JP6408331B2 - 冷蔵庫の製造方法 - Google Patents

冷蔵庫の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6408331B2
JP6408331B2 JP2014204584A JP2014204584A JP6408331B2 JP 6408331 B2 JP6408331 B2 JP 6408331B2 JP 2014204584 A JP2014204584 A JP 2014204584A JP 2014204584 A JP2014204584 A JP 2014204584A JP 6408331 B2 JP6408331 B2 JP 6408331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane foam
foaming
box
heat insulation
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014204584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016075406A (ja
Inventor
千喜憲 中小原
千喜憲 中小原
井関 崇
崇 井関
正良 古橋
正良 古橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Global Life Solutions Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2014204584A priority Critical patent/JP6408331B2/ja
Publication of JP2016075406A publication Critical patent/JP2016075406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6408331B2 publication Critical patent/JP6408331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は冷蔵庫に関するものである。
一般的に、冷蔵庫の断熱箱体は鉄板で作られた外箱と合成樹脂で作られた内箱とで構成され、外箱と内箱によって形成される断熱空間に気泡を有するポリウレタンフォームを用いた断熱材が充填されている。このポリウレタンフォームは、ポリオール成分とイソシアネート成分を発泡剤、反応触媒、及び整泡剤の存在下で反応させることにより得られるものである。このポリウレタンフォームの発泡剤として広く使われてきたCFC−11は日本、及び米国において1995年末に全廃とされ、またHCFC−141bは2003年末までに全廃となった。これに伴い、オゾン層破壊の恐れが少ないノンフロン系発泡剤は欧州を中心に炭化水素系化合物への代替えが活発となり、日本でもシクロペンタンのような発泡剤が冷蔵庫の断熱材であるポリウレタンフォームに使用されてきた。
しかし、シクロペンタン発泡剤はフロン系発泡剤に比べてガスの熱伝導率が高いため、シクロペンタン発泡剤を用いたポリウレタンフォームは、フロン系発泡剤を用いたポリウレタンフォームよりも断熱性能が大きく劣るものである。また、シクロペンタン発泡剤を用いたポリウレタンフォームは、フロン系発泡剤を用いたポリウレタンフォームよりも高密度で流動性が劣るため、フロン系発泡剤を用いたポリウレタンフォームよりもポリウレタンの充填量を多くしなければ、断熱箱体内の隅々までポリウレタンフォームを充填することができないという問題がある。
一方、ポリウレタンの充填量を多くすると、冷蔵庫自体が高価格になる問題、重量が重くなる問題がある共に、外箱又は内箱の変形や注入口からのポリウレタンフォームの漏れといった不良が生じ、不良のない製品を製造することが困難になるという問題がある。また、反対にポリウレタンの充填量を抑制すると、十分な断熱性能及び強度を確保することが困難になるといった問題がある。
近年においては、地球温暖化問題への対応やエネルギー需給バランスの確保が重要な技術的課題となっており、冷蔵庫についても、断熱箱体の断熱性能が高く、省エネルギー性能に優れることが強く求められている。しかるに、近年の冷蔵庫の断熱箱体は、限られた外形寸法で内容積を増加させるために断熱箱体の壁厚が薄くなっており、この薄い壁厚で大きな断熱効果を得るために、断熱箱体内に多くの真空断熱材を配置する設計となっている。
したがって、真空断熱材が存在することによって断熱箱体内におけるポリウレタンフォーム原料の流動空間が狭くなり、断熱箱体内部にポリウレタンフォームを十分に充填することがますます難しくなっている。このため、冷蔵庫用のポリウレタンフォーム原料としては、充填時の流動性が高く、充填後に高強度のポリウレタンフォームが得られるものが求められている。
このような要求に対処するためのものとして、シクロペンタンと水の混合発泡剤であって、混合発泡剤中の水の配合量を多くしたシクロペンタン処方のポリウレタンフォームが提案されている。このポリウレタンフォームは、それ以前のシクロペンタンと水の混合発泡剤を用いたシクロペンタン処方のポリウレタンフォームよりも、充填時の流動性が高く、しかも高い圧縮強度及び曲げ強度が得られる。よって、冷蔵庫の低コスト化及び軽量化が図れると共に、熱漏洩量の低減効果による省エネルギー化も可能な高品質の冷蔵庫を製造できるという長所を有している。
