JP6410614B2 - 障害物検出装置および障害物検出方法 - Google Patents
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Description
また、車両移動中に測定される反射波の振幅の大きさから、障害物の高さを判定する方法もあった。
まず、図1〜図9を用いて、この発明の実施の形態1に係る障害物検出方法の原理を説明する。図1は、互いに直交するx,y,z軸が設定された3次元空間において、同一x−y平面上に配置され、かつ一直線に並ばない3つの距離センサ1A,1B,1Cの距離測定結果を示す図である。
以下、距離センサ1A,1B,1Cに超音波センサを使用した場合を例に用いて説明する。また、距離センサ1A,1B,1Cが配置されたx−y平面は、地面と平行な2次元平面であるものと仮定し、z軸は地面からの高さ方向を示すものと仮定する。
2次元平面から3次元空間に拡張して考えると、障害物は、距離センサ1Aの位置を中心とした半径Rの球体上のどこかに存在している。
2次元平面から3次元空間に拡張して考えると、障害物は、距離センサ1A,1Bの各位置を焦点とする回転楕円体上のどこかに存在している。
2次元平面から3次元空間に拡張して考えると、障害物は、距離センサ1A,1Cの各位置を焦点とする回転楕円体上のどこかに存在している。
2つの距離センサを用い、一方を送信用、もう一方を受信用として使用した場合を「間接送受信」と呼ぶ。
円2Aと楕円2Bと楕円2Cの交点D,F(または交点E,G)がx−y平面上の1点で交わらない場合、障害物がこのx−y平面上に存在しないことを意味する。その場合、障害物の位置を3次元空間で考える必要がある。
図3は、3次元空間において、距離センサ1Aの直接送受信結果から描かれる球体と距離センサ1A,1Cの間接送受信結果から描かれる回転楕円体とが交わる交点が集合した円3Cを示す図である。障害物が円3C上のどこかに存在している。
図4は、図2に示した円3Bと図3に示した円3Cとが交わる交点JH,JLを示す図である。障害物は、交点JHまたは交点JLのいずれか一方に存在する。
図5では、円2Aと楕円2Bと楕円2Cとが1点の交点Jで交わる。さらに、2次元平面から3次元空間に拡張して考えると、距離センサ1Aの直接送受信結果から描かれる球体と距離センサ1A,1Bの間接送受信結果から描かれる回転楕円体とが交わる交点が集合した円3Bと、距離センサ1Aの直接送受信結果から描かれる球体と距離センサ1A,1Cの間接送受信結果から描かれる回転楕円体とが交わる交点が集合した円3Cとが、交点Jの1点で交わる。この場合、障害物は、x−y平面上の交点Jに存在する。
図6は、x−y平面における距離センサ1A,1B,1Cの座標を示す図である。図7は、車両100における距離センサ1A,1B,1Cの取り付け位置を示す図である。ここで、距離センサ1A,1Bは車両100のフロント中央部に設置されたセンタセンサであり、距離センサ1Cはフロントの角部に設置されたコーナセンサである。x軸は車両100の前後方向、y軸は車両100の左右方向、z軸は車両100の高さ方向である。各距離センサ1A〜1Dの指向性は車両前方、つまりx軸のプラス方向を向いているので、x軸のマイナス方向はセンシングされない。
同様に、距離センサ1Aが作る球体と距離センサ1A,1Cが作る回転楕円体とが交わる交点が集合した円3Cを、x−y平面に射影すると、交点F,Gを結ぶ線分FGになる。ここで、車両前方に位置する交点Gの座標を(Gx,Gy,H)とする。この線分FGは、距離センサ1A,1Cを結ぶ線分に直交する。また、距離センサ1A,1Cを結ぶ線分を回転中心軸にして、交点Gまたは交点Fを回転させると、円3Cになる。
ここでは2円交点処理の対象として、直接送受信した円と間接送受信した楕円の組み合わせを用いているが、直接送受信した円同士を組み合わせても構わない。一方、間接送受信した楕円同士の組み合わせは、計算が複雑になるため、好ましくない。
Y=Ey (1)
Y−Gy=tanθ(X−Gx) (2)
X={(Ey−Gy)/tanθ}+Gx (3)
Y=Ey (4)
図4で説明したように、円3B上の交点JLの座標を(X,Y,Z)とした場合、求めたい障害物の高さZは、下式(5)で表される。
Z’=H+(H−Z) (7)
また、上記では3つの距離センサ1A,1B,1Cが設置されたx−y平面を基準にして障害物の3次元位置を幾何学的に計算したが、これに限定されるものではなく、例えば3つの距離センサがy−z平面に設置されている場合にはこのy−z平面を基準にして計算すればよい。この場合の例を下記の実施の形態2で説明する。さらには、3つの距離センサがx,y,z軸のいずれかに平行な平面上に設置されていない場合であっても、それら3つの距離センサを含む任意方向の平面を基準にして計算すればよい。この場合の例を下記の実施の形態3で説明する。
図10は、実施の形態1に係る障害物検出装置10を用いた衝突判定システム20の構成例を示すブロック図である。衝突判定システム20は、車両100に設置された複数の距離センサ1A〜1Dと、複数の距離センサ1A〜1Dに超音波を送受信させる送受信回路21と、超音波の送受信結果を用いて反射点を判定し車両100に衝突する反射点を障害物として検出する障害物検出装置10と、車両100に衝突する可能性がある障害物が検出された場合に警報を出力する警報部22とを備えている。
図11(a)は車両100の上面図、図11(b)は車両100の側面図である。x軸は車両100の前後方向、y軸は車両100の左右方向、z軸は車両100の高さ方向を示す。車両100のフロント中央部に距離センサ1A,1Bが設置され、フロント左右の角部に距離センサ1C,1Dが設置されている。これらの距離センサ1A〜1Dは、地面からの高さ(z軸方向の位置)が同一、かつ、地面と平行な水平面(x−y平面)に設置されている。ただし、距離センサ1C,1Dは距離センサ1A,1Bに比べて車両100の前後方向(x軸方向)にずらして設置されている。
図11に示した距離センサ1A,1B,1Cは、図6と図7に示した距離センサ1A,1B,1Cと同じ取り付け位置であるため、以下では図6および図7を援用する。車両100を基準にしたx,y,z軸の座標系における距離センサ1A〜1Dの取り付け位置を示す座標の情報は、障害物検出装置10に予め与えられている。
また、第2の反射点候補判定部12は、x−y平面に配置された距離センサ1A〜1Dの中の、第1の反射点候補判定部11が用いた距離センサとは組み合わせが異なる2つの距離センサが測定した2つの距離情報を用いてx−y平面上における第2の反射点候補を判定する。第2の反射点候補判定部12は、判定した第2の反射点候補の情報を反射点判定部13に出力する。
なお、第1の反射点候補判定部11および第2の反射点候補判定部12は、反射点候補の判定用にどの距離センサの送受信結果を選択するかの指示を、障害物位置判定部14から受け付ける。
ただし、反射点判定部13は、第1の反射点候補と第2の反射点候補が一致する場合には、一致する点を反射点とし、この反射点の情報を障害物位置判定部14に出力する。
なお、反射点判定部13は、第1の反射点候補判定部11および第2の反射点候補判定部12が反射点候補の判定にどの距離センサを用いたかを示す情報を、障害物位置判定部14から受け取る。
図12は、障害物検出装置10の動作を示すフローチャートである。障害物検出装置10はこのフローチャートで示された動作を所定の周期で繰り返し実行する。
まず、障害物位置判定部14が送受信回路21、第1の反射点候補判定部11、第2の反射点候補判定部12および反射点判定部13へ、距離センサの選択指示を出力する(ステップST1)。
図13(a)は、第1の反射点候補判定部11の2円交点処理を示す図である。第1の反射点候補判定部11は、距離センサ1Aが超音波を送信してからこの距離センサ1Aで受信するまでに要した時間から、直接送受信の反射点までの距離を算出する。また、第1の反射点候補判定部11は、距離センサ1Aが超音波を送信してから距離センサ1Bで受信するまでに要した時間から、間接送受信の反射点までの距離を算出する。(ステップST2)。
