JP6417105B2 - チップ型電子部品の端面電極形成方法 - Google Patents

チップ型電子部品の端面電極形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6417105B2
JP6417105B2 JP2014085730A JP2014085730A JP6417105B2 JP 6417105 B2 JP6417105 B2 JP 6417105B2 JP 2014085730 A JP2014085730 A JP 2014085730A JP 2014085730 A JP2014085730 A JP 2014085730A JP 6417105 B2 JP6417105 B2 JP 6417105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
substrate
shaped substrate
electrode
conductive paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014085730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015207597A (ja
Inventor
唐澤 誠治
誠治 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koa Corp
Original Assignee
Koa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koa Corp filed Critical Koa Corp
Priority to JP2014085730A priority Critical patent/JP6417105B2/ja
Publication of JP2015207597A publication Critical patent/JP2015207597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6417105B2 publication Critical patent/JP6417105B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

本発明は、チップ抵抗器やネットワーク抵抗器等のチップ型電子部品の端面電極形成方法に係り、特に、集合基板をブレイクして得られる短冊状基板の端面に導電性ペーストを転写して電極膜を形成するようにしたチップ型電子部品の端面電極形成方法に関するものである。
チップ型電子部品の一例である多連チップ抵抗器は、直方体形状の絶縁性基台と、絶縁性基台の上面における短手方向の両端部に設けられた複数対の表面電極と、絶縁性基台の上面に設けられて対をなす表面電極どうしを橋絡する複数の抵抗体と、各抵抗体を個別に被覆する絶縁性の保護層と、絶縁性基台の下面における短手方向の両端部に設けられた裏面電極と、絶縁性基台の端面に設けられて対応する表面電極と裏面電極を橋絡している複数対の端面電極等によって主に構成されている。
このような多連チップ抵抗器を製造する際には、セラミックス等からなる大判の集合基板を準備し、この集合基板に対して複数対の電極(表面電極と裏面電極)を格子状の分割ラインに沿って形成した後、集合基板に対をなす表面電極に跨がる複数の抵抗体や、複数の抵抗体を覆う保護層等を一括して形成する。次に、集合基板を縦横いずれか一方の分割ラインに沿って複数の短冊状基板に1次ブレイクし、各短冊状基板の両端面に複数対の電極とそれぞれ接続される端面電極を形成した後、短冊状基板を他方の分割ラインに沿って2次ブレイクして多連チップ抵抗器を多数個取りする。
かかる製造工程における端面電極形成方法として、特許文献1に開示されているように、複数本の短冊状基板の各両端部を保持具に保持しておき、この状態の保持具に対して導電性ペーストを塗布した転写テーブルを上昇させることにより、各短冊状基板の端面に導電性ペーストを接触させて電極膜を形成するという手法が知られている。
特許文献1に記載された端面電極形成方法は、予め転写テーブルの平坦な上面に導電性ペーストを膜状に塗布しておき、この導電性ペーストに対して保持具に保持した複数本の短冊状基板の端面を接触させることにより、各短冊状基板の端面に端面電極(電極膜)を一括して形成するというものであるため、短冊状基板を1本ずつ取り扱うものに比べて作業能率を高めることができる。
特開平8−213222号公報
しかしながら、前述した従来技術のように、転写テーブル上に塗布された導電性ペーストに短冊状基板の端面を押し当てて端面電極(電極膜)を形成するという端面電極形成方法では、多くの量の導電性ペーストを短冊状基板の表面側や裏面側に回り込ますことが困難であるため、端面電極が表面電極や裏面電極と正常に接続されないといった不具合を生じる虞がある。この場合、予め転写テーブル上に膜厚の厚い導電性ペーストを塗布しておけば、短冊状基板の表裏両面側への回り込み量をある程度多くすることは可能となるが、短冊状基板の端面を導電性ペーストから引き上げたとき、短冊状基板の端面に付着した導電性ペーストのタレによって周辺部分に比べて中央部分の膜厚が厚くなってしまうため、端面電極の膜厚が不均一になってしまうという別の不具合が発生する。