JP6422386B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ装置に関するものである。
回路間の信号線を接続・切断するコネクタ装置が知られている。このようなコネクタ装置は、信号ピン同士を接触させて電気的に接続し、信号ピン同士を分離することで接続を解除する。例えば、産業用ロボットに適用される工具交換装置では、ロボット側に取り付けられる雄型部材と、工具側に取り付けられる雌型部材との連結・分離に連動して、信号線の接続、切断を行うコネクタ装置が用いられている。
上記工具交換装置では、ロボット本体側に設けた制御装置などの回路と、工具に内蔵された回路との間で制御用の信号等を送受信する信号線を接続、切断する必要がある。コネクタ装置は、雄型部材と雌型部材にそれぞれ取り付けた第1及び第2コネクタから構成されており、雄型部材と雌型部材との連結によって、第1及び第2コネクタの信号ピン同士を接触させて電気的に接続した状態になり、雄型部材と雌型部材との分離によって、信号ピン同士の接触を解除する。工具交換装置では、コネクタ装置の信号ピン同士間での接触と分離が繰り返し行われる。
上記のようなコネクタ装置において、一方の信号ピンの先端面に鋭利な先端を有する1個あるいは複数個の突起を形成し、その突起を相手側の信号ピンの平坦な先端面に突当てて、信号ピン同士を電気的に接続するものが知られている。突起を先端面に突当てることによって、突起の先端や平坦な先端面に付着した汚れ等の膜を突き破り、信号ピン同士の電気的な接続を確実なものにしている。また、信号ピンは、酸化膜の形成を抑止して電気抵抗の増大を抑えるために、一般的に金属の表面に酸化されにくい金属膜を形成している。
一方、ICテスタとIC(半導体集積回路)を接続するコンタクトプローブが知られている。コンタクトプローブは、その先端を半導体集積回路の外部接続端子として設けた半田ボールに接触させ電気接続される。このコンタクトプローブでは、半田ボールとの接触を確実にするために、先端面に複数、例えば9個の四角錐の突起をマトリクスに配したコンタクトプローブや、上記コネクタ装置と同様に、1個あるいは複数個の突起を形成したコンタクトプローブも知られている(例えば特許文献1,2を参照)。
特開2009−198238号公報 特開2010−38612号公報
ところで、例えば工具交換装置では、周囲で溶接が行われる環境下で利用されることがあり、溶接によって飛散したスパッタが、分離された状態の第1及び第2コネクタの信号ピンに付着することがある。一方の信号ピンの突起を他方の信号ピンの平坦な先端面に突当てるコネクタ装置では、スパッタが信号ピンの突起に付着すると、スパッタがかなり硬いため、相手側の信号ピンの金属膜に剥がれを引き起し、信号ピン同士の電気的な接続状態を劣化させるという問題があった。また、工具交換装置に用いられるコネクタ装置に限られないが、接触回数の増加にともない信号ピンの突起の先端が摩耗するため、酸化膜を含め汚れ等の膜を突き破る効果が弱くなり、信号ピン同士の電気的な接続状態が改善されないという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、信号ピン同士の電気的な接続状態を良好に保つことができるコネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1信号ピンを有する第1コネクタと、第2信号ピンを有する第2コネクタとを備え、第1信号ピンと第2信号ピンとの先端同士を接触することによって電気的に接続するコネクタ装置において、第1信号ピンは、その先端面に、複数の山状の第1突起を二次元配列した第1接触部を有し、第2信号ピンは、その先端面に、複数の山状の第2突起を二次元配列した第2接触部を有し、第1信号ピンと第2信号ピンの少なくともいずれか一方の信号ピンが軸心を中心に回動自在とされるとともに、第1突起と第2突起のいずれか一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部と稜線の一方または両方が接触するようにしたものである。
本発明によれば、第1信号ピンの先端面に複数の山状の第1突起を、また第2信号ピンの先端面に複数の山状の第2突起を二次元配列して設け、少なくともいずれか一方の信号ピンを軸心を中心に回動自在にするとともに、第1突起と第2突起のいずれか一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部または稜線を接触するようにしたから、接触面積が大きくなるため電気抵抗が低くなり、また一方の突起の傾斜部と他方の突起の頂部または稜線との間に擦れが生じ、第1突起または第2突起に付着したスパッタや酸化膜、汚れ等が掻き分けられ、あるいは擦り落されるので、信号ピン同士の良好な接続状態が保たれる。
