JP3207971U - 音声再生機能付き身飾品 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの利便性を向上させることの可能な音声再生機能付き身飾品を提供する。【解決手段】音声再生機能付き身飾品は、以下の構成要素を備えている。(1)留め具を粘着物で後付けで取り付けるのに適した略平坦な裏面12を有する本体部10(2)本体部10の内部に配置される、音声再生機能を有する回路部20(3)本体部10の上部に配置されるキーリング部30(4)本体部10の表面に、印刷物60を介して配置される透明なカバー部40【選択図】図1
Description
本考案は、音声再生機能付き身飾品に関する。
バッジやキーホルダーは、キャラクターグッズや記念品として用いられることが多い。そのため、バッジやキーホルダーには、製作目的に応じた印刷が施されたり、製作目的に応じた印刷物が設けられたりしている。さらに、バッジやキーホルダーの付加価値をより一層、向上させるために、製作目的に応じた音声をバッジやキーホルダーから出力させる試みもなされている。
近年、キーホルダーとしても用いることの可能なバッジが登場している。しかし、そのようなバッジには、ピンやクリップなどの留め具だけでなく、キーリングも設けられているので、ユーザが留め具やキーリングを邪魔に感じることもある。本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザの利便性を向上させることの可能な音声再生機能付き身飾品を提供することにある。
本考案の一実施の形態の音声再生機能付き身飾品は、以下の構成要素を備えている。
(1)留め具を粘着物で後付けで取り付けるのに適した略平坦な裏面を有する本体部
(2)本体部の内部に配置される、音声再生機能を有する回路部
(3)本体部の上部に配置されるキーリング部
(4)本体部の表面に、印刷物を介して配置される透明なカバー部
(1)留め具を粘着物で後付けで取り付けるのに適した略平坦な裏面を有する本体部
(2)本体部の内部に配置される、音声再生機能を有する回路部
(3)本体部の上部に配置されるキーリング部
(4)本体部の表面に、印刷物を介して配置される透明なカバー部
本考案の一実施の形態の音声再生機能付き身飾品では、ピンやクリップなどの留め具が本体部に後付けで取り付けられるようになっている。これにより、留め具を本体部に取り付けるか否かの判断をユーザが行うことができる。
本考案の一実施の形態の音声再生機能付き身飾品によれば、留め具を、本体部に後付けで取り付けるようになっているので、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は本考案の一具体例であって、本考案は以下の態様に限定されるものではない。また、本考案は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。
[構成]
本考案の一実施の形態に係る音声再生機能付き身飾品1の構成について説明する。図1(A)は、音声再生機能付き身飾品1の正面構成を表したものである。図1(B)は、音声再生機能付き身飾品1の裏面構成を表したものである。図1(C)は、音声再生機能付き身飾品1の分解斜視構成を表したものである。図1(D)は、音声再生機能付き身飾品1に含まれる本体部10および回路部20の断面構成を表したものである。音声再生機能付き身飾品1は、本体部10、回路部20、キーリング部30、カバー部40および留め具50を備えている。図2は、留め具50の斜視構成を表したものである。なお、図1(A)〜図1(D)では、便宜的に留め具50が省略されている。
本考案の一実施の形態に係る音声再生機能付き身飾品1の構成について説明する。図1(A)は、音声再生機能付き身飾品1の正面構成を表したものである。図1(B)は、音声再生機能付き身飾品1の裏面構成を表したものである。図1(C)は、音声再生機能付き身飾品1の分解斜視構成を表したものである。図1(D)は、音声再生機能付き身飾品1に含まれる本体部10および回路部20の断面構成を表したものである。音声再生機能付き身飾品1は、本体部10、回路部20、キーリング部30、カバー部40および留め具50を備えている。図2は、留め具50の斜視構成を表したものである。なお、図1(A)〜図1(D)では、便宜的に留め具50が省略されている。
留め具50は、本体部10とは別体で設けられたものであり、例えば、安全ピンもしくはクリップを含んで構成されている。なお、図2には、留め具50が安全ピンを含んでいる場合が例示されている。留め具50の裏面には、平坦面が設けられており、この平坦面に粘着シール51が貼り付けられている。粘着シール51は、両面に粘着性を有するシールである。粘着シール51の表面には、粘着面を保護する保護シール52が貼り付けられている。保護シール52は、粘着シール51の粘着面から剥離可能なシールであり、留め具50を本体部10に取り付ける際には、粘着シール51の粘着面から剥離される。留め具50は、音声再生機能付き身飾品1の流通時には、省略されていてもよい。この場合、ユーザは、音声再生機能付き身飾品1を購入する際に、留め具50を別途、購入してもよい。
本体部10は、音声再生機能付き身飾品1の本体部分であり、回路部20を保護する筐体としての役割を有している。本体部10は、前面11、裏面12および周面13を有している。前面11には、カバー部40が嵌め込まれる窪み11Aが設けられている。裏面12には、例えば、回路部20(具体的には後述のスピーカ24)から発せられる音声の外部への通り道として機能する開口12Aが設けられている。開口12Aは、裏面12に粘着シール51を介して留め具50が固定されたときに粘着シール51によって被覆されない箇所に設けられている。つまり、裏面12には、留め具50を粘着物(粘着シール51)で後付けで取り付けるのに適した略平坦な領域(取り付け領域)と、この取り付け領域に隣接する開口12Aが設けられている。
