JP6406858B2 - 印刷装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ジョブを受信し、受信したジョブを実行する印刷装置、印刷制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関するものである。
印刷装置において、給紙カセットに収納されたシートのサイズをセンサで検出し、給紙カセットの設定値として自動で登録する技術が知られている。例えば、シートの端部に合わせられるガイドの位置を検出するセンサを用いてシートのサイズは検出される。
また、印刷装置において、印刷に使用するシートを手差しトレイから給紙するよう指定されている場合に、印刷ジョブで指定されている用紙種類を当該手差しトレイの設定値として上書きする技術が知られている。(特許文献1参照)
特開2009−15356号公報
従来の方法で、ジョブで指定されている1つのシートの属性情報を、1つのシート収納部の設定値として登録することはできる。しかしながら、ユーザが複数の種類のシートを別々のシート収納部に収納して、それらのシートを使用するジョブを実行させる場合に、それぞれのシート収納部に収納されたシートの属性情報を設定値として容易に登録することができない。
本発明の目的は、シート収納部に収納されたシートの属性情報の設定を容易にすることを目的とする。
本発明に係る印刷装置の一態様は、装置本体に対して引出可能に設けられた、シートを収納する給紙カセットと、プリントジョブを記憶することが可能な記憶部と、前記装置本体に対する前記給紙カセットの開閉動作を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記給紙カセットが閉じられたことを検知した場合に、前記記憶部に記憶されたプリントジョブに指定された複数のシート属性情報に基づいて複数のシート属性情報候補を表示可能な表示手段と、前記表示手段に表示された複数のシート属性情報候補からユーザーによるシート属性情報の設定の指示に基づいて前記給紙カセットのシート属性情報を設定する設定手段と、前記設定手段により設定されたシート属性情報に基づいて、前記給紙カセットから給紙されたシートに画像形成する画像形成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シート収納部に収納されたシートの属性情報の設定を容易にすることができる。
本実施形態に係るMFPの機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るMFPの構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係る給紙カセットに登録された設定値の一例である。 第1の実施形態に係る印刷ジョブのデータ構造、及びプリントキューのデータ構造を説明するための図である。 第1の実施形態に係るプリントキューに登録されたジョブの一例である。 第1の実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態に係る画面を説明するための図である。 第1の実施形態に係る画面を説明するための図である。 第1の実施形態に係る画面を説明するための図である。 第1の実施形態に係る画面を説明するための図である。 第2の実施形態に係る制御例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る画面を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムについて図1を用いて説明する。
第1の実施形態では、シート収納部が閉められたことを検知したことに従って、受信したジョブで使用するシートの1つを特定する。特定されたシートの属性情報を、閉められたことが検知されたシート収納部に収納されるシートの属性情報として設定する。そして、設定されたシートの属性情報に基づいて印刷処理を制御できるようにしたものである。
以下、詳細に説明する。
本実施形態に係る印刷システムは、印刷装置の一例であるMFP100(Multi Functional Peripheral)と、外部の情報処理装置であるPC101(コンピュータ)101で構成される。
なお、MFP100は、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取機能と、生成した画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷機能(コピー機能)を備えている。また、PC101等の外部装置から印刷ジョブを受信し、印刷指示を受け付けたデータに基づいて文字や画像をシートに印刷する印刷機能(PCプリント機能)を備えている。印刷機能はカラー、或いはモノクロでプリントができればよい。
MFP100は、PC101と、ローカルエリアネットワーク等のLAN102(Local Area Network)を介して接続されており、PC101と通信を行う。
本実施形態では、PC101は、LAN102等のネットワークを介してMFP100に印刷ジョブを投入する。そして、MFP100は、LAN102等のネットワークを介してPC101から投入された印刷ジョブを処理する。
また、本実施形態では、MFP100とPC101がLAN102を介して接続される例を説明するが、MFP100とPC101はインターネット等のWAN(Wide Area Network)を介して接続されてもよい。もしくは、MFP100とPC101はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続されてもよい。また、MFP100とPC101はWi−Fi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)などの無線通信によって通信可能に構成されてもよい。
