JP6413068B1 - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの在席状況をその座席位置まで移動することなく確認することができるシステムを提供する。
【解決手段】在席情報管理システムはユーザ端末とサーバとを含む。ユーザ端末にはカメラが設けられる。ユーザ端末はカメラからの入力画像に基づいてユーザの顔を検出し、ユーザが在席しているか否かを判定し、判定結果を示す在席情報をサーバに送信する。サーバは各ユーザ端末から送信された在席情報を記憶する。また、サーバは他のユーザの端末からユーザの在席情報の確認要求があった場合、当該他のユーザの端末に、記憶した在席情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザの在席状況を管理する情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理装置に関する。
従来より、不在者の情報を提示するシステムがある。例えば、特許文献1に記載の情報処理システムでは、座席を訪問した人がスマートデバイスを用いてARマーカを撮像し、ARマーカに紐づいた座席位置をデータベースから読み取り、座席位置に対応する人物が在席しているか不在かを判定する。そして、不在と判定された人物を特定し、特定された人物のプレゼンス情報を提示する。
特開2016−192746号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ユーザは、座席位置に対応する人物が在席しているか否かを、その座席位置まで移動して確認する必要があった。
それ故、本発明の目的は、ユーザの在席状況をその座席位置まで移動することなく確認することができるシステムを提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧書きは例えば実施例との対応を例示するものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の一例は、ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定手段と、前記在席判定手段の判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワーク上のサーバに記憶させる記憶制御手段と、ネットワークを介して前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報を取得し、当該取得した前記ユーザの在席情報を他のユーザに提示する提示手段と、を備える。
上記によれば、ユーザが在席しているか否かをカメラで判定し、当該ユーザの在席情報が、サーバに保存される。他のユーザは、ネットワークを介してサーバからユーザの在席情報を取得することで、ユーザの在席情報を確認することができる。
また、他の構成では、前記情報処理システムは、前記ユーザの座席周辺に設けられたユーザ端末を含み、前記画像取得手段、前記顔検出手段、および前記在席判定手段は、前記ユーザ端末に配置されてもよい。前記ユーザ端末は、前記在席判定手段の判定結果に応じた在席情報を、ネットワークを介して前記サーバに送信する。前記サーバは、前記ユーザ端末から送信された在席情報を記憶手段に記憶させる。サーバは、前記他のユーザの端末から前記記憶手段に記憶された在席情報の確認要求を受信する確認要求受信手段と、前記確認要求を受信した場合に、前記記憶手段に記憶された在席情報を、前記他のユーザの端末にネットワークを介して送信する送信手段と、を含む。前記他のユーザの端末は、前記送信手段によって送信された前記在席情報を前記他のユーザに提示する。
上記構成によれば、ユーザ端末において、カメラからの画像を取得し、ユーザが在席しているか否かを判定することができる。ユーザ端末はその判定結果に応じた前記ユーザの在席情報をサーバに送信する。サーバにはカメラからの画像が送信されないため、ネットワークおよびサーバの負荷を低減することができる。また、ユーザ端末からは在席情報が送信され、カメラからの画像はサーバに送信されないため、個人情報保護上の問題も回避することができる。
また、他の構成では、前記ユーザ端末は、前記在席判定手段の判定結果に基づいて前記ユーザの在席状態が変化したか否かを判定し、前記ユーザの在席状態が変化したと判定した場合に、前記在席情報を前記サーバに送信してもよい。
上記構成によれば、ユーザの在席状態が変化した場合に、在席情報がサーバに送信される。このため、在席情報が頻繁にサーバに送信されることを防止することができ、ネットワークおよびサーバの負荷を低減することができる。
また、他の構成では、前記記憶制御手段は、前記在席判定手段の判定結果に応じた時間情報を、前記サーバにさらに記憶させてもよい。
上記構成によれば、ユーザが在席しているか否かの在席情報に加えて、時間情報がサーバに記憶される。このため、ユーザの在席時間、離席時間を把握することができる。なお、サーバに記憶される時間情報は、ユーザが在席していると判定された時点または離席したと判定された時点における時刻情報であってもよいし、ユーザが在席している間の時間または離席している間の時間を示す情報であってもよい。
また、他の構成では、前記提示手段は、前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報と前記時間情報とに基づいて、前記ユーザの過去の在席情報を前記他のユーザに提示してもよい。
上記構成によれば、ユーザの管理者である他のユーザは、当該ユーザの過去の在席情報を確認することができ、例えば所定期間におけるユーザの在席時間、離席時間を確認することができる。
また、他の構成では、前記情報処理システムは、前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザが居眠りしているか否かを判定する居眠り判定手段をさらに備えてもよい。前記提示手段は、前記居眠り判定手段の判定結果を示す居眠り情報を、前記他のユーザに提示してもよい。
上記構成によれば、他のユーザは、ユーザが居眠りをしているか否かを確認することができる。
また、他の構成では、前記情報処理システムは、前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、所定の物体を検知し、前記ユーザが前記所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを判定する作業判定手段をさらに備えてもよい。前記提示手段は、前記作業判定手段の判定結果を示す作業情報を、前記他のユーザに提示してもよい。
上記構成によれば、他のユーザは、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを確認することができる。
また、他の構成では、前記情報処理システムは、前記ユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール管理手段をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、ユーザの在席情報に加えて、スケジュール情報を管理することができる。
また、他の構成では、前記情報処理システムは、前記スケジュール管理手段によって管理されるスケジュール情報と、前記在席情報とを統合した統合情報を生成する統合情報生成手段とをさらに備えてもよい。前記提示手段は、前記統合情報生成手段によって生成された統合情報を、前記他のユーザに提示してもよい。
上記構成によれば、スケジュール情報と在席情報とを統合することができ、ユーザの予定と、実際の在席情報とを他のユーザに提示することができる。
なお、本発明の別の形態では、上記情報処理システムにおいて行われる情報処理方法であってもよい。また、上記情報処理システムの各手段として機能させる情報処理プログラムであってもよいし、上記各手段を備える情報処理装置であってもよい。
本発明によれば、ユーザが在席しているか否かをカメラで判定し、当該ユーザの在席情報をサーバに保存することができる。他のユーザは、ネットワークを介してサーバからユーザの在席情報を取得することで、ユーザの在席情報を確認することができることができる。
本実施形態の在席情報管理システム1の構成の一例を示す図 ユーザ端末20のハードウェア構成の一例を示す図 第1実施例に係るユーザ端末20の論理構成の一例を示す図 サーバ10の論理構成の一例を示す図 第2実施例に係るユーザ端末20の論理構成の一例を示す図 データベース13に記憶される情報の一例を示す図 データベース13に記憶された図6に示す情報を模式的に表した図 管理者であるユーザがサーバ10にアクセスしたときに端末の表示部に表示される画像の一例を示す図 管理者でないユーザ(一般ユーザ)がサーバ10にアクセスしたときにユーザ端末20の表示部に表示される画像の一例を示す図 ユーザ端末20に記憶されるデータの一例を示す図 ユーザ端末20によって行われる処理の一例を示すフローチャート サーバ10によって行われる処理の一例を示すフローチャート 他の実施形態におけるサーバ10の論理構成の一例を示す図 スケジュール管理部15と在席状況管理部11との連携の一例を示す図
(在席情報管理システムの概要)
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る在席情報管理システム1について説明する。図1は、本実施形態の在席情報管理システム1の構成の一例を示す図である。在席情報管理システム1は、企業、国、地方公共団体、その他組織に属する従業者、国家公務員、地方公務員等のユーザ(以下、「ユーザ」という)の在席状況、勤務態度等を監視・管理するためのシステムである。
図1に示されるように、在席情報管理システム1は、サーバ10と、複数のユーザ端末20とを含む。サーバ10と、複数のユーザ端末20とは有線又は無線でネットワーク(例えば、社内LAN、WAN、インターネット等)に接続されている。
ユーザ端末20は、各ユーザによって使用される端末であり、例えば各ユーザのデスクに設置される。ユーザ端末20は、例えば、据置型のパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、タブレット端末等であってもよい。ユーザ端末20には、文書作成・編集ソフト、表計算ソフト、ウェブブラウザソフト、電子メールソフト等のユーザが通常の業務に使用するアプリケーションプログラムがインストールされている。また、ユーザ端末20には、これらのプログラムの他に、ユーザが在席しているか否かを判定するためのプログラムがインストールされている。
なお、以下では、例えばユーザAが使用するユーザ端末20を「ユーザ端末20a」、ユーザBが使用するユーザ端末20を「ユーザ端末20b」と表記する。あるユーザに対応するユーザ端末20を表す場合には、「ユーザ端末20」にアルファベットの小文字を付して表記する。複数のユーザ端末をまとめて表す場合には、「ユーザ端末20」と表記する。
ユーザ端末20は、その端末を使用するユーザが在席しているか否か(座席に座っているか否か)を判定し、その判定結果に応じた在席情報をサーバ10に送信する。具体的には、ユーザの座席の周辺にはカメラ22が設置されている。カメラ22は、例えば、ユーザ端末20の表示部の画面の上に設置されてもよい。カメラ22は、ユーザ端末20に内蔵されたものでもよいし、ユーザ端末20に外付けされたものでもよい。ユーザ端末20は、カメラ22によって撮像されたリアルタイムの画像を取得し、当該画像に基づいてユーザの顔を検出し、その検出結果に基づいて、ユーザが在席しているか否かを判定する。そして、ユーザ端末20は、ユーザが在席しているか否かを示す在席情報を、ネットワークを介してサーバ10に送信する。
サーバ10は、ユーザ端末20から送信された在席情報を受信し、その在席情報を時間情報とともにデータベースに記憶する。サーバ10には、各ユーザ端末20から送信された各ユーザの在席情報(各ユーザが座席にいるか否かの情報)が、時間情報とともに記憶される。
各ユーザは、例えば、自身が使用するユーザ端末20のウェブブラウザを用いてサーバ10にアクセスし、他のユーザの在席情報を確認することができる。例えば、ユーザAの座席とユーザBの座席とが物理的に離れている場合、ユーザAは、ユーザBが現在、在席しているかどうかを目視で確認することはできない。このような場合、ユーザAは、サーバ10にアクセスすることにより、ユーザBが在席しているか否かを確認することができる。
なお、全てのユーザが、自身のユーザ端末20を用いてサーバ10にアクセスすることにより、他の全てのユーザの在席情報をリアルタイムで確認することができてもよいし、ユーザ毎に在席情報を参照する権限が異なってもよい。例えば、管理者のみが、各ユーザの在席情報を確認する権限を有し、当該管理者のユーザ端末20(又は、他の専用の管理端末)を用いてサーバ10にアクセスすることにより、各ユーザの在席情報をリアルタイムで確認することができてもよい。また、例えば、ある部署の上司は、その部署に所属するユーザ(部下)の在席情報を確認できる一方、別の部署に所属するユーザの在席情報を確認できないように構成されてもよい。また、人事担当者は、全てのユーザの在席情報を確認できてもよい。また、ユーザ毎に在席情報にアクセスする権限が抑制されてもよい。
例えば、管理者ではないユーザ(一般ユーザ)は、他のユーザの現在の在席情報を確認する権限を有するが、他のユーザの過去の在席情報を確認する権限を有さなくてもよい。一方、管理者(例えば、ある組織の長や人事担当者)は、管理対象のユーザ(例えば部下)の現在の在席情報を確認する権限を有するとともに、当該ユーザの過去の在席情報を確認する権限を有してもよい。
(ユーザ端末およびサーバの構成)
次に、ユーザ端末20の構成について説明する。図2は、ユーザ端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示されるように、ユーザ端末20は、情報処理部21と、カメラ22と、入力部23と、記憶部24と、通信部25と、表示部26とを備える。
情報処理部21は、CPUとメモリとを有する。情報処理部21は、カメラ22からの画像を取得し、情報処理プログラム(後述する画像処理プログラム)を実行することにより画像処理を行う。情報処理部21は、画像認識プログラムを実行することにより、後述する顔検出部27、在席判定部28(図3参照)として機能する。
また、情報処理部21は、画像処理プログラム以外の上記アプリケーションプログラムを実行可能である。また、情報処理部21は、入力部23からの信号に基づいた情報処理を行い、その結果に応じた画像や文字を表示部26に表示させる。また、情報処理部21は、記憶部24に記憶されたプログラムやデータを読み込んだり、記憶部24にデータを書き込んだりする。また、情報処理部21は、通信部25を制御する。
カメラ22は、所定の時間間隔(例えば、1/60秒間隔)で画像を撮像する。撮像された画像は、情報処理部21に入力される。カメラ22は、ユーザ端末20に内蔵されてもよいし、ユーザ端末20に外付けされてもよい。カメラ22は、ユーザが着席しているときにユーザの顔を撮像しやすい位置に設けられる。例えば、カメラ22は、ユーザが表示部26の画面を見ているときにユーザの顔を正面から撮像可能な位置(例えば、画面の上)に設けられる。例えば、ユーザ端末20の本体(情報処理部21を含む端末本体)と表示部26とが分離可能に構成されている場合において、カメラ22は、表示部26の画面の上に外付けで設置されてもよい。例えば、カメラ22は、ウェブカメラ(他の端末からウェブ経由でアクセス可能なカメラ)であってもよい。また、ユーザ端末20の本体と表示部26とが一体として構成されている場合において、カメラ22は、表示部26の画面と同一の面に一体的に設けられてもよい。なお、カメラ22の設置位置は単なる一例であり、カメラ22は、着席したユーザを撮像可能な位置であればどのような位置に設けられてもよい。
入力部23は、キーボードやマウス等であり、ユーザの操作を受け付ける。
記憶部24は、本実施形態の画像処理プログラムやデータを記憶する記憶装置であり、例えば、ハードディスクや不揮発性のメモリであってもよい。また、記憶部24は、ユーザが在席しているか否かの在席判定を行うためのデータを記憶する。また、記憶部24は、画像処理プログラムの他にも、ユーザが通常の業務で用いるアプリケーションプログラム等を記憶する。
通信部25は、ユーザ端末20をネットワーク(例えば社内LAN)に接続するためのインターフェースである。通信部25は、サーバ10やインターネットにデータを送信したり、サーバ10やインターネットからデータを受信したりする。
(ユーザ端末の論理構成)
次に、第1実施例に係るユーザ端末20の論理構成について説明する。図3は、第1実施例に係るユーザ端末20の論理構成の一例を示す図である。図3に示されるように、ユーザ端末20は、顔検出部27と、在席判定部28とを含む。記憶部24に記憶された画像認識プログラムは、上記情報処理部21を、顔検出部27および在席判定部28として機能させる。
顔検出部27は、所定の時間間隔でカメラ22から送信される画像(入力画像)を取得し、当該入力画像の中から人の顔画像を検出する。具体的には、顔検出部27は、ユーザを特定することなく(つまり、ユーザ本人を認証することなく)、人の顔領域を検出する。顔を検出するためのプログラムとして、公知の商用プログラムやオープンソースプログラムが用いられてもよい。
在席判定部28は、顔検出部27によって人の顔が検出された場合、ユーザが在席しているか否かを判定する。例えば、顔検出部27は、ある座席の周辺に設けられたカメラ22から送信された入力画像の中から、その座席の背後を通過した人の顔を検出することがある。在席判定部28は、このように単に人が通過しただけの場合には、ユーザが在席していると判定しない。例えば、在席判定部28は、一定期間以上(例えば、10秒以上)、顔検出部27によって人の顔が検出された場合、ユーザが在席していると判定してもよい。また、在席判定部28は、顔検出部27が検出した顔画像の大きさが所定の閾値以上の場合に、ユーザが在席していると判定してもよい。また、在席判定部28は、入力画像における所定の領域(例えば画像の中心部分)に顔画像を検出した場合に、ユーザが在席していると判定してもよい。また、在席判定部28は、判定の精度を向上させるために、ユーザの目、鼻、口、耳等を検出し、これらの検出結果に基づいてユーザが在席しているか否かを判定してもよい。例えば、在席判定部28は、目、鼻、口、耳等の検出結果から顔の向きを判定し、顔の向きや動きに基づいてユーザが在席しているか否かを判定してもよい。また、在席判定部28は、ユーザが在席していると判定した後、ユーザの顔が検出されなくなったときでも、その直前における顔の動き等に基づいて、ユーザが在席していると判定してもよい。例えば、ユーザが正面を向いているときにカメラ22がユーザの顔を正面から撮像する場合、ユーザが横を向いたり、後ろを向いたり、下を向いたりしたときには、顔検出部27はユーザの顔を検出しなくなる。このような場合でも、在席判定部28は、ユーザの頭や体の一部を検出し、ユーザが引き続き在席していると判定してもよい。また、在席判定部28は、ユーザの顔に加えて、ユーザの頭を検出しなくなったときには、ユーザが離席したと判定してもよい。このように、在席判定部28は、ユーザの顔全体、目、鼻、口等の顔の部分、耳、頭等を検出し、これらの検出結果に基づいてユーザの行動を総合的に判断し、ユーザが在席しているか否かを判定してもよい。
