JP3197297U - 眼鏡ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】眼鏡と共に筆記具とメモ帳を収納することができ、構造が簡単でコンパクトであり、眼鏡、筆記具及びメモ帳を出し入れし易い眼鏡ケースを提供すること。【解決手段】眼鏡収納部2と、眼鏡収納部2の開口部6の辺縁に開閉可能に設けられた蓋体3とを備え、眼鏡収納部2の内面に、開口部6に向けて開放されたポケット状のメモ帳入れ8が設けられ、眼鏡収納部2と蓋体3との接合部の内面に、この接合部に沿って筆記具保持部9が設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、筆記具及びメモ帳を収納できる眼鏡ケースに関する。
眼鏡は文字を読んだり書いたりする際に必要であり、眼鏡と筆記具とメモ帳を同時に使用することは多い。
そこで、ケース内底と筒状の筆記具保持部をカーブ状の中間部で連結し、眼鏡と筆記具を収納できるようにしたネガネケースが提案されている(特許文献1参照)。
このメガネケースによれば、文字の読み書きに必要な眼鏡と筆記具を同時に持ち歩くことができるので、筆記具を持ち忘れし難くなり、鞄の中の筆記具を探す手間が省ける。
しかし、ケース内に収納した眼鏡の上に筆記具保持部が不安定に張出しているので、眼鏡のみを出し入れする際に筆記具が邪魔になりやすく、筆記具によって眼鏡が傷つく恐れもある。また、このメガネケースには、文字を書くのに必要なメモ帳を収納することができなかった。
特許文献2には、ケース本体の側板の外側面に半円筒形の凹入部を形成すると共に、この凹入部に筆記具収容部を設けた眼鏡ケースが開示されている。
この眼鏡ケースは、ケース本体の外側に筆記具収容部が形成されているので、ケース全体が大型化し易い。また、このものも、メモ帳を収納することはできなかった。
さらに、特許文献3には、蓋を設けた眼鏡ホルダー、眼鏡ホルダーの一部分に設けたペンホルダー、及び、眼鏡ホルダーの外側の一部分に設けたメモ帳ホルダーとこれを覆う表紙から成る眼鏡ケースが記載されている。
この眼鏡ケースは、眼鏡と共に筆記具及びメモ帳を収納できるが、メモ帳ホルダーは眼鏡ホルダーの外側に設けられ、眼鏡ホルダーの蓋のほかに、メモ帳ホルダーを覆う表紙を設けてあるので、構造が複雑でコストも高くなりやすい。
特開2000-50934号公報 登録実用新案第3020963号公報 特開2004-249035号公報
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、眼鏡と共に筆記具とメモ帳を収納することができ、構造が簡単でコンパクトであり、眼鏡、筆記具及びメモ帳を出し入れし易い眼鏡ケースを提供することにある。
本考案の眼鏡ケースは、眼鏡収納部と、該眼鏡収納部の開口部の辺縁に開閉可能に設けられた蓋体とを備え、前記眼鏡収納部の内面に、前記開口部に向けて開放されたポケット状のメモ帳入れが設けられ、前記眼鏡収納部と蓋体との接合部の内面に、該接合部に沿って筆記具保持部が形成されている。
前記眼鏡収納部は、収納された眼鏡の幅方向に沿う面が開口し、前記蓋体は、前記開口部の長辺に一体に設けてもよい。
肩掛け紐を着脱可能に取り付けるとよい。
前記筆記具保持部は、前記接合部上に互いに間隔をおいて架設された複数のゴムベルトから成ることがある。
請求項1に係る考案によれば、眼鏡と筆記具とメモ帳が全て同じケース内部に収納されるので、同時に取り出して使用することができ、筆記具及びメモ帳の持ち忘れを防ぐことが可能であり、全体の大きさも増大しない。
また、筆記具保持部を眼鏡収納部と蓋体の接合部の内面に、接合部に沿って形成したので、筆記具保持部に挿入された筆記具がケース外に脱出する心配がなく、しかも、この筆記具が眼鏡を出し入れするのに邪魔にならず、眼鏡収納部に収納された眼鏡を筆記具で傷つけることもない。
さらに、メモ帳入れを眼鏡収納部の内面に設けたので、メモ帳を保護するための表紙を設ける必要がなく、構造が簡単である。
請求項2に係る考案によれば、眼鏡収納部及びメモ帳入れが、浅くて幅広い形状となるので、眼鏡及びメモ帳を出し入れし易い。
請求項3に係る考案によれば、必要に応じて、眼鏡ケースを鞄等から取り出して肩掛け紐を取り付け、肩にかけて独立して持ち運ぶことが可能である。
請求項4に係る考案によれば、筆記具保持部の構造が簡単で、ゴムバンドの弾性により筆記具を確実に保持することができる。
