JP4802678B2 - 超音波センサシステムおよびセンサユニット - Google Patents

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Description

本発明は、車両の障害物検知システム等に使用される超音波センサシステム及びセンサユニットに関する。
車両に超音波センサを配置し、車両近傍の障害物を検出することにより、車両やドアが障害物に接触するおそれを低減させる障害物検知システムが実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−230993号公報
従来の障害物検知システムでは、バンパー等に障害物検知用の超音波センサを装着しなければならない。さらに、これらの超音波センサをECU(Electronic Control Unit)に配線しなければならない。
しかし、各センサの車体への装着や配線は煩雑であり、また、各センサからECUまでの配線の引き回しが増え、ステイ、配線、切換機などの部品点数が多く、配線のコストおよび重量が大きいという問題がある。さらに、部品点数が多いため、調整が困難である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、配線量が少ない障害物検知用のセンサシステムを提供することを目的とする。
また、本発明は、設置や調整が容易な障害物検知用のセンサシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点に係るセンサユニットは、
障害物検知システムに使用されるセンサユニットであって、
超音波発信素子及び複数の超音波受信素子を収容する超音波素子収容部と、前記超音波発信素子を駆動するための駆動回路及び前記超音波受信素子の出力信号を処理する信号処理回路を備える回路基板を固定するための基板固定部と、を備える筐体と、
前記筐体の前記超音波素子収容部に収容された超音波発信素子と複数の超音波受信素子と、
前記超音波発信素子に接続された前記駆動回路と前記超音波受信素子に接続された前記信号処理回路とを備え、前記基板固定部に固定された回路基板と、
前記回路基板と外部回路とを接続するためのケーブルと、
を備え
前記超音波素子収容部は、前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子のそれぞれが挿入される凹部を有し、
前記凹部それぞれの底面には、前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子の挿入方向における位置を規制する突起部が形成され、
前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子のそれぞれの外面のうち、前記凹部の前記底面に対向する下面と側面は、弾性材からなる保護膜で覆われ、
前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子の前記側面を覆う前記保護膜は、前記挿入方向に離間した第1突起状シール部及び第2突起状シール部を有し、
前記第1突起状シール部及び前記第2突起状シール部は、前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子が挿入方向における位置を突起部により規制された状態で、前記凹部と密着することにより前記筐体の内部をシールする
例えば、前記突起部は、弾性材から構成され、前記超音波発信素子と前記超音波受信素子とが前記超音波素子収容部内に装着された場合に、前記突起部と前記保護膜とが密着することにより、筐体内部をシールし、前記筐体の底面部には、前記超音波素子収容部によるシールと共に前記筐体内をシールするように、充填剤が充填されており、前記ケーブルの大部が前記充填剤充填領域に配置されていてもよい
例えば、前記筐体は立方体を成し、前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子は、前記立方体の一面に所定間隔で配置され、前記突起部により、前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子の先端が前記一面から所定量だけ突出するように前記挿入方向における位置が規制されてもよい
また、本発明の第2の観点に係る超音波センサシステムは、本発明の第1の観点に係るセンサユニットと、前記センサユニットに前記ケーブルを介して接続され、前記信号処理回路からの信号に基づいて障害物の位置を検出する検出手段を備える。
本発明のセンサユニットによれば、超音波発信素子と超音波受信素子とを含む超音波センサがユニット化されているので、超音波発信素子と超音波受信素子とを個別に設置する場合に比較して、その取り扱い及び調整が容易である。また、超音波発信素子と超音波受信素子とを個別に信号処理回路に接続する場合と比較して、配線量が少なくて済む。
また、本発明の超音波センサシステムによれば、ユニット化された超音波センサと位置検出手段とがケーブルで接続されているので、その取り扱いや配線が容易である。また、超音波発信素子と超音波受信素子とを個別に配置する場合に比して調整や設定も容易となる。
以下、本発明の実施形態に係る超音波センサシステムを、車両障害物検知システムに応用した場合を例に説明する。
図1に示すように、本実施形態の超音波センサシステム1は、センサヘッド100とセンサECU200とから構成される。
センサヘッド100は、ユニット化(モジュール化)されており、筐体101と、発信器102と、超音波発信素子104と、超音波受信素子105と、受信アンプ106とを備える。
超音波発信素子104は、駆動信号に応答して超音波を出力(発信)する。
超音波受信素子105は、前記超音波発信素子104が発信した超音波の反射波を受信し、受信信号を出力する。3次元空間上の超音波受信素子105は、超音波を反射した物体の三次元空間上の位置を検出可能とするため、3つ配置されている。超音波送信素子104と超音波受信素子105(以下、両者を総称して「超音波素子104,105」と呼ぶ)とは、図2に示すように、ほぼ立方形状のセンサヘッド100の一面(センサ面)に、互いに一定の間隔をおいて矩形状に(矩形の頂点に位置するように)配置されている。
発信器102は、センサECU200からのクロックタイミング信号に応答して、所定期間発振し、発振信号を超音波発信素子104に供給することにより、超音波発信素子を駆動して、超音波を発信させる。
送信アンプ106は、超音波受信素子105それぞれに設けられ、対応する超音波受信素子105の出力信号を増幅してセンサECU200に出力する。
筐体101は、樹脂から成形され、上述の各部を収納する。
図3に断面で示すように、筐体101の上部には、超音波素子104、105を収容して支持・保持するためのステイ(支持ステイ)111が形成されている。ステイ111は、超音波素子104,105が挿入される凹部112を形成する。超音波素子104、105を図2に示すように配列するため、凹部112は、図4に平面図で示すように、矩形状に4つ形成されている。4つの凹部112のそれぞれの中央部には、配線貫通用の開口113が形成されている。さらに、開口113の周囲には防湿・防塵用のシール材として機能すると共に弾性材としても機能する突起状部114が円周状に形成されている。
また、超音波素子104、105の側面及び下面はシリコンゴム等の弾性材から構成された保護膜121が形成されている。この保護膜121にも、シール材及びバネ部材として機能する突起状部122が形成されている。
突起状部114と突起状部122との機能により、ステイ111の凹部112に超音波素子104,105を挿入するだけで、突起状部114と突起状部122及びステイ111の凹部112の内面及び超音波素子104,105の外面の間で、シール構造が構成される。
なお、超音波発信素子104の外形と超音波発信素子104挿入用の凹部112の外形とは対応しており、また、超音波受信素子105の外形と超音波受信素子104挿入用の凹部112の外形とは対応している。但し、超音波発信素子104の外形と超音波受信素子105挿入用の凹部112の外形とは対応しておらず、挿入は困難であり、また、超音波受信素子105の外形と超音波発信素子104挿入用の凹部112の外形とは対応しておらず、挿入は困難である。
筐体101の内部中央には、回路基板取り付け用の基板支持部131が形成されている。基板支持部131には、回路基板132が溶着や接着剤により固定されている。回路基板132には、発信部102や送信アンプ106を構成する発振回路、増幅回路などの電子回路が形成されている。回路基板132の上面には、超音波素子104、105に接続される配線ワイヤ160を接続するための接続端子133が形成されている。回路基板132の下面には、センサECU200に接続されるケーブル配線(ワイヤハーネス)300が接続される接続端子134が形成されている。
筐体101の内部は耐水性の充填剤141、たとえばシリコン樹脂で充填され、シールされている。
なお、ケーブル配線300の端部に線径が他よりも太い大径の大径部301が形成され、大径部301は充填剤141内に埋め込まれている。このような構成とすることで、筐体101の内部の強度及びシール機能により防水・防塵性能が向上する。また、ケーブル配線300の引っ張り強度が向上する。
また、充填材141を充填することで、センサヘッド100の底面(筐体101の底面)には防水用の蓋等の特段の構成を設ける必要がない。
また、筐体101の下端周縁部には、このセンサヘッド100を取り付けて固定するための取り付けステイ151が形成されている。
図1に示すセンサECU200は、受信回路202と、A/D変換器204と、CPU(Central Processing Unit)206と、クロック回路208と、電源回路210とを備える。
受信回路202は、増幅器を備え、センサヘッド100の送信アンプ106から送信されてくる信号(超音波受信信号)を増幅して出力する。受信回路202は、センサヘッド100の送信アンプ106の数(超音波受信素子105の数)に対応する数だけ配置されている。
