JP6410683B2 - 使い捨てカイロ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
詳しくは、発熱温度が調整可能な使い捨てカイロ及びその製造方法に関する。
前記非通気性シートにおいて前記通気面に接する面には、接着剤が塗布され、前記袋の前記通気面に貼り付けている。その使用時は、裏面の保護紙を剥離して、前記使い捨てカイロの裏面の粘着面を人体の暖めたい部位の下着の上に貼り付け、次に前記通気面に貼り付けられた前記非通気性シートを、前記切取線によって、任意の区画を剥離する。これにより、発熱温度及び発熱持続時間を自分の好みに応じて調整できる。
さらに、特許文献1に記載された使い捨てカイロは、前記非通気性シートにおいて帯状に形成された各区画の長手方向一端縁に摘み片を、製造段階でそれぞれが前記袋から外側へ突出するように一体形成し、各摘み片の裏面には前記接着剤が塗布されず、指で容易に摘むようにしている。
特に、使い捨てカイロの粘着面を使用者の背中側に貼り付けた場合には、非通気性シートの剥離開始位置が全く見えなくなるため、視覚以外の勘で非通気性シートの剥離開始位置を推測して剥離することは極めて困難であり、事実上、使用者が発熱温度を簡単に調整することはできなかった。
そこで、非通気性シートの各区画に摘み片を設けているが、非通気性シートにおいて帯状に形成された各区画の全体面積に比べ、帯状の各区画の長手方向一端縁に一体形成された各摘み片の面積は遥かに小さいため、視覚以外の勘で各摘み片の位置を推測して剥離することは困難であり、使用者が発熱温度を簡単に調整できるものではなかった。
また、使い捨てカイロの製造方法として、大量生産を可能にするために、複数の発熱体がそれぞれ封入された一連の袋を作成する工程と、一連の袋を切断分離するための工程と、複数の非通気性シートが連続して形成された一連のシートを袋の通気面に貼り合わせるための工程と、一連のシートから非通気性シートを裁断する工程と、を含むことが考えられる。
しかし、非通気性シートの摘み片が袋から外側へ突出するように一体形成される構造の場合には、複数の発熱体が封入された一連の袋を切断分離する工程と、一連のシートから非通気性シートを裁断する工程と、を別々に行う必要がある。そのために製造段階で生産性に劣り、大量生産に不向きである。
すなわち、簡単な構造でありながら使用者が通気量を容易にコントロールして発熱温度が調整可能な使い捨てカイロを提供すること、などが本発明の目的である。
[請求項1] 酸化反応によって発熱する発熱体と、前記発熱体が収容されてその一方側に通気面を有し、他方側に貼り付け面を有する袋体と、前記通気面に貼り合わされる非通気部材と、を備え、
前記非通気部材は、前記通気面の一部に対して界面剥離自在に密着するように設けられる接着部と、前記接着部と隣接し且つ前記非通気部材の長尺側となる一端縁又は両端縁に沿って設けられる非接着部を有し、
前記非接着部は、前記通気面との間に前記非通気部材の前記一端縁又は前記両端縁へ向け徐々に拡開する隙間を挟んで対向して重なり合うように配置され、前記通気面から離隔する方向へ変形可能に形成されることを特徴とする使い捨てカイロ。
したがって、簡単な構造でありながら使用者が通気量を容易にコントロールして発熱温度が調整可能な使い捨てカイロを提供することができる。
その結果、摘み片を設けずに非通気性シートの面全体が接着剤で袋の通気面に貼り合わされる従来のものに比べ、通気面に密着した非通気部材の接着部を非接着部で簡単に剥がしてカイロの温度を上げて使うことができる。すなわち、使用中にカイロの温かさが足らないと感じた時に非通気部材を剥がすだけで最高発熱温度を更に上昇でき、使い勝手の向上が図れる。
特に、非通気性シートにおいて帯状の各区画の全体面積に対して摘み片の面積が遥かに小さい従来のものに比べ、非通気部材において非接着部が広範囲に配置されるため、使い捨てカイロの粘着面を使用者の背中側に貼り付けた状態で非通気部材の剥離を行うような、使用者から非通気部材が全く見えずに視覚以外の勘なとで非通気部材を手探りするしかない場合であっても、指先の感触のみで非接着部の位置を比較的に素早く探し当てて確実に剥離することができる。これにより、使用勝手が更に向上して利便性に優れる。
したがって、袋体の製造過程と非通気部材の貼り付け過程を同時進行させることができる。
その結果、生産性の向上が図れ、大量生産が可能になってコストの低減化も図れる。
本発明の実施形態に係る使い捨てカイロAは、鉄粉などからなる発熱材1が袋体2に収納され、袋体2の通気面2aを通る酸化反応により発熱材1が発熱するものである。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係る使い捨てカイロAは、図1,図3及び図4に示すように、酸化反応によって発熱する発熱体1と、発熱体1が収容されてその少なくとも一方側に通気面2aを有する袋体2と、通気面2aの一部に貼り合わされる非通気部材3と、を主要な構成要素として備えている。