なお、このような問題は多連チップ抵抗器に限らず、短冊状基板を2次ブレイクして得られる単体のチップ抵抗器においても同様に発生する。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、端面電極を短冊状基板の端面から表裏両面側にかけて均一厚に形成することができるチップ型電子部品の端面電極形成方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、短冊状基板の長手方向両端部を保持具に設けられた溝部に保持し、この状態で前記短冊状基板の端面を転写テーブル上に塗布した導電性ペーストに接触させることにより、前記短冊状基板の端面に端面電極を形成するチップ型電子部品の端面電極形成方法において、前記溝部の溝幅が前記短冊状基板の板厚に比べて幅広に設定されており、前記溝部に前記短冊状基板の長手方向両端部を保持した状態で前記転写テーブルと前記保持具とを前記短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動することにより、前記短冊状基板の姿勢を前記溝部の内部で傾かせながら、前記導電性ペーストを前記短冊状基板の端面から表裏両面の一部に回り込ませた後、前記短冊状基板の端面を前記導電性ペーストから離反させるようにした。
このように短冊状基板の長手方向両端部を保持具の溝部に保持した状態で、短冊状基板の端面を転写テーブル上に塗布した導電性ペーストに接触させつつ、転写テーブルと保持具を短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動すると、導電性ペーストを短冊状基板の端面から表面側と裏面側にかけて大きく回り込ませることができると共に、導電性ペーストのタレに起因する膜厚の不均一を抑制することができるため、各電極との接続の信頼性が高いチップ型電子部品を提供することができる。しかも、保持具に設けられた溝部の溝幅が短冊状基板の板厚に比べて幅広に設定されており、転写テーブルと保持具とを短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動するとき、短冊状基板の姿勢が溝部の内部で傾くようにしたので、短冊状基板の端面が向きを変えながら転写テーブル上をスライドすることにより、導電性ペーストを短冊状基板の表面側と裏面側にかけてより効果的に回り込ませることができる。
この場合において、短冊状基板の端面を導電性ペーストに接触させるとき、短冊状基板の長手方向両端部が保持具の溝部に完全に固定されておらず、短冊状基板が自重によって溝部の底面に保持されるようになっていると、転写テーブルと保持具の相対的な移動に伴って短冊状基板が溝部の内部で傾き易くなる。
また、かかるチップ型電子部品の端面電極形成方法において、転写テーブルと保持具を短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動した後、短冊状基板が溝部の内部で傾いた姿勢にある状態で短冊状基板の端面を導電性ペーストから離反させるようにすると、端面電極の回り込み量や膜厚等を安定化することができる。
本発明によるチップ型電子部品の端面電極形成方法は、保持具の溝部に保持した短冊状基板の端面を転写テーブル上に塗布した導電性ペーストに接触させつつ、転写テーブルと保持具を短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動するとき、短冊状基板の姿勢が溝部の内部で傾くようにしたので、導電性ペーストを短冊状基板の端面から表面側と裏面側にかけて大きく回り込ませることができると共に、導電性ペーストのタレに起因する膜厚の不均一を抑制することができ、各電極との接続の信頼性が高いチップ型電子部品を提供することができる。
本発明の端面電極形成方法が適用された多連チップ抵抗器の断面図である。 該多連チップ抵抗器の製造途中で用いられる短冊状基板の説明図である。 該短冊状基板に端面電極を形成する際に使用される保持具と転写テーブルの斜視図である。 本発明の実施形態例に係る端面電極形成方法を示す説明図である。
以下、発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。まず、図1に基づいて多連チップ抵抗器1の構成について説明すると、この多連チップ抵抗器1は、直方体形状の絶縁性基台2と、絶縁性基台2の上面における短手方向(図1の左右方向)の両端部に設けられた複数対の表面電極3と、絶縁性基台2の下面における短手方向の両端部に設けられた複数対の裏面電極4と、絶縁性基台2の側面から上下両面の一部にかけて設けられて両電極3,4を橋絡している複数対の端面電極5と、絶縁性基台2の上面に設けられて対をなす表面電極3どうしを橋絡している複数の抵抗体6と、各抵抗体6を個別に被覆するアンダーコート7と、各アンダーコート7を被覆するオーバーコート8とによって主に構成されている。図1に示すものは4連タイプの多連チップ抵抗器1であり、絶縁性基台2に4つの抵抗体6を含む4つの抵抗素子がセパレートされた状態で一体的に設けられている。
