JP6419514B2 - 服薬支援装置 - Google Patents
服薬支援装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6419514B2 JP6419514B2 JP2014203487A JP2014203487A JP6419514B2 JP 6419514 B2 JP6419514 B2 JP 6419514B2 JP 2014203487 A JP2014203487 A JP 2014203487A JP 2014203487 A JP2014203487 A JP 2014203487A JP 6419514 B2 JP6419514 B2 JP 6419514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pill case
- pill
- moving device
- rack
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 title claims description 100
- 229940079593 drug Drugs 0.000 title claims description 83
- 239000006187 pill Substances 0.000 claims description 283
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 38
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 22
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 73
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 12
- 244000208734 Pisonia aculeata Species 0.000 description 10
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 10
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 208000032484 Accidental exposure to product Diseases 0.000 description 1
- 235000021152 breakfast Nutrition 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
また、例えば時刻ごとに異なる薬剤入りの容器をユーザに提供するため、薬剤入りの容器をカセットに装填し、当該カセットを複数、服薬支援装置に装填する場合に、一つのカセットに対して一つの押し出し機構をカセットの後ろ側に配置する場合には、服薬支援装置内部にそれぞれのスペースを確保する必要があり、服薬支援装置が大型となってしまう。
開口11の下側には、正面視で向かって右側に扉部70が設けられている。扉部70には、奥側に向かうにつれて内部側に傾斜する凹部75が設けられている。凹部75には、左右に側壁78(78a、78b)が形成され、凹部75の底部には観音開き扉71が設けられている。
ボタン17の下部には、赤外線センサ19が配置されている。
扉部70の下部には、複数のスピーカ孔61が形成され、スピーカ孔61の後側には、スピーカ63が配置されている。
複数のスピーカ孔61の下部、すなわち、前面カバー3の中央下部には、USBの規格に従ったコネクタを有する差込口65が設けられている。差込口65には、差込口を被覆するための差込口カバー67が形成されている。
フレームユニット83の四隅には、柱8(8A〜8D)が立設されており、これら各柱8(8A〜8D)の上端部は、フレーム12で連結されている。柱8(8A〜8D)とフレーム12とは、本体枠2aを形成している。
ラック21(21A〜21D)は、一対のL字状の側壁部材を互いに対向して立設することで構成される。
ラック21(21A〜21D)には、上方の開口から、各カセット23(23A〜23D)が装填される。
ラック21Aの背部には、ラック21Dが設けられており、ラック21Aの背部とラック21Dに向かって左側の側壁とは、所定の間隔δをあけて隣り合っている。ラック21Dは、服薬支援装置1の正面視で右側を前方となる向きに備えられている。
他のラック21(21A〜21D)についても、それぞれ同様に間隔δが設けられている。
なお、各ピルケース27の後端部27Eの中央部には、図6に示すように、押し出されたピルケース27を引戻す引戻し爪95が引っ掛かるために設けられた窪み部27Aが設けられている。
カセット挿入部52には、カセット挿入口54と隣接する位置にセンサ穴56が形成されている。センサ穴56の内部には、不図示の蓋開閉検知センサが設けられている。
上蓋51の表面51aには、略正方形の鍵凹部57が形成されており、鍵凹部57には、上蓋51が開閉されないようにロックするための鍵穴58が形成されている。
また、上蓋51の裏面51bには、上蓋51が閉じられた際にセンサ穴56に挿入される位置に突起55が形成されている。また、上蓋51の基部は、固定部品59で固定されている。
ユーザは、手で取り出し、その薬剤を服用する。ユーザは、この服用を繰り返して、1日に4回、設定時刻に服用する薬剤を服用できる。設定時刻としては、例えば、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前の4回を設定することができる。
ラックユニット81は、モータ117により回転駆動される。
図3に示すように、モータ117のウォームギア117Aには二段ギヤ118のギヤ118Aが噛み合う。この二段ギヤ118のギヤ118Bは、二段ギヤ119のギヤ119Aに噛み合い、二段ギヤ119のギヤ119Bには、二段ギヤ120のギヤ120Aが噛み合う。二段ギヤ120のギヤ120Bは、ギヤ121に噛み合い、ギヤ121は、小ギヤ122とも噛み合う。小ギヤ122は、ラックユニット81に設けられるラックユニットギヤ123とも噛み合う。
したがって、モータ117が回転駆動されると、二段ギヤ118、二段ギヤ119、二段ギヤ120、ギヤ121、小ギヤ122を介してラックユニットギヤ123が回転する。ラックユニットギヤ123の回転により、ラックユニット81が回転する。
この移動装置30は、モータ140により往復動される。モータ140のウォームギア140Aには、二段ギヤ141のギヤ141Aが噛み合う。この二段ギヤ141のギヤ141Bはギヤ142に噛み合い、ギヤ142は、二段ギヤ143のギヤ143Bが噛み合う。二段ギヤ143のギヤ143Bは、二段ギヤ144のギヤ144Aとも噛み合う。二段ギヤ144のギヤ144Bは、押出し・引戻しギヤ145に噛み合うように設けられている。押出し・引戻しギヤ145は、移動装置30に連結されている。
したがって、モータ140が回転駆動されると、二段ギヤ141、ギヤ142、二段ギヤ143、二段ギヤ144を介して押出し・引戻しギヤ145が上面視では矢印Xの前後方向に往復動する。押出し・引戻しギヤ145の往復動により、移動装置30が往復動する。
図4は、移動装置30とピルケース27入りのカセット23(23A〜23D)が装填された状態のラック21(21A〜21D)との初期位置を示す上面図である。図5は、移動装置30の待機位置を示す斜視図である。図6は、移動装置30による最下段のピルケース27の押出し動作を示す側面図である。
また、移動装置本体91の前端下部には、前案内ピン90が設けられている。前案内ピン90は、前案内レール105案内される。
また、移動装置本体91の後部には、ピン98が設けられている。
また、図4に示すように、移動装置本体91には、カセット検知レバー97と、カセット検知レバーの内側に設けられているピルケース検知レバー99とが設けられている。また、検知センサ部93には、カセット検知レバー97がカセット23(23A〜23D)に当接したかを判断し、カセット23(23A〜23D)の有無を検知する不図示のカセット検知センサと、ピルケース検知レバー99がピルケース27の後端部27Eに当接したかを判断し、ピルケース27の有無を検知する不図示のピルケース検知センサ(検知センサ)とが設けられている。
本実施形態では、カセット検知センサ、ピルケース検知センサを設けたことで、ピルケース27が装填されていない空カセットを容易に識別できる。
また、本実施形態では、カセット検知センサ及びピルケース検知センサを移動装置30に設けることで、カセット検知センサ、ピルケース検知センサを一箇所にまとめて配置でき、コストの低減、配線の簡易化等が図れる。
図9に示すように、服薬支援装置1は、制御部200と、モータ駆動回路201と、記憶部202と、扉開閉検出センサ203と、押出し機構位置検出センサ204と、操作部210と、を備える。
制御部200は、機能ブロックとして、扉開閉検出部200aと、押出し機構位置検出部200bと、ピルケース取り出し判断部200cとを備える。各機能ブロックの機能は、CPUが、所定の制御プログラムを読み出して実行する等、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。各機能ブロックの機能、及び、処理については後述する。
また、モータ駆動回路201は、制御部200の制御に従って、モータ140に駆動電流や駆動パルスを出力して、モータ140を駆動する。上述したように、モータ140の駆動に従って、移動装置30が所定の方向に移動する。
扉開閉検出センサ203は、発光部と受光部とを備え、観音開き扉71の状態に応じて、受光部の検出値が変化する光センサであってもよい。また、扉開閉検出センサ203は、観音開き扉71の状態に応じて、スイッチの状態が変化し、スイッチの状態に応じて出力が変化する機械式センサであってもよい。すなわち、扉開閉検出センサ203は、観音開き扉71の状態を検出可能なセンサであれば、その形態を問わない。
押出し機構位置検出センサ204は、発光部と受光部とを備え、移動装置30の位置に応じて、受光部の検出値が変化する光センサであってもよい。また、押出し機構位置検出センサ204は、移動装置30の位置に応じて、スイッチの状態が変化し、スイッチの状態に応じて出力が変化する機械式センサであってもよい。すなわち、押出し機構位置検出センサ204は、移動装置30の位置を検出可能なセンサであれば、その形態を問わない。
まず、カセット23(23A〜23D)の配置の動作を説明する。
まず、1個目のカセット23(23A〜23D)が、上面カバー9の上蓋51をあけて、カセット挿入口54から、ラックユニット81のラック21(21A〜21D)にセットされる。上蓋51はラック21(21A〜21D)の真上に位置している。上蓋51が開けられると、図示を省略した制御装置の制御フローに従い、移動装置30が、カセット検知位置まで前進する。
図6(B)に示すように、移動装置30が前進すると、移動装置30は、前案内ピン90が前案内レール105の上昇部105bに沿って上昇し、同時に、後ろ案内ピン96が後ろ案内レール107の上昇部107bに沿って上昇する。
ピルケース引戻し爪95は、最下段のピルケース27の押出し動作に機能しない。ただし、押出し部100が、最下段のピルケース27を押し出す途中にあっては、ピルケース引戻し爪95が最下段のピルケース27の窪み部27Aに嵌まっているため、最下段のピルケース27を手前側に引き抜こうとしても、引き抜くことはできない。
移動装置30が前方に進むにつれて上昇する際、ピン98が、上下案内レール103に沿って上昇する。
以下、図6(C)で示す移動装置30に設けられた押出し部100がピルケース27と当接する位置を「カセット検知位置」と表現する。
また、移動装置30が最下段のピルケース27と当接する際には、ピルケース検知レバー99がピルケース27の後端部27Eに当接する。このとき、ピルケース検知レバー99がピルケース27の後端部27Eに当接しない場合には、カセット23(23A〜23D)にピルケース27が装填されていないと判断される。
移動装置30のストローク限界においては、図6(E)に示すように、押出し部100が、最下段のピルケース27を所定の寸法だけ押し出す。この際には、ピルケース27の前端部27Cが、観音開き扉71を押し退けて、観音開き扉71の外側に突出する。
このとき、前案内ピン90が前案内レール105の下降部105dに沿って下降し、同時に、後ろ案内ピン96が後ろ案内レール107のスライド部107cの前端まで移動する。移動装置30は、前案内ピン90が下降部105dに沿って下降しているため、前側に傾斜している。移動装置30が前側に傾斜しているため、ピルケース引戻し爪95と最下段のピルケース27の窪み部27Aとの係合が解除される。ピルケース支えアーム92aは、図6(D)の状態に引き続いて、最下段のピルケース27の一段上に装填されているピルケース27の底面27Dを支えている。
この状態では、ピルケース引戻し爪95と最下段のピルケース27の窪み部27Aとの係合が解除されているため、ピルケース引戻し爪95がピルケース27の取り出しを妨げることがなく、ユーザがピルケース27を取り出すことができる。
この実施形態では、押出し部100が、最下段のピルケース27の後端部27Eに当接して、最下段のピルケース27を押し出すため、一旦、最下段のピルケース27が押し出された後には、ユーザが、誤って最下段のピルケース27をカセット23(23A〜23D)内に押し込むなどしても、最下段のピルケース27がカセット23(23A〜23D)内に押し込まれることがない。
最下段のピルケース27がユーザに取り出し可能な状態は図6(E)に示すように、ピルケース支えアーム92aが、最下段のピルケース27の一段上に装填されているピルケース27の底面27Dに当接しているため、最下段のピルケース27をユーザが取り出したとしても、最下段のピルケース27よりも上に重ねられているピルケース27は、ピルケース支えアーム92aにより支えられ、ピルケース支えアーム92aの後退とともに、ゆっくりと降下する。
この場合には、最下段のピルケース27を押出す場合とは逆の動作、すなわち、図6(E)、(D)、(C)、(B)、(A)の動作をたどり、最下段のピルケース27はカセット23(23A〜23D)に引戻される。
最下段のピルケース27を押出す場合には、押出し部100が最下段のピルケース27の後端部27Eを押し出したが、最下段のピルケース27をカセット23(23A〜23D)に引戻す際には、ピルケース引戻し爪95が最下段のピルケース27の窪み部27Aの後ろ壁108に当接し、移動装置30の後退とともに、最下段のピルケース27が引戻される。
最下段のピルケース27をカセット23(23A〜23D)に引戻した移動装置30は、図6(A)の待機位置に移動し、停止配置される。
なお、以下の説明では、左扉73及び右扉72に、これら扉を回動させる力が加わっておらず、観音開き扉6が閉じられた状態のことを「閉状態」という。一方、左扉73及び右扉72に、これら扉を回動させる力が加わっており、観音開き扉が少しでも開いた状態のことを「開状態」という。
移動装置30によるピルケース27の押出しに応じてピルケース27が前進すると、図8(B)に示すように、ピルケース27の前端部27Cが、観音開き扉71の裏側に接触し、さらにピルケース27が前進すると、ピルケース27の前端部27Cが左扉73及び右扉72に当接しつつ、これら扉を前方へ向かって付勢する。ピルケース27の前端部27Cによる付勢に応じて、左扉73及び右扉72は、右扉72の中央軸72b、左扉73の中央軸73bRを中心として回動し、これら扉の回動に応じて、図8(C)に示すように、観音開き扉71が徐々に開いていく。
移動装置30が、ストローク限界の位置である押出完了位置に至ると、図8(D)に示すように、ピルケース27の前端部27Cが、左扉73及び右扉72の先端を超えて突出した状態となる。この状態では、左扉73及び右扉72のそれぞれの先端が、ピルケース27の側面に係止し、観音開き扉71が開かれた状態が維持される。この状態となった後、上述したように、ユーザは、ピルケース27の前端部27Cを手で掴んで、ピルケース27をカセット23(23A〜23D)から取り出すことができる。
ユーザによってピルケース27が服薬支援装置1の筐体の外に取り出されると、左扉73及び右扉72のそれぞれが、ばね74(74a、74b)(図2参照)によって、閉じる方向に付勢される。この結果、図8(E)に示すように、観音開き扉71は、閉状態となる。
図10は、履歴の記録に関する服薬支援装置1の動作を示すフローチャートである。
なお、図10のフローチャートの開始時点では、所定の手段によって、ピルケース27を押し出す時刻(以下、「設定時刻」という。)と、押し出す対象とするピルケース27が収納されたカセット23(23A〜23D)の識別情報とが設定され、設定時刻とカセット23(23A〜23D)の識別情報とが対応付けて、所定の設定ファイルに記録された状態である。カセット23(23A〜23D)の識別情報とは、カセット23A〜23Dの識別に用いる情報であり、カセット23A〜23Dのそれぞれに異なる値の識別情報が割り振られる。
設定時刻が到来した場合(ステップSA1:YES)、制御部200は、モータ駆動回路201を制御して、モータ117、及び、モータ140を駆動し、所定のカセット23(23A〜23D)に収納されたピルケース27を押し出す処理(以下、「排出処理」という。)を実行する(ステップSA2)。
排出処理の実行中、移動装置30は、待機位置から、カセット検知位置を経由して、押出完了位置に至るまで移動する。移動装置30の移動に伴って、観音開き扉71は、閉状態から、開状態へと移行する。
次いで、制御部200は、経過時間の計時を開始してから、予め定められた所定期間が経過したか否かを監視しつつ(ステップSA5)、所定期間の経過前に、ユーザによりピルケース27が取り出されたか否かを監視する(ステップSA4)。
以下、ステップSA4の処理について詳述する。
すなわち、ステップSA4で、ピルケース取り出し判断部200cは、扉開閉検出センサ203からの入力に基づく扉開閉検出部200aの検出結果、及び、押出し機構位置検出センサ204からの入力に基づく押出し機構位置検出部200bの検出結果に基づいて、移動装置30の位置、及び、観音開き扉71の状態を監視する。そして、ピルケース取り出し判断部200cは、移動装置30が押出し完了位置に位置している状態で、かつ、観音開き扉71が開状態の場合、ピルケース27の取り出しが行われていないと判別する。
一方、ピルケース取り出し判断部200cは、移動装置30が押出完了位置に位置している状態で、かつ、観音開き扉71が閉状態の場合、ピルケース27の取り出しが行われたと判別する。ここで、図8(E)に示すように、ピルケース27の取り出しが行われると、移動装置30が押出完了位置に至った状態のまま、観音開き扉71が閉状態へ移行する。このため、ピルケース取り出し判断部200cは、移動装置30が押出完了位置に位置している状態で、かつ、観音開き扉71が閉状態となったことを検出することにより、ユーザによりピルケース27の取り出しが行われたことを検出できる。
ステップSA6で履歴ファイルLFに記録される履歴情報は、例えば、ピルケース27が押し出された時刻を示す情報や、ピルケース27が取り出されたことを示す情報、ピルケース27が取り出された時刻を示す情報、ピルケース27が取り出されたカセット23(23A〜23D)の識別情報等である。このような情報を履歴情報として履歴ファイルLFに記録することにより、ユーザは、所定の手段で履歴ファイルLFに記録された情報を参照して、ピルケース27の取り出しに関する有益な情報を得ることができる。
ピルケース27のカセット23(23A〜23D)への引き戻しに応じて、移動装置30が押出完了位置から待機位置へ移動すると共に、観音開き扉71が開状態から閉状態へ移行する。制御部200のピルケース取り出し判断部200cは、扉開閉検出センサ203からの入力に基づく扉開閉検出部200aの検出結果、及び、押出し機構位置検出センサ204からの入力に基づく押出し機構位置検出部200bの検出結果に基づいて、移動装置30の押出し完了位置から待機位置への移動に応じて観音開き扉71が開状態から閉状態へ移行したことを検出することによって、ユーザによるピルケース27の取り出しが行われなかったことを検出する。
次いで、制御部200は、記憶部202が記憶する履歴ファイルLFに履歴情報を記録する(ステップSA8)。
ステップSA8で履歴ファイルLFに記録される履歴情報は、例えば、ピルケース27が押し出された時刻を示す情報や、ピルケース27が取り出されなかったことを示す情報、押し出されたピルケース27が収納されたカセット23(23A〜23D)の識別情報等である。このような情報を履歴情報として履歴ファイルLFに記録することにより、ユーザは、所定の手段で履歴ファイルLFに記録された情報を参照して、ピルケース27の取り出しに関する有益な情報を得ることができる。
この構成によれば移動装置30に対向する位置に配置されるピルケース27が服薬支援装置1の中央部から外れた位置に配置され、ピルケース27と対向する位置に配置される観音開き扉71も、服薬支援装置1の中央部から外れた位置に設けられる。
そのため、移動装置30を服薬支援装置1の中央の設ける場合と比べ、円状に回転するラックユニット81にラック21(21A〜21D)を複数配置しても、ラックユニット81の半径を短くすることができ、服薬支援装置1を小型化できる。
この構成によれば、移動装置30をラックユニット81の下側にとどめたまま、最下段のピルケース27を押し出すことができ、最下段のピルケース27の押出し時にもピルケース27と移動装置30とを横並びに配置する必要がない。また、押出し部100は、薄く構成されているため、間隔δを広く設ける必要がなく、ラック21(21A〜21D)間の間隔を最小限にとどめることができる。そのため、服薬支援装置1を小型化できる。
この構成によれば、移動装置30をラックユニット81の下側にとどめたまま、最下段のピルケース27を押し出すとともに、最下段のピルケース27の一段上に装填されているピルケース27の落下を防止できる。
また、ピルケース支えアーム92aは、最下段のピルケース27の一段上に装填されているピルケース27を支えていることから、引戻し処理を行う際に、最下段のピルケース27の一段上に装填されているピルケース27の重量を軽減でき、より引戻し処理を円滑に行うことができる。
この構成によれば、移動装置30が最下段のピルケース27を押出す際に、移動装置30が斜め前に移動するため、上下と前後に2つの案内レールを備える必要がない。そのため、構成を単純化でき、製造を容易にできる。
この構成によれば、移動装置30が最下段のピルケース27の押出しを完了した際に、ピルケース引戻し爪95が最下段のピルケース27の窪み部27Aから外れているため、ピルケース引戻し爪95がピルケース27の取り出しを妨げることがない。
この構成によれば、移動装置30の押し出し・引き戻し動作をぶれなく行うことができ、最下段のピルケース27を安定して排出できる。
つぎに、履歴の記録に関する変形例について説明する。
図11は、変形例に係る服薬支援装置1の機能的構成を示すブロック図である。
以下、変形例に係る服薬支援装置1の機能的構成について、上述した実施形態に係る服薬支援装置1の機能的構成と同様の機能的構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11と図9との比較によって明らかなとおり、変形例に係る服薬支援装置1は、操作部210と音声出力部211とを備える。
操作部210は、ユーザが服薬支援装置1からピルケース27を排出させる場合に操作されるボタン17に対する操作を検出し、制御部200に出力する。制御部200は、操作部210からの入力に基づいて、ユーザによりボタン17が操作されたことを検出する。
音声出力部211は、電子ブザー213を出力する。音声出力部211は、制御部200の制御で、電子ブザー213を駆動して所定の電子音を音声出力する。
なお、図12のフローチャートの開始時点では、設定時刻と、押し出す対象とするピルケース27が収納されたカセット23(23A〜23D)の識別情報とが設定され、設定時刻とカセット23(23A〜23D)の識別情報とが対応付けて、所定の設定ファイルに記録された状態である。
設定時刻が到来した場合(ステップSB1:YES)、制御部200は、音声出力部211を制御して、電子ブザー213により電子音を音声出力し、ユーザに、設定時刻が到来したことを報知する(ステップSB2)。
次いで、制御部200は、第1の経過時間の計時を開始する(ステップSB3)。
第1の所定期間は、ユーザが、服薬支援装置1に備えられたボタン17を操作可能な期間である。例えば、第1の所定期間は、設定時刻が「12:00」の場合に、「12:00」〜「13:00」の1時間である。ユーザは、第1の所定期間が経過する前の任意のタイミングで、ボタン17を操作して、ピルケース27を排出させて、ピルケース27に収納された薬剤を取得できる。
ステップSB6で履歴ファイルLFに記録される履歴情報は、例えば、電子音の音声出力を開始した時刻を示す情報や、ピルケース27が取り出されなかったことを示す情報、押し出されたピルケース27が収納されたカセット23(23A〜23D)の識別情報等である。このような情報を履歴情報として履歴ファイルLFに記録することにより、ユーザは、所定の手段で履歴ファイルLFに記録された情報を参照して、ピルケース27の取り出しに関する有益な情報を得ることができる。
排出処理の実行中、移動装置30は、待機位置から、カセット検知位置を経由して、押出完了位置に至るまで移動する。移動装置30の移動に伴って、観音開き扉71は、閉状態から、開状態へと移行する。
次いで、制御部200は、第2の経過時間の計時を開始してから、予め定められた第2の所定期間が経過したか否かを監視しつつ(ステップSB10)、第2の所定期間の経過前に、ユーザによりピルケース27が取り出されたか否かを監視する(ステップSB9)。
第2の所定期間は、上述した第1の所定期間内に、ユーザが服薬支援装置1に備えられるボタン17を操作し、所定のピルケース27を排出させて、ユーザがピルケース27を取り出し可能な期間である。
例えば、第2の所定期間がユーザにより1分と設定されている場合、制御部200は、ピルケース27が取り出し可能な状態になってから、ユーザがピルケース27を取り出すことなく1分経過したら、ピルケース27の引き戻し処理を実行する。このように、ピルケース27が取り出し可能な状態となった後、ユーザによりピルケース27が取り出されることなく第2の所定期間が経過したらピルケース27を引き戻すことにより、ピルケース27が取り出し可能な状態で長時間放置されることを防止でき、また、ユーザ以外の第三者に誤ってピルケース27が取り出されてしまうことを防止できる。
ステップSB9において制御部200のピルケース取り出し判断部200cは、ピルケース27が取り出されたか否かの判別を、上述した実施形態と同様の方法で実行する。これにより、上述した実施形態で説明したように、ピルケース取り出し判断部200cは、服薬支援装置1の構造上の特徴を活用してピルケース27の取り出しの有無を的確に検出でき、また、服薬支援装置1にピルケース27の取り出しの有無を検出するための専用の機構を設ける必要がなく、製造コストの低減、及び、小型化を実現できる。
ステップSB11で履歴ファイルLFに記録される履歴情報は、例えば、電子音の音声出力を開始した時刻を示す情報や、ピルケース27が押し出された時刻を示す情報、ピルケース27が取り出されたことを示す情報、ピルケース27が取り出された時刻を示す情報、ピルケース27が取り出されたカセット23(23A〜23D)の識別情報等である。このような情報を履歴情報として履歴ファイルLFに記録することにより、ユーザは、所定の手段で履歴ファイルLFに記録された情報を参照して、ピルケース27の取り出しに関する有益な情報を得ることができる。
ピルケース27のカセット23(23A〜23D)への引き戻しに応じて、移動装置30が押出完了位置から待機位置へ移動すると共に、観音開き扉71が開状態から閉状態へ移行する。制御部200のピルケース取り出し判断部200cは、扉開閉検出センサ203からの入力に基づく扉開閉検出部200aの検出結果、及び、押出し機構位置検出センサ204からの入力に基づく押出し機構位置検出部200bの検出結果に基づいて、移動装置30の押出し完了位置から待機位置への移動に応じて観音開き扉71が開状態から閉状態へ移行したことを検出することによって、ユーザによるピルケース27の取り出しが行われなかったことを検出する。
ピルケース27をカセット23(23A〜23D)へ引き戻した後、制御部200は、処理手順をステップSB4へ戻し、再び、第1の所定期間が経過したか否かを監視すると共に、第1の所定期間の経過前にボタン17が操作されたか否かを監視する。
この構成によれば、縦並びにピルケース27と移動装置30とを配置することもでき、服薬支援装置1をより小型化できる。
また、服薬支援装置1にSDカード等の記憶媒体をセットするスロットを設け、当該スロットにセットされた記録媒体に履歴情報を記録できるようにしてもよい。
また、上述した実施形態、及び、実施形態の変形例では、服薬支援装置1の扉部70には、観音開きによって開状態となる観音開き扉71が設けられていた。しかしながら、観音開き扉71に限らず、その形状、開閉の構造はどのようなものであってもよい。
2 装置本体
21(21A〜21D) ラック
23(23A〜23D) カセット
25(25A〜25D) カバー
27 ピルケース
27A 窪み部
27E 後端部
30 移動装置
35 中央軸
71 観音開き扉
81 ラックユニット
83 フレームユニット
90 前案内ピン
91 移動装置本体
92 ピルケース支え
92a ピルケース支えアーム
93 検知センサ部
94 案内部
95 ピルケース引戻し爪
96 後ろ案内ピン
97 カセット検知レバー
98 ピン
99 ピルケース検知レバー
100 押出し部
101 昇り案内ピン
102 案内機構
103 上下案内レール
105 前案内レール
105a、107a ピン留め部
105b、107b 上昇部
105c、107c スライド部
105d 下降部
107 後ろ案内レール
109 支え部案内レール
109a 傾斜面
117、140 モータ
117A、140A ウォームギア
123 ラックユニットギヤ
145 押出し・引戻しギヤ
δ 間隔
Claims (7)
- ピルケースと、
前記ピルケースを装填するラックを備えたラックユニットと、
前記ピルケースを装置本体から押し出し、押し出した前記ピルケースを引き戻す移動装置と、
前記移動装置の待機位置から、前記移動装置が前記ピルケースを前記装置本体から押し出す押出完了位置までを案内する案内機構と、を備え、
前記装置本体は、中央部に軸を備え、
前記軸の周囲には、前記ラックを複数装填可能な前記ラックユニットが設けられ、
前記移動装置は、前記ラックユニットの下側に配設され、
前記ラックは、前記ラックユニットの中心に対して偏位した状態で周方向に等間隔に複数配設され、
さらに前記ラックユニットを前記中心周りに回転駆動させるモータを備える、
ことを特徴とする服薬支援装置。 - 前記ラックは、前記ピルケースを縦に複数装填可能であり、
前記移動装置は、前記ピルケースを押し出す押出し部と、前記ピルケースを引き戻す引戻し部と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の服薬支援装置。 - 前記移動装置は、最下段の前記ピルケースを押し出す際に一段上の前記ピルケースを支えるピルケース支えを備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の服薬支援装置。
- 前記各ラックは、互いに間隔を設けて配設され、
前記押出し部は、前記間隔よりも薄い厚さに形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の服薬支援装置。 - 前記案内機構は、前記移動装置を案内する案内レールを備え、
前記案内レールは、後方から前方にかけて昇り傾斜部を備える、ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の服薬支援装置。 - 前記案内レールの前端部は、下り傾斜部を備える、ことを特徴とする請求項5に記載の服薬支援装置。
- 前記案内機構は、前記移動装置の両側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の服薬支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203487A JP6419514B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 服薬支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203487A JP6419514B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 服薬支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016067836A JP2016067836A (ja) | 2016-05-09 |
JP6419514B2 true JP6419514B2 (ja) | 2018-11-07 |
Family
ID=55865446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014203487A Active JP6419514B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 服薬支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6419514B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110171720A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-08-27 | 罗博特科智能科技股份有限公司 | 一种手机镜头模组料盒供给装置 |
CN112294656B (zh) * | 2020-09-10 | 2022-07-22 | 江苏科技大学 | 一种组合式可调模具免数居家取药盒及使用方法 |
JP7534012B1 (ja) | 2024-03-26 | 2024-08-14 | オイテル株式会社 | 衛生用品提供用ディスペンサ |
JP7534013B1 (ja) | 2024-03-27 | 2024-08-14 | オイテル株式会社 | 衛生用品提供用ディスペンサ |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3706923B2 (ja) * | 1998-09-08 | 2005-10-19 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 自動販売機 |
JP2000306146A (ja) * | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 自動販売機の商品搬出装置 |
JP4685280B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2011-05-18 | エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 | 薬剤服用管理装置 |
TWI294861B (en) * | 2002-10-18 | 2008-03-21 | Yuyama Mfg Co Ltd | Medicine dispensing apparatus |
JP4136683B2 (ja) * | 2003-01-29 | 2008-08-20 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 往復移動機構および商品搬出装置 |
JP4336640B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2009-09-30 | 日本たばこ産業株式会社 | 自動販売機の商品払出装置 |
JP3177207U (ja) * | 2012-05-11 | 2012-07-26 | 金田 誠 | 自動販売機 |
-
2014
- 2014-10-01 JP JP2014203487A patent/JP6419514B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016067836A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6419514B2 (ja) | 服薬支援装置 | |
JP6516682B2 (ja) | 服薬支援装置 | |
JP6101029B2 (ja) | 固形物取り出し用キャップおよびこれを用いた固形物収容容器 | |
CN110996880B (zh) | 药片分配器 | |
JP2009023731A (ja) | 錠剤充填装置 | |
JP2012516138A (ja) | 喫煙品取り出し容器 | |
JP2007126270A (ja) | ピッキング装置 | |
JP6986315B2 (ja) | 服薬支援装置 | |
JP2007012161A (ja) | トレイを備えたディスク装置 | |
US10546100B2 (en) | Tablet dispenser | |
CN115258487A (zh) | 一种试剂瓶存取装置及试剂瓶存取方法 | |
CN212501777U (zh) | 一种色谱柱储存盒 | |
JP7299500B2 (ja) | 錠剤カセット及びそのロック解除システム | |
JP6374283B2 (ja) | 服薬支援装置 | |
JP2008119141A (ja) | 薬品類引出棚装置 | |
JP2015141385A (ja) | 転倒防止装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP4951333B2 (ja) | レンタル用dvd等の陳列ケース | |
JP2009087392A (ja) | 光ディスク装置 | |
CN101794609A (zh) | 高密度抽拉式光盘片匣 | |
KR102269071B1 (ko) | 약제 포장 장치 및 그의 제어 방법 | |
CN111483690A (zh) | 一种色谱柱储存盒及其使用方法 | |
CN201570267U (zh) | 高密度抽拉式光盘片匣 | |
JP5547034B2 (ja) | 運行記録計 | |
JP2002373467A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2014126483A (ja) | センサ収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6419514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |