JP6426543B2 - アナログ/ディジタル変換器、放射線検出器および無線受信機 - Google Patents

アナログ/ディジタル変換器、放射線検出器および無線受信機 Download PDF

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Description

実施形態は、アナログ/ディジタル変換器に関する。
従来、非同期の逐次比較型(Successive Approximation Register;SAR)アナログ/ディジタル変換器(Analog−to−Digital Converter;ADC)は、比較器の出力信号に所定の遅延時間を与えることで、1サイクルあたりのアナログ/ディジタル(Analog−to−Digital;AD)変換時間が決定される。係る遅延時間は、例えば固定遅延回路によって予め決定される。固定遅延回路を用いたSARADCは、1サイクルあたりに必要なAD変換時間が長くなった場合において、全体のAD変換時間に対する所定のサイクル数を下回る(即ち、分解能が減少する)可能性がある。
これに対して、遅延時間を任意に調整可能なSARADCが知られている。係るSARADCは、遅延時間を任意に調整できる遅延回路を用い、当該遅延時間をリング発振器とカウンタとで調整する。遅延時間の調整は、リング発振器の発振周波数を調整することで行われる。リング発振器の発振周波数は、カウンタの値が所定の値となるように、帰還ループによって調整される。このSARADCによれば、AD変換の動作中に遅延時間の調整(即ち、バックグラウンド調整)が可能である。しかしながら、リング発振器およびカウンタは、高速動作が必要となるため、消費電力が大きいという課題がある。
別のSARADCとして、所定時間のAD変換サイクルをカウントすることによって遅延時間を調整する構成が知られている。係るSARADCは、比較器の出力エッジを検出し、検出したエッジの数だけカウンタの値を上昇させる。カウンタの値は、全体のAD変換時間に発生するAD変換のサイクル数に相当する。即ち、このSARADCは、カウンタの値が所定の値よりも大きければ遅延時間が短いと判定し、小さければ遅延時間が長いと判定する。しかしながら、このSARADCは、カウンタの値の累積値によって制御を行うため、調整のための時間を別途必要とする(即ち、バックグラウンド調整を行うことができない)という課題がある。
米国特許第8786483号明細書
Manickam et al.,"A CMOS Electrochemical Impedance Spectroscopy(EIS) Biosensor Array",IEEE Transactions ON Biomedical Circuits and Systems,November 2010,VOL.4,Issue6,p.379−390
実施形態は、遅延時間制御回路を低消費電力化し、かつ、遅延時間をバックグラウンド調整することを目的とする。
実施形態によれば、アナログ/ディジタル変換器は、ディジタル/アナログ変換器と、第1の比較器と、遅延回路と、差分時間検出回路と、第1の時間/電圧変換回路と、第2の比較器と、遅延制御回路と、制御回路とを含む。ディジタル/アナログ変換器は、制御信号に基づいて参照電圧を所定の値に制御し、アナログ信号および制御された参照電圧を用いて残差電圧を生成する。第1の比較器は、残差電圧および基準電圧を比較することによって、ディジタルの比較信号を出力する。遅延回路は、遅延制御信号に基づいて遅延時間を制御し、比較信号を遅延時間だけ遅延させた遅延比較信号を生成する。差分時間検出回路は、比較信号および遅延比較信号を用いて、遅延時間に相当する差分時間信号を検出する。第1の時間/電圧変換回路は、差分時間信号を時間/電圧変換することによって、差分電圧を生成する。第2の比較器は、差分電圧および調整目標電圧を比較することによって、ディジタルの遅延判定信号を出力する。遅延制御回路は、遅延判定信号に応じて、遅延時間を制御する遅延制御信号を生成する。制御回路は、アナログ信号のアナログ/ディジタル変換期間に対応する第1の状態を持つサンプルクロックが入力され、前記第1の状態において、前記遅延比較信号から前記制御信号を生成する。