なお、在席判定部28は、本人を特定することなく、人が在席しているか否か(単に人が通過した場合を除いて、人が座席に着席しているか否か)を判定してもよい。すなわち、在席判定部28は、顔認証により座席にいるはずの人物を特定しなくてもよい。例えば、在席判定部28は、ユーザAの座席にユーザBが着席している場合であっても、ユーザAが在席していると判定してもよい。
基本的に各ユーザが予め定められた固定の座席に座って業務を行う場合、ユーザAが、他のユーザBの座席に所定時間以上座って業務を行う可能性は低い。このような場合には、ユーザAの座席に人が着席していることを確認すれば、ユーザAの座席に座っている人が本当にユーザAなのかを確認しなくても、ある程度、ユーザAの在席状況を把握することができる。また、在席判定部28が顔認証により本人を特定しない場合であっても、他の認証手段により本人認証を行ってもよい。例えば、在席判定部28がユーザAの座席に人が着席していることを検知しており、かつ、ユーザ端末20aにログインしているユーザがユーザAである場合、在席判定部28は、ユーザA本人が在席していると判定してもよい。
このように、在席判定部28が本人を特定しない場合には、予め各ユーザの顔の特徴を示す顔データを登録しておく必要はないため、個人情報保護上の問題は発生しない。
また、別の実施例では、在席判定部28は、カメラ22からの入力画像に含まれる顔画像と予め記憶された各ユーザの顔の特徴を示す顔データとに基づいて顔認証を行い、人物を特定してもよい。具体的には、在席判定部28は、入力画像から目、鼻、口、耳等を検出し、これらの形や大きさ、位置関係等に基づく特徴と、予め記憶された顔データとに基づいて、ユーザを特定する。この場合、在席判定部28は、例えば、ユーザAの座席にユーザAが着席している場合にのみ、ユーザAが在席していると判定する。
例えば、各ユーザが固定の座席を有していない場合(いわゆるフリーアドレスの場合)、誰が座席に座っているかを特定する必要がある。このような場合には、在席判定部28は、各ユーザの顔を識別し、誰が座席に座っているかを判定する。そして、在席判定部28は、撮像対象の座席に座っているユーザの在席情報をサーバ10に送信する。これにより、各ユーザが固定の座席を有していない場合であっても、各ユーザは、サーバ10にアクセスすることにより、どの席にどのユーザが座っているかを確認することができる。なお、各ユーザが固定の座席を有していない場合においても、在席判定部28は、顔認証により人物を特定しなくてもよい。この場合、在席判定部28は、例えば、ログインしているユーザのユーザ名に基づいて、在席しているユーザを特定してもよい。
在席判定部28は、在席判定の結果に基づいて、在席情報(在席しているか否かを示す情報。後述する在席フラグ)を、通信部25を介してサーバ10に送信する。具体的には、在席判定部28は、ユーザの在席状態が変化した場合、すなわち、在席している状態から離席している状態に変化した場合、又は、離席している状態から在席している状態に変化した場合、在席情報を時間情報とともにサーバ10に送信する。
なお、上記顔検出部27によるユーザの顔の検出、および、在席判定部28によるユーザの在席判定は、開発者が検出や判定のためのルールを予め定めてプログラムすることにより実現されてもよいし、コンピュータに大量のデータを読み込ませて機械学習(深層学習を含む)させることにより実現されてもよい。
通信部25は、在席判定部28からの在席情報を、時間情報とともにサーバ10に送信する。
(サーバの論理構成)
図4は、サーバ10の論理構成の一例を示す図である。サーバ10は、所定のプログラムを実行する少なくとも1つのCPUと、メモリと、記憶装置と、ネットワークに接続するための通信部とを備える。所定のプログラムは、サーバ10のCPUを、図4に示される各部として機能させる。
図4に示されるように、サーバ10は、在席情報取得部11と、在席状況管理部12と、データベース13と、出力部14とを含む。
在席情報取得部11は、各ユーザ端末20から送信された在席情報と時間情報とを取得し、これら取得した情報を在席状況管理部12に出力する。
在席状況管理部12は、在席情報取得部11が取得した在席情報と時間情報とをデータベース13に記憶する。なお、在席情報取得部11によってユーザ端末20から在席情報が取得された場合、在席状況管理部12は、その在席情報が取得された時点におけるサーバ10上の計時手段(RTC)によって計時される時間情報を、取得された在席情報とともにデータベース13に記憶してもよい。
また、在席状況管理部12は、データベース13に記憶された在席情報を読み取り、読み取った在席情報に応じた情報を出力部14に出力する。例えば、ユーザ端末20から特定のユーザの在席情報の取得要求があった場合、在席状況管理部12は、データベース13にアクセスして特定のユーザの在席情報と時間情報とを取得し、出力部14に出力する。
出力部14は、在席状況管理部12からの情報を外部(例えばユーザ端末20や外部の他の装置)に出力する。例えば、出力部14は、特定のユーザの在席情報をユーザ端末20にネットワーク経由で送信してもよいし、複数のユーザの在席情報をユーザ端末20に送信してもよい。
また、出力部14は、例えばユーザ端末20からの要求に応じて、所定期間(例えば、1日間、1ヶ月間、半年間、1年間等)における1又は複数のユーザの在席情報の統計データをレポートとして出力してもよい。この場合、出力部14は、所定期間における統計データを画像として出力してもよいし、テキストとして出力してもよい。例えば、出力部は、所定期間におけるユーザの在席時間の合計、および、離席時間の合計を棒グラフ、円グラフ等のグラフとして出力してもよい。例えば、あるユーザについて、1ヶ月間の在席時間、および、離席時間を出力してもよい。また、出力部14は、所定期間における1又は複数のユーザの在席時間および離席時間の割合を出力してもよい。
このように、本実施形態では、ユーザ端末20は、ユーザの座席の周辺に設置されたカメラ22を用いてユーザの顔を検知し、ユーザが在席しているか否かの在席判定を行う。ユーザ端末20による在席判定の結果を示す在席情報がサーバ10に送信され、サーバ10に記憶される。各ユーザはサーバ10にアクセスすることで、他のユーザの在席情報をリアルタイムで確認することができる。
なお、他の実施例では、ユーザ端末20は、ユーザが在席しているか否かの在席判定に加えて、ユーザの他の状態を判定してもよい。例えば、ユーザ端末20は、ユーザが居眠りしている状態か否かの居眠り判定を行ってもよい。
図5は、第2実施例に係るユーザ端末20の論理構成の一例を示す図である。図5に示されるように、ユーザ端末20は、顔検出部27、在席判定部28に加えて、居眠り検知部29を含む。また、ユーザ端末20は、物体検知部30を含む。記憶部24に記憶された画像認識プログラムは、上記情報処理部21を、顔検出部27、在席判定部28、居眠り検知部29、および、物体検知部30として機能させる。
居眠り検知部29は、在席判定部28によってユーザが在席していると判定された場合、カメラ22からの入力画像に含まれる顔画像に基づいて、ユーザが居眠りをしているか否かの居眠り判定を行う。例えば、居眠り検知部29は、顔画像からユーザの目を検出し、目が開いているか否か、目が閉じている時間、瞬きの時間間隔、これらのパターン等に基づいて、ユーザの居眠り判定を行う。また、居眠り検知部29は、目の開閉状態、目の動きに加えて、頭の動きや傾き、手の位置や動き、ユーザの姿勢等、ユーザの行動を総合的に判断することにより、居眠り判定を行ってもよい。例えば、ユーザが居眠りしている様子をカメラ22で撮像し、ユーザ端末20に学習させることにより、居眠り検知部29は、ユーザが居眠りしているか否かを判定することができる。また、居眠り検知部29は、顔検出部27によってユーザの顔が検出されなくなった後でも、ユーザが居眠りしていると判定することがある。例えば、ユーザが顔を伏せて居眠りする場合には、顔検出部27によってユーザの顔が検出されないことがある。このような場合でも、在席判定部28はユーザが引き続き在席していると判定し、居眠り検知部29は、ユーザが居眠りしているか否かを判定する。例えば、居眠り検知部29は、ユーザの頭を検出し、頭の傾きに基づいて、ユーザが居眠りしているか否かを判定してもよい。
居眠り検知部29は、居眠り判定の結果に基づいて、ユーザが居眠りしているか否かを示す居眠り情報(後述する居眠りフラグ)を、通信部25を介してサーバ10に送信する。具体的には、居眠り検知部29は、ユーザの居眠り状態が変化した場合(居眠りしていない状態から居眠りしている状態に変化した場合、又は、居眠りしている状態から居眠りしていない状態に変化した場合)、居眠り情報を時間情報とともにサーバ10に送信する。
また、物体検知部30は、在席判定部28によってユーザが在席していると判定された場合、カメラ22からの入力画像に基づいて、所定の物体を検知する。例えば、物体検知部30は、カメラ22からの入力画像から電話機を検知し、ユーザが電話しているか否かを判定してもよい。また、物体検知部30は、電話機に加えて、ユーザの目、鼻、口、耳、手(電話を持つ方の手、及び/又は、電話を持たない方の手)を検出し、電話機の動き、電話機と顔(例えば口や耳)との位置関係、電話機と手との位置関係、目や口の動き、手の動き等、ユーザの行動を総合的に判断し、ユーザが電話しているか否かを判定してもよい。例えば、ユーザが電話している様子をカメラ22で撮像し、ユーザ端末20に学習させることにより、物体検知部30はユーザが電話をしているか否かを判定することができる。物体検知部30は、ユーザが電話をしているか否かの判定結果を、通信部25を介してサーバ10に送信する。このとき、時間情報(通話を開始した時刻、終了した時刻)もサーバ10に送信される。サーバ10は、ユーザが電話をしているか否かの情報とその時間情報とをデータベース13に記憶する。ユーザ(例えば管理者)は、サーバ10にアクセスすることにより、他のユーザが電話をしている時間を把握することができる。
