JP6408769B2 - 練習用コップ蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、幼児がコップを用いて、飲物を飲む方法を短期間で習得させるための練習用コップ蓋に関するものである。
特許文献1には、図5の断面図に示すような幼児用コップが開示されている。この幼児用コップでは、蓋体1が容器主体2の上縁に回動自在に嵌合され、蓋体1の流路側上縁に受口3を延設し、受口3の内側に沿って複数個の透孔4を貫設している。幼児は受口3に口を付けて、透孔4から出てくる飲料を飲む練習をする。蓋体1は容器主体2に対し回動可能とされているので、回動して使用する透孔の数を選択することにより、透孔4は流水圧を適正に維持すると同時に、その流出量の調整が簡便に行えるようにされている。
実開昭62−2679号公報
しかし、特許文献1の幼児用コップでは、容器主体2に把持部がなく、手で把持し難いので、容器主体2内の飲料を飲む際に容器主体2を傾ける調整が上手にできずに、飲料が大量に出てしまうことがある。
また、受口3が垂直に起立しているため、飲料を飲む際に容器主体2を大きく傾ける必要があり、特に飲料が少なくなった場合には、容器主体2を傾けた勢いで容器主体2内の飲料が溢れ出てくるという問題もある。
また、蓋体1は容器主体2に専用に取り付けるものであり、練習により飲料を上手に飲めるようになった後には、蓋体1を外しても容器主体2のみでは使用できないという無駄がある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、市販又は専用のコップに取り付け、幼児が容易にコップ内の飲料の飲み方を習得できる練習用コップ蓋を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る練習用コップ蓋は、円筒部と、該円筒部の上端に形成したフランジ部とを備え、前記円筒部の外側面をコップに嵌合して使用する練習用コップ蓋であって、前記フランジ部の外周辺の一部に先端部を円弧状とした舌片状の飲み口を外側方向に傾斜して延在し、前記飲み口の頂部の下方の前記フランジ部に液流出口を設け、前記フランジ部の内側に、前記フランジ部の内周縁から連続する環状の傾斜部を介して段状に低くした凹部を設けたことを特徴とする。
本発明に係る練習用コップ蓋によれば、蓋体の飲み口が斜めに形成されており、傾きに応じて飲料が流れるので、流出飲料の調整がし易く、飲み方の練習が容易にできる。
また、飲み口は外側に膨らんだスプーン形状を備えることにより、飲料は飲み口に一旦、滞留してから流出するために、勢いが殺がれて緩やかな流れの飲料が得られ、幼児は容易に飲料を飲む練習ができる。
更に、練習により上手に飲めるようになった後には、蓋体を取り外して、残ったコップを飲料用として使用することができる。
実施例の蓋体をコップから分離した状態の斜視図である。 コップに蓋体を取り付けた状態の斜視図である。 平面図である。 図3のA−A断面図である。 従来の幼児用コップの断面図である。
本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は蓋体とコップの斜視図、図2はコップに蓋体を取り付けた状態の斜視図、図3は平面図、図4は図3のA−A断面図である。
コップ11には左右2つの把持部12a、12bが設けられ、コップ11の下部にはコップ11の安定性のために、台部13が固定又は着脱自在に取り付けられている。コップ11の上縁部14の内周面に、合成樹脂製の蓋部15が着脱自在に嵌合できるようにされている。
蓋部15の上縁の円周にはフランジ部16が設けられ、フランジ部16の下部にコップ11の上縁部14の内周面に嵌合する円筒部17が設けられており、円筒部17の外側面にはシリコン等の合成樹脂やゴム等から成る滑止部材18が円環状に周設されている。
蓋部15は滑止部材18を用いずに、円筒部17を可撓性を有するエラストマ製とし、それ以外の部分をポリプロピレン等から成る硬質の合成樹脂製にして、二色成形によって一体に製造してもよい。また、蓋部15全体をエラストマ製で一体成形してもよい。
蓋部15の上面中央部はフランジ部16の内周縁と傾斜部19を経て連続する凹部20が設けられており、フランジ部16の外周の一部には、上方に向かって外側に傾斜し円弧状の先端部を有する舌片状の液誘導部21が延在されている。
この液誘導部21は、フランジ部16から鉛直方向に立ち上がる基部22と、その上端に設けられ外側方向に傾斜する飲み口23とから構成されている。飲み口23は上方になるに従ってその幅は狭くなり、かつ肉薄となる形状とされており、また飲料を滞留し易くするために、稍々外側に膨らんだ部分を有するスプーン形状となっている。
本実施例の寸法は、例えば蓋部の直径は7cm程度、液誘導部21の高さは2cm、液誘導部21の肉厚は平均1.5mm程度である。これらの値は、コップ11の形状、大きさにより適宜のサイズを用意すればよい。
また本実施例では、コップ11は蓋部15に対応する専用のコップを用いて説明しているが、市販の合成樹脂やガラス製のコップ11に対しても蓋部15を使用することができる。このような場合は、蓋部15に対して嵌合可能なサイズのコップ11を選択すればよい。
また、市販又は専用のコップ11は、把持部12a、12bを備えなくてもよく、有色、半透明、透明の何れかであってもよい。半透明又は透明なコップ11を使用すると、幼児又は保護者がコップ11内の飲料の残量を確認することができるので、残っている飲料に応じたコップ11の傾き加減を容易に調整又は指導することが可能となる。