第1の実施形態に係るADCの比較例に相当するADCを例示するブロック図。 図1のADCの動作を例示するタイミングチャート。 第1の実施形態に係るADCを例示するブロック図。 図3の遅延時間制御回路を例示する図。 図4の遅延時間制御回路の動作を例示するタイミングチャート。 第2の実施形態に係るADCを例示するブロック図。 図6の遅延時間制御回路を例示する図。 サンプルクロックおよびリセットクロックを例示するタイミングチャート。 第3の実施形態に係るADCを例示するブロック図。 第4の実施形態に係るADCを例示するブロック図。 第5の実施形態に係る放射線検出器を例示するブロック図。 第6の実施形態に係る無線受信機を例示するブロック図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、解説済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
以降の説明において、AD変換の1サイクルは、1ビットの処理を行うことを想定しているが、2ビット以上の処理を行ってもよい。
(第1の実施形態)
図1に第1の実施形態に係るADCの比較例に相当するADCが例示される。図1のADCは、ディジタル/アナログ変換器(Digital−to−Analog Converter;DAC)10と、比較器20と、固定遅延回路30と、制御回路40とを備える。
DAC10は、アナログ信号と、制御信号によって制御された参照電圧とを用いて残差電圧を生成する。比較器20は、残差電圧および基準電圧を比較することによって、ディジタル値に対応する比較信号を生成する。固定遅延回路30は、比較信号を所定の遅延時間だけ遅延させた固定遅延比較信号を生成する。制御回路40は、サンプルクロックのAD変換期間(後述される)において、固定遅延比較信号から制御信号を生成する。
図1のADCは、図2に例示されるように動作をする。サンプルクロックは、アナログ信号のAD変換期間に対応するTconvert(第1の状態ともいう)と、アナログ信号のサンプリング期間に対応するTsample(第2の状態ともいう)とを持つ。Tconvertはサンプルクロックの“0”に対応し、Tsampleはサンプルクロックの“1”に対応する。図1のADCは、例えば、トランジスタの閾値電圧(Vth)に依存して1サイクルのAD変換時間が決定される。具体的には、トランジスタのVthが低い場合には、1サイクルのAD変換時間が短く(即ち、TconvertにおけるAD変換サイクル数が多く)なり、トランジスタのVthが高い場合には、1サイクルのAD変換時間が長く(即ち、TconvertにおけるAD変換サイクル数が少なく)なる。ここで、1サイクルのAD変換時間は、遅延時間によって決定される。従って、固定遅延回路30は、トランジスタのVthに応じた遅延時間が予め設定される。
しかしながら、1サイクルのAD変換時間は、プロセス条件(例えば、トランジスタのVthなど)だけでなく、外部環境(例えば、電源電圧および動作温度など)によっても変化をすることがある。そのため、図1のADCでは、TconvertにおけるAD変換サイクル数が所定の回数とならず、AD変換の分解能が減少することがある。
第1の実施形態に係るADCは、図1の固定遅延回路30の機能を代替する手段を利用することにより、遅延時間を制御することができる。
図3に例示されるように、第1の実施形態に係るADC100は、DAC110と、第1の比較器120と、遅延回路130と、遅延時間制御回路140と、制御回路150とを備える。ADC100は、例えば図2に示されるサンプルクロックを用いて、アナログ信号のサンプリングおよびアナログ信号のAD変換を行う。以下の各部では、AD変換期間(サンプルクロックのTconvert)における動作について説明をする。
DAC110は、例えば容量DACに相当する。DAC110は、図示されない入力部からアナログ信号が入力され、図示されない回路から参照電圧が入力される。DAC110は、さらに、制御回路150から制御信号tDACが入力される。DAC110は、制御信号tDACに基づいて参照電圧を所定の値に制御する。DAC110は、アナログ信号および制御された参照電圧を用いて残差電圧を生成する。DAC110は、残差電圧を第1の比較器120へと出力する。尚、DAC110は、抵抗DACなどの任意のDACを用いてもよい。
第1の比較器120は、DAC110から残差電圧が入力され、図示されない回路から基準電圧が入力される。第1の比較器120は、残差電圧および基準電圧を比較することによって、ディジタルの比較信号tを生成する。例えば、第1の比較器120は、残差電圧が基準電圧以上の場合にディジタルの“1”に対応する信号を生成し、残差電圧が基準電圧未満の場合にディジタルの“0”に対応する信号を生成する。第1の比較器120は、比較信号tを遅延回路130および差分時間検出回路141(後述される)へと出力する。