続いて第1の反射点候補判定部11は、距離センサ1Aの取り付け位置を中心とし、直接送受信の距離を半径とした円2Aを求める。また、第1の反射点候補判定部11は、距離センサ1A,1Bの各取り付け位置を焦点とし、2つの焦点からの距離の和が間接送受信の距離と等しくなる楕円2Bを求める。最後に第1の反射点候補判定部11は、円2Aと楕円2Bの交点Eを判定し、交点Eの座標(Ex,Ey,H)を第1の反射点候補の情報として、反射点判定部13へ出力する(ステップST3)。
交点Eの座標計算に必要となる距離センサの取り付け位置の座標は、第1の反射点候補判定部11に予め与えられているものとする。
図13(b)は、第2の反射点候補判定部12の2円交点処理を示す図である。第2の反射点候補判定部12は、距離センサ1Aの直接送受信の結果から円2Aを求めると共に、距離センサ1A,1Cの間接送受信の結果から楕円2Cを求める。そして、第2の反射点候補判定部12は、円2Aと楕円2Cの交点Gを判定し、交点Gの座標(Gx,Gy,H)を第2の反射点候補の情報として、反射点判定部13へ出力する。
交点Gの座標計算に必要となる距離センサの取り付け位置の座標は、第2の反射点候補判定部12に予め与えられているものとする。
反射点判定部13は、図14(a)に示すように距離センサ1A,1Bを結ぶ直線を回転中心軸4Bにして、交点E(第1の反射点候補)を回転させた第1の軌跡を求める。この第1の軌跡は、図2に示した円3Bに相当するので、符号を流用して第1の軌跡3Bと呼ぶ。
一方、反射点判定部13は、算出した交点JLが地面より下に位置する場合、この交点JLに障害物は存在せず、もう一方の交点JHに障害物が存在すると判断する。その場合、反射点判定部13は、上式(7)より交点JHの高さZ’を算出し、交点JHの座標(X,Y,Z’)を反射点の情報として障害物位置判定部14へ出力する。
第1の軌跡3B、第2の軌跡3C、および交点JL,JHの座標計算に必要となる距離センサの取り付け位置の座標は、反射点判定部13に予め与えられているものとする。
なお、車両100に対する距離センサ1A〜1Dの設置高さを可及的に低くした場合には、交点JLが地面より下に位置しやすくなるため、障害物が交点JHに存在する蓋然性を高めることができる。
ECU(Electronic Control Unit)30は、送受信回路21と、メモリ31と、プロセッサ32とを備えている。図16の送受信回路21は、図10に示した送受信回路21であり、距離センサ1A〜1Dに超音波の送受信を行わせる回路である。メモリ31は、x,y,z軸の座標系における距離センサ1A〜1Dの取り付け位置の座標など、第1の反射点候補判定部11、第2の反射点候補判定部12および反射点判定部13が座標計算に必要とする情報を記憶している。
プロセッサ32が、メモリ31に記憶されているプログラムを実行することにより、図10に示した第1の反射点候補判定部11、第2の反射点候補判定部12、反射点判定部13および障害物位置判定部14としての機能を実現する。プロセッサ32は、CPU(Central Processing Unit)またはシステムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路である。また、複数の処理回路と複数のメモリが連携して上記機能を実行してもよい。
ディスプレイ33とスピーカ34は、図10に示した警報部22である。なお、ディスプレイ33とスピーカ34のいずれか一方だけでも構わない。
上記実施の形態1では、車両に設置された複数の距離センサのうち、地面に水平な同一平面に設置された少なくとも3つの距離センサを用いて、障害物の位置と高さを判定する構成にした。これに対し、実施の形態2では、地面に垂直な同一平面に設置された少なくとも3つの距離センサを用いて、障害物の位置と高さを判定する構成にする。
図17(a)は車両100の上面図、図17(b)は車両100の側面図である。x軸は車両100の前後方向、y軸は車両100の左右方向、z軸は車両100の高さ方向を示す。車両100のフロント中央部に距離センサ1A,1Bが設置され、フロント左右の角部に1C,1Dが設置されている。これらの距離センサ1A〜1Dは、車両100の前後方向の奥行き(x軸方向の位置)が同一な垂直面(y−z平面)に設置されている。ただし、距離センサ1C,1Dは距離センサ1A,1Bに比べて車両100の高さ方向(z軸方向)にずらして配置されている。