袋体2の具体例として、図1(b),図3(b)及び図4(b)に示される場合には、矩形状などに形成された通気性包材21と非通気性包材22を用いている。両者間に発熱体1が挟まれた状態で、発熱体1の周囲となる四辺部分をヒートシールして閉鎖された封着部2cを設けることにより、その一方側(表面)に通気面2aが形成され、他方側(裏面)には非通気面2bを形成している。非通気面2bには、粘着剤を塗布した粘着面4が形成され、粘着面4に対し着脱自在な剥離シート5を剥がすことで、肌着などに貼り付けて使用する「貼るタイプ」を構成している。
図示例の場合には、袋体2の外側を外袋(図示しない)で更に包装することが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、通気性包材21同士を重ね合わせてその外周がヒートシールされた「貼らないタイプ」に変更したり、非通気性包材22が外側で通気性包材21が内側になるように折り曲げて二つ折りにし、その三辺をヒートシールすることで外袋が不要な外装レスタイプに変更したり、袋体2の外形状を矩形以外の形状に変更することも可能である。
さらに、非通気部材3の長さは、袋体2の一辺側の長さ寸法Lと同じとなるように形成され、接着部3aを袋体2の一辺側の全長に亘って貼り合わせることが好ましい。
非接着部3bは、袋体2の通気面2aとの間に隙間を挟んで対向して重なり合うように配置され、非通気部材3において長尺側となる一端縁又は両端縁に沿って通気面2aから離隔する方向へ変形可能に形成されている。
さらに、非接着部3bは、使用者が指で容易に摘めるように1mm以上の幅を有することが好ましい。非接着部3bを摘んで引っ張ることにより、通気面2aから離隔する方向へ変形して、袋体2の通気面2aから接着部3aが無理なくスムーズに界面剥離するように構成されている。
また、その他の例として図示しないが、帯状フィルムに代えてシートを用いたり、粘着剤に代えて接着剤により接着部3aを袋体2の通気面2aの一部に対して界面剥離自在に密着させたり変更することも可能である。
前記封入工程,前記接着工程及び前記裁断工程は、これらの工程を実行するための装置が順番に連続するように設けられ、それぞれを繰り返し作動させることにより、多数の使い捨てカイロAが連続して製造されるように構成することが好ましい。
特に、前記封入工程,前記接着工程及び前記裁断工程の作業方向、すなわち製造ラインBの流れ方向に袋体2となる包材や非通気部材3を供給して、作業方向と交差する方向へ切断分離させることが好ましい。
なお、作業方向及び製造ラインBの流れ方向を以下「X方向」という。X方向と交差した切断分離する方向を以下「Y方向」という。袋体2や非通気部材3などの厚み方向を以下「Z方向」という。
前記封入工程の具体例として、図2に示される場合には、袋体2の幅寸法Wの整数倍に相当する幅で帯状に連続する通気性包材21及び非通気性包材22を用いている。前記封入工程を実行する装置として、通気性包材21や非通気性包材22などの繰り出し機、発熱体1のディスペンサ、通気性包材21や非通気性包材22などを熱圧着するシーラなどが配備されている。製造ラインBの流れ方向において上流端(図示しない)から、下側の非通気性包材22を製造ラインBに沿ってX方向へ繰り出し、その上に所定量の発熱体1がXY方向へ分散して充填される。その上方に沿って上側の通気性包材21を繰り出すことにより、発熱体1がそれぞれZ方向へ挟み込まれ、その後に発熱体1の周囲部分をそれぞれヒートシールしている。
なお、図示例では、帯状に連続する通気性包材21及び非通気性包材22の幅幅寸法を、袋体2の幅寸法Wの約3倍に設定している。
また、その他の例として図示しないが、通気性包材21及び非通気性包材22の幅幅寸法を、袋体2の幅寸法Wと略同じ1倍又は袋体2の幅寸法Wの約2倍若しくは約4倍以上に変更することも可能である。
前記接着工程の具体例として、図2に示される場合には、非通気部材3が連続して形成された帯状材31を用いている。前記接着工程を実行する装置として、帯状材31の繰り出し機、帯状材31を非通気部材3の接着部3aに圧接させる圧着ローラなどが配備されている。製造ラインBの流れ方向において上流端(図示しない)から、通気性包材21において袋体2の通気面2aとなる箇所に帯状材31が貼着されたものを、前記封入工程に向けてX方向へ繰り出している。
また、その他の例として図示しないが、前記封入工程において発熱体1の周囲部分をヒートシールするのと同時に、帯状材31が貼着されるように変更することも可能である。
前記裁断工程の具体例として、図2に示される場合には、前記裁断工程を実行する装置として、袋体2の幅寸法W及び長さ寸法Lに相当する略矩形の抜型などを有する打抜き加工機やプレス加工機が配備される。発熱体1の周囲部分がヒートシールされた帯状の通気性包材21及び非通気性包材22と、非通気部材3となる帯材において、袋体2の長さ寸法Lに相当する箇所をY方向へ切断する。これと同時に、袋体2の幅寸法Wに相当する箇所がX方向へ切断されて、各袋体2をX方向及びY方向へそれぞれ分離している。
また、その他の例として図示しないが、前記打抜き加工機や前記プレス加工機に代えてカッタなどを用いることも可能である。
これにより、非通気部材3において接着部3aと感触が異なる非接着部3bを広範囲に配置できる。
そのため、使用者が非接着部3bを手探りしても容易に探し当てることが可能になる。
使用者は、探し当てた非接着部3bを摘んで通気面2aから離隔する方向へ引っ張ることにより、通気面2aから接着部3aが界面剥離して、通気面2aの通気面積が増大し、発熱体1の酸化反応が促進されて、発熱温度が上昇する。
したがって、簡単な構造でありながら使用者が通気量を容易にコントロールして発熱温度を調整することができる。
その結果、通気面2aに密着した非通気部材3の接着部3aを非接着部3bで簡単に剥がしてカイロの温度を上げて使うことができる。すなわち、使用中にカイロの温かさが足らないと感じた際、非接着部3bにより非通気部材3の接着部3aを剥がすだけで最高発熱温度を更に上昇でき、使い勝手の向上が図れる。
特に、使い捨てカイロAの粘着面5を使用者の背中側に貼り付けた状態で非通気部材3の剥離を行うような、使用者から非通気部材3が全く見えずに視覚以外の勘なとで非通気部材3を手探りするしかない場合であっても、非通気部材3において非接着部3bが広範囲に配置されるため、指先の感触のみで非接着部3bの位置を比較的に素早く探し当てて確実に剥離することができる。これにより、使用勝手が更に向上して利便性に優れる。
この場合には、発熱体1が収納された複数の袋体2の切断分離と、複数の袋体2の通気面2aの一部にそれぞれ貼り合わされた非通気部材3の切断分離と、を同時に行うことが可能になる。
したがって、袋体2の製造過程に非通気部材3の貼り付けを組み込んで両者の切断分離を一緒に行うことができる。
その結果、袋体2の製造過程に非通気部材3の貼り付けを組み込んでも、袋体2のみの製造に比べて製品一つ当たりに必要な加工時間が長くならず生産性に優れ、大量生産によりコストの低減化が図れる。
したがって、袋体2の製造過程と非通気部材3の貼り付け過程を同時進行させることができる。
その結果、生産性の向上が図れ、大量生産が可能になってコストの低減化も図れる。
本発明の実施例1に係る使い捨てカイロAは、図1(a)(b)に示すように、外形状が略矩形の袋体2が、通気性包材21からなる通気面2aと非通気性包材22からなる非通気面2bを有し、非通気部材3が長尺側となる両端縁の全長に亘って一対の非接着部3bをそれぞれ有するものである。
図1(a)(b)に示される例では、縦長状の略矩形に形成された袋体2の通気面2aの略中央に、非通気部材3を一本のみ貼着している。
また、その他の例として図示しないが、横長状の略矩形に形成された袋体2の通気面2aの略中央に、非通気部材3を一本のみ貼着したり、縦長状又は横長状に形成された袋体2の通気面2aの中央以外の箇所に、非通気部材3を一本のみ貼着したり変更することも可能である。
さらに、図1(a)(b)に示される例では、袋体2の通気面2aと、非通気部材3の接着部3aと、非通気部材3の非接着部3bと、をすべて同じ色調に構成している。
また、その他の例として図示しないが、袋体2の通気面2aと非通気部材3の色調を非通気部材3が目立つように色調や模様などを別々に変えたり、非通気部材3において接着部3aと非接着部3bの色調を非接着部3bが目立つように色調や模様などを別々に変えたり変更することも可能である。
本発明の実施例1に係る使い捨てカイロAの製造方法は、図2に示すように、非通気部材3としてその長尺側となる両端縁の全長に亘って一対の非接着部3bが形成された袋体2を連続して生産している。
所定面積の通気面2aから異なる面積の接着部3aを剥離してそれぞれ発熱させる実験を行った。
詳しく説明すると、通気面2aの全体面積は、封着部2cを除いた通気面2aの長さ寸法L1と、封着部2cを除いた通気面2aの幅寸法W1との乗算で求めた。
接着部3aの面積は、封着部2cを除いた接着部3aの長さ寸法L1と、接着部3aの幅寸法W2との乗算で求めた。
異なる面積の接着部3aとしては、次の試料1〜6を用意した。