上述したように、近年の冷蔵庫には、断熱性能を向上するため、断熱箱体内に厚い真空断熱材を広い面積にわたって複数枚設置する例が多くみられる。しかしながら、断熱箱体内に設置された真空断熱材は、ポリウレタンフォーム原料の流動を阻害する要因となるので、断熱箱体の各部にポリウレタン断熱特性のばらつき、未充填領域の発生、密度のばらつき等が生じやすい。このため、近年の冷蔵庫の断熱箱体に適用するためには、ポリウレタンフォーム原料の流動性をより高める必要がある。
すなわち、冷蔵庫の断熱箱体の断熱性能を高めて省エネルギー化を図るためには、まず、真空断熱材自体の断熱性能を向上すること、及び、真空断熱材による冷蔵庫のカバー面積を向上することが鍵になる。このため、従来では真空断熱材の厚みを増加する、四辺形のみであった真空断熱材の形状を多角形化して収納融通性を高めて多くの真空断熱材を配置する、ホットガスパイプを跨いで真空断熱材を配置する、真空断熱材を外箱や内箱の形状に合わせた立体形状に成形する等の手段がとられているが、もはや真空断熱材を設置する場所がほとんど無くなっているのが実情である。
そして、厚形の真空断熱材が断熱箱体の収納空間内の各所に配置された冷蔵庫は、ポリウレタンフォーム原料を断熱空間の隅々にまで過不足なく充填することが難しく、冷蔵庫にポリウレタンフォームの未充填ボイドや、ポリウレタンフォームの性状の不均一による断熱性能の不均一化が生じやすいので、冷蔵庫の断熱性能を十分に高めることが難しい。
また、配置する真空断熱材の面積を可能な限り大きくする工夫も取り入れてきた。例えば、冷蔵庫背面側からポリウレタンフォーム原料を注入する冷蔵庫においては、ウレタン注入口の設置位置が課題となった。例えば、ポリウレタンフォーム原料の流動性を考慮した場合、注入口の間隔は小さいほうが流動しやすい。しかしながら、ウレタン注入口間隔を小さくすると注入口と真空断熱材が干渉するため、真空断熱材の寸法を小さくする必要がある。そのため、現在ではウレタン注入口間の距離を可能な限り大きく取る設計をしている。但し、ポリウレタン注入口間の距離が大きくなることでポリウレタンフォーム原料に掛かる負担は大きくなるため、フォーム合わせ目領域付近での未充填ボイドの発生や、性状の不均一(ウレタン注入量の増加、熱伝導率の悪化等)の課題があった。ここで、フォーム合わせ目領域とは、異なった注入口から注入されたポリウレタンフォーム原料が発泡しながら流動して合流する領域をいうものである。
未充填ボイドの発生は、断熱部分の欠損となるため、断熱箱体の熱漏洩量が大きくなるという課題に繋がる。また、内箱側に未充填ボイドが発生した場合は、実運転時に冷蔵庫内の温度が低くなると内箱の凹み等が生じて意匠的に問題となる課題があった。
性状の不均一は、主にポリウレタンフォームに形成されるスキン層の厚み変化によって生じる。ポリウレタンフォームのスキン層は、ポリウレタンフォーム原料の注入時に、外箱及び内箱に沿って流れる表層部分と、その内部を流れる部分との流動速度の差に起因して形成されるものと考えられている。即ち、ポリウレタンフォームの中央部分では、流動速度が大きいので、活発なウレタン反応が起こって100℃以上の反応熱が発生し、触媒活性も活発化しているのに対し、表層部分に至るほどウレタン反応が不活発となって反応熱が低くなり、触媒活性も弱くなるため、スキン層が成長しやすくなる。したがって、ポリウレタンフォーム原料の流路面積が大きい部分では、スキン層が薄くなって良好な断熱性能が発揮されるが、流路面積が小さい部分では、スキン層が厚くなって断熱性能が劣化し、断熱性能の分布が生じる。
このようなウレタンフォームの形成に関する課題に対し、例えば、特許第4691102号(特許文献1)に示すような真空発泡方法が提案されている。特許文献1に記載されている真空発泡方法は、断熱箱体を載置した発泡治具を減圧可能な真空槽に配置し、ポリウレタンフォーム原料を断熱箱体の断熱空間内に供給すると共に、真空槽内及び発泡治具内を急速に減圧することでポリウレタンフォームを発泡させるようにしている。
特許第4691102号
ところで、特許文献1に記載のポリウレタンの真空発泡方法では、比較的高い真空度を保つ真空槽に断熱箱体を載置して積極的に真空状態をつくっているが、ポリウレタンフォーム原料の発泡成形中に急激に真空状態とすると、ポリウレタンフォーム表面の脆化や無理なフォーム伸び、フォームちぎれ等が発生し、良好なポリウレタンフォームの発泡を行なうことができないという問題がある。また、むやみに高真空状態とすることにより、ポリウレタンフォームが低密度化し、ポリウレタンフォーム強度の低下や収縮量の増加が懸念され、断熱箱体の強度低下や、断熱箱体の側面部や背面部の外観の悪化が課題となる。更に、減圧すると断熱箱体の内箱が内側に引っ張られ、外箱と内箱間の断熱空間が薄くなることで断熱箱体の熱漏洩量が増加する可能性も考えられる。
したがって、真空槽を使用しないでも流路面積が小さい部分にポリウレタンフォーム原料を無理なく充填するため、ポリウレタンフォーム原料の流動性を改善することが必要である。
また、異なった注入口から注入されたポリウレタンフォーム原料が流動して合流するフォーム合わせ目領域のポリウレタンフォームの発泡状態も良くなく、発泡ガスの巻き込みや発泡ガスの排出不良による残留発泡ガスが原因で未充填ボイドが多く点在するという現象を生じる。この未充填ボイドの発生は、断熱部分の欠損となるため、断熱箱体の熱漏洩量が大きくなるという課題に繋がる。また、内箱側にボイドが発生した場合は、実運転時に冷蔵庫内の温度が低くなると内箱の凹み等が生じ、意匠的に問題となる課題があった。
また、未充填ボイドの発生はフォーム合わせ目領域だけに限らず発生することもある。この未充填ボイドは、真空断熱材によるポリウレタンフォーム原料の流動通路の狭小化、複雑化により、ポリウレタンフォーム原料の発泡立ち上がり速度に差が生じてしまうことが原因と考えられている。要するに、真空断熱材が複数枚重ね貼りされている箇所はポリウレタンフォーム原料の流動空間が極めて狭く、この部分でのポリウレタンフォーム原料の発泡立ち上がり速度は遅いが、逆に、角部のように何も障害物が存在しない箇所での発泡立ち上がり速度は速い傾向にある。