上記実施の形態1では距離センサ1A,1B,1Cがx−y平面に設置されていたのに対し、実施の形態2ではy−z平面に設置されている。そのため、実施の形態1のx,z軸を、実施の形態2ではz,x軸に置換して、第1の反射点候補、第2の反射点候補および反射点の座標を幾何学計算すればよい。
上記実施の形態1,2では、車両に設置された複数の距離センサのうち、同一水平面または同一垂直面に設置された少なくとも3つの距離センサを用いて、障害物の位置と高さを判定する構成にした。これに対し、実施の形態3では、同一水平面および同一垂直面に並ばない配置の少なくとも3つの距離センサを用いて、障害物の位置と高さを判定する構成にする。
図19(a)は車両100の上面図、図19(b)は車両100の側面図である。x軸は車両100の前後方向、y軸は車両100の左右方向、z軸は車両100の高さ方向を示す。車両100のフロント中央部に距離センサ1A,1Bが設置され、フロント左右の角部に距離センサ1C,1Dが設置されている。距離センサ1A〜1Dは、x,y,z軸方向すべてにずらして配置されているため、同一水平面にも同一垂直面にも並ばず、かつ一直線上にも並ばない。
図20は、実施の形態3による障害物検出方法を説明する図である。
上記実施の形態1,2では距離センサ1A,1B,1Cすべてがx−y平面またはy−z平面に並んでいたが、実施の形態3では図20(a)に示すように距離センサ1A,1Bはy−z平面上にあるが距離センサ1Cはこのy−z平面上になく、また距離センサ1A,1Cはx−y平面上にあるが距離センサ1Bはこのx−y平面上にない。つまり、3つの距離センサ1A,1B,1Cすべてが並ぶ同一x−y平面または同一y−z平面が存在しない。
第2の反射点候補判定部12aは、xT,yT,zT軸の座標系における距離センサ1AT,1BT,1CTの取り付け位置の座標を、座標変換部15から取得する。第2の反射点候補判定部12aは、距離センサ1Aが直接送受信した距離情報と距離センサ1A,1Cが間接送受信した距離情報とを用いて、xT,yT,zT軸の座標系で2円交点処理を行い、基準平面102を含むxT−yT平面上における第2の反射点候補を判定する。
一方、反射点判定部13aは、この座標(X,T,Z)の交点が地面より下に位置する場合、この交点に障害物は存在しないと判断し、もう一方の交点(XT,YT,Z’T)を座標変換部15に指示して座標変換させたあと障害物位置判定部14へ出力する。
また、反射点判定部13aは、xT−yT平面上において第1の反射点候補と第2の反射点候補が一致する場合、この一致位置に障害物が存在すると判断し、この一致位置の座標を座標変換部15に指示して座標変換させたあと障害物位置判定部14へ出力する。
また、上記実施の形態1〜3では、車両100のフロント側に設置された距離センサ1A〜1Dを使用したが、図22に示すように車両100のリア側に設置された距離センサ1A〜1Dも使用可能である。その場合、リア側の距離センサ1A〜1Dの設置要件に応じて、上記実施の形態1〜3のいずれかの障害物検出方法を選定すればよい。
Claims (7)
- 送信波を送信して反射波を受信する距離センサにより測定された距離情報を用いて、移動体の周囲に存在する障害物を検出する障害物検出装置において、
同一平面に配置され、かつ一直線に並ばない複数の前記距離センサの中の2つの距離センサが測定した2つの距離情報を基に描いた円及び楕円の交点を求める2円交点処理を行い、当該交点を前記同一平面上における前記反射点候補と判定する処理を、前記2つの距離センサの組み合わせを変えて複数回行い、複数の前記反射点候補を判定する反射点候補判定部と、
前記反射点候補判定部が判定した前記反射点候補それぞれについて、前記反射点候補の判定に用いた前記2つの距離センサを結ぶ直線を回転中心軸にして前記反射点候補を回転させた軌跡を求め、複数の前記反射点候補から求めた複数の前記軌跡が交わる3次元位置を反射点と判定する反射点判定部と、
前記反射点判定部が判定した前記反射点の3次元位置に基づいて前記反射点が前記移動体に衝突するか否かを判定し、衝突すると判定した前記反射点を前記障害物として検出する障害物位置判定部とを備えることを特徴とする障害物検出装置。 - 前記距離センサは少なくとも3つとし、当該3つのうちの少なくとも1つは残りの距離センサと比べて前記移動体の上下または前後の方向にずらして配置されていることを特徴とする請求項1記載の障害物検出装置。
- 前記反射点候補判定部が前記反射点候補の判定に用いる前記2つの距離情報は、複数の前記距離センサの中のある距離センサが送信した送信波の反射波を同一の前記距離センサで直接的に受信して測定した距離情報、および前記送信波を送信した前記距離センサ以外の距離センサで前記反射波を間接的に受信して測定した距離情報であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の障害物検出装置。
- 前記距離センサは同一水平面に配置された少なくとも3つであり、当該3つのうちの少なくとも1つは残りの距離センサと比べて前記移動体の前後方向にずらして配置されている場合、
前記反射点候補判定部は、前記同一水平面上における複数の前記反射点候補を判定し、
前記反射点判定部は、前記反射点候補の判定に用いた2つの前記距離センサを結ぶ前記同一水平面上の直線を回転中心軸にして前記反射点候補を回転させた軌跡を求めて前記反射点を判定することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の障害物検出装置。 - 前記距離センサは同一垂直面に配置された少なくとも3つであり、当該3つのうちの少なくとも1つは残りの距離センサと比べて前記移動体の上下方向にずらして配置されている場合、
前記反射点候補判定部は、前記同一垂直面上における複数の前記反射点候補を判定し、
前記反射点判定部は、前記反射点候補の判定に用いた2つの前記距離センサを結ぶ前記同一垂直面上の直線を回転中心軸にして前記反射点候補を回転させた軌跡を求めて前記反射点を判定することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の障害物検出装置。 - 前記距離センサは同一水平面および同一垂直面に並ばない配置の少なくとも3つである場合、
前記3つの距離センサを含む基準平面の座標系を設定する座標変換部を備え、
前記反射点候補判定部は、前記座標変換部が設定した前記基準平面における複数の前記反射点候補を判定し、
前記反射点判定部は、前記反射点候補の判定に用いた2つの前記距離センサを結ぶ前記基準平面上の直線を回転中心軸にして前記反射点候補を回転させた軌跡を求めて前記反射点を判定し、
前記座標変換部は、前記反射点判定部が判定した前記反射点の3次元位置を、前記基準平面の座標系から前記移動体の座標系に座標変換することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の障害物検出装置。 - 送信波を送信して反射波を受信する距離センサにより測定された距離情報を用いて、移動体の周囲に存在する障害物を検出する障害物検出方法において、
反射点候補判定部が、同一平面に配置され、かつ一直線に並ばない複数の前記距離センサの中の2つの距離センサが測定した2つの距離情報を基に描いた円及び楕円の交点を求める2円交点処理を行い、当該交点を前記同一平面上における前記反射点候補と判定する処理を、前記2つの距離センサの組み合わせを変えて複数回行い、複数の前記反射点候補を判定し、
反射点判定部が、前記反射点候補判定部が判定した前記反射点候補それぞれについて、前記反射点候補の判定に用いた前記2つの距離センサを結ぶ直線を回転中心軸にして前記反射点候補を回転させた軌跡を求め、複数の前記反射点候補から求めた複数の前記軌跡が交わる3次元位置を反射点と判定し、
障害物位置判定部が、前記反射点判定部が判定した前記反射点の3次元位置に基づいて前記反射点が前記移動体に衝突するか否かを判定し、衝突すると判定した前記反射点を前記障害物として検出することを特徴とする障害物検出方法。
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