JP6410682B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents
貨幣処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6410682B2 JP6410682B2 JP2015140282A JP2015140282A JP6410682B2 JP 6410682 B2 JP6410682 B2 JP 6410682B2 JP 2015140282 A JP2015140282 A JP 2015140282A JP 2015140282 A JP2015140282 A JP 2015140282A JP 6410682 B2 JP6410682 B2 JP 6410682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- cassette
- main body
- closed state
- money handling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図3に太線で示す入金処理ルートで紙幣を搬送する。入金口11に外部から紙幣が投入されて、操作表示部14に入金処理開始の操作が入力されると、入金口11が紙幣を一枚ずつ分離して繰り出し、これら紙幣を搬送路15Aが搬送する。この搬送中に、識別部18が紙幣を識別することになり、識別部18が受け入れ可能と識別した紙幣を搬送路15Aが一時貯留部17に搬送し、一時貯留部17が一時貯留させる(図3の太実線参照)。他方、識別部18が受け入れ不可と識別した紙幣は、搬送路15A,15C,15Bがリジェクト口12に放出する(図3の太実線から太破線参照)。入金口11に投入された紙幣をすべて一時貯留部17およびリジェクト口12のいずれかに搬送した状態になると、識別部18の識別結果から一時貯留部17に一時貯留させている紙幣の金種別の枚数および総額等の金額情報を操作表示部14が表示する。
図4に太線で示す収納処理ルートで紙幣を搬送する。入金処理後の金額情報の操作表示部14の表示後、操作者が操作表示部14に承認操作を入力すると、一時貯留させていた紙幣を一時貯留部17が繰り出し搬送路15Aが搬送する。この搬送中に、識別部18が紙幣を識別することになり、その結果に基づいて、搬送路15A,15Fおよび搬送路15G〜15Iの適宜のものが収納カセット23〜26の対応する金種のものに紙幣を振り分ける。振り分けられた紙幣を収納カセット23〜26が収納する。ここで、一時貯留部17は巻付収納タイプであるため、繰り出し時に重送等の搬送不良を生じることがなく、一時貯留部17が繰り出した紙幣に識別部18で収納不可と判断されるものはない。この収納処理では、後方ユニット部本体65に取り付けられた収納カセット23〜26が装置内部で搬送される紙幣の収納を行う。
図5に太線で示す返却処理ルートで紙幣を搬送する。入金処理後の金額情報の操作表示部14の表示後、操作者が操作表示部14に返却操作を入力すると、一時貯留させていた紙幣を一時貯留部17が繰り出し搬送路15A,15B,15Dが出金口13に放出する。
図6に太線で示す整理計数処理ルートで紙幣を搬送する。入金口11に外部から紙幣が投入されて、操作表示部14に金種の指定が入力され、その後、整理計数処理開始の操作が入力されると、入金口11が紙幣を一枚ずつ分離して繰り出し、これら紙幣を搬送路15Aが搬送する。この搬送中に、識別部18が紙幣を識別することになり、識別部18が指定金種と識別した紙幣を搬送路15A,15C,15B,15Dが出金口13に放出する(図6の太実線参照)。他方、識別部18が指定金種以外と識別した紙幣を搬送路15A,15C,15Bがリジェクト口12に放出する(図6の太実線から太破線参照)。入金口11に投入された紙幣をすべて出金口13およびリジェクト口12のいずれかに搬送した状態になると、識別部18の識別結果から出金口13に放出した指定金種の紙幣の枚数および総額等の金額情報を操作表示部14が表示する。
図7に太線で示す出金処理ルートで紙幣を搬送する。操作表示部14に、出金させる紙幣の金額情報とともに出金処理の選択操作が入力されると、収納カセット23〜26の適宜のものが収納していた紙幣を繰り出し、搬送路15G〜15Iの適宜のものおよび搬送路15F,15Aがこれら紙幣を識別部18に向けて搬送する。そして、識別部18で出金可能と識別した紙幣を搬送路5A,15C,15B,15Dが出金口13に放出する(図7の太実線参照)。他方、識別部18で出金不可と識別した紙幣を、搬送路15Aが一時貯留部17に搬送し、一時貯留部17が収納する(図7の太実線から太破線参照)。ここで、一時貯留部17は巻付収納タイプとなっているため、巻き付けの奥側をこのような紙幣の収納領域として使用し、この収納領域よりも巻き付けの手前側を入金処理で紙幣を一時貯留させる一時貯留領域として使用する。収納処理では、後方ユニット部本体65に取り付けられた収納カセット23〜26が装置内部で紙幣の繰り出しを行う。
まず、図8に太線で示す精査処理の往路ルートで紙幣を搬送する。操作表示部14に精査処理の選択操作が入力されると、例えば、収納カセット23が紙幣を繰り出し、繰り出された紙幣を搬送路15G,15F,15Aが識別部18に向けて搬送する。そして、識別部18で収納カセット23への収納が適正と識別した紙幣を、搬送路5A,15C,15B,15Eが前方カセット21に搬送し、前方カセット21が収納する(図8の太実線参照)。識別部18で収納カセット23への収納が適正でないと識別した紙幣を、搬送路15Aが一時貯留部17に搬送し、一時貯留部17が収納する(図8の太実線から太破線参照)。このようにして、収納カセット23のすべての紙幣を、前方カセット21あるいは一時貯留部17に搬送する。
図10に太線で示すカセット補充処理ルートで紙幣を搬送する。ここで、カセット補充処理を行うにあたって、前方カセット21には、装置外部で紙幣が収納される。操作表示部14にカセット補充処理の選択操作が入力されると、前方カセット21が紙幣を繰り出し、繰り出された紙幣を搬送路15E,15B,15C,15Aが識別部18に向けて搬送する。すると、識別部18が紙幣を識別することになり、その結果に基づいて、収納可能と識別した紙幣を搬送路15A,15Fおよび搬送路15G〜15Iの適宜のものが収納カセット23〜26の対応する金種のものに振り分ける。振り分けられた紙幣を収納カセット23〜26が収納する(図10の太実線参照)。識別部18が収納不可と識別した紙幣については、前方カセット21および搬送路15Eが停止した状態で、搬送路15A,15C,15Bが逆転して、リジェクト口12に放出する(図10の太実線から太破線参照)。このカセット補充処理では、前方ユニット部本体61に取り付けられた前方カセット21が、装置外部で収納された紙幣を前方ユニット部本体61側に繰り出す。
まず、図11に太線で示す入金口補充処理の前段ルートで紙幣を搬送する。操作表示部14に入金口補充処理の選択操作が入力されると、入金口11が紙幣を繰り出し、繰り出された紙幣を搬送路15Aが識別部18に向けて搬送する。すると、識別部18が紙幣を識別することになり、その結果に基づいて、収納可能と識別した紙幣を搬送路15Aが一時貯留部17に一時貯留させる(図11の太実線参照)。識別部18が収納不可と識別した紙幣については、搬送路15A,15C,15Bがリジェクト口12に放出する(図11の太実線から太破線参照)。
図13に太線で示す回収処理ルートで紙幣を搬送する。操作表示部14に回収処理の選択操作が入力されると、収納カセット23〜26の指定されたものが収納していた紙幣を繰り出し、搬送路15G〜15Iの適宜のものおよび搬送路15F,15Aが識別部18に向けて搬送する。そして、識別部18で回収可能と識別した紙幣を搬送路5A,15C,15B,15Eが前方カセット21に搬送し、前方カセット21が収納する(図13の太実線参照)。識別部18で回収不可と識別した紙幣は、搬送路5Aが一時貯留部17に搬送し一時貯留部17が収納する(図13の太実線から太破線参照)。このような処理を、収納カセット23〜26の指定されたものに対して行う。その後、前方カセット21が前方ユニット部本体61から取り外される。この回収処理では、前方ユニット部本体61に取り付けられた前方カセット21が前方ユニット部本体61側から紙幣を収納し、その後、前方ユニット部本体61から取り外されて装置外部へ取り外し可能となる。
31 筐体
32 貨幣処理ユニット
10 貨幣処理装置
41 前方ユニット部
42 中間ユニット部
43 後方ユニット部
51 前方ユニット部回転軸
52 中間ユニット部回転軸
61 前方ユニット部本体
21 前方カセット
20 紙幣識別搬送路
65 後方ユニット部本体
23〜26 収納カセット(後方カセット)
Claims (6)
- 前方に開口する筐体と、前記筐体に対し水平方向に動いて開閉される貨幣処理ユニットと、を備える貨幣処理装置であって、
前記貨幣処理ユニットは、閉状態で前方位置に配置される前方ユニット部、閉状態で中間位置に配置される中間ユニット部、閉状態で後方位置に配置される後方ユニット部、の少なくとも3つのユニット部を有し、
前記前方ユニット部は、閉状態での後部の左右方向一側の鉛直延在する前方ユニット部回転軸を中心に回動可能となるよう前記筐体に連結されており、
前記中間ユニット部は、閉状態での前部または後部の左右方向他側の鉛直延在する中間ユニット部回転軸を中心に回動可能となるよう前記筐体に連結されており、
前記後方ユニット部は、前記前方ユニット部が前記前方ユニット部回転軸を中心に回動して開状態となり、その後、前記中間ユニット部が前記中間ユニット部回転軸を中心に回動して開状態となった後に、前記筐体から前方へ引き出し可能となることを特徴とする貨幣処理装置。 - 前記後方ユニット部が前記筐体から引き出される際の最大引き出し量は、閉状態にある前記貨幣処理ユニット全体の奥行き寸法よりも短いことを特徴とする請求項1記載の貨幣処理装置。
- 紙幣の処理を行うものであって、
前記前方ユニット部は、前方ユニット部本体と、前記前方ユニット部本体に対し着脱可能な前方カセットとを有しており、
前記前方カセットは、前記前方ユニット部本体に取り付けられて、装置外部で収納された紙幣を前記前方ユニット部本体側に繰り出す補充、および、前記前方ユニット部本体側から紙幣を収納して装置外部へ取り外し可能となる回収、の少なくともいずれか一方が可能なことを特徴とする請求項1または請求項2記載の貨幣処理装置。 - 前記前方ユニット部には、閉状態での前記前方カセットの後方位置に、紙幣を鉛直方向に搬送して識別する紙幣識別搬送路が設けられていることを特徴とする請求項3記載の貨幣処理装置。
- 前記後方ユニット部は、後方ユニット部本体と、前記後方ユニット部本体に対し着脱可能な複数の後方カセットとを有しており、
前記後方カセットは、前記後方ユニット部本体に取り付けられて、装置内部で搬送される紙幣の収納、および、収納紙幣の装置内部での繰り出し、の少なくともいずれか一方が可能なことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の貨幣処理装置。 - 前記中間ユニット部は、閉状態にあるときに、前記筐体の前部開口を閉塞することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の貨幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140282A JP6410682B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 貨幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140282A JP6410682B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 貨幣処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017021685A JP2017021685A (ja) | 2017-01-26 |