本発明を実施したコネクタ装置を用いた産業用ロボットの概略を示す斜視図である。 第1信号モジュールの接続面を示す説明図である。 第2信号モジュールの接続面を示す説明図である。 第1中継信号コネクタの第1信号ピンの外観を示す斜視図である。 第2中継信号コネクタの第2信号ピンの外観を示す斜視図である。 第1信号ピンと第2信号ピンの接続を説明する斜視図である。 第1信号ピンと第2信号ピンとを接続した状態の一例を示す斜視図である。 比較サンプルの4個の突起を有する信号ピンを示す平面図である。 比較サンプルの先端面が平坦な信号ピンを示す平面図である。
図1に示す工具交換装置10は、産業用ロボットの本体としてのアーム11の先端に固定される第1連結部材としての雄型部材12と、工具13に固定される第2連結部材としての雌型部材14とを備える。アーム11と雄型部材12、及び工具13と雌型部材14は、図示しない締結具、例えばボルトにより、着脱自在に締結される。本図においては、工具13としてスポット溶接ガンが図示されているが、雌型部材14を取り付けた状態の異なる工具13が複数用意されている。アーム11と工具13は、工具交換装置10を介して連結されると共に分離可能であり、工具13が交換自在になっている。
雄型部材12は、本体の装着面12aの中央に突起部15が設けられている。雌型部材14は、本体の装着面14aに連結穴16が設けられている。工具13をアーム11に連結する場合には、アーム11の移動により、装着面12aと装着面14aとが当接し、かつ突起部15を連結穴16に挿入した状態で、カムなどで構成された係合機構を作動させることで雄型部材12と雌型部材14とを固定する。一方、係合機構による固定を解除してから、アーム11を、雄型部材12を雌型部材14から離れる方向に移動させることによって、アーム11から工具13を分離することができる。
雄型部材12には、制御装置18、電源装置19が接続された第1信号モジュール22が取り付けられている。また、雌型部材14には、サーボモータ部13aに接続された第2信号モジュール23が取り付けられている。これら第1信号モジュールと第2信号モジュール23により信号中継装置が構成される。
第1信号モジュール22と第2信号モジュール23とは、アーム11と工具13との連結・分離、すなわち雄型部材12と雌型部材14との連結・分離に伴って 、後述するように電気的に接続され、また分離される。各信号モジュール22,23の電気的な接続により、工具13のサーボモータ部13aに制御装置18、電源装置19が接続される。これにより、制御装置18とサーボモータ部13aとの双方向で、例えばサーボモータをコントロールするための各種回路間信号の送受信を可能にし、また電源装置19からサーボモータ部13aへの電力供給を可能にしている。制御装置18は、雄型部材12側の回路である。雄型部材12側の回路は、産業用ロボットの本体に内蔵したものや別に設けたものでよい。サーボモータ部13aは、工具13に内蔵されたサーボモータやその駆動回路、センサ等で構成された工具側すなわち雌型部材14側の回路となっている。
図2に示すように、第1信号モジュール22の側面に第1回路側信号コネクタ31と電力入力コネクタ32とが設けられている。第1回路側信号コネクタ31は、ケーブルC1(図1参照)を介して制御装置18が接続され、電力入力コネクタ32は、ケーブルC2(図1参照)を介して電源装置19が接続される。また、第1信号モジュール22は、埋め込み型の第1信号中継コネクタ33と第1電力中継コネクタ34とが設けられ、それらの接続端部が接続面22aに露呈している。接続面22aは、第1信号モジュール22を雄型部材12に取り付けたときに、装着面12aと同じ方向を向く面である。
第1コネクタとしての第1信号中継コネクタ33には、複数の第1信号ピン33aが設けられている。各第1信号ピン33aは、第1信号モジュール22の内部で第1回路側信号コネクタ31の第1信号ピン31aに電気的に接続されており、各第1信号ピン33aは、互いに異なる第1信号ピン31aに接続されている。これにより、第1信号中継コネクタ33は、制御装置18に接続された状態になっている。第1信号ピン31a及び第1信号ピン33aの個数は、工具13に必要な信号数に応じて決めればよいが、必要な信号数より多くてもよい。
第1電力中継コネクタ34には、複数の電力ピン34aが設けられており、各電力ピン34aが第1信号モジュール22の内部で電力入力コネクタ32の電力ピン32aに電気的に接続されている。これにより、電源装置19からの電力を第1電力中継コネクタ34から供給可能になっている。
図3に示すように、第2信号モジュール23は、埋め込み型の第2信号中継コネクタ35と第2電力中継コネクタ36とが設けられ、それらの接続端部が接続面23aに露呈している。接続面23aは、第2信号モジュール23を雌型部材14に取り付けたときに、装着面14aと同じ方向を向く面である。第2信号モジュール23の側面には、第2回路側信号コネクタ37と電力出力コネクタ38とを設けてある。第2回路側信号コネクタ37、電力出力コネクタ38は、それぞれC3、C4、工具13のコネクタ13b,13cを介して、サーボモータ部13aに接続される。
第2コネクタとしての第2信号中継コネクタ35には、第1信号ピン33aと同数の第2信号ピン35aが設けられている。各第2信号ピン35aは、第2信号モジュール23の内部で第2回路側信号コネクタ37の信号ピン37aに電気的に接続されており、各信号ピン37aは、互いに異なる信号ピン37aに接続されている。これにより、第2信号中継コネクタ35は、サーボモータ部13aに接続された状態になっている。
第2電力中継コネクタ36は、第1電力中継コネクタ34からの電力を受けるものであり、電力ピン34aと接続される複数の電力ピン36aが設けられている。各電力ピン36aは、第2信号モジュール23の内部で電力出力コネクタ38の電力ピン38aに電気的に接続されている。これにより、第2電力中継コネクタ36で受けた電力をサーボモータ部13aに供給する。
上記第1信号中継コネクタ33と第2信号中継コネクタ35により、コネクタ装置が構成される。第1信号中継コネクタ33と第2信号中継コネクタ35は、雄型部材12と雌型部材14との連結により、対応する第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとが対応するピン同士で互いの先端を当接することによって電気的に接続された接続状態になる。これにより、制御装置18とサーボモータ部13aとの間の信号経路を形成して回路間信号の送信または受信を許容する。また、雌型部材14からの雄型部材12の分離により、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとが離れて接続が解除される。
なお、第1電力中継コネクタ34と第2電力中継コネクタ36についても同様であり、雄型部材12と雌型部材14との連結により、電力ピン34aと電力ピン36aとが接続された接続状態になり、分離によって接続が解除される。
図4に示すように、第1信号ピン33aは、ピン本体41とスリーブ42とを備えている。ピン本体41は、円柱形状の軸部43と、この軸部43の一端に一体に形成されたヘッド44とからなる。ヘッド44は、軸部43よりも径が大きい円柱形状になっている。ピン本体41及びスリーブ42は、導電性の金属で作製され、さらに表面にめっき等で金属薄膜を形成してある。金属薄膜は、導電性に優れ、酸化しがたい材料、例えば金で形成されている。
ピン本体41は、軸部43の他端をスリーブ42に挿入してあり、軸心方向に沿って移動自在、かつ軸心を中心に回動自在にしてある。スリーブ42内には、バネ(図示省略)が配されており、このバネによってピン本体41がスリーブ42から飛出す方向に付勢されている。軸部43は、スリーブ42から抜け出ないようにスリーブ42内でその移動が規制されている。この第1信号ピン33aは、接続面22a側にスリーブ42及び軸部43の一部と、ヘッド44とが露呈されるように、スリーブ42が第1信号中継コネクタ33の保持部材45に固定されている。
第1信号ピン33aの先端であるヘッド44の先端面には、第1接触部46を設けてある。この第1接触部46には、9個の第1突起47を形成してある。第1突起47は、先端が尖った山状にしてある。この例では、第1突起47は、底面が正方形で同じ形状の4つの側面47aを有する四角錐形状である。9個の第1突起47は、3行×3列でマトリクス状に二次元配列してある。第1突起47の配列ピッチは、行方向、列方向のいずれについても同じであり、第1突起47の底面の1辺の長さと同じで一定にしてある。したがって、隣り合う一対の第1突起47の間隔(頂部同士の間隔)P1は、配列ピッチと同じになっている。各側面47aは、それぞれ隣り合う側面47aによって稜線R1を形成している。また、隣接した一対の第1突起47の間には、側面47aによってV字状の溝46aが形成されている。なお、二次元配列された第1突起47のうちの四隅に配された各第1突起47は、四角錐の一部を欠いた形状であって厳密には四角錐ではないが問題はない。
図5に示すように、第2信号ピン35aは、円柱形状の軸部51と、この軸部51の一端に一体に形成されたとヘッド52とからなる。ヘッド52は、軸部51よりも径が大きい円柱形状になっている。この第2信号ピン35aは、第1信号ピン33aと同様に、導電性の金属で作製され、表面に金属薄膜を形成してある。第2信号ピン35aは、接続面23a側に軸部51の一部とヘッド52とが露呈されるように、第2信号中継コネクタ35の保持部材53に埋込まれた装着管54に回動自在に取り付けられている。なお、この例では、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの両方が回動自在であるが、一方だけを回動自在にしてもよい。
第2信号ピン35aの先端であるヘッド52の先端面には、第2接触部55を設けてある。第2接触部55は、先端が尖った山状の4個の第2突起57を形成したいわゆるクラウン(王冠)形状になっている。第2突起57は、いずれも同じ形状であり、それらの頂部Sは、第2信号ピン35aの軸心を中心とする円周上に等間隔に配され、2行×2列でマトリクス状に二次元配列してある。各第2突起57は、ヘッド52と同径の外周面57aと、2つの側面57bとを有した略錐体形状に形成されており、2つの側面57bが形成する稜線R2が頂部Sから第2接触部55の中心に向って直線的に延びている。側面57bは、隣接した第2突起57の側面57bとの間でV字状の溝を形成している。第2突起57の配列ピッチは、行方向、列方向のいずれについても同じであり、周方向に隣り合う一対の第2突起57の頂部Sの間隔P2aと同じである。また、ヘッド52の中心(第2信号ピン35aの軸心)を挟んだ第2突起57の間隔P2bは、ヘッド52の直径と同じにしてある。
雄型部材12と雌型部材14との連結の際には、図6に示すように、第1信号ピン33aが対応する第2信号ピン35aに向けて移動することにより、第1接触部46が第2接触部55に当接し、第1突起47と第2突起57との接触によって、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとが電気的に接続される。
第1突起47と第2突起57のいずれか一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部と稜線とのいずれか一方または両方が接触するようにしてある。このように、一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部と稜線とのいずれか一方または両方が接触するようにすること、及び第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの少なくともいずれか一方を回動自在とすることによって、電気的な接続状態を良好に保つようにしている。より詳細には、一方の突起の傾斜部と他方の突起の頂部、稜線との間に擦れを発生させることで、付着するスパッタや、酸化膜、汚れ等を掻き分け、また擦り落すようにしている。また、一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部及び稜線を接触させることにより、接触面積の増大を図り、より低い電気抵抗としている。接触面積の増大には、一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部の他に稜線が接触することによるものの他、傾斜部との擦れによる稜線の摩耗による接触面積の増大がある。なお、突起の傾斜部は、信号ピンの軸心に対して傾斜した面または稜線であり、この例では第1突起47では側面47a、稜線R1、第2突起57では側面57a、稜線R2が傾斜部となり得る。
この例では、一方の突起を第1突起47とし、他方の突起を第2突起57としており、第1突起47の側面47aに第2突起57の頂部S、稜線R2が接触するように構成にしている。このために、第1接触部46における隣り合う一対の第1突起47の間隔P1と、第2接触部55における一対の第2突起57の間隔とを互いに異なったものとし、また側面47aと稜線R2との傾斜角を異なった角度としている。より具体的には、第1突起47の間隔P1よりも第2突起57の間隔P2bを大きくしている。また、側面47aの傾斜角よりも稜線R2の傾斜角を小さくしている。このときに、第2突起57の間隔P2bは、第1突起47の間隔P1の整数倍にならにようにすることが好ましい。この例のように第1突起47が3行3列で配列されている場合には、第2突起57の間隔P2bは、第1突起47の間隔P1の2.5倍以下とするのがよい。なお、第2突起57の間隔P2bを第1突起47の間隔P1よりも小さくしたり、第2突起57の間隔P2aと第1突起47の間隔P1とを異なるものとしてもよい。第2突起57の間隔P2a、P2bの両方を第1突起47の間隔P1と異なるものとしてもよい。さらに、間隔と傾斜角のいずれか一方だけを異なるものとしてもよい。側面47aの傾斜角は、第2信号ピン35aの軸心に直交する平面と側面47aとがなす角度である。稜線R2の傾斜角は、第2信号ピン35aの軸心に直交する平面と稜線R2とがなす角度である。