このような理由で、発泡立ち上がり速度が速いポリウレタンフォームが早く最終充填部に到達することで、後追いして立ち上ってくるポリウレタンフォームから生成される発泡ガスを封止してしまい未充填ボイドを生じるようになる。また、発泡ガス溜まりのできる箇所は真空断熱材等の何らかの流動性阻害物が存在していることが多く、ポリウレタンフォームが高密度化しやすいという課題も同時に生じる。
このように、真空槽を使用すると上述したような新たな課題を生じるため、真空槽を使用しないでポリウレタンフォーム原料の良好な流動と発泡を行うことが求められている。また、ポリウレタン注入口から注入されたポリウレタンフォーム原料が流動して発泡する過程で生じる未充填ボイドの発生や、ポリウレタンフォームの高密度化を抑制することが求められている。
本発明の目的は、断熱箱体の流路が狭小化或いは複雑化された部分にもポリウレタンフォームを充填でき、しかも未充填ボイドやポリウレタンフォームに密度領域が発生するのを抑制できる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の特徴は、ポリウレタン注入口より注入されたポリウレタンフォームが流動する断熱空間を形成する断熱箱体の壁面の所定の領域に、開口面積が約50mm〜850mmの範囲になるように発泡ガス排気口を少なくとも1箇所以上形成し、ポリウレタンフォーム原料の発泡時に発生する発泡ガスを発泡ガス排気口から吸引手段によって吸引する、ところにある。
本発明によれば、ポリウレタンフォーム原料の流動性を改善できるので、流路が狭小化或いは複雑化された部分にもポリウレタンフォーム原料を充填できて、高い断熱性能と機械的強度を有する冷蔵庫を提供できる。また、発泡ガスを吸引しているので残留発泡ガスによる未充填ボイドの発生や、ポリウレタンフォームの高密度化を抑制することができる。
従来の冷蔵庫を構成する断熱箱体内へのポリウレタンフォームの充填方法と、断熱箱体内の真空断熱材の配置とを示す透視図である。 本発明の一実施例になる冷蔵庫を構成する断熱箱体内へのポリウレタンフォームの充填方法と、断熱箱体内の真空断熱材の配置とを示す透視図である。 本発明の一実施例になる断熱箱体を構成する内箱の外観図である。 発泡ガスを吸引する構成を示す構成図である。 ポリウレタンフォームの密度を測定するサンプル切り出し位置を示した概略図である。 本発明の実施例によって作製されるポリウレタンフォームの物性を従来例及び比較例と比較して示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
まず、断熱箱体を構成する外箱と内箱との間の断熱空間に充填されるポリウレタンフォーム原料の組成について説明する。
本実施例で使用されるプレミックスポリオールは、ポリオール、整泡剤、水とシクロペンタンの混合発泡剤、及び、アミン触媒と三量化触媒を含んでいる。ポリウレタンフォームは、プレミックスポリオールにポリイソシアネートを反応させることにより生成される。
プレミックスポリオールを構成するベースポリオールは、水酸基数が7〜8価の多価アルコールの1種又は2種以上の混合物にアルキレンオキシドを付加した化合物と、水酸化数が4で、ポリオールに対して不完全溶解の多価アルコールの1種又は2種以上を少なくとも含む2成分系以上からなる。水酸基数が7〜8価の多価アルコールの1種又は2種以上の混合物にアルキレンオキシドを付加した化合物を用いることで、圧縮強度及び曲げ強度が高いポリウレタンフォームが得られる。また、水酸基数が4〜5価で、ポリオールに対して不完全溶解の多価アルコールを加えることで、プレミックスポリオールの流動性を高めることができる。ベースポリオールは、流動性向上補助剤として、官能基数が4〜5価で、粘度が1000〜2500mPa.sの低粘度ポリオールを加えた3成分系とすることができる。
また、本実施例で使用されるポリウレタンフォームは、上述したプレミックスポリオールに、ポリイソシアネートを反応させることにより生成される。実施形態に係るポリイソシアネートは、従来公知のものであればよく、特に限定するものではないが、例えばジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とその誘導体、又は、トリレンジイソシアネート(TDI)とその誘導体を用いることができる。これらは単独で使用しても、混合して使用しても差し支えない。MDIとその誘導体としては、例えば、MDIとその重合体のポリフェニルポリメチレンジイソシアネートの混合体、末端イソシアネート基をもつジフェニルメタンジイソシアネート誘導体等を挙げることができる。また、TDIとその誘導体としては、2、4−TDIと2、6−TDIの混合物、TDIの末端イソシアネートプレポリマー誘導体等を挙げることができる。
そして、このようなポリウレタンフォーム原料を断熱箱体の断熱空間に充填して発泡させることによってポリウレタンフォームを形成するものであるが、真空槽を使用しないポリウレタンフォームの一般的な充填方法について図1に基づき説明する。尚、この図では簡略化のため外治具や内治具等の不要な機器は省略している。図1は従来の断熱箱体の断熱空間にポリウレタンフォーム原料を注入、発泡させてポリウレタンフォームを形成するものを示している。
図1において、鋼板製の外箱1と樹脂製の内箱2が相互に組み合わされ、これら外箱1と内箱2の間に形成される断熱空間内の所定の位置に真空断熱材4が配置された断熱箱体を作製する。次にこの組み合された断熱箱体を予備温調する。尚、真空断熱材4は、断熱空間内の内箱2や外箱1の壁面に設置されており、最近の冷蔵庫においては壁面の60%以上の面積に設置されているものも多い。
次に、図1に示すように前面側(扉側)を下向きにし、背面側を上向きにして断熱箱体を台座5に載置し、外箱1の背面側に開設された4つのポリウレタン注入口3に、予め温調されたポリウレタン注入ヘッドをそれぞれセットする。しかる後に、ポリウレタン注入ヘッドを操作して、4つのポリウレタン注入口3から断熱空間内にポリウレタンフォーム原料(プレミックスポリオール及びポリイソシアネート)を破線矢印6に示す通り同時に注入する。
ポリウレタンフォーム原料の注入に際しては、プレミックスポリオールとポリイソシアネートとをポリウレタン注入ヘッド内で衝突混合させることで化学反応を促進する。断熱空間内に注入されたポリウレタンフォーム原料は発泡圧力により加圧され、断熱空間内の真空断熱材4と外箱1又は内箱2との隙間を通って、断熱空間内に広がる。プレミックスポリオールの流動性が高く、かつポリイソシアネートとの反応速度が適正にコントロールされている場合には、断熱空間の全体に亘ってポリウレタンフォームが充填される。これに対して、プレミックスポリオールの流動性及びプレミックスポリオールとポリイソシアネートとの反応速度が適正に制御されていない場合には、ポリウレタンフォームの充填が不十分になる。
そして、図1に示す構成の断熱箱体3においては、断熱箱体に配置された真空断熱材4の存在によってポリウレタンフォーム原料の流動性が阻害され、流路が狭小化或いは複雑化された部分にポリウレタンフォーム原料を充分に充填できないという課題がある。また、フォーム合わせ目領域の残留発泡ガスによって未充填ボイドが発生する、ポリウレタンフォームが部分的に高密度化するという課題がある。
そこで、本実施例においてはポリウレタン注入口より注入されたポリウレタンフォームが流動する断熱空間を形成する断熱箱体の壁面の所定の領域に、開口面積が約50mm〜850mmの範囲になるように発泡ガス排気口を少なくとも1箇所以上形成し、ポリウレタンフォーム原料の発泡時に発生する発泡ガスを発泡ガス排気口から吸引手段によって吸引して断熱箱体の断熱空間を減圧するようにしたものである。尚、発泡ガス排気口の開口面積を約50mm〜850mmに設定した理由については図6に基づいて説明する。
以下、本発明の一実施例を図2、図3、図4に基づき説明する。ここで、図3は断熱箱体を構成する内箱2の斜視図を示し、図4は発泡ガスを吸引する構成を示し、図1と同じ参照番号は同一の構成要素を示している。
図2、図3、図4において、断熱箱体を構成する内箱2の両側面2Aには、ポリウレタンフォーム原料の発泡によるフォーム合わせ目領域GA付近に1箇所以上の発泡ガス排気口6Aが形成されている。また、断熱箱体を構成する内箱2の背面2Bには、ポリウレタンフォーム原料の発泡によるフォーム合わせ目領域GB付近に1箇所以上の発泡ガス排気口6Bが形成されている。そして、断熱箱体の発泡治具のうち、内箱側治具内に発泡ガスを吸引する吸引手段、例えば減圧ポンプ8を設置している。そして、この減圧ポンプ8と発泡ガス排気口6A,6Bを可撓性ホース9等で接続することにより、ポリウレタンフォーム原料の発泡に際して断熱空間7に充満した発泡ガスを吸引するようにしている。
この時の吸引発泡成形方法としては, 断熱空間7内にポリウレタンフォーム原料を供給し、型を閉じた後、もしくは型を閉じる前から減圧ポンプ8で発泡ガスの吸引を開始する(いずれも型を閉じるまでは大気圧である)。そして、ポリウレタンフォームの発泡が止まる頃合いで発泡ガスの吸引を停止し、その後、数分間のキュアを施し脱型するようにしている。
尚、発泡ガス排気口は内箱2ではなく外箱1にも形成することができるが、本実施例では以下のような理由で内箱2に形成している。つまり、外箱1の内側には真空断熱材が貼り付けられるため、発泡ガス排気口を形成しづらいこと、また、外箱1は外部から目視されるため意匠上の観点から好ましくないことから内箱2に形成するようにしている。
今、図2に示す通り、ポリウレタン注入口3から注入されたポリウレタンフォーム原料は破線矢印で示すように発泡しながら流動していく。そして、断熱箱体を構成する内箱2の側面2A側において、冷蔵庫の上下方向(図中の左右方向)に設けられたポリウレタン注入口3から注入されたポリウレタンフォーム原料はフォーム合わせ目領域GA付近で合流して上昇する。更に、ポリウレタンフォーム原料は断熱箱体3の背面に達すると向きを変えて背面側に沿って流動し、断熱箱体3の背面で別の横方向に設けられたポリウレタン注入口3から注入されたポリウレタンフォーム原料とフォーム合わせ目領域GB付近で合流して発泡を終了する。
尚、異なったポリウレタン注入口3から注入されたポリウレタンフォーム原料は発泡しながら合流し、その合流軌跡は一点鎖線で示す合流線10に沿っている。この合流軌跡は断熱空間7の形状、ポリウレタンフォーム原料の特性、物性等によって変わるが、おおよそ推測できるものである。したがって、この合流線10に沿って発泡ガス排気口6A、6Bを配置すれば、効率よく発泡ガスを排出することができる。
そして、ポリウレタンフォーム原料の発泡と同時に減圧ポンプ8によって、発泡ガス排気口6A、6Bから発泡ガスや断熱空間7に残留していた空気が吸引され、断熱空間7が適度な減圧状態となる。更に、発泡が進んでポリウレタンフォーム原料がフォーム合わせ目領域GA,GB付近に達して発泡を行うが、このフォーム合わせ目領域GA,GB付近の発泡ガスも減圧ポンプ8によって吸引されるようになる。
また、上述したようにフォーム合わせ目領域GA,GBの位置は断熱空間7の形状やポリウレタンフォーム原料の特性、物性から予め推測することが可能であるので、好ましくはこの推測された領域付近に発泡ガス排気口6A、6Bを形成すれば良いものである。