遅延回路130は、第1の比較器120から比較信号tが入力される。遅延回路130は、さらに、遅延制御回路144(後述される)から遅延時間を制御する遅延制御信号が入力される。遅延回路130は、ADC100のプロセス条件(例えば、トランジスタのVthなど)に応じた遅延時間が予め設定される。遅延回路130は、遅延制御信号に基づいて遅延時間を制御し、比較信号tを当該遅延時間だけ遅延させた遅延比較信号tを生成する。遅延回路130は、遅延比較信号tを制御回路150および差分時間検出回路141(後述される)へとそれぞれ出力する。
制御回路150は、遅延回路130から遅延比較信号tが入力され、図示されない回路からサンプルクロックが入力される。制御回路150は、アナログ信号のAD変換期間に対応するTconvertにおいて、遅延比較信号tから制御信号tDACを生成する。制御回路150は、制御信号tDACをDAC110へと出力する。尚、制御回路150は、AD変換の各々の変換サイクルの切り替えを示す変換サイクル情報を保持する。変換サイクル情報は、例えば、AD変換の各々の変換サイクルの開始点および終了点の少なくとも1つが示されればよい。また、制御回路150は、アナログ信号のサンプリング期間に対応するTsampleにおいて、アナログ信号のサンプリング動作に対応する制御信号をDAC110へと出力する。
遅延時間制御回路140は、差分時間検出回路141と、第1の時間/電圧変換回路142と、第2の比較器143と、遅延制御回路144とを備える。遅延時間制御回路140は、遅延回路130の遅延時間を測定し、所定の遅延時間となるように遅延回路130を制御する。
差分時間検出回路141は、第1の比較器120から比較信号tが入力され、遅延回路130から遅延比較信号tが入力される。差分時間検出回路141は、比較信号tおよび遅延比較信号tを用いて、遅延回路130の遅延時間に相当する差分時間信号を検出する。差分時間検出回路141は、差分時間信号を第1の時間/電圧変換回路142へと出力する。
具体的には、差分時間検出回路141は、比較信号tおよび遅延比較信号tの立ち下がり時間の差から差分時間信号を生成する。或いは、差分時間検出回路141は、比較信号tおよび遅延比較信号tの立ち上がり時間の差から差分時間信号を生成してもよいし、立ち上がり時間の差および立ち下がり時間の差の両方を用いて差分時間信号を生成してもよい。尚、差分時間検出回路141は、2つの信号の差分時間が検出できる回路であればよい。
第1の時間/電圧変換回路142は、例えばチャージポンプ回路に相当する。第1の時間/電圧変換回路142は、差分時間検出回路141から差分時間信号が入力される。第1の時間/電圧変換回路142は、差分時間信号を時間/電圧変換することによって、差分電圧を生成する。第1の時間/電圧変換回路142の具体的な動作は後述される。第1の時間/電圧変換回路142は、差分電圧を第2の比較器143へと出力する。尚、第1の時間/電圧変換回路142は、時間信号を電圧に変換可能な他の回路を用いてもよい。
第2の比較器143は、第1の時間/電圧変換回路142から差分電圧が入力され、図示されない回路から調整目標電圧が入力される。第2の比較器143は、差分電圧および調整目標電圧を比較することによって、ディジタルの遅延判定信号を生成する。例えば、第2の比較器143は、差分電圧が調整目標電圧以上の場合にディジタルの“1”に対応する信号を生成し、差分電圧が調整目標電圧未満の場合にディジタルの“0”に対応する信号を生成する。第2の比較器143は、遅延判定信号を遅延制御回路144へと出力する。
遅延制御回路144は、例えばアップダウンカウンタに相当する。遅延制御回路144は、第2の比較器143から遅延判定信号が入力される。遅延制御回路144は、遅延判定信号に応じて、遅延時間を制御する遅延制御信号を生成する。例えば、遅延制御回路144は、遅延判定信号が“1”の場合に、遅延時間を短くする遅延制御信号を生成し、遅延判定信号が“0”場合に遅延時間を長くする遅延制御信号を生成する。遅延制御回路144は、遅延制御信号を遅延回路130へと出力する。尚、遅延制御回路144は、他の任意のカウンタを用いてもよい。
遅延時間制御回路140の具体例が図4に示される。差分時間検出回路141は、INVゲート145と、ANDゲート146と、ANDゲート147とを備える。第1の時間/電圧変換回路142は、定電流源Iと、スイッチSWと、スイッチSWと、キャパシタCdelayとを備える。
INVゲート145は、第1の比較器120から比較信号tが入力される。INVゲート145は、比較信号tを反転させる。INVゲート145は、反転した比較信号tをANDゲート146へと出力する。
ANDゲート146は、INVゲート145から反転した比較信号tが入力され、遅延回路130から遅延比較信号tが入力される。ANDゲート146は、反転した比較信号tと遅延比較信号tとの論理積をとることによって制御信号tcp(差分時間信号ともいう)を生成する。ANDゲート146は、制御信号tcpをスイッチSWへと出力する。
ANDゲート147は、第1の比較器120から比較信号tが入力され、遅延回路130から遅延比較信号tが入力される。ANDゲート147は、比較信号tと遅延比較信号tとの論理積をとることによって制御信号tを生成する。ANDゲート147は、制御信号tをスイッチSWへと出力する。
定電流源Iは、定電流信号を発生させる。定電流源Iは、定電流信号をスイッチSWへと出力する。
スイッチSWは、ANDゲート146から制御信号tcpが入力され、定電流源Iから定電流信号が入力される。スイッチSWは、制御信号tcpがHighレベルであれば、当該スイッチSWをONにして、定電流信号をキャパシタCdelayへと供給させる。他方、制御信号tcpがLowレベルであれば、当該スイッチSWをOFFにして、回路を開放させる。
キャパシタCdelayは、スイッチSWがONの期間に亘って定電流信号が入力される。キャパシタCdelayは、定電流信号が入力される時間に亘って、電極の両端に電圧V(=(I×Tdelay)/Cdelay)を発生させる。ここで、Tdelayは、tcpのHighレベルの期間である。電圧Vは、前述の差分電圧に相当する。尚、キャパシタCdelayは、定電流信号に応じた容量を用いればよいため、定電流信号が小さい場合は、微小な容量を用いてもよい。
スイッチSWは、ANDゲート147から制御信号tが入力される。スイッチSWは、制御信号tがHighレベルであれば、当該SWをONにして、キャパシタCdelayの電極の両端にかかる電圧Vをリセットする。他方、制御信号tがLowレベルであれば、当該SWをOFFにして、回路を開放させる。
遅延時間制御回路140の動作を例示するタイミングチャートが図5に示される。比較信号tのHighレベルは、遅延時間が与えられることによって、遅延比較信号tのHighレベルの位置へと移動する。制御信号tcpのHighレベルは、比較信号tおよび遅延比較信号tの立ち下がり時間の差である遅延時間に相当する。第1の時間/電圧変換回路142は、制御信号tcpがHighレベルとなる期間において、キャパシタCdelayに電荷を貯める(即ち、電圧Vが高くなる)。第1の時間/電圧変換回路142は、比較信号tおよび遅延比較信号tがHighレベルとなる期間において、キャパシタCdelayの電荷をリセットする(即ち、電圧Vが0になる)。
以上説明したように、第1の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器は、遅延時間制御回路において、遅延回路の入力信号および出力信号の差から遅延時間を検出し、遅延時間に対応する電圧値と目標電圧とを比較することによって判定信号を生成し、判定信号に基づいて生成される制御信号によって遅延回路の遅延時間を制御する。さらに、このアナログ/ディジタル変換器は、アナログ信号のアナログ/ディジタル変換動作中に、バックグラウンドで遅延時間を制御することができる。故に、このアナログ/ディジタル変換器によれば、高速なクロックを必要とせず、遅延時間制御回路を低消費電力化し、かつ、遅延時間をバックグラウンド調整することができる。
(第2の実施形態)
前述のADC100は、図示されない回路から調整目標電圧が入力される。他方、第2の実施形態に係るADCは、調整目標電圧をADCの内部回路で生成することができる。
図6に例示されるように、第2の実施形態に係るADC200は、DAC110と、第1の比較器120と、遅延回路130と、遅延時間制御回路210と、制御回路150とを備える。遅延時間制御回路210は、差分時間検出回路141と、第1の時間/電圧変換回路142と、第2の比較器143と、遅延制御回路144と、第2の時間/電圧変換回路211とを備える。
第2の時間/電圧変換回路211は、例えばチャージポンプ回路に相当する。第2の時間/電圧変換回路211は、図示されない回路からサンプルクロックおよびリセットクロックが入力される。第2の時間/電圧変換回路211は、アナログ信号のサンプリング期間に対応するTsampleに亘る時間を時間/電圧変換することによって、調整目標電圧を生成する。第2の時間/電圧変換回路211は、リセットクロックによって、調整目標電圧をリセットする。第2の時間/電圧変換回路211の具体的な動作は後述される。第2の時間/電圧変換回路211は、調整目標電圧を第2の比較器143へと出力する。尚、第2の時間/電圧変換回路211は、時間信号を電圧に変換可能な他の回路を用いてもよい。
