JP2000306146A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2000306146A
JP2000306146A JP11113489A JP11348999A JP2000306146A JP 2000306146 A JP2000306146 A JP 2000306146A JP 11113489 A JP11113489 A JP 11113489A JP 11348999 A JP11348999 A JP 11348999A JP 2000306146 A JP2000306146 A JP 2000306146A
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motor
vending machine
control means
data
terminal
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JP11113489A
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Yasuhiro Yamazaki
康宏 山崎
Masayuki Otani
正行 大谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の簡素化が図れ、ラックの増減にも対応
が容易となる自動販売機の商品搬出装置を提供する。 【解決手段】 商品搬出装置は、自動販売機のラック内
に収納された商品を取出口に搬出するものであって、モ
ータ21と、自らの識別コードを保有したメモリ59
と、信号線22を介して外部の主制御装置とデータの授
受を行うI/Oインターフェース61と、このI/Oイ
ンターフェース61からのデータに基づいてモータ21
を制御するCPU58とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタバコや飲
料などの商品を販売する自動販売機の商品搬出装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりタバコを販売するこの種自動販
売機は、例えば特開平9−326075号公報に示され
る如く、複数のラックの底部にモータによって駆動され
る商品搬出装置をそれぞれ取り付け、各商品搬出装置上
にタバコを載置するかたちでラック内に積層し、前記モ
ータによって移動される押出部により、最下段のタバコ
を前方に排出する構造が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来コ
ントローラと各ラックの商品搬出装置のモータとを配線
接続し、コントローラにてモータの運転/停止を制御す
る方式が採られていたため、ラック数の増減に伴う商品
搬出装置の数量変更にコントローラが対応し難い問題が
あると共に、制御線が複数本配線されるかたちとなるた
め、引き回しが煩雑となる問題があった。
【0004】また、各ラックの商品搬出装置にはモータ
などの駆動部品及びそのドライバ回路などが設けられる
のみであったため、モータにロックなどの異常が生じた
場合にも、当該商品搬出装置固有の異常履歴などに関す
る情報は取得できない状況であった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、配線の簡素化が図れ、ラ
ックの増減にも対応が容易となる自動販売機の商品搬出
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の商品搬出装置
は、自動販売機のラック内に収納された商品を取出口に
搬出するものであって、駆動手段と、自らの識別コード
を保有した記憶手段と、信号線を介して外部の主制御手
段とデータの授受を行う送受信手段と、この送受信手段
からのデータに基づいて駆動手段を制御する端末側制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記において識別コードに商品搬出装置である旨
の情報が含まれていることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記各発明において記憶手段には、ラックの配置
場所に関するデータが書き込まれることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、商品搬出装置の端末側制
御手段は、信号線を介して送受信手段により受信した主
制御手段からのデータに基づき、駆動手段を制御するの
で、主制御手段は、ラック内に収納された商品の搬出制
御を支障無く実行することができる。
【0010】この場合、商品搬出装置は記憶手段に自ら
の識別コードを保有しているので、信号線に商品搬出装
置を接続することにより、主制御手段は当該商品搬出装
置を識別でき、配線は完了する。これにより、所謂プラ
グインによって商品搬出装置を配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、ラックの増減に伴い商品搬出装置の数が変化しても
主制御手段には共通のソフトウエアを使用できるので、
共通化によるコストの著しい削減を図ることも可能とな
る。
【0011】特に、ラックの配置場所に関するデータを
記憶手段に書き込んで置くことにより、誤販売を未然に
回避することが可能となるものである。
【0012】請求項4の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記各発明において端末側制御手段は、駆動手段