なお、第1突起47の側面47aに加えて稜線R1に、第2突起57の頂部S、稜線R2を接触させる構成としてもよい。上記の構成とは逆に、一方の突起を第2突起57とし、他方の突起を第1突起47として、第2突起57の側面57b、稜線R2に第1突起47の頂部、稜線R1が接触するように構成してもよい。
また、側面47aの傾斜角と、稜線R2の傾斜角とを異なった角度にすることで、軸心に直交する径方向での第1接触部46と第2接触部55とのずれを許容し、これらにずれがあっても接続が適正に行われる。なお、第1突起47の高さH1と第2突起57の高さH2とは、同じあってもよいが、この例では、第2突起57の高さH2よりも第1突起47の高さH1を小さくしてある。
次に上記構成の作用について説明する。工具13をアーム11に連結する場合には、アーム11の移動により、雌型部材14の装着面14aに雄型部材12の装着面12aを対向させた状態にする。次に、装着面12aが装着面14aに当接するまで雄型部材12を雌型部材14に向けて移動して、突起部15を連結穴16に挿入する。この後に係合機構を作動させて、雄型部材12と雌型部材14とを連結した状態に固定する。これにより、アーム11に工具13が連結される。
上記のようにしてアーム11に工具13を連結する際には、第1信号モジュール22の接続面22aが、第2信号モジュール23の接続面23aに対向した状態で、第1信号モジュール22が第2信号モジュール23に向けて移動する。これにより、第1信号中継コネクタ33の第1信号ピン33aと第2信号中継コネクタ35の第2信号ピン35aとは、それらの第1接触部46と第2接触部55とを対向させた状態で、第1信号ピン33aが第2信号ピン35aに向けて移動する。
装着面12aと装着面14aとが完全に接触した状態になる前に、各第1信号ピン33aの第1接触部46は、それぞれ対応する第2信号ピン35aの第2接触部55に当接する。なお、以下の説明では、説明を簡単にするために、第1信号ピン33aのピン本体41が第2信号ピン35aに対して回転する間では、スリーブ42内のバネの付勢力に抗してピン本体41がその軸方向に移動しないものとする。また、実際には第2信号ピン35aの押圧力によって生じる回転力でピン本体41が回転するときには、その反作用で第2信号ピン35aも回転するが、説明を簡単にするために、第2信号ピン35aを基準にしてピン本体41が回転するものとして説明する。
一対の第1信号ピン33aと第2信号ピン35aに着目すると、第1接触部46と第2接触部55が接触を開始する接触初期では、例えば、2,3個の第2突起57の頂部Sが第1突起47の側面47aに当接する。各頂部Sが側面47aに当接するタイミングは、同時となる場合もあれば、異なる場合もある。また、第1接触部46の第1突起47の間隔P1と第2接触部55の第2突起57の間隔P2bを異なるものとしてあるから、各頂部Sが当接する各側面47aは、互いに異なる第1突起47のものとなる。
なお、側面47aに頂部Sが当接するタイミングや個数、いずれの第1突起47の側面47aに当接するかは、第2信号ピン35aに対する信号ピン41の回転や、第1接触部46と第2接触部55との相互の径方向における組み付け誤差などによって決まる。
アーム11の移動にともなって、当接した頂部Sが側面47aを押圧することによって、頂部Sが押圧している側面47aの向きや側面47a上での位置に応じた合力が信号ピン41に作用し、信号ピン41が回転する。そして、各頂部Sの押圧による各回転力が拮抗した時点で、ピン本体41の回転が停止する。このようなピン本体41の回転により、側面47aに対する頂部Sの接触位置は、その側面47a上をピン本体41の回転と反対方向に移動しながら、第1突起47の底辺に向う方向に移動する。これにより、第2突起57が溝46aに入り込む。頂部Sが側面47aに接触していない第2突起57については、接触していない状態のまま溝46aに入り込む。そして、各頂部Sの側面47aに対する押圧による各回転力が拮抗した時点で、ピン本体41の回転が停止する。これにより、図7に示すように、4個の第2突起57は、それらの頂部Sを溝46aに入り込ませた最終的な接続状態になる。このときに、第2突起57が入り込んだ溝46aは、第1接触部46において、周囲の8個の溝46aのうちの行方向及び列方向には隣り合わない周囲の4個の溝46aである。
ところで、上記のように第2突起57の頂部Sが側面47a接触する場合では、その第2突起57が入り込んだ溝46aの方向、すなわち溝46aを形成する側面47aの底辺の方向と、その溝46aに入り込んだ第2突起57の稜線R2とが平行にはならない。また、加工精度などから頂部Sの近傍の稜線R2となる部分は曲面などとなっている。このため、側面47aには、第2突起57の頂部Sとともに頂部Sの近傍の稜線R2が接触した状態になる。したがって、側面47aに接触した稜線R2の部分も、頂部Sとともに側面47aを押圧し、その側面47a上を移動する。
信号ピン41が第2信号ピン35aに対して回転しなくなると、アーム11の移動とともに頂部S及び稜線R2による押圧力は、ピン本体41の軸方向にだけ作用する。これにより、スリーブ42内のバネの付勢に抗してピン本体41がスリーブ42に収容される方向に移動する。ヘッド44がスリーブ42に達する前に、アーム11が工具13に連結される位置に移動する。これにより、アーム11と工具13との連結後にも、第1突起47に対する第2突起57の頂部S、稜線R2との接触状態がバネの付勢により維持される。なお、このような押圧力が作用する場合にも、各第2突起57の頂部S及びその近傍の稜線R2が溝46aを形成する一方の側面47a上を僅かに移動することもある。
以上のようにして、アーム11と工具13とが連結された状態になると、第1信号中継コネクタ33と第2信号中継コネクタ35の双方の各第1信号ピン33aと各第2信号ピン35aとが接続された状態になる。
上記のようにして、第1信号中継コネクタ33と第2信号中継コネクタ35との接続により、ケーブルC1、第1回路側信号コネクタ31、第1信号中継コネクタ33、第2信号中継コネクタ35、第2回路側信号コネクタ37、ケーブルC3を介して、制御装置18とサーボモータ部13aとが電気的に接続される。これにより、制御装置18とサーボモータ部13aとの間の信号経路が形成され、これらの間での回路間信号の送受信が許容される。
一方、第1電力中継コネクタ34が第2電力中継コネクタ36に向けて移動して、双方の電力ピン34aと電力ピン36aとが接続された状態になる。第1電力中継コネクタ34と第2電力中継コネクタ36が接続されることにより、電源装置19からの電力がケーブルC2、電力入力コネクタ32、第1電力中継コネクタ34、第2電力中継コネクタ36、電力出力コネクタ38、ケーブルC4を介して工具13のサーボモータ部13aに供給される。
例えば制御装置18によって、アーム11への工具13の連結の完了と、サーボモータ部13aとの接続の完了が確認されると、工具13を用いた作業が開始される。作業中には、第1信号ピン33a,第2信号ピン35aを介して制御装置18とサーボモータ部13aとの間で回路間信号が送受信される。
ここで、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとは、上記のように第2突起57の頂部Sの他に、稜線R2が第1突起47の側面47aに接触した状態であり、頂部Sが相手側の信号ピンに点状に接触している場合よりも接触面積が増大している。すなわち、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとは、電気抵抗が低い状態で接続され、良好な接続状態に保たれている。したがって、回路間信号の送受信が正常に行われる。
工具13をアーム11から分離する場合には、アーム11に連結した状態で工具13を所定の位置にまで移動させてから、係合機構による固定を解除する。この後に、アーム11を、雄型部材12を雌型部材14から離れる方向に移動させる。これにより、アーム11から工具13を分離する。このときには、アーム11の移動とともに、第1信号ピン33aが第2信号ピン35aから離れる方向に移動するため、第1接触部46が第2接触部55から離れて、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの電気的な接続が解除される。
ところで、アーム11と工具13との連結・分離を繰返していると、第2突起57の頂部Sは、第1突起47の側面47aと当接し、また側面47a上を移動するので、側面47aとの間に擦れが生じ、摩耗、変形する。頂部Sの近傍の稜線R2の部分についても、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aが接続する際には、側面47aと接触している状態で側面47a上を移動するから側面47aとの間に擦れが生じる。
このように頂部Sに摩耗、変形が生じると、側面47aに対する第2突起57の接触状態が変わるため、結果的に側面47aに対する新たな接触面を稜線R2に形成することになる。このため、頂部Sが摩耗、変形しても、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの接触面積は、維持あるいは増大する。したがって、電気抵抗が増加することはなく、良好な接続状態が保たれる。
また、アーム11に工具13を連結していない状態や、工具13をアーム11から分離した状態で、例えば他の産業用ロボットでスポット溶接ガンによる作業を行っている場合では、それによるスパッタが飛散し、第1信号中継コネクタ33の第1信号ピン33aや、第2信号中継コネクタ35の第2信号ピン35aに付着することがある。
