JP6413048B2 - クラウド型音楽との同期表示システム - Google Patents

Description

この発明は、音楽と文章の同期表示システムに関する。

従来の技術としては、音楽パートの順番、歌詞のテキスト情報、表示時間などをもとにして音楽と歌詞を同期して表示するものがある。また、音楽の演奏時間を計測して同期表示データを作成する音楽との同期表示システムがある。

音楽と同期して表示するための時間データを作成する際に、インターバルに対応して時間データを作成するためにインターバルの開始、終了の時間データの入手が必要である。

インターバル対応の時間データ作成において、インターバル内に入力目標を設定して、歌詞表示のプログラムで当該ポイントを表示して歌詞の切り替えタイミングの入力感覚を養成できるようにする。

以上の課題を解決するために、音楽毎の音楽（演奏）ファイル及びインターバル対応歌詞ファイル、インターバル対応時間ファイルを複数、クラウドミュージックボックスといった特定のデータベースに登録して、ダウンロードにより配信する。

音楽ファイル以外のファイルはすべてテキストファイル形式にして、音楽ファイル名で検索できるようにする。インターバル対応歌詞ファイルは、パート毎に入力した歌詞を保存する際に、パート毎の文章を照合して当該パート及びその次のパートが前奏や間奏、endingといった歌唱を含まないパート以外の場合にインターバルのパートであることを示す「インターバル」といった特定ワードを追加して作成する。

インターバル対応時間ファイルは、インターバルの開始時とすべてのパートの終了時の時間情報を含むものとする。

各インターバルの終了時を歌詞切り替えに係る入力目標として設定して、インターバルの開始時から入力時までの時間をインターバルの時間で除した数値を入力に係るポイントとして、次のパートで表示する。

携帯型の電子機器でも時間データ作成用のファイルを手軽に入手してクリック入力を楽しむことができる。

歌詞切り替えに係る利用者の入力タイミングの精度を高め、インターバルの間の切り替え時期を平準化することができる。

図１は、クラウド型音楽との同期表示システムの内容の説明図である。
図の上部のクラウドミュージックボックスは、音楽演奏ファイルなどを含む商業用データベースで、利用者は必要なファイルを選択して配信を受ける。マイミュージックボックスは、ダウンロードして登録又は自らが登録した個人のデータベースである。

画面の下部は、時間データを作成する場合の読込ファイル及び作成ファイルの状況で、時間データの作成後にパート別時間ファイルとして保存する。

図２は、インターバル対応時間データ作成システムの内容の説明図である。
システムを起動すると、個人用のデータベース（マイミュージックボックス）に登録されたファイルを検索して音楽リストを表示する。

音楽リストから音楽を選曲すると、当該音楽の音楽演奏ファイル及びインターバル対応歌詞ファイル、インターバル対応時間ファイルを読み込みして、時間データの作成をスタートする。スタート後時間経過の計測を開始し、音楽再生に合わせてパート文章（歌詞又は前奏という語句）を順次表示する。当該パート文章を参照して各パート毎に時間の区切り入力を行う。

インターバルのパートでは、時間の区切り入力時の時間情報をもとに、インターバルの開始時から当該入力時までの時間をインターバルの時間で除して入力ポイントとして、次パートで表示する。全てのパートの区切り入力終了後にパート別時間ファイルを作成する。また、最終画面で全体の入力ポイントの平均を表示する。

画面の下部は、音楽との同期表示を行うパート別時間ファイルと入力ポイントの状況を示すものである。パート別時間ファイルは、パート番号、各パートの入力時から算出したパート表示時間により構成する。

図３は、同期表示時間データ作成の機能を有する電子機器の画面を示すものである。パート歌詞表示部、時間計測部、パート分割部、ポイント表示部、終了部で構成する。

パート歌詞表示部は、音楽パート分割の参考とするために、パート歌詞等を表示する。音楽に合わせて順次表示される歌詞を参照して、パート分割部のクリック部を外部入力（クリック）することにより音楽パートを分割する。

時間計測部は、パート番号部、パート表示時間部及び総表示時間部で構成し、パート分割部のクリックによりパート毎にパートの表示時間を計測する。

ポイント表示部は、インターバルのパートにおいてインターバルの開始時から時間の区切り入力時までの時間をインターバルの時間で除した入力ポイントを次パートで表示するとともに、最終画面で全体の入力ポイントの平均を表示する。

終了部は、終了情報を入力してエンディングのパートとして設定し、パート別時間ファイルを作成して時間データ作成を終了する。

音楽産業、音楽教材、携帯電話、ソーシャルゲームなどで産業上の利用可能性がある。

この発明における、クラウド型音楽との同期表示システムの説明図である。 この発明における、インターバル対応時間データ作成システムの説明図である。 この発明における、同期表示時間データ作成の機能を有する電子機器の画面を示すものである。

Claims (2)

1. 複数の音楽毎の音楽演奏ファイル（以下「音楽ファイル」という。）又は音楽関連ファイルが登録された特定データベースからダウンロードにより利用者の個人用のデータベースに配信するシステムであって、個人用のデータベースにダウンロードした音楽ファイルと音楽関連ファイルを用いて音楽再生と合わせて画面に表示されたパート歌詞と利用者の入力とに基づいて、音楽再生とパート歌詞の同期表示に用いる時間データを作成するものであり、前記音楽関連ファイルはインターバル対応歌詞ファイル、インターバル対応時間ファイルを含み、前記インターバル対応歌詞ファイルはテキストファイル形式の各パートの歌詞と前奏、間奏及びインターバルのパートであることを示す語句を含むものであり、前記インターバル対応時間ファイルはインターバルの開始時とすべてのパートの終了時の時間情報を含むものであり、前記インターバルは、歌唱部をともに含む音楽パートと音楽パートの間にパートの区切りを入力する目安として、一つのパートの歌唱終了時から次の歌唱開始時までの間を歌唱に係るインターバルであることを特徴とするシステム
2. 音楽と同期表示するための時間データ作成に係る区切りの入力を行う場合に、請求項１のインターバル（以下「インターバル」という。）の終了時を歌詞切り替えに係る入力目標として設定して、インターバルの開始からパート毎の時間の区切りの入力時までの時間を当該インターバルの時間で除した数値を入力に係るポイントとして算出して表示するとともに、歌詞表示プログラムでインターバル開始時及び終了時と合わせてパート毎のポイントや平均ポイントを表示するシステム

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