JP6425094B2 - 空調システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調システムに関する。
従来、天井空間に設けられた輻射パネルと、輻射パネルの上面に設けられた複数の冷水配管と、輻射パネルの上方をインテリア側(居室側)とペリメータ側(窓側)とに仕切る仕切り部と、インテリア側の空気をペリメータ側に送風可能な送風機と、を備えた天井輻射式の空調システムが知られている(例えば特許文献1参照)。このような天井輻射式空調システムでは、冷水配管を流通する冷水により輻射パネルが冷却され、冷却された輻射パネルの輻射効果により居室空間が冷房される構成である。
また、天井空間に設けられた天井放射パネルと、天井放射パネルの上方に設けられた屋内空調機と、を備えた空調システムも知られている(例えば特許文献2参照)。このような空調システムでは、天井放射パネルの上方の空気が屋内空調機で冷却され、この冷却された空気が天井放射パネルを冷却する。そして、冷却され天井放射パネルの冷放射により居室空間が冷房される構成である。
特開2011−2105号公報 特許第4605759号公報
しかしながら、上記のような空調システムは、冷房に適する空調システムであり、暖房に適用させようとして天井空間の空気を暖めても、暖まった空気は上方に移動してしまうため、天井空間の下方の居室空間を暖房することが困難である。このような空調システムは、特に冬季に外壁や窓から外気の影響を受けやすいペリメータ側の暖房に適していない。
そこで本発明は、効率よく居室空間の冷暖房を行うことができる空調システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る空調システムは、天井空間に配置され冷水または温水が供給されて前記天井空間の空気を冷却または加熱する冷却加熱部と、該冷却加熱部によって冷却または加熱された前記天井空間の空気を前記天井空間の下方の居室空間に吹き下ろす送風機と、該送風機に前記天井空間の空気を導入する第1空気導入部と、を有し、該第1空気導入部は、前記天井空間の所望の高さに滞留する空気を前記送風機に導入可能な第1高さ調整機構を有することを特徴とする。
本発明では、第1空気導入部が第1高さ調整機構を有することにより、天井空間の所望の高さに滞留する空気を送風機によって居室空間に吹き下ろすことができる。天井空間の上部側に滞留する空気は下部側に滞留する空気よりも温度が高いため、暖房時には天井空間の上部側に滞留する空気を居室空間へ吹き下ろし、冷房時には天井空間の下部側に滞留する空気を居室空間へ吹き下ろすことで、効率よく居室空間の冷暖房を行うことができる。
また、本発明に係る空調システムでは、天井空間に配置され前記天井空間の空気を外部に排出するとともに外部の空気を前記天井空間に供給して換気を行う換気部と、前記換気部に外部へ排出される前記天井空間の空気を導入する第2空気導入部と、を有し、該第2空気導入部は、前記換気部に導入される前記天井空間の空気が前記天井空間の所望の高さに滞留する空気となるように調整する第2高さ調整機構を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、換気部は天井空間の所望の高さに滞留する空気を外部に排出することができる。天井空間の上部側に滞留する空気は下部側に滞留する空気よりも温度が高いため、暖房時には天井空間の下部側に滞留する空気を外部に排出し、冷房時には天井空間の上部側に滞留する空気を外部へ排出することで、換気を行いつつ効率よく居室空間の冷暖房を行うことができる。
また、本発明に係る空調システムでは、天井空間に配置され前記天井空間の空気を外部に排出するとともに外部の空気を前記天井空間に供給して調湿を行う調湿部と、前記調湿部に外部へ排出される前記天井空間の空気を導入する第3空気導入部と、を有し、該第3空気導入部は、前記調湿部に導入される前記天井空間の空気が前記天井空間の所望の高さに滞留する空気となるように調整する第3高さ調整機構を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、調湿部は天井空間の所望の高さに滞留する空気を外部に排出することができる。天井空間の上部側に滞留する空気は下部側に滞留する空気よりも温度が高いため、暖房時には天井空間の下部側に滞留する空気を外部に排出し、冷房時には天井空間の上部側に滞留する空気を外部へ排出することで、調湿を行いつつ効率よく居室空間の冷暖房を行うことができる。
また、本発明に係る空調システムでは、前記冷却加熱部は、前記天井空間のペリメータ側の空気の冷却および加熱を行い、前記送風機は、前記天井空間のペリメータ側の空気を前記居室空間のペリメータ側に吹き下ろすことが好ましい。
このような構成とすることにより、外気の影響を受けやすいペリメータ側の冷暖房を効率よく行うことができる。
また、インテリア側では、人体からの発熱やOA機器からの発熱によって気温が上昇し、年間通して冷房を行うことがある。このため、インテリア側には冷房を行う空調システムを設置し、ペリメータ側に本発明の空調システムを設置することで、ペリメータ側では効率よく冷暖房することができ、年間通して快適な温熱環境を提供することができる。
本発明によれば、効率よく居室空間の冷暖房を行うことができる。
本発明の第1実施形態による空調システムの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による空調システムの一例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態による空調システムについて、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、第1実施形態による空調システム1Aは、建築物11の天井空間12に配置され、居室空間13の温度調整を行う調温装置10を有している。天井空間12と居室空間13との境界部には、天井パネル14が設けられている。天井パネル14とその上方のスラブ15との間に空間が形成されている。この天井パネル14とスラブ15との間の空間を天井空間12としている。
天井空間12には、スラブ15の下側に梁16が設けられている。本実施形態では、梁16によって天井空間12がペリメータ側(窓側)121と、インテリア側(室内側)122と、に仕切られている。本実施形態による調温装置10は、天井空間12のペリメータ側121に配置され、居室空間13のペリメータ側131の温度調整を行うように構成されている。
なお、天井空間12に梁16が設けられていない場合は、天井空間12をペリメータ側121と、インテリア側122と、に仕切る仕切体が設けられていてもよい。
調温装置10は、天井空間12の空気の冷却および加熱を行う冷却加熱部2と、冷却加熱部2によって冷却または加熱された天井空間12の空気を居室空間13に吹き下ろす第1ファン(送風機)3と、第1ファン3に天井空間12の空気を導入する第1空気導入部4と、冷却加熱部2、第1ファン3および第1空気導入部4を制御する制御部(不図示)と、を有している。なお、本実施形態による空調システム1Aでは、居室空間13の換気や調湿については公知の換気装置や調湿装置によって行っている。
冷却加熱部2は、熱源機器(不図示)と、熱源機器によって冷却された冷水または加熱された温水が流通する外周面にフィンが設けられたコイル状の配管(チルドビーム)21と、を有している。
配管21は、天井空間12のペリメータ側121に配置されていて、内部に冷水が流通することで天井空間12のペリメータ側121の空気を冷却し、温水が流通することで天井空間12のペリメータ側121の空気を加熱するように構成されている。
第1ファン3は、天井パネル14のペリメータ側の部分に設けられた例えばラインディフィーザなどの吹き出し口14aを介して天井空間12の空気を居室空間13に向かって吹き下ろすように構成されている。
第1空気導入部4は、一方の端部41aが第1ファン3の吸込み口に接続され他方の端部41bが第1ファン3と離間する第1ファン側給気管41と、第1ファン側給気管41の他方の端部41bから分岐し鉛直方向上側に配置された高位給気管42と、第1ファン側給気管41の他方の端部41bから分岐し鉛直方向下側に配置された低位給気管43と、高位給気管42に設けられて高位給気管42の開閉を行う高位切替ダンパ44と、低位給気管43に設けられて低位給気管43の開閉を行う低位切替ダンパ45と、を有している。ここで、高位給気管42、低位給気管43、高位切替ダンパ44、および低位切替ダンパ45を第1高さ調整機構46として以下説明する。
高位給気管42は、第1ファン側給気管41から分岐した側の端部42aとは反対側の端部42b(以下、流入端部42bとする)が天井空間12の上部側で開口するように配置されている。つまり、高位給気管42は、流入端部42bから天井空間12の上部側に滞留する空気を流入できるように構成されている。
低位給気管43は、第1ファン側給気管41から分岐した側の端部43aとは反対側の端部43b(以下、流入端部43bとする)が天井空間12の下部側で開口するように配置されている。つまり、低位給気管43は、流入端部43bから天井空間12の下部側に滞留する空気を流入できるように構成されている。
そして、第1ファン3が駆動して第1空気導入部4の第1ファン3側が負圧となると、天井空間12の空気は高位給気管42の流入端部42bまたは低位給気管43の流入端部43bから高位給気管42または低位給気管43に吸い込まれ、第1ファン側給気管41を流れて第1ファン3に導入され、第1ファン3から吹出し口14aを介して居室空間13に吹き下ろされる。
このとき、高位切替ダンパ44が高位給気管42を開口し、低位切替ダンパ45が低位給気管43を閉鎖していると、開口されている高位給気管42に空気が流入し、閉鎖されている低位給気管43には空気が流入しない。このため、第1ファン3には高位給気管42を介して天井空間12の上部側に滞留する空気が導入され、第1ファン3によって天井空間12の上部側に滞留する空気が居室空間13に吹き下ろされる。
また、高位切替ダンパ44が高位給気管42を閉鎖し、低位切替ダンパ45が低位給気管43を開口していると、開口されている低位給気管43に空気が流入し、閉鎖されている高位給気管42には空気が流入しない。このため、第1ファン3には低位給気管43を介して天井空間12の下部側に滞留する空気が導入され、第1ファン3によって天井空間12の下部側に滞留する空気が居室空間13に吹き下ろされる。
なお、本実施形態では、居室空間13のインテリア側132の温度調整を行う調温装置17は、天井空間12の空気の冷却を行う冷却部171を備えている。この冷却部171は、冷凍機(不図示)と、冷凍機によって冷却された冷水が流通する外周面にフィンが設けられたコイル状の配管172と、を有している。配管172は、天井空間12のインテリア側122に配置されていて、内部に冷水が流通することで天井空間12のインテリア側122の空気を冷却するように構成されている。
また、居室空間13のインテリア側132の上方の天井パネル14には、多数の孔部(不図示)が形成されている。
この調温装置17は、ファンを使用しておらず、配管172を流通する冷水により天井空間12のインテリア側122の空気を冷却し、この天井空間12の空気によって冷却された天井パネル14の輻射効果により居室空間13のインテリア側132を冷房するとともに、天井空間12のインテリア側122と居室空間13のインテリア側132との間に生じる天井パネル14の孔部を介したゆっくりとした自然対流により居室空間13のインテリア側132を冷房している。
次に、上述した空調システムの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による空調システム1Aでは、調温装置10の第1空気導入部4が第1高さ調整機構46を有することにより、天井空間12の上部側に滞留する空気および下部側に滞留する空気の選択されたいずれか一方の空気を第1ファン3によって居室空間13に吹き下ろすことができる。
通常、天井空間12の上部側に滞留する空気は下部側に滞留する空気よりも温度が高いため、暖房時(温水供給時)には天井空間12の上部側に滞留する暖かい空気を居室空間13へ吹き下ろし、冷房時(冷水供給時)には天井空間12の下部側に滞留する冷たい空気を居室空間13へ吹き下ろすことで、効率よく居室空間13の冷暖房を行うことができる。
また、冷却加熱部2は、天井空間12のペリメータ側121の空気の冷却または加熱を行い、第1ファン3は、天井空間12のペリメータ側121の空気を居室空間13のペリメータ側131に吹き下ろすことにより、外気の影響を受けやすい居室空間13のペリメータ側131の冷暖房を効率よく行うことができる。
居室空間13のインテリア側132では、人体からの発熱やOA機器からの発熱によって気温が上昇し、オフィスビルなどでは年間通して冷房を行うことがある。このため、天井空間12のインテリア側122には冷房のみを行う調温装置17を設置し、ペリメータ側121に本実施形態による調温装置10を設置することで、居室空間13のペリメータ側131では効率よく冷暖房することができ、年間通して快適な温熱環境を提供することができる。
また、本実施形態では、天井空間12のペリメータ側121に第1ファン3を有する調温装置10が設置され、インテリア側122にはファンを使用しない調温装置17が設置されているため、ペリメータ側121およびインテリア側122の両方にファンを使用する調温装置を設置する場合と比べて、冷暖房の省エネルギー化を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1実施形態と異なる構成について説明する。
図2に示すように第2実施形態による空調システム1Bは、第1実施形態による調温装置10に加えて、換気装置5を有している。なお、図2では調温装置10の冷却加熱部2のみが示されている。
換気装置5は、天井空間12の空気の換気を行う換気部51と、換気部51によって換気された天井空間12の空気を居室空間13に吹き下ろす第2ファン52と、換気部51に天井空間12の空気を導入する第2空気導入部53と、換気部51、第2ファン52および第2空気導入部53を制御する制御部(不図示)と、を有している。
換気部51は、熱交換器を有する省エネ型換気扇などで、天井空間12の空気を排出するとともに外気を導入することで換気するように構成されている。そして、第2実施形態では、換気部51が導入した外気が外部に排出される天井空間12の空気と熱交換されて、第2ファン52によって居室空間13に吹き下ろされるように構成されている。
第2空気導入部53は、一方の端部531aが換気部51の天井空間12の空気を吸込む吸込み口に接続され他方の端部531bが換気部51と離間する換気部側給気管531と、換気部側給気管531の他方の端部531bから分岐し鉛直方向上側に配置された高位給気管532と、換気部側給気管531の他方の端部531bから分岐し鉛直方向下側に配置された低位給気管533と、高位給気管532に設けられて高位給気管532の開閉を行う高位切替ダンパ534と、低位給気管533に設けられて低位給気管533の開閉を行う低位切替ダンパ535と、を有している。ここで、高位給気管532、低位給気管533、高位切替ダンパ534、および低位切替ダンパ535を第2高さ調整機構536として以下説明する。
高位給気管532は、換気部側給気管531から分岐した側の端部532aとは反対側の端部532b(以下、流入端部532bとする)が天井空間12の上部側で開口するように配置されている。つまり、高位給気管532は、流入端部532bから内部に天井空間12の上部側に滞留する空気が流入できるように構成されている。
低位給気管533は、換気部側給気管531から分岐した側の端部533aとは反対側の端部533b(以下、流入端部533bとする)が天井空間12の下部側で開口するように配置されている。つまり、低位給気管533は、流入端部533bから内部に天井空間12の下部側に滞留する空気が流入できるように構成されている。
そして、換気部51が駆動して第2空気導入部53の換気部51側が負圧となると、天井空間12の空気は、高位給気管532の流入端部532bまたは低位給気管533の流入端部533bから高位給気管532または低位給気管533に吸い込まれ、換気部側給気管531を流れて換気部51に導入され、換気部51によって例えば外気と熱交換された後に外部18に排出される。
このとき、高位切替ダンパ534が高位給気管532を開口し、低位切替ダンパ535が低位給気管533を閉鎖していると、開口されている高位給気管532に空気が流入し、閉鎖されている低位給気管533には空気が流入しない。このため、換気部51には高位給気管532を介して天井空間12の上部側に滞留する空気が導入され、換気部51によって天井空間12の上部側に滞留する空気が外気と熱交換されて外部18に排出される。
また、高位切替ダンパ534が高位給気管532を閉鎖し、低位切替ダンパ535が低位給気管533を開口していると、開口されている低位給気管533に空気が流入し、閉鎖されている高位給気管532には空気が流入しない。このため、換気部51には低位給気管533を介して天井空間12の下部側に滞留する空気が導入され、換気部51によって天井空間12の下部側に滞留する空気が外気と熱交換されて外部18に排出される。
第2実施形態による空調システム1Bでは、第2空気導入部53が第2高さ調整機構536を有することにより、天井空間12の上部側に滞留する空気および下部側に滞留する空気の選択されたいずれか一方の空気を換気部51によって外部18に排出することができる。
通常、天井空間12の上部側に滞留する空気は下部側に滞留する空気よりも温度が高いため、暖房時には調温装置10で天井空間12の上部側の空気を居室空間13に供給するとともに、換気装置5で外気を天井空間12の下部側の空気と熱交換してから居室空間13に供給し、冷房時には調温装置10で天井空間12の下部側の空気を居室空間13に供給するとともに、換気装置5で外気を天井空間12の上部側の空気と熱交換してから居室空間13に供給するため、効率よく居室空間13の冷暖房を行うことができる。
以上、本発明による空調システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態による空調システム1A,1Bでは、調温装置10や換気装置5は、天井空間12のペリメータ側121に設置されて居室空間13のペリメータ側131の冷暖房や換気を行っているが、居室空間13のインテリア側132においても冷暖房を行う場合は、天井空間12のインテリア側122に設置されて居室空間13のインテリア側132の冷暖房や換気を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、第1空気導入部4は、第1ファン側給気管41が高位給気管42および低位給気管43の2つに分岐されているが、異なる高さの3つ以上に分岐されていてもよい。
また、上記の実施形態では、第1空気導入部4の高位給気管42に高位切替ダンパ44が設けられ、低位給気管43に低位切替ダンパ45が設けられているが、高位給気管42と低位給気管43との分岐箇所に三方弁が設けられていて、三方弁によって第1ファン3に供給される空気を制御するように構成されていてもよい。
