JP6426245B1 - ドアガイドシュー摩耗検知装置およびドアガイドシュー摩耗検知方法 - Google Patents

ドアガイドシュー摩耗検知装置およびドアガイドシュー摩耗検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のガイドシューを利用しつつも、ガイドシューが摩耗して交換が必要な場合には、速やかに報知することができるドアガイドシュー摩耗検知装置を提供する。【解決手段】ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、検知体26と、検出部28と、制御部30と、を備える。検知体26は、エレベータのドアの下端部に設けられ、ドアの開閉動作に伴って床部に形成された溝部16aの中を溝部16aに沿った第一の方向に移動可能なドアガイドシュー18の移動経路上に突出した姿勢で配置され、ドアガイドシュー18と接触することで第一の方向と直交する第二の方向に移動可能である。検出部28は、ドアガイドシュー18が検知体26の配置場所に到達したときの検知体26の第二の方向における移動状態を検出する。制御部30は、検出部28の検出結果に基づきドアガイドシュー18の摩耗程度を示す摩耗情報を出力する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、ドアガイドシュー摩耗検知装置およびドアガイドシュー摩耗検知方法に関する。
従来、エレベータにおいて、摺動する部分には、ガイドシューが配置され、安定的な摺動や摺動時の振動や異音の発生を抑制している。一般的に、ガイドシューは、摺動性が高く、摺動時の振動や異音を抑制しやすい樹脂材料で形成されることが多い。このようなガイドシューは、エレベータの運行に伴い摩耗してしまうので、定期的な点検および交換作業が必要であった。ガイドシューの摩耗の程度は、例えば、定期点検時に目視で確認することができるが、定期点検時の目視確認は作業効率が悪く、また交換時期が定期点検時等に限られる等の問題があった。そこで、例えば、摩耗報知機能を備える専用のガイドシューを用いて、ガイドシューの交換時期を報知するガイドシュー摩耗検出装置が提案されている。
特開2001−199654号公報
エレベータにおいて、ガイドシューが利用される場所は種々ある。例えば乗り場ドアや乗りかごドアの下端部にもドアガイドシューが設けられ、床面に形成された敷居(シル)の溝内で摺動することで、ドアを安定的に開閉させるとともに、振動や異音の発生を抑制している。エレベータの乗り場ドアは、各階に存在し、ガイドシューの数も建物の階数に比例して増加する。特に高層ビルの場合、使用するガイドシューの数は非常に多い。そのため、従来のシンプルな構成のガイドシューを利用しつつも、ガイドシューが摩耗して交換が必要な場合には、速やかに報知することができるドアガイドシュー摩耗検知装置が提供できれば、作業効率の向上、汎用性の向上、コスト削減等が図れて有意義である。
実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置は、検知体と、検出部と、制御部と、を備える。検知体は、エレベータのドアの下端部に設けられ、ドアの開閉動作に伴って床部に形成された溝部の中を溝部に沿った第一の方向に移動可能なドアガイドシューの移動経路上に突出した姿勢で配置され、ドアガイドシューと接触することで第一の方向と直交する第二の方向に移動可能である。検出部は、ドアガイドシューが検知体の配置場所で移動する際に検知体の第二の方向における移動量が所定量以上の場合に検知信号を出力する。制御部は、ドアガイドシューが検知体の配置場所で移動する際に検知信号が所定期間出力し続けられない場合にドアガイドシューの摩耗を示す摩耗情報を出力する。
図1は、実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置を備えるエレベータの乗り場ドアの構成の一例を示す模式図である。 図2は、実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置の構成を説明する模式的な側面図である。 図3は、実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置の詳細な構造例を説明する模式的な上面視図である。 図4は、実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置の動作例を説明するフローチャートである。