また、物体検知部30は、電話機に限らず他の物体を検知し、ユーザが物体を用いて所定の作業を行っているか否かを判定してもよい。物体検知部30は、所定の物体、ユーザの目、鼻、口、頭、手等を検出し、これらの動きやこれらの位置関係等に基づいて、ユーザの行動を総合的に判断し、ユーザが所定の作業を行っているか否かを判定してもよい。物体検知部30は、ユーザが所定の作業をしているか否かの判定結果とその時間情報とを、通信部25を介してサーバ10に送信する。サーバ10は、これらの情報をデータベース13に記憶する。
なお、居眠り検知部29による居眠り判定は、開発者が判定のためのルールを予め定めてプログラムすることにより実現されてもよいし、コンピュータに大量のデータを読み込ませて機械学習させることにより実現されてもよい。また、物体検知部30による所定の物体(例えば電話機)の検知やユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かの判定は、開発者が判定のためのルールを予め定めてプログラムすることにより実現されてもよいし、コンピュータに大量のデータを読み込ませて機械学習させることにより実現されてもよい。例えば、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っている様子を撮像し、ユーザ端末20に読み込ませることにより機械学習させてもよい。
図6は、データベース13に記憶される情報の一例を示す図である。図7は、データベース13に記憶された図6に示す情報を模式的に表した図である。
図6に示されるように、データベース13には、ユーザIDと、在席時刻と、離席時刻と、居眠り時間と、所定の作業の時間としての電話時間とが記憶される。例えば、ユーザAが、座席周辺に設置されたカメラ22によって撮像され、在席判定部28によって在席していると判定された場合、在席していることを示す情報がユーザAのユーザ端末20aからサーバ10に送信される。
例えば、時刻8時45分においてユーザ端末20aの在席判定部28によってユーザAが在席していると判定された場合、在席情報(ユーザAが在席していることを示す情報)が、時間情報とともにサーバ10に送信され、データベース13に記憶される。次に、ユーザAが時刻12時00分において離席した場合、ユーザ端末20aの在席判定部28によってユーザAが離席していると判定され、在席情報(ユーザAが離席していることを示す情報)と時間情報とがサーバ10に送信され、データベース13に記憶される。その後、ユーザAが時刻13時00分において着席した場合、ユーザ端末20aの在席判定部28によってユーザAが在席していると判定され、在席情報と時間情報とがサーバ10に送信され、データベース13に記憶される。さらにその後、ユーザAが時刻17時30分において離席した場合、ユーザ端末20aの在席判定部28によってユーザAが離席していると判定され、在席情報と時間情報とがサーバ10に送信され、データベース13に記憶される。
他のユーザについても同様に、ユーザが着席したとき、および、離席したときに、そのユーザに対応するユーザ端末20から、在席又は離席していることを示す在席情報が、時間情報とともにサーバ10に送信される。そして、サーバ10のデータベース13には、これらの情報が記憶される。
例えば、図6および図7(2)に示されるように、ユーザBが時刻8:58から9:59の間は在席しており、時刻9:59から10:04の間は休憩のため離席し、時刻10:04に再び着席した場合、データベース13には、在席時刻として時刻8:58、時刻10:04が記憶され、離席時刻として時刻9:59が記憶される。このように、ユーザBが、離席している状態から在席している状態に移行した場合、そのときの時刻(ユーザBのユーザ端末20bの計時手段によって計時されている時刻、又は、サーバ10の計時手段によって計時されている時刻)が、在席時刻としてデータベース13に記憶される。また、ユーザBが、在席している状態から離席している状態に移行した場合、そのときの時刻が、離席時刻としてデータベース13に記憶される。
このように、在席時刻および離席時刻がデータベース13に記憶されることで、図7に示されるように、各ユーザが何時から何時まで在席しており、何時から何時まで離席していたかを容易に把握することができ、各ユーザの勤務態度を把握することができる。
例えば、図7(1)に示されるように、ユーザAは、出勤時刻(8:45)から12:00まで離席することなく業務を行っていたことが分かる。また、ユーザAは、12:00から13:00までを昼休憩として、休憩が終了した時刻13:00から退勤時刻(17:30)まで離席することなく業務を行っていたことが分かる。
一方、図7(2)に示されるように、ユーザBは、およそ1時間毎に5分から10分程度、離席していることが分かる。ユーザBがおよそ1時間毎に短時間の休憩を繰り返していることが分かり、ユーザBの上司や人事担当者がユーザBの勤務態度を評価する際に、これらの情報を参考にすることができる。
また、図6および図7(3)に示されるように、ユーザCは、出勤時刻(8:50)から9:55まで在席し、時刻9:55から13:00まで離席していたことが分かる。その後、ユーザCは、時刻13:00から13:30までは在席し、時刻13:30から14:30までは離席し、時刻14:30から15:00までは在席し、時刻15:00から16:30までは離席していたことが分かる。これらの情報から、ユーザBは、この日は比較的長時間離席していることが多く、ユーザBは、会議室等で会議を行っていたか、外出していたと推察することができる。
また、ユーザ端末20の居眠り検知部29によってユーザが居眠りしていると判定された場合、居眠りしていることを示す居眠り情報および時間情報が、ユーザ端末20からサーバ10に送信され、データベース13に記憶される。また、物体検知部30によってユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っていると判定された場合(例えば、電話をしていると判定された場合)、所定の作業を行っていることを示す情報および時間情報が、ユーザ端末20からサーバ10に送信される。
例えば、時刻11:00において、ユーザDに対応するユーザ端末20dの居眠り検知部29によってユーザDが居眠りしていると判定された場合、ユーザ端末20dは、居眠り情報(ユーザDが居眠りしていることを示す情報)と時間情報とをサーバ10に送信する。次に、時刻11:30において、ユーザ端末20dの居眠り検知部29によってユーザDが居眠りしていないと判定された場合、ユーザ端末20dは、居眠り情報(ユーザDが居眠りしていないことを示す情報)と時間情報とをサーバ10に送信する。この場合、図6に示されるように、サーバ10のデータベース13には、ユーザDが居眠りを開始した時刻、及び、居眠りを終了した時刻が記憶される。
また、時刻13:30において、ユーザ端末20dの物体検知部30によってユーザDが電話をしていると判定された場合、電話をしていることを示す情報と時間情報とがサーバ10に送信される。また、時刻14:00において、物体検知部30によってユーザDが電話をしていないと判定された場合、電話をしていないことを示す情報と時間情報とがサーバ10に送信される。この場合、図6に示されるように、サーバ10のデータベース13には、ユーザDが電話を開始した時刻、及び、電話を終了した時刻が記憶される。
なお、ユーザ端末20は、ユーザが居眠りしている場合、カメラ22によって撮像された画像を保存してもよい。具体的には、居眠り検知部29によってユーザの居眠りが検知されていないときには、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像をユーザ端末20に保存することなく、当該入力画像に基づいて、上記在席判定や居眠り判定を行う。居眠り検知部29によってユーザの居眠りが検知されたときには、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像をユーザ端末20に保存してもよい。また、居眠り検知部29によってユーザの居眠りが検知されたときには、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像をネットワーク上の他の装置(例えば画像記憶用の記憶装置やサーバ10等)に送信し、当該他の装置が当該入力画像を保存してもよい。
同様に、ユーザ端末20は、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っている期間、カメラ22からの入力画像を保存してもよい。具体的には、物体検知部30によって所定の物体が検知され、かつ、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っていると判定されたときには、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像を記憶部24に保存し、ユーザが所定の作業を行っていないと判定されたときには、入力画像を記憶部24に保存しなくてもよい。また、ユーザ端末20は、ユーザが所定の作業を行っている期間、カメラ22からの入力画像をネットワーク上の他の装置に記憶してもよい。
