JP6419908B2 - 重合体組成物の製造方法 - Google Patents
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ポリカルボン酸(A)と1分子あたりの窒素原子数が3以下のアミン化合物(B)と1分子あたりの窒素原子数が4以上のアミン化合物(C)と水を含む重合体組成物の製造方法であって、
反応系内に、該ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、該アミン化合物(B)と該アミン化合物(C)を添加し、
該アミン化合物(C)の添加温度が40℃以上である。
ポリカルボン酸(A)と1分子あたりの窒素原子数が3以下のアミン化合物(B)と1分子あたりの窒素原子数が4以上のアミン化合物(C)と水を含む重合体組成物の製造方法であって、
反応系内に、該ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、該アミン化合物(B)と該アミン化合物(C)を添加し、
該アミン化合物(C)を添加する際の該反応系内の水溶液の粘度が250mPa・s以下である。
(1)アミン化合物(B)の添加終了後にアミン化合物(C)を添加開始する態様、
(2)アミン化合物(C)の添加終了後にアミン化合物(B)を添加開始する態様、
(3)アミン化合物(B)の添加途中でアミン化合物(C)を添加開始する態様、
(4)アミン化合物(C)の添加途中でアミン化合物(B)を添加開始する態様、
(5)アミン化合物(B)とアミン化合物(C)を同時に添加開始する態様、
のいずれであってもよい。
(1)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃未満の温度でアミン化合物(B)を添加開始し、その添加終了後に、アミン化合物(C)を反応系内が40℃以上の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(2)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(B)を添加開始し、その添加終了後に、アミン化合物(C)を反応系内が40℃以上の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(3)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(C)を添加開始し、その添加終了後に、アミン化合物(B)を反応系内が40℃未満の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(4)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(C)を添加開始し、その添加終了後に、アミン化合物(B)を反応系内が40℃以上の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(5)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃未満の温度でアミン化合物(B)を添加開始し、その添加途中で、反応系内を40℃以上にしてアミン化合物(C)を添加開始して添加終了させる態様、
(6)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(B)を添加開始して添加終了させ、その添加途中で、アミン化合物(C)を反応系内が40℃以上の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(7)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(C)を添加開始し、その添加途中で、反応系内を40℃未満にしてアミン化合物(B)を添加開始して添加終了させる態様、
(8)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度でアミン化合物(C)を添加開始して添加終了させ、その添加途中で、アミン化合物(B)を反応系内が40℃以上の温度で添加開始して添加終了させる態様、
(9)ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、反応系内が40℃以上の温度で、アミン化合物(B)とアミン化合物(C)を同時に添加開始し、アミン化合物(B)とアミン化合物(C)を同時または別々に添加終了させる態様、
が挙げられる。
重量平均分子量は、下記の測定条件にて測定した。
装置:東ソー製 HLC−8320GPC
検出器:RI
カラム:東ソー製 TSK−GEL G3000PWXL 2本直列
カラム温度:35℃
流速:0.5ml/min
検量線:創和科学社製 POLY SODIUM ACRYLATE STANDARD
溶離液:リン酸二水素ナトリウム12水和物/リン酸水素二ナトリウム2水和物(34.5g/46.2g)の混合物を純水にて5000gに希釈した溶液。
130℃に加熱したオーブンで結合剤を60分間放置して乾燥処理した。乾燥前後の重量変化から、重合完結後の水溶液の固形分(重量%)を算出した。
B型粘度計を使用し、測定した。
ポリカルボン酸、水、アミン化合物(B)、アミン化合物(C)を混合後の状態を目視で確認した。
評価は下記の基準で行った。
○:均一な溶液が得られた。(ゲル状物質が全く確認できない場合に該当。)
×:ゲル状物質が生成した。(ゲル状物質が若干でも生成した場合を含む。)
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、純水210.2gを仕込み(初期仕込)、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の重合反応系中に80質量%アクリル酸水溶液(以下「80%AA」と称する)521.5g(すなわち5.79mol)を180分間、15質量%過硫酸ナトリウム水溶液(以下「15%NaPS」と称する)29.0gを195分間、45質量%次亜リン酸ナトリウム水溶液(以下「45%SHP」と称する)8.0gを18分間と更に続いて37.9gを192分間と2段階の供給速度で、純水149.1gを80%AA滴下開始92分後から88分間、それぞれ別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。それぞれの成分の滴下は、45%SHP以外は一定の滴下速度で連続的に行った。80%AAの滴下終了後、さらに30分間に渡って反応溶液を沸点還流状態に保持(熟成)して重合を完結せしめた。重合の完結後、沸点を維持したまま反応溶液に45%SHP44.2gを投入して得られた水溶液(1)の固形分は47.1%、重量平均分子量は7200だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、純水226.2gを仕込み(初期仕込)、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の重合反応系中に80%AA561.2g(すなわち6.24mol)を180分間、15%NaPS31.2gを195分間、45%SHP8.8gを18分間と更に続いて41.6gを192分間と2段階の供給速度で、純水90.2gを80%AA滴下開始92分後から53分間、それぞれ別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。それぞれの成分の滴下は、45%SHP以外は一定の滴下速度で連続的に行った。80%AAの滴下終了後、さらに30分間に渡って反応溶液を沸点還流状態に保持(熟成)して重合を完結せしめた。重合の完結後、沸点を維持したまま反応溶液に45%SHP75.5gを投入して得られた水溶液(2)の固形分は49.6%、重量平均分子量は7100だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで80%ジエタノールアミン水溶液(以下、「80%DEA」と称する)154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水32.7gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を43℃に調整した後、分子量600のポリエチレンイミン(日本触媒製、「エポミンSP−006」)(以下「SP−006」と称する)1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)を撹拌下、滴下した。43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は155mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで沸点還流状態の系中に80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水32.7gを撹拌下、滴下した。続いて沸点還流状態の系中に1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は13mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水14.1gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を43℃に調整した後、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は143mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで沸点還流状態の系中に80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水14.1gを撹拌下、滴下した。続いて沸点還流状態の系中に1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は11mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水13.1gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を43℃に調整した後、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は145mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.0%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで沸点還流状態の系中に80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水13.1gを撹拌下、滴下した。続いて沸点還流状態の系中に0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は11mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水31.9gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を43℃に調整した後、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は153mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで沸点還流状態の系中に80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水31.9gを撹拌下、滴下した。続いて沸点還流状態の系中に0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は14mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.0%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)、純水15.5gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を43℃に調整した後、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は177mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで沸点還流状態の系中に80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)、純水15.5gを撹拌下、滴下した。続いて沸点還流状態の系中に2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は12mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.3%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例2で得られた水溶液(2)862.2gを仕込み、攪拌下、85℃まで昇温した。次いで80%DEA135.1g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を撹拌下、滴下した。水溶液の温度を85℃に調温した後、60%に希釈したSP−006水溶液5.18g(0.0052mol、カルボン酸に対して0.10mol%)を撹拌下、滴下した。85℃を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は40mPa・s、得られた水溶液の固形分は53.5%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例2で得られた水溶液(2)862.2gを仕込み、攪拌下、45℃まで昇温した。次いで80%DEA135.1g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を撹拌下、滴下した。水溶液の温度を85℃に調温した後、60%に希釈したSP−006水溶液5.18g(0.0052mol、カルボン酸に対して0.10mol%)を撹拌下、滴下した。45℃を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は245mPa・s、得られた水溶液の固形分は53.5%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水32.7gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を15℃に調整した後、1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。15℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は531mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、23℃に調温した。次いで80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水14.1gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を23℃に調整した後、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。23℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は351mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、23℃に調温した。次いで80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)、純水13.1gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を23℃に調整した後、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。23℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は353mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)、純水31.9gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を15℃に調整した後、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。15℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は535mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、23℃に調温した。次いで80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)、純水15.5gを撹拌下、滴下した。水溶液の温度を23℃に調整した後、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を撹拌下、滴下した。23℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は445mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は98mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。滴下終了後、沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は8mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は81mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。滴下終了後、沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は7mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.3%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は97mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。滴下終了後、沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は9mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は83mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。滴下終了後、沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は8mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.3%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を1分間、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、43℃を維持したまま40分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は108mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を1分間、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。滴下終了後、沸点を維持したまま40分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は8mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、20℃に調温した。次いで攪拌下、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は18〜23℃に保持した。滴下終了後、20℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は263mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで攪拌下、1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は13〜18℃に保持した。滴下終了後、15℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は258mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、20℃に調温した。次いで攪拌下、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は18〜23℃に保持した。滴下終了後、20℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は267mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで攪拌下、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を1分間、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は13〜18℃に保持した。滴下終了後、15℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は262mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、23℃に調温した。次いで攪拌下、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を1分間、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は20〜25℃に保持した。滴下終了後、23℃を維持したまま40分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は263mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。43℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を43℃に維持したまま30分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は95mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。沸点を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液は沸点還流状態を保持した。滴下終了後、沸点を維持したまま30分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は8mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。43℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を43℃に維持したまま30分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は85mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。沸点を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液は沸点還流状態を保持した。滴下終了後、沸点を維持したまま30分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は7mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。43℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を43℃に維持したまま30分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は97mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.0%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。沸点を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液は沸点還流状態を保持した。滴下終了後、沸点を維持したまま30分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は9mPa・s、得られた水溶液の固形分は48.1%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。43℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を43℃に維持したまま30分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は82mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。沸点を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液は沸点還流状態を保持した。滴下終了後、沸点を維持したまま30分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は8mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.0%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、43℃まで昇温した。次いで攪拌下、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を滴下した。43℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は40〜45℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を43℃に維持したまま30分間撹拌したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は105mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.2%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、沸点まで昇温した。次いで攪拌下、沸点還流状態の系中に2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を滴下した。沸点を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液は沸点還流状態を保持した。滴下終了後、沸点を維持したまま30分間撹拌後、40℃まで冷却したところ、均一な溶液が得られた。SP−006滴下前の水溶液の粘度は7mPa・s、得られた水溶液の固形分は50.3%だった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)914.6gを仕込み、攪拌下、20℃に調温した。次いで攪拌下、1.60g(0.0027mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。20℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.7g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水14.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は18〜23℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を20℃に維持したまま30分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は265mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)811.4gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで攪拌下、1.42g(0.0024mol、カルボン酸に対して0.05mol%)のSP−006を滴下した。15℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.5g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水32.7gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は13〜18℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を15℃に維持したまま30分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は259mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)916.4gを仕込み、攪拌下、20℃に調温した。次いで攪拌下、0.64g(0.0011mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。20℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA69.8g(カルボン酸に対して10.0mol%分)を10分間、純水13.1gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は18〜23℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を20℃に維持したまま30分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は261mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)812.8gを仕込み、攪拌下、15℃に調温した。次いで攪拌下、0.56g(0.0009mol、カルボン酸に対して0.02mol%)のSP−006を滴下した。15℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA154.7g(カルボン酸に対して25.0mol%分)を10分間、純水31.9gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は13〜18℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を15℃に維持したまま30分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は262mPa・sだった。
還流冷却機、攪拌機(パドル翼)、温度計を備えた容量2.5リットルのSUS製セパラブルフラスコに、製造例1で得られた水溶液(1)853.0gを仕込み、攪拌下、20℃に調温した。次いで攪拌下、2.96g(0.0049mol、カルボン酸に対して0.10mol%)のSP−006を滴下した。20℃を維持したまま10分間撹拌後、80%DEA128.6g(カルボン酸に対して19.8mol%分)を10分間、純水15.5gを10分間、別々の供給経路を通じて先端ノズルより滴下した。この間、水溶液の温度は18〜23℃に保持した。滴下終了後、水溶液の温度を20℃に維持したまま30分間撹拌したところ、ゲル状の固形物の存在を確認した。SP−006滴下前の水溶液の粘度は299mPa・sだった。
Claims (8)
- ポリカルボン酸(A)と1分子あたりの窒素原子数が3以下のアミン化合物(B)と1分子あたりの窒素原子数が4以上のアミン化合物(C)と水を含む重合体組成物の製造方法であって、
反応系内に、該ポリカルボン酸(A)の水溶液を添加した後に、該アミン化合物(B)と該アミン化合物(C)を添加し、
該水を、得られる重合体組成物の固形分濃度が30重量%〜70重量%となるように添加し、
該アミン化合物(C)を40℃以上で添加して該重合体組成物を得る、
重合体組成物の製造方法。 - 前記アミン化合物(B)の添加量が、前記ポリカルボン酸(A)に対して5モル%〜30モル%である、請求項1に記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(C)の添加量が、前記ポリカルボン酸(A)に対して0.005モル%〜1モル%である、請求項1または2に記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(B)の添加終了後に前記アミン化合物(C)を添加開始する、請求項1から3までにいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(C)の添加終了後に前記アミン化合物(B)を添加開始する、請求項1から3までにいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(B)の添加途中で前記アミン化合物(C)を添加開始する、請求項1から3までにいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(C)の添加途中で前記アミン化合物(B)を添加開始する、請求項1から3までにいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
- 前記アミン化合物(B)と前記アミン化合物(C)を同時に添加開始する、請求項1から3までにいずれかに記載の重合体組成物の製造方法。
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