JP6406290B2 - 過給機付きエンジン - Google Patents
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Description
図1に、本発明を適用したエンジン100を示す。このエンジン100は、例えば自動車に搭載されるガソリンエンジンであり、吸気通路10、排気通路30、エンジン本体20、ECU50(Electronic Control Unit、制御装置の一例)などで構成されている。
吸気通路10は、外部からエンジン本体20に吸気(空気)を導入する通路である。吸気通路10には、エアクリーナ2、ターボ過給機4(コンプレッサ4a)、インタークーラ9、スロットルバルブ11、吸気マニホールド13が設けられており、吸気通路10は、これらを配管15で接続することによって構成されている。
排気通路30は、エンジン本体20で発生する排気を排出する通路である。排気通路30には、上流側から順に、ターボ過給機4(タービン4b)、排気浄化装置37,38が設けられている。タービン4bは、コンプレッサ4aと軸で連結されており、通過する排気のエネルギーによって回転し、この回転によってコンプレッサ4aが駆動されるようになっている。排気浄化装置37,38には、例えばNOx触媒や三元触媒や酸化触媒などの排気浄化触媒が収容されており、排気浄化装置37,38を通過することで排気が浄化されるようになっている。
エンジン本体20には、クランクシャフト28、吸気バルブ22、燃料噴射弁23、点火プラグ24、ピストン27、排気バルブ29、吸気バルブ可変機構(吸気VVT25)、排気バルブ可変機構(排気VVT26)などが備えられている。エンジン本体20には、複数の気筒21(図1では1つのみ表示)が形成されている。各気筒21には、クランクシャフト28に連結されたピストン27が収容されており、各気筒21のピストン27の上方に燃焼室が形成されている。
エンジン100には、各種センサが設けられている。具体的には、エンジン100の所定位置に、大気圧を検出する大気圧センサ60が設けられている。吸気通路10のエアクリーナ2の下流側の部位(詳しくは、エアクリーナ2とコンプレッサ4aとの間の部位)には、吸気の流量を検出するエアフロセンサ61と、吸気の温度を検出する第1温度センサ62と、が設けられている。
ECU50は、CPUやメモリなどからなるハードウエアと、CPUで実行される各種プログラム(OSなどの基本制御プログラム、特定のアプリケーションプログラムなど)や、メモリに記憶された各種データなどからなるソフトウエアとを備え、いわゆるコンピュータで構成されている。
ベース制御部51は、エンジン100で出力が要求されるトルク(以下「目標トルク」)に基づいて、各制御機器において制御の基準となる制御値(以下「基準値」)を設定し、その「基準値」により各制御機器の制御を行う。
まず、ベース制御部51は、エンジン100の運転状態を検知する(ステップS1)。具体的には、クランク角センサ69から入力される信号S69に基づいて算出されるエンジン100の回転数(エンジン回転数)、車速、アクセルの操作量(アクセル開度)、変速比等が、エンジン100の運転状態に関する情報として、ベース制御部51に読み込まれる。
また、ベース制御部51は、WGバルブ36を制御するために、「目標充填効率」の実現に必要な、過給圧の目標値(以下「目標過給圧」)を取得する(ステップS9)。ECU50のメモリには、エンジン回転数及び「目標充填効率」とこれらに対応した吸気バルブ22の開閉時期とが関連付けされた過給圧マップが記憶されており、「目標過給圧」は、この過給圧マップに基づいて取得される。
また、ベース制御部51は、吸気バルブ22を制御するために、「目標充填効率」に基づいて、「目標トルク」の実現に必要な、吸気バルブ22の開閉時期(第1開閉時期)を設定する(ステップS13)。ECU50のメモリには、エンジン回転数及び「目標充填効率」とこれらに対応した吸気バルブ22の開閉時期とが関連付けされた吸気VVTマップが記憶されており、第1開閉時期は、この吸気VVTマップに基づいて設定される。
図2に示すように、補正制御部52は、目標体積効率演算部53、体積効率予測部54、仮想体積効率演算部55、及び吸気VVT進角量算出部56を備える。
目標体積効率演算部53は、体積効率の目標値(以下「目標体積効率」:Kvt)を、ベース制御部51で取得された「目標タービン流量」Qttと、標準大気密度ρ0とに基づいて、「目標体積効率」Kvtを算出する。詳しくは、ECU50のメモリには、「目標タービン流量」Qtt及び標準大気密度ρ0とこれらに対応した「目標体積効率」Kvtとが関連付けされた目標体積効率マップが記憶されており、「目標体積効率」Kvtは、この目標体積効率マップに基づいて求められる。
体積効率予測部54は、吸気通路10における気筒21の近傍部分(図1の破線で囲む部分、気筒近傍部分)に現存する吸気が気筒21に吸入された場合の体積効率の予測値(以下「予測体積効率」:Kvs)を、気筒近傍部分に現存する吸気の状態と、エンジン100の運転状態とに基づいて算出する。
仮想体積効率演算部55は、吸気バルブ22の開閉時期を現存している開閉時期から5deg.CA(クランク角)ずつ進角させたときの「予測体積効率」Kvsに相当する仮想の体積効率(以下「仮想体積効率」:Kvv)を算出する。
吸気VVT進角量算出部56は、「予測体積効率」Kvsが「目標体積効率」Kvtよりも小さいときに、「仮想体積効率」Kvvの算出結果を利用して、吸気バルブ22の進角量を算出する。
アイドリング時など、出力要求されるトルクが小さい状態では、吸気充填量は小量に設定されている。そのため、スロットルバルブ11の開度は全閉付近に設定され、吸気通路10の内圧も過給されていないため、低くなっている。従って、そのような状態から加速されると、要求される吸気充填量が急増する。そのため、その吸気充填量の確保とともに、タービン4bの駆動(吸気の過給圧を高めるのに必要)に要する排気量を確保するために、スロットルバルブ11は全開付近に設定され、大きく開かれる。
速度切替部57は、高回転側(エンジン回転数が所定の中回転以上)の領域では、吸気バルブ22の開閉時期が第1開閉時期から第2開閉時期にシフトしていく速度が、低回転側の領域よりも遅くなるように、進角速度を切り換える。
なお、本発明の過給機付きエンジン100は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
4a コンプレッサ
4b タービン
10 吸気通路
11 スロットルバルブ
15 配管
15a パイプ
15b ホース
20 エンジン本体
22 吸気バルブ
23 燃料噴射弁
24 点火プラグ
25 吸気VVT
26 排気VVT
29 排気バルブ
30 排気通路
50 ECU
51 ベース制御部
52 補正制御部
57 速度切替部
100 エンジン
Claims (4)
- 吸気通路のスロットルバルブとコンプレッサとの間の部位である過給機下流側部位に、弾性変形可能なホースによる中継部位を有する、過給機付きのエンジンであって、
吸気バルブの開閉時期の変更が可能な吸気バルブ可変機構と、
前記吸気バルブ可変機構及び前記スロットルバルブを制御する制御装置と、
を備え、
前記過給機下流側部位が一時的に陰圧状態となる加速初期に、前記スロットルバルブの開度を大きくする制御とともに、基準とされる第1開閉時期から、当該第1開閉時期よりも吸気充填量が増大する第2開閉時期まで、前記吸気バルブの開閉時期をシフトさせる制御が行われ、前記第1開閉時期から前記第2開閉時期に前記吸気バルブの開閉時期をシフトさせる速度が、エンジン回転数の低回転側の領域よりも高回転側の領域で遅くなるように設定されているエンジン。 - 請求項1に記載のエンジンにおいて、
前記制御装置が、
前記第1開閉時期の設定により、圧縮行程の途中で前記吸気バルブを閉じる遅閉じ制御を行うベース制御部と、
前記第1開閉時期から前記第2開閉時期に、前記吸気バルブの開閉時期を進角させる進角補正を行う補正制御部と、
エンジン回転数の中間領域において設定される切替回転数以上の領域では、当該切替回転数未満の領域よりも、前記進角補正における進角速度を低下させる速度切替部と、
を有しているエンジン。 - 請求項2に記載のエンジンにおいて、
前記切替回転数以上の高回転側の領域で前記進角速度の低下量が大きくなっているエンジン。 - 請求項2又は請求項3に記載のエンジンにおいて、
進角過程での前記進角速度の低下量が、進角終了側よりも進角開始側の方が大きくなっているエンジン。
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ID=59909883
Family Applications (1)
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