JP6424327B2 - 駐車管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、駐車場内での駐車位置の記録を行う為の駐車管理システムに関するものである。
百貨店やショッピングモール、パーキングエリア等には、複数の車両が駐車可能な駐車場が併設されている。しかしながら、このような駐車場では、自動車やオートバイ、自転車等の自身の車両を駐車した位置を見失ってしまうことがある。そのため、駐車位置の記録等を行う為の技術が望まれていた。
このような課題を解決する技術として、移動体と携帯端末を通信可能にし、移動体と携帯端末との接続が解除された場合、解除の検知時前後の所定の時間内に取得された位置情報を記憶する技術が知られている(特許文献1)。この技術によって、移動体と携帯端末との接続状態を検出して、自動的に停車位置を記録することができるようになった。
また、駐車区画に設けられた駐車管理装置が、車両に搭載されたビーコン装置から車両識別子を取得し、中央管理装置が、前記車両識別子と駐車位置情報と対応付けて記憶する技術が知られている(特許文献2)。
特開2015−81913号公報 特開2015−153217号公報
しかしながら、従来技術によれば、車両に、カーナビゲーション装置等の携帯端末と通信可能な装置や、車両識別子を発信するビーコン装置などを搭載しておく必要がある。そのため、これらが搭載された車両でなければ、駐車位置の記録を行うことができない。
例えば、ユーザ自身の所有する携帯端末と紐付けされていないカーナビゲーション装置を搭載するレンタカーや、カーナビゲーション装置が搭載されていないオートバイ、自転車、などでは、駐車位置の記録ができない。
また、地下にある駐車場などでは、GPS(Global Positioning System)信号を受信することができない為、GPS情報に基づく位置情報を用いて、駐車位置を記録することは出来ない。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものであり、車両に特別な装置を搭載することなく、駐車管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、駐車場での駐車位置を管理する為の駐車管理システムであって、
前記駐車場に配置された信号発信装置からの信号を、携帯端末の通信部を用いて検出する信号検出手段と、
駐車場への入場を判断する入場判断手段と、
携帯端末のセンサ部を用いて、動作情報の検出を開始する動作検出手段と、
前記動作情報に基づいて降車位置の判断を行う降車判断手段と、
前記降車位置及び、前記信号検出手段で検出した信号に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、
を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザ側は、特別な装置を車両に搭載することなく、ユーザの所持する携帯端末のみで、駐車位置の記録を行うことができる。
また、ユーザ自身の所有する携帯端末と紐付けされていないカーナビゲーション装置を搭載するレンタカーや、カーナビゲーション装置が搭載されていないオートバイ、自転車、などでも、駐車位置の記録を行うことができる。
また、GPS信号を受信することができない地下にある駐車場などでも、駐車位置を記録することが出来る。
店舗側においても、駐車場に信号発信装置を配置するのみで、容易に駐車位置の記録手段を、ユーザに提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記動作検出手段は、前記動作情報に基づいて、乗車中か否かの状態を決定し、
前記降車位置は、前記状態が乗車中の状態から変化した際に前記信号検出手段で検出された信号に基づいて、降車位置を決定することを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記降車判断手段で行われる降車位置の判断は、前記携帯端末又は、駐車管理サーバで行われることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、降車判断後に所定の信号発信装置から信号を受け取った際に、携帯端末に駐車位置の通知を行なう通知手段を備えることを特徴とする。
駐車場から施設への入場口等に信号発信装置を設けることで、施設へ入場したタイミングで駐車位置の通知を行なうことができる。これにより、施設に入場しなかったユーザ等に対する不要な通知を無くすことができる。
本発明の好ましい形態では、前記通知手段は、駐車位置の決定が失敗した場合、前記所定の信号発信装置から信号を受け取った際に、携帯端末に前記所定の信号発信装置が設置されたエリア情報の通知を行うことを特徴とする。
駐車を行ったユーザは、一般的に、駐車場所から最も近い店舗入り口から店舗に入場する。このような構成とすることで、駐車位置の特定が失敗した場合であっても、所定のエリア(駐車場内に設けられた店舗入り口や、駐車場から店舗に移動する為の徒歩出口等)に設置された信号発信装置のエリア情報を通知することで、間接的に大まかな駐車位置を知らせることができる。
本発明の好ましい形態では、前記通知手段は、通知に伴って、配信情報を配信することを特徴とする。
このような構成とすることで、駐車位置の通知と併せて、所望の情報を配信することができる。ユーザは、駐車位置の確認のために携帯端末を確認することとなるため、その際に所望の情報を提供することができる。そのため、情報の配信のみを目的とした通知に比べ、ユーザが内容に興味を示す可能性がより高まる。
本発明の好ましい形態では、前記通信部は、信号発信装置からの信号を検知する近距離無線通信部を備え、
前記入場判断手段は、前記近距離無線通信部が検知した前記信号に基づいて、入場を判断することを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記通信部は、信号発信装置からの信号を検知する近距離無線通信部と、GPS信号を受信するGPS受信部と、を備え、
前記入場判断手段は、前記GPS受信部が検知したGPS信号に基づいて、駐車場と対応付けられた所定領域内への入場を判断することを特徴とする。
このような構成とすることで、入場判断をGPS信号に基づいて行うことができる。駐車場が地下にある場合であっても、地上で検知されるGPS信号に基づいて入場を判断することができる為、同様に適用することができる。
本発明の好ましい形態では、前記通信部は、信号発信装置からの信号を検知する近距離無線通信部と、GPS信号を受信するGPS受信部と、を備え、
前記GPS受信部が検知したGPS信号に基づいて、駐車場と対応付けられた所定領域外への出場を判断する出場判断手段を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、駐車場への駐車後、徒歩で帰宅するようなケースであっても、出場の判断を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、駐車履歴を管理する駐車履歴管理手段を特徴とする。
このような構成とすることで、これまでに駐車の状況を知ることができる。
本発明は、駐車場での駐車位置を管理する為の携帯端末であって、
前記駐車場に配置された信号発信装置からの信号を検出する信号検出手段と、
駐車場への入場を判断する入場判断手段と、
センサ部を用いて、動作情報の検出を開始する動作検出手段と、
前記動作情報に基づいて降車位置の判断を行う降車判断手段と、
前記降車位置及び、前記信号検出手段で検出した信号に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明は、駐車場での駐車位置を管理する為の駐車管理プログラムであって、
コンピュータを、位置情報又は近距離無線通信による情報に基づいて、駐車場への入場を判断する入場判断手段と、
センサ部に動作情報の検出を行わせる動作検出手段と、
前記動作情報に基づいて降車位置の判断を行う降車判断手段と、
前記降車位置及び、前記信号検出手段で検出した信号に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明は、駐車場での駐車位置を管理する為の駐車管理方法であって、
検出した位置情報又は近距離無線通信による情報に基づいて、駐車場への入場を判断するステップと、
センサ部に動作情報の検出を行わせるステップと、
前記動作情報に基づいて降車位置の判断を行うステップと、
前記降車位置及び、近距離無線通信部で検出した信号に基づいて、駐車位置を決定するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両に特別な装置を搭載することなく、駐車管理システムを提供することができる。
本発明の実施形態1に関る駐車管理システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態1に関る駐車管理サーバのハードウェア構成図である。 本発明の実施形態1に関る携帯端末のハードウェア構成図である。 本発明の実施形態1に関る駐車管理システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態1に関る駐車場に配置した信号発信装置の識別情報の設定例である。 本発明の実施形態1に関る信号発信装置の配置例及び、入場判断のための領域の設定例である。 本発明の実施形態1に関る携帯端末での画面表示例である。 本発明の実施形態1に関る駐車場への車両の入場の判断から駐車位置を通知するまでの処理フローチャートである。 本発明の実施形態1に関る駐車位置の通知から駐車場からの出場までの処理フローチャートである。 本発明の実施形態2に関る施設ユーザ端末での画面表示例である。 本発明の実施形態2に関る駐車履歴を出力した際の出力内容の一例を示す図である。 本発明の実施形態2に関る駐車場への車両の入場の判断から駐車位置を通知するまでの処理フローチャートである。 本発明の実施形態2に関る駐車場からの出場までの処理フローチャートである。
<実施形態1>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に関る駐車管理システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では駐車管理システムの構成、動作などについて説明するが、同様の構成の方法、装置、コンピュータプログラム、記録媒体なども、同様の作用効果を奏することができる。また、プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、例えばコンピュータに前記プログラムをインストールすることができる。ここで、前記プログラムを記憶した記録媒体は、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