PC101は、アプリケーションソフトによって画像データを生成し、生成した画像データをMFP100に送信する。なお、本実施形態では、PC101を外部の情報処理装置の例として説明するが、情報処理装置はPC101に限らず、PDA(Personal Digital Assistant)やスマートフォンなどの携帯情報端末であってもよい。
本実施形態に係るMFP100は、後述するコントローラ部(制御部)110、リーダ部120、プリンタ部130、外部I/F140、操作部150、ハードディスク(HDD)160、及び圧縮展開部170を有する。これらはシステムバス117上に配置され、電気的に接続されており、互いに制御コマンドやデータを送受信する。また、通信部の一例である外部I/F140は、外部装置と画像データの送受信を行うためのインタフェースである。外部装置は、PC101の他に、例えば、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置などである。
リーダ部120は、コントローラ部110との通信を制御するスキャナ制御部121、及び、原稿を給紙する原稿給紙ユニット122を有する。リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われ、原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号としての画像データに変換する。なお、本実施形態では、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110からスキャナ制御部121を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。リーダ部120にスキャナ制御部121を構成として有さないMFPである場合は、リーダ部120での原稿の読取指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、プリンタ部130は、コントローラ部110との通信を制御するプリンタ制御部131を有する。さらに、プリンタ部130は、印刷に使用するシートを収納する複数の給紙カセットや手差しトレイを備えた給紙ユニット132を有する。なお、本実施形態では給紙ユニット132として、MFP100が備える給紙カセットや手差しトレイを例に挙げて説明するが、MFP100に接続される給紙装置が備える給紙デッキであってもよい。
また、プリンタ部130は、コントローラ部110のHDD160に記憶された印刷対象のジョブの印刷処理を実行する。なお、HDD160に記憶された印刷対象のジョブは、当該ジョブの実行指示を受け付けることによって、ジョブを順次実行するためのキュー(以降、プリントキューと呼ぶ)に投入される。なお、プリントキューの詳細については図4(B)で後述する。
プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われ、画像データに基づいて、シート収納部から給紙されたシートにトナーを用いて画像を形成(印刷)し、当該画像の転写と定着を行う。なお、本実施形態では、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110からプリンタ制御部131を介して行われる場合について以降説明するが、このような場合に限らない。プリンタ部130にプリンタ制御部131を構成として有さないMFPである場合は、プリンタ部130での画像データの印刷指示はコントローラ部110のCPU111から直接行われてもよい。
一方、コントローラ部110は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブを記憶可能なHDD160等の不揮発メモリを備える。HDD160は、システムソフトウェアや、後述する圧縮展開部170によって圧縮された画像データなどを格納することができる。尚、本実施形態では、大容量かつ不揮発な記憶装置としてHDD160を例として説明するが、大容量かつ不揮発な記憶装置であるならば、SSD(Solid State Drive)などの不揮発メモリであってもよい。
コントローラ部110は、複数の機能を有する。例えば、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをHDD160に記憶し、そのHDD160から画像データを読み出して、プリンタ部130で当該画像データに基づいて画像をシートに印刷するコピージョブを実行することができる。また、リーダ部120で読み取った原稿の画像データをコードデータに変換し、通信部の一例である外部I/F140を介して、外部装置であるPC101に送信するスキャナ機能を実行することができる。また、PC101から外部I/F140を介して受信したプリントジョブをHDD160に記憶する。そして、HDD160から読み出してコードデータを画像データに変換して、プリンタ部130で当該画像データに基づいて画像をシートに印刷する印刷機能を実行することができる。
また、コントローラ部110は、CPU111、ROM115、RAM114、リーダI/F112、及びプリンタI/F113を有する。
CPU111は、このMFP100が備える各種ユニットの処理や動作等を制御する。ROM115は、読み出し専用のメモリであり、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムを予め記憶している。一方、RAM114は、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、リーダ部120や外部I/F140より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