したがって、ポリウレタンフォーム原料の発泡に際して、減圧ポンプ8によって断熱空間7を適度に減圧しているためポリウレタンフォーム原料の発泡が時間的に促進されるので、ポリウレタンフォームが発泡、凝固する前にポリウレタン原料を素早く他の断熱空間7に流動することができる。更に、発泡ガスが排気されているので、発泡ガスによるポリウレタンフォーム原料の流動を阻害するバリア作用が低減されるので、ポリウレタンフォーム原料の流動が阻害されなく円滑に流動させることができる。このように、ポリウレタンフォーム原料の流動性を改善できるので、流路面積が小さい部分にもポリウレタンフォーム原料を無理なく充填できて、高い断熱性能と機械的強度を有するポリウレタンフォームを生成できるものである。
更に、異なった注入口から注入されたポリウレタンフォーム原料が発泡しながら流動して合流するフォーム合わせ目領域GA,GB付近に発泡ガス排気口6A,6Bを設けて発泡ガスを排気している。このため、残留発泡ガスが少なくなる(存在しても僅かである)ので、発泡ガスの巻き込みや発泡ガスの排出不良による未充填ボイドの発生を抑制することが可能である。これによって、断熱箱体の熱漏洩量を少なくでき、また、未充填ボイドによる内箱5の凹み等を生じなくなり意匠的に有利となるものである。
ところで、本発明者等の知見によると、発泡ガス排気口6A、6Bについては、ポリウレタンフォーム原料の流動安定性を確保するために、その大きさ(面積)や配置位置を適切に選択することが望ましい。例えば、発泡ガスを多く吸引しすぎると断熱箱体の内箱2が内側に引っ張られ、断熱空間が狭くなってポリウレタンフォーム原料の流動性を阻害する恐れがある。また、ポリウレタンフォームの脆性化や吸引口からポリウレタン漏れが発生する等の問題が生じる。また、発泡ガスの吸引が不足すると想定していた量の発泡ガスの排出ができなく未充填ボイドが発生する恐れがある。
したがって、発泡ガス排気口の面積とその配置関係によりポリウレタンフォームの充填性が左右されることから、本発明者等は図6に示すように、従来の断熱箱体、複数の実施例になる断熱箱体、及び比較のための断熱箱体を同一のポリウレタンフォーム原料で製作し、そのポリウレタンフォームの充填性について調査した。
充填性の評価は、図5に示しているように、上下方向のウレタン注入口2間の中間位置の側面中央部に設定した試料切り出し位置11、冷蔵室と冷凍室を遮る仕切壁12と冷凍室と野菜室を遮る仕切壁13の中央に設定した試料切り出し位置14から切り出したポリウレタンフォームを用いて行った。側面部は真空断熱材の占有率が高く、ポリウレタン発泡時に生成するガスを封止しやすく高密度化しやすい構造となっている。仕切壁12,13は大きな障害物は存在しないが、仕切壁の厚さも次第に薄くなり、ポリウレタンフォーム原料が流動しづらい空間のひとつとなっている。更に発泡初期の段階からポリウレタン原料が次々と流れ込んでくるため、発泡ガスを封止しやすいという特性を有して高密度化しやすい部位である。
そして、上述の方法によって作製した断熱箱体の外板と内箱、及び真空断熱材を全て解体、除去してサンプルを切り出し、ポリウレタンフォームの未充填部の有無を目視で確認することによって行った。同様に密度比率も従来の断熱箱体の値を100としたときの対比で示した。
以下、図6に基づいて本実施例になる断熱箱体と従来の断熱箱体、及び比較のための断熱箱体の比較結果を説明する。
<従来例>
従来の断熱箱体は、図1に示すように断熱箱体の背面部の4点のウレタン注入口からポリウレタンフォーム原料を注入して断熱箱体を成形した。尚、図面手前側の2点と、図面奥側の2点のウレタン注入口間の距離は1100mmである。また、断熱空間には全表面積の65%の真空断熱材を設置した仕様とした。このとき、ポリウレタンフォーム充填性は、断熱箱体の両側面部及び背面下部に未充填ボイドが発生した。また、従来の断熱箱体の密度比率を100と定義する。尚、以下に説明する実施例と比較例においても、ウレタンフォーム原料の注入口の位置や充填方法は同様のものである。
<実施例1>
実施例1は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの2箇所、及び両側面部2Aの1箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口(図面上では吸引口と表示している。以下同様)を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(2個分)の総面積は約100mm、各側面部2Aの発泡ガス排気口(1個分)の総面積は約50mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドは発生していない。また、両側面部の密度比率は92、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は93、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は95となり、高密度化する部位の密度が大幅に低下していることがわかる。尚、発泡ガス排気口の設置位置は断熱箱体の側面のフォーム合わせ目領域GA付近と、断熱箱体の背面のフォーム合わせ目領域GB付近のどちらか一方、或いは両方である。以下の実施例、比較例も同様の位置に配置しているものである。
ここで、本実施例1からわかるように、少なくとも断熱箱体の各側面、背面に形成される発泡ガス排気口の総面積は約50mm以上あることが必要である。各側面には直径8mmの発泡ガス排気口が形成されており、これの面積は約50mmに決められ、未充填ボイドの発生が認められない。
<実施例2>