A/D変換器204は、受信回路202の出力信号をアナログ/デジタル(A/D)変換して出力する。
CPU206は、A/D変換器204の出力に基づいて、障害物の位置や距離を測定(計算)し、測定結果等をシリアルデータ信号で、ケーブル配線400を介して車両全般或いは主要部を制御する本体ECUに送信する。
クロック回路208は、超音波発信素子104が超音波を発信するタイミングを規定するクロック信号を出力する。
電源回路210は、センサヘッド100とセンサECU200の動作用の電力を供給生成する。
次に、センサヘッド100とセンサECU200とを接続するケーブル配線(ワイヤハーネス)300について説明する。
図1の構成では、配線は6本である。即ち、発信器102にクロック信号を送信するためのクロック信号ラインL1と、3つの超音波受信素子105に対応する3つの送信回路106からの3本の信号線L2〜L4、共通のグランド線L5、共通の電源線L6である。
センサヘッド100の電源は、センサECU200から電源線L6とグランド線L5により伝達される。
また、センサECU200と本体ECUを接続するケーブル配線400は、シリアルデータ線から構成される。
上記構成の超音波センサシステム1では、センサヘッド100がモジュール化されているの。このため、製造・組み立て段階で位置合わせをしておけば、センサヘッド100を車体等に取り付ける段階で、個別に位置合わせを行う必要がなく、取り付け作業が容易になる。
また、超音波素子104、105とセンサECU200を接続する電源線L6とグランド線L5とが共通化されている。このため、全体としての信号線の数を個別に配線を施す場合に比して大幅に減らすことができる。
次に、センサヘッド100とセンサECU200を車両に取り付ける方法について説明する。
図5は、センサヘッド100を、バックドア600のガーニッシュの下にあるライセンスランプの横に設置し、センサECU200を、バックドア600のドアパネル内に配置した例を示す。
センサヘッド100は、車両の進行方向と平行で後ろ向きに、且つ、垂直方向に対して斜め45度下を向くように設置され、センサECU200にケーブル配線(ワイヤハーネス)300を介して接続されている。また、センサECU200は、バックドア600の開閉を制御するためのバックドアECU500にケーブル配線400により接続される。
次に、このように構成された超音波センサシステム1を用いた障害物検出システムについて説明する。
例えば、図5の構成において、バックドア600が開かれると、バックドアECU500の制御により、センサECU200の電源回路210が投入される。これにより、クロック回路208は、クロック信号を生成し、クロック信号線L1を介してセンサヘッド100に送信する。発信器102は、このクロック信号に応答して、周期的に一定期間ずつ発信し、超音波発信素子104に定期的に発振信号を供給する。超音波発信素子104は、発信器102からの発振信号に応答して、周期的に、且つ、1回につき、所定時間ずつ超音波を発信する。
超音波発信素子104が発信(出力)した超音波は、障害物等に衝突すると反射され、超音波受信素子105に受信される。超音波受信素子105は、超音波を受信すると、受信信号を出力する。送信アンプ106は、この受信信号を増幅してケーブル配線300の信号線L2〜L4を介してセンサECU200に伝達する。センサECU200のCPU206は、受信回路202とA/D変換器204を介してこれを受信する。CPU206は、クロック回路208が出力したクロックパルス(超音波発信のタイミング)に対して、各超音波受信素子105が超音波を受信したタイミングとのずれ(遅れを)を判別し、このずれから、障害物の位置(方向と距離)を求め、配線300を介して、バックドアECU500に通知する。バックドアECU500は、判別された障害物の位置に基づいて、必要に応じて、バックドア600を停止し、動きを反転させ、或いは、警報を発生させる。
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、センサヘッドに1つの超音波発信素子と3つの超音波受信素子とを配置したが、1つの超音波受信機兼用超音波発信器を使用することにより、3つの超音波素子で、障害物の検出などが可能である。この場合、例えば、図6(a)、(b)に示すように、3つの超音波素子107をL字状或いは、正三角形状に配置すればよい。この場合も、1つの超音波素子が超音波を発信できればよい。
上記実施の形態では、理解を容易にするために、超音波信号発信のタイミングを指示するためにクロックパルスをセンサECU200からセンサヘッド100に供給した。より一般的な動作用の基準クロックをセンサECU200からセンサヘッド100に供給し、センサヘッド100がセンサECU200と同期動作を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、センサヘッド100とセンサECU200とを6線のケーブル配線300で接続したが、配線の本数をより低減することも可能である。