回路部20は、本体部10の内部に配置されている。回路部20は、例えば、回路基板21、IC(Integrated Circuit)22、スイッチ23、スピーカ24および電池25によって構成されている。回路基板21には、IC22、スイッチ23、スピーカ24および電池25が実装されている。IC22は、予め録音された音声情報を再生する機能(音声再生機能)を提供するものであり、スピーカ24を介した音声再生を行う。スイッチ23は、IC22に録音された音声情報の再生処理を開始させるためのスイッチである。スピーカ24は、IC22から入力された音声情報を音声として出力する。電池25は、IC22に電力を供給する。電池25は、音声再生機能付き身飾品1の流通時には、省略されていてもよい。この場合、ユーザは、音声再生機能付き身飾品1を購入する際に、電池25を別途、購入してもよい。
キーリング部30は、本体部10の上部に配置されており、本体部10に対して着脱可能に固定されている。キーリング部30は、孔を備えた物品(例えば鍵など)の孔に挿通させ、当該物品を束ねるためのリング状部材31と、このリング状部材31と本体部10の上部とを連結する鎖状部材32とによって構成されている。鎖状部材32の先端部分が、本体部10に対して着脱可能に固定されている。
カバー部40は、本体部10の表面11に、印刷物60を介して配置される。カバー部40は、表面11の窪み11Aに嵌め込むことの可能な形状となっている。カバー部40は、透明な部材によって構成されており、表面11の窪み11Aに嵌め込んだ際に、カバー部40を介して印刷物60を観察者が視認できるようになっている。印刷物60は、紙などの媒体に絵柄や図柄、文字などが印刷されたものである。印刷物60は、表面11の窪み11Aの中に配置可能な形状となっている。
[効果]
次に、音声再生機能付き身飾品1の効果について説明する。
次に、音声再生機能付き身飾品1の効果について説明する。
バッジやキーホルダーは、キャラクターグッズや記念品として用いられることが多い。そのため、バッジやキーホルダーには、製作目的に応じた印刷が施されたり、製作目的に応じた印刷物が設けられたりしている。さらに、バッジやキーホルダーの付加価値をより一層、向上させるために、製作目的に応じた音声をバッジやキーホルダーから出力させる試みもなされている。近年、キーホルダーとしても用いることの可能なバッジが登場している。しかし、そのようなバッジには、ピンやクリップなどの留め具だけでなく、キーリングも設けられているので、ユーザが留め具やキーリングを邪魔に感じることもある。
一方、本考案では、留め具50が本体部10に後付けで取り付けられるようになっている。これにより、留め具50を本体部10に取り付けるか否かの判断をユーザが行うことができるので、留め具50が本体部10に最初から固定されている場合と比べて、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本考案において、キーリング部30が本体部10に対して着脱可能に固定されている場合には、キーリング部30を本体部10に取り付けるか否かの判断をユーザが行うことができる。その結果、キーリング部30が本体部10に着脱不能もしくは着脱困難な形態で固定されている場合と比べて、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本考案において、開口12Aが、裏面12に粘着シール51を介して留め具50が固定されたときに粘着シール51によって被覆されない箇所に設けられている場合には、留め具50を、粘着シール51を介して裏面12に固定したときに、開口12Aが粘着シール51によって完全に塞がれる可能性をなくすことができる。その結果、留め具50の固定によって音声不具合が生じるのを避けることができる。
1…音声再生機能付き身飾品、10…本体部、11…前面、11A…窪み、12…裏面、12A…開口、13…周面、20…回路部、21…回路基板、22…IC、23…スイッチ、24…スピーカ、25…電池、30…キーリング部、31…リング状部材、32…鎖状部材、40…カバー部、50…留め具、51…粘着シール、52…保護シール、60…印刷物。
Claims (4)
- 留め具を粘着物で後付けで取り付けるのに適した略平坦な裏面を有する本体部と、
前記本体部の内部に配置される、音声再生機能を有する回路部と、
前記本体部の上部に配置されるキーリング部と、
前記本体部の表面に、印刷物を介して配置される透明なカバー部と
を備えた
音声再生機能付き身飾品。 - 前記キーリング部は、前記本体部に対して着脱可能に固定される
請求項1に記載の音声再生機能付き身飾品。 - 粘着シールを有する留め具をさらに備えた
請求項1または請求項2に記載の音声再生機能付き身飾品。 - 前記本体部は、前記本体部の裏面に前記粘着シールを介して前記留め具が固定されたときに前記粘着シールによって被覆されない箇所に、前記回路部から発せられる音声の外部への通り道として機能する開口を有する
請求項3に記載の音声再生機能付き身飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004932U JP3207971U (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 音声再生機能付き身飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004932U JP3207971U (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 音声再生機能付き身飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3207971U true JP3207971U (ja) | 2016-12-15 |
Family
ID=57544061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004932U Active JP3207971U (ja) | 2016-09-23 | 2016-09-23 | 音声再生機能付き身飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207971U (ja) |
-
2016
- 2016-09-23 JP JP2016004932U patent/JP3207971U/ja active Active
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