本実施形態では、ショッピングモールの駐車場にて、自動車の駐車管理を行う際の例について説明する。本発明における車両とは、例えば、自動車の他に、自転車やバイク、配送車、バス等の乗り物を示す。
また、本実施形態では、駐車管理の目的として、ショッピングセンターでの顧客の駐車位置の管理を行う場合を例示する。その他、デパートや行楽地、観光地、パーキングエリア等の駐車場、駐輪場での駐車位置の管理、工場、配送センター、自動車教習所、バスの基地等での車両の管理等にも利用することができる。
本実施形態では、本発明の駐車管理方法を実現する為の処理を、ユーザの所持する携帯端末側で行う場合について例示する。例えば、駐車場への入場の判断や、ユーザが乗車中か否かの判断、駐車位置を特定する処理などは、必ずしも携帯端末側で行われる必要はない。こうした処理は、携帯端末とネットワークを介して通信可能なサーバ装置上で実行され、その結果を携帯端末で利用するように構成しても構わない。
図1は、本発明の実施形態1に関る駐車管理システムの概要を示す図である。符号1は駐車管理サーバを示し、符号2は記憶部を示し、符号3は車両の搭乗者が所持する携帯端末を示し、符号4は駐車場に配置された信号発信装置を示している。信号発信装置4は、予め駐車場内に1以上配置されている。
図2は、本発明の実施形態1に係る駐車管理サーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。駐車管理サーバ1は、CPU101と、メモリ102と、外部の装置と通信を行うためのインタフェースである通信部103と、記憶部104と、入力部105と、出力部106と、を備えている。また、記憶部104は、オペレーティングシステム107と、処理プログラム108などが記録されている。処理プログラム108は、オペレーティングシステム107(OS)と協調してその機能を発揮するものである。
図3は、本発明の実施形態1に係る携帯端末3のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末3は、CPU301と、メモリ302と、外部の装置と通信を行うためのインタフェースである通信部303と、記憶部304と、入力部305と、出力部306と、センサ部307と、を備えている。通信部は、近距離無線通信部308と、GPS受信部309と、を備えている。
また、記憶部304は、オペレーティングシステム310と、駐車管理プログラム311などが記録されている。駐車管理プログラム311は、オペレーティングシステム310と協調してその機能を発揮するものである。携帯端末3及び駐車管理サーバ1は無線通信手段(図示せず)を備え、例えば、インターネット、WAN、LAN、Wi-Fi等の通信技術を介して通信することができる。
本実施形態における携帯端末3は、スマートフォンである。その他、携帯電話、ウェアラブルデバイス等、ユーザに携行され使用される情報処理装置(コンピュータ)であれば、本発明に適用し利用することができる。本実施形態における近距離無線通信部308は、bluetooth(登録商標)通信モジュールであるが、その他近距離無線通信を行う為の通信モジュールによって構成されても構わない。本実施形態におけるセンサ部307は、ジャイロセンサ、加速度センサを備えている。これらセンサの構成は本例に限定されるものではなく、ユーザの動きの変化を検知する為に必要なセンサを、適善選択して構成してよい。
図4は、本発明の実施形態1に関る駐車管理システムの機能構成例を示す機能ブロック図である。信号発信装置4は、受信装置(携帯端末3)に信号を発信する信号発信手段40を備えている。信号発信手段40は、信号発信装置4の備えるbluetooth(登録商標)通信モジュール(図示せず)を用いて、個々の信号発信装置4を識別する為の識別情報を、所定の間隔で発信する。後述するように、識別情報と併せて、配信情報(配信識別情報)を出力するように構成してもよい。
図5は、駐車場に配置した信号発信装置4の識別情報の設定例である。符号rは、個々の信号発信装置4から信号が発信される領域を示している。個々の信号発信装置4は、識別情報によって識別可能に設定されている。識別情報を有する信号が発信されることにより、駐車場のどの位置に車両(携帯端末3)が位置しているのか、決定することができる。
携帯端末3は、信号検出手段30と、入場判断手段31と、動作検出手段32と、降車判断手段33と、駐車位置決定手段34と、位置設定手段35と、時刻設定手段36と、通知手段37と、出場判断手段38と、駐車履歴管理手段39と、を備えている。
駐車管理サーバ1は、配信手段10と、履歴情報管理手段11と、を備えている。また、記憶部2には、配信情報20と、履歴情報21と、が記録されている。
信号検出手段30は、近距離無線通信部308のbluetooth(登録商標)通信モジュールを介して、信号発信装置4から発信された信号を受信する。信号は、所定間隔で検知された信号は、例えば受信時刻と紐付けられ、携帯端末3に記録される。
入場判断手段31は、GPS受信部309を介して受信したGPS信号を用いて、所定の領域内に携帯端末3が入場したか否かを判断する。本実施形態では、Geofenceと呼ばれる位置情報を用いた仮想の境界線を設定し、携帯端末3の位置情報を用いて領域内への入場を判断している。
入場の判断には、必ずしもGeofenceやGPS信号を用いる必要はなく、例えば、非入場の状態において、信号発信装置4から初めて信号を受信したことをトリガーとして、入場の判断を行うように構成してもよい。また、入場判断手段31は、必ずしも携帯端末3備えられる必要はなく、携帯端末3を介してGPS信号等の位置に関する情報を受け取った駐車管理サーバ1側で、処理されるように構成しても構わない。
図6は、信号発信装置4の配置例及び、入場判断のための領域の設定例を示す図である。図中において、符号Pは駐車場を、符号Iは駐車場の入り口を、符号Oは駐車場の出口を、符号gは店舗などの施設への入り口を、符号pは駐車スペースを、それぞれ示している。また、符号aは入場判断を行う領域(Geofenceの領域)を、符号rは信号発信装置4から信号が発信される領域を、符号rgは施設への入り口gに配置された信号発信装置4から信号が発信される領域を、符号PA、PB、PCは任意の駐車ブロックを、それぞれ示している。
図5、図6に示す例では、1の領域rのみを用いて駐車位置(携帯端末3の位置)を特定する例を記載しているが、複数の信号発信装置4の信号の重なり合った領域を用いて、位置を特定するように構成しても構わない。また、信号検出手段30で信号の信号強度を併せて取得し、信号強度に基づくより詳細な位置の特定を行うように構成しても構わない。
動作検出手段32は、センサ部307を用いて、ユーザ(携帯端末3)が車両で移動しているのか否か(動作情報)を判断する。入場の判断後、動作検出手段32を用いた処理が開始される。ユーザが車両で移動した状態か、車両で移動していない状態(徒歩などで移動している状態)なのか、即ちユーザの動作の状態を判断し、動作情報として取得することができる。ユーザの動作情報は、例えば所定の時間間隔で判断され、検出時刻と紐付けられて携帯端末3に記録される。動作検出手段32は、必ずしも携帯端末3に備えられる必要はなく、携帯端末3を介して、センサ部307で検出したセンサ値や動作情報を受け取った駐車管理サーバ1側で、処理されるように構成しても構わない。
降車判断手段33は、記録された動作状態から、車両で移動した状態から車両で移動していない状態に切り替わったタイミング(即ち降車したタイミング)を特定する。駐車位置決定手段34は、降車したタイミング、又はそのタイミングと近い時間間隔の間に検出された信号から、ユーザが降車した位置(即ち駐車位置)を決定する。降車判断手段33、駐車位置決定手段34は、必ずしも携帯端末3備えられる必要はなく、携帯端末3を介して、信号や動作情報を受け取った駐車管理サーバ1側で、処理されるように構成しても構わない。
位置設定手段35は、ユーザ要求に応じて、駐車位置を任意に変更する手段である。時刻設定手段36は、ユーザ要求に応じて、駐車時刻を任意に変更する手段である。何らかの問題から誤った駐車位置や時刻が決定された場合には、これらを用いて修正を行うことができる。また、信号発信装置4の配置や設定によっては、大まかな駐車位置しか特定することができない為、これら手段を用いて所望の駐車位置を記録することが可能である。実際上、駐車場において正確な駐車位置の特定(例えば1台の駐車スペース単位での特定)ができなかったとしても、大まかな領域が分かれば、自身の車両を発見することは容易になる。
通知手段37は、携帯端末3に対して、駐車位置の通知を行なう。通知は、本実施形態では、駐車位置の決定後、店舗の入り口gに配置された信号発信装置4の信号を受信した際に行われる。通知がなされた携帯端末3では、階層、ブロック名等の名称や、地図等により、駐車位置を確認することが可能である。図7は、携帯端末3における画面表示例である。図7(a)は駐車場の階層やブロック名等の名称で駐車位置を示した画面例であり、図7(b)は地図で駐車位置を示した画面例である。
図7(b)において、符号Cは駐車位置を示すマーカーであり、符号Uはユーザの現在位置を示すマーカーである。本実施形態では、マーカーCは、降車の判断時に検出された信号に基づいて、地図上に表示される。マーカーUは、地図画面の表示時に検出された信号(現在の携帯端末3の位置)に基づいて、地図上に表示される。このマーカーU、マーカーCは、必ずしも表示される必要はない。また、この地図画面から、位置設定手段35や時刻設定手段36を用いて、駐車位置や駐車時刻の編集(手動での変更登録)を行うことができる。
また、通知手段37は、配信情報を受け取ってユーザへの情報の配信を行う。配信情報とは、例えば店舗からのお知らせや、ニュース、クーポン、駐車料金の案内、等である。
本実施形態では、信号発信装置4から装置識別情報と併せて、配信識別情報が出力される。信号検出手段30で検出された配信識別情報は、駐車管理サーバ1の配信手段10に出力される。駐車管理サーバ1は、記憶部2に記録された配信情報20の内、配信識別情報に応じた配信情報を受け取り、携帯端末3に出力する。信号発信装置4から携帯端末3に直接、配信情報を出力するように構成しても構わない。