実施例2は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの4箇所に吸引口径が直径6mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(4個分)の総面積は約113mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドは発生していない。また、両側面部の密度比率は94、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は97、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は98となり、高密度化する部位の密度が大幅に低下していることがわかる。
<実施例3>
実施例3は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの1箇所に吸引口径が直径32mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(1個分)の総面積は約804mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドは発生していない。また、両側面部の密度比率は91、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は95、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は96となり、高密度化する部位の密度が大幅に低下していることがわかる。
ここで、本実施例3からわかるように、少なくとも断熱箱体の各側面、背面に形成される発泡ガス排気口の総面積は約850mm以下あることが必要である。これは、後で述べる比較例4にあるように、あまり面積を大きくし過ぎると未充填ボイドが発生しやすくなり、調査の結果850mmを超えると未充填ボイドの発生が認められるようになった。
<実施例4>
実施例4は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの4箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(4個分)の総面積は約201mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドは発生していない。また、両側面部の密度比率は92、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は95、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は96となり、高密度化する部位の密度が大幅に低下していることがわかる。
<実施例5>
実施例5は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの4箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が0.7m/minとなるようガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(4個分)の総面積は約201mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドは発生していない。また、両側面部の密度比率は94、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は98、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は98となり、高密度化する部位の密度が大幅に低下していることがわかる。
<比較例1>
比較例1は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの4箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が0.3m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(4個分)の総面積は約201mmであり、このとき、断熱箱体の背面部及び側面部の断熱空間に未充填ボイドの発生が認められた。また、両側面部の密度比率は96、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は100、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は101となり、高密度化する部位の密度が大きくなっていた。これは、ポリウレタンフォーム原料の発泡時における発泡ガス発生量に対して吸引ガス量が少なかったことが原因と推測される。
<比較例2>
比較例2は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの2箇所及び片方の側面部の1箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(2個分)の総面積は約100mm、片側の側面部2Aの発泡ガス排気口(1個分)の総面積は約50mmであり、このとき、断熱箱体の発泡ガス排気口を設けていない片方の側面部に未充填ボイドの発生が認められた。尚、両側面部の密度比率は95、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は96、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は97となり、高密度化する部位の密度は低下していた。片方の側面部2Aの未充填ボイドは、片方の側面部2Aにしか発泡ガス排気口を設置していなかったことでポリウレタンフォームの流動にばらつきが生じていたことが原因と推測される。
