JP6410432B2 - 出隅における庇構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の出隅における庇構造に関する。
建物の出隅における庇構造としては、たとえば、建物のコーナー部を構成する2つの壁面のうちの一方の壁面から張り出すとともに他方の壁面より突出された一方の庇本体と、他方の壁面から張り出すとともに一方の壁面より突出された他方の庇本体との、各々突出させた一端部をトメ切りにし、2つの庇本体を、コーナーブロックを介してトメ接合により連結したコーナー庇が知られている(例えば、特許文献1参照)。このコーナー庇を構成する2つの庇本体は、建物の壁面からの張り出し量が同一であるため、各々の庇本体の一端部はそれぞれ45度にトメ切りされている。
特許第4791426号公報
上記コーナー庇の2つの庇本体は、建物の壁面からの張り出し量が同一なので、各々45度にトメ切りしているが、2つの庇本体の建物の壁面からの張り出し量が相違している場合には、2つの庇本体の張り出し量に合わせた角度にてトメ切りしなければならない。また、2つの庇体を接合する際には、2つの庇本体の張り出し量に応じた角度にトメ接合するための専用のコーナーブロックを用意する必要がある。すなわち、施工時には各庇本体を任意の角度にトメ切りするという煩雑な加工を施すとともに、接合する角度に応じて個々に異なるコーナーブロックを製作しなければならないので、施工が煩雑であるとともにコストが嵩むという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施工性に優れかつ安価な出隅における庇構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明は、建物の出隅をなす2つの外壁面のうちの一方の前記外壁面から張り出して前記一方の前記外壁面側に取り付けられる第1庇体と、前記2つの外壁面のうちの他方の前記外壁面から張り出して前記他方の前記外壁面側に取り付けられる第2庇体と、を有し、前記第1庇体および前記第2庇体は、各々が張り出している前記外壁面に沿って配置されて前記建物の躯体に取り付けられる後枠と、前記後枠と対向し互いに間隔を隔てて配置される前枠と、前記後枠と前記前枠とを両端にて各々繋ぐ側枠とが矩形状に接合されており、前記第1庇体は、前記一方の外壁面に沿う方向に、前記他方の外壁面よりも突出する出隅突出部を有し、前記第2庇体の前記他方の外壁面に沿う方向における一方の前記側枠は、前記出隅突出部の前記一方の外壁面に沿う前記後枠と接合されていることを特徴とする出隅における庇構造である。
このような出隅における庇構造によれば、出隅をなす2つの外壁面のうちの一方の外壁面から張り出す第1庇体が、一方の外壁面に沿う方向において他方の外壁面よりも突出した出隅突出部を有しているので、出隅をなす2つの外壁面のうちの他方の外壁面から張り出す第2庇体と第1庇体の出隅突出部とを接合するだけで建物の出隅に庇を設けることが可能である。このとき、第2庇体の他方の外壁面に沿う方向における一方の端部が、出隅突出部の、一方の外壁面に沿う部位に接合される。すなわち、出隅突出部の一方の外壁面に沿って突出している部位に第2庇体の端部を接合するだけなので、煩雑な加工を施すことなく出隅に庇を設けることができる。このため、汎用性および施工性に優れかつ安価な出隅における庇構造を提供することが可能である。
また、第1庇体および第2庇体はいずれも躯体に取り付けられているので、各々高い強度を備えている。このとき、第1庇体は単体で取り付けられた状態では、出隅突出部は外壁面から張り出している第1庇体が突出している部位なので、他の部位より強度が低くなるが、第2庇体の端部と接合することにより、出隅突出部が第2庇体にも支持されるので、出隅突出部においても高い強度を備えることが可能である。
かかる出隅における庇構造であって、前記出隅突出部と前記第2庇体とは、接合部材を介して接合されており、前記接合部材は、前記第1庇体と前記第2庇体とのうちの一方に固定され、後から取り付けられる前記第1庇体または前記第2庇体を所定の取付位置に案内することが望ましい。
このような出隅における庇構造によれば、後から取り付けられる第1庇体または第2庇体は、第1庇体と第2庇体とを接合するための接合部材により、所定の取付位置に案内されるので、後から取り付けられる第1庇体または第2庇体を容易に適切な取付位置に配置することが可能である。
かかる出隅における庇構造であって、前記第1庇体の一方の前記側枠と前記第2庇体の前記前枠とは互いに隣り合うように配置されるとともに、前記第1庇体の一方の前記側枠と前記第2庇体の前記前枠とに渡ってそれらの外面を覆う化粧材が設けられることが望ましい。
このような出隅における庇構造によれば、隣り合うように配置される第1庇体の一方の側枠と第2庇体の前枠とに渡って、それらの外面を覆う化粧材が設けられているので、第1庇体と第2庇体との接合部は化粧材により覆われる。このため、第1庇体と第2庇体とが一体をなすように見えるので、意匠性の高い庇を提供することが可能である。
かかる出隅における庇構造であって、前記第2庇体の張り出し量と、前記出隅突出部の突出量とが等しいことが望ましい。
このような出隅における庇構造によれば、出隅突出部の突出量と第2庇体の張り出し量とが等しいので、第1庇体および第2庇体との張り出し量を任意に設定したとしても、煩雑な加工を施すことなく、出隅突出部の一方の外壁面に沿う部位と第2庇体の一方の端部とを接合するだけで、接合部分にて段差が生じないように第1庇体と第2庇体とを接合することが可能である。
かかる出隅における庇構造であって、前記第1庇体および前記第2庇体は、互いに独立した樋を備えていることが望ましい。
このような出隅における庇構造によれば、第1庇体と第2庇体とが互いに独立した樋を各々備えているので、第1庇体と第2庇体とが接合された構造であっても、第1庇体と第2庇体との間を通るように雨水等を流す必要がない。このため、接合部から雨水等が漏れにくく排水性に優れた庇を出隅に設けることが可能である。
本発明によれば、施工性に優れかつ安価な出隅における庇構造を提供することが可能である。
本実施形態の一例である庇構造の平面図である。 第1庇体の構成を示す分解斜視図である。 第1庇体の側断面図である。 第1庇体と建物との取り合い部分を示す側断面図である。 第1庇体の前枠側を示す側断面図である。 第1庇体の後枠と梁との接合部を示す斜視図である。 第1庇体の側枠および軒天の構成を示す断面図である。 第1庇体と第2庇体との接合部を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る出隅における庇構造について図面を参照して説明する。
本実施形態の出隅における庇構造は、例えば、図1に示すように、建物3の出隅に設けられる庇2であって、出隅をなす2つの外壁面3a、3bのうちの一方となる建物3の正面の外壁面(正面外壁面)3aから張り出して躯体3cに取り付けられている第1庇体としての前庇体1と、出隅をなす2つの外壁面3a、3bのうちの他方となる側面の外壁面(側面外壁面)3bから張り出して躯体3cに取り付けられている第2庇体としての側庇体101と、前庇体1と側庇体101とを接合する接合部材50と、庇2の外周部に設けられる化粧材90と、を有している。
以下の説明においては、庇2を、屋外側から建物3の正面外壁面3aに向かって見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる正面外壁面3aに沿う方向を左右方向、正面外壁面3aと直交する側面外壁面3bに沿う方向を見込み方向として示す。尚、庇2を構成する各部材は、単体として説明する場合であっても、庇2と同様に上下方向、左右方向、見込み方向等となる方向にて方向を特定して説明する。
本実施形態の庇2を構成する前庇体1および側庇体101は、前庇体1が正面外壁面3aから張り出している張り出し量D1と側庇体101が側面外壁面3bから張り出している張り出し量D2とは相違するが、構成は同じなので、ここでは前庇体1および側庇体101の構成を、前庇体1を例に挙げて説明する。また、後の説明および図面において側庇体101の各部材および各部位を示す場合には、前庇体1に対応する部位、部材を、前庇体1に付した符号に100を加えた符号を付して説明する。
前庇体1は、図2〜図5に示すように、建物3の正面外壁面3aに沿って配置され建物3の躯体3cに取り付けられる後枠10と、後枠10と見込み方向に間隔を隔ててほぼ平行に配置される前枠24と、後枠10および前枠24の左右の端部が、水平断面がL字状をなす枠連結材4により連結される2つの側枠30と、外壁面3aと交差する方向に突出し後枠10と前枠24との間に後枠10側の高さが僅かに低くなるように傾斜して掛け渡され後枠10および前枠24に固定される梁40と、梁40の上に載置され前枠24および2つの側枠30にパネル支持部材5およびパネル押さえ部材6を介して保持される屋根パネル36と、後枠10、前枠24および2つの側枠30に囲まれた領域をそれらの下端側にて覆う軒天60と、2つの側枠30にそれぞれ取り付けられた固定金具48間に掛け渡され、各固定金具48と梁40とに固定されて軒天60の正面外壁面3a側の部位が固定される後軒天アタッチメント65と、前枠24に固定されて軒天60の屋外側端部が固定される前軒天アタッチメント70と、後枠10に一体に設けられた樋11の上方を覆うカバー部材80と、を有している。
後枠10は、アルミニウム製の押出成型材であり、図4に示すように、上下方向のほぼ中央に樋11を備え、樋11の下に梁40の端部が当接されて固定される梁固定部12と、梁固定部12の下に軒天60の正面外壁面3a側の端部と正面外壁面3aとの間を塞ぐ軒天壁側部13が設けられている。また、樋11の屋外側の先端には屋根パネル36の外壁面3a側端部が収容される屋根パネル収容部14が設けられ、樋11の外壁面3a側端部は屋根パネル36より上方に延出された延出部15を有しており、延出部15の上端にカバー部材が係合される係合部16とカバー部材80が固定されるカバー固定部17とが設けられている。
後枠10は、図2〜図4に示すように、躯体3cに固定されて外壁面3aから前庇体1の左右方向における中央と左右の端部近傍との3箇所にて上下に2本ずつ突出されたアンカーボルト7により固定される。正面外壁面3aから突出された各アンカーボルト7には、前庇体1を取り付けた際に、アンカーボルト7周辺の外壁面に負荷が集中しないように外形形状が大きな保護プレート8が螺着されている。ここで、躯体3cに前庇体1を取り付けるためのアンカーボルト7を左右方向における3箇所としたが、これに限らず、アンカーボルトは庇体の左右方向における幅に応じて適宜設けられていればよい。後枠10を貫通するアンカーボルト7には、緩みを防止するために2つのナット9が締め込まれている。
後枠10は、アンカーボルト7に螺着された保護プレート8に当接される延出部15および梁固定部12の正面外壁面3aと対向する面が同一平面をなす上外壁面対向部15aおよび下外壁面対向部12aを有し、上外壁面対向部15aおよび下外壁面対向部12aとの間には、屋外側に向かってほぼ水平に突出されて樋11の底をなす樋底部11aと、樋底部11aの先端が上方に立ち上がりその上部に設けられクッション材29を介して屋根パネル36が載置されるパネル載置部18と、パネル載置部18の外壁面3a側に設けられ屋根パネル36の縁を収容するパネル収容部14と、パネル載置部18とパネル収容部14との間に設けられ下方に窪む溝部19とを有している。溝部19は、パネル収容部14に浸入した水を受けるように設けられている。
後枠10と正面外壁面3aとの間には保護プレート8が介在されるので、保護プレート8が当接される下外壁面対向部12aと、その下側に設けられ、軒天60と正面外壁面3aとの間を塞ぐ軒天壁側部13の正面外壁面3aに当接される外壁当接部13aとの間には、下外壁面対向部12aより正面外壁面3a側に突出する段部13bが設けられている。
樋底部11aの上側に設けられる延出部15は、樋底部11aの正面外壁面3a側の縁と繋がった上外壁面対向部15aの上端が屋外側に延出され、屋外側の先端部が上方に立ち上がった立上部15bを有し、立上部15b上に上外壁面対向部15aの上端より高い位置に水平な面を備えてカバー部材80が載置されるとともに固定されるカバー固定部17が設けられている。カバー固定部17上の水平な面は立上部15bよりも正面外壁面3a側に延出された係合部16が設けられており、この係合部16にカバー部材80に設けられたフック部81が係合される。このため、係合部16と正面外壁面3aとの間隔は、フック部81が有する爪部82の長さより広く形成されている。ここで、カバー固定部17上の水平な面を上外壁面対向部15aの上端より高い位置としたが、屋根パネル36の上面より上であれば構わない。
樋底部11aの下側に設けられる梁固定部12は、下外壁面対向部12aの上下に、矩形状をなす梁40の外壁面3a側の小口の上部40aおよび小口の下部40bが当接される小口上部当接部12bおよび小口下部当接部12cと、梁40の外壁面3a側の上面40cおよび下面40dが当接される上面当接部12dおよび下面当接部12eとが、梁40の傾斜に合わせて設けられている。ここで、梁40は梁固定部12に、後述する後ブラケット38を介して固定されるため、梁固定部12に取り付けられる後ブラケット38と梁40の正面外壁面3a側の小口とが干渉しないように、小口上部当接部12bおよび小口下部当接部12cは下外壁面対向部より屋外側に配置されている。
上面当接部12dは樋底部11aより僅か下に位置して樋底部11aと繋がっており、屋外側に突出している下面当接部12eは、下外壁面対向部12aより正面外壁面3a側に延出されて正面外壁面3aに当接し、その先端が下方に延出されて正面外壁面3aに当接される外壁当接部13aをなしている。外壁当接部13aの下端は軒天60の下面より下まで延出されており、下端が屋外側に延出され、屋外側の端部が上方に立ち上げられて、その上端が軒天60の端部と対向するように設けられている。
前枠24は、図5に示すように、正面外壁面3aおよび後枠10とほぼ平行な鉛直面をなす前板部25と、前板部25の上端から屋外側に突出されて正面に設けられる化粧材90が固定される上化粧材固定部26と、前板部25の下端から屋外側に突出される下屋外延出部27と、下屋外延出部27と繋がって前板部25の下端と軒天60の屋外側の端部との間を塞ぐ軒天前側部28と、を有している。
前枠24の上化粧材固定部26の先端は下方に、下屋外延出部27の先端は上方に、各々延出されて化粧材90が当接される化粧材当接部26a、27aが設けられており、前板部25の上部側は梁40が固定されるため、下部より厚く形成されて補強されている。
梁40は、押し出し成形部材であり、図6に示すように、断面が矩形状をなし長手方向に連通する中空部を有する梁本体41と、中空部を形成する梁本体41の左右の壁部41aを延長するように梁本体41より上方に延出された2つの上方延出部42と、2つの上方延出部42の上縁から互いに対抗する側と反対側に各々、梁本体41の左右の壁部41aとほぼ直角に延出されて屋根パネル36が載置されるパネル載置部43と、を有している。梁本体41の長手方向における両端部には上方延出部42およびパネル載置部43は設けられておらず、上方延出部42およびパネル載置部43より先端側に梁本体41が突出している。
図2、図4に示すように、梁40の壁部41aの正面外壁面3a側の端部には、梁40の壁部41aに沿って隣接し互いに対向する端部対向板部45と、端部対向板部45の上縁を連結する上連結部46と、がコ字状をなし、上連結部46上に屋根パネル36を介して載置されるカバー部材80が固定される鋼製のカバー固定部材47がビス止めされている。
梁40は、図2、図3に示すように、2つの側枠30間をほぼ三等分する位置に配置され後枠10と前枠24とにそれぞれ、例えば、鋼製またはアルミニウム製の前ブラケット37および後ブラケット38を介して後枠10に固定されている。すなわち、梁40は、後ブラケット38、後枠10およびアンカーボルト7を介して躯体3cに取り付けられている。ここで、梁40は、躯体3cに取り付けられていれば、本実施形態のように、後ブラケット38、後枠10およびアンカーボルト7などの部材を介して間接的に取り付けられていても、梁40が直接躯体3cに取り付けられていても構わない。
前ブラケット37は、梁40の屋外側の小口に挿入され壁部41aに沿って隣接し互いに対向する前対向板部37aと、前対向板部37aの屋外側の縁を連結する前連結部37bと、がコ字状をなし、前連結部37bが前枠24に固定され、前対向板部37aに各々、梁40の壁部41aがビス止めされている。
後ブラケット38は、図6に示すように、後枠10の梁固定部12に当接されてビス止めされる板状の後枠固定部38aと、後枠固定部38aの屋外側の面から屋外側に向かって突出され梁40の壁部41aに沿って隣接し互いに対向する後対向板部38bと、を有している。後枠固定部38aは、小口上部当接部12bおよび小口下部当接部12cに小口が当接された梁40と干渉しない厚みをなし、2つの後対向板部38bより左右方向に突出させて形成されており、左右に突出した部位にて後枠10の梁固定部12に固定されている。
側枠30は、図7に示すように、押し出し成形部材であり、断面が縦長の長方形状をなし長手方向に連通する中空部を有する側枠本体31と、側枠30の下端部と軒天60との間に設けられ側枠本体31の下面に固定される側枠アタッチメント35を位置決めするために下方に突出された位置決め突部32と、を有している。側枠30には、各々側方、すなわち、庇2の外周側から、側枠30を覆うように化粧材90が装着されて、側枠30の上面をなす側枠本体31の上面31aにビス止めされる。このため、側枠本体31において、屋根パネル36と反対側に位置する面は、側面に設けられる化粧材90が当接される化粧材当接面31bをなしている。
側枠30の上面である側枠本体31の上面31aと、側枠30の下面をなす位置決め突部32の下面32aとの距離は、前枠24の上面をなす上化粧材固定部26の上面26bと、前枠24の下面をなす下屋外延出部27の下面27bとの距離と一致している。このため、前枠24と側枠30の外周側には、同一の化粧材90を取り付けることが可能である。