・試料1:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が約51%
・試料2:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が約38%
・試料3:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が約25%
・試料4:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が約19%
・試料5:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が約13%
・試料6:通気面2aに対する接着部3aの被覆面積が0%
試験方法は、JIS S4100Kに準拠して、最高温度、平均温度、持続時間を測定した。
通気面2aの全体面積に対し接着部3aの幅寸法W2が短くなって接着部3aの被覆面積を減少させることに伴い、持続時間が短くなるものの、最高温度が正比例で上昇することを確認できた。
試料1〜6の試験結果から次のような、許容範囲内で使用者に最も温度変化を体感できる数値を、試料5から見つけることができた。
・接着部3aを接着時における発熱
:最高温度が63℃,平均温度が53℃,40℃以上の持続時間が12時間
・接着部3aの剥離時における発熱
:最高温度が70℃,平均温度が56℃,40℃以上の持続時間が8時間
なお、前記数値は、外袋から取り出し後すぐに接着部3aを剥がして測定した。
このような数値の使い捨てカイロAを使用すれば、非通気面2bの粘着面4から剥離シート5を剥がして、肌着などに貼り付けて使用する「貼るタイプ」であっても、使用中にカイロの温かさが足らないと感じた時に、非接着部3bにより接着部3aを剥がすだけで、最高で更に7℃上昇し、使用者が明らかな温度変化を体感できることが実証できた。
図3(a)(b)に示される例では、非通気部材3が長尺側となる一端縁の全長に亘って非接着部3bを有するものであり、縦長状の略矩形に形成された袋体2の通気面2aの略中央に、非通気部材3を一本のみ貼着している。
また、その他の例として図示しないが、横長状の略矩形に形成された袋体2の通気面2aの略中央に、非通気部材3を一本のみ貼着したり、縦長状又は横長状に形成された袋体2の通気面2aの中央以外の箇所に、非通気部材3を一本のみ貼着したり変更することも可能である。
また、その他の例として図示しないが、横長状の略矩形に形成された袋体2の通気面2aの中央側に、二本の非通気部材3を両者間に所定間隔が開くように貼着したり、縦長状又は横長状に形成された袋体2の通気面2aの中央以外の箇所に、二本の非通気部材3を両者間に所定間隔が開くように貼着したり、非通気部材3の本数を三本以上に変更することも可能である。
このような図3(a)(b)や図4(a)(b)に示される変形例であっても、実施例1に係る使い捨てカイロAと同様な温度特性が得られる。
さらに、袋体2が通気面2aと非通気面2bを有する「貼るタイプ」について説明したが、これに限定されず、通気性包材21同士を重ね合わせてその外周がヒートシールされた「貼らないタイプ」に変更してもよい。
このような場合も前示実施例と同様な作用効果が得られる。
2 袋体 2a 通気面
3 非通気部材 3a 接着部
3b 非接着部 L 袋体の長さ寸法
Claims (3)
- 酸化反応によって発熱する発熱体と、前記発熱体が収容されてその一方側に通気面を有し、他方側に貼り付け面を有する袋体と、前記通気面に貼り合わされる非通気部材と、を備え、
前記非通気部材は、前記通気面の一部に対して界面剥離自在に密着するように設けられる接着部と、前記接着部と隣接し且つ前記非通気部材の長尺側となる一端縁又は両端縁に沿って設けられる非接着部を有し、
前記非接着部は、前記通気面との間に前記非通気部材の前記一端縁又は前記両端縁へ向け徐々に拡開する隙間を挟んで対向して重なり合うように配置され、前記通気面から離隔する方向へ変形可能に形成されることを特徴とする使い捨てカイロ。 - 前記非通気部材の長さが前記袋体の長さ寸法と同じとなるように形成され、前記接着部を前記袋体の全長に亘って貼り合わせてなることを特徴とする請求項1又は2記載の使い捨てカイロ。
- 請求項1記載の使い捨てカイロの製造方法であって、
発熱体を袋体の内部に収納する封入工程と、
前記袋体の通気面に沿って非通気部材を供給し且つ前記非通気部材の一部に形成された接着部を前記通気面の一部に対して界面剥離自在に密着させる接着工程と、
前記袋体と共に前記非通気部材を切断分離する裁断工程と、を含むことを特徴とする使い捨てカイロの製造方法。
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