<比較例3>
比較例3は、断熱箱体を構成する内箱2の両方の側面部の2箇所に吸引口径が直径8mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。側面部2Aの発泡ガス排気口(2個分)の総面積は約201mmであり、このとき、断熱箱体の発泡ガス排気口を設けていない背面部に未充填ボイドの発生が認められた。尚、両側面部の密度比率は93、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は94、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は97となり、高密度化する部位の密度は低下していた。背面部2Bの未充填ボイドは、側面部2Aを流れたポリウレタンフォーム原料の発泡によって発泡ガス排気口が塞がれ、背面部2Bで発泡ガスを最後まで吸引することができなかったため未充填ボイドが発生したものと推測される。
<比較例4>
比較例4は、断熱箱体を構成する内箱2の背面部2Bの1箇所に吸引口径が直径38mmの発泡ガス排気口を設置し、夫々から吸引ガス量が1.0m/minとなるようにガス量を調整して発泡を実施した。背面部2Bの発泡ガス排気口(1個分)の総面積は約1134mmであり、このとき、断熱箱体の背面部に未充填ボイドの発生が認められた。尚、両側面部の密度比率は105、仕切壁12(冷蔵室/冷凍室)密度比率は99、仕切壁13(冷凍室/野菜室)密度比率は102となり密度が大きくなっている。背面部2Bの未充填ボイドは、過度な吸引で断熱箱体が歪んで断熱空間が狭くなり、ポリウレタンフォーム原料の流動性が悪化(高密度化)して未充填ボイドが発生したものと推測される。
上述した夫々の実施例からわかるように、1個の発泡ガス排気口の直径は6mm〜32mmの範囲であれば良く、合計面積に換算すると約50mm〜850mmの範囲であると、断熱空間を適切に減圧できると共に発泡ガスを有効に排出することができ、これによって、発泡ポリウレタンフォームの流動性改善に適した発泡ガスの除去及び減圧度となり、冷蔵庫断熱箱体の充填性や密度の平準化を顕著に改善できるようになる。
尚、上述した合計面積約50mm〜850mmの範囲になるように発泡ガス排気口の面積と個数を決めれば良いものである。また、発泡ガス排気口は円形ではなく他の形状であっても良いが、円形の方が可撓性ホースとの接続がやり易いものであるので、本実施例では円形としている。
以上述べた通り、本発明によれば、ポリウレタン注入口より注入されたポリウレタンフォームが流動する断熱空間を形成する断熱箱体の壁面の所定の領域に、開口面積が約50mm〜850mmの範囲になるように発泡ガス排気口を少なくとも1箇所以上形成し、ポリウレタンフォーム原料の発泡時に発生する発泡ガスを発泡ガス排気口から吸引手段によって吸引して断熱箱体の断熱空間を減圧するものである。
これによれば、断熱箱体の断熱空間を減圧することでポリウレタンフォーム原料の流動性を改善できるので、流路が狭小化或いは複雑化された部分にも無理なくポリウレタンフォーム原料を充填できて、高い断熱性能と機械的強度を有するポリウレタンフォームを生成できる。また、発泡ガスを吸引しているので残留発泡ガスによる未充填ボイドの発生や、ポリウレタンフォームの高密度化を抑制することができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…外箱、2…内箱、2A…側面部、2B…背面部、3…ポリウレタン注入口、4…真空断熱材、5…台座、6A,6B…発泡ガス排気口、7…断熱空間、8…減圧ポンプ、9…可撓性ホース、GA、GB…フォーム合わせ目領域。

Claims (2)

  1. 外箱と内箱とから構成されて内部に断熱空間を形成すると共に、前記断熱空間内に複数のポリウレタン注入口からポリウレタンフォーム原料を注入して発泡させることで前記断熱空間にポリウレタンフォームを充填した断熱箱体を備えた冷蔵庫の製造方法において、
    前記断熱空間に前記複数のポリウレタン注入口から注入された前記ポリウレタンフォーム原料が発泡されて合流するフォーム合わせ目領域付近の前記内箱の背面部とこれに繋がる両側面部の夫々に発泡ガス排気口を一箇所以上形成する共に、前記発泡ガス排気口の合計開口面積が50mm 〜850mm の範囲になるように前記発泡ガス排気口の開口面積と個数を設定した前記断熱箱体を発泡治具に取り付け、
    前記複数のポリウレタン注入口から前記ポリウレタンフォーム原料を前記断熱空間に注入し、
    前記ポリウレタンフォーム原料の発泡時に発生する発泡ガスを、前記内箱の前記背面部とこれに繋がる前記両側面部の夫々に形成された前記発泡ガス排気口から減圧ポンプによって吸引することを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫の製造方法において、
    前記発泡ガス排気口の直径が6mm〜32mmの範囲に決められていることを特徴とする冷蔵庫の製造方法
JP2014204584A 2014-10-03 2014-10-03 冷蔵庫の製造方法 Expired - Fee Related JP6408331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014204584A JP6408331B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 冷蔵庫の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014204584A JP6408331B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 冷蔵庫の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016075406A JP2016075406A (ja) 2016-05-12
JP6408331B2 true JP6408331B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=55949779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014204584A Expired - Fee Related JP6408331B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 冷蔵庫の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6408331B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6408345B2 (ja) * 2014-11-05 2018-10-17 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3369336A (en) * 1964-11-19 1968-02-20 Whirlpool Co Insulated wall structure
JPS6036868A (ja) * 1983-08-05 1985-02-26 株式会社日立製作所 断熱箱体の製造方法
JPS6078277A (ja) * 1983-10-05 1985-05-02 三洋電機株式会社 断熱箱体の製造方法
JPS60147084A (ja) * 1984-01-11 1985-08-02 株式会社日立製作所 断熱箱体
JPS60191887U (ja) * 1984-05-29 1985-12-19 松下冷機株式会社 断熱箱体
JPH0244176A (ja) * 1989-06-23 1990-02-14 Hitachi Ltd 断熱箱体の製造装置
JP4238475B2 (ja) * 2000-11-06 2009-03-18 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2005106354A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Hitachi Ltd 冷蔵庫の断熱箱体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016075406A (ja) 2016-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI471516B (zh) Insulation, insulation box, insulated doors and frozen storage
KR20140137108A (ko) 냉장고 및 이의 제조방법
CN104334988B (zh) 隔热壁和隔热壳体及其制造方法
JP4154654B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP6169684B2 (ja) 発泡成形体の製造方法
RU2641119C2 (ru) Способ получения полиуретановой пены с эмульгированным пенообразователем
JP2007506041A (ja) 断熱用成形物
RU2640040C2 (ru) Вакуумный способ получения полиуретановой пены
JP6408345B2 (ja) 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法
CN107163221A (zh) 一种用于冰箱的优质聚氨酯发泡体系及基于其的冰箱
CN109762136A (zh) 一种聚氨酯发泡组合物、聚氨酯泡沫及其制备方法和应用
JP6408331B2 (ja) 冷蔵庫の製造方法
JP6408329B2 (ja) 冷蔵庫の製造方法
JP5107662B2 (ja) フロス法硬質ポリウレタンフォームの製造装置
JP4977852B2 (ja) フロス法硬質ポリウレタンフォームの製造装置
JP5274794B2 (ja) フロス法硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2011046038A (ja) ポリウレタンフォームの製造方法
JP5889707B2 (ja) 硬質ウレタンフォーム用プレミックスポリオール組成物及びそれを用いた硬質ウレタンフォームの製造方法、断熱扉体
JP5248075B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法および該方法により得られる硬質ポリウレタンフォーム
JP6607743B2 (ja) 貯湯タンクユニット
JP2017198396A (ja) 冷蔵庫
CN103249536A (zh) 发泡聚氨酯泡沫的制造装置和制造方法以及绝热结构体
JP2009051997A (ja) フロス法硬質ポリウレタンフォームの製造方法、及び硬質ポリウレタンフォーム断熱層の施工方法
CN105273217A (zh) 基于HFC-245fa三元发泡剂的保温材料及其充填工艺
JP2014206336A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6408331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees