JP6421203B2 - 腕時計型表示機のリストバンド型カバー - Google Patents

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この発明は文字盤ケース部分とベルト部分からなる腕時計型表示機を傷と誤作動から守り保護し、該表示機がウェアラブルデバイスである場合、コンピューターを駆動する電源に給電するリストバンド型カバーに関するものである。
腕時計本体の保護と誤作動を防止する腕時計用カバーが特開平6-227990に公開されている。この腕時計の傷防止カバーは樹脂製で時計本体に常時取り付けてあり、簡単に脱着出来ない物であり、時計のベルト部分等カバーできていない部分も多く時計本体のみの保護と誤作動の防止を目的としており主にダイバーズ時計に採用されている形状です。
前記樹脂製のこのようなカバーはダイバーが岩場で使用するときや、労働での使用状況により腕時計本体の傷や破損からの保護では有効であり、直接文字版を見て時間等情報を確認することが出来る。
腕時計型表示機にはウェアラブルデバイスと呼ばれるコンピューターを内蔵し電源を必要とするものが有り、給電は腕から外して置き形の給電装置、特開2015−142395が公開されている。これは手首に装着したウェアラブルデバイスに給電することは想定されていない。
特開平8−94773 腕時計用カバー 特開平11−133159 軟質カバーを有する携帯用電子機器
本発明は、従来型の腕時計用樹脂製カバーに見られる特徴と違う用途での腕時計、例えば高級腕時計、アンティーク時計、そしてスマートフォン機能の一部を備えるウェアラブルデバイスと言われる物を含む腕時計型表示機が傷つきやすい状況になった時、又は洗車等で該表示機で他のものを傷つける状況から、そのもの又は該表示機の保護を素早く手軽に行います。
従来のカバーでは腕時計型表示機のベルトの金属や皮革部分をカバー出来ておらず、全体を被う事でこれも保護する事が出来る。
腕時計型表示機においては誤作動を防止する目的でもカバーとして活用できます。
ウェアラブルデバイスと言われる該表示機の一部の物は表面がタッチパネル機能でありスポーツなどで使用する時の誤作動を防止する目的にも使用出来ます。
腕時計型表示機の種類でウェアラブルデバイスと言われる物は内蔵されているコンピューターを駆動するための電池の消耗が通常の電池式腕時計より早く、手首に装着して使用中に電池が不足した時に給電を行うことが出来る。
請求項1の発明は、文字盤ケース部分とベルト部分からなるアナログ腕時計、デジタル腕時計、ウエアラブル機器、携帯型音楽プレーヤーを含む腕時計型表示機の保護カバー、細長く平らな帯状材からなるバンド部11を該表示機を手首に装着した状態でその上から巻きつけ、両端は係止出来る素材、腕周り係止部12で固定するか、無端周回状で巻きつけて保護する腕時計型表示機のリストバンド型カバー。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバンド部11 の一部に、腕時計型表示機の文字盤ケースの横幅より狭く例えば22mm〜30mmかつ縦の幅は大きく例えば45mm〜50mmの開口部13を備え、該表示機を手首に装着した状態で、開口部13に文字盤ケースを挿嵌し、バンド部11の開口部13から文字盤ケースが露出する状態、例えで説明するならば、ボタン穴からボタンが出るように係止される、バンド部11と該表示機を固定させ、簡単に着脱が可能となりカバーバンドと該表示機がずれることを防ぐ、露出した文字盤ケースの上を、帯状材からなる蓋部14が開口部のバンドの長手方向の向こう側から手前側にわたって文字盤ケースを覆う蓋状になっており、手前側端はバンド部11に着脱自在に係止出来る蓋内側係止部15で係止して腕時計型表示機を保護する形状のリストバンド型カバー。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のリストバンド型カバーを着脱しようとする時や腕時計型表示機を操作している時に蓋部14を開口部13の向こう側に折返して、蓋外側係止部16で一時係止しておくことを可能にする。
請求項4記載の発明は、前記表示機の文字盤ケース部分を覆うバンド部11または蓋部14の一部を文字盤相当以上の範囲、一般的に直径38mm〜45mmの範囲以上にわたり透明素材を使用した透明窓部17によって文字盤を見る事が出来る腕時計型表示機のリストバンド型カバーである。
請求項5記載の発明は、前記表示機の文字盤ケースを覆う部分、バンド部11または蓋部14のいずれかに凹状格納部18を持たせた形状で文字盤ケースの厚さが様々であっても全外周を格納可能にするリストバンド型カバー。これにより文字盤部分ケースが15mm〜18mmの厚さのケースでも側面がカバー出来る。