例えば、センサECU200が、電源ラインにクロック信号を重畳して送信し(クロックタイミングで電源線の電圧を一時的に降圧する)、受信側で、電源に重畳している信号を検波して抽出するようにしてもよい。このような構成とすれば、ケーブル配線300を、信号線3本、電源とクロック信号の兼用線1本、グランド線1本の計4本とすることができる。
例えば、センサECU200が、電源ラインにクロック信号を重畳して送信し(クロックタイミングで電源線の電圧を一時的に降圧する)、受信側で、電源に重畳している信号を検波して抽出するようにしてもよい。このような構成とすれば、ケーブル配線300を、信号線3本、電源とクロック信号の兼用線1本、グランド線1本の計4本とすることができる。
同様に、例えば、センサヘッド100の送信回路206の1つが電源線上に信号を出力し、センサヘッド100の送信回路の他の1つがクロック信号線上に信号を出力するようにすれば、2本の信号線を共用することが可能となり、配線の数を4とすることができる。但し、この場合には、図7に示すように、検波回路212をセンサECU200に配置し、電源線及びクロック信号線上の信号を検波して抽出して処理する。
さらに、図8に示すように、センサヘッド100にA/D変換器108を配置し、各送信アンプ106の出力をA/D変換してから、センサECU200に送信するようにすれば、信号線は、例えば、電源線とグランド線と、シリアル信号線の3本ですむ。
図1の構成では、センサヘッド100とセンサECU200と本体ECUとを別体としたが、例えば、センサECU200と本体ECU(例えば、前述のバックドアECU500)とを共通にしてもよい。この場合には、センサヘッド100の出力信号はケーブル配線300により本体ECUに直接伝達され、本体ECUは、各超音波受信素子の出力から、センサECU200が実施したような障害物の位置を求める処理等を行う。
また、図9に示すように、センサヘッド100内にA/D変換器108とCPU110とを配置して、各超音波受信素子105の出力信号を増幅後、A/D変換して、さらに、CPU110で障害物の有無と各障害物までの距離を判別するようにすれば、センサヘッド100からケーブル配線300を介して本体ECUに直接検出した障害物の位置などの情報を伝達することができる。この場合には、電源線とグランド線と、シリアルデータ線の計3本で信号及び電源を送受信することができる。
このような構成の場合、例えば、図10に示すように、センサヘッド100を、バックドア600のガーニッシュ下にあるライセンスランプの横に、車両の進行方向と平行で後ろ向きに、車両の垂直方向に対して斜め45度下を向くように配置し、センサECU200を、バックドアECU500に内蔵させ、センサヘッド100とバックドアECU500とをケーブル配線300で直接接続することができる。
また、図11に示すように、センサECUを内蔵したセンサヘッド100を、バックドア600のガーニッシュ下にあるライセンスランプの横に、車両の進行方向と平行で後ろ向きに、車両の垂直方向に対して斜め45度下を向くように配置し、センサヘッド100のケーブル配線300をバックドアECU500に直接接続してもよい。この場合、通信線はシリアルデータ線だけでなくCANなどの通信線も使用可能である。
以上説明したように、本実施の形態に係る超音波センサシステム1は、基本的に、センサヘッド100およびセンサECU200から構成され、センサヘッド100は、発信器102と超音波発信素子104と送信アンプ106とから構成され、センサヘッド100を構成する各コンポーネントおよび配線は、筐体内に収められ、筐体内は耐水性の充填剤141で充填される。このような構成をとることで、センサヘッド100を構成する構成部品を1つにまとめることができ、配線の重量およびコストを削減することができる。ただし、一部の構成を他部分に移動する等も可能である。
また、センサヘッド100が1つにまとまっているので、センサヘッド100が故障した場合などにおいて、補給品のマッチングにおいてディーラーでの調整が不要になるため、低コスト化できる。
特に、超音波素子104、105の設置位置等のばらつきとECUとの整合を車両ごと行う必要がない。
なお、この発明のセンサヘッド100の取り付け箇所は、バックドア600に限定されず、例えば、任意箇所のバンパー、車体の前方や側方向などでもよい。
上述のセンサヘッドの構成や材料は一例であり、これらに限定されるものではない。また、超音波により、障害物などの三次元上の位置を検出するために超音波受信素子を3個配置したが、例えば、障害物の水平方向の位置(向きと距離)を判別するだけでよい場合いは、超音波受信素子を水平方向に位置をずらして少なくとも2つ配置すればよい。