出場判断手段38は、車両(携帯端末3)が駐車場から出場したか否かを判断する。出場の判断は様々に設定することが可能である。本例では、入場判断後や駐車位置の決定後に、所定時間が経過した場合、又は領域a外の位置に関するGPS信号を受信した場合に、出場を判断している。また、別の方法では、駐車位置の決定後、動作検出手段32によって再度車両への乗車を検知した場合や、駐車場の入り口Iや出口Oに配置した信号発信装置4から信号を検知した場合、それらを組み合わせた場合などの条件により、設定することができる。
駐車履歴管理手段39は、入場や出場、駐車時、駐車位置の少なくとも1つ以上を有する駐車履歴を、携帯端末3に表示する。履歴情報は、入場判断手段31によって入場が判断された際や、駐車位置決定手段34によって駐車位置が決定した際、通知手段37によって通知が行われた際などに履歴情報管理手段11に出力され、記録される。
本実施形態では、ユーザは、図7のメニューMから自身の駐車履歴を表示することができる。駐車履歴は、記憶部2に履歴情報21として記録されており、履歴情報管理手段11は、携帯端末3からの要求に応じて、履歴情報を出力する。
また、駐車管理サーバ1からは、所定の形式で履歴情報を出力することができ、駐車場を運営する施設側などで利用することが可能である。
次いで、図8を用いて、駐車場への車両の入場の判断から、駐車位置を通知するまでの処理を説明する。携帯端末3では、入場判断手段31及び信号検出手段30が動作している(ステップS1)。車両(携帯端末3)が領域a内に入ると、駐車場への入場の判断が行われる(ステップS2)。
駐車場への入場が判断されると(ステップS2でYes(Y))、駐車履歴管理手段39を介して、駐車管理サーバ1に入場履歴が出力される(ステップS3)。そして、動作検出手段32によるユーザの動作情報の検出が開始される(ステップS4)。動作情報を検出した結果、車両に乗車中ではないと判断した場合(ステップS5でNo(N))、処理を終了する。車両に乗車中と判断した場合(ステップS5でYes)、ステップS6に進む。
次いで、降車判断手段33により、ユーザが車両から降車したか否かが判断される(ステップS6)。ユーザが降車したと判断した場合(ステップS6でYes)、降車と判断した際に、信号検出手段30で検出した信号に基づいて、駐車位置が特定される(ステップS7)。
店舗への入り口gに配置された信号発信装置4によって発信された信号を検知した場合、(ステップS8でYes)、通知手段37により、携帯端末3への駐車位置の通知を行なう(ステップS9)。また、併せて発信された配信識別情報に基づいて、駐車管理サーバ1に配信情報の問い合わせを行う。駐車管理サーバ1は配信識別情報に対応した配信情報を、携帯端末3に返送することで、配信情報が配信される(ステップS10)。
通知手段37により駐車位置の通知後、駐車位置および/又は駐車時刻の修正を行うことができる(ステップS11)。駐車位置および/又は駐車時刻の修正要求がある場合(ステップS11でYes)、駐車位置および/又は駐車時刻の修正を受け付け、履歴情報管理手段11に出力する(ステップS12)。駐車位置および/又は駐車時刻の修正要求がない場合(ステップS11でNo)、処理を終了する。
次いで、図9を用いて、駐車位置の通知から、駐車場からの出場までの処理を説明する。まず、入場時刻より、所定時刻(本例では、12時間)が経過していないか判断される(ステップS21)。所定時刻が経過した場合(ステップS21でYes)、出場判断がなされ(ステップS23)、出場履歴を履歴情報管理手段11に出力して(ステップS24)、処理を終了する。所定時刻が経過していない場合(ステップS21でNo)、ステップS22に進む。
ステップS22では、領域a外のGPS情報が検出されたか否かが判断される。領域a外のGPS情報が検出されていない場合(ステップS22でNo)、ステップS21に戻る。領域a外のGPS情報が検出された場合(ステップS22でYes)、出場判断がなされ(ステップS23)、出場履歴を履歴情報管理手段11に出力して(ステップS24)、処理を終了する。
本発明によれば、ユーザ側では、特別な装置を車両に搭載することなく、ユーザの所持する携帯端末のみで、駐車位置の記録を行うことができる。また、ユーザ自身の所有する携帯端末と紐付けされていないカーナビゲーション装置を搭載するレンタカーや、カーナビゲーション装置が搭載されていないオートバイ、自転車、などでも、駐車位置の記録を行うことができる。また、GPS信号を受信することができない地下にある駐車場などでも、駐車位置を記録することが出来る。
店舗側では、駐車場に信号発信装置を配置するのみで、容易に駐車位置の記録手段を、ユーザに提供することができる。また、駐車場から施設への入場口等に信号発信装置を設けることで、施設へ入場したタイミングで駐車位置の通知を行なうことができる。これにより、施設に入場しなかったユーザ等に対する不要な通知を無くすことができる。また、駐車位置の通知と併せて、所望の情報を配信することができる。
また、入場判断、出場判断をGPS信号に基づいて行うことができる。駐車場が地下にある場合であっても、地上で検知されるGPS信号に基づいて入場を判断することができる為、同様に適用することができる。
<実施形態2>
次いで、図10〜13を用いて、本発明の実施形態2に関る駐車管理システムについて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る駐車管理サーバ1は、ネットワークを介して、駐車場の管理や施設登録を行う為の施設ユーザ端末5と接続されている。駐車管理サーバ1は、施設管理手段12と、履歴出力手段13と、をさらに備えている。施設ユーザ端末5は、ウェブブラウザアプリケーションを有する汎用のコンピュータ装置であり、ウェブブラウザを介して駐車管理サーバ1の備えた施設管理手段12を利用し、駐車位置の取得等を行う為の施設の登録や削除、等を行う。履歴出力手段13は、施設ユーザ端末5からの要求に基づいて、施設ごとの駐車履歴、その統計情報等を出力することができる。
また、本実施形態における入場判断手段31は、予め登録されたジオフェンスの領内への侵入を検知して、駐車場へ入場したと判断する。入場が判断されると動作検出手段32が動作情報の検出を開始する。動作情報は逐次的に記録され、ユーザが車両に乗車中か、又は歩行中か、の判断に利用される。本実施形態では、動作検出手段32は、信号検出手段30が場内の信号発信装置4から信号を検出すると、それまで記録されていた動作情報(ユーザ(携帯端末3)の加速度等)が参照され、ユーザの動作を判断する。
図10は、施設ユーザ端末5のウェブブラウザを介して施設管理を行う為の画面表示例である。図10(a)は、施設ユーザが、ID、パスワードを用いて管理ページにアクセスし、自身が登録した施設を確認する際の画面表示例である。
登録された施設は、例えば施設ID(図示例における「ID」)、ジオフェンスの有効・無効設定(図示例における「状態」)、施設の所在地(図示例における「所在地」)、施設の名称(図示例における「名称」)、駐車位置の決定に用いるセンサの種別(種別)、等が登録されている。
ジオフェンスを無効に設定した場合、入場判断が行われない為、駐車位置の決定等も実施されない。駐車位置の決定に用いるセンサの種別とは、例えば実施形態1で例示した屋内型の駐車施設において、GPSと近距離無線通信を組み合わせて行う場合の他に、例えば屋外型の駐車施設において、GPSのみで駐車位置の特定を行う場合等、駐車位置の特定に用いる方法を記録しておくためのものである。
図10(b)は、施設ごとのジオフェンスの設定を行う際の画面表示例である。施設ユーザは、地図上に円形のシェイプを配置することで、ジオフェンスの領域の設定を行う。地図上に重ね合わせた円形のシェイプに対応する座標や距離等が自動的に算出され、ジオフェンスが設定される。ジオフェンスは、図示例のように、1施設に対して複数設定してもよい。
図11は、駐車履歴を出力した際の出力内容の一例を示す図である。履歴出力手段13を介して、施設ユーザ端末5で表示された施設管理を行う為の画面等に履歴情報を出力したり、データ(例えば、csv形式のデータ等)を出力することができる。図11(a)は、駐車施設ごとの駐車履歴を出力した際の出力内容の一例を示す図である。図10に示す管理画面のログ管理を選択し、駐車した日時に基づいて出力対象を絞り込む検索期間、駐車した施設名に基づいて出力対象を絞り込む施設、を設定し、駐車履歴を出力させる。
図11(b)は、ユーザごとの駐車履歴を出力した際の出力内容の一例を示す図である。図10に示す管理画面のログ管理を選択し、駐車した日時に基づいて出力対象を絞り込む検索期間や、ユーザIDやユーザ名に基づいて出力対象を絞り込み、駐車履歴を出力させる。駐車履歴管理手段39を用いて、携帯端末3にユーザ自身の履歴情報を表示させることも可能である。
次いで、図12を用いて、本実施形態における駐車場への車両の入場の判断から、駐車位置を通知するまでの処理を説明する。携帯端末3では、入場判断手段31及び信号検出手段30が動作している(ステップS31)。車両(携帯端末3)がジオフェンスの領内に入ると、駐車場への入場の判断が行われる(ステップS31でYes(Y))。
駐車場への入場が判断されると、動作検出手段32が動作情報の検出を開始する(ステップS32)。動作情報は、逐次的に検出・記録される。信号検出手段30が近距離無線通信の信号を検出すると(ステップS33でYes(Y))、動作検出手段32によって記録された動作情報のログが参照され、ユーザの動作の判断が行われる(ステップS34)。
本実施形態では、近距離無線通信の信号検出(ステップS33)をトリガーとして、信号検出毎に駐車管理プログラムを起動させている。この処理は、OS等の制限により、バックグラウンドでアプリケーション(駐車管理プログラム)を常に起動させておくことができない携帯端末3向けに実施する処理であり、バックグラウンドでアプリケーション(駐車管理プログラム)を常に起動させられる携帯端末3の場合には、入場の判断時(ステップS31)などに際して、アプリケーション(駐車管理プログラム)を起動させればよい。
車両乗車中と判断した場合(ステップS35でYes(Y))、ステップS33に戻る。車両乗車中ではないと判断した場合(ステップS35でNo(N))、歩行中と判断する(ステップS36)。歩行中と判断した際に信号検出手段で信号を検出した位置に基づいて、駐車位置が決定される(ステップS37)。
店舗への入り口に配置された信号発信装置4によって発信された信号を検知した場合、(ステップS38でYes)、通知手段37によって携帯端末3への駐車位置の通知を行なう。信号発信装置4を識別する為の識別情報には、信号発信装置4が設置された階層や店舗への入口(位置)が紐づけられている。
近距離無線通信の通信状態や携帯端末3のセンサの不調等によって、歩行中と判断できなかったり、歩行中と判断したにも関わらず、その際の駐車位置の決定や取得等に失敗する可能性がある。駐車位置の特定に成功した場合(ステップS38でY)、特定された駐車位置の通知を行う。
駐車位置の特定や取得に失敗した場合(ステップS38でN)、信号発信装置4の識別情報又はそれ以外の信号発信装置4から出力される情報に基づいて、駐車エリアの通知を行う(ステップS40)。駐車エリアは、識別情報又はそれ以外の信号発信装置4から出力される情報に基づいて決定される信号発信装置4の設置場所(階や位置)に関連した情報である。ユーザが施設に入場した位置を通知することで、間接的に大まかな駐車位置を通知することができる。
また、併せて発信された配信識別情報に基づいて、駐車管理サーバ1に配信情報の問い合わせを行う。駐車管理サーバ1は配信識別情報に対応した配信情報を、携帯端末3に返送することで、配信情報が配信される(ステップS41)。
通知手段37により駐車位置の通知後、駐車位置および/又は駐車時刻の修正を行うことができる(ステップS42)。駐車位置および/又は駐車時刻の修正要求がある場合(ステップS42でY)、駐車位置および/又は駐車時刻の修正を受け付け、履歴情報管理手段11に出力する(ステップS43)。駐車位置および/又は駐車時刻の修正要求がない場合(ステップS42でN)、処理を終了する。
次いで、図13を用いて、駐車位置の通知から、駐車場の出場までの処理を説明する。携帯端末3では、出場判断手段38と動作検出手段32が動作している。動作検出手段32は、図12で説明した入場判断処理時から、継続して動作情報を取得している(ステップS51)。
出場判断手段38は、GPS信号を検出して、ユーザ(携帯端末3)がジオフェンス領内からの出たか否かを検知する(ステップS52)。ユーザがジオフェンス領外に出た場合(ステップS52でY)、動作検出手段32は、記録された動作情報のログを参照し、ユーザの動作の判断を行う。
車両乗車中ではないと判断した場合(ステップS54でN)、歩行中と判断され(ステップS55)、ステップS52に戻る。車両乗車中と判断した場合(ステップS54でY)、ユーザが駐車場から出場(出庫)したと判断される(ステップS56)。出場判断がされると、動作検出手段32による動作情報の記録が終了し(ステップS57)、出場履歴が記憶部2に記憶される。
ユーザが、特別な装置を車両に搭載することなく、ユーザの所持する携帯端末のみで、駐車位置の記録を行うことができる携帯端末用アプリケーションを提供することができる。
1 駐車管理サーバ
10 配信手段
11 履歴情報管理手段
12 施設管理手段
13 履歴出力手段
101 CPU
102 メモリ
103 通信部
104 記憶部
105 入力部
106 出力部
107 オペレーティングシステム
108 処理プログラム
2 記憶部
20 配信情報
21 履歴情報
3 携帯端末
30 信号検出手段
31 入場判断手段
32 動作検出手段
33 降車判断手段
34 駐車位置決定手段
35 位置設定手段
36 時刻設定手段
37 通知手段
38 出場判断手段
39 駐車履歴管理手段
301 CPU
302 メモリ
303 通信部
304 記憶部
305 入力部
306 出力部
307 センサ部
308 近距離無線通信部
309 GPS受信部
310 オペレーティングシステム
311 駐車管理プログラム
4 信号発信装置
40 信号発信手段
5 施設ユーザ端末
P 駐車場
I 駐車場への入り口
O 出口
g 施設への入り口
p 駐車スペース
a 入場判断を行う領域
r、rg 信号発信装置4から信号が発信される領域
PA、PB、PC 駐車ブロック

Claims (13)

  1. 駐車場に配置する信号発信装置と、ユーザの所持する携帯端末と、を備える駐車管理システムであって、
    前記信号発信装置は、
    前記信号発信装置を識別する識別情報を有する信号を発信する信号発信手段、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記信号発信装置から発信された前記信号検出する信号検出手段と、
    ンサ部を用いて、前記ユーザが車両で移動している状態か否かを示す動作情報を検出する動作検出手段と、
    前記動作検出手段で検出した前記動作情報に基づいて降車のタイミングを判断する降車判断手段と、
    前記降車判断手段で判断した前記降車のタイミングから直近に、前記信号検出手段で検出した前記信号の有する前記識別情報に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、
    前記駐車位置決定後に、前記駐車場に隣接する施設の入り口に配置された信号発信装置の前記識別情報を有する信号を受け取った際に前記駐車位置及び前記信号発信装置が設置された前記施設への入り口位置を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする駐車管理システム。
  2. 前記降車判断手段は、前記ユーザが車両で移動している状態から歩行中の状態に変化したタイミングを、降車のタイミングと判断することを特徴とする請求項1に記載の駐車管理システム。
