JP6416723B2 - 基板処理システム - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、基板処理システムに関する。
従来、半導体ウェハやガラス基板などの基板に対して処理液を供給することによって基板を処理する基板処理システムが知られている。例えば、特許文献1には、回転台と、回転台に付設され基板の外側を把持する基板保持部材と、を備え、基板の表面に薬液や純水などの処理液を供給する基板処理システムが開示されている。
特開2011−071477号公報
しかし、従来の基板処理システムは、回転する基板に供給された処理液が、遠心力によって基板外方へ振り切られる際に基板保持部材と衝突し、基板の上方に飛散する。基板の上方に飛散した処理液は、乾燥後の基板に付着し基板を汚損してしまうおそれがある。
上記課題を解決するために、基板を処理する基板処理システムにおいて、鉛直軸回りに回転自在に設けられた保持プレートと、前記保持プレートに設けられ、前記基板を保持する基板保持部材と、前記基板保持部材に保持された基板を予め決められた方向に回転させる回転駆動部と、前記基板保持部材に保持された基板に処理液を供給する処理流体供給部とを備え、前記基板保持部材は、基板と対向する位置に設けられた第1側面部と前記第1側面部に隣接する第2側面部および第3側面部とを有し、前記第1側面部は、基板の端面を把持する把持部を有し、前記第2側面部は、前記第1側面部との間で尖端部を形成し、基板に供給された後の処理液を基板の下方へ案内する液流案内部を備えたことを特徴とする基板処理システムを提供する。
基板に供給された後の処理液が、乾燥後の基板に付着することを抑制し、基板が汚損することを防止することができる。
本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る処理ユニットの概略構成を示す図である。 本発明の処理ユニットの構成を示す縦断面図である。 本発明の基板保持部の詳細を示す斜視図である。 液流案内部によって案内される処理液の流れを示す斜視図である。 他の基板保持部の詳細を示す斜視図である。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウェハ(以下ウェハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウェハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウェハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウェハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウェハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
基板保持機構30の各構成要素の詳細については、公知の(たとえば特開2011−071747に記載されている)基板保持機構を用いることができるので詳細な説明を省略する。
次に、保持部31の具体的な構成について図3を参照して説明する。
保持部31は、鉛直軸回りに所定方向に回転可能な円板状の保持プレート34と、ウェハWを側方から保持する基板保持部材35と、ウェハWを下方から支持するリフトピン22を有するリフトピンプレート23とを備える。さらに保持部31は、保持プレート34の中心部分に形成された貫通孔34aおよびリフトピンプレート23の中心部分に形成された貫通孔23aをそれぞれ貫通するように設けられた第2処理流体供給部60を備える。第2処理流体供給部60は、保持プレート34によって保持されたウェハWの裏面に純水や薬液等の処理液を供給する
保持プレート34は、その外周に貫通孔34bを備える。リフトピンプレート23と保持プレート34の隙間からに処理液が侵入したとしても、処理液はこの貫通孔34bより排出される。
図4(a)、(b)に示すように、基板保持部材35は、柱状の第1本体部36と、その上部に設けられた柱状の第2本体部36’とを備える。第1本体部36は、平面視において略四角形である。また、第2本体部36’は、平面視において略三角形である。そして、第2本体部36’は、ウェハWと対向する位置に第1側面部36aを備える。第1側面部36aは、その表面にウェハWの端面を把持する把持部35aを備える。さらに、第2本体部36’は、第1側面部36aに隣接する第2側面部36bと第3側面部36cと上面部36dとを備える。第2側面部36bは、第1側面部36aのウェハW(基板保持部材35)の回転方向側に隣接して形成されており、第1側面部36aとの間で鋭角の尖端部37が形成される。そして第2側面部36bの表面に後述する液流案内部38を備える。尖端部37は、ウェハW(基板保持部材35)の回転方向に向けて先鋭状に設けられる。