本考案の実施例を示す眼鏡ケースの蓋体開放状態における斜視図である。 本考案の実施例を示す眼鏡ケース、眼鏡、筆記具及びメモ帳の斜視図である。 本考案の実施例を示す眼鏡ケースの蓋体閉鎖状態における斜視図である。 本考案の実施例を示す眼鏡ケースの肩紐取り付け状態における斜視図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の眼鏡ケース1は、眼鏡収納部2と、蓋体3とを備える。
眼鏡収納部2及び蓋体3は、天然皮革、合成皮革、布、芯材等を積層した強靭なシート4を用いて一体に形成される。
シート4の幅は眼鏡Aの幅よりもやや広く、このシート4の長手方向一端部を折り返すと共に、折り返し部分の両側に襠片5を取り付けて、眼鏡Aの幅方向に沿う面が開口した眼鏡収納部2が形成される。
蓋体3は、眼鏡収納部2から延びるシート4の長手方向他端部より成り、眼鏡収納部2の開口部6の長辺に開閉可能に設けられる。
蓋体3を眼鏡収納部2側へ折り返してその先端部を眼鏡収納部2の外面に重ねると、眼鏡収納部2の開口部6は完全に閉鎖される(図3参照)。蓋体3及び眼鏡収納部2の重なる部分には、それぞれ磁石7a,7bが内蔵され、これらの磁石7a,7bが吸着して蓋体3を閉鎖状態で保持するようになっている。
蓋体3が設けられた長辺を含む眼鏡収納部2の内面に、横長ポケット状のメモ帳入れ8が設けられる。メモ帳入れ8は開口部6に向けて開放されており、開口部6を通して簡単にメモ帳Bを出し入れできるようになっている。
眼鏡収納部2と蓋体3との接合部の内面には筆記具保持部9が形成される。
筆記具保持部9は、眼鏡収納部2と蓋体3との接合部に沿って互いに間隔をおいて架設された2本のゴムベルト10から成る。ゴムベルト10は山状に湾曲して架設され、ゴムベルト10とシート4内面との間に筆記具Cを眼鏡Aの幅方向に沿って抜挿するようになっている。そして、筆記具保持部9に挿入された筆記具Cはゴムバンド10の弾性により確実に保持される。
眼鏡収納部2と蓋体3との接合部の両側縁に、肩掛け紐11を取り付けるためのD形リング12がそれぞれ外方へ突出するよう装着される。
肩掛け紐11は、1m程度の長さを有し、その両端部にD形リング12と係合可能なフック状金具13が取り付けられている。フック状金具13の先端にはD形リング12へ係止するフック部14が形成され、フック部14の開口部分が閉鎖バー15で開閉される。閉鎖バー15は、常態ではフック部14の開口部分を閉鎖する方向に付勢され、閉鎖バー15と一体の摘み部16を操作することにより、フック部14の開口部分を解放できるようになっている。
眼鏡ケース1を鞄等に収納しておく際には、肩掛け紐11は邪魔になるので外すことができる。
一方、必要に応じて、図4に示すように、フック状金具13をD形リング12に係合して肩掛け紐11を眼鏡ケース1に取り付け、眼鏡ケース1を肩にかけて携帯することもできる。
なお、眼鏡ケースの構造は上記実施例に限定されない。
例えば、筆記具保持部を構成するゴムバンドは3本以上としても良く、先端が閉鎖した筒体で筆記具保持部を形成することもできる。
また、肩掛け紐を着脱するための金具は適宜変更可能である。
A 眼鏡
B メモ帳
C 筆記具
1 眼鏡ケース
2 眼鏡収納部
3 蓋体
4 シート
5 襠片
6 開口部
7a,7b 磁石
8 メモ帳入れ
9 筆記具保持部
10 ゴムベルト
11 肩掛け紐
12 D形リング
13 フック状金具
14 フック部
15 閉鎖バー
16 摘み部

Claims (4)

  1. 眼鏡収納部と、該眼鏡収納部の開口部の辺縁に開閉可能に設けられた蓋体とを備え、前記眼鏡収納部の内面に、前記開口部に向けて開放されたポケット状のメモ帳入れが設けられ、前記眼鏡収納部と蓋体との接合部の内面に、該接合部に沿って筆記具保持部が設けられたことを特徴とする眼鏡ケース。
  2. 前記眼鏡収納部は、収納された眼鏡の幅方向に沿う面が開口し、前記蓋体は、前記開口部の長辺に一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡ケース。
  3. 肩掛け紐が着脱可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡ケース。
  4. 前記筆記具保持部は、前記接合部上に互いに間隔をおいて架設された複数のゴムベルトから成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の眼鏡ケース。
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