また、上記の第2実施形態では、第2空気導入部53は、換気部側給気管531が高位給気管532および低位給気管533の2つに分岐されているが、異なる高さの3つ以上に分岐されていてもよい。
また、上記の第2実施形態では、第2空気導入部53の高位給気管532に高位切替ダンパ534が設けられ、低位給気管533に低位切替ダンパ535が設けられているが、高位給気管532と低位給気管533との分岐箇所に三方弁が設けられていて、三方弁によって換気部51に供給される空気を制御するように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態において、第1空気導入部4は、第1ファン3に空気を導入する給気管が高さ方向に移動可能に構成されていて、この給気管を移動させる制御を行い天井空間12の所望の高さに滞留する空気を第1ファン3に導入可能に構成されていてもよい。
また、上記の第2実施形態において、第2空気導入部53は、換気部51に空気を導入する給気管が高さ方向に移動可能に構成されていて、この給気管を移動させる制御を行い天井空間12の所望の高さに滞留する空気を換気部51に導入可能に構成されていてもよい。
また、上記の第2実施形態による空調システム1Bでは、換気装置5は、外部18から導入した空気を居室空間13に吹き下ろすように構成されているが、外部18から導入した空気を天井空間12に供給し調温装置10で温度調整した後に居室空間13に吹き下ろすように構成されていてもよい。
また、上記の第2実施形態による空調システム1Bでは、換気装置5を有する構成であるが、換気装置5の換気部51に代えてデシカント調湿機などの調湿部を設置し、換気装置5の第2空気導入部53の第2高さ調整機構536を本発明の第3空気導入部の第3高さ調整機構とする調湿装置を有する構成としてもよい。
この場合においても、暖房時には調温装置10で天井空間12の上部側の空気を居室空間13に供給するとともに、調湿装置で天井空間12の下部側に滞留する空気と外気とを熱交換して外気を調湿して居室空間13に供給し、冷房時には調温装置10で天井空間12の下部側の空気を居室空間13に供給するとともに、調湿装置で天井空間12の上部側に滞留する空気と外気とを熱交換して外気を調湿して居室空間13に供給することで、調湿を行いつつ効率よく居室空間13の冷暖房を行うことができる。
1A,1B 空調システム
2 冷却加熱部
3 第1ファン(送風機)
4 第1空気導入部
5 換気装置
10 調温装置
12 天井空間
13 居室空間
14 天井パネル
18 外部
46 第1高さ調整機構
51 換気部
53 第2空気導入部
121 ペリメータ側
131 ペリメータ側
536 第2高さ調整機構

Claims (4)

  1. 天井空間に配置され冷水または温水が供給されて前記天井空間の空気を冷却または加熱する冷却加熱部と、
    該冷却加熱部によって冷却または加熱された前記天井空間の空気を前記天井空間の下方の居室空間に吹き下ろす送風機と、
    該送風機に前記天井空間の空気を導入する第1空気導入部と、を有し、
    該第1空気導入部は、前記天井空間の所望の高さに滞留する空気を前記送風機に導入可能な第1高さ調整機構を有することを特徴とする空調システム。
  2. 天井空間に配置され前記天井空間の空気を外部に排出するとともに外部の空気を前記天井空間に供給して換気を行う換気部と、
    前記換気部に外部へ排出される前記天井空間の空気を導入する第2空気導入部と、を有し、
    該第2空気導入部は、前記換気部に導入される前記天井空間の空気が前記天井空間の所望の高さに滞留する空気となるように調整する第2高さ調整機構を有することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 天井空間に配置され前記天井空間の空気を外部に排出するとともに外部の空気を前記天井空間に供給して調湿を行う調湿部と、
    前記調湿部に外部へ排出される前記天井空間の空気を導入する第3空気導入部と、を有し、
    該第3空気導入部は、前記調湿部に導入される前記天井空間の空気が前記天井空間の所望の高さに滞留する空気となるように調整する第3高さ調整機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記冷却加熱部は、前記天井空間のペリメータ側の空気の冷却および加熱を行い、
    前記送風機は、前記天井空間のペリメータ側の空気を前記居室空間のペリメータ側に吹き下ろすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空調システム。
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