把持部35aは、第1側面部36aの表面からウェハW(基板保持部材35)の回転中心方向に向けて突出しており、尖端部37付近に配置され、その上面でウェハWを支持する。把持部35aは、第1側面部36aの幅よりも狭く、突出する先端ほど低く、把持部35aの上面でウェハWの周縁部を支持する。これによって、ウェハWとの接触部分を極力小さくでき、接触部分に処理液が残り、パーティクルとなることを抑制することができる。
第2側面部36bは、処理液をウェハWの下方へ案内する案内部38を備える。案内部38は、第2側面部36bの表面から突出しており、案内部38における下向きの面である下面38aを備える。そして、下面38aの表面で処理液を案内する。すなわち、下面38aは、第1側面部36aに近い側においては把持部35aに支持されたウェハWの上面よりも上方に配置され、第1側面部36aから遠い側(第3側面部36c側)においては把持部35aに支持されたウェハWの上面及び下面よりも下方に配置されており、ウェハWから離れる程下に下がる傾斜面となっている。回転するウェハWから振り切られた処理液は、液流案内部38によってウェハWの下方へ案内され回収カップ50へ向けて流れる。回収カップ50によって捕集された処理液は、排液口51から排出される。なお、第1側面部36a側からみると第1側面部36aの端部下側が切欠された形状となっているために、その切欠された部分から案内部38の下面38aへと処理液が排出される。
次に、このような構成からなる処理ユニット16の動作について説明する。まず、リフトピンプレート23は、昇降駆動部(図示せず)によって上方位置に位置づけられる。次に、処理ユニット16の外部からウェハWが基板搬送装置17によって処理ユニット16に搬送され、このウェハWがリフトピンプレート23のリフトピン22上に載置される。
リフトピンプレート23が下降し、ウェハWが保持部31に受け渡され、基板保持部材35によって保持される。
次に、ウェハWが回転した状態で、処理流体供給部40から、ウェハWの表面に向かって純水や薬液等の処理液を供給し、ウェハWの表面に所定の液処理を行う。なお、処理流体供給部40から処理液が供給される時に、第2処理流体供給部60から、ウェハWの裏面に向かって処理液を供給してもよい。
回転するウェハWの表面に供給された処理液は、遠心力によってウェハWの周縁部に向けて流れ、回収カップ50へ向けて流れる。ウェハWの周縁部には基板保持部材35が存在するため、一部の処理液が基板保持部材35に衝突しウェハWの上方に飛散するおそれがある。しかしながら、本実施形態の基板保持部材35には、液流案内部38が設けられているため、処理液は液流案内部38によってウェハWの上方へ飛散せずに下方に案内される。ウェハ下方に案内された処理液は回収カップ50へ向けて流れる。回収カップ50によって捕集された処理液は、排液口51から排出される。
ウェハWの洗浄処理が所定時間行われた後、処理液の供給が停止され、ウェハWを回転させることによりウェハWの乾燥処理が行われる。乾燥処理が終了したら、昇降駆動部(図示せず)がリフトピン22を下方位置から上方位置まで移動させる。
リフトピンプレート23が上方位置に移動した後、リフトピン22上に載置されたウェハWは基板搬送装置17によってリフトピン22から取り出され、基板処理装置の外部に搬出される。このようにして、一連のウェハWへの液処理が完了する。
以下に液流案内部38によって得られる飛散防止効果について図5を参照して説明する。
回転するウェハWに処理液を供給すると、処理液はウェハWとの摩擦力によってウェハWの回転方向にカーブを描くように流れていき、尖端部37に衝突する。しかしながら、第2側面部36bに液流案内部38が設けられているので、処理液は回転する液流案内部38によって強制的にウェハWの下方へ案内され、ウェハWの上方へ飛散することを防止することができる。このため、ウェハWに供給された後の処理液が乾燥後のウェハWに付着することを防止することができ、ウェハWを汚損してしまうことを防止することができる。
液流案内部38の下向きの面である下面38aは、第1側面部36aに近い側においては把持部35aに支持されたウェハWよりも上方に配置され、第1側面部36aから遠い側(第3側面部36c側)においては把持部35aに支持されたウェハWよりも下方に配置される。これにより、処理液が液流案内部38に進入しやすくなり、ウェハWの上方へ飛散することを防止することができる。このため、ウェハWに供給された後の処理液が乾燥後のウェハWに付着することを防止することができ、ウェハWを汚損してしまうことを防止することができる。
また、液流案内部38は、鋭角の尖端部37を備えている。これにより尖端部37に衝突した処理液が受ける衝突エネルギーは小さくなり、処理液は液滴になりにくい。処理液は液滴にならずに液流のまま液流案内部38によってウェハWの下方へ案内することができる。これにより、ウェハWの上方へ飛散するリスクを下げることができる。このため、ウェハWに供給された後の処理液が乾燥後のウェハWに付着することを防止することができ、ウェハWを汚損してしまうことを防止することができる。
さらに、ウェハWの裏面に処理液を供給した場合、裏面に供給された処理液の一部が、把持部35aの勾配に沿って流れ、ウェハWの上方に飛散するおそれがある。しかしながら、ウェハWに供給された後の処理液が把持部35aの勾配に沿って流れたとしても、液流案内部38によってウェハWの下方へ案内される。このため、ウェハWの上方へ飛散することなく、ウェハWに供給された後の処理液が乾燥後のウェハWに付着することを防止することができる。また把持部35aの幅が、第1側面部36aの幅よりも狭くなっている。このため、把持部35aの勾配に沿って流れる処理液の量を減らすことができ、ウェハWを汚損してしまうことを防止することができる。
基板保持部材35は、平面視において略四角形であって柱状の第1本体部36と第1本体部36から連続して設けられ、平面視において略三角形であって柱状の第2本体部36’とを有する。第2本体部36’は、その側面が第1側面部36aと第2側面部36bと第3側面部36cとで構成される。また、第1側面部36aと第3側面部36cは、第1本体部36の側面と連続して形成されており、液流案内部38を有する第2側面部36bは、第1本体部36の対角線に沿って形成されている。これにより、簡易な構造で液流案内部38を構成できる。
なお、本実施の形態の基板処理システムは、上記の態様に限定されるものではなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、基板保持部材35に設けられた液流案内部38は、溝形状であってもよく、その断面形状は凹型、V字型またはU字型であってもよい。
また、第2本体部36’は、平面視において四角形であってもよく、台形、ひし形または平行四辺形であってもよい。
また、図6に示すように、基板保持部材135は、ウェハWを保持するための複数(ここでは、2個)の爪部136,136’をウェハWの回転方向に間隔をあけて設けている。爪部136,136’には、それぞれ第1側面部136a,136’aと第2側面部136b,136’bと第3側面部136c,136’cが形成されている。第1側面部136a,136’aの表面には、ウェハWと当接する把持部135a,135’aが凹状に形成されている。把持部135a,135’aは、凹状に屈曲した部分(最深部)がウェハWの外周端縁と接触してウェハWを保持する。第2側面部136b,136’bは、第1側面部136a,136’aとの間に尖端部137,137’が形成され、処理液をウェハWの下方へ案内する液流案内部138,138’が表面に形成されている。なお、上記基板保持部135では、第2側面部136b,136’bと第3側面部136c,136’cとの間に第4側面部136d,136’dを形成しているが、第2側面部136b,136’bの後端と第3側面部136c,136’cの後端とを接続して第4側面部136d,136’dが無い形状とすることもできる。
このように、基板保持部材135にウェハWを保持する複数の爪部136,136’を設けているために、ウェハWに沿って流れる処理液が衝突する面積(把持部135a,135’aの面積)を小さくすることができ、処理液の飛散を抑制することができる。特に、把持部135a,135’aを凹状に形成することで、処理液が上方に向けて飛散するのを抑制することができる。また、把持部135a,135’aを曲面として処理液の飛散をより一層抑制することもできる。
上記基板保持部135は、全ての爪部136,136’に第1側面部136a,136’aと第2側面部136b,136’bと第3側面部136c,136’cを形成している。これにより、各爪部136,136’の液流案内部138,138’によって処理液をウェハWの下方へ良好に案内することができる。なお、いずれかの爪部136,136’に第1側面部136a,136’aと第2側面部136b,136’bと第3側面部136c,136’cを形成してもよい。また、上記基板保持部135では、爪部136の第3側面部136cと爪部136’の第2側面部136’bとを平行に形成し、爪部136,136’の間に平行な間隔を形成しているが、爪部136,136’の間を後方へ向けて漸次広げた間隔を形成することで、処理液が円滑に流れるようにすることもできる。上記基板保持部135では、2個の爪部136,136’を形成しているが、3個以上形成してもよい。爪部136,136’の間隔は、爪部136,136’の全体の幅(基板保持部135を正面視した場合における最右端の爪部136の第1側面部136aの右端から最左端の爪部136’の第1側面部136’aの左端までの距離)がウェハWに形成された位置決め用の切り欠き(ノッチ)の幅よりも大きくなるようにしている。そのため、いずれかの爪部136,136’に形成された把持部135a,135’aがウェハWの外周端縁に当接する。したがって、いずれかの把持部135a,135’aがウェハWのノッチに挟まってウェハWの把持不良が生じるのを防止することができる。