このように、居眠り検知部29によってユーザの居眠りを検知し、居眠りしていることを示す情報をデータベース13に記憶することで、管理者(各ユーザの上司や人事担当者)が各ユーザの勤務態度を評価する際に、これらの情報を参考にすることができる。
例えば、管理者が、ユーザ端末20(又は専用の管理端末)を用いてサーバ10にアクセスし、ユーザの在席情報を参照した場合、ユーザの在席情報に加えて、居眠り情報や電話をしているか否かを示す情報が、ユーザ端末20の表示部に表示されてもよい。
図8は、管理者であるユーザがサーバ10にアクセスしたときに端末の表示部に表示される画像の一例を示す図である。
図8に示されるように、管理者の画面の左側には、ユーザを選択するためのリスト41が表示される。例えば、ユーザAが選択されている場合には、カーソル等を用いてユーザAが強調表示される。管理者の画面の右側には、選択されているユーザの在席情報が表示される。例えば、現在時刻42と、現在、在席中か離席中かを示す在席状態43と、カメラボタン44とが表示される。また、画面の右側には、本日の在席状態を示すグラフ45が表示されてもよい。図8に示されるように、グラフ45では、ユーザAが在席していた時間と、離席していた時間と、居眠りしていた時間と、電話をしていた時間とが識別可能に表示される。また、ユーザが、カメラボタン44をマウス等を用いてクリックした場合、選択されているユーザのユーザ端末20の周辺に設置されたカメラ22からのリアルタイム映像46が、画面の右下に表示される。
また、管理者でないユーザ(一般ユーザ)が、ユーザ端末20を用いてサーバ10にアクセスし、ユーザの在席情報を参照した場合、ユーザの在席情報が表示され、居眠り情報や電話をしているか否かを示す情報は表示されなくてもよい。
図9は、管理者でないユーザ(一般ユーザ)がサーバ10にアクセスしたときにユーザ端末20の表示部に表示される画像の一例を示す図である。
図9に示されるように、管理者でないユーザ(一般ユーザ)の画面には、リスト41と、現在時刻42と、在席状態43と、カメラボタン44とが表示される。ユーザが、カメラボタン44をマウス等を用いてクリックした場合、選択されているユーザのユーザ端末20の周辺に設置されたカメラ22からのリアルタイム映像46が画面の右下に表示される。一方、一般ユーザの画面には、図8で示されたグラフ45は表示されない。図8に示されるように、グラフ45は、ユーザが居眠りしているか否かの情報や電話をしているか否かの情報を含む。このように、居眠りしているか否かの情報等、人事評価に関わる情報は、管理者でないユーザには提示されなくてもよい。また、一般ユーザの画面には、カメラ22からのリアルタイム映像46は表示されないようにしてもよい。
なお、図8および図9はあくまでも一例であり、ユーザがサーバ10にアクセスしたときにユーザに提示される情報はこれに限られない。例えば、管理者であるユーザは、その部下であるユーザの在席状態43、グラフ45、リアルタイム映像46等に加えて、所定期間(例えば、過去1ヶ月、半年、1年)に蓄積された情報を見ることができてもよいし、所定期間におけるこれらの情報に基づく統計データ(総在席時間、総離席時間、総居眠り時間、及び、これらの割合等)を見ることができてもよい。
(ユーザ端末およびサーバの処理の詳細)
次に、在席情報管理システム1のユーザ端末20およびサーバ10において行われる処理について説明する。なお、以下では、ユーザ端末20が、在席判定部28および居眠り検知部29を有している例について説明する。まず、ユーザ端末20のメモリに記憶されるデータについて説明する。
図10は、ユーザ端末20に記憶されるデータの一例を示す図である。図10に示されるように、ユーザ端末20のメモリには、画像認識プログラム100が記憶される。画像認識プログラム100は、機械学習のためのプログラムを含んでもよい。また、画像認識プログラム100の一部は、オープンソースプログラムであってもよい。画像認識プログラム100は、上述した在席判定や居眠り判定を行うためのプログラムを含む。画像認識プログラム100は、情報処理部21を上記顔検出部27、在席判定部28、および、居眠り検知部29として機能させる。
また、ユーザ端末20には、判定データ101と、画像データ102と、状態情報とが記憶される。状態情報は、在席フラグ103および居眠りフラグ104を含む。
判定データ101は、人の顔を検出するためのデータ、ユーザが在席しているか否かの在席判定を行うためのデータ、および、ユーザが居眠りしているか否かの居眠り判定を行うためのデータを含む。これらのデータは開発者によって予め用意されてもよいし、機械学習(深層学習を含む)によって生成されてもよい。
画像データ102は、所定の時間間隔でカメラ22から送信される画像を示すデータである。
在席フラグ103は、ユーザが在席しているか否か(離席しているか否か)示すフラグである。ユーザが在席しているときには、在席フラグ103はONに設定され、ユーザが離席しているときには、在席フラグ103はOFFに設定される。
居眠りフラグ104は、ユーザが居眠りしているか否かを示すフラグである。ユーザが居眠りしているときには、居眠りフラグ104はONに設定され、ユーザが居眠りしていないときには、居眠りフラグ104はOFFに設定される。
(ユーザ端末の処理の詳細)
図11は、ユーザ端末20によって行われる処理の一例を示すフローチャートである。図11に示す処理は、ユーザ端末20の情報処理部21が画像認識プログラム100を実行することにより、行われる。図11に示すステップS100〜ステップS112の処理は、所定の時間間隔で繰り返し実行される。なお、ステップS100〜ステップS112の処理は、カメラ22が画像を撮像する時間間隔と同じ間隔で実行されてもよいし、カメラ22が画像を撮像する時間間隔(例えば、1/60秒間隔)よりも長い間隔(例えば、1秒間隔)で実行されてもよい。
図11に示す処理は、ユーザ端末20の電源がONにされたときに実行が開始され、ユーザ端末20が通常の業務に用いるアプリケーションプログラムを実行しているときも、常にバックグラウンドで実行される。なお、ユーザ端末20を使用するユーザが、図11に示す処理が実行されていることに気付かないようにしてもよい。例えば、図11に示す処理の実行中であっても、ユーザ端末20の画面には、当該処理の実行中であることを示すウィンドウやアイコンは表示されないようにしてもよい。逆に、ユーザが図11に示す処理の実行中であることに気付くように、図11に示す処理の実行中であることを示すアイコン等がユーザ端末20の画面に表示されてもよい。また、図11に示す処理は、各ユーザが勝手に終了できないようにされてもよいし、各ユーザの指示により終了できるようにされてもよい。
図11に示されるように、ユーザ端末20は、カメラ22によって撮像された入力画像を取得する(ステップS100)。次に、ユーザ端末20は、取得された入力画像に基づいて、顔検出処理を行う(ステップS101)。具体的には、ユーザ端末20は、取得された入力画像の中から人の顔画像を検出し、顔領域を決定する。ここでは、ユーザ端末20は、当該ユーザ端末20に対応するユーザ本人を特定することなく、人の顔があるか否かを判定する。
続いて、ユーザ端末20は、ステップS101の顔検出処理において人の顔を検出したか否かを判定し(ステップS102)、顔を検出した場合(ステップS102:YES)は、次にステップS103の処理を行う。一方、ユーザ端末20は、ステップS101の顔検出処理において人の顔を検出しなかった場合(ステップS102:NO)は、次にステップS109の処理を行う。なお、ユーザ端末20は、顔検出処理においてユーザの顔を検出しなかった場合でも、在席フラグがONに設定されている場合には、ステップS102においてYESと判定し、次にステップS103の処理を行う。すなわち、ユーザ端末20は、前回の処理ループにおけるステップS103の在席判定処理でユーザが在席していると判定した場合、ステップS102でYESと判定し、次にステップS103の処理を実行する。
ステップS103において、ユーザ端末20は、在席判定処理を行う。具体的には、ステップS103において、ユーザ端末20は、顔検出処理において検出された顔領域の大きさ、顔領域の動き、顔領域の数、顔が所定時間以上検出されたか否か等に基づいて、ユーザが在席しているか否かの在席判定を行う。例えば、検出された顔領域が1つであり、顔領域の大きさが所定以上である場合には、ユーザ端末20は、ユーザが在席していると判定してもよい。また、所定時間以上ユーザの顔が検出されている場合、ユーザ端末20は、ユーザが在席していると判定してもよい。また、ユーザ端末20は、目、鼻、口、耳、頭等を検出し、これらの検出結果に基づいて、ユーザが在席しているか否かを判定してもよい。なお、ユーザ端末20は、機械学習を行うことによって在席判定のためのデータを蓄積してもよい。また、ユーザ端末20は、検出された顔が、当該ユーザ端末20に対応するユーザ本人か否かを判定してもよい。例えば、ユーザ端末20には、ユーザ本人の顔の特徴を示す顔データが記憶され、当該顔データとカメラ22からの入力画像に含まれる顔画像とに基づいて、ユーザ本人かどうかを判定してもよい。
ステップS103の在席判定処理においてユーザが在席していると判定した場合(ステップS104:YES)、ユーザ端末20は、次にステップS105の処理を実行する。一方、ステップS103の在席判定処理においてユーザが在席していないと判定した場合(ステップS104:NO)、ユーザ端末20は、次にステップS109の処理を実行する。
ステップS105において、ユーザ端末20は、在席フラグをONに設定する。次に、ユーザ端末20は、居眠り判定処理を行う(ステップS106)。例えば、ステップS106において、ユーザ端末20は、ユーザの目を検出し、所定時間以上、目が閉じているか否か、瞬きの回数や頻度、目の動き、又はこれらのパターン等に基づいて、居眠り判定を行う。また、ユーザ端末20は、目、鼻、口、耳、頭等を検出し、これらの検出結果に基づいて、ユーザが居眠りしているか否かを判定してもよい。なお、ユーザ端末20は、機械学習を行うことにより居眠り判定のためのデータを蓄積してもよい。
ステップS106の居眠り判定処理においてユーザが居眠りしていると判定した場合(ステップS107:YES)、ユーザ端末20は、居眠りフラグをONに設定する(ステップS108)。一方、ステップS106の居眠り判定処理においてユーザが居眠りしていないと判定した場合(ステップS107:NO)、ユーザ端末20は、次にステップS110の処理を実行する。
一方、ステップS102又はステップS104でNOと判定した場合、ユーザ端末20は、在席フラグおよび居眠りフラグをOFFに設定する(ステップS109)。
ステップS108を実行した場合、ステップS109を実行した場合、又は、ステップS107でNOと判定した場合、ユーザ端末20は、ユーザの状態情報が変化したか否かを判定する(ステップS110)。ここで状態情報は、在席フラグ又は居眠りフラグである。具体的には、ユーザ端末20は、今回の処理ループにおけるステップS105、ステップS108、又は、ステップS109で在席フラグおよび居眠りフラグが変化される前の、在席フラグおよび居眠りフラグを記憶している。今回の処理ループにおいて、在席フラグおよび居眠りフラグのうちの少なくとも何れか一方が変化した場合、ユーザ端末20は、ステップS110においてユーザの状態情報が変化したと判定する。
状態情報が変化したと判定した場合(ステップS110:YES)、ユーザ端末20は、自機の計時手段(例えば、RTC)から現在の時刻を示す時間情報を取得する(ステップS111)。そして、ユーザ端末20は、状態情報(在席フラグ又は居眠りフラグ)と、時間情報とをサーバ10に送信する(ステップS112)。
ステップS110でNOと判定した場合、又は、ステップS112を実行した場合、ユーザ端末20は、再びステップS100の処理を実行する。以上でユーザ端末20において行われる処理の説明を終了する。
(サーバの処理の詳細)
図12は、サーバ10によって行われる処理の一例を示すフローチャートである。図12に示す処理は、サーバ10のCPUが所定のプログラムを実行することにより、行われる。なお、サーバ10は、図12に示す処理を所定の時間間隔で繰り返し実行する。
図12に示されるように、サーバ10は、ユーザ端末20から状態情報(在席フラグ又は居眠りフラグ)を取得したか否かを判定する(ステップS201)。ユーザ端末20から状態情報を取得した場合(ステップS201:YES)、サーバ10は、取得した状態情報をデータベース13に記憶する(ステップS202)。
具体的には、サーバ10は、状態情報を送信したユーザ端末20を特定し、当該ユーザ端末20に対応するユーザのユーザIDに対応付けて、状態情報と時間情報とをデータベース13に記憶する。例えば、サーバ10は、ユーザ端末20aから状態情報と時間情報とを取得した場合、データベース13におけるユーザAの情報を更新する。例えば、在席フラグがONに設定された状態情報をユーザ端末20aから取得した場合、サーバ10は、ユーザAの在席時刻(図6参照)に、ユーザ端末20aから取得した時間情報を記憶する。また、例えば、在席フラグがOFFに設定された状態情報をユーザ端末20aから取得した場合、サーバ10は、ユーザAの離席時刻(図6参照)に、ユーザ端末20aから取得した時間情報を記憶する。また、居眠りフラグがONに設定された状態情報をユーザ端末20aから取得した場合、サーバ10は、ユーザAの居眠り時間(図6参照)に、ユーザ端末20aから取得した時間情報を記憶する。
ステップS202を実行した場合、又は、ステップS201でNOと判定した場合、サーバ10は、ユーザ端末20から、ユーザの在席状況を確認するための在席確認要求を受信したか否かを判定する(ステップS203)。ユーザ端末20からの在席確認要求には、在席状況を確認する対象のユーザのユーザIDが含まれる。
在席確認要求を受信した場合(ステップS203:YES)、サーバ10は、データベース13にアクセスし、在席確認要求に含まれるユーザの在席情報を取得する(ステップS204)。そして、サーバ10は、データベース13から取得した情報を、在席確認要求を送信したユーザ端末20に送信する(ステップS205)。
例えば、管理者からユーザAの在席情報の確認要求があった場合、サーバ10は、データベース13にアクセスして、ユーザAの在席時刻、離席時刻、居眠り時間、電話時間に関する情報を取得する。そして、サーバ10は、これらデータベース13から取得したユーザAの情報を、在席確認要求を送信したユーザ端末20に送信する。これにより、ユーザ端末20において、図8に示されるような画面が表示される。また、管理者でない一般ユーザからユーザAの在席情報の確認要求があった場合、サーバ10は、データベース13にアクセスして、ユーザAの在席時刻、離席時刻に関する情報を取得する。そして、サーバ10は、これらデータベース13から取得したユーザAの情報を、在席確認要求を送信したユーザ端末20に送信する。これにより、ユーザ端末20において、図9に示されるような画面が表示される。
以上で図12に示す処理の説明を終了する。
なお、図11では、物体検知部30による処理を省略したが、上述した処理に加えて、物体検知部30による処理が実行されてもよい。この場合、物体検知部30による処理は、上記ステップS102〜ステップS108の何れにおいて実行されてもよい。例えば、ステップS105とステップS106との間で、物体検知部30による処理として、他の物体を検出する処理、および、ユーザが他の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを判定する処理が行われてもよい。また、物体検知部30による処理は、上記ステップS108とステップS110との間で行われてもよい。
例えば、物体検知部30が他の物体として電話機を検出する場合、物体検知部30による処理として、電話機を検出する処理、および、ユーザが電話しているか否かを判定する処理が行われる。この場合、ユーザ端末20のメモリには、在席フラグおよび居眠りフラグに加えて、ユーザが電話しているか否かを示す電話使用フラグが記憶される。ユーザが電話していると判定された場合、電話使用フラグはONに設定され、ユーザが電話していないと判定された場合、電話使用フラグはOFFに設定される。そして、電話使用フラグの値が変化した場合、上記ステップS110において、状態情報が変化したと判定される。すなわち、ステップS110においては、ユーザの在席状態が変化した場合、ユーザの居眠り状態が変化した場合、又は、ユーザが電話を開始又は終了した場合に、状態情報が変化したと判定される。このように、ユーザの状態が変化した場合に、サーバ10にユーザの状態を示す情報が送信される。
以上のように、本実施形態では、ユーザ端末20は、カメラ22からリアルタイムで出力される入力画像に基づいて、ユーザの在席判定を行い、ユーザが在席しているか否かを示す在席情報と時間情報とをサーバ10に送信する。サーバ10は、各ユーザ端末20から送信された在席情報をデータベース13に記憶する。これにより、ユーザの在席情報をリアルタイムでサーバ10に送信し記憶することができる。各ユーザは、サーバ10にアクセスして他のユーザが現在、在席しているか否かを確認することができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末20において在席判定を行い、在席判定の結果を示す在席情報をサーバ10に送信する。カメラ22によって撮像された画像は、通常はユーザ端末20およびサーバ10に保存されないため、各ユーザの個人情報を保護しつつ、各ユーザのリアルタイムの在席情報を他のユーザが確認することができる。
また、本実施形態では、各ユーザの在席情報が時間情報とともにサーバ10に蓄積される。このため、ユーザ(例えば、管理者)は、他のユーザの過去の在席情報を参照することができる。ユーザは、他のユーザが勤務時間中に実際にどれくらいの時間、在席しているか、離席しているかを確認することができ、各ユーザがどれくらい休憩しているかなどを推測することができる。なお、管理者でないユーザも、各ユーザの過去の在席情報を参照することができてもよい。
また、本実施形態では、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像に基づいて、ユーザが居眠りをしているか否かを判定し、当該判定結果を示す居眠り情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、ユーザ端末20から送信された居眠り情報をデータベース13に記憶する。これにより、ユーザ(管理者又は管理者でないユーザ)は、他のユーザが現在、居眠りしているか否かを確認することができる。また、サーバ10は、居眠り情報と時間情報とをデータベース13に蓄積するため、ユーザは、過去に他のユーザが居眠りしていたか否か、および、その時間を確認することができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末20は、カメラ22からの入力画像に基づいて、所定の物体を検知し、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを判定し、当該判定結果を示す情報をサーバ10に送信する。サーバ10は、ユーザ端末20から送信された情報をデータベース13に記憶する。これにより、ユーザ(管理者又は管理者でないユーザ)は、他のユーザが現在、所定の作業を行っているか否か(例えば電話しているか否か)を確認することができる。また、サーバ10は、ユーザが所定の作業を行っているか否かを示す情報と時間情報とをデータベース13に蓄積する。このため、ユーザは、他のユーザが所定の作業を行っていた時間を確認することができ、例えば、比較的長時間電話をしているか否かを確認することができる。
また、本実施形態では、ユーザの状態(在席状態、居眠り状態、所定の作業を行っているか否かの状態)が変化した場合に、その状態を示す情報がサーバ10に送信され、ユーザの状態が変化していない場合は、情報はサーバ10に送信されない。このため、常にこれらの情報を送信する場合に比べて、サーバ10およびネットワークの負荷を低減することができる。なお、これらの情報は定期的にサーバ10に送信されてもよい。
このように、本実施形態の在席情報管理システム1では、ユーザは、サーバ10にアクセスすることにより、他のユーザが在席しているか否か、居眠りしているか否か、所定の作業を行っているか否か(例えば電話をしているか否か)等を、当該他のユーザの座席の近くに行かなくても確認することができる。このため、遠隔にいるユーザの在席状況をリアルタイムで把握することができ、例えば、在宅勤務のユーザについても、自宅の座席周辺をカメラ22で撮像することで、在宅勤務のユーザが自宅で実際に業務を行っているか否かを遠隔から確認することができる。
本実施形態の在席情報管理システム1では、ユーザの在席状況やユーザが本来の業務を行っているかどうかなどの勤務実態が可視化されるため、無駄な休憩時間や怠けている時間を削減することができ、業務効率を向上させることができる。
なお、在席情報管理システム1は、上述した在席情報等を管理する機能に加えて、ユーザのスケジュールを管理する機能を有してもよい。図13は、他の実施形態におけるサーバ10の論理構成の一例を示す図である。
図13に示されるように、サーバ10は、在席状況管理部11、在席情報取得部12、データベース13、出力部14に加えて、スケジュール管理部15を含む。
スケジュール管理部15は、各ユーザのスケジュールを管理する機能を提供する。各ユーザは、スケジュール管理部15に自身のスケジュールを登録する。例えば、各ユーザは、会議の時間、外出の時間、その他の業務の時間等を登録する。例えば、スケジュール管理部15はウェブインターフェースを有する。各ユーザはユーザ端末20のブラウザアプリケーションを用いてサーバ10のスケジュール管理部15にアクセスする。そして、各ユーザは自身(又は、他のユーザ)のスケジュールを登録したり、変更したり、確認したりする。各ユーザのスケジュール情報は、他のユーザからも参照可能である。
図13に示されるように、スケジュール管理部15は、在席状況管理部11を有するサーバ10に配置され、スケジュール管理部15と在席状況管理部11とは連携して動作する。なお、スケジュール管理部15は、在席状況管理部11を有するサーバ10とは別のサーバに配置されてもよい。在席状況管理部11がサーバ10に配置され、スケジュール管理部15が別のサーバに配置される場合、サーバ10と当該別のサーバとはネットワーク経由で連携される。
図14は、スケジュール管理部15と在席状況管理部11との連携の一例を示す図である。
図14(a)に示されるように、スケジュール管理部15は、各ユーザのスケジュールを管理する。例えば、スケジュール管理部15によって管理されているユーザCのある日のスケジュール情報によれば、ユーザCは、時刻10:00から12:00まで会議の予定であり、13:30から14:30まで会議の予定であり、15:00から16:30までは外出の予定である。それ以外の時間は特に予定がなく通常の業務を行う予定である。
一方、図14(b)に示されるように、ユーザ端末20の在席判定部28によって判定されたユーザCの在席情報によれば、ユーザは、時刻9:00から10:00まで在席し、10:00から13:00まで離席し、13:00から13:30まで在席し、13:30から14:30まで離席し、14:30から現在時刻である16:00まで在席している。例えば、ユーザCは15:00から16:30までは外出の予定であったが、予定が変更されたため、16:00現在においても在席している。この場合、図14(a)に示されるユーザCのスケジュール情報と、図14(b)に示されるユーザCの在席情報とを統合した統合情報が生成され、他のユーザに提示される。
具体的には、図14(c)に示されるように、ユーザCは、時刻9:00から10:00まで在席しており、時刻10:00から12:00まで会議しており、時刻12:00から13:00まで離席しており、時刻13:00から13:30まで在席しており、時刻13:30から14:30まで会議しており、時刻14:30から現在まで在席している。他のユーザがサーバ10にアクセスした場合、図14(c)に示される統合情報が提示されてもよい。
統合情報は、ユーザのスケジュールを管理するスケジュール管理部15の機能の一部として、各ユーザに提示されてもよい。例えば、あるユーザがスケジュール管理部15にアクセスして他のユーザのスケジュールを確認する場合、当該他のユーザのスケジュール情報と在席情報とを統合した統合情報が、当該あるユーザに提示されてもよい。また、図14(a)に示されるスケジュール情報と、図14(b)に示される在席情報とが、一画面に別々でユーザに提示されてもよい。
また、あるユーザが在席状況管理部11にアクセスして他のユーザの在席情報を確認する場合、当該他のユーザのスケジュール情報と在席情報とを統合した統合情報が、当該あるユーザに提示されてもよい。また、これらの情報が一画面に別々でユーザに提示されてもよい。
このように、スケジュール管理部15と在席状況管理部11とが連携して動作することにより、ユーザの予定と、実際の在席状況とを他のユーザに提示することができる。これにより、ユーザの予定が変更された場合でも、他のユーザは、実際の在席状況を確認することができる。
なお、ユーザが在席しているか否かを確認する機能(在席確認機能)、ユーザが居眠りしているか否かを確認する機能(居眠り検知機能)、および、ユーザが所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを確認する機能(作業検知機能)は、スケジュール管理部15によるスケジュール管理機能と一体として提供されてもよい。また、これら在席確認機能、居眠り検知機能、作業検知機能は、スケジュール管理部15によるスケジュール管理機能のオプションとして提供されてもよい。
また、上記実施形態では、ユーザは、他のユーザの在席情報等をウェブブラウザを用いて参照するものとしたが、専用のアプリケーションソフトを用いて、他のユーザの在席情報等を参照してもよい。
また、上記実施形態では、在席判定部28は、在席情報とともに判定した時点の時刻に関する時間情報をサーバ10に送信し、サーバ10のデータベース13に時間情報が記憶された。他の実施形態では、在席判定部28による判定結果に基づいて、ユーザが在席している時間又は離席している時間に関する時間情報(例えば、1日のうちの何時間在席しているかの情報、何時間離席しているかの情報)が、データベース13に記憶されてもよい。すなわち、データベース13には、ユーザが在席した時刻、離席した時刻ではなく、ユーザが在席している時間、離席している時間が記憶されてもよい。
また、在席情報管理システム1のサーバ10は、1つのサーバ装置によって構成されてもよいし、複数のサーバ装置によって構成されてもよい。
また、上記在席情報管理システム1の各部の配置は一例であり、これら各部は、ユーザ端末20およびサーバ10の何れに配置されてもよいし、ユーザ端末20およびサーバ10とは異なる装置に配置されてもよい。例えば、顔検出部27、在席判定部28、居眠り検知部29、物体検知部30のうちの少なくとも何れか1つは、ユーザ端末20とは異なる装置(例えば、画像認識用の専用装置又はサーバ10)に配置されてもよい。例えば、カメラ22からの入力画像をユーザ端末20とは異なる装置が取得し、当該装置において顔検出、在席判定等が行われてもよい。また、複数のユーザ端末20のうちの何れかが、上記サーバ10として機能してもよい。また、カメラ22からの入力画像をサーバ10が取得し、サーバ10が上記在席判定、居眠り判定、ユーザが所定の作業を行っているか否かの判定を行い、これらの判定の結果に応じた情報をデータベース13に記憶してもよい。
また、上記実施形態では、データベース13はサーバ10内に配置されるものとしたが、データベース13はサーバ10とは異なる装置に配置されて、サーバ10がネットワークを介してデータベース13にアクセス可能に構成されてもよい。例えば、データベース13は、インターネット上に配置されてもよい。また、データベース13は、複数の装置によって構成されてもよい。また、データベース13に記憶される各情報は、それぞれ異なるデータベース上に分散されて記憶されてもよい。すなわち、サーバ10からアクセス可能であれば、データベース13は、物理的にどのような場所に配置されてもよい。この場合、ユーザがサーバ10にアクセスして他のユーザの在席情報を確認する場合、サーバ10は、ネットワーク上のデータベース13にアクセスして当該他のユーザの在席情報を取得し、取得した在席情報を当該他のユーザに送信する。ユーザから見れば、サーバ10とデータベース13とは一体として見え、上記在席情報や居眠り情報、ユーザが所定の作業を行っているか否かの情報は、実質的にサーバ10に保存されていることと同じである。
また、上述した処理の一部又は全部は、専用回路によって行われてもよいし、汎用プロセッサによって行われてもよい。