飲み口23の頂部の下方のフランジ部16には、コップ11内から飲料を流出させる円弧形状の液流出口24が設けられており、液誘導部21の反対側のフランジ部16には突片25が外側に向けて形成されている。液流出口24は円弧形状としたが、複数の孔から成っていてもよい。また、実施例の液流出口24は幅2mm長さ10mm程度の大きさであるが、コップ11の形状、容積等に応じて適宜の大きさを採用することができる。
更に、凹部20の近傍の一部には、コップ11に取り付けた場合に、内外の圧力を調整し飲料が液流出口24から流出し易くするための空気孔26が凹部20上の適宜の位置に設けられている。なお、空気孔26は飲料により塞がれることがないように液流出口24に対して、離れた位置に穿設することが好ましい。
蓋部15を使用するには、コップ11内に水、ミルク、ジュース等の飲料を入れてから、蓋部15のフランジ部16の外側を持って、円筒部17をコップ11の上縁部14の内側面に嵌合する。このとき、フランジ部16の存在により蓋部15がコップ11内に落ち込むことはない。また、蓋部15の円筒部17の外周には滑止部材18が取り付けられているので、コップ11に対して或る程度、密封的に嵌合でき、コップ11が倒れても蓋部15が外れて、飲料が外部に大きくこぼれ出すことは少ない。
幼児がこのような練習用コップ蓋付のコップ11から飲料を飲むときには、両手で把持部12a、12bを持って、飲み口23の先端に口を付け、コップ11を傾ければコップ11内の飲料は、液流出口24から流出してくる。また、液流出口24は、フランジ部16から凹部20に至る傾斜部19と円筒部17の内周面との間の環状の間隙に接しているので、コップ11を傾けた場合に飲料はこの間隙を案内路として液流出口24に導入されるので、飲料は液流出口24から流出し易くなる。
このとき、コップ11は蓋部15により密封されていても、空気孔26の存在のために、飲料が出た分だけコップ11内に空気孔26から空気が入り込み、コップ11内の圧力は外部の圧力と平衡するので、飲料が出難くなることはない。
また、蓋部15の上面中央部を一段と低くした凹部20とすることにより、幼児が飲み口23に口を接した際に、幼児の鼻が蓋部15に当接せずに済む。これにより、幼児の唇から液誘導部21までの距離を短くでき、つまり液誘導部21の高さを低くすることができ、コップ11の傾きに対する飲料の流出量の調整がし易くなる。同時に、コップ11をさほど大きく傾けなくとも使用でき、蓋部15全体の大きさも小さくて済む。
また、飲み口23を外側に膨らんだスプーン形状とすることで、液流出口24を出た飲料は一旦、凹んだ飲み口23に滞留してから流出するために、飲料の流出の勢いが殺がれ、緩やかな流れとなるので飲み易くなる。
また、フランジ部16の外側に突片25を設けることにより、蓋部15を外す場合に、突片25に指を掛けて外すことができ、口を付ける液誘導部21に手を触れずに済むので衛生的である。
なお、蓋部15には凹部20を設けたが、この凹部20は設けずにフランジ部16と同一面とすることもできる。代りに、使用に際して鼻が蓋部15に当接しないように、液誘導部21の高さを高くすればよい。
幼児がこの練習用コップ蓋付のコップ11を用いて、コップ11内の飲料を飲むコツを習得すると、以後は蓋部15を外し、コップ11から直接に飲料を飲むことができるので、コップ11を通常の飲料用に使用できる。更に、コップ11及び蓋部15は、うがい薬を入れた液体を口に含む際の練習にも利用することができる。
11 コップ
12a、12b 把持部
13 台座
14 上縁部
15 蓋部
16 フランジ部
17 円筒部
18 滑止部材
19 傾斜部
20 凹部
21 液誘導部
22 基部
23 飲み口
24 液流出口
25 突片
26 空気孔

Claims (5)

  1. 円筒部と、該円筒部の上端に形成したフランジ部とを備え、前記円筒部の外側面をコップに嵌合して使用する練習用コップ蓋であって、
    前記フランジ部の外周辺の一部に先端部を円弧状とした舌片状の飲み口を外側方向に傾斜して延在し、前記飲み口の頂部の下方の前記フランジ部に液流出口を設け
    前記フランジ部の内側に、前記フランジ部の内周縁から連続する環状の傾斜部を介して段状に低くした凹部を設けたことを特徴とする練習用コップ蓋。
  2. 前記飲み口は、前記円筒部と鉛直方向に前記フランジ部から立ち上げた基部上に形成したことを特徴とする請求項1に記載の練習用コップ蓋。
  3. 前記飲み口は先端に向うにつれ幅が狭くなると共に肉薄とし、かつ外側に膨らむ形状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の練習用コップ蓋。
  4. 前記円筒部の外側面には滑止部材を周設したことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の練習用コップ蓋。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載の練習用コップ蓋を、コップの上縁部の内側面に嵌合したことを特徴とする練習用コップ蓋付コップ。
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