遅延時間制御回路210の具体例が図7に示される。差分時間検出回路141は、INVゲート145と、ANDゲート146と、ANDゲート147とを備える。第1の時間/電圧変換回路142は、定電流源Iと、スイッチSWと、スイッチSWと、キャパシタCdelayとを備える。第2の時間/電圧変換回路211は、定電流源Iと、スイッチSWと、スイッチSWと、キャパシタCsampleとを備える。
定電流源Iは、定電流信号を発生させる。スイッチSWは、図示されない回路からサンプルクロックが入力され、定電流源Iから定電流信号が入力される。スイッチSWは、サンプルクロックがTsample(Highレベル)であれば、当該スイッチSWをONにして、定電流信号をキャパシタCsampleへと供給させる。他方、サンプルクロックがTconvert(Lowレベル)であれば、当該スイッチSWをOFFにして、回路を開放させる。
キャパシタCsampleは、定電流信号が供給される時間に応じて、電極の両端に電圧Vtg(=(I×Tsample)/Csample)を発生させる。電圧Vtgは、前述の調整目標電圧に相当する。
スイッチSWは、図示されない回路からリセットクロックが入力される。スイッチSWは、リセットクロックがHighレベルであれば、当該スイッチSWをONにして、キャパシタCsampleの電極の両端に係る電圧Vtgをリセットする。他方、リセットクロックがLowレベルであれば、当該スイッチSWをOFFにして、回路を開放させる。
ここで、遅延時間制御回路210は、電圧Vおよび電圧Vtgの値が等しくなるように制御を行い、遅延時間Tdelay(=Tsample×(Cdelay/Csample))が決定される。即ち、遅延時間は、サンプルクロックのTsampleおよびキャパシタの容量比で決定される。尚、定電流源IおよびIの定電流信号は、等しい値を用いているが、異なっていてもよい。
図8において、サンプルクロックおよびリセットクロックのタイミングチャートが例示される。第2の時間/電圧変換回路211は、サンプルクロックのTsampleにおいて、キャパシタCsampleに電荷を貯め(即ち、電圧Vtgが上がり)、Tconvertにおいて電圧Vtgを保持する。第2の時間/電圧変換回路211は、リセットクロックがHighレベルとなった時に、キャパシタCsampleの電荷をリセットする(即ち、電圧Vtgが0になる)。
以上説明したように、第2の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器は、調整目標電圧をADCの内部回路で生成し、キャパシタの容量比によって遅延時間を制御する。前述の第1の実施形態は、外部からの調整目標電圧を、キャパシタCdelayの容量のばらつき(絶対ばらつき)に応じた電圧値に設定する必要がある。一般的に、絶対ばらつきは、相対的なキャパシタのばらつき(キャパシタの容量比のばらつき)よりもばらつきが大きい。故に、本実施形態のアナログ/ディジタル変換器は、キャパシタの容量比によって遅延時間を制御することにより、絶対ばらつきを抑えることができる。
(第3の実施形態)
前述のADC100およびADC200は、1サイクルあたりのAD変換時間を全て等しい時間に制御する。他方、第3の実施形態に係るADCは、各々のAD変換サイクルに応じてAD変換時間を制御することができる。
図9に例示されるように、本実施形態に係るADC300は、DAC110と、第1の比較器120と、遅延回路130と、遅延時間制御回路310と、制御回路150とを備える。遅延時間制御回路310は、差分時間検出回路141と、第1の時間/電圧変換回路142と、第2の比較器143と、遅延制御回路144と、カウンタ311と、テーブル312と、演算器313とを備える。
制御回路150は、制御信号tDACをDAC110へと出力し、変換サイクル情報をカウンタ311へと出力する。遅延制御回路144は、遅延制御信号を演算器313へと出力する。遅延回路130は、演算器313から遅延制御信号に対応する演算信号が入力される。遅延回路130は、演算信号に基づいて遅延時間を制御し、比較信号tを当該遅延時間だけ遅延させた遅延比較信号tを生成する。
カウンタ311は、図示されない回路からサンプルクロックが入力され、制御回路150から変換サイクル情報が入力される。カウンタ311は、サンプルクロックがTconvertに遷移するタイミングでカウントを開始する。カウンタ311は、変換サイクル情報に基づいて、AD変換サイクルの変換サイクル数をカウントする。カウンタ311は、変換サイクル数を表すサイクル数信号をテーブル312へと出力する。
