JPH11259742A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH11259742A
JPH11259742A JP5975398A JP5975398A JPH11259742A JP H11259742 A JPH11259742 A JP H11259742A JP 5975398 A JP5975398 A JP 5975398A JP 5975398 A JP5975398 A JP 5975398A JP H11259742 A JPH11259742 A JP H11259742A
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JP
Japan
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commodity
sold
switch
product
dispensing
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JP5975398A
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Inventor
Yasuaki Kawabata
康章 川端
Hirofumi Nakanishi
宏文 仲西
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品払出装置の端子数を少なくし、制御装置
とを結ぶ配線数の削減を図り、構成の簡素化と低価格化
を図った自動販売機を提供する。 【解決手段】 複数の商品コラムに組み込まれる商品払
出装置の、商品コラム内から商品を払い出す為の押圧部
材を移動させる駆動モータ、この駆動モータの駆動に伴
う商品の払出完了を検出する停止スイッチ、および商品
コラム内における商品の売り切れを検出する売り切れス
イッチの各一方の端子を逆流防止用のダイオードを介し
てワイヤードオアして1本化(共用化)したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の商品コラム
にそれぞれ組み込まれた商品払出装置と、これらの商品
払出装置の動作を制御する制御装置との接続線数の削減
を図った自動販売機に関する。
【0002】
【関連する背景技術】たばこ等のパッケージ化された商
品の自動販売機は、例えば図3に示すように前面を開放
した販売機本体1の内側に、複数種の商品を銘柄別に分
類して積み重ねて収納する複数の商品コラム2を備えて
いる。そして前記販売機本体1の前面に開閉自在に設け
られたドア部3に組み込まれた商品選択スイッチ(図示
せず)が選択的に操作されたとき、該当商品を収納した
商品コラム2に組み込まれた商品払出装置を選択的に駆
動することで、例えばその最下位置の商品から順に商品
コラム2の前面に払い出すものとなっている。尚、商品
コラム2から払い出された商品は、ドア部3の裏面に設
けた商品シュート4を介して、該ドア部3の下部に設け
られた商品取出口5に導かれる。
【0003】ところで各商品コラム2に組み込まれる商
品払出装置は、例えば図4にその外観形状を示すよう
に、その上面を商品コラム2内に収納された商品の載置
部とした略直方体の装置本体6を主体としてユニット化
されている。この装置本体6の上面中央部に露出して設
けられた無端状ベルト7は該装置本体6の内部を通って
その前後方向に周回軌道をなして掛け渡されたもので、
その周面にはT字状の押圧部材(プッシャ)8が装着さ
れている。しかしてこの無端状ベルト7は、装置本体6
に内蔵された駆動モータにより走行駆動され、前記押圧
部材8を装置本体6の上面を走行させる。この押圧部材
8の移動により装置本体6の上面に載置されている商品
が商品コラム2の前面に押し出されてその払い出しが行
われる。
【0004】尚、図中9は装置本体6の上面に突出して
設けられた売り切れ検知レバーである。この売り切れ検
知レバー9は、商品コラム2内に収納された商品からの
荷重を受けて装置本体6内に押し込められた状態にある
とき、装置本体6の内部に組み込まれた、例えば常開型
の売り切れスイッチを押圧付勢して導通(閉)させる如
く構成される。また前記装置本体6の内部には、後述す
るように前記押圧部材8の走行に伴う商品の払い出し完
了を検出して前記駆動モータを停止させるための停止ス
イッチが組み込まれている。この停止スイッチは、例え
ば無端状ベルト7の周回走行により前記押圧部材8が所
定の払出完了位置に達したとき、該押圧部材に8により
押圧付勢されて遮断(開)される常閉型のスイッチから
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで複数の商品コ
ラム2にそれぞれ組み込まれる商品払出装置は、例えば
図5に示すような回路接続の下で、制御装置(コントロ
ーラ)Aからの制御を受けて択一的に駆動される。即
ち、各商品払出装置には前述した押圧部材8を走行駆動
する駆動モータM、常開型の売り切れスイッチSW1、
および常閉型の停止スイッチSW2がそれぞれ組み込ま
れている。特に上記売り切れスイッチSW1および停止
スイッチSW2は、逆流防止用のダイオードD1,D2を介
してワイヤードオアされ、その端子が1本化されてい
る。そして上記駆動モータMの両端子、また前記売り切
れスイッチSW1および停止スイッチSW2の各一方の端
子と、前記ダイオードD1,D2を介して1本化された各
スイッチの共用端子の計5本の端子は、コネクタCを介
して前記制御装置(コントローラ)Aと電気的接続され
るようになっている。
【0006】しかして制御装置(コントローラ)Aは、
例えば6つの商品払出装置(ユニットU1,U2,〜U6)
を択一的に駆動する場合、図5に示すように上記商品払
出装置を3つずつ2つのグループに分け、グループを指
定する2つのドライバO1,O2と、各グループ内の商品
払出装置を指定する3つの反転ドライバOa,Ob,Ocと
をそれぞれ選択的に駆動することにより、その組み合わ
せとして特定される唯一つの商品払出装置の駆動モータ
Mを択一的に駆動する。
【0007】尚、このようにして駆動モータMを択一的
に作動させるに先立ち、前記制御装置Aはグループを指
定する別の2つのドライバO3,O4を選択的に駆動する
ことで前記商品払出装置の売り切れスイッチSW1をグ
ループ別に通電する。そしてこれらの前記各商品払出装
置の共用端子にその出力が現れるか否かを入力バッファ
Ba,Bb,Bcを介してそれぞれ判定することで、各商品
コラムにおける商品の売り切れを検出する。この売り切
れ検出は、例えば商品を払い出しを行っていない待機時
を利用して行われる。
【0008】しかして前述した如く前記駆動モータMを
択一的に駆動している場合には、前記制御装置Aは前記
グループを指定する更に別の2つのドライバO5,O6を
選択的に駆動することで前記商品払出装置の停止スイッ
チSW2をグループ別に通電する。そして前述した売り
切れ検出の場合と同様に上記各商品払出装置の共用端子
にその出力が現れるか否かを前記入力バッファBa,Bb,
Bcを介して判定することで払出完了を検出する。この
ような払出完了の検出結果を得て前記駆動モータMの通
電が停止される。
【0009】ところが上述した如く構成された商品払出
装置は、駆動モータMの駆動系と、売り切れスイッチS
W1および停止スイッチSW2による検出系とを分離した
構成であるので、複数の商品払出装置(ユニットU1,U
2,〜U6)と制御装置Aとを結ぶ配線数が多くなること
が否めない。しかもその配線数の増大に伴って数多くの
ドライバや入力バッファが必要となり、装置構成が大掛
かりなものとなり、装置(自動販売機)の価格も高騰化
する。
【0010】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、商品払出装置とその制御装置と
を結ぶ配線数の削減を図ることができ、以てその構成の
簡素化と低価格化を図ることのできる商品払出装置を備
えた自動販売機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る自動販売機は、商品を積み重ねて収納
する複数の商品コラムにそれぞれ組み込まれて該商品コ
ラムに収納された商品を払い出す商品払出装置を、商品
選択操作に応じて選択的に駆動する制御装置を備えたも
のであって、前記各商品払出装置に設けられた商品を払
い出す押圧部材を移動させる駆動モータ、この駆動モー
タの駆動に伴う商品の払出完了を検出する停止スイッ
チ、および商品コラム内における商品の売り切れを検出
する売り切れスイッチの各一方の端子を逆流防止用のダ
イオードを介してワイヤードオアして1本化(共用化)
したことを特徴とするものである。
【0012】即ち、本発明に係る自動販売機は、商品コ
ラムに組み込まれる商品払出装置における駆動モータ、
停止スイッチ、および売り切れスイッチの各一方の端子
を逆流防止用のダイオードを介して1本にまとめて共用
端子化し、上記駆動モータ、停止スイッチ、および売り
切れスイッチのそれぞれの他方の独立した端子と併せ
て、該商品払出装置の作動を制御するための端子数、ひ
いてはその配線数を4本に削減したことを特徴としてい
る。
【0013】また本発明の好ましい態様は、例えば請求
項2に記載するように前記停止スイッチおよび売り切れ
スイッチの一方は常開型のスイッチ、他方が常閉型のス
イッチとして実現されることを特徴とする。更には請求
項3に記載するように前記ダイオードを介して1本化さ
れた端子(共用端子)と、前記駆動モータ、停止スイッ
チおよび売り切れスイッチの相互に独立した他方の端子
とをコネクタを介して前記制御装置に接続するようにし
たことを特徴としている。
【0014】また本発明に係る自動販売機は、請求項4
に記載するように前記制御装置においては、前記複数の
商品払出装置を所定数ずつ複数のグループに分け、各商
品払出装置の駆動モータの独立した端子をグループ毎に
駆動すると共に、各グループにおける商品払出装置の共
用端子を選択的に作動させて特定の商品払出装置を択一
的に駆動することを特徴とし、また請求項5に記載する
ように前記停止スイッチおよび売り切れスイッチの各独
立端子をグループ毎にそれぞれ共通接続すると共にこれ
らの共通接続線をプルアップし、これらのプルアップさ
れた共通接続線のレベル変化から、択一的に駆動されて
いる商品払出装置における前記停止スイッチおよび売り
切れスイッチの作動状態を検出するようにしたことを特
徴としている。
【0015】即ち、各グループ毎に商品払出装置におけ
る駆動モータ、停止スイッチ、および売り切れスイッチ
のそれぞれの他方の独立した端子を共通接続すると共
に、各グループの商品払出装置の共用端子をそれぞれ択
一的に作動させるようにして、これらの組み合わせによ
り特定される商品払出装置だけを選択的に駆動するよう
にし、同時にプルアップされた前記停止スイッチおよび
売り切れスイッチの共通接続線上のレベル変化から上記
の如く特定される商品払出装置における停止スイッチお
よび売り切れスイッチの動作状態を検出するようにした
ことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る自動販売機、特に該自動販売機の商品コ
ラムにそれぞれ組み込まれる商品払出装置とその制御装
置について説明する。この実施形態に係る商品払出装置
も、前述した従来の商品払出装置と同様に商品の選択的
な払い出し時に無端状ベルト7を周回走行させて押圧部
材8を移動させる駆動モータMと、この駆動モータの駆
動に伴う商品の払出完了を検出する停止スイッチSW2
と、商品コラム2内における商品の売り切れを検出する
売り切れスイッチSW1とを備えて構成される。また上
記売り切れスイッチSW1は常開型のスイッチからな
り、停止スイッチSW2は常閉型のスイッチからなる。
【0017】しかしてこの実施形態に係る自動販売機が
特徴とするところは、図1に商品払出装置(ユニットU
1,U2,〜U6)の構成、および制御装置(コントロー
ラ)Aとの接続回路構成を概略的に示すように、商品払
出装置における前記駆動モータM、売り切れスイッチS
W1、および停止スイッチSW2の各一方の端子を逆流防
止用のダイオードD1,D2,D3を介して共通接続し、こ
れらの端子をワイヤードオアすることで1本の端子とし
て共用化したことを特徴としている。そしてこの共用端
子と、前記駆動モータM、売り切れスイッチSW1、お
よび停止スイッチSW2の互いに独立した他方の端子
(独立端子)とからなる計4本の端子をコネクタCを介
して制御装置Aに電気的接続するように構成した点にあ
る。即ち、本発明に係る商品払出装置は、図5に示すよ
うに従来の商品払出装置においては5本であった接続端
子を、ダイオードD3を介してスイッチSW1,SW2の共
用端子に共通接続することで、その端子数を4本とした
ことを特徴としている。
【0018】しかしてこのように構成された複数の、例
えば6個の商品払出装置(ユニットU1,U2,〜U6)を
択一的に駆動する場合には、図1に示すように上記商品
払出装置を3つずつ2つのグループに分け、グループを
指定する2つのドライバO1,O2と、各グループ内の商
品払出装置を指定する3つの反転ドライバOa,Ob,Oc
とをそれぞれ選択的に駆動することにより行われる。具
体的にはグループ毎に共通接続された各商品払出装置に
おける駆動モータMの独立端子を2つのドライバO1,O
2により選択的に駆動する。同時に各グループにおける
商品払出装置の共通端子を3つの反転ドライバOa,Ob,
Ocによりそれぞれ選択的に作動させる。そしてこれら
の組み合わせとして商品払出装置の1つを特定し、該商
品払出装置の駆動モータMを択一的に駆動する。
【0019】一方、各商品払出装置における売り切れス
イッチSW1、および停止スイッチSW2についてはグル
ープ毎に共通接続し、それらの共通接続線を抵抗R1,R
2,R3,R4を介して所定の電源(+V)に接続すること
でプルアップする。そして各共通接続線に生じるレベル
変化を入力バッファB1,B2,B3,B4を介して検出する
ことで前記各商品払出装置における前記売り切れスイッ
チSW1、および停止スイッチSW2の作動状態をそれぞ
れ検出する。尚、各商品払出装置における前記売り切れ
スイッチSW1、および停止スイッチSW2の作動状態
は、入力バッファB1,B2,B3,B4の出力(共通接続線
に生じるレベル変化)を順に走査(スキャン)すること
によって検出される。
【0020】かくしてこのように構成された自動販売機
によれば、例えば反転ドライバOaを駆動することによ
って商品払出装置U1,U4を選択的に作動させ得る。同
様に反転ドライバObを駆動することによって商品払出
装置U2,U5を選択的に作動させ、また反転ドライバOc
を駆動することによって商品払出装置U3,U6を選択的
に作動させ得る。
【0021】このようにして各グループ内の商品払出装
置をそれぞれ択一的に選択指定した状態において、各グ
ループを選択指定するバッファO1,O2を選択的に駆動
すれば、その組み合わせによって特定される商品払出装
置の駆動モータMに対してだけ電流が供給されることに
なり、該駆動モータMが択一的に駆動される。そして駆
動モータMが通電された商品コラム2からだけ、選択的
に商品の払出が行われることになる。
【0022】また各グループ内の商品払出装置をそれぞ
れ択一的に選択指定した状態において、前記入力バッフ
ァB1を介して商品払出装置U1,U2,U3からなるグルー
プの共通接続された売り切れスイッチSW1の各端子に
おけるレベル変化(プルアップ抵抗R1での電圧降下)
を調べれば、前述した反転ドライバOa,Ob,Ocの選択
的な駆動と相俟って、商品払出装置U1,U2,U3のそれ
ぞれの売り切れスイッチSW1の状態をそれぞれ検出す
ることが可能となる。即ち、売り切れスイッチSW1が
導通(ON)しておれば、これによって前記プルアップ
抵抗R1から該売り切れスイッチSW1、更にはダイオー
ドD1を介して反転ドライバOa(Ob,Oc)に電流が流
れることになり、プルアップ抵抗R1に電圧降下が生じ
てその共通接続線(売り切れスイッチSW1の独立端
子,入力バッファB1の入力端)でのレベルが低くな
る。逆に売り切れスイッチSW1が遮断(OFF)状態
であれば、上記電流が流れることがないのでプルアップ
抵抗R1に電圧降下が生じることがなく、上記検出レベ
ルが高く保たれる。このようなレベル変化から売り切れ
スイッチSW1の状態が検出される。
【0023】同様に前記入力バッファB2を介して商品
払出装置U4,U5,U6からなるグループの共通接続され
た売り切れスイッチSW1の各端子のレベル変化(プル
アップ抵抗R2での電圧降下)を調べれば、前記反転ド
ライバO1,O2,O3の選択的な駆動と相俟って、商品払
出装置U4,U5,U6の各売り切れスイッチSW1の状態を
それぞれ検出することが可能となる。
【0024】また前記各商品払出装置U1,U2,〜U6に
おける停止スイッチSW2の状態についても、同様にし
て前記反転ドライバOa,Ob,Ocの選択的な駆動と、入
力バッファB3,B4を介するプルアップ抵抗R3,R4での
電圧降下(レベル変化)を知るベルことにより、その状
態変化を検出することができる。但し、この場合には前
述したように停止スイッチSW2が常閉型スイッチから
なるので、その動作状態は前述した売り切れスイッチS
W1とは逆の論理でそのON/OFFが検出されること
になる。
【0025】尚、このように構成された自動販売機にお
いては、例えば制御装置Aにおいては図2に示すように
先ず反転ドライバOaを作動させた状態で入力バッファ
B1,B2を順に走査して商品払出装置U1,U4における商
品の売り切れを検出し(ステップS1)、次いで反転ド
ライバObを作動させた状態で入力バッファB1,B2を順
に走査することで商品払出装置U2,U5における商品の
売り切れを検出する(ステップS2)。その後、反転ド
ライバOcを作動させ、同様にして入力バッファB1,B2
を順に走査することで商品払出装置U3,U6における商
品の売り切れを検出するようにすれば良い(ステップS
3)。
【0026】しかる後、商品の選択的な払い出しが指定
されたか否かを判定し(ステップS4)、払い出しの指
定が検出された場合には、その指定された商品コラムに
組み込まれた駆動モータMを選択的に駆動するようにす
れば良い(ステップS5)。そしてこの駆動モータMを
作動させた商品払出装置における停止スイッチSW2の
状態を前述したようにして監視し、その停止スイッチS
W2の作動(払い出し完了)を検出して上記駆動モータ
Mの通電を停止させるようにすれば良い(ステップS
6)。
【0027】具体的には指定された商品コラム2に応じ
て該商品コラム2に組み込まれた商品払出装置を特定す
るドライバO1,O2と、反転ドライバOa,Ob,Ocとをそ
れぞれ選択的に作動させて該当する商品払出装置の駆動
モータMを作動させる。そしてこの状態において前記入
力バッファB3,B4を介して停止スイッチSW2の作動状
態を監視し、その監視結果に基づいて上記駆動モータM
の作動を停止するようにすれば良い。
【0028】かくして上記の如く構成される自動販売機
においては、商品払出装置における駆動モータM、売り
切れスイッチSW1、および停止スイッチSW2の各一方
の端子をダイオードD1,D2,D3を介して共通接続する
ことで該商品払出装置における駆動モータMの駆動系
と、売り切れスイッチSW1および停止スイッチSW2か
らなる検出系の各端子を共用化し、その端子数を削減し
たと雖も、駆動モータMの作動を制御しながら上記各ス
イッチSW1,スイッチSW2の状態をそれぞれ確実に検
出することができる。
【0029】しかも上述したように商品払出装置の端子
数を4本にしているので、制御装置Aとの配線接続数を
減らすことができ、またこれに伴ってドライバ等の数を
大幅に減らすことができる。しかも売り切れスイッチS
W1および停止スイッチSW2をドライバを用いて各別に
通電制御することなく、抵抗を介してプルアップした状
態でそのレベル変化からその作動状態を検出するので、
その検出系の構成を大幅に簡素化することができる。
【0030】特に制御装置Aの下で複数の商品払出装置
を選択的に作動させ、その動作状態を監視する場合、複
数の商品払出装置と制御装置Aとを結ぶ配線構造を大幅
に簡素化することができる。従って自動販売機全体の構
成の簡素化を図り、且つその低価格化を図ることが可能
となる。特に複数の商品コラム2の商品払出装置と制御
装置Aとの間の配線数を少なくすることができるので、
配線重量を軽減することができる等の利点もある。
【0031】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば売り切れスイッチSW1および
停止スイッチSW2の作動のさせ方によっては、これら
のスイッチSW1,SW2を共に常開型のスイッチとして
も良く、また共に常閉型のスイッチで合っても良い。更
には売り切れスイッチSW1が常閉型スイッチで、停止
スイッチSW2が常開型スイッチであっても良い。要は
これらのスイッチ型式に応じて制御装置Aにおける検出
論理を定めておけば良い。また商品払出装置の個数は自
動販売機の仕様(商品コラム数)に応じて定めれば良
く、そのグルーピングについても、グループ数やグルー
プを構成する商品払出装置の数等、適宜定めれば良い。
そしてそのグルーピングの形態に応じて制御装置Aとの
間の配線構造を設定するようにすれば十分である。要す
るに本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
品コラムに組み込まれる商品払出装置における駆動モー
タ、停止スイッチ、および売り切れスイッチの各一方の
端子を逆流防止用のダイオードを介して1本にまとめて
共用端子化しているので、その端子数、ひいてはその配
線数を4本に削減し、自動販売機の構成の簡素化を図る
ことができる。
【0033】また請求項4に記載するように複数の商品
払出装置を所定数ずつ複数のグループに分け、各商品払
出装置の駆動モータの独立した端子をグループ毎に駆動
すると共に、各グループにおける商品払出装置の共用端
子を選択的に作動させて特定の商品払出装置を択一的に
駆動するので、更には請求項5に記載するように前記停
止スイッチおよび売り切れスイッチの各独立端子をグル
ープ毎にそれぞれ共通接続すると共にこれらの共通接続
線をプルアップし、これらのプルアップされた共通接続
線のレベル変化から、択一的に駆動されている商品払出
装置における前記停止スイッチおよび売り切れスイッチ
の作動状態を検出するので、複数の商品払出装置を簡易
にして確実に個別制御することができる等の実用上多大
なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機における
商品払出装置の構成と、複数の商品払出装置と制御装置
との接続回路の構成例を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る自動販売機における
処理制御手順の例を示す図。
【図3】自動販売機の概略的な内部構造を示す図。
【図4】自動販売機における商品コラムに組み込まれる
商品払出装置の外観形状を一例を示す図。
【図5】従来の商品払出装置の構成と、複数の商品払出
装置と制御装置との接続回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
2 商品コラム U1,U2,〜U6 商品払出装置(ユニット) M 駆動モータ SW1 売り切れスイッチ SW2 停止スイッチ D1,D2,D3 ダイオード C コネクタ A 制御装置(コントローラ) Oa,Ob,Oc 反転ドライバ O1,O2 ドライバ B1,B2,B3,B4 入力バッファ R1,R2,R3,R4 プルアップ抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を積み重ねて収納する複数の商品コ
    ラムと、これらの各商品コラムにそれぞれ組み込まれて
    該商品コラムに収納された商品を選択的に払い出す商品
    払出装置と、商品選択操作に応じて前記各商品払出装置
    を選択的に駆動する制御装置とを備えてなり、 前記各商品払出装置は、商品を払い出す押圧部材を移動
    させる駆動モータと、この駆動モータの駆動に伴う商品
    の払出完了を検出する停止スイッチと、商品コラム内に
    おける商品の売り切れを検出する売り切れスイッチと、
    これらの駆動モータ、停止スイッチおよび売り切れスイ
    ッチの各一方の端子にそれぞれ接続され、上記各端子を
    ワイヤードオアして1本化する逆流防止用のダイオード
    とを具備したことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記停止スイッチおよび売り切れスイッ
    チの一方は常開型のスイッチであって、他方は常閉型の
    スイッチからなることを特徴とする請求項1に記載の自
    動販売機。
  3. 【請求項3】 前記ダイオードを介して1本化された共
    用端子、および前記駆動モータ、停止スイッチおよび売
    り切れスイッチの相互に独立した端子は、コネクタを介
    して前記制御装置に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、前記複数の商品払出装
    置を所定数ずつ複数のグループに分け、各商品払出装置
    の駆動モータの独立した端子をグループ毎に駆動すると
    共に、各グループにおける商品払出装置の前記ダイオー
    ドを介して1本化された共用端子を選択的に作動させて
    特定の商品払出装置を択一的に駆動することを特徴とす
    る請求項1に記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記停止スイッチおよ
    び売り切れスイッチの各独立端子をグループ毎にそれぞ
    れ共通接続すると共にこれらの共通接続線をプルアップ
    し、これらのプルアップされた共通接続線のレベル変化
    から、択一的に駆動されている商品払出装置における前
    記停止スイッチおよび売り切れスイッチの作動状態を検
    出することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
JP5975398A 1998-03-11 1998-03-11 自動販売機 Pending JPH11259742A (ja)

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