側枠アタッチメント35は、側枠30とほぼ同じ長さを有し、左右方向における一方の端部が側枠本体31の下面にビス止めされる側枠固定部35aをなし、他方の端部が、軒天60の端部を載置する軒天載置部35bをなしている。また、側枠アタッチメント35の後枠側には、樋11と連通する竪樋94が貫通する開口が設けられており、竪樋94は側枠アタッチメント35に連結され正面外壁面3aに沿って設けられた縦桟(不図示)内に配置されている。すなわち、樋11は、前庇体1と側庇体101とにそれぞれ独立して設けられており、前庇体1と側庇体101との間を渡って雨水等が流れないように構成されている。
軒天60は、後枠10の軒天壁側部13と前枠24の軒天前側部28とに渡るように、見込み方向に長い短冊状をなす複数の軒天材61が左右方向に並べられて構成されている。各軒天材61の左右方向における一方の端部61aは隣接する軒天材61と係合することにより支持され、他方の端部61bが後軒天アタッチメント65および前軒天アタッチメント70にそれぞれ固定されている。
後軒天アタッチメント65は、2つの側枠30に掛け渡されて固定されるとともに、図4に示すように、梁40の下面にも固定されている。後軒天アタッチメント65には、後枠10の軒天壁側部13と前枠24の軒天前側部28とに渡たる各軒天材61が軒天壁側部13と軒天前側部28との間の後枠10側にて下方からビス止めされる。前軒天アタッチメント70は、図5に示すように、軒天前側部28に固定されて、軒天前側部28上に配置された各軒天材61の上面と近接して対向する上対向面部71に、各軒天材61が下方からビス止めされる。
屋根パネル36は、図2に示すように、矩形状平板状をなし、梁40のパネル載置部43に載置されて支持されるとともに、後枠10側の端部にてパネル載置部18に支持されて後枠10側の縁がパネル収容部14に保持され、前枠24および2つの側枠30に固定されるパネル支持部材5およびパネル押さえ部材6によって上下から挟持されている。屋根パネル36は取り付けられた状態で、建物3に向かって高さが低くなるように傾斜している。
カバー部材80は、図4に示すように、後枠10のカバー固定部17上に載置される載置板部83と、載置板部83と繋がって外壁面3a側に設けられ後枠10の係合部16に係合されるフック部81と、屋根パネル36上に載置されるパネル側板部84と、載置板部83とパネル側板部84との間を傾斜面にて連結する傾斜板部85と、を有している。カバー部材80は、正面外壁面3aに沿う左右方向においてほぼ屋根パネル36と同じ幅を有し、載置板部83が後枠10のカバー固定部17に所定の間隔を開けて複数箇所(本実施形態では6箇所)にてビス止めされている。
パネル側板部84は、屋根パネル36とともに貫通され、防水処理が施されているボルト49にて、梁40に設けられたカバー固定部材47および左右の側枠30にそれぞれ固定された支持金具89に固定されている。すなわち、後枠10のパネル収容部14に保持された屋根パネル36の外壁側の部位と屋根パネル36と後枠10との間にて上方が開放された樋11の上方がカバー部材80に覆われている。カバー部材80が取り付けられた後には、カバー部材80のフック部81と外壁面3aとの間にシール材79が充填されている。
カバー部材80のパネル側板部84には、傾斜板部85の下端側の部位に繋がって切り欠かれた切り欠き部86が設けられている。この切り欠き部86は、屋根パネル36上であって、カバー部材80より屋外側の水が屋根パネル36の傾斜に沿ってカバー部材80側に流れてきたときに樋11に至らせるための流路をなしている。また、傾斜板部85の左右方向における両端部に樋11を清掃するための開口87が設けられており、開口87にはグロメット88が装着されている。
本実施形態の庇2は、前庇体1が出隅をなす2つの外壁面3a、3bのうちの一方の外壁面をなす正面外壁面3aから張り出し、側庇体101が他方の外壁面をなす側面外壁面3bから張り出して設けられている。また、前庇体1は、正面外壁面3aに沿う方向において側面外壁面3bよりも突出する出隅突出部1aを有している。このとき、前庇体1の出隅突出部1aが側面外壁面3bよりも突出している量と、側庇体101が側面外壁面3bから張り出している量とは等しい。このため、前庇体1と側庇体101とが躯体3cに取り付けられると、前庇体1の側枠30の表面をなす化粧材当接面31bと、側庇体101の前枠24の化粧材当接部26a、27aとが、同一平面をなすように配置される。また、側面外壁面3bより側方(正面外壁面に沿う方向)に突出した出隅突出部1aの、正面外壁面(一方の外壁面)3aに沿う部位としての後枠10と、隣接する側庇体101の、側面外壁面(他方の外壁面)3bに沿う方向における一方の端部としての側枠130とは、接合部材50を介して接合される。
接合部材50は、建物3の側面外壁面3bに沿う面にて切断した縦断面が、正面外壁面3aに沿う方向に連続した、単一の断面形状をなす部材である。接合部材50の正面外壁面3aに沿う方向における長さは、側面外壁面3bよりも突出している出隅突出部1aの突出量より短く、前庇体1の側枠30と側庇体101の前枠124とに、後述する化粧材90が取り付けられたときに、当該化粧材90と干渉しない長さをなしている。
接合部材50は、図8に示すように、前庇体1の、側面外壁面3bよりも突出した出隅突出部1aにおける後枠10の上外壁面対向部15aおよび下外壁面対向部12aに当接される後枠当接部51と、後枠10の下方に位置する段部13b上に載置される載置部52と、後枠10の段部13bから垂設された外壁当接部13aに当接される当接縦壁部53と、当接縦壁部53の下縁から側庇体101側に延出された下延出片54と、後枠当接部51と繋がって後枠当接部51の上方にて側庇体101側に延出されて下延出片54と対向する上延出片55と、を有している。
接合部材50は、下延出片54と上延出片55との間隔が、前庇体1と接合される側庇体101の側枠130の上面131aと側枠130の下面をなす位置決め突部132の下面132aとの距離より僅かに広く形成されている。接合部材50は、前庇体1の出隅突出部1aにおける後枠10の段部13bに載置部52が載置されて位置決めされるとともに後枠当接部51が上外壁面対向部15aおよび下外壁面対向部12aに渡って当接されてビス止めされる。
化粧材90は、前庇体1の、側庇体101と接合されていない側の側枠30と、前庇体1の前枠24と、前庇体1の、側庇体101と接合されている側の側枠30および側庇体101の前枠124と、側庇体101の、前庇体1と接合されていない側の側枠130と、にそれぞれ外周側から被せるように取り付けられる。すなわち、前庇体1と側庇体101とが接合されて互いに隣り合うように配置された前庇体1の側枠30と側庇体101の前枠124とには、前庇体1と側庇体101とに渡るように単一の化粧材90が取り付けられる。
各化粧材90は、アルミニウム製の押出成形部材に外装仕上げが施されており、取り付けられる箇所の長さに応じて適宜切断されて用いられる。化粧材90は、矩形状をなす前庇体1および側庇体101の前枠24、124と側枠30、130に取り付けられるので、互いに隣接する化粧材90は直角に繋がるように、互いの端部が各々45度に切断され、切断された端部にてコーナーキャップ93を挟持するように当接された状態でビス止めされて連結される。
化粧材90は、前枠24、124または左右の側枠30、130の表面を覆う本体部91と、本体部91の上縁から前枠24、124または側枠30、130側に延出された上縁延出片91aと、本体部91の上部および下端から前枠24、124または側枠30、130と反対側に突出された突出部92と、本体部91の下部にて上縁延出片91aと上下方向において対向するように延出された下縁延出片91bと、を有している。
上縁延出片91aと下縁延出片91bとの間隔は、側枠30における側枠本体31の上面31aと位置決め突部32の下面32aとの距離および前枠24における上化粧材固定部26の上面26bと下屋外延出部27の下面27bとの距離より僅かに広く形成されている。上下の突出部92の間に設けられた鉛直の壁部90bには外装仕上げが施されている。
化粧材90は、前庇体1および側庇体101の接合されていない側の側枠30、130と、前庇体1の前枠24には、上縁延出片91aが、側枠本体31、131の上面31a、131aおよび上化粧材固定部26の上面26bに載置されるように配置され、上方からビス止めされている。また、接合されて互いに隣り合うように配置された前庇体1の側枠30と側庇体101の前枠124とには、単一の化粧材90の上縁延出片91aが、側庇体101の前枠124における上化粧材固定部126の上面126bと前庇体1の側枠30における側枠本体31の上面31aとに渡るように載置されて上方からビス止めされている。
化粧材90は、庇2の意匠に応じて、様々な形状にて構成可能であり、また、前枠24、124および左右の側枠30、130に被せてビス止めする構成としたので、化粧材90を変更することにより異なる意匠の庇2を構成することが可能であり、取り付けおよび交換も容易である。
前庇体1と側庇体101とを接合部材50にて接合して庇2を建物3に設ける場合には、まず、前庇体1がアンカーボルト7を介して躯体3cに取り付けられた後の出隅突出部1aの後枠10に接合部材50をビス止めする、あるいは、前庇体1の出隅突出部1aとなる部位の後枠10に接合部材50が取り付けられた前庇体1を、アンカーボルト7を介して躯体3cに取り付ける。
躯体3cに取り付けられた前庇体1に設けられた接合部材50は、後に取り付ける側庇体101を位置決めするためのガイドとして機能する。より具体的には、前庇体1が取り付けられた後に取り付けられる側庇体101は、出隅突出部1aに取り付けられた接合部材50の上延出片55と下延出片54とにより、側枠130が上下方向の移動が規制されつつ側面外壁面3b側に移動されることにより、側庇体101の上化粧材固定部126の上面126bが、前庇体1の側枠本体31の上面31aと同じ高さとなるような所定の取付位置に案内される。
側庇体101が取付位置に配置された際には、側庇体101側枠本体131に取り付けられた側枠アタッチメント135が、接合部材50の下延出片54の先端54aに当接されて、側庇体101の見込み方向における位置が位置決めされる。また、側庇体101を接合部材50に沿わせて側面外壁面3b側に移動する際に、接合部材50の下延出片54の先端54aを側庇体101の見込み方向のガイドとしてもよい。このように、接合部材50を備えた前庇体1が建物3に取り付けられた状態で、接合部材50の上延出片55と下延出片54との間に側庇体101の側枠130を係合させて配置し、側庇体101の後枠10を側面外壁面3bに当接させて側庇体101を、アンカーボルト7を介して躯体3cに取り付ける。
側庇体101を建物3に取り付けた後に、接合部材50と側庇体101の側枠130とをビスにて固定する。
このように前庇体1に取り付けた接合部材50を、側庇体101の位置決めガイドとして側庇体101を建物3に取り付けると、前庇体1の上化粧材固定部26の上面26b、側枠本体31の上面31aおよび側庇体101の上化粧材固定部126の上面126b、側枠本体131の上面131aが同一平面をなし、前庇体1の下屋外延出部27の下面27b、位置決め突部32の下面32aおよび側庇体101の下屋外延出部127の下面127b、位置決め突部132の下面132aが同一平面をなすように配置される。
次に、建物3に取り付けられた庇2の外周部に化粧材90を取り付ける。このとき、前庇体1の、側庇体101と接合されていない側の側枠30と前枠24、および側庇体101の、前庇体1と接合されていない側の側枠130と、にそれぞれ別個の化粧材90を外周側から被せるように、また、前庇体1と側庇体101とが接合されて隣接する前庇体1の側枠30と側庇体101の前枠124とに単一の化粧材90を外周側から被せるように、それぞれ配置して、上方向からそれぞれビスにて固定する。
本実施形態の庇構造によれば、出隅をなす2つの外壁面3a、3bのうちの正面外壁面3aから張り出す前庇体1が、正面外壁面3aに沿う方向において側面外壁面3bよりも突出した出隅突出部1aを有しているので、側面外壁面3bから張り出す側庇体101と出隅突出部1aとを接合するだけで建物3の出隅に庇2を設けることが可能である。このとき、矩形状をなす前庇体1の一部である出隅突出部1aが、正面外壁面3aに沿って突出しており、出隅突出部1aが有する、正面外壁部3aに沿うように配置されて躯体3cに取り付けられた後枠10が側面外壁面3bよりも突出している。このため、前庇体1の出隅突出部1aが有し、正面外壁面3aに沿った後枠10と、矩形状をなす側庇体101の一方の側壁30とを、煩雑な加工を施すことなく接合部材50により接合して、出隅に庇2を設けることが可能である。
また、出隅突出部1aの突出量と側庇体101の張り出し量とを等しくすることにより、前庇体1および側庇体101との張り出し量を任意に設定したとしても、煩雑な加工を施すことなく、前庇体1と側庇体101とが接合された外周が直角をなすように仕上げることが可能である。このため、汎用性および施工性に優れかつ安価な出隅における庇構造を提供することが可能である。
また、前庇体1と側庇体101とのうち、後から取り付けられる側庇体101は、前庇体1と側庇体101とを接合するための接合部材50により、所定の取付位置に案内されるので、後から取り付けられる側庇体101を容易に適切な取付位置に配置することが可能である。このため、本実施形態のように、前庇体1と側庇体101とに渡って単一の化粧材90を取り付ける場合には、前庇体1の取付面となる前庇体1の側枠本体31の上面31aと側庇体101の上化粧材固定部126の上面126bとが同じ高さの水平面をなすような所定の取付位置に側庇体101を容易に配置することが可能である。
また、前庇体1および側庇体101はいずれも躯体3cに取り付けられているので、各々高い強度を備えている。このとき、前庇体1は単体で取り付けられた状態では、出隅突出部1aは正面外壁面3aから張り出している前庇体1が突出している部位なので、前庇体1の他の部位より強度が低くなるが、側庇体101の端部となる側枠130と接合することにより、出隅突出部1aが側庇体101にも支持されるので、出隅突出部1aにおいても高い強度を備えることが可能である。
また、隣り合うように配置される前庇体1の側枠30と側庇体101の前枠124とに渡って、それらの外面を覆う化粧材90が設けられているので、前庇体1と側庇体101との接合部は化粧材90により覆われる。このため、前庇体1と側庇体101とが一体をなすように見えるので、意匠性の高い庇2を提供することが可能である。
また、前庇体1と側庇体101とが互いに独立した樋11,111を各々備えているので、前庇体1と側庇体101とが接合された構造であっても、前庇体1と側庇体101との間を通るように雨水等を流す必要がない。このため、前庇体1と側庇体101との接合部から雨水等が漏れにくく排水性に優れた庇2を出隅に設けることが可能である。
上記実施形態においては、前庇体1を側面外壁面3bより張り出して出隅突出部1aとした例について説明したが、側庇体101を正面外壁面より張り出させて出隅突出部としても良い。このとき、前庇体1と側庇体101とのうち、取り付けられている外壁面からの張り出し量が大きい方の庇体にて出隅突出部を形成すると、張り出し量が小さい方の庇体が取り付けられている外壁面からの張り出し量が小さくなるので、出隅突出部の強度をより高くすることが可能である。
上記実施形態においては、前庇体1と側庇体101とを接合する際に、接合部材50を前庇体1側に取り付けて、側庇体101を取り付ける際のガイドとする例について説明したが、接合部材は、側庇体101側に取り付けて、前庇体1を取り付ける際のガイドとしてもよい。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 前庇体、1a 出隅突出部、3 建物、3a 正面外壁面(一方の外壁面)、
3b 側面外壁面(他方の外壁面)、3c 躯体、10 後枠、11 樋、
11a 樋底部、24 前枠、30 側枠、50 接合部材、54 下延出片、
55 上延出片、90 化粧材、94 竪樋、101 側庇体、

Claims (5)

  1. 建物の出隅をなす2つの外壁面のうちの一方の前記外壁面から張り出して前記一方の前記外壁面側に取り付けられる第1庇体と、
    前記2つの外壁面のうちの他方の前記外壁面から張り出して前記他方の前記外壁面側に取り付けられる第2庇体と、
    を有し、
    前記第1庇体および前記第2庇体は、各々が張り出している前記外壁面に沿って配置されて前記建物の躯体に取り付けられる後枠と、前記後枠と対向し互いに間隔を隔てて配置される前枠と、前記後枠と前記前枠とを両端にて各々繋ぐ側枠とが矩形状に接合されており、
    前記第1庇体は、前記一方の外壁面に沿う方向に、前記他方の外壁面よりも突出する出隅突出部を有し、
    前記第2庇体の前記他方の外壁面に沿う方向における一方の前記側枠は、前記出隅突出部の前記一方の外壁面に沿う前記後枠と接合されていることを特徴とする出隅における庇構造。
  2. 請求項1に記載の出隅における庇構造であって、
    前記出隅突出部と前記第2庇体とは、接合部材を介して接合されており、
    前記接合部材は、前記第1庇体と前記第2庇体とのうちの一方に固定され、
    後から取り付けられる前記第1庇体または前記第2庇体を所定の取付位置に案内することを特徴とする出隅における庇構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の出隅における庇構造であって
    記第1庇体の一方の前記側枠と前記第2庇体の前記前枠とは互いに隣り合うように配置されるとともに、前記第1庇体の一方の前記側枠と前記第2庇体の前記前枠とに渡ってそれらの外面を覆う化粧材が設けられることを特徴とする出隅における庇構造。
  4. 請求項1至請求項3のいずれかに記載の出隅における庇構造であって、
    前記第2庇体の張り出し量と、前記出隅突出部の突出量とが等しいことを特徴とする出隅における庇構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の出隅における庇構造であって、
    前記第1庇体および前記第2庇体は、互いに独立した樋を備えていることを特徴とする出隅における庇構造。
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