テーブル312は、例えばルックアップテーブルに相当する。テーブル312は、カウンタ311からサイクル数信号に含まれる変換サイクル数が入力される。テーブル312は、変換サイクル数に対応する係数が格納されている。例えば、テーブル312は、変換サイクル数が増加するに従って、係数の値を維持または係数の値が小さくなるようにデータが格納されてもよい。テーブル312は、変換サイクル数に対応する係数を係数信号として演算器313へと出力する。
演算器313は、例えば除算器に相当する。演算器313は、テーブル312から係数信号が入力され、遅延制御回路144から遅延制御信号が入力される。演算器313は、遅延制御信号と係数信号に含まれる係数とを演算することによって演算信号を生成する。演算器313は、演算信号を遅延回路130へと出力する。尚、演算器313は、乗算器または減算器であってもよい。即ち、演算器313は、変換サイクル数が増加するに従って遅延時間を維持または減少させるように係数を演算すればよい。
具体的には、演算器313は、遅延時間制御回路310の遅延調整時(即ち、1サイクルあたりのAD変換時間を全て等しい時間に制御する時)において、係数を“1”に設定する。演算器313は、遅延制御回路144の出力が安定した後、変換サイクル数に応じた係数を用いて演算を行う。
以上説明したように、第3の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器は、各々のAD変換サイクルに応じてAD変換時間を制御する。故に、このアナログ/ディジタル変換器は、各々のAD変換サイクルに必要な時間を最適に設定することができる。従って、このアナログ/ディジタル変換器によれば、サンプリングから出力までの時間を短くすることができる。
通常のADCは、1サイクルあたりのAD変換時間を全て等しい時間に制御する。しかしながら、SARADCは、最上位ビットのAD変換サイクルに必要な時間が最も長く、最下位ビットのAD変換サイクルに必要な時間が最も短い。故に、AD変換時間がサイクル毎に一定の場合は、上位ビットから下位ビットへいくにつれて、余分な変換時間が増える。従って、AD変換時間をサイクルごとに変化させることにより、余分な変換時間を減らすことができる。
(第4の実施形態)
前述のADC300は、図示されない回路から調整目標電圧が入力される。他方、第4の実施形態に係るADCは、調整目標電圧をADCの内部回路で生成することができる。
図10に例示されるように、第4の実施形態に係るADC400は、DAC110と、第1の比較器120と、遅延回路130と、遅延時間制御回路410と、制御回路150とを備える。遅延時間制御回路410は、差分時間検出回路141と、第1の時間/電圧変換回路142と、第2の比較器143と、遅延制御回路144と、第2の時間/電圧変換回路211と、カウンタ311と、テーブル312と、演算器313とを備える。尚、各部の説明は、第1の実施形態乃至第3の実施形態の該当箇所によって説明されているため、省略する。
以上説明したように、第4の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器は、調整目標電圧をADCの内部回路で生成し、キャパシタの容量比によって遅延時間を制御し、かつ、各々のAD変換サイクルに応じてAD変換時間を制御する。従って、このアナログ/ディジタル変換器は、第1の実施形態乃至第3の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器と同様の効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
前述のADC100,200,300,400は、例えば放射線検出器で用いられるADCに応用することができる。
図11に例示されるように、第5の実施形態に係る放射線検出器500は、シンチレータ510と、光電子増倍器520と、アナログフロントエンド回路530と、ADC540とを含む。ADC540は、前述のADC100,200,300,400のいずれかと同一または類似であってよい。
シンチレータ510は、外部からの放射線が入射される。シンチレータ510は、放射線を光信号に変換する。光信号の強度は、放射線の強度に相当する。シンチレータ510は、光信号を光電子増倍器520へと出力する。
光電子増倍器520は、シンチレータ510から光信号が入力される。光電子増倍器520は、光信号を電気信号に変換する。光電子増倍器520は、電気信号をアナログフロントエンド回路530へと出力する。
アナログフロントエンド回路530は、光電子増倍器520から電気信号が入力される。アナログフロントエンド回路530は、電気信号を電圧信号に変換する。アナログフロントエンド回路530は、電圧信号(アナログ信号に相当)をADC540へと出力する。