センサヘッドとセンサECUとから構成される超音波センサシステムの構成の一例を示す図である。 図1に示すセンサヘッドの外観図である。 図2に示すセンサ素子の断面図である。 図3に示すステイの平面図である。 車体のバックドアにセンサヘッドおよびセンサECUを取り付けた状態を示す図である。 (a)は、センサヘッドに超音波素子が3個、L字型に配置されている場合の、センサヘッドの外形の一例を示した図であり、(b)は、センサヘッドに超音波素子が3個、正三角形型に配置されている場合の、センサヘッドの外形の一例を示す図である。 超音波センサシステムの構成の変形例を示す図であり、信号線を他の線と共用し、センサECUに検波回路を配置した構成の例を示す図である。 超音波センサシステムの構成の変形例を示す図であり、センサヘッドにA/D変換器を配置することにより、センサヘッドからセンサECUにシリアルデータ転送を行うようにした構成の例を示す図である。 超音波センサシステムの構成の変形例を示す図であり、センサヘッドとセンサECUを一体化した構成の例を示す図である。 車体のバックドアにセンサヘッドを取り付け、センサECUはバックドアECUに内蔵されている場合を示す図である。 車体のバックドアにECU内蔵センサヘッドを取り付けた状態を示す図である。
符号の説明
100 センサヘッド(センサユニット)
101 筐体
102 発信器 (駆動回路)
104 超音波発信素子
105 超音波受信素子
106 送信アンプ (信号処理回路)
111 ステイ (収容部)
112 凹部
113 開口
114 突起状部 (シール)
121 保護膜
122 突起状部 (シール)
131 基板支持部
132 回路基板
133、134 接続端子
141 充填剤
200 センサECU (検出手段)
202 受信回路
204 A/D変換器
206 CPU
208 クロック回路
210 電源回路
212 検波回路
300 ケーブル配線(ワイヤハーネス)
400 ケーブル配線(ワイヤハーネス)

Claims (4)

  1. 障害物検知システムに使用されるセンサユニットであって、
    超音波発信素子及び複数の超音波受信素子を収容する超音波素子収容部と、前記超音波発信素子を駆動するための駆動回路及び前記超音波受信素子の出力信号を処理する信号処理回路を備える回路基板を固定するための基板固定部と、を備える筐体と、
    前記筐体の前記超音波素子収容部に収容された超音波発信素子と複数の超音波受信素子と、
    前記超音波発信素子に接続された前記駆動回路と前記超音波受信素子に接続された前記信号処理回路とを備え、前記基板固定部に固定された回路基板と、
    前記回路基板と外部回路とを接続するためのケーブルと、
    を備え
    前記超音波素子収容部は、前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子のそれぞれが挿入される凹部を有し、
    前記凹部それぞれの底面には、前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子の挿入方向における位置を規制する突起部が形成され、
    前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子のそれぞれの外面のうち、前記凹部の前記底面に対向する下面と側面は、弾性材からなる保護膜で覆われ、
    前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子の前記側面を覆う前記保護膜は、前記挿入方向に離間した第1突起状シール部及び第2突起状シール部を有し、
    前記第1突起状シール部及び前記第2突起状シール部は、前記超音波発信素子及び前記超音波受信素子が挿入方向における位置を突起部により規制された状態で、前記凹部と密着することにより前記筐体の内部をシールする、
    ことを特徴とするセンサユニット。
  2. 前記突起部は、弾性材から構成され、
    前記超音波発信素子と前記超音波受信素子とが前記超音波素子収容部内に装着された場合に、前記突起部と前記保護膜とが密着することにより、筐体内部をシールし、
    前記筐体の底面部には、前記超音波素子収容部によるシールと共に前記筐体内をシールするように、充填剤が充填されており、
    前記ケーブルの大径部が前記充填剤充填領域に配置されている、
    とを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
  3. 前記筐体は立方体を成し、
    前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子は、前記立方体の一面に所定間隔で配置され、
    前記突起部により、前記超音波発信素子及び前記複数の超音波受信素子の先端が前記一面から所定量だけ突出するように前記挿入方向における位置が規制される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサユニット。
  4. 請求項1に記載のセンサユニットと、
    前記センサユニットに前記ケーブルを介して接続され、前記信号処理回路からの信号に基づいて障害物の位置を検出する検出手段を備える、
    ことを特徴とする超音波センサシステム。
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