ja) * 1982-03-11 1982-11-01
JPS59138575A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Kandenkou:Kk ラツシングマシンの芯出し機構
JP2002281649A (ja) * 2001-01-11 2002-09-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 架空配電線路
JP2003226472A (ja) * 2002-02-05 2003-08-12 Kyushu Electric Power Co Inc ケーブル布設装置及びケーブル布設方法
JP2017103939A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 株式会社かんでんエンジニアリング 自走式テーピング装置およびこれを用いたテープ巻付け方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131880A (ja) * 1974-09-11 1976-03-18 Yoshida Kogyo Kk Katsukasenhenoteepumakihoho narabini sonosochi
JPS5245045U (ja) * 1975-09-17 1977-03-30
JPS57173216U (ja) * 1982-03-11 1982-11-01
JPS59138575A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Kandenkou:Kk ラツシングマシンの芯出し機構
JP2002281649A (ja) * 2001-01-11 2002-09-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 架空配電線路
JP2003226472A (ja) * 2002-02-05 2003-08-12 Kyushu Electric Power Co Inc ケーブル布設装置及びケーブル布設方法
JP2017103939A (ja) * 2015-12-03 2017-06-08 株式会社かんでんエンジニアリング 自走式テーピング装置およびこれを用いたテープ巻付け方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437759B2 (ja) 2019-10-25 2024-02-26 東神電気株式会社 巻付器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019103226A (ja) 2019-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN209767009U (zh) 电缆自动敷设系统及其电缆敷设装置
JP6427252B1 (ja) バンド巻き付け装置及びバンド巻き付け方法
JP7066505B2 (ja) 電線検査装置
KR101727391B1 (ko) 전선릴
KR101121747B1 (ko) 테이핑 장치
KR101563235B1 (ko) 케이블 및 접지선 횡권 장치
CN214298744U (zh) 过线滑轮机构及工程机械
JP6788952B2 (ja) 自走式テーピング装置およびこれを用いたテープ巻付け方法
CN210575276U (zh) 一种安全防护型管式绞线机
KR101725136B1 (ko) 권취장치
EP3079843A1 (en) Apparatus for selectively opening up a portion of a cable
CN206088586U (zh) 收放卷装置
CN110752551A (zh) 一种预绞型金具的预绞装置
JP2021083280A (ja) フラットケーブル巻取装置及びフラットケーブル配索構造
CN116588762A (zh) 一种电缆收放线装置
KR102129180B1 (ko) 전선 트위스트 장치
JP2021027779A (ja) フラットケーブル巻取装置及びフラットケーブル配索構造
KR200169096Y1 (ko) 전원공급용 케이블 릴
JP6936768B2 (ja) 開閉装置、シャッタ装置
JP2001195933A (ja) 撚伝達装置
CN214114587U (zh) 一种建筑施工升降机电缆限位结构
CN217555492U (zh) 一种挤压式充电桩电缆自动收线装置
CN210349459U (zh) 一种线缆生产用云母带绕包机
CN214087176U (zh) 一种10kV旁路电缆自动收放线装置
JPH0433508A (ja) ラインガード巻付装置及びラインガード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6427252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250