  3. 前記降車判断手段、前記携帯端末に代えて、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な駐車管理サーバで行われることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駐車管理システム。
  4. 前記通知手段は、前記駐車位置及び前記入り口位置に加え、前記信号発信装置が設置された階層を通知することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  5. 前記通知手段は、前記駐車位置の決定が失敗した場合に、前記信号発信装置から信号を受け取った際に、前記駐車位置に代えて、前記携帯端末に前記所定の信号発信装置が設置されたエリア情報を通知することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  6. 前記信号検出手段によって検出した前記信号が配信識別情報を有する場合、前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な駐車管理サーバに前記配信識別情報に対応した配信情報を問い合わせるとともに、前記駐車管理サーバから前記配信識別情報に対応する前記配信情報を配信される問合せ手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記問合せ手段によって配信された前記配信情報を通知することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  7. 前記信号検出手段は、前記信号発信装置から発信する信号を検知する近距離無線通信部を備え、
    前記近距離無線通信部前記信号を初めて検知した場合に、前記駐車場への入場を判断する入場判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  8. 前記携帯端末は、
    GPS信号を受信するGPS受信部を備え、
    前記GPS受信部によって受信した前記GPS信号から取得した位置情報が前記駐車場を含む仮想の境界線内であると判断した場合に、前記駐車場への入場を判断する入場判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  9. 前記GPS受信部によって受信した前記GPS信号から取得した位置情報が前記仮想の境界線内でないと判断した場合に、前記駐車場からの出場を判断する出場判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の駐車管理システム。
  10. 前記携帯端末とネットワークを介して通信可能な駐車管理サーバに、駐車履歴を管理する駐車履歴管理手段備えることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の駐車管理システム。
  11. ユーザの所持する、駐車場に配置する信号発信装置から発信された、前記信号発信装置を識別する識別情報を有する信号を検出する携帯端末であって、
    前記信号発信装置から発信された前記信号を検出する信号検出手段と、
    センサ部を用いて、前記ユーザが車両で移動している状態か否かを示す動作情報を検出する動作検出手段と、
    前記動作検出手段で検出した前記動作情報に基づいて降車のタイミングを判断する降車判断手段と、
    前記降車判断手段で判断した前記降車のタイミングから直近に、前記信号検出手段で検出した前記信号の有する前記識別情報に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定手段と、
    前記駐車位置決定後に、前記駐車場に隣接する施設の入り口に配置された信号発信装置の前記識別情報を有する信号を受け取った際に、前記駐車位置及び前記信号発信装置が設置された前記施設への入り口位置を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  12. ユーザの所持する、駐車場に配置する信号発信装置から発信された、前記信号発信装置を識別する識別情報を有する信号を検出する携帯端末のコンピュータで実行される駐車管理方法であって、
    前記信号発信装置から発信された前記信号を検出する信号検出ステップと、
    センサ部を用いて、前記ユーザが車両で移動している状態か否かを示す動作情報を検出する動作検出ステップと、
    前記動作検出ステップで検出した前記動作情報に基づいて降車のタイミングを判断する降車判断ステップと、
    前記降車判断ステップで判断した前記降車のタイミングから直近に、前記信号検出ステップで検出した前記信号の有する前記識別情報に基づいて、駐車位置を決定する駐車位置決定ステップと、
    前記駐車位置決定後に、前記駐車場に隣接する施設への入り口に配置された信号発信装置の前記識別情報を有する信号を受け取った際に、前記駐車位置及び前記信号発信装置が設置された前記施設への入り口位置を通知する通知ステップと、
    を含むことを特徴とする駐車管理方法
  13. 請求項12に記載の駐車管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする駐車管理プログラム。
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