の動作回数に関するデータを記憶手段に書き込み、送受
信手段により信号線を介して当該記憶手段内のデータを
主制御手段に送信することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて端末側制御手段は、駆動手段の動作回数に関するデ
ータを記憶手段に書き込み、送受信手段により信号線を
介して当該記憶手段内のデータを主制御手段に送信する
ので、主制御手段は当該商品搬出装置の動作回数から寿
命や経年劣化の度合いを把握し、メンテナンスの参考と
することができるようになる。
【0014】請求項5の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記各発明において端末側制御手段は、異常動作
に関するデータを記憶手段に書き込み、送受信手段によ
り信号線を介して当該記憶手段内のデータを主制御手段
に送信することを特徴とする。
【0015】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて端末側制御手段は、異常動作に関するデータを記憶
手段に書き込み、送受信手段により信号線を介して当該
記憶手段内のデータを主制御手段に送信するので、商品
搬出装置に駆動手段のロックなどの異常が発生した場合
に、主制御手段は当該異常を把握し、使用者などに迅速
な対処を促すことが可能となる。
【0016】請求項6の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記各発明において駆動手段はモータから構成さ
れると共に、このモータにより移動され、商品を押し出
して取出口に搬出する押出手段と、モータの回転の回数
を検出する手段を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項7の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記において端末側制御手段は、モータの回転の
回数から押出手段の移動距離を算出することを特徴とす
る。
【0018】請求項8の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記に加えて押出手段の位置を検出する手段を備
えたことを特徴とする。
【0019】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて駆動手段はモータから構成されており、このモータ
により移動され、商品を押し出して取出口に搬出する押
出手段と、モータの回転の回数を検出する手段を設けた
ので、請求項7の如くモータの回転の回数から押出手段
の移動距離を算出することできるようになる。これによ
り、商品の搬出に必要な押出手段の移動距離を正確に管
理することができるようになり、正確且つ円滑な商品販
売を実現することが可能となる。
【0020】また、請求項8の如く押出手段の位置を検
出する手段を設ければ、押出手段の初期位置を確定で
き、移動距離をより正確に制御することが可能となる。
特に、この場合、商品搬出装置の端末側制御手段には、
信号線を介して主制御手段より押出手段の移動距離など
のパラメータを送信し、設定することも可能である。
【0021】請求項9の発明の自動販売機の商品搬出装
置は、上記において端末側制御手段は、モータの回転に
要する時間から負荷を算出し、当該モータに印加する電
圧を調整することを特徴とする。
【0022】請求項9の発明によれば、上記に加えて端
末側制御手段は、モータの回転に要する時間から負荷を
算出し、当該モータに印加する電圧を調整するので、経
年使用で動作が渋くなり、モータの負荷が増加していよ
うな状況においても、円滑な商品搬出動作を実現できる
ようになるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する自動販売機1
の正面図を示している。この図において、自動販売機1
はタバコ自動販売機であり、その前面にはタバコTのサ
ンプルSを陳列した陳列部2が設けられ、各サンプルS
の下側には商品選択ボタン3が設けられている。
【0024】また、自動販売機1の前面には硬貨投入口
6、紙幣投入口7、返却ボタン8及び投入した金額など
を表示するための表示部9が設けられている。更に、前
面下部には後述する如く搬送されたタバコTを取り出す
ための取出口11が形成されている。
【0025】係る自動販売機1の収納庫内には図2に示
す如きラック12が複数並設されている。各ラック12
はタバコTを同一の種類毎に積層して収納するものであ
り、その底部には本発明の商品搬出装置13が設けら
れ、この商品搬出装置13上にタバコTが載置されるか
たちで、各ラック12内に複数個積層される。
【0026】この商品搬出装置13は、ケース14の一
端部において回動自在とされたプーリ16と、ケース1
4の後部において回動自在とされたプーリ17と、これ
らプーリ16、17間に吊架された搬送手段を構成する
ベルト18と、このベルト18に取り付けられた押出手
段としてのプッシャ19と、前記プーリ16を回転駆動
させる駆動手段としてのモータ(DCモータ)21など
から構成されている。
【0027】そして、後述する如き販売指令に基づき、
販売すべきタバコが積層されたラック12の商品搬出装
置13のモータ21が駆動されると、プーリ16を介し
てベルト18が図2中時計回りに回転され、プッシャ1
9が所定距離移動される。このプッシャ19の移動によ