以下に、実施形態に係るドアガイドシュー摩耗検知装置およびドアガイドシュー摩耗検知方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれ、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置を備えるエレベータ10の乗り場ドア12の構成の一例を示す模式図である。エレベータ10の乗り場ドア12は、一例として右ドア12Rと左ドア12Lとで構成される。乗り場ドア12(右ドア12R、左ドア12L)は、昇降路を昇降する乗りかご(不図示)が停止する各階の開口部の床部14に設けられた第一の方向S(矢印S1,S2)に延びるホールシル16(溝部、敷居)に沿って移動可能である。
乗り場ドア12の上端部12aには、図示を省略しているが、ハンガーに支持されたガイドローラが設けられ、このガイドローラが第一の方向Sに延びるドアレール上を転動することで乗り場ドア12を開閉移動させている。一方、乗り場ドア12の下端部12bには、複数のドアガイドシュー18が例えばねじ部材で固定され、ホールシル16の溝部16aの内部を移動可能になっている。図1の場合、ドアガイドシュー18は、右ドア12Rにドアガイドシュー18a,18bが設けられ、左ドア12Lにドアガイドシュー18c,18dが設けられている例を示している。ドアガイドシュー18の数は、右ドア12Rおよび左ドア12Lの第一の方向Sに沿う幅に応じて、適宜設定可能であり、3つ以上でもよいし、一つでもよい。ドアガイドシュー18は、摺動性に優れ、耐摩耗性を有する例えば、樹脂部材を用いることができる。
図1に示すように、ホールシル16に形成された溝部16aは、乗り場ドア12が閉動作したときに閉塞する乗り場開口部、およびその左右に設けられた戸袋20の位置まで延びている。同様に、乗り場ドア12の上端部12aに設けられたハンガーに支持されるガイドローラが係合するガイドレールも戸袋20の位置まで延びている。したがって、乗り場ドア12は、上端部12aがガイドローラを介してガイドレールによってガイドされ、下端部12bが溝部16aに嵌まり込むドアガイドシュー18によってガイドされる。その結果、乗り場ドア12は、捻れや傾きが抑制され、かつスムーズに左右方向(第一の方向S、矢印S1,S2方向)に移動して開閉動作を実現できるように構成されている。
上述のように、乗り場ドア12のスムーズな開閉動作を実現する一つの要素であるドアガイドシュー18は、乗り場ドア12の開閉動作の度に溝部16aの中を摺動するため摩擦による摩耗が生じる。ドアガイドシュー18の摩耗が進行すると溝部16aとドアガイドシュー18との間のクリアランスが広がり、乗り場ドア12に、開閉動作時にふらつき(振動)が生じたり、その振動に伴う異音、打音等が生じたりする場合があった。また、乗り場ドア12の振動により、ドアガイドシュー18と溝部16aとの接離頻度が増加し、ドアガイドシュー18の摩耗の進行が加速される等の問題が発生する。そこで、実施形態のエレベータ10は、ホールシル16の溝部16aの内部にドアガイドシュー摩耗検知装置22を備える。
本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22は、ドアガイドシュー18が溝部16a内を移動する際に接触可能である。そして、そのときのドアガイドシュー摩耗検知装置22の構成部材の挙動に応じてドアガイドシュー18の摩耗状態を検知するものである。
ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、ドアガイドシュー18と接触可能な位置であれば、溝部16aのいずれの位置に配置されてもよい。図1の場合、乗り場ドア12が開動作した場合に、ドアガイドシュー18の摩耗程度を検知できるように、溝部16aのうち戸袋20に対応する位置に配置される例を示している。ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、ドアガイドシュー18が溝部16a内を移動する間に接触できれば、ドアガイドシュー18の摩耗状態の検知が可能である。また、ドアガイドシュー18は、ドアガイドシュー摩耗検知装置22と接触した後にその位置にとどまってもよいし、通過してもよい。通過する場合、ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、隣接する別のドアガイドシュー18と接触して摩耗状態を検知することもできる。図1の場合、右ドア12Rが収納される戸袋20aに対応する位置に一つのドアガイドシュー摩耗検知装置22aが配置される。ドアガイドシュー摩耗検知装置22aは、右ドア12Rの開動作に伴い、ドアガイドシュー18aに続き、ドアガイドシュー18bの摩耗程度の検知を連続して行う。同様に、左ドア12Lが収納される戸袋20bに対応するドアガイドシュー摩耗検知装置22bは、右ドア12Rの開動作に伴い、ドアガイドシュー18dに続きドアガイドシュー18cの摩耗程度の検知を連続して行う。また、乗り場ドア12が閉動作する際にも各ドアガイドシュー18はドアガイドシュー摩耗検知装置22を通過するので、摩耗程度の検知を再度行うので、再確認による検知精度の向上、誤判定の軽減に寄与することができる。
図2は、乗り場ドア12の下端部12bに固定されたドアガイドシュー18の摩耗状態を検知するドアガイドシュー摩耗検知装置22の構成を説明する模式的な側面図である。また、図3は、ドアガイドシュー摩耗検知装置22の詳細な構造例を説明する模式的な上面視図である。
ホールシル16の溝部16aには、第一の方向Sと直交する第二の方向W(図3参照、図2の場合は紙面表裏方向)に掘り込まれた収容部24が形成されている。ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、検知体26と検出部28と制御部30等で構成される。そして、図3に示すように、検知体26および検出部28は、収容部24に収容されている。なお、図3に示すように、本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22は、一例として、ドアガイドシュー18と接触する位置で当該ドアガイドシュー18を挟んで対向するように一対のドアガイドシュー摩耗検知装置22Aおよびドアガイドシュー摩耗検知装置22Bが配置されている。一対のドアガイドシュー摩耗検知装置22Aとドアガイドシュー摩耗検知装置22Bとの構成は同じであり、一方のドアガイドシュー摩耗検知装置22(例えば、ドアガイドシュー摩耗検知装置22A)の説明を行い、他方のドアガイドシュー摩耗検知装置22Bの説明は省略する。なお、以下の説明では、区別する必要がない場合は、ドアガイドシュー摩耗検知装置22Aおよびドアガイドシュー摩耗検知装置22Bをドアガイドシュー摩耗検知装置22として説明する。
検知体26は、例えば、第一の方向Sに沿って延びる長尺体の部材で、例えば、樹脂材料や金属で形成されている。図3に示すように、検知体26は、ホールシル16の溝部16aの中を第一の方向Sに移動可能なドアガイドシュー18の移動経路上にスプリング32等の付勢部材によって付勢されて突出した姿勢で配置される。検知体26は、溝部16a内を移動するドアガイドシュー18と接触することで第一の方向Sと直交する第二の方向Wに移動可能である。つまり、検知体26は、ドアガイドシュー18の摩耗が少なく、第二の方向Wの厚みが厚いほど、収容部24の奥側への押込み量が大きくなる。逆に、ドアガイドシュー18の摩耗が進行し、第二の方向Wの厚みが薄いほど、収容部24の奥側への押込み量が小さくなる。すなわち、ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、検知体26の第二の方向Wへの移動量(移動状態)に基づいてドアガイドシュー18の摩耗状態を検知するように構成される。
なお、図3に示すように、収容部24の深さ(第二の方向Wに沿う距離)は、検知体26が収容部24に完全に収納されるように設定されている。したがって、検知体26は、摩耗していないドアガイドシュー18が溝部16a内を移動する際には、収容部24に押し込まれることでドアガイドシュー18の移動の妨げにならないように構成されている。
検出部28は、ドアガイドシュー18が検知体26の配置場所に到達することによって、検知体26が第二の方向W(ドアガイドシュー摩耗検知装置22Aの場合、矢印W1の方向、ドアガイドシュー摩耗検知装置22Bの場合、矢印W2の方向)に押し込まれる際の移動状態(移動位置、移動量、移動に伴い発生する圧力等)をスプリング32を介して検出する。検出部28は、例えばリミットスイッチで構成することが可能で、検知体26が所定量以上第二の方向Wに移動した場合(押し込まれた場合)に検知信号(検出信号)を出力する。つまり、移動量が所定量未満の場合には、信号を出力しない。また、別の実施形態では、検出部28は、圧力センサで構成することができる。この場合、検知体26が第二の方向Wに押し込まれることにより増加する圧力をスプリング32を介して検出し、圧力値が所定値を超えた場合(所定量以上押し込まれた場合)に検知信号を出力し、圧力値が所定値未満の場合は、信号を出力しないようにしてもよい。なお、検知体26は、当該検知体26が第二の方向Wに押し込まれた場合に、検出部28やスプリング32が第二の方向Wへの移動の妨げにならないように、凹部等の逃げ部を備えている。
制御部30は、検出部28の検出結果に基づきドアガイドシュー18の摩耗程度を示す摩耗情報を出力する。例えば、ドアガイドシュー18の移動経路上に突出する姿勢で配置された検知体26がドアガイドシュー18の通過(接触)によって第二の方向Wに押し込まれた場合、その押込み量(スプリング32を介して受ける圧力)に応じた信号を受け取る。そして、制御部30は、ドアガイドシュー18の摩耗に関する摩耗情報を例えば、管理センター等に配置された管理装置や保守点検作業員の携帯する端末等に出力する。エレベータ10の管理者や保守点検作業員は、摩耗情報に基づき、ドアガイドシュー18を特定するとともに交換時期を判断し交換作業の是非を決定することができる。
ドアガイドシュー18が摩耗していない場合、例えば図3において一点鎖線で示す状態の場合、ドアガイドシュー18が検知体26の設置位置を通過する場合、検知体26は完全に収容部24の内部に押し込まれる。このとき、乗り場ドア12は予め設定された速度で移動するため、検知体26を通過するのに必要な時間は定まる。したがって、ドアガイドシュー18が検知体26を通過する場合、検出部28はスプリング32を介して押圧力を受け、所定期間検知信号を出力する。検出部28が例えば、リミットスイッチの場合、接点が閉じて所定期間検知信号(検出信号)を出力する。また、検出部28が例えば、圧力センサの場合、押圧力に応じて所定期間検知信号を出力する。つまり、制御部30は、所定期間安定して検知信号を取得した場合、ドアガイドシュー18の継続的な利用が可能であり、交換やメンテナンスが不要であるという摩耗情報を出力する。
また、ドアガイドシュー18に摩耗が発生しているものの、許容範囲以内であり、継続して利用可能な場合がある。例えば図3において、破線で示すドアガイドシュー18のように、摩耗が進行しているものの第二の方向Wの厚みが、設定値A以上の場合、ドアガイドシュー18が検知体26の設置位置を通過する場合、検知体26は収容部24の内部に十分押込まれる。つまり、検出部28はスプリング32を介して十分な押圧力を受けることが可能で、安定した検知信号を所定期間出力できる。この場合も、制御部30は、ドアガイドシュー18の利用が可能であり、交換やメンテナンスが不要であるという摩耗情報を出力する。
一方、ドアガイドシュー18の摩耗がさらに進行し、ドアガイドシュー18の第二の方向Wの厚みが例えば図3において破線で示す状態と実線で示す状態との間の状態になった場合を考える。つまり、ドアガイドシュー18の第二の方向Wの厚みが設定値Aと設定値Bとの間の場合、ドアガイドシュー18が検知体26の設置位置を通過する際、検知体26の収容部24への押込みが不安定になることがある。例えば、ドアガイドシュー18の第二の方向Wの厚みが薄くなったことにより、乗り場ドア12の移動時に振動が生じ易くなり、検知体26の第二の方向Wへの移動量にばらつきが生じ、検出部28の反応が不安定になり、所定期間の安定した検知信号が出力できなくなる。この場合、ドアガイドシュー18は、直ちに交換を必要とするものではないが、近々交換が必要となる状態である。したがって、制御部30は、ドアガイドシュー18の交換やメンテナンスを促す摩耗情報を出力する。つまり、深刻な不具合が発生する前にドアガイドシュー18の交換を促す摩耗情報(事前摩耗情報)を出力する。
さらに、ドアガイドシュー18の摩耗が進行し、ドアガイドシュー18の第二の方向Wの厚みが例えば図3において実線で示す状態、つまり、第二の方向Wの厚みが設定値B未満になった場合、ドアガイドシュー18が検知体26の設置位置を通過する場合、検知体26は収容部24へ押し込まれなくなくなる。つまり、検出部28は、検知信号を出力しなくなる。この場合、ドアガイドシュー18の早急な交換が望ましい。この場合も、制御部30は、ドアガイドシュー18の交換やメンテナンスを促す摩耗情報を出力する。なお、このように、検知信号が全く出力されない場合には、上述した事前摩耗情報と区別できる摩耗情報を出力するようにしてもよい。また、他の実施形態では、設定値B未満の場合、検出部28は検知信号を出力しないようにしてもよい。
長尺体である検知体26は、図3に示すように、第一の方向Sの端面26a,26bが、溝部16aに沿って移動してくるドアガイドシュー18を受け入れやすいような傾斜面を備えている。すなわち、ドアガイドシュー18(図3の一点鎖線)が端面26a,26bに臨む場合、ドアガイドシュー18と接触可能な第一の方向Sに沿う一面側(面26c)の端辺部26c1が他面側(面26d)の端辺部26d1より第一の方向Sにおいて遠い位置に存在する。このように、端面26a,26bが傾斜面を備えることで、摩耗が少ない状態のドアガイドシュー18が矢印S1方向に移動して検知体26に接触した場合、検知体26を第二の方向Wにスムーズに押し込みやすく、ドアガイドシュー18の移動速度に変化を生じ難くしている。すなわち、検知体26の存在がドアガイドシュー18(乗り場ドア12)の移動の妨げにならないようにしている。また、ドアガイドシュー18と端面26aとの接触時の衝撃が軽減され、打音や異音の発生を抑制することができる。また、傾斜面を備える端面26a,端面26bはドアガイドシュー18を第二の方向Wに関して溝部16aの中心方向にガイドするため、ドアガイドシュー18を挟んで設けられた一対の検知体26の収容部24への押込み量(第二の方向Wへの移動量)が均等化される。その結果、検出部28の検知精度が安定する。なお、本実施形態の検知体26は、第一の方向Sに対して両端の端面26a,26bに傾斜面を備えている。その結果、乗り場ドア12(ドアガイドシュー18)が矢印S2方向に移動する場合も上述と同じ効果を得ることができる。
なお、本実施形態において、検知体26と検出部28との間にスプリング32が配置されている。スプリング32が介在することにより、ドアガイドシュー18が検知体26に接触したときに、検知体26を容易に第二の方向Wに移動させることができる。また、乗り場ドア12が第二の方向Wに振動したり、乗り場ドア12の吊り下げ姿勢が捻れていたりする場合、想定より強い力で検知体26が第二の方向Wに押し込まれる場合がある。このような場合でも、検知体26と制御部30との間にスプリング32を介在させていることでスプリング32が過剰な力を吸収し、検知体26や制御部30の破損を回避することができる。
また、本実施形態の場合、図3に示すように、ドアガイドシュー摩耗検知装置22(22A,22B)が、ドアガイドシュー18と接触する位置で、当該ドアガイドシュー18を挟んで対向するように一対で配置されている。そして、一対の検知体26に対応する一対の検出部28は、ドアガイドシュー18を挟んで対角位置に配置される。このように、検出部28が検知体26の一方端に偏って配置されることにより、例えば、ドアガイドシュー18が矢印S1方向に移動して検知体26に接触する場合、接触直後にドアガイドシュー摩耗検知装置22Aで、ドアガイドシュー18の摩耗検知を実行できる。その結果、例えば、乗り場ドア12が開動作して検知体26にドアガイドシュー18が接触する場合の摩耗検知が迅速にできる。逆に、ドアガイドシュー18が矢印S2方向に移動して検知体26に接触する場合、接触直後にドアガイドシュー摩耗検知装置22Bで、ドアガイドシュー18の摩耗検知を実行できる。例えば、乗り場ドア12が閉動作して検知体26にドアガイドシュー18が接触する場合の摩耗検知が迅速にできる。また、乗り場ドア12の吊り下げ状態が捻れて、ドアガイドシュー18が検知体26に片当たりする場合がある。このような場合、乗り場ドア12の移動方向に拘わらず、ドアガイドシュー摩耗検知装置22Aの検出部28またはドアガイドシュー摩耗検知装置22Bの検出部28のいずれかが反応しやすくなる。つまり、検出不良(誤検知)の発生が抑制できる。
本実施形態において、制御部30は、検出部28ごとに摩耗情報を取得し、上位の管理システムに転送するようにしてもよいし、複数の検出部28に関する摩耗情報をまとめて上位の管理システムに転送するようにしてもよい。例えば、制御部30は、エレベータ10の各階に存在する乗り場ドア12ごとにドアガイドシュー18の摩耗程度を示す摩耗情報をまとめて出力するようにしてもよい。この場合、上位の管理システムでは、「各階判定リスト」を取得することになる。各階判別リストの各摩耗情報には、検出部28ごとに識別子が付されてもよい。例えば、1階の右ドアの場合、「1FR」等の識別子が付される。また、同一階に複数の乗り場ドア12が存在する場合、例えば、21階の4号機の左ドアの場合、「21F4L」等の識別子が付される。また、同一の乗り場ドア12、例えば右ドア12Rに複数のドアガイドシュー18が設けられている場合、ドアガイドシュー18の摩耗が発見され、交換する場合には、対象となる乗り場ドア12に対して作業を行うため、同一の乗り場ドア12のドアガイドシュー18の識別は必ずしも必要ではない。同一の乗り場ドア12のドアガイドシュー18の識別が必要な場合は、例えば乗り場ドア12の開閉時の検知の順序に基づき、同一の乗り場ドア12に設けられた複数のドアガイドシュー18のどれに対する摩耗情報かが識別できる。この場合、ドアガイドシュー18の個別識別子を摩耗情報に追加してもよい。このように、ドアガイドシュー18の識別を行うことで、管理システム側でドアガイドシュー18の摩耗の傾向や原因等の解析が可能になり、作業効率の向上に寄与できる。
このように構成されるドアガイドシュー摩耗検知装置22の動作例(検知方法例)を図4のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22の制御部30は、エレベータ10の通常運行中に、例えば、予め設定された検知タイミングで図4に示すフローを実行して、ドアガイドシュー18の摩耗程度の検知を行うことができる。制御部30は、例えば、エレベータ10の運行開始時(起動時)や運行中の数時間おきに摩耗程度の検知を実行してもよい。なお、ドアガイドシュー18の摩耗は、通常急速に進行するものではないので、制御部30は、数日おきや、数週間おき等に検知動作を実行するように検知スケジュール機能を備えてもよい。したがって、エレベータ10が休止中の場合には、図4の摩耗検知フローは動作することなく終了する(S100のNo)。なお、ドアガイドシュー摩耗検知装置22は、乗り場ドア12の開閉動作が行われれば、摩耗程度の検知が可能なので、例えば、定期点検中など通常運行以外の検査運行中等でも摩耗程度の検知を行うことができる。
エレベータ10が運行中の場合で(S100のYes)、摩耗検知を実行する検知フラグがONになっていない場合(S102のNo)、検知タイミングになったか否か(検知タイミングを過ぎたか否か)を判定する(S104)。検知タイミングになった場合(S104のYes)、制御部30は摩耗検知を実行することを示す検知フラグをONする(S106)。S102において、既に検知フラグがONされている場合には(S102のYes)、S104およびS106の処理をスキップする。
エレベータ10の場合、通常は乗り場ドア12が閉状態で待機および乗りかご待ちをしているので、ドアガイドシュー18の摩耗検知を行うためには、乗り場ドア12の開動作が必要になる。乗り場ドア12が開動作しているか否かはエレベータ10の運行システムから運行情報を取得することで判定することができる。また、乗り場ドア12の開閉を検出するセンサ(例えば、リミットスイッチ等)が乗り場ドア12に設置されている場合には、制御部30はセンサの出力に基づいて乗り場ドア12の開閉を判定してもよい(開閉動作検出ステップ)。制御部30は、乗り場ドア12が開動作されたと判定し(S108のYes)、検出部28からの検知出力がONの場合(S110のYes)、ドアガイドシュー18が交換を必要とする摩耗程度に達していないことを示す「摩耗なし」の判定を実行する(S112)。つまり、図3で示したように、溝部16aの内部を移動するドアガイドシュー18(例えば、一点鎖線で示す状態のドアガイドシュー18)が検知体26を第二の方向Wに十分に押込み、検出部28が検知信号をONした場合、制御部30は摩耗なしと判定する(検知ステップ)。
一方、制御部30は、乗り場ドア12の開動作が確認されているにも拘わらず、検出部28からの検知出力がONにならない場合(S110のNo)、ドアガイドシュー18が交換を必要とする摩耗程度に達していることを示す「摩耗あり」の判定を実行する(S114)。つまり、図3で示したように、溝部16aの内部を移動するドアガイドシュー18(例えば、実線で示す状態のドアガイドシュー18)が検知体26を第二の方向Wに押し込まず、検出部28が検知信号をONしない場合、制御部30は摩耗あり判定を行う(検知ステップ)。
そして、制御部30は、乗り場ドア12の開動作に伴う摩耗判定が実行された場合(S112またはS114)、一旦、検知フラグをOFFする(S116)。そして、「摩耗あり」判定の場合(S118のYes)、制御部30は、例えば、乗り場に設けられた表示装置や管理センター等の上位の管理システム、保守管理者が携帯する携帯端末等に警報を出力する(S120)。例えば、LED等の点灯により交換が必要なドアガイドシュー18が存在することを通知する。その結果、保守点検者やエレベータ10の管理者は、交換が必要なドアガイドシュー18の存在を認識可能となり、迅速にメンテナンスを実行することができる。つまり、次回の定期検査まで摩耗したドアガイドシュー18が使い続けられる等の不手際の発生が防止できる。
また、制御部30は、「摩耗あり」判定の有無に拘わらず(S118のYesまたはS118のNo)、エレベータ10が設置された建物の各階の摩耗判定をまとめた各階判定リストを作成し管理センター等の上位の管理システムに提供(出力)する(S122;出力ステップ)。各階判定リストは、検査フラグがOFFされる度に更新される。各階判定リストを作成することで、エレベータ10全体のドアガイドシュー18の摩耗状態の把握が可能になり、エレベータ10の効率的な管理が可能になる。また、時系列的な各階判定リストを作成することにより、摩耗発生の傾向、例えば、頻繁に摩耗する部分や交換必要周期等の解析が可能になり、エレベータ10の保守をより効率的に行うことができる。
各階判定リストが作成された場合、制御部30は、エレベータ10が現在休止中か否かをエレベータ10の運行システム等から取得し、休止中に移行した場合(S124のYes)このフローを一旦終了する。そして、制御部30は、エレベータ10の運行が再開されたときに再度このフローを実行する。また、エレベータ10が休止中ではない場合(S124のNo)、S102に戻り、上述した処理を繰り返す。また、S108において、乗り場ドア12の開動作が行われない場合(S108のNo)、S124に移行し、エレベータ10が休止中でない場合は、S102からの処理が再度実行される。この場合、エレベータ10が運行中であれば、乗り場ドア12の開動作が実行されるまで、検知フラグがONのままとなるので、ドアガイドシュー18の摩耗検知が実行されず放置されてしまうことが防止できる。同様に、S104で検知タイミングでない場合は(S104のNo)、S124に移行し、エレベータ10が休止中でない場合は、S102からの処理が実行される。この場合、エレベータ10が運行中であれば、検知タイミングが過ぎても、検知フラグがONの場合は、乗り場ドア12の開動作によりドアガイドシュー18の摩耗検知処理が実行されるので、確実にドアガイドシュー18の摩耗検知が実行できる。
このように、ドアガイドシュー摩耗検知装置22によれば、エレベータ10の定期点検時等に目視でドアガイドシュー18の摩耗状態を一つずつ確認する等の作業を行うことなく、ドアガイドシュー18の摩耗程度を実質的に常時監視することが可能になる。その結果、ドアガイドシュー18の摩耗が進行し交換を推奨する程度になった時点で、定期点検のタイミングであるか否かに拘わらず交換対象となるドアガイドシュー18のみの交換をスムーズに行うことができる。つまり、保守点検者の作業効率を向上させることができる。
なお、本実施形態において、「摩耗あり」の判定レベルは、適宜設定することができる。例えば、ドアガイドシュー18が溝部16a内を移動する場合に、乗り場ドア12が振動したり、異音等を発生したりする摩耗程度は、予め試験等により取得可能である。したがって、振動や異音等の不都合が発生する前の段階、例えば、不都合が発生するドアガイドシュー18の厚みより5%厚い段階になったら「摩耗あり」の判定ができるように設定することができる。この場合、振動や異音等の不都合が発生する前に、ドアガイドシュー18の交換の必要性を余裕を持って事前通知することができる。その結果、緊急の交換作業の手配や緊急の部品調達等の作業が発生してしまうことが回避可能となり、保守点検作業者の作業負担の軽減ができる。また、振動や異音等の不都合が発生する前にドアガイドシュー18の交換作業が可能になるので、エレベータ10の利用者が振動や異音等に遭遇することが防止可能となり、常時快適に運行されるエレベータ10によるサービスを利用者に提供できる。
なお、図3に示す構成では、ホールシル16の溝部16aにおいて、第一の方向Sに沿って移動するドアガイドシュー18を挟むように一対のドアガイドシュー摩耗検知装置22(22A,22B)を設ける例を示した。この場合、ドアガイドシュー18を溝部16aの第二の方向Wの関係の略中央部にセンタリングし、ドアガイドシュー18と検知体26との片当たりを軽減し、より正確な摩耗状態の検知ができる。また、他の実施形態では、ドアガイドシュー18に対して一方側のみ、例えば、ドアガイドシュー摩耗検知装置22Aのみを配置してもよい。この場合、コストの削減に寄与できる。なお、ドアガイドシュー摩耗検知装置22を片側だけに設ける場合、検出部28は検知体26の中央付近に設置してもよい。この場合、乗り場ドア12の開動作によりドアガイドシュー18が矢印S1方向に移動する場合と、乗り場ドア12の閉動作によりドアガイドシュー18が矢印S2方向に移動する場合とで、実質的に同じ条件でドアガイドシュー18の摩耗程度の検知が可能になる。その結果、システムコストを軽減しつつ、検知精度の維持を行うことができる。