1 在席情報管理システム
10 サーバ
11 在席状況管理部
12 在席情報取得部
13 データベース
14 出力部
15 スケジュール管理部
20 ユーザ端末
21 情報処理部
22 カメラ
27 顔検出部
28 在席判定部
29 居眠り検知部
30 物体検知部30

Claims (9)

  1. ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定手段と、
    前記在席判定手段の判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワーク上のサーバに記憶させる記憶制御手段と、
    ネットワークを介して前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報を取得し、当該取得した前記ユーザの在席情報を他のユーザに提示する提示手段と、
    前記ユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール管理手段と、を備え、
    前記スケジュール管理手段は、前記ユーザの入力に基づいて前記ユーザのスケジュールを予め登録し、
    前記提示手段は、前記スケジュール管理手段によって予め登録されたスケジュール情報と、前記在席判定手段によって判定された在席情報とを前記他のユーザに提示し、
    前記記憶制御手段は、前記在席判定手段の判定結果に応じた時間情報を、前記サーバにさらに記憶させ、
    前記提示手段は、前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報と前記時間情報とに基づいて、前記ユーザの過去の在席情報を前記他のユーザに提示する、情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムは、前記ユーザの座席周辺に設けられたユーザ端末を含み、
    前記画像取得手段、前記顔検出手段、および前記在席判定手段は、前記ユーザ端末に配置され、
    前記ユーザ端末は、前記在席判定手段の判定結果に応じた在席情報を、ネットワークを介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記ユーザ端末から送信された在席情報を記憶手段に記憶させ、
    前記他のユーザの端末から前記記憶手段に記憶された在席情報の確認要求を受信する確認要求受信手段と、
    前記確認要求を受信した場合に、前記記憶手段に記憶された在席情報を、前記他のユーザの端末にネットワークを介して送信する送信手段と、を含み、
    前記他のユーザの端末は、前記送信手段によって送信された前記在席情報を前記他のユーザに提示する、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ユーザ端末は、前記在席判定手段の判定結果に基づいて前記ユーザの在席状態が変化したか否かを判定し、前記ユーザの在席状態が変化したと判定した場合に、前記在席情報を前記サーバに送信する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザが居眠りしているか否かを判定する居眠り判定手段をさらに備え、
    前記提示手段は、前記居眠り判定手段の判定結果を示す居眠り情報を、前記他のユーザに提示する、請求項1からの何れかに記載の情報処理システム。
  5. 前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、所定の物体を検知し、前記ユーザが前記所定の物体を用いて所定の作業を行っているか否かを判定する作業判定手段をさらに備え、
    前記提示手段は、前記作業判定手段の判定結果を示す作業情報を、前記他のユーザに提示する、請求項1からの何れかに記載の情報処理システム。
  6. 情報処理システムにおいて実行される情報処理方法であって、
    ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像取得ステップで取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出ステップと、
    前記顔検出ステップにおけるユーザの顔の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定ステップと、
    前記在席判定ステップの判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワーク上のサーバに記憶させる記憶制御ステップと、
    ネットワークを介して前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報を取得し、当該取得した前記ユーザの在席情報を他のユーザに提示する提示ステップと、
    前記ユーザのスケジュール情報を管理するスケジュール管理ステップと、を備え、
    前記スケジュール管理ステップでは、前記ユーザの入力に基づいて前記ユーザのスケジュールを予め登録し、
    前記提示ステップでは、前記スケジュール管理ステップで予め登録されたスケジュール情報と、前記在席判定ステップで判定された在席情報とを前記他のユーザに提示し、
    前記記憶制御ステップでは、前記在席判定ステップの判定結果に応じた時間情報を、前記サーバにさらに記憶させ、
    前記提示ステップでは、前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報と前記時間情報とに基づいて、前記ユーザの過去の在席情報を前記他のユーザに提示する、情報処理方法。
  7. ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定手段と、
    前記在席判定手段の判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワーク上のサーバに記憶させる記憶制御手段と、
    ネットワークを介して前記サーバに記憶された前記ユーザの在席情報を取得し、当該取得した前記ユーザの在席情報を他のユーザに提示する提示手段と、
    前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザが所定の行動を行っているか否かを判定する行動判定手段と、
    前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定された場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存する一方、前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定されなかった場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存しない保存制御手段と、を備える、情報処理システム。
  8. 情報処理装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータを、
    ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定手段と、
    前記在席判定手段の判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワークを介してサーバに送信する送信手段と、
    前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザが所定の行動を行っているか否かを判定する行動判定手段と、
    前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定された場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存する一方、前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定されなかった場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存しない保存制御手段として、機能させる、情報処理プログラム。
  9. ユーザの座席周辺に設けられたカメラからの画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザの顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の検出結果に基づいて、前記ユーザが在席しているか否かを判定する在席判定手段と、
    前記在席判定手段の判定結果に応じた前記ユーザの在席情報を、ネットワークを介してサーバに送信する送信手段と、
    前記在席判定手段によって前記ユーザが在席していると判定された場合、前記画像取得手段によって取得された画像に基づいて、前記ユーザが所定の行動を行っているか否かを判定する行動判定手段と、
    前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定された場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存する一方、前記行動判定手段によって前記ユーザが所定の行動を行っていると判定されなかった場合に前記画像取得手段によって取得された画像を保存しない保存制御手段と、を備える、情報処理装置。
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