しかしながら、上記のように第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの接続時には、第1突起47の側面47aと第2突起57の頂部S及び稜線R2との間に擦れが生じる。このため、例えば側面47aに付着したスパッタは、頂部Sや稜線R2によって掻き分けられ、あるいは擦り落される。また、頂部Sや稜線R2にスパッタが付着していても、側面47aとの擦れによって擦り落される。したがって、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとは確実に接触し、電気抵抗が低い良好な接続状態が保たれる。なお、スパッタ以外の汚れが付着している場合や酸化膜が形成されている場合についても同様であり、良好な接続状態が保たれる。
なお、各頂部Sの側面47aに対する押圧による回転力が生じることなく、すなわちピン本体41の回転にともなう第2突起57の頂部S及びその近傍の稜線R2が側面47a上を移動することなく、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとが接続される現象が発生することがある。このような現象は、ピン本体41の回転方向における第2接触部55に対する第1接触部46の位置が前回の分離時から変わらない場合や、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの軸心が完全に一致しており、ピン本体41の回転方向において第1接触部46が第2接触部55に対して特定の位置にある場合に生じる。しかしながら、そのような現象が発生することは稀であり、発生しても連続的に発生することはない。これは、アーム11と工具13との連結・分離にともなう振動によって第2信号ピン35aに対して第1信号ピン33aが回転したり、第1信号中継コネクタ33、第2信号中継コネクタ35の組み付けの誤差に起因する第1信号ピン33aと第2信号ピン35aの軸心のずれ等があるためである。したがって、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとが確実に接触し、電気抵抗が低い良好な接続状態が保たれる。
上記第1、第2接触部46、55の構成は一例であり、第1、第2接触部46、55の各突起の配列、配列ピッチ、間隔及びその組み合わせ、第1、第2突起47、57の形状、個数、それら個数の組み合わせは適宜に決めることができる。例えば、第1、第2突起47、57の形状は、各種の錐体形状、すなわち三角錐や五角錐などの角錐形状や円錐形状などとすることができる。また、側面、稜線が湾曲した形状の第1突起47、第2突起57であってもよい。さらに、第1、第2接触部46、55における突起の間隔(配列ピッチ)を一定なものとせず、間隔が突起の位置に応じて変化するものでもよい。この場合、間隔が変化する接触部同士を組み合わせることも、突起の間隔が一定な接触部と間隔が変化する接触部とを組み合わせることができる。
上記ではコネクタ装置を工具交換装置に利用した例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、連結・分離の有無を問わず他の機器、回路等の信号線の接続・切断のコネクタ装置として利用することができる。もちろん、雄型部材12と雌型部材14とに第1コネクタ、第2コネクタを設けてもよい。
[検証]
上記のように構成される第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの接続状態における電気抵抗の変化を検証した。検証は、試験装置に第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとをセットし、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとの接続・分離を繰り返し行った。電気抵抗は、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aを接触した状態で、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aと間の抵抗値を測定した。第1信号ピン33aとしては、第1突起47間隔P1が0.60mm,側面47aの傾斜角が60°であり、ヘッド44の直径が2.00mmのものを用いた。また、第2信号ピン35aとしては、第2突起57の間隔P2aが1.0mm、中心を挟んだ第2突起57の間隔P2bが1.42mm,稜線R2の傾斜角が50.77°であり、ヘッド52の下部の直径が1.42mmのものを用いた。第1信号ピン33a,第2信号ピン35aの材質は、ベリリウム銅であり、その表面に金めっきを施したものであった。
試験装置は、往復接触試験装置であり、変位一定条件で接続・分離を行い、下記表1の回数ごとに接触抵抗を測定した。第1信号ピン33aと第2信号ピン35aの10組のサンプル(No.1〜10)について検証を行った。この検証では、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとを、図7に示されるように接触させた状態を第1状態とし、この第1状態から第1信号ピン33aのピン本体41をバネの付勢に抗して2.5mmだけ押し込んだ状態を第2状態として、第1状態と第2状態との間で移動するように、第1信号ピン33aと第2信号ピン35aとを相対的に移動させた。接触抵抗は、第1状態と第2状態とのそれぞれについて測定した。下記表1に接触抵抗検証結果を示す。表1中の回数は、1往復動作を1回としてカウントした値である。また、サンプル番号に併記した「往」は、第2状態で測定した接触抵抗値であり、「復」は第1状態で測定した接触抵抗値である。下記表2についても同様である。
Figure 0006422386
また、比較のために、図8に示す信号ピン61と、図9に示す信号ピン62との組み合わせの比較サンプル(No.1〜10)についても接続・分離の検証を行った。信号ピン61は、ピン本体63とスリーブ64とを備えたものであり、第1信号ピン33aと同様に、ピン本体63を軸心方向に移動自在かつ軸心を中心に回動自在にしてスリーブ64に嵌入してあり、スリーブ64内のバネ(図示省略)で付勢してある。ピン本体63は、軸部63aの一端に、先端面に第2信号ピン35aと同様な形状の4個の突起65を形成したヘッド63bを設けてある。周方向に隣接した一対の突起65の頂部の間隔は、1.08mm,稜線64Rの傾斜角θ2は、60°であり、ヘッド63bの下部の直径が1.50mmのものを用いた。また、信号ピン62は、端面が平坦な円盤部62aを軸部62bの先端に設けたものであり、円盤部62aの直径が2.4mm、厚みが1mmのものを用いた。信号ピン61,62の材質は、第1信号ピン33a,第2信号ピン35aと同じであり、表面に金めっきを施したものであった。上記同様の条件下での検証結果を表2に示す。
Figure 0006422386
表1からわかるように、本発明を実施した第1信号ピン33aと第2信号ピン35aの組み合わせでは、初期状態においては、比較サンプルよりも抵抗値は低く、接続分離の回数が増加すると、抵抗値は多少の変動が見られたが低い状態で推移した。これに対して、比較サンプルでは、接続分離の回数が増加するにしたがい、抵抗値が増大する傾向がみられ、しかも一部の比較サンプルでは抵抗値の大きな変動が見られた。
33 第1信号中継コネクタ
33a 第1信号ピン
35 第2信号中継コネクタ
35a 第2信号ピン
47 第1突起
47a 側面
57 第2突起
S 頂部
R1,R2 稜線

Claims (5)

  1. 第1信号ピンを有する第1コネクタと、第2信号ピンを有する第2コネクタとを備え、前記第1信号ピンと前記第2信号ピンとの先端同士を接触することによって電気的に接続するコネクタ装置において、
    前記第1信号ピンは、その先端面に、複数の山状の第1突起を二次元配列した第1接触部を有し、
    前記第2信号ピンは、その先端面に、複数の山状の第2突起を二次元配列した第2接触部を有し、
    前記第1信号ピンと前記第2信号ピンの少なくともいずれか一方の信号ピンが軸心を中心に回動自在とされるとともに、前記第1突起と前記第2突起のいずれか一方の突起の傾斜部に他方の突起の頂部と稜線の一方または両方が接触するようにしたことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記一方の突起の傾斜部は、前記一方の突起の側面であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記第2接触部の一対の前記第2突起の間隔と、前記第1接触部の隣り合う前記第1突起の間隔とが互いに異なることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記第1突起の傾斜部の傾斜角と前記第2突起の傾斜部の傾斜角とが互いに異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
  5. 前記第1接触部は、四角錐形状の複数の前記第1突起が3行3列で配列されており、
    前記第2接触部は、円周上に配列され頂部から先端面の中心に向って延びる稜線を有する4個の前記第2突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ装置。

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