また、本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22によれば、従来の汎用性の高いドアガイドシュー18がそのまま利用可能となり、運用コストの増加を回避することができる。また、エレベータ10の種類(大きさ)によってドアガイドシュー18のサイズ(第二の方向Wの厚み)が異なる場合がある。本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22の場合、溝部16aに対する検知体26の突出状態を調節することで、様々なサイズのドアガイドシュー18に対応可能であり、汎用性が高い。また、検出部28の感度を調整することでドアガイドシュー18の摩耗に対する検知レベルが容易に変更可能であり、管理者ごとの運用ができる。
上述した実施形態では、乗り場ドア12に設けられたドアガイドシュー18の摩耗検知について説明した。他の実施形態では、乗りかごドアに本実施形態のドアガイドシュー摩耗検知装置22を適用してもよく、同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態における検出部28は、検知体26が第二の方向Wに所定量以上移動したか否かを検出して検知信号を出力した。他の実施形態では、検出部28は検知体26の第二の方向Wへの移動量を段階的に検出して個別の検知信号を出力するようにしてもよい。この場合、ドアガイドシュー18の摩耗状態が「小」、「中」、「大」等で区別可能となり、ドアガイドシュー18のより詳細な摩耗管理を行うことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…エレベータ、12…乗り場ドア、12L…左ドア、12R…右ドア、12b…下端部、14…床部、16…ホールシル、16a…溝部、18…ドアガイドシュー、22…ドアガイドシュー摩耗検知装置、24…収容部、26…検知体、26a,26b…端面、28…検出部、30…制御部。

Claims (5)

  1. エレベータのドアの下端部に設けられ、前記ドアの開閉動作に伴って床部に形成された溝部の中を前記溝部に沿った第一の方向に移動可能なドアガイドシューの移動経路上に突出した姿勢で配置され、前記ドアガイドシューと接触することで前記第一の方向と直交する第二の方向に移動可能な検知体と、前記ドアガイドシューが前記検知体の配置場所で移動する際に前記検知体の前記第二の方向における移動量が所定量以上の場合に検知信号を出力する検出部と、前記ドアガイドシューが前記検知体の配置場所で移動する際に前記検知信号が所定期間出力し続けられない場合に前記ドアガイドシューの摩耗を示す摩耗情報を出力する制御部と、を備えるドアガイドシュー摩耗検知装置。
  2. 前記検知体は、前記第一の方向に沿って延びる長尺体であり、当該長尺体の前記第一の方向の端面は、前記ドアガイドシューが前記端面に臨む場合に前記ドアガイドシューと接触可能な前記第一の方向に沿う一面側の端辺部が他面側の端辺部より前記第一の方向において遠い位置に存在するように傾斜している請求項1に記載のドアガイドシュー摩耗検知装置。
  3. 前記ドアガイドシュー摩耗検知装置は、前記ドアガイドシューと接触する位置で当該ドアガイドシューを挟んで対向するように一対で配置され、一対の前記検知体に対応する一対の前記検出部は、前記ドアガイドシューを挟んで対角位置に配置される請求項1または請求項2に記載のドアガイドシュー摩耗検知装置。
  4. 前記制御部は、前記エレベータの各階に存在するドアごとに前記ドアガイドシューの摩耗程度を示す摩耗情報を出力する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のドアガイドシュー摩耗検知装置。
  5. エレベータの床部に形成された溝部の中を前記溝部に沿った第一の方向に移動可能なドアガイドシューを下端部に有するドアの開閉動作状態を検出するステップと、前記溝部の中で前記ドアガイドシューの移動経路上に突出した姿勢で配置されて前記ドアガイドシューと接触することで前記第一の方向と直交する第二の方向に移動可能な検知体の配置場所前記ドアガイドシューが移動する際に前記検知体の前記第二の方向における移動量が所定量以上の場合に検知信号を出力するステップと、前記ドアガイドシューが前記検知体の配置場所で移動する際に前記検知信号が所定期間出力し続けられない場合に前記ドアガイドシューの摩耗を示す摩耗情報を出力するステップと、を含むドアガイドシュー摩耗検知方法。
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