JP6410682B2 true JP6410682B2 (ja) | 2018-10-24 |
Family
ID=57889553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015140282A Active JP6410682B2 (ja) | 2015-07-14 | 2015-07-14 | 貨幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6410682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101997883B1 (ko) * | 2018-12-17 | 2019-07-08 | 국방기술품질원 | 휴대용 발열 케이스 및 상기 휴대용 발열 케이스의 저온 운용성 개선 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4412086Y1 (ja) * | 1965-09-01 | 1969-05-21 | ||
JP2001236546A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Glory Ltd | 紙幣処理装置 |
JP5205933B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2013-06-05 | 凸版印刷株式会社 | 液晶表示装置用基板の製造方法及び液晶表示装置用基板及び液晶表示装置 |
-
2015
- 2015-07-14 JP JP2015140282A patent/JP6410682B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017021685A (ja) | 2017-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2128831B1 (en) | Bill receiving and dispensing apparatus | |
WO2017014107A1 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
WO2018021156A1 (ja) | 貨幣処理装置及び貨幣処理方法 | |
JP7046710B2 (ja) | 有価媒体処理装置 | |
JP2016110651A (ja) | 金融機器 | |
WO2018168624A1 (ja) | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 | |
JPWO2014195989A1 (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JP2017174422A (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP6410682B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP2012108640A (ja) | 貨幣処理装置 | |
KR101764480B1 (ko) | 금융 기기 | |
JP5591599B2 (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理方法 | |
JP5983989B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP2018152030A (ja) | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 | |
JP6887228B2 (ja) | 有価媒体処理装置および有価媒体処理システム | |
WO2020217329A1 (ja) | 貨幣処理装置および出金方法 | |
JP2010015336A (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP6492907B2 (ja) | 媒体処理装置 | |
JP5174889B2 (ja) | 貨幣処理機 | |
WO2019180958A1 (ja) | 紙葉類取扱装置 | |
WO2018088216A1 (ja) | 紙幣処理機および紙幣処理方法 | |
JP6481590B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
WO2019188880A1 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2018156122A (ja) | 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 | |
CN212460706U (zh) | 自助金融设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6410682 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |