JP2015140527A - 庇ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物から張り出して設けられる庇ユニットであって、前記建物に向かって高さが低くなる傾斜を備え前記建物の躯体に取り付けられる梁と、前記梁上に載置される屋根パネルと、前記屋根パネルと前記建物との間に前記建物の外壁面に沿って設けられ上部が開放された樋と、前記屋根パネルより高い位置にて前記建物側に係合され、前記樋の上方を覆って前記梁を支持するカバー部材と、を有する。
【選択図】図5
Description
このような庇ユニットによれば、カバー部材は、躯体に取り付けられて梁が固定される壁側枠の、屋根パネルより上方に延出された延出部に係合されているので、建物の外部から容易に取り付けることが可能であり、壁側枠を介してカバー部材を躯体にて支えることが可能である。また、壁側枠は外壁面に沿って配置されているので、カバー部材を外壁面に沿う広い範囲で支えることが可能である。このため、壁側枠を介して躯体に支持されたカバー部材により梁を強固に支持することが可能である。
このような庇ユニットによれば、例えば積雪などにより庇ユニットに上方から力が作用すると、梁の上面が壁側枠の上面当接部に当接され、梁の小口の下部が壁側枠の小口下部当接部に当接されることにより、梁の先端が下がるような下方への倒れが規制されるので、上方からの荷重に対する高い荷重性能を備えることが可能である。
このような庇ユニットによれば、例えば突風などにより庇ユニットに下方から力が作用すると、梁の下面が壁側枠の下面当接部に当接され、梁の小口の上部が壁側枠の小口上部当接部に当接されることにより、梁の先端が上昇するような上方への倒れが規制されるので、下方からの荷重に対する高い荷重性能を備えることが可能である。
このような庇ユニットによれば、建物に向かって高さが低くなるように傾斜する屋根パネルが載置される梁において、建物側の端部の高さが低い段差部に樋を配置したので、屋根パネル上の雨水等を樋に流入させることが可能である。特に、樋を屋根パネルが載置される梁の中央より低い段差部に配置したので、樋を梁の上にそのまま配置した場合より庇の上下方向における厚みを薄く抑えることが可能である。このため、意匠性に優れた庇ユニットを提供することが可能である。
このような庇ユニットによれば、樋は、壁側枠に設けられているので、部材を少なくすることが可能であり、施工が容易で、かつ、部材の管理もし易い庇ユニットを提供することが可能である。
このような庇ユニットによれば、側壁枠に連結されている竪樋が、庇ユニットが張り出している外壁面に沿って設けられているので、樋に集められた雨水等を地面側に流す竪樋を、より目立ちにくい外壁面に沿う位置に配置することが可能である。また、竪樋は装飾材に覆われているので外部に露出しない。このため、より意匠性に優れた庇ユニットを提供することが可能である。
本実施形態の庇ユニット1は、例えば図1に示すように、建物3に設けられた玄関ドア2の上方の外壁面3aから屋外側に張り出している。本実施形態の庇ユニット1には、庇ユニット1の下側から外壁面3aに沿って下方に延びる竪樋が、装飾材をなす縦桟95内に設けられている。
前ブラケット55は、梁40の屋外側の小口に挿入され壁部41aに沿って隣接し互いに対向する前対向板部55aと、前対向板部55aの屋外側の縁を連結する前連結部55bと、がコ字状をなし、前連結部55bが前枠24に固定され、前対向板部55aに各々、梁40の壁部41aがビス止めされている。
図5に示すように、梁40の下面にも固定されている。後軒天アタッチメント65には、後枠10の軒天壁側部13と軒天前側部材28とに渡たる各軒天材61が軒天壁側部13と軒天前側部材28との間の後枠10側にて下方からビス止めされる。前軒天アタッチメント70は、図6に示すように、軒天前側部材28に固定されて、軒天前側部材28上に配置された各軒天材61の上面と近接して対向する上対向面部71に、各軒天材61が下方からビス止めされる。
12b 小口上部当接部、12c 小口下部当接部、12d 上面当接部、
12e 下面当接部、15 延出部、40 梁、40a 小口の上部、
40b 小口の下部、40c 梁の上面、40d 梁の下面、44 段差部、
50 屋根パネル、80 カバー部材、94 竪樋、95 縦桟
Claims (7)
- 建物から張り出して設けられる庇ユニットであって、
前記建物の外壁面に沿って配置され前記建物の躯体に取り付けられる壁側枠と、
前記外壁面と交差する方向に突出させて前記壁側枠に固定される梁と、
前記梁上に載置され前記建物に向かって高さが低くなるように傾斜する屋根パネルと、
前記屋根パネルと前記建物との間に前記建物の外壁面に沿って設けられ上部が開放された樋と、
前記屋根パネルより高い位置にて前記建物側に係合され、前記樋の上方を覆って前記梁を支持するカバー部材と、
を有することを特徴とする庇ユニット。 - 請求項1に記載の庇ユニットであって、
前記カバー部材は、前記壁側枠の前記屋根パネルより上方に延出された延出部に係合されていることを特徴とする庇ユニット。 - 請求項2に記載の庇ユニットであって、
前記壁側枠は、前記梁の上面が当接される上面当接部と、
前記梁の小口の下部が当接される小口下部当接部と、
を有していることを特徴とする庇ユニット。 - 請求項2または請求項3に記載の庇ユニットであって、
前記壁側枠は、前記梁の下面が当接される下面当接部と、
前記梁の小口の上部が当接される小口上部当接部と、
を有していることを特徴とする庇ユニット。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の庇ユニットであって、
前記梁は、前記建物側の端部に、当該梁の高さが長手方向における中央側より低い段差部を有し、
前記段差部に前記樋が配置されていることを特徴とする庇ユニット。 - 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の庇ユニットであって、
前記樋は、前記壁側枠に設けられていることを特徴する庇ユニット。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の庇ユニットであって、
前記側壁枠と連結されて前記樋と連通する竪樋を備え、
前記竪樋は、前記外壁面に沿って設けられるとともに、装飾材に覆われていることを特徴とする庇ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014012525A JP6211422B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 庇ユニット |
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JP2014012525A JP6211422B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 庇ユニット |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2015140527A true JP2015140527A (ja) | 2015-08-03 |
JP6211422B2 JP6211422B2 (ja) | 2017-10-11 |
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ID=53771081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014012525A Active JP6211422B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 庇ユニット |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP6211422B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021070956A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 積水ハウス株式会社 | 庇屋根構造及び建築物 |
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JPH07102703A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-18 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 雨 樋 |
JP2000064485A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-02-29 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 屋根の角度調整装置 |
JP2003301573A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-24 | Sekisui Chem Co Ltd | 玄関庇 |
JP2009197523A (ja) * | 2008-02-24 | 2009-09-03 | Shin Nikkei Co Ltd | 上吊り式庇 |
-
2014
- 2014-01-27 JP JP2014012525A patent/JP6211422B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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JP2021070956A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 積水ハウス株式会社 | 庇屋根構造及び建築物 |
JP7303982B2 (ja) | 2019-10-30 | 2023-07-06 | 積水ハウス株式会社 | 庇屋根構造及び建築物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6211422B2 (ja) | 2017-10-11 |
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