り、当該ラック12内の最下段のタバコT1は図2中右
方向に押し出され、搬送されて前記取出口11に排出さ
れるものである。
【0028】次に、図3は自動販売機1の電気系の配線
図を示している。この図において22は自動販売機1の
本体内に配線され、データの授受を行うための信号線
(シリアルバス)である。信号線22には自動販売機1
の本体側に配設された主制御手段としての主制御装置2
6が接続されると共に、各商品搬出装置13に内蔵され
た基板23が接続される。
【0029】この基板23には前記モータ21と共に、
端末側制御手段としてのチップ状のスイッチング素子2
8が取り付けられ、このスイッチング素子28はコネク
タにより前記信号線22に接続される。尚、DC電源は
別途設けられるものとする。
【0030】前記主制御装置26の構成を図4に示す。
主制御装置26にはコントローラ(基板)36が設けら
れている。このコントローラ36は、CPU(マイクロ
コンピュータ)31、記憶手段としてのメモリ32、I
/Oインターフェース33及び送受信手段としてのバス
I/Oインターフェース34などから構成されている。
また、主制御装置26にはLEDなどから構成された表
示器37と、入力手段としてのスイッチ38など設けら
れており、前記表示器37とスイッチ38はI/Oイン
ターフェース33に接続されて自動販売機1の扉内側な
どに配設されている。
【0031】また、前記バスI/Oインターフェース3
4は前記信号線22に接続され、信号線22を介して前
記スイッチング素子28とデータの授受を行う。コント
ローラ36には前記スイッチング素子28とデータ通信
を行うための所定の通信プロトコルやスイッチング素子
28を識別するためのソフトウエアが設定されている。
【0032】次ぎに、前記基板23及びスイッチング素
子28の構成を図5に示す。スイッチング素子28は、
端末側制御手段としてのCPU58と、記憶手段として
のメモリ59と、主制御装置26との間でシリアル通信
を行うための送受信手段としてのI/Oインターフェー
ス61と、DCモータドライバ62と、DCモータ21
のリップル或いは逆起電力を検出する回転センサ63な
どから構成され、これのDCモータドライバ62に前記
モータ21が接続され、その間に回転センサ63が介設
されている。
【0033】また、基板23上にはプッシャ19の初期
位置を検出するための位置センサ64が取り付けられて
いる。この場合、スイッチング素子28のチップ内には
図示しないコンデンサとダイオードが設けられており、
スイッチング素子28が信号線22に接続されると、デ
ータを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位と
なっている間はそのまま各素子に給電が成され、前記コ
ンデンサにも充電される。そして、低電位となっている
間はコンデンサから放電され、各素子の電源が賄われる
構成とされている。
【0034】更に、CPU58はI/Oインターフェー
ス61により、信号線22を介してコントローラ36か
らONデータが送信されると、このONデータに基づ
き、DCモータドライバ62によりモータ21を運転/
停止する。
【0035】ここで、メモリ59にはスイッチング素子
28自体のIDや商品搬出装置である旨の情報から成る
識別コード及びコントローラ36との間のデータ通信を
行うためのプロトコルが記憶されており、また、当該商
品搬出装置13が取り付けられたラック12の配置場所
(収納庫内の位置)に関するデータも書き込まれてい
る。
【0036】更に、後述する如くモータ21の動作回数
に関するデータや、スイッチング素子28やモータ21
において故障が生じて異常動作が生じた場合には当該デ
ータもメモリ59に書き込まれ、コントローラ36に送
信されることになる。
【0037】以上の構成で、動作を説明する。先ず、自
動販売機1の組立完了時の動作を説明する。各ラック1
2・・・が自動販売機1の収納庫内に取り付けられ、各
ラック12・・・の商品搬出装置13に内蔵されたスイ
ッチング素子28が信号線22に接続されたものとする
と、コントローラ36のCPU31は先ず信号線22へ
の各スイッチング素子28・・・の接続状況をスキャン
する。
【0038】スイッチング素子28・・のCPU58は
コントローラ36からのポーリングに対してメモリ59
に記憶されている識別コードや当該商品搬出装置13が
取り付けられたラック12の配置場所に関するデータを
返信する。コントローラ36のCPU31は返信された
識別コードと配置場所に関するデータにより、スイッチ
ング素子28・・の接続状況とラック12の位置を認識
し、メモリ32に保有すると共に、以後は識別コードを
用いて各スイッチング素子28に対してデータを送信す
ることになる。
【0039】次ぎに、実際の制御動作を説明する。硬貨
投入口6などに硬貨が投入され、所定の商品選択ボタン
3が押されると、当該商品選択ボタン3に対応するラッ
ク12のタバコTを指定した販売指令がコントローラ3
6に入力される。コントローラ36のCPU31は、こ
の販売指令を受けると、一旦メモり32に書き込み、当
該ラック12の商品搬出装置13のスイッチング素子2
8に宛、信号線22にONデータをその識別コードと共
に送信する。
【0040】このとき、主制御装置26にはラック12
の配置場所に関するデータが収集されているので、誤っ
たラック12へのデータ送信は未然に防止され、誤販売
は解消される。そして、ラック12の商品搬出装置13
の基板23に設けられたスイッチング素子28のCPU
58は、自らの識別コードのONデータを受信すると、
それに基づいてモータ21を運転する。このモータ21
の駆動力はプーリ16に伝達され、プーリ16は上面に
位置するプッシャ19を前方に移動させる方向に回転を
始める。
【0041】このプーリ16の回転によってベルト18
が回転運動を行い、それによってプッシャ19はケース
14の上面を図2中右方に移動して、同図に示す如く最
下部のタバコT1を右方に押し出す。押し出されたタバ
コT1は前述の如く商品取出口11に排出されるもので
ある。
【0042】このときCPU58は回転センサ63にて
検出されるモータ21のリップル(又は逆起電力)をカ
ウントすることによりモータ21の回転の回数を検出
し、この回転の回数からベルト18の移動距離、即ち、
プッシャ19の移動距離を算出する。そして、位置セン
サ64にて検出されるプッシャ19の初期位置から一定
の移動距離に達した段階でモータ21を停止する。
【0043】尚、この初期位置からの移動距離はタバコ
T1を確実に搬送するのに十分な距離であり、この移動
距離などのパラメータに関するデータは予めコントロー
ラ36から信号線22を介してスイッチング素子28に
送信される。スイッチング素子28のCPU58は自ら
の識別コード宛のデータを受信すると、それをメモリ5
9に書き込み、それに基づいて商品搬出動作を実行す
る。
【0044】また、スイッチング素子28のCPU58
は回転センサ63の出力に基づき、モータ21が例えば
一回転するのに要する時間を監視している。そして、例
えば経年使用により各プーリ16、17やベルト18が
渋くなり、回転し難くなっている場合には、負荷が増大
したものと判断してDCモータドライバ28により、モ
ータ21に印加する電圧を上げる。これにより、モータ
21の確実な駆動を確保する。
【0045】更に、スイッチング素子28のCPU58
はモータ21の動作回数(タバコTの販売回数)をカウ
ントしており、このカウント値をメモリ59に書き込ん
でいる。このモータ21の動作回数に関するデータは、
主制御装置26からのポーリングに応えてCPU58が
主制御装置26に送信するので、主制御装置26ではモ
ータ21の動作回数を把握でき、交換などのメンテナン
スの指標とすることができる。
【0046】更にまた、スイッチング素子28・・に故
障が発生した場合、或いは、モータ21のロックなどの
異常動作が生じた場合、故障データが各スイッチング素
子28のCPU58からコントローラ36に送信され
る。コントローラ36のCPU31は係る故障データを
受け取ると、表示器37に当該スイッチング素子28・
・に故障が生じている旨、表示する。
【0047】尚、実施例ではタバコの自動販売機にて本
発明を説明したが、それに限らず、ソレノイドを用いて
缶飲料などを落下排出させる自動販売機の商品搬出装置
(ベンドメカと称される)にも本発明は有効である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、商品
搬出装置の端末側制御手段は、信号線を介して送受信手
段により受信した主制御手段からのデータに基づき、駆
動手段を制御するので、主制御手段は、ラック内に収納
された商品の搬出制御を支障無く実行することができ
る。
【0049】この場合、商品搬出装置は記憶手段に自ら
の識別コードを保有しているので、信号線に商品搬出装
置を接続することにより、主制御手段は当該商品搬出装
置を識別でき、配線は完了する。これにより、所謂プラ
グインによって商品搬出装置を配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、ラックの増減に伴い商品搬出装置の数が変化しても
主制御手段には共通のソフトウエアを使用できるので、
共通化によるコストの著しい削減を図ることも可能とな
る。
【0050】特に、ラックの配置場所に関するデータを
記憶手段に書き込んで置くことにより、誤販売を未然に
回避することが可能となるものである。
【0051】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて端末側制御手段は、駆動手段の動作回数に関するデ
ータを記憶手段に書き込み、送受信手段により信号線を
介して当該記憶手段内のデータを主制御手段に送信する
ので、主制御手段は当該商品搬出装置の動作回数から寿
命や経年劣化の度合いを把握し、メンテナンスの参考と
することができるようになる。
【0052】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて端末側制御手段は、異常動作に関するデータを記憶
手段に書き込み、送受信手段により信号線を介して当該
記憶手段内のデータを主制御手段に送信するので、商品
搬出装置に駆動手段のロックなどの異常が発生した場合
に、主制御手段は当該異常を把握し、使用者などに迅速
な対処を促すことが可能となる。
【0053】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて駆動手段はモータから構成されており、このモータ
により移動され、商品を押し出して取出口に搬出する押
出手段と、モータの回転の回数を検出する手段を設けた
ので、請求項7の如くモータの回転の回数から押出手段
の移動距離を算出することできるようになる。これによ
り、商品の搬出に必要な押出手段の移動距離を正確に管
理することができるようになり、正確且つ円滑な商品販
売を実現することが可能となる。
【0054】また、請求項8の如く押出手段の位置を検
出する手段を設ければ、押出手段の初期位置を確定で
き、移動距離をより正確に制御することが可能となる。
特に、この場合、商品搬出装置の端末側制御手段には、
信号線を介して主制御手段より押出手段の移動距離など
のパラメータを送信し、設定することも可能である。
【0055】請求項9の発明によれば、上記に加えて端
末側制御手段は、モータの回転に要する時間から負荷を
算出し、当該モータに印加する電圧を調整するので、経
年使用で動作が渋くなり、モータの負荷が増加していよ
うな状況においても、円滑な商品搬出動作を実現できる
ようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動販売機の正面図である。
【図2】図1の自動販売機の収納庫内に設けられたラッ
クと本発明の商品搬出装置の概略断面図である。
【図3】図1の自動販売機の電気系の配線図である。
【図4】主制御装置の電気回路のブロック図である。
【図5】商品搬出装置の基板上のモータやスイッチング
素子の電気回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 12 ラック 13 商品搬出装置 16、17 プーリ 18 ベルト 19 プッシャ 21 モータ 22 信号線 23 基板 26 主制御装置 28 スイッチング素子 31、58 CPU 34 バスI/Oインターフェース 36 コントローラ 59 メモリ 61 I/Oインターフェース 63 回転センサ 64 位置センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 CA02 CB06 CC10 DA03 DA08 DA10 DB02 DB05 DC06 DC10 DD04 EA04 EA09 EA12 EB01 FB07 3E046 AA04 BA02 BB02 CA11 DA01 EA01 EB01 GA05 HA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機のラック内に収納された商品
    を取出口に搬出する商品搬出装置において、 駆動手段と、自らの識別コードを保有した記憶手段と、
    信号線を介して外部の主制御手段とデータの授受を行う
    送受信手段と、この送受信手段からのデータに基づいて
    前記駆動手段を制御する端末側制御手段とを備えたこと
    を特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 識別コードには商品搬出装置である旨の
    情報が含まれていることを特徴とする請求項1の自動販
    売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段には、ラックの配置場所に関す
    るデータが書き込まれることを特徴とする請求項1又は
    請求項2の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 端末側制御手段は、駆動手段の動作回数
    に関するデータを記憶手段に書き込み、送受信手段によ
    り信号線を介して当該記憶手段内のデータを主制御手段
    に送信することを特徴とする請求項1、請求項2又は請
    求項3の自動販売機の商品搬出装置。
  5. 【請求項5】 端末側制御手段は、異常動作に関するデ
    ータを記憶手段に書き込み、送受信手段により信号線を
    介して当該記憶手段内のデータを主制御手段に送信する
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請
    求項4の自動販売機の商品搬出装置。
  6. 【請求項6】 駆動手段はモータから構成されると共
    に、このモータにより移動され、商品を押し出して取出
    口に搬出する押出手段と、前記モータの回転の回数を検
    出する手段を備えたことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5の自動販売機の商
    品搬出装置。
  7. 【請求項7】 端末側制御手段は、モータの回転の回数
    から押出手段の移動距離を算出することを特徴とする請
    求項6の自動販売機の商品搬出装置。
  8. 【請求項8】 押出手段の位置を検出する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7の自動販売機の商品搬出装
    置。
  9. 【請求項9】 端末側制御手段は、モータの回転に要す
    る時間から負荷を算出し、当該モータに印加する電圧を
    調整することを特徴とする請求項6、請求項7又は請求
    項8の自動販売機の商品搬出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012030895A (ja) * 2000-05-01 2012-02-16 Coca-Cola Co 自己モニター式インテリジェント噴流デイスペンサー
JP2016067836A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 クラリオン株式会社 服薬支援装置
KR102115965B1 (ko) * 2019-02-01 2020-05-27 김선아 다중 스텝모터 제어를 이용하는 자동판매기

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