請求項6記載の発明は、リストバンド型カバーに電池ユニット部20を備え、コネクターを通じて腕時計型表示機に給電する。
様々な付加価値の高い腕時計や様々な素材の腕時計型表示機を帯状材で保護し、また金属製の該表示機によって他のものにぶつけて傷を付けることも防ぎ、文字盤を見るときは係止部を一箇所外すことによって直接見る事が出来ます。腕時計型機器を操作する時は、文字盤ケースの蓋部を上げたまま係止する事ができます。また文字盤ケースの蓋部またはバンドの一部に透明素材を使用する事によって係止部を外さずこの透明窓部から文字盤を見る事が出来ます。ウェアラブルデバイスと言われる腕時計型表示機については該機器に内蔵したコンピューターの動力となる電池ユニット部を備えコネクター部でウェアラブルデバイスに給電する為の機能をカバーに持たせる事が出来ます。
本発明の実施例1のリストバンド型カバーを手首に装着した腕時計型表示機の上から装着した透視図 本発明の実施例1のリストバンド型カバーを平置きにした図、斜視図(A)、縦断面図(B)、凹状格納部横断面図(C) 本発明の実施形態における実施例2のリストバンド型カバーの装着方法を示す斜視図 本発明の実施例2の蓋部14を開いて蓋外側係止部16で係止した状態を示す説明図(A)、蓋部14を閉じて蓋内側係止部15でバンド部と係止した状態を示す透視図(B) 本発明の実施例2のリストバンド型カバーを平置きにした図、表面斜視図(A)、縦断面図(B)、内面図(C) 本発明の実施形態における手首に腕時計型表示機を装着した状態で、透明窓部17を備えた蓋部14が文字盤ケースに被さり全体がカバーされた状態の透視図 本発明の実施例2のカバー部14にを凹状格納部18を備えた状態の図、手首に装着した腕時計型表示機の上からリストバンド型カバーを装着し、蓋部14を開いた状態の図(A) 、蓋部14の縦断面図(B)、蓋部14の横断面図(C) 本発明の実施例3のリストバンド型カバーの装着方法を示す斜視図 本発明の実施例3のリストバンド型カバーを平置きにした図、内面図(A)、表面図(B)、断面図(C) 本発明の実施例4のリストバンド型カバーに腕時計型表示機の一種、ウェアラブルデバイスに給電する電池ユニット部20とコネクター部21を備えたものを手首に装着した図、蓋部14を開いた状態の図(A)、蓋部を閉じた状態の図(B) 本発明の実施例5のリストバンド型カバー、文字盤ケースにカバーされておらず、ウェアラブルデバイスに給電する目的を主にしたリストバンド型カバー、手首に装着した図(A)、平置きした平面図(B)、断面図(C)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1および図2は本発明の第1の実施例を示す図である。文字盤ケース部分とベルト部分からなる腕時計型表示機の保護を目的としたリストバンド型カバー、細長く平らな帯状材からなるバンド部11を該表示機を手首に装着した状態で該表示機の上から巻きつけ両端は係合出来、構造としてはボタンと該ボタンを係入するスリットで構成される構造、フック構造、面ファスナーなどが挙げられる腕周り係止部12で固定するか帯状材が伸縮性のものであれば無端周回状のバンド部11であってもよい、またバンド部11の文字盤ケース上に被さる部分に凹状格納部18を持たせた形状で文字盤ケースの厚さが様々で例えば15mm〜18mmの厚さのケースであっても全外周を格納可能にする腕時計型表示機のリストバンド型カバー。
図3および図4は本発明の第2の実施例を示す図である、バンド部11 の一部に、腕時計型表示機の文字盤ケースの横幅より狭く、例えば22mm〜30mmかつ縦の幅は大きく例えば45mm〜50mmの開口部13を備え、該表示機を手首に装着した状態で、開口部13に文字盤ケースを挿嵌し、バンド部11の開口部13から文字盤ケースが露出した状態、例えで説明するならば、ボタン穴からボタンが出るように係止される、バンド部11と該表示機を固定させ、片手で簡単にリストバンド型カバーの着脱の動作が可能となり、バンド部11と該表示機がずれることを防ぐ、露出した文字盤ケースの上を、帯状材からなる蓋部14がバンド部11の開口部13の長手方向の向こう側は接着又は縫い合わされ固着してあり、手前側にわたって文字盤ケースを覆う蓋状になっており、手前側端は蓋内側係止部15、構造としてはボタンと該ボタンを係入するスリットで構成される構造、フック構造、面ファスナーなどが挙げられる構造でバンド部と着脱自在に係止して腕時計型表示機を保護する形状のリストバンド型カバー。
図5は本発明の第2の実施例を平置きした、図5Aは表面斜視図、図5Bは断面図、図5C内面図である。リストバンド型カバーを着脱しようとする時や腕時計型表示機を操作している時に蓋部14を開口部13の長手方向の向こう側に折返して、蓋外側係止部16、構造としてはボタンと該ボタンを係入するスリットで構成される構造、フック構造、面ファスナーなどが挙げられる構造でバンド部に着脱自在に係止しておくことが出来る。
図6は第1の実施例ではバンド部11の文字盤ケース部分を覆う部分、第2の実施例では文字盤ケースの蓋部14、いずれにしても文字盤ケースに被さる部分の全体または文字盤相当以上の範囲、一般的に直径38mm〜45mmの範囲以上に透明素材を使用した透明窓部17によってカバーしたままで文字盤を見る事が出来る。
本発明の第2の実施例の蓋部14に図7で示す凹状格納部18を持たせた形状で文字盤ケースの厚さが様々であっても全外周を格納可能にするリストバンド型カバー。図7Aは手首に腕時計型表示機を装着しリストバンド型カバーを巻きつけて蓋部14を開けた状態の図、図7Bは蓋部14の縦断面図、図7Cは蓋部14の横断面図、これにより文字盤部分ケースが厚いもの15mm〜18mmの厚さのケースでも全外周がカバー出来る。
図8および図9は本発明の第3の実施例を示す図である、バンド部11 の一部に、腕時計型表示機の文字盤ケースの横幅より狭く、例えば22mm〜30mmかつ縦の幅は大きく例えば45mm〜50mmの開口部13を備え、該表示機を手首に装着した状態で、開口部13に文字盤ケースを挿嵌し、バンド部11の開口部13から文字盤ケースが露出した状態、例えで説明するならば、ボタン穴からボタンが出るように係止される、これによりバンド部11と該表示機を固定させ、片手で簡単にリストバンド型カバーの着脱の動作が可能となりバンド部11と該表示機がずれることを防ぐ、バンド部11は該表示機のベルトに沿ってその表面を覆って腕周り係止部12、構造としてはボタンと該ボタンを係入するスリットで構成される構造、フック構造、面ファスナーなどが挙げられる構造でで開口部13のバンド長手方向の向こう側で係止し、露出した文字盤ケースの上を、バンド部11から連続した帯状材からなる蓋部14がバンド部11の長手方向手前側にわたって文字盤ケースを覆う蓋状になっており、手前側端は蓋内側係止部15、構造としてはボタンと該ボタンを係入するスリットで構成される構造、フック構造、面ファスナーなどが挙げられる構造でバンド部と係止して腕時計型表示機を保護する形状のリストバンド型カバー。
蓋部14は凹状格納部18を備えており該表示機の文字盤ケースの厚さが様々でも全外周を格納可能にできる実施例を示しており、その蓋部14の凹状格納部18の素材の全部または一部を透明素材を使用することによって蓋内側係止部15を脱着することなく文字盤の表示を見ることが出来る実施例である。
図10は本発明の第4の実施例を示す図である、この図では蓋部11の外側に電池ユニット部20を設けた、バンド部11の外面に設けても良い、コネクター部21で腕時計型表示機に内蔵されているコンピューターを駆動する電源を給電する、電池としては太陽電池、ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池があげられる、これにより電池式の該表示機の利用時間を延長することが出来るリストバンド型カバー。
図11は本発明の第5の実施例を示す図である、この図ではバンド部11に開口部13
が設けられており、腕時計型表示機の文字盤ケースはカバーされておらず、電池ユニット部20とコネクター部21が設けられており該表示機がウェアラブルデバイスである場合にコンピューターを駆動する電源に給電することを主な目的とするリストバンド型カバー。
11 バンド部
12 腕周り係止部
13 開口部
14 蓋部
15 蓋内側係止部
16 蓋外側係止部
17 透明窓部
18 凹状格納部
19 蓋固着部
20 電池ユニット部
21 コネクター部

Claims (2)

  1. 文字盤ケース部分とベルト部分からなる腕時計型表示機のリストバンド型カバーであり、細長く平らな帯状材からなるバンド部(11)を手首に装着した状態の該腕時計型表示機の上から巻きつけて覆い、前記バンド部(11)の一部に前記文字盤ケース部分を露出しえる開口部(13)を備え、そこに前記文字盤ケース部分を挿嵌し前記開口部(13)から前記文字盤ケース部分が露出しえる状態になり前記バンド部(11)と固定することを可能にし、前記文字盤ケース部分の上を帯状材からなる蓋部(14)が前記バンド部(11)の長手方向に沿う向こう側から手前側にわたって前記文字盤ケース部分を覆う開閉可能な蓋状になっており、前記手前側端を前記バンド部(11)に着脱自在に係止出来る蓋内側係止部(15)で止めることで前記腕時計型表示機を保護することを特徴とする腕時計型表示機のリストバンド型カバー。
  2. 前記腕時計型表示機のコンピューターを動かす為に給電する電池を付帯して備える請求項1記載の腕時計型表示機のリストバンド型カバー。

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