絶縁性基台2はセラミック等からなり、この絶縁性基台2は大判の集合基板を格子状に延びる第1および第2分割溝に沿ってブレイク(分割)することにより個片化されたものである。表面電極3はAg系の電極ペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、同じく裏面電極4もAg系の電極ペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものである。端面電極5はAg系の導電性樹脂ペーストを塗布(転写)して硬化させたものであり、詳細については後述するが、この端面電極5は集合基板を第1分割溝に沿って1次ブレイクして得られる短冊状基板(図2参照)に対して形成される。抵抗体6は酸化ルテニウム等の抵抗体ペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、この抵抗体6にトリミング溝(図示省略)を形成することによって抵抗値が調整されている。
アンダーコート7はガラス等からなる絶縁層であり、オーバーコート8はエポキシ系樹脂等からなる絶縁層である。これらアンダーコート7とオーバーコート8によって2層構造の保護層が構成されており、そのうち下層のアンダーコート7は前述したトリミング溝を形成する前に抵抗体6を覆うように形成されたものである。これに対し、上層のオーバーコート8は抵抗体6にトリミング溝を形成した後に形成されたものであり、このオーバーコート8によってアンダーコート7や抵抗体6やトリミング溝等が覆われている。
図2に示すように、短冊状基板10は一対の第2分割溝S2で挟まれた複数の実装領域を有し、各実装領域を1単位として1単位ごとに複数対の表面電極3や抵抗体6等が形成されている。本実施形態例に係る4連タイプの多連チップ抵抗器1の場合、1つの実装領域に端面電極5を除く4対の表面電極3や4つの抵抗体6等が形成されている。前述したように、この短冊状基板10は大判の集合基板を第1分割溝に沿って1次ブレイクして得られたものであり、短冊状基板10の長手方向に沿う両端面(図2中の上辺と下辺)が第1分割溝S1の破断面に相当する。
短冊状基板10の長手方向に沿う両端面には複数の凹部10aが所定間隔を存して形成されており、隣接する凹部10aによって挟まれた凸部分にそれぞれ表面電極3が形成されている。また、短冊状基板10には、凸部分で対をなす表面電極3どうしを橋絡している複数の抵抗体6や、各抵抗体6を個別に被覆するアンダーコート7や、各アンダーコート7を被覆するオーバーコート8等が形成されており、以下に説明するように、この短冊状基板10の端面から表裏両面の一部にかけて電極膜を形成することにより、対応する表面電極3と裏面電極4を橋絡する複数の端面電極5が形成されるようになっている。
次に、本実施形態例に係る端面電極形成方法について、図3と図4を参照しながら説明する。
本実施形態例に係る端面電極形成方法では、図3に示すような保持具20と転写テーブル30を使用して短冊状基板10に端面電極5が形成されるようになっている。保持具20は図示せぬ駆動手段を用いて図3の矢印X1−X2方向へ移動可能となっており、転写テーブル30の上面には端面電極5の材料である導電性ペースト31が膜状に塗布されている。
保持具20は互いに平行に対向する板状部分を有し、これら板状部分の間に転写テーブル30が上下方向(図3の矢印Z1−Z2方向)へ移動可能に配置されている。保持具20には上端を開放した複数の溝部20aがX1−X2方向に沿って一定間隔おきに設けられており、相対向する溝部20a内に短冊状基板10の長手方向両端部が挿入・保持されるようになっている。ここで、溝部20aの溝幅Wは短冊状基板10の板厚tに比べて幅広に設定されており、短冊状基板10は保持具20に完全に固定されずに溝部20a内を板厚方向へ移動可能となっている。
なお、図3には1本の短冊状基板10を溝部20aに挿入した状態が示されているが、実際は、複数本の短冊状基板10の長手方向両端部をそれぞれ溝部20aに挿入することにより、保持具20に複数本の短冊状基板10が一定間隔おきに保持されるようになっている。
図4(a)に示すように、短冊状基板10が自重によって溝部20aの底面に保持された状態にあるとき、転写テーブル30は図3の矢印Z2方向の下降位置で停止しており、短冊状基板10の下側の端面は転写テーブル30上の導電性ペースト31から離反している。この状態で転写テーブル30を図3の矢印Z1方向へ駆動して上昇位置まで移動すると、図4(b)に示すように、短冊状基板10の下側の端面が導電性ペースト31に接触し、それに伴って短冊状基板10の長手方向両端部が溝部20aの底面から浮き上がる。
次に、この状態のまま保持具20を短冊状基板10の板厚方向(図3のX1−X2方向)へ往復移動すると、図4(c)に示すように、短冊状基板10の姿勢が溝部20a内で右傾斜になった後、図4(d)に示すように、この短冊状基板10の姿勢が溝部20a内で左傾斜へと変化し、短冊状基板10の下側の端面が向きを変えながら転写テーブル30上を摺動する。これにより、導電性ペースト31が短冊状基板10の端面から表面側と裏面側にかけて大きく回り込むため、短冊状基板10の端面に対応する表面電極3と裏面電極4を橋絡する端面電極5を形成することができる。
その際、短冊状基板10の凹部10aには導電性ペースト31が回り込みにくく、導電性ペースト31は短冊状基板10の凹部10aに付着しないため、各素子の短絡を防止することができる。そして、短冊状基板10の表裏両面側に多くの導電性ペースト31を回り込ますことができるため、図1に示すように、表面側に大きく回り込ませた端面電極5によって表面電極3とオーバーコート8の接続を被覆することができる。
そして、このように短冊状基板10の端面に端面電極5を形成した後、短冊状基板10が傾斜姿勢になっているまま状態で転写テーブル30を下降位置に戻すことにより、短冊状基板10の端面を導電性ペースト31から離反させる。しかる後、短冊状基板10を保持具20の溝部20aから抜き取って上下反転し、短冊状基板10の反対側の端面にも同様の手順で端面電極5を形成した後、短冊状基板10を第2分割溝S2に沿って2次ブレイクすることにより、図1に示すような多連チップ抵抗器1が完成する。
以上説明したように、本実施形態例に係るチップ型電子部品の端面電極形成方法では、保持具20の溝部20aに保持した短冊状基板10の端面を転写テーブル30上に塗布した導電性ペースト31に接触させつつ、保持具20を短冊状基板10の板厚方向(図3のX1−X2方向)へ往復移動するようにしたので、転写テーブル30上の導電性ペースト31を短冊状基板10の端面から表面側と裏面側にかけて大きく回り込ませることができると共に、導電性ペースト31のタレに起因する膜厚の不均一を抑制することができ、表面電極3と裏面電極4間の導通不良を防止して接続の信頼性が高いチップ型電子部品を提供することができる。
また、本実施形態例に係るチップ型電子部品の端面電極形成方法では、保持具20に設けられた溝部20aの溝幅Wを短冊状基板10の板厚tに比べて幅広に設定することにより、保持具20を短冊状基板10の板厚方向に往復移動するとき、短冊状基板10の姿勢が溝部20aの内部で傾くようにしたので、保持具20の往復移動に伴って短冊状基板10の端面が向きを変えながら転写テーブル30上をスライドし、転写テーブル30上の導電性ペースト31を短冊状基板10の表面側と裏面側にかけてより効果的に回り込ませることができる。この場合において、溝部20aの溝幅Wは、保持具20を短冊状基板10の板厚方向に往復移動させたときに、短冊状基板10の姿勢が溝部20aの内部で10度以上傾くようにするのが好ましい。
しかも、保持具20の溝部20aは短冊状基板10が上下動できるように上端を開放した凹形状となっており、溝部20a内に挿入した短冊状基板10の端面を転写テーブル30上の導電性ペースト31に接触させるとき、短冊状基板10の長手方向両端部が溝部20aに完全に固定されることなく自重によって溝部20aの底面に保持されるようになっているので、保持具20の往復移動に伴って短冊状基板10が溝部20aの内部で傾き易くなる。
また、本実施形態例に係るチップ型電子部品の端面電極形成方法では、保持具20を往復移動して短冊状基板10の端面に端面電極5を形成した後、図4(d)に示すように、短冊状基板10が溝部20a内で傾斜姿勢になっている状態のまま、転写テーブル30を下降させて短冊状基板10の端面を導電性ペースト31から離反させるようにしたので、端面電極5を形成する電極膜の回り込み量や膜厚等を安定化することができる。
なお、上記実施形態例では、転写テーブル30上の導電性ペースト31を短冊状基板10の端面に転写する際に、保持具20を短冊状基板10の板厚方向へ往復移動するようにしたが、保持具20の代わりに転写テーブル30を短冊状基板10の板厚方向へ往復移動することも可能であり、要は、保持具20と転写テーブル30とを短冊状基板10の板厚方向へ相対的に往復移動すれば良い。
また、上記実施形態例では、転写テーブル30を上下方向(図3の矢印Z1−Z2方向)へ駆動することにより、短冊状基板10の端面を導電性ペースト31を接触させたり、導電性ペースト31から離反させるようにしているが、転写テーブル30の代わりに保持具20を上下動するようにしても良い。
また、上記実施形態例では、本発明による端面電極形成方法を適用したチップ型電子部品として多連チップ抵抗器1を例示して説明したが、多連チップ抵抗器1以外にも単体のチップ抵抗器等にも適用可能である。この場合、短冊状基板10の一対の第2分割溝S2で挟まれた実装領域ごとに1つの抵抗体6を設けておき、短冊状基板10の端面に端面電極5を形成した後、短冊状基板10を各第2分割溝S2に沿って2次ブレイクして単体のチップ抵抗器を多数個取りすれば良い。
1 多連チップ抵抗器(チップ型電子部品)
2 絶縁性基台
3 表面電極
4 裏面電極
5 端面電極
6 抵抗体
7 アンダーコート
8 オーバーコート
10 短冊状基板
10a 凹部
20 保持具
20a 溝部
30 転写テーブル
31 導電性ペースト
S1 第1分割溝
S2 第2分割溝

Claims (3)

  1. 短冊状基板の長手方向両端部を保持具に設けられた溝部に保持し、この状態で前記短冊状基板の端面を転写テーブル上に塗布した導電性ペーストに接触させることにより、前記短冊状基板の端面に端面電極を形成するチップ型電子部品の端面電極形成方法において、
    前記溝部の溝幅が前記短冊状基板の板厚に比べて幅広に設定されており、前記溝部に前記短冊状基板の長手方向両端部を保持した状態で前記転写テーブルと前記保持具とを前記短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動することにより、前記短冊状基板の姿勢を前記溝部の内部で傾かせながら、前記導電性ペーストを前記短冊状基板の端面から表裏両面の一部に回り込ませた後、前記短冊状基板の端面を前記導電性ペーストから離反させるようにしたことを特徴とするチップ型電子部品の端面電極形成方法。
  2. 請求項1の記載において、前記短冊状基板の端面を前記導電性ペーストに接触させるとき、前記短冊状基板は自重によって前記溝部の底面に保持されていることを特徴とするチップ型電子部品の端面電極形成方法。
  3. 請求項1の記載において、前記転写テーブルと前記保持具とを前記短冊状基板の板厚方向へ相対的に往復移動した後に、前記短冊状基板の端面を前記導電性ペーストから離反させるとき、前記短冊状基板は前記溝部の内部で傾いた姿勢にあることを特徴とするチップ型電子部品の端面電極形成方法。
JP2014085730A 2014-04-17 2014-04-17 チップ型電子部品の端面電極形成方法 Active JP6417105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085730A JP6417105B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 チップ型電子部品の端面電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085730A JP6417105B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 チップ型電子部品の端面電極形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015207597A JP2015207597A (ja) 2015-11-19
JP6417105B2 true JP6417105B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=54604203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014085730A Active JP6417105B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 チップ型電子部品の端面電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6417105B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195703U (ja) * 1987-06-04 1988-12-16
JP3262107B2 (ja) * 1999-08-26 2002-03-04 株式会社村田製作所 コイル部品及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015207597A (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI443695B (zh) 積層陶瓷電子零件之製造方法
JP6933453B2 (ja) チップ部品、チップ部品の実装構造、チップ抵抗器の製造方法
JPWO2006011425A1 (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
JP6181500B2 (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
WO2007029635A1 (ja) チップ抵抗器及びその製造方法
JP6417105B2 (ja) チップ型電子部品の端面電極形成方法
WO2016167182A1 (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
JP6688025B2 (ja) チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法
JP4745027B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
WO2017057248A1 (ja) チップ抵抗器
JP6536171B2 (ja) 転動装置、転動治具および電子部品の製造方法
JP6170726B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP2013058783A (ja) チップ抵抗器
JP2015008189A (ja) 薄膜チップ抵抗器の製造方法
JP7117116B2 (ja) チップ抵抗器
JP6749752B2 (ja) チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法
JP6731246B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP6159286B2 (ja) チップ抵抗器及びチップ抵抗器の製造方法
JP2017050455A (ja) チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法
JPH03215901A (ja) 角板型チップ抵抗器
JP2000340413A5 (ja)
JP6688035B2 (ja) チップ抵抗器
JP2015095573A (ja) チップ状電子部品の製造方法
JP3846311B2 (ja) 多連チップ抵抗器の製造方法
JP2018088497A (ja) チップ抵抗器およびチップ抵抗器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6417105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250