ADC540は、アナログフロントエンド回路530から電圧信号が入力される。ADC540は、電圧信号をアナログ/ディジタル変換することによってディジタル信号を生成する。ADC540は、図示されないディジタル信号処理回路へとディジタル信号を出力する。
以上説明したように、第5の実施形態に係る放射線検出器は、前述の第1の実施形態乃至第4の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器のいずれか1つを備える。従って、この放射線検出器によれば、アナログ/ディジタル変換器における遅延時間制御回路を低消費電力化し、かつ、遅延時間をバックグラウンド調整することができる。
(第6の実施形態)
前述のADC100,200,300,400は、例えば無線受信機で用いられるADCに応用することができる。
図12に例示されるように、第6の実施形態に係る無線受信機600は、直交復調器を用いた受信装置に相当する。無線受信機600は、低雑音増幅器(Low Noise Amplifier;LNA)610と、発振器620と、ミキサ631と、ミキサ632と、アナログベースバンド回路641と、アナログベースバンド回路642と、ADC651と、ADC652とを備える。ADC651およびADC652は、前述のADC100,200,300,400のいずれかと同一または類似であってよい。尚、無線受信機600は、任意の復調器を用いた受信装置でもよい。
LNA610は、図示されないアンテナから無線周波数(Radio Frequency;RF)信号(RFin)を入力する。LNA610は、RF信号を低雑音増幅することによって増幅RF信号(増幅信号ともいう)を生成する。LNA610は、増幅RF信号をミキサ631およびミキサ632へと出力する。
発振器620は、例えば局部発振器に相当する。発振器620は、位相の異なる2つのローカル信号を発生させる。発振器620は、第1のローカル信号をミキサ631へと出力し、第2のローカル信号をミキサ632へと出力する。
ミキサ631は、LNA610から増幅RF信号が入力され、発振器620から第1のローカル信号が入力される。ミキサ631は、増幅RF信号に第1のローカル信号を乗算することによって第1の積信号を生成する。ミキサ631は、第1の積信号をアナログベースバンド回路641へと出力する。
アナログベースバンド回路641は、ミキサ631から第1の積信号を入力する。アナログベースバンド回路641は、第1の積信号の高周波成分を抑圧することによって第1のベースバンド信号(アナログ信号に相当)を生成する。アナログベースバンド回路641は、第1のベースバンド信号をADC651へと出力する。
ADC651は、アナログベースバンド回路641から第1のベースバンド信号が入力される。ADC651は、第1のベースバンド信号をアナログ/ディジタル変換することによって第1のディジタル信号(Dout1)を生成する。ADC651は、図示されないディジタル信号処理回路へと第1のディジタル信号を出力する。
ミキサ632は、LNA610から増幅RF信号が入力され、発振器620から第2のローカル信号が入力される。ミキサ632は、増幅RF信号に第2のローカル信号を乗算することによって第2の積信号を生成する。ミキサ632は、第2の積信号をアナログベースバンド回路642へと出力する。
アナログベースバンド回路642は、ミキサ632から第2の積信号を入力する。アナログベースバンド回路642は、第2の積信号の高周波成分を抑圧することによって第2のベースバンド信号(アナログ信号に相当)を生成する。アナログベースバンド回路642は、第2のベースバンド信号をADC652へと出力する。
ADC652は、アナログベースバンド回路642から第2のベースバンド信号が入力される。ADC652は、第2のベースバンド信号をアナログ/ディジタル変換することによって第2のディジタル信号(Dout2)を生成する。ADC652は、図示されないディジタル信号処理回路へと第2のディジタル信号を出力する。
以上説明したように、第6の実施形態に係る無線受信機は、前述の第1の実施形態乃至第4の実施形態に係るアナログ/ディジタル変換器のいずれか1つを備える。従って、この無線受信機によれば、アナログ/ディジタル変換器における遅延時間制御回路を低消費電力化し、かつ、遅延時間をバックグラウンド調整することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・DAC
20・・・比較器
30・・・固定遅延回路
40・・・制御回路
100,200,300,400,540,651,652・・・ADC
110・・・DAC
120・・・第1の比較器
130・・・遅延回路
140,210,310,410・・・遅延時間制御回路
141・・・差分時間検出回路
142・・・第1の時間/電圧変換回路
143・・・第2の比較器
144・・・遅延制御回路
145・・・INVゲート
146,147・・・ANDゲート
150・・・制御回路
211・・・第2の時間/電圧変換回路
311・・・カウンタ
312・・・テーブル
313・・・演算器
500・・・放射線検出器
510・・・シンチレータ
520・・・光電子増倍器
530・・・アナログフロントエンド回路
600・・・無線受信機
610・・・LNA
620・・・発振器
631,632・・・ミキサ
641,642・・・アナログベースバンド回路

Claims (6)

  1. 制御信号に基づいて参照電圧を所定の値に制御し、アナログ信号および制御された前記参照電圧を用いて残差電圧を生成するディジタル/アナログ変換器と、
    前記残差電圧および基準電圧を比較することによって、ディジタルの比較信号を生成する第1の比較器と、
    遅延制御信号に基づいて遅延時間を制御し、前記比較信号を前記遅延時間だけ遅延させた遅延比較信号を生成する遅延回路と、
    前記比較信号および前記遅延比較信号を用いて、前記遅延時間に相当する差分時間信号を検出する差分時間検出回路と、
    前記差分時間信号を時間/電圧変換することによって、差分電圧を生成する第1の時間/電圧変換回路と、
    前記差分電圧および調整目標電圧を比較することによって、ディジタルの遅延判定信号を生成する第2の比較器と、
    前記遅延判定信号に応じて、前記遅延時間を制御する前記遅延制御信号を生成する遅延制御回路と、
    前記アナログ信号のアナログ/ディジタル変換期間に対応する第1の状態を持つサンプルクロックが入力され、前記第1の状態において、前記遅延比較信号から前記制御信号を生成する制御回路と、
    を具備する、アナログ/ディジタル変換器。
  2. 前記アナログ信号のサンプリング期間に対応する第2の状態を更に持つ前記サンプルクロックが入力され、前記第2の状態に亘る時間を時間/電圧変換することによって、前記調整目標電圧を生成する第2の時間/電圧変換回路を更に具備する、請求項1に記載のアナログ/ディジタル変換器。
  3. 前記制御回路は、前記アナログ信号のアナログ/ディジタル変換の各々の変換サイクルの切り替えを示す変換サイクル情報を保持し、
    前記アナログ/ディジタル変換器は、
    前記サンプルクロックが入力され、前記第1の状態において、前記変換サイクル情報に基づいて、前記変換サイクルの変換サイクル数をカウントするカウンタと、
    前記変換サイクル数に対応する係数を選択するテーブルと、
    前記遅延制御信号および前記係数を演算することによって演算信号を生成する演算器と
    をさらに具備し、
    前記遅延回路は、前記遅延制御信号に対応する前記演算信号に基づいて前記遅延時間を制御する、請求項1または請求項2に記載のアナログ/ディジタル変換器。
  4. 前記遅延回路は、前記変換サイクル数が増加するに従って前記遅延時間が維持または減少するように制御される、請求項3に記載のアナログ/ディジタル変換器。
  5. 入射された放射線を光信号に変換するシンチレータと、
    前記光信号を電気信号に変換する光電子増倍器と、
    前記電気信号を電圧信号に変換するアナログフロントエンド回路と、
    前記アナログ信号に相当する前記電圧信号をアナログ/ディジタル変換することによってディジタル信号を生成する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアナログ/ディジタル変換器と
    を具備する、放射線検出器。
  6. RF信号を低雑音増幅することによって増幅信号を生成する低雑音増幅器と、
    ローカル信号を発生させる発振器と、
    前記増幅信号および前記ローカル信号を乗算することによって積信号を生成するミキサと、
    前記積信号の高周波成分を抑圧することによってベースバンド信号を生成するアナログベースバンド回路と、
    前記アナログ信号に相当する前記ベースバンド信号をアナログ/ディジタル変換することによってディジタル信号を生成する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアナログ/ディジタル変換器と
    を具備する、無線受信機。
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