ROM115又はHDD160には、CPU111により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。また、ROM115又はHDD160には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、後述する操作部150の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。CPU111が、ROM115又はHDD160に記憶されているプログラムを読み出して、RAM114に当該プログラムを展開することにより、本実施形態に係る各種動作を実行する。
また、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下、PDLと略す)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等もROM115に記憶されている。同様に、CPU111が、外部I/F140を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等もROM115に記憶されている。これらは、ソフトウェアによって処理される。
コントローラ部110は、リーダ部120や外部I/F140等の各種入力ユニットを介して入力された処理対象となるジョブを、このHDD160に格納(保持)し、HDD160から読み出してプリンタ部130に出力してプリントする。また、コントローラ部110は、HDD160から読み出したジョブを、外部I/F140を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。
圧縮展開部170は、JBIGやJPEG等といった各種圧縮方式によってRAM114、HDD160に記憶されている画像データ等を圧縮したり伸張したりする処理を行い、RAM114に再度格納することが可能な画像処理ブロックを有する。この圧縮展開部170によって圧縮された画像データは、外部I/F140を介して外部装置へ送信することができる。
なお、コントローラ部110は、外部装置から画像データを外部I/F140を介して受信することができる。外部I/F140を介して受信した画像データをHDD160に格納する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって圧縮される。一方、HDD160に格納された画像データに基づいて画像をシートに印刷する際において、当該画像データは圧縮展開部170によって伸張される。また、コントローラ部110は、HDD160に格納した処理対象のジョブの各種出力処理を実行する。ここではHDD160にジョブを格納する例を説明したが、揮発性のRAMにジョブを格納してもよい。
リーダI/F112は画像入力装置であるリーダ部120と接続するためのインタフェースであり、プリンタI/F113は画像出力装置であるプリンタ部130と接続するためのインタフェースである。コントローラ部110は、リーダI/F112やプリンタI/F113を通じて画像データの同期系/非同期系の変換や制御を行う。
また、MFP100は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部150も備えている。本実施形態に係るMFP100の操作部150は、不図示の表示部とハードキーとを有する。表示部は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)と、LCD上に貼られた透明電極(静電容量方式でもよい)からなるタッチパネルシートとで構成され、LCDには操作画面やMFP100の状態が表示される。操作部150は、当該操作画面またはハードキーを介して、ユーザからの各種設定を受け付ける機能と、ユーザに情報を提供する機能とを有する。
図1に示したリーダ部120及びプリンタ部130の断面図は、図2のとおりである。プリンタ部130に転送された画像データに基づいて画像をシートに出力する動作について以降説明する。
プリンタ部130に転送された画像データは、レーザユニット222によって画像データに応じたレーザ光への変換が行われる。そして、このレーザ光は感光体ドラム223〜226に照射され、感光体ドラム223〜226にはレーザ光に応じた潜像が形成される。この感光体ドラム223〜226の潜像の部分には現像ユニット227〜230によって現像剤が付着される。なお、カラー機では、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラック用に、感光体ドラム及び現像ユニットは4つずつ備えている。
また、プリンタ部130は、給紙ユニット132に備えられたシート収納部として、給紙カセット251〜254、及び、手差しトレイ250を有している。なお、給紙カセット251〜254は、引き出し状の形状になっている。給紙カセット251〜254は、給紙カセットに対する開閉動作を検知するための開閉検知センサ133をそれぞれ備えている。なお、プリンタ部130は、給紙カセット及び手差しトレイを複数備えていてもよく、給紙カセット又は手差しトレイのうち、少なくともいずれか一つを備えていてもよい。本実施形態に係るMFP100では、例えば、4つの給紙カセットと、1つの手差しトレイを備えているものとして以降説明を進める。
給紙カセット251〜254は、複数枚(例えば、600枚)のシートを収納することができる。また、手差しトレイ250は、複数枚(例えば、100枚)のシートを保持することができる。なお、給紙カセット251〜254は、給紙カセットに収納されているシートの残量を検知するための残量検知センサ134を備えている。残量検知センサ134は、例えば、給紙カセットに収納されているシート残量を3段階(フル:100%、残量小:25%、残量極めて小:5%未満、残量なし:0%)で検知する。フル(100%)とは、例えば、600枚のシートが収納された状態である。残量小(25%)とは、例えば、150枚のシートが収納された状態である。残量極めて小(5%未満)とは、例えば、30枚未満のシートが収納された状態である。残量なし(0%)とは、例えば、給紙カセットにシートが収納されていない状態、つまり、0枚を意味する。なお、残量検知センサ134による残量検知の精度を上げることによって、例えば、給紙カセットに収納されているシート残量を25枚単位で検知できるようにしてもよい。
なお、給紙カセット251〜254は、シートの端部に合わせられるガイドの位置を検出することによって、給紙カセットに収納されたシートのサイズを検出するためのセンサを更に備えていてもよい。なお、給紙カセットや手差しトレイに収納されているシートのサイズやシートの属性情報(坪量、色、表面性、形状、及び種別等)は、操作部150上でユーザが値を入力することにより取得してもよく、PC101等の外部装置からインポートしてもよい。
給紙カセットや手差しトレイに収納されているシートのサイズやシートの属性情報(坪量、色、表面性、形状、及び種別等)は、当該給紙カセットや当該手差しトレイの設定値としてHDD160に記憶される。例えば、HDD160に記憶される図3の給紙設定テーブル300に示すように、カセット1の設定値として「A4普通紙(坪量93g/m)」が登録され、カセット2の設定値として「A4厚紙(坪量150g/m)」が登録されている。一方、カセット3の設定値、カセット4の設定値、及び手差しトレイの設定値は登録されていない。なお、残量検知センサ134によって検知されたシートの残量は、各給紙カセットに対応づけて給紙設定テーブル300に登録される。
MFP100は、給紙カセットや手差しトレイの設定値としてHDD160に記憶されたシートの属性情報に基づいて印刷を制御する。例えば、MFP100は、印刷時に印刷ジョブで使用するシートのサイズに基づき、シートを給紙すべき給紙カセットを決定し、決定した給紙カセットからシートを給紙するよう制御する。また、MFP100は、シートの坪量に基づいて、定着器の温度やシートの搬送速度を制御する。なお、シートの種別に基づいて、定着器の温度やシートの搬送速度を制御してもよい。
プリンタ部130は、給紙カセット251〜254、及び、手差しトレイ250のいずれかからシートを給紙し、感光体ドラム223〜226に付着された現像剤をシートに転写した後、定着器233に搬送されて熱と圧力により現像剤をシートに定着する。定着器233を通過したシートは、搬送ローラ234、235によって排紙トレイ236に排出される。
また、排紙部としての排紙トレイ236を備えていないMFPにおいては、定着器233を通過したシートは、排紙部としての胴内に排紙してもよい。
なお、本実施形態では、感光体ドラム及び現像ユニットを4つずつ備えるカラー機を用いた場合について説明したが、感光体ドラムと現像ユニットを1つずつ備えるモノクロ機についても本発明を同様に適用できる。また、本実施形態では、電子写真方式で画像をシートに印刷する方法について説明したが、画像を印刷することができるものであれば、インクジェット方式であってもよく、その他の方法であってもよい。
続いて、MFP100によって実行される各種の機能プログラムについて詳細を説明する。各種の機能プログラムはHDD160に格納され、コントローラ部110のCPU111により読み出されて実行される。
例えば、PDLで記述されたデータが外部I/F140経由でMFP100によって受信された場合に、コントローラ部110によってプリント機能を実行するプログラム(PDL機能プログラムと呼ぶ)を予め記憶している。なお、PDLとは、Page Description Languageのことである。
また、例えば、操作部150の制御用プログラムとして、ユーザが操作部150から入力した内容を識別し、適切な画面遷移及びコントローラ部110に対する処理依頼指示を行うプログラム(UI機能プログラムと呼ぶ)を予め記憶している。なお、UIとは、User Interfaceのことである。
なお、機能プログラムの一部について詳細を前述したが、機能プログラムの全てを備える必要はなく、その一部或いは前述した以外の機能プログラムを備える構成であっても構わない。
なお、ROM115又はHDD160には、コントローラ部110のCPU111により実行される、後述するフローチャートの各種処理を実行するために必要な各種の制御プログラムが記憶されている。そして、CPU111が、ROM115又はHDD160に記憶されているプログラムを読み出して、RAM114に当該プログラムを展開することにより、本実施形態に係る各種動作を実行する。
続いて、第1の実施形態に係るジョブのデータ構造について図4(A)を用いて説明する。MFP100に投入されるジョブは、図4(A)に示すようなエントリ400の構造をしている。なお、MFP100は、PC101から外部I/F140を介して印刷ジョブを受信する。エントリ400は、MFP100に投入されて処理されるジョブの数だけ存在する。エントリ400は、ジョブID401、ジョブ名402、印刷属性403、印刷データ404などから構成される。エントリ400内のジョブID401はユニークなIDであり、MFP100でジョブを識別し特定するために使われる。エントリ400内の印刷属性403には、そのジョブで定義されている印刷属性が保存されている。印刷属性として、そのジョブを投入したユーザ名や、ジョブで使用するシートのサイズ、シートの属性情報(サイズ、坪量、色、種別等)、もしくは、ジョブで使用するシートを給紙する給紙カセットや手差しトレイの情報、及びページ数等が記述されている。また、エントリ内の印刷データ404には、印刷用紙に描画されるイメージを記述したデータ(印刷データ)が保存されている。
続いて、第1の実施形態に係るプリントキューのデータ構造について図4(B)を用いて説明する。MFP100に投入されたジョブは、当該ジョブの印刷設定が解析された後に、プリントキュー410にジョブが管理される。プリントキュー410にジョブが無い状態においてジョブが投入されると、そのジョブはプリントキュー410のキュー1にスタックされる。次にジョブが投入されればキュー2にスタックされる。
なお、プリントキュー410に管理されているジョブは、キュー1にスタックされているジョブから、基本的に順に印刷処理される。即ち、キュー1にスタックされているジョブのステータスは「印刷処理中」となる。一方、キュー2、キュー3、キュー4、及びキュー5にスタックされているジョブのステータスは「印刷待ち」となる。印刷が完了すれば、そのジョブはプリントキュー410から削除されるため、プリントキュー410内のジョブは順番が繰り上がる。そして次にキュー1にスタックされたジョブが印刷処理される。なお、図4(B)の例では5つのキューしか示していないが、MFP100のメモリ容量や印刷処理速度などを考慮して適切な数のキューを用意する。
プリントキュー410のキューにスタックされる各ジョブの属性は、当該ジョブの属性テーブル420によってそれぞれ管理される。属性テーブル420は、ジョブを識別するためのIDであるジョブID421、ミスマッチ状態を識別するためのミスマッチフラグ422等から構成される。
なお、ミスマッチ状態とは、用紙なしのため、ジョブの実行が途中で止まってしまう状態のことをいう。尚、用紙なしとは、ジョブで指定するシートのサイズやシートの属性情報(坪量、色、種別等)が、いずれのシート収納部に登録されているシートの属性情報にも一致しないことをいう。もしくは、ジョブで指定するシートのサイズやシートの属性情報(坪量、色、種別等)が、いずれかのシート収納部に登録されているシートの属性情報に一致するが、当該シート収納部に収納されているシートが不足していることをいう。
なお、ミスマッチ状態でない場合は、ミスマッチフラグ422の値として「0:マッチ」が格納される。一方、ミスマッチ状態である場合は、ミスマッチフラグ422の値として「1:ミスマッチ」が格納される。
なお、属性テーブル420には、印刷データ404は存在しない。なぜなら、プリントキュー410にスタックされた各々のジョブは、図4(A)のエントリ内の印刷データ404を参照する為である。なお、本実施形態では、属性テーブル420には、印刷データ404は存在しないものとして以降説明を進めるが、コピー等によってジョブの実態が存在していても良い。このジョブID421の値と同じ値を持つジョブID401を複数あるエントリ400の中から検索する。そして、ジョブID421の値と同じ値を持つジョブID401から特定されるエントリ400の印刷属性403と印刷データ404を取得する。
プリントキュー410にスタックされたジョブの詳細について、HDD160に記憶される図5のジョブテーブル500を用いて、その一例を説明する。なお、図3の給紙設定テーブル300で示したように各給紙カセットの設定値が登録されて、HDD160に記憶されているとして以降説明を進める。
なお、図5のジョブテーブル500は、ジョブID401(421)、ジョブ名402、ステータス(印刷処理中、又は印刷待ち)、印刷属性403、ミスマッチフラグ422により構成される。
例えば、プリントキュー410のキュー1にスタックされたジョブ(JobA)のミスマッチフラグ422の値は「0:マッチ」である。なぜなら、JobAで指定された「A4普通紙」は、カセット1の設定値として登録されているからである。また、カセット1には「A4普通紙」が200枚収納されているため、シートが不足しないからである。一方、プリントキュー410のキュー2にスタックされたジョブ(JobB)のミスマッチフラグ422の値は「1:ミスマッチ」である。なぜなら、JobBで指定された「A4厚紙」は、カセット2の設定値として登録されているが、カセット2には「A4厚紙」が1枚も収納されていないため、シートが不足するからである。一方、プリントキュー410のキュー3にスタックされたジョブ(JobC)のミスマッチフラグ422の値は「1:ミスマッチ」である。なぜなら、JobCで指定された「A3厚紙」は、いずれの給紙カセットの設定値としても登録されていないからである。
続いて、第1の実施形態に係るMFP100において、受信したジョブで指定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録するための一連の処理の詳細について、図6に示したフローチャートを用いて説明する。この処理は、コントローラ部110のCPU111が、ROM115又はHDD160から読み出され、RAM114に展開されたPDL機能プログラムを実行することにより達成される。なお、図6に係る一連の処理を開始するにあたって、図3の給紙設定テーブル300で示したように、各給紙カセットの設定値が登録されているとして以降説明を進める。
S601において、CPU111は、外部I/F140を介して、PC101等の外部装置からジョブを受信したか否かを判定する。受信したと判定されたならば、S602に進む。一方、受信するまで、S601の処理を繰り返す。
S602において、CPU111は、給紙カセットが閉められたか否かを判定する。なお、CPU111は、給紙カセットが閉められたことについて、開閉検知センサ133等から信号を取得することによって判断可能である。S602での判定の結果、閉められたと判定されたならば、S603に進む。一方、給紙カセットが閉められたことを開閉検知センサ133が検知するまで、S602の処理を繰り返す。
S603において、CPU111は、プリントキュー410にジョブがスタックされているか否かを判定する。スタックされていると判定されたならば、S604に進む。一方、S603でNOと判定されたならば、S610に進む。
S604において、CPU111は、プリントキュー410にスタックされたジョブで使用されるシートの1つを特定して、S605に進む。
尚、プリントキュー410にスタックされたジョブによって1つのシートのみが使用される場合は、S604において、CPU111は、当該シートを特定する。一方、プリントキュー410にスタックされたジョブによって複数のシートが使用される場合は、S604において、CPU111は、当該複数のシートの中で最初に給紙されるシートを特定すればよい。例えば、図5のジョブテーブル500に示すように、プリントキュー410にスタックされているJobA、JobB、JobC、JobD、及びJobEで使用されるシートは、「A4普通紙」、「A4厚紙」、「A3厚紙」、及び「A3コート紙」である。即ち、CPU111は、これらの複数のシートの中でJobAによって最初に給紙される「A4普通紙」を特定する。
もしくは、プリントキュー410にスタックされたジョブによって複数のシートが使用される場合は、S603において、CPU111は、当該複数のシートの種類を候補として、図7(A)に示すような選択画面700を操作部150に表示してもよい。S602で閉められたと判定された給紙カセットの設定値として登録するために、ユーザは、選択画面700からシートの種類を任意に選択する。そして、CPU111は、ユーザが選択したシートの種類によって決められるシートの属性情報を特定すればよい。なお、ユーザの所望するシートの種類が候補として選択画面700に表示されていない場合にあっては、ユーザは、選択画面700上のその他ボタン701を押下すればよい。そして、その他ボタン701が押下されたことに従って、後述するS610に進んでもよい。なお、給紙カセットに収納されているシートのサイズを検出するためのセンサを備えているのであれば、S602で閉められたと判定された給紙カセットに収納されているシートのサイズに基づいて、シートの種類の候補を予め絞り込んでもよい。そして、S604において、CPU111は、当該複数のシートの種類を候補として、図7(B)に示すような選択画面710を操作部150に表示してもよい。
S605において、CPU111は、図8(A)に示す確認画面800を操作部150に表示して、S606に進む。なお、確認画面800は、S604で特定されたシートの属性情報を、S602で閉められたと判定された給紙カセットの設定値として登録するか否かをユーザに確認させるための画面である。
S606において、CPU111は、S603で特定されたシートの属性情報を、S602で閉められたと判定された給紙カセットの設定値として登録するか否かを判定する。なお、確認画面800上のOKボタン801がユーザによって押下された場合に、CPU111は、S604で特定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録すると判定する。一方、確認画面800上のキャンセルボタン802がユーザによって押下された場合に、CPU111は、特定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録しないと判定する。S606での判定の結果、登録すると判定されたならば、S607に進む。一方、S606でNOと判定されたならば、S610に進む。
S607において、CPU111は、S604で特定されたシートの属性情報を、S602で閉められたと判定された給紙カセットの設定値として登録(HDD160に記憶)して、S608に進む。例えば、S602で「カセット4」が閉められたと判定されて、かつ、S604で「A4普通紙(坪量93g/m)」が特定された場合は、S607において、CPU111は、カセット4の設定値として「A4普通紙(坪量93g/m)」を登録する。
S608において、CPU111は、図8(B)に示す確認画面810を操作部150に表示して、S609に進む。なお、確認画面810は、他の給紙カセットの設定値を更に登録するか否かをユーザに確認させるための画面である。
S609において、CPU111は、他の給紙カセットの設定値を更に登録するか否かを判定する。なお、確認画面810上のOKボタン811がユーザによって押下された場合に、CPU111は、他の給紙カセットの設定値を更に登録すると判定する。一方、確認画面810上のキャンセルボタン812がユーザによって押下された場合に、CPU111は、他の給紙カセットの設定値を登録しないと判定する。S609での判定の結果、登録すると判定されたならば、S602に戻って以降の処理を進める。一方、S609でNOと判定されたならば、S612に進む。
S610において、CPU111は、図9(A)に示す設定画面900を操作部150に表示して、S611に進む。なお、設定画面900は、給紙カセットの設定値として、それぞれの給紙カセットに収納されたシートの属性情報をユーザに設定させるための画面である。ユーザは、設定画面900上で任意の給紙カセットを選択し、設定ボタン901を押下することによって、図9(B)に示す設定画面910を更に呼び出すことができる。図9(B)の設定画面910は、給紙カセットの設定値として例えば、シートのサイズ、及びシートの種別をユーザによって任意に設定するための画面である。
S611において、CPU111は、図9(B)の設定画面910からユーザによって設定されたシートの属性情報を任意の給紙カセットの設定値として登録(HDD160に記憶)して、S612に進む。例えば、ユーザは、設定画面900によって「カセット4」を選択し、かつ、設定画面910によって「A4」及び「コート紙」を選択する。これにより、カセット4の設定値として「A4コート紙(坪量120g/m)」が登録される。なお、シートの坪量は、シートのサイズやシートの種別等の組み合わせによって一意に決定されるようにしてもよい。もしくは、シートの坪量は、ユーザによって入力されてもよい。
S612において、CPU111は、S607又はS611で給紙カセットの設定値として登録されたシートの属性情報(坪量等)に基づいて、印刷装置による定着器の温度やシートの搬送速度を制御することによって、印刷処理を実行する。S612の処理の後、図6に係る一連の処理を終了する。
以上が、第1の実施形態に係るMFP100において、受信したジョブで指定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録するための一連の処理の詳細である。
なお、S602で閉められたと判定された給紙カセットに収納されたシートの枚数が、ジョブで使用するシートの枚数よりも少ない場合は、用紙なしのため印刷処理が途中で止まってしまう。そこで、給紙カセットに収納されたシートの枚数が、ジョブで使用するシートの枚数よりも少ない場合は、印刷処理の実行前に、図10の警告画面1000を操作部150に表示することによって、当該給紙カセットにシートを補充するようユーザに促してもよい。
