JP6426817B2 - アーマチュアとロータの吸着構造 - Google Patents
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Description
輪の内周の円筒面と内方部材の外周のカム面との間に組み込まれたローラと、そのローラを保持するローラ保持器とを有する。このローラ保持器は、外輪の内周の円筒面と内方部材の外周のカム面との間にローラを係合させる係合位置と、そのローラの係合を解除させる係合解除位置との間で周方向に移動可能に支持されている。また、ローラ保持器は、スイッチばねの力で係合解除位置に保持されている。
チュアとロータの距離に応じて変化し、アーマチュアがロータに近づくに従って増加する。この増加の仕方は、アーマチュアがロータから比較的遠いときは緩やかであり、アーマチュアがロータに比較的近いときは急となる。つまり、アーマチュアはロータに近づくほど大きく加速する傾向がある。
外輪と、
前記外輪の内側に配置され、前記外輪に対して相対回転可能に支持された内方部材と、
前記外輪の内周と前記内方部材の外周との間に組み込まれた係合子と、
前記係合子を介して前記外輪と内方部材の間で回転が伝達するように前記係合子を外輪と内方部材の間に係合させる係合位置と、前記外輪と内方部材の間での回転伝達が遮断されるように前記係合子の係合を解除させる係合解除位置との間で移動可能に支持された係合子保持器と、
軸方向に移動可能に支持されたアーマチュアと、
軸方向に移動しないように支持され、前記アーマチュアと軸方向に対向して配置されたロータと、
前記アーマチュアを前記ロータから離れる方向に付勢するばね部材と、
通電により前記アーマチュアを前記ロータに吸着させる電磁石と、
前記アーマチュアが前記ロータに吸着される動作を、前記係合子保持器が前記係合位置と係合解除位置のうち一方から他方に移動する動作に変換する動作変換機構とを有する回転伝達装置において、
前記アーマチュアと前記ロータの間に、前記アーマチュアが前記ロータに吸着されるときの衝撃を吸収する緩衝部材を設け、
その緩衝部材は、前記アーマチュアと前記ロータのうちいずれか一方の部材に軸方向に移動可能に支持された金属環と、前記アーマチュアが前記ロータに近づくに従って、前記アーマチュアと前記ロータのうち前記金属環を支持する側の部材と前記金属環との間で軸方向に圧縮されるように両部材の間に設けられたゴム環とからなり、
前記ゴム環は、軸方向の圧縮量が小さいときよりも軸方向の圧縮量が大きいときの方が周方向に長い領域で圧縮されるように軸方向厚さが周方向に沿って変化する形状を有することを特徴とする回転伝達装置。
に組み込まれた複数のローラ3a,3bと、これらのローラ3a,3bを保持するローラ保持器4とを有する。内方部材2には入力軸5が接続され、外輪1には出力軸6が接続されている。入力軸5と出力軸6は同軸上に配置されている。
に一体に形成された円筒部35とを有する。アーマチュア30の円筒部35には、第2の分割保持器4Bのフランジ部16bの外周から軸方向に延びるように一体に形成された円筒部36が圧入され、この圧入により、アーマチュア30は、第2の分割保持器4Bと軸方向に一体に移動するように第2の分割保持器4Bに連結されている。また、アーマチュア30は、入力軸5の外周に設けられた円筒面37で回転可能かつ軸方向に移動可能に支持されている。ここで、アーマチュア30は、軸方向に離れた2箇所(すなわちアーマチュア30の内周と、第2の分割保持器4Bの内周)において軸方向に移動可能に支持することにより、アーマチュア30の姿勢が軸直角方向に対して傾くのが防止されている。
結局、アーマチュア30は、ばね部材14からボールランプ機構33を介して伝達する力によって、ロータ31から離れる方向に付勢された状態となっている。
での回転伝達が遮断される係合解除状態(空転状態)となる。すなわち、電磁石32に通電すると、アーマチュア30はロータ31に吸着され、このアーマチュア30の動作に連動して、第2の分割保持器4Bのフランジ部16bが第1の分割保持器4Aのフランジ部16aに向かって軸方向に移動する。このとき、ボールランプ機構33のボール44が各傾斜溝43a,43bの最深部45a,45bに向けて転がることにより、第1の分割保持器4Aと第2の分割保持器4Bとが相対回転する。そして、この第1の分割保持器4Aと第2の分割保持器4Bの相対回転により、第1の分割保持器4Aの柱部15aと第2の分割保持器4Bの柱部15bとが、一対のローラ3a,3bの間隔が狭まる方向に各ローラ3a,3bを押圧し、その結果、外輪1の内周の円筒面13と内方部材2の外周の前方カム面12aとの間への正転方向の前側のローラ3aの係合が解除されるとともに、外輪1の内周の円筒面13と内方部材2の外周の後方カム面12bとの間への正転方向の後側のローラ3bの係合も解除された状態となる。この状態で、内方部材2に回転が入力されても、その回転は内方部材2から外輪1に伝達せず、内方部材2は空転する。
間のギャップが約0.2mm〜0.5mmに相当する段階)では、ゴム圧縮荷重の増加の仕方が緩やかとなり、ゴム環52の軸方向の圧縮量が大きい段階(すなわち、第1突起部63と第2突起部64の両方が軸方向に圧縮される段階。図14では、アーマチュア30とロータ31の間のギャップが約0mm〜0.2mmに相当する段階)では、ゴム圧縮荷重の増加の仕方が急となる。そのため、電磁石32への通電によりアーマチュア30がロータ31に吸着されるときに、アーマチュア30がゴム環52とばね部材14から受けるロータ31から離反する方向の力(ばね荷重+ゴム圧縮荷重)が、電磁石32への通電によってアーマチュア30がロータ31に引き寄せられる力(電磁石による吸引力)を上回る事態が防止され、その結果、アーマチュア30がロータ31に吸着される動作が安定する。また、アーマチュア30がロータ31に吸着される寸前でのアーマチュア30の加速が効果的に抑えられ、アーマチュア30とロータ31の衝突音を効果的に低減することが可能となっている。
結果、ゴム環52の破片の混入によるローラ3a,3bの係合不良等をより効果的に防止することが可能となっている。
2 内方部材
3a,3b ローラ
4 ローラ保持器
14 ばね部材
30 アーマチュア
31 ロータ
32 電磁石
33 ボールランプ機構
50 緩衝部材
51 金属環
52 ゴム環
53 環状板部
54 外側筒部
55 内側突起
62 ベース部
63 第1突起部
64 第2突起部
65 第2突起部64よりも高さの低い部分
Claims (6)
- 軸方向に移動可能に支持されたアーマチュア(30)と、
軸方向に移動しないように支持され、前記アーマチュア(30)と軸方向に対向して配置されたロータ(31)と、
前記アーマチュア(30)を前記ロータ(31)から離れる方向に付勢するばね部材(14)と、
通電により前記アーマチュア(30)を前記ロータ(31)に吸着させる電磁石(32)と、
を有するアーマチュアとロータの吸着構造において、
前記アーマチュア(30)と前記ロータ(31)の間に、前記アーマチュア(30)が前記ロータ(31)に吸着されるときの衝撃を吸収する緩衝部材(50)を設け、
その緩衝部材(50)は、前記アーマチュア(30)と前記ロータ(31)のうちいずれか一方の部材に軸方向に移動可能に支持された金属環(51)と、前記アーマチュア(30)が前記ロータ(31)に近づくに従って、前記アーマチュア(30)と前記ロータ(31)のうち前記金属環(51)を支持する側の部材と前記金属環(51)との間で軸方向に圧縮されるように両部材の間に設けられたゴム環(52)とからなり、
前記ゴム環(52)は、軸方向の圧縮量が小さいときよりも軸方向の圧縮量が大きいときの方が周方向に長い領域で圧縮されるように軸方向厚さが周方向に沿って変化する形状を有することを特徴とするアーマチュアとロータの吸着構造。 - 前記ゴム環(52)は、一定の軸方向厚さをもつ環状のベース部(62)と、周方向に間隔をおいた複数位置で前記ベース部(62)から軸方向に突出して形成された第1突起部(63)と、周方向に間隔をおいた複数位置で前記ベース部(62)から前記第1突起部(63)よりも低い高さをもって軸方向に突出して形成された第2突起部(64)とを有する請求項1に記載のアーマチュアとロータの吸着構造。
- 前記第2突起部(64)は、第1突起部(63)と第2突起部(64)の間に第2突起部(64)よりも高さの低い部分(65)が形成されるように前記第1突起部(63)から周方向に離れた位置に形成されている請求項2に記載のアーマチュアとロータの吸着構造。
- 前記第1突起部(63)が周方向に等間隔となるように配置され、前記第2突起部(64)も周方向に等間隔となるように配置されている請求項2または3に記載のアーマチュアとロータの吸着構造。
- 前記金属環(51)は、前記ゴム環(52)が接着固定された環状板部(53)と、前記ゴム環(52)の外径側を覆うように前記環状板部(53)の外縁から軸方向に延びる外側筒部(54)を有する請求項1から4のいずれかに記載のアーマチュアとロータの吸着構造。
- 前記金属環(51)は、前記環状板部(53)の内縁からゴム環(52)が配置された側に延びる環状の内側突起(55)を更に有する請求項5に記載のアーマチュアとロータの吸着構造。
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