上記基板保持部135は、爪部136,136’の下側のウェハWと対向する面(前面)を下方がウェハWの外方へ向けて傾斜する傾斜面としている。これにより、ウェハWから振切られた処理液等を第1本体部36の傾斜面に沿ってウェハWの外方へ流すことができ、ウェハWに再付着するして汚染してしまうリスクを低減することができる。また、上記基板保持部135は、把持部135a,135’aの凹状の屈曲部分(ウェハWの外周端縁と接触する部分)の下方側においてウェハWの裏面と爪部136,136’の下端との間に爪部136,136’の間隔へと通じる隙間を形成している。これにより、ウェハWの裏面側に供給した処理液等が爪部136,136’の間隔へと流れるようにし、処理液等が傾斜面と衝突して飛散してしまうのを防止することができる。
33 駆動部(回転駆動部)
34 保持プレート
35 基板保持部材
35a 把持部
36a 第1側面部
36b 第2側面部
36c 第3側面部
38 液流案内部
40 処理流体供給部(処理液供給手段)

Claims (12)

  1. 基板を処理する基板処理システムにおいて、
    鉛直軸回りに回転自在に設けられた保持プレートと、
    前記保持プレートに設けられ、前記基板を保持する基板保持部材と、
    前記基板保持部材に保持された基板を予め決められた方向に回転させる回転駆動部と、
    前記基板保持部材に保持された基板に処理液を供給する処理流体供給部と、を備え、
    前記基板保持部材は、基板と対向する位置に設けられた第1側面部と前記第1側面部に隣接する第2側面部および第3側面部とを有し、
    前記第1側面部は、基板の端面を把持する把持部を有し、
    前記第2側面部は、前記第1側面部との間で尖端部を形成し、基板に供給された後の処理液を基板の下方へ案内する液流案内部を備えたことを特徴とする基板処理システム。
  2. 前記液流案内部は、前記第2側面部の表面から突出しており、前記第1側面部に近い側の下面は基板よりも上方に配置され、前記第1側面部から遠い側の下面は基板よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の基板処理システム。
  3. 前記尖端部は、鋭角であることを特徴とする請求項1ないし2に記載の基板処理システム。
  4. 前記把持部は、第1側面部の表面から突出し、第1側面部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1ないし3に記載の基板処理システム。
  5. 前記把持部は、第1側面部の表面に凹状に形成したことを特徴とする請求項1ないし3に記載の基板処理システム。
  6. 前記把持部は、凹状の屈曲部分が前記基板の端縁と接触して前記基板を把持することを特徴とする請求項5に記載の基板処理システム。
  7. 前記基板保持部材は、平面視において略四角形であって柱状の第1本体部と、平面視において略三角形であって柱状の第2本体部とを備え、
    前記第2本体部は、前記第1側面部と前記第2側面部と前記第3側面部とを備え、前記第1側面部と前記第3側面部は、第1本体部の側面と連続して形成され、前記液流案内部を有する第2側面部は、前記第1本体部の対角線に沿って形成されていることを特徴とする請求項1ないしに記載の基板処理システム。
  8. 前記基板保持部材は、前記基板を保持する爪部を前記基板の回転方向に間隔をあけて複数設け、少なくともいずれかの爪部に前記第1〜第3側面部を形成したことを特徴とする請求項1ないし7に記載の基板処理システム。
  9. 前記基板保持部材は、前記基板を保持する爪部を前記基板の回転方向に間隔をあけて複数設け、全ての爪部に前記第1〜第3側面部を形成したことを特徴とする請求項1ないし7に記載の基板処理システム。
  10. 前記複数の爪部の間隔は、平行に形成されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の基板処理システム。
  11. 前記複数の爪部の間隔は、後方へ向けて漸次広げて形成されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の基板処理システム。
  12. 前記複数の爪部の間隔は、少なくともいずれかの爪部に形成した前記把持部が前記基板を把持するように形成されていることを特徴とする請求項8ないし11に記載の基板処理システム。
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