なお、S603において、CPU111は、プリントキュー410にジョブがスタックされていないと判定した場合は、S608に進む場合について説明したが、これに限らない。CPU111は、プリントキュー410にスタックされたジョブがないと判定した場合であっても、例えば、ジョブをHDD160に一時的に留め置くためのキューにスタックされたジョブ(ホールドジョブと呼ぶ)がある場合は、S604に進んでもよい。また、例えば、ユーザによって予め指定された時刻にジョブをプリントキュー410に投入するために、当該ジョブをHDD160に一時的に留め置くためのキューにスタックされたジョブ(予約ジョブと呼ぶ)がある場合は、S604に進んでもよい。その場合、S604において、CPU111は、ホールドジョブや予約ジョブで使用されるシートの1つを特定することによって、S605以降の処理を進めてもよい。
以上説明したように第1の実施形態では、給紙カセットが閉められたことを検知したことに従って、プリントキュー410にスタックされたジョブで使用するシートの1つを特定した。そして、特定されたシートの属性情報を、閉められたことを検知した給紙カセットの設定値として容易に登録することができる。これによって、当該給紙カセットの設定値として登録されたシートの属性情報に基づいて、印刷を実行することができる。
なお、第1の実施形態では、図6に係る一連の処理について、給紙カセットを対象にして説明したが、手差しトレイであっても、給紙デッキであっても同様に適用することができる。
このように第1の実施形態の発明は、シート収納部の設定値がまだ登録されておらず、かつ、シートが1枚も収納されていないシート収納部に対して、プリントキュー410に登録されたジョブで使用するシートの属性情報を登録する場合に、特に効果がある。
また、プリントキュー410に複数のジョブがスタックされている場合に、複数のジョブのそれぞれで指定されたシートの属性情報を、複数の給紙カセットの設定値として順次登録することができるため、ユーザの操作性を大幅に向上させることができる。同様に、プリントキュー410にスタックされた1つのジョブによって複数のシートが指定された場合に、当該ジョブで指定された複数のシートの属性情報を、複数の給紙カセットの設定値として順次登録できる為、ユーザの操作性を大幅に向上させる事ができる。
[第2の実施形態]
前述した第1の実施形態では、給紙カセットが閉められたことを検知したことに従って、プリントキュー410にスタックされたジョブで使用するシートの1つを特定した。そして、特定されたシートの属性情報を、当該給紙カセットの設定値として登録する場合について説明した。
一方、プリントキュー410にスタックされたジョブのうち、ミスマッチ状態のジョブを実行する場合は、用紙なしのため印刷処理が途中で止まってしまう。そこで、印刷処理が途中で止まらないようにするために、ミスマッチ状態のジョブで使用するシートの属性情報を任意の給紙カセットの設定値として予め登録しておく必要がある。
そこで、第2の実施形態では、給紙カセットが閉められたことを検知したことに従って、プリントキュー410に登録されたジョブであって、ミスマッチ状態のジョブで使用するシートの1つを特定する。そして、特定されたシートの属性情報を、当該給紙カセットの設定値として登録する場合について以降説明する。
第2の実施形態に係るMFP100では、受信したジョブで指定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録するための一連の処理の一部が第1の実施形態(図6)とは異なる。そこで、第1の実施形態とは異なる処理を中心に図11で説明する。なお、第1の実施形態と共通の処理は同一のステップ番号を付して、詳細な説明は省略する。
なお、図11に係る一連の処理を開始するにあたって、図3の給紙設定テーブル300で示したように、各給紙カセットの設定値が登録されているとして以降説明を進める。
S603において、CPU111は、プリントキュー410にジョブがスタックされているか否かを判定する。スタックされていると判定されたならば、S1101に進む。
S1101において、CPU111は、プリントキュー410にスタックされているジョブのうち、ミスマッチ状態のジョブがあるか否かを判定する。ミスマッチ状態のジョブがあると判定されたならば、S1102に進む。一方、S1101でNOと判定されたならば、S610に進む。なお、CPU111は、図4の属性テーブル420によって管理されたミスマッチフラグ422の値を参照することによって、プリントキュー410にスタックされているジョブであって、ミスマッチ状態のジョブがあることを判断可能である。
S1102において、CPU111は、プリントキュー410にスタックされているジョブであって、ミスマッチ状態のジョブで使用されるシートの1つを特定する。
尚、ミスマッチ状態のジョブによって1つのシートのみが使用される場合は、S1102において、CPU111は、当該シートを特定する。一方、ミスマッチ状態のジョブによって複数のシートが使用される場合は、S1102において、CPU111は、当該複数のシートの中で最初に給紙されるシートを特定すればよい。例えば、図5のジョブテーブル500に示すように、ミスマッチ状態のジョブであるJobB、JobC、及びJobDで使用されるシートは、「A4厚紙」、「A3厚紙」、及び「A3コート紙」である。即ち、CPU111は、これらの複数のシートの中でJobBによって最初に給紙される「A4厚紙」を特定する。
もしくは、ミスマッチ状態のジョブによって複数のシートが使用される場合は、S1102において、CPU111は、当該複数のシートの種類を候補として、図12(A)に示すような選択画面1200を操作部150に表示してもよい。S602で閉められたと判定された給紙カセットの設定値として登録するために、ユーザは、選択画面1200からシートの属性情報を任意に選択する。そして、CPU111は、ユーザが選択したシートの種類によって決められるシートの属性情報を特定すればよい。なお、ユーザの所望するシートの種類が候補として選択画面1200に表示されていない場合にあっては、ユーザは、選択画面1200上のその他ボタン1201を押下すればよい。そして、その他ボタン1201が押下されたことに従って、S610に進んで、以降の処理を行ってもよい。なお、給紙カセットに収納されているシートのサイズを検出するためのセンサを備えているのであれば、S602で閉められたと判定された給紙カセットに収納されているシートのサイズに基づいて、シートの種類の候補を予め絞り込んでもよい。そして、S1102において、CPU111は、当該複数のシートの種類を候補として、図12(B)に示すような選択画面1210を操作部150に表示してもよい。
S1102の処理の後、S605に進んで、以降の処理を行う。
以上が、第2の実施形態に係るMFP100において、受信したジョブで指定されたシートの属性情報を給紙カセットの設定値として登録するための一連の処理のうち、第1の実施形態とは異なる処理の詳細である。
以上説明したように第2の実施形態では、給紙カセットが閉められたことを検知したことに従って、プリントキュー410にスタックされたジョブのうち、ミスマッチ状態のジョブで使用するシートの1つを特定した。そして、特定されたシートの属性情報を、当該給紙カセットの設定値として容易に登録することができる。これによって、当該給紙カセットの設定値として登録されたシートの属性情報に基づいて、印刷を実行することができる。このように第2の実施形態の発明は、シート収納部の設定値がまだ登録されておらず、かつ、シートが1枚も収納されていないシート収納部に対して、ミスマッチ状態のジョブで使用するシートの属性情報を登録する場合に、特に効果がある。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、本実施形態では、MFP100のコントローラ部110のCPU111が上記各種制御の主体となっていたが、MFP100と別筐体の外付けコントローラ等の印刷制御装置によって、上記各種制御の一部又は全部を実行可能に構成しても良い。
また、例えば、本実施形態では、ジョブを順次実行するためのプリントキューに投入されたジョブを対象に、上記各種制御を実行する場合について説明したが、これに限らない。HDD160に格納されて留め置かれた、印刷予定のジョブ(ホールドされた印刷ジョブ)を対象に、上記各種制御の一部又は全部を実行してもよい。
以上、本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
101 PC
102 LAN
110 コントローラ部
111 CPU
114 RAM
115 ROM
120 リーダ部
130 プリンタ部
160 HDD

Claims (6)

  1. 装置本体に対して引出可能に設けられた、シートを収納する給紙カセットと、
    プリントジョブを記憶することが可能な記憶部と、
    前記装置本体に対する前記給紙カセットの開閉動作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記給紙カセットが閉じられたことを検知した場合に、前記記憶部に記憶されたプリントジョブに指定された複数のシート属性情報に基づいて複数のシート属性情報候補を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段に表示された複数のシート属性情報候補からユーザーによるシート属性情報の設定の指示に基づいて前記給紙カセットのシート属性情報を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定されたシート属性情報に基づいて、前記給紙カセットから給紙されたシートに画像形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記表示手段に表示されるシート属性情報候補は、前記プリントジョブを実行した場合にジョブが途中で止まってしまう可能性があるシート属性情報の候補であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記給紙カセットに収納されたシートのサイズを検知するサイズ検知手段をさらに備え、
    前記シート属性情報はシートのサイズ情報を含み、
    前記表示手段に表示されるシート属性情報候補は、前記プリントジョブに指定された複数の前記シートの属性情報の中で前記サイズ検知手段により検知されるサイズに基づいて絞り込みをされたシート属性情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記属性情報は、シートのサイズ、シートの坪量、シートの表面性、シートの形状、及びシートの色の少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 画像形成手段によりシートに画像を形成する印刷装置の制御方法であって、
    プリントジョブを記憶する記憶工程と、
    シート収納する給紙カセットの装置本体に対給紙カセットの開閉動作を検知する検知工程と、
    前記検知行程で前記給紙カセットが閉じられたことを検知した場合に、前記プリントジョブに指定された複数のシート属性情報に基づいて複数のシート属性情報候補を表示手段に表示させる表示工程と、
    前記表示手段に表示された複数のシート属性情報候補からユーザーによるシート属性情報の設定の指示に基づいて前記シート収納部のシート属性情報を設定する設定工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  6. 請求項に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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