JP2009052505A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】インパルス過給を行うとき、EGR通路を介して望まない量のEGRガスが導入されることを防ぐ。
【解決手段】本発明の内燃機関10は、吸気弁32上流側の吸気通路16に設けられた吸気制御弁38と、インパルス過給を行うべく1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するように吸気制御弁38を制御する吸気制御弁制御手段と、排気通路42と吸気通路16とを連通するEGR通路62に設けられたEGR弁66と、吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく吸気制御弁38を制御しているとき、EGR弁66を閉弁制御するEGR弁制御手段とを備える。そして、吸気制御弁制御手段は、インパルス過給を行うべく吸気制御弁38を制御しているとき、内部EGRガス量を調節すべく、吸気制御弁38の閉弁タイミングを制御して、所望の量の内部EGRガスを導入可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気弁上流側の吸気通路に設けられた吸気制御弁を制御することでインパルス過給を実行可能に構成された内燃機関に関する。
内燃機関の吸気弁上流側の吸気通路に設けた吸気制御弁を制御することで、燃焼室への吸気の流れを制御することができる。この吸気制御弁を用いて内燃機関に過給することができ、その一例が特許文献1に開示されている。内燃機関に過給するべく、吸気制御弁は、吸気弁の開弁よりも遅く開弁するように、例えば吸気弁の開弁期間の後期に開弁するように制御される。その結果、吸気弁の開弁開始時期から吸気制御弁の開弁開始時期までの間に、吸気制御弁下流側の吸気通路に負圧が形成される。この後、吸気制御弁を瞬時に開弁することで、吸気制御弁上流側に位置する吸気通路内の吸気が一気に燃焼室内に流れ込み、一種の慣性過給効果により多量の吸気を燃焼室内に充填することができる。このようにして行われる内燃機関への過給は、インパルス過給と称される。なお、引用文献1の上記内燃機関には、排気通路を流れる排気ガスの一部を吸気通路に還流させるEGR装置が設けられていて、このEGR装置のEGR通路の下流側端部は、上記吸気制御弁上流側且つさらに上流側に配置されたスロットル弁下流側の吸気通路に連通されている。
また、特許文献2にも、インパルス過給を行うことができる内燃機関が開示されている。この内燃機関では、吸気弁上流側の吸気通路に設けられた吸気制御弁がインパルス過給あるいは内部EGRガス導入のために用いられる。具体的には、吸気制御弁は、高負荷運転域である過給領域においてはインパルス過給を行うために用いられ、他方、低負荷から中負荷の運転域においては、インパルス過給を生じさせるのではなく、内部EGRガスの導入制御のために用いられる。
特開2006−275031号公報 特開2006−118369号公報
NOx排出量の低減を図るのには、EGRガスを適量だけ燃焼室に導入して新気に混入させるのが有効であることが知られている。これは、運転状態が過給領域に属するときにも当てはまる。しかしながら、インパルス過給を行うときには吸気制御弁下流側の吸気通路に形成した負圧を解放して吸気通路に脈動を生じさせるのであるから、そのときに上記特許文献1に記載の如きEGR装置を用いることでは、容易に適量のEGRガスを導入することができない。例えば、インパルス過給を行っているときに、EGR弁を開いて、脈動が生じている吸気通路にEGR通路を連通させると、その脈動の影響により、所望量を超えた過剰な量のEGRガスが導入されることがあり得る。過剰な量のEGRガスの導入は、燃焼室での混合気の燃焼不良、失火をもたらし得るので、避けられなければならない。
他方、上記特許文献1には、インパルス過給を行うとき、EGR装置のEGR弁をどのように制御するのかが明記されていない。また、引用文献2にも、インパルス過給を行うときに、EGRガスをどのように導入するのか示されていない。
そこで、本発明はかかる点に鑑みて創案されたものであり、その目的は、インパルス過給を行うとき、EGR通路を介して望まない量のEGRガスが導入されることを防ぐことにある。
上記目的を達成するために、本発明の内燃機関は、吸気弁上流側の吸気通路に設けられた吸気制御弁と、インパルス過給を行うべく1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するように前記吸気制御弁を制御する吸気制御弁制御手段とを有する内燃機関において、排気通路と前記吸気通路とを連通するEGR通路に設けられたEGR弁と、前記吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、前記EGR弁を閉弁制御するEGR弁制御手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく吸気制御弁を制御しているとき、EGR弁制御手段によりEGR弁が閉弁制御されるので、EGR通路を介してのEGRガスの導入を防ぐことができる。したがって、インパルス過給を行うとき、EGR通路を介して望まない量のEGRガスが導入されることを防ぐことができる。
そして、前記吸気制御弁制御手段は、インパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、内部EGRガス量を調節すべく、前記吸気制御弁の閉弁タイミングを制御するとよい。こうすることで、インパルス過給を行うとき、内部EGRガス量を適切に調節することが可能になる。
また、上記内燃機関は、前記吸気弁および排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを可変とする可変動弁機構と、前記吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、内部EGRガス量を調節すべく、前記可変動弁機構を制御する可変動弁機構制御手段とをさらに備えることができる。こうすることで、インパルス過給を行うとき、吸気弁および排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを変えて、内部EGRガス量を適切に調節することが可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。まず、第1実施形態について説明する。
第1実施形態が適用された車両の内燃機関システムの概念を図1に示す。本第1実施形態における内燃機関10は、燃料である軽油を燃料噴射弁12から圧縮状態にある燃焼室14に直接噴射することにより自然着火させる型式の機関、すなわちディーゼル機関である。なお、内燃機関10は、4ストローク機関である。
この内燃機関10の吸気通路16は、互いに接続されたエアクリーナ18、吸気管20、サージタンク22、吸気マニフォルド24および吸気ポート26により区画形成される。ここでは、吸気マニフォルド24は、各気筒28に対応してある吸気枝管30の集合体である。図2に示すように内燃機関10は直列4気筒機関であるので、吸気枝管30を4つ有する。
吸気ポート26の下流側端部である出口は吸気弁32によって開閉される。吸気通路16の内、エアクリーナ18とサージタンク22との間にはスロットル弁34が設けられる。スロットル弁34は、電動アクチュエータ36によって駆動される。4つの吸気枝管30の各々には個別に吸気制御弁38が設けられる。4つの吸気制御弁38の各々は、対応する電動アクチュエータ40によって駆動される。吸気制御弁38はバタフライ式弁であり、その閉弁時には吸気通路16を概ね閉止することができる。なお、吸気制御弁38は例えばシャッター弁等の他の形式の弁であってもよく、また、その全閉時に吸気通路16を閉塞し、吸気通路16を完全に遮断する密閉性の高い構造を有していてもよい。
他方、内燃機関10の排気通路42は、互いに接続された排気ポート44、排気マニフォルド46、触媒48および排気管50によって区画形成される。排気ポート44の上流側端部である入口は排気弁52によって開閉される。
上記吸気弁32および上記排気弁52の駆動機構である動弁機構54は、吸気弁32および排気弁52を、コンロッド55を介してピストン56が連結されているクランク軸58の回転に同期して、個別に任意の開度およびタイミングで制御することが可能な可変動弁機構である。具体的には、動弁機構54は、吸気弁32と排気弁52とにそれぞれ個別に設けられたソレノイドを含んでいる。そして、動弁機構54は、吸気弁32と排気弁52とが同時に開くバルブオーバーラップを実現可能である。なお、このような構成に代えて、可変動弁機構として、例えば単一の弁に適用される2種類のカムを油圧によって切り替えることによってバルブタイミングおよびカムプロフィールを任意に変更できる可変バルブタイミング機構(VVT; Variable Valve Timing mechanism)を用いることもできる。
また、内燃機関10には、排気通路42を流れる排気ガスの一部を吸気通路16に導く排気ガス還流(EGR)装置60が設けられている。EGR装置60は、外部EGRを行うものであって、排気通路42と吸気通路16とを連通するEGR通路62を区画形成するEGR管64と、EGR通路62の連通状態調節用のEGR弁66と、還流される排気ガス(EGRガス)冷却用のEGRクーラ68とを有している。EGR通路62は、吸気制御弁38下流側且つ吸気弁32上流側の吸気通路(弁間通路)Pに連通されている。ただし、EGR通路62は、例えば、吸気制御弁38上流側の吸気通路、より具体的にはサージタンク22下流側且つ吸気制御弁38上流側の吸気通路に連通され得る。EGR弁66はEGRクーラ68下流側に設けられている。ここでは、電動アクチュエータ70により駆動されるEGR弁66は、ポペット式弁である。
内燃機関10は、電子制御ユニット(ECU)76に、各種値などを検出(導出あるいは推定)するための信号を電気的に出力する各種センサ類を備えている。ここで、その内のいくつかを具体的に述べる。吸入空気量を検出するためのエアフローメータ78が吸気通路16の途中に備えられている。また、エアフローメータ78近傍に吸入空気の温度を検出するための吸気温度センサ80が備えられている。また、吸気圧を検出するための圧力センサ82も設けられている。また運転者によって操作されるアクセルペダル84の踏み込み量に対応する位置、すなわちアクセル開度を検出するためのアクセルポジションセンサ86が備えられている。また、スロットル弁34の開度を検出するためのスロットルポジションセンサ88も備えられている。また、ピストン56が往復動するシリンダブロック90には、クランク軸58のクランク回転信号を検出するためのクランクポジションセンサ92が取り付けられている。ここでは、このクランクポジションセンサ92は機関回転数(機関回転速度)を検出するための機関回転数センサとしても利用される。さらに、内燃機関10の冷却水温を検出するために水温センサ94も備えられている。また、車速を検出するための車速センサ96も設けられている。なお、ここでは吸気制御弁38の開度を検出するためのセンサが設けられていないが、それがさらに備えられてもよい。EGR弁66に関しても、同様である。
ECU76は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器、入力インタフェース、出力インタフェース等を含むマイクロコンピュータで構成されている。入力インタフェースには、上記各種センサ類が電気的に接続されている。これらからの出力信号に基づき、予め設定されたプログラムにしたがって円滑な内燃機関10の運転がなされるように、ECU76は出力インタフェースから電気的に作動信号(駆動信号)を出力する。例えば、これら作動信号に基づいて燃料噴射弁12、吸気弁32、スロットル弁34、吸気制御弁38、排気弁52の各々の作動は制御される。
なお、吸気制御弁制御手段は、ECU76の一部とアクチュエータ40とを含んで構成される。また、EGR弁制御手段は、ECU76の一部とアクチュエータ70とを含んで構成される。
ECU76は、機関運転状態(運転状態)に基づいて燃料噴射弁12からの燃料噴射を制御する。すなわち、ECU76は、主に、クランクポジションセンサ92からの出力信号に基づいて導出される機関回転数と、エアフローメータ78からの出力信号に基づいて導出される空気量あるいはアクセルポジションセンサ86からの出力信号に基づいて導出されるアクセル開度に基づいて定まる機関負荷とから、予め記憶されたデータを検索する。そして、ECU76は燃料噴射弁12における燃料(噴射)量や燃料噴射時期を決定し、これら各値に基づいて燃料噴射弁12を制御する。
また、運転状態に基づいてスロットル弁34は制御される。スロットル弁34は内燃機関10の始動時は全開に制御される。そして、通常走行時には上記各種センサ類からの出力信号に基づいて求められる各種値に基づいて、スロットル弁34の開度は制御される。
また、運転状態に基づいてEGR弁66は制御される。予め実験に基づいて定められたEGR弁66の開度(EGR開度)に関するデータがROMに記憶されていて、このデータを運転状態に基づいて検索することで運転状態に対応したEGR開度が導出される。こうして導出されたEGR開度になるようにEGR弁66を駆動制御することで、概して、運転状態が高負荷側の運転領域に属するほどEGR通路62を介して導入されるEGRガス量は減少する。具体的には、運転状態がインパルス過給域、例えば低回転高負荷域および中回転高負荷域に属するときには全閉のEGR開度が導出され、他方、運転状態がそれ以外の運転領域に属するときには運転状態に対応したEGR開度が導出される。
また、ECU76は、運転状態に基づいて吸気弁32および排気弁52の各々の開閉タイミングやリフト量を制御するように、動弁機構54を制御する。ただし、運転状態がインパルス過給域に属するときの吸気弁32の開閉タイミングやリフト量は、吸気制御弁38の開閉タイミングや開度に関連付けて設定されている。なお、運転状態がインパルス過給域に属するときの排気弁52の開閉タイミングやリフト量も吸気制御弁38の開閉タイミングや開度に関連付けられて設定されている。
上記吸気制御弁38駆動用のアクチュエータ40は高速で作動可能であり、応答性が高く、その弁体を例えば2、3ms以内に、クランク角の単位では10°CA程度のオーダーで開閉可能である。これにより、吸気制御弁38を吸気弁32の開閉と同期して開閉することができる。吸気制御弁38は、ECU76からアクチュエータ40に出力される作動信号に基づいて、全開から全閉まで制御される。つまり、アクチュエータ40は、吸気制御弁38を、全開、全閉および全開と全閉との間の任意の開度に駆動することができる。なお、個々の気筒28を単位として各吸気制御弁38は制御される。
ECU76は運転状態に基づいて吸気制御弁38を制御する。吸気制御弁38は、運転状態が上記インパルス過給域に属するとき、すなわち過給が求められる運転状態のとき、インパルス過給が生じるように制御される。インパルス過給用の吸気制御弁38の開閉タイミングは、そのときの機関負荷および機関回転数を用いて予め実験により求められてROMに記憶されているデータを検索することで導出される。他方、運転状態がインパルス過給域以外の運転領域に属するとき、吸気制御弁38は、所定開度ここでは全開の開状態に保持される。
ただし、運転状態がアイドル状態のとき、吸気制御弁38はアイドル弁開度の開状態に保持される。そのアイドル弁開度は、クランクポジションセンサ92からの出力信号に基づいて導出される機関回転数、水温センサ94からの出力信号に基づいて導出される冷却水温、車速センサ96からの出力信号に基づいて導出される車速に基づいてデータを検索することで導出される。この検索に用いられるデータは予め実験により求められてROMに記憶されている。ただし、アイドル弁開度はこのように可変弁開度であることに限られず、全開などの固定弁開度であってもよい。なお、ECU76は、運転状態がアイドル状態か否かを、アクセルポジションセンサ92からの出力信号に基づいて導出されるアクセル開度が0%か否かなどで判断する。ただし、アクセルペダル84が踏まれることでONからOFFにされるアイドルスイッチが設けられている場合には、そのアイドルスイッチがONか否かによって運転状態がアイドル状態か否かが判断されてもよい。
次に、インパルス過給のための吸気制御弁38の制御に関して詳述する。インパルス過給について、任意の1つの気筒28の吸気行程に関して説明する。インパルス過給を行う場合、吸気制御弁38は、吸気弁32の開弁開始時には実質的に閉弁状態にあり、吸気弁32の開弁よりも遅く開弁するように、例えば吸気弁の開弁期間の後期に開弁するように、制御される。まず、吸気弁32の開弁開始時期から吸気制御弁38の開弁開始時期までの間に、吸気制御弁38下流側の吸気通路に負圧が形成される。この後、吸気制御弁38が瞬時に開弁されると、負圧波が上流側に遡って、サージタンク22の下流側端部の開口部で、それを開放端として、正圧波に転化(反転)される。そしてこの正圧波は下流側に進み、この正圧波が吸気制御弁38を超えてより下流側に至ることで、例えば吸気制御弁38の開弁時にその上流側にあった空気といった気体は一気に燃焼室14内に流れ込む。この吸気の流れ込むタイミングに合わせて吸気弁32は閉弁される。したがって一種の慣性過給効果により多量の気体を燃焼室14に充填することが可能となる。換言すれば、このインパルス過給は、吸気制御弁38の上下流側に形成される差圧を適切な時期に解放し、吸気通路16の内、サージタンク22下流側端部よりも下流側の通路で気柱振動すなわち吸気脈動を積極的に発生させることで、生じさせられる。
このようなインパルス過給は、吸気制御弁38の制御を開始するのと同時に開始され、すなわちアクセルペダル84の踏み込みと同時あるいはその直後に開始される。したがって、タービンの立ち上りを待つターボ過給器を用いての過給よりも、インパルス過給は応答性に優れ、車両の加速遅れを解消するのに好適である。
このようにして吸気弁32の開閉に同期して吸気制御弁38を制御することでインパルス過給を行うが、インパルス過給を行うときにも、EGRガスの導入が図られる。インパルス過給を行うときにもEGRガスを導入するのは、他のときと同様に、燃焼室14の混合気の酸素濃度を低くし、かつ、気筒28内の燃焼を緩やかにして燃焼温度を下げ、NOx(窒素酸化物)の発生を低減させるためである。そして、インパルス過給を行うときのEGRガス導入は、上記EGR装置60を用いて行われるのではなく、排気ガスを気筒28内に残留させるあるいは引き込むことで、すなわち内部EGRガスの導入により達成される。すなわち、上記EGR弁66は、インパルス過給を行うべく吸気制御弁38が制御されているとき、閉状態に維持されるように閉弁制御される。
EGRには、排気通路42の排気ガスを吸気通路16に供給するいわゆる外部EGRと、排気通路42の排気ガスを燃焼室14内に直接戻すいわゆる内部EGRとがある。外部EGRは、上記の如き構成を有するEGR装置60で実現されるのに対して、内部EGRは、内燃機関10の燃焼室14と排気通路42との間に配置された排気弁52が開いている時期に、燃焼室14と吸気通路16との間に配置された吸気弁32を開いて、排気弁52の開弁期間の一部と吸気弁32の開弁期間の一部とをオーバーラップさせることで、実現され得る。したがって、ここでは、内部EGRを生じさせるに際して、吸気側および排気側の差圧を調節することによって、燃焼室14に残留される残留排気ガス量すなわち内部EGRガス量の制御が行われる。以下で述べるように、より具体的には、弁間通路Pの圧力を調節することで、吸気側および排気側の差圧が調節され、内部EGR量が調節される。
ここでは、インパルス過給を行うとき、吸排気弁32、52の開閉タイミングを固定としてすなわちそれらのオーバーラップ量を固定として、そして吸気側と排気側との差圧を調節するべく吸気制御弁38の閉弁タイミングを制御することで、内部EGRガス量の調節が行われる。この内部EGRガス量の調節に関して図3に基づいて説明する。ただし、内部EGRガス量の調節は、基本的に、吸気制御弁38、吸気弁32の順に閉弁しつつ、吸気制御弁38の閉弁タイミングを制御することで実行される。なお、図3の各曲線は、インパルス過給を行っているときの任意の1つの気筒28の任意の1つの4サイクルに関するものであるので、インパルス過給を行っているときそれらの曲線は繰り返され得る。
図3では、任意の1つの気筒28の吸気行程に関する、吸気制御弁38のリフトカーブ(図3(a))、吸排気弁32、52のリフトカーブ(図3(b))、弁間通路Pの圧力変化(図3(c))、筒内圧変化(図3(d))が概念的に同一時間軸上に表されている。図3(a)、(c)、(d)には、異なる閉弁タイミングで吸気制御弁38を閉弁させた場合の2つの、弁と圧力変化との関係が重ねて表されていて、吸気制御弁38が相対的に早閉じされた場合について実線で表され、吸気制御弁38が相対的に遅閉じされた場合について点線で表されている。ただし、図3(b)において、排気弁52のリフトカーブにはEXと付し、吸気弁32のリフトカーブにはINと付す。また、オーバーラップを白抜き矢印で表す。なお、図3(d)には、吸気行程前後の筒内圧変化のみが表されている。
まず、吸気弁32の閉弁時期よりも早い時期であって且つ相対的に早い時期に吸気制御弁38が閉じられた、早閉じの場合について説明する。ただし、吸気弁32を概ねピストン56が吸気下死点に位置する時期taに閉弁した。この場合、吸気制御弁38を下流側に向けて超えた正圧波の助けによってインパルス過給が行われるが、吸気制御弁38の閉弁後にある程度の長さの時間が経過してから吸気弁32が閉弁されるので、弁間通路Pの圧力は大気圧よりも高いがそれほど高くない圧力になる。そして、弁間通路Pがこの圧力状態に実質的に保たれたまま、次の吸気行程に関して吸気弁32が開弁される。その結果、弁間通路Pのその圧力が筒内圧すなわち燃焼室14内の圧力に作用する。したがって、オーバーラップ中に、弁間通路Pの圧力に応じた量の内部EGRガスを導入することが可能になる。
他方、吸気弁32の閉弁時期と概ね同じ時期に吸気制御弁38が閉じられた、遅閉じの場合について説明する。ただし、吸気弁32を、吸気制御弁38の閉弁後であって、且つ、概ねピストン56が吸気下死点に位置する時期taに閉弁した。この場合、上記の如くインパルス過給が行われ、吸気制御弁38が吸気弁32の閉弁時期まで概ね開いているので、インパルス過給により吸入された空気量は、上記の如く吸気制御弁38が早閉じされた場合のそれよりも多い。したがって、吸気弁32閉弁時に、こうして形成された弁間通路Pの圧力(点線参照)は、図3(c)に示すように、上記の如く吸気制御弁38が早閉じされた場合の圧力(実線参照)よりも高くなる。そして、弁間通路Pがこの圧力での圧力状態に保たれたまま、次の吸気行程に関して吸気弁32が開弁される。その結果、弁間通路Pの圧力が筒内圧に作用するので、オーバーラップ中に、燃焼室14内の排気ガスは、吸気制御弁38が早閉じされた場合の弁間通路Pの圧力よりも高い圧力によって、吸気系から排気系によりいっそう押し出される。したがって、吸気制御弁38が早閉じされた場合よりも、遅閉じされた場合の方が、燃焼室14に残留されて取り込まれる排気ガス量は少なくなる。すなわち、内部EGRガス量が少なくなる。
このように、インパルス過給を行うときに、吸気制御弁38をインパルス過給が生じるように制御すると共にその閉弁タイミングを早くしたり遅くしたりすることで、インパルス過給を生じさせつつ、運転状態に基づいて定まり且つ制御上目標とされる、目標EGRガス量の内部EGRガスを適切に確保することができる。したがって、機関出力トルク増大とNOx低減との両立を適切に図ることができる。
なお、上記第1実施形態では、図3に基づいて説明したように吸気制御弁38を遅閉じするよりも早閉じした方が内部EGRガス量を多くできた。しかしながら、吸気制御弁38を同じ閉弁タイミングに閉弁しても、弁間通路Pの長さ、サージタンク22下流側の吸気通路の長さ、それら通路の形状や容積、吸気弁32の開閉タイミング、弁間通路Pに形成される負圧によって、吸気制御弁38閉弁時の弁間通路Pの圧力は変化する。それ故、上記例に限定されず、それらの設計条件を考慮して吸気制御弁38の閉弁タイミングを適切に制御することで、内部EGRガス量を多くしたりあるいは少なくしたり任意に調節することが可能である。すなわち、上記第1実施形態は一例であり、例えば、吸気制御弁38を相対的に遅閉じすることで、それを相対的に早閉じした場合よりも、内部EGRガス量を多くできる場合がある。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、インパルス過給を行うときの内部EGRガス量の制御が異なるが、他は概ね上記第1実施形態と同じである。そこで、以下では、上記第1実施形態で説明したのと同一(あるいは同様)の構成要素には上記第1実施形態で用いたのと同じ符号を付してそれらの説明を省略し、その相違点に関して主として説明する。
図4では、任意の1つの気筒28の吸気行程に関する、インパルス過給用の吸気制御弁38のリフトカーブ(図4(a))、排気弁52の閉弁タイミングを相対的に早くした場合の吸排気弁32、52のリフトカーブ(図4(b))、排気弁52の閉弁タイミングを相対的に遅くした場合の吸排気弁32、52のリフトカーブ(図4(c))が同一時間軸上に概念的に表されている。ただし、排気弁52のリフトカーブにはEXと付し、吸気弁32のリフトカーブにはINと付す。また、負のオーバーラップを黒塗りの矢印で、正のオーバーラップを白抜き矢印で示す。なお、図4(b)、(c)に、基準例としての排気弁52のリフトカーブを点線で表し、また、排気弁52がそれに基づいて作動された場合の基準例としてのオーバーラップを点線の矢印で表す。
図4(a)、(b)に基づいて、排気弁52の閉弁タイミングを相対的に早めて、排気弁52の開弁期間と吸気弁32の開弁期間とが重ならないようにして、負のオーバーラップを生じさせた場合について説明する。ただし、排気弁52をピストン56が排気上死点に位置するような時期tb前に閉じた。図4(b)に示すように負のオーバーラップを生じさせることで、排気行程で燃焼室14に排気ガスを残留させることができる。残留排気ガスである内部EGRガスは、負のオーバーラップが生じているので、弁間通路Pの圧力に影響されることなく、燃焼室14に適切に導入される。なお、この場合、排気弁52の閉弁タイミングを早めるほど、原則として、内部EGRガス量は多くなる。ピストン56が排気上死点に至る前に排気弁52が閉じられ、排気弁52の閉弁タイミングを早めるほど、燃焼室14内の燃焼ガスの排出過程のより早い段階で排気弁52が閉じられるからである。
図4(a)、(c)に基づいて、排気弁52の閉弁タイミングを相対的に遅らせて、排気弁52の開弁期間と吸気弁32の開弁期間との重なりが大きくなるようにして、正のオーバーラップを拡大させた場合について説明する。このように正のオーバーラップを拡大させることで、排気行程で排出された排気ガスの内のより多くを、ピストン56が吸気下死点に向けて下降することで燃焼室14に生じる負圧により、燃焼室14に引き込むあるいは取り込むことができる。このようにして燃焼室14に、内部EGRガスを導入することができる。なお、正のオーバーラップ量が大きくなるほど、原則として、内部EGRガス量は多くなる。この場合、正のオーバーラップ量が大きくなるほど、ピストン56の下降運動で燃焼室14に生じる負圧により一旦排気通路42に排出された排気ガスを引き戻すことができる期間が長くなるからである。
このように、運転状態がインパルス過給域に属するときに、吸気制御弁38をインパルス過給が生じるように制御すると共に排気弁52の閉弁タイミングを早めたり遅らせたりすることで、インパルス過給を生じさせつつ、目標EGRガス量の内部EGRガスを適切に確保することができる。したがって、機関出力トルク増大とNOx低減との両立を図ることができる。
なお、上記第2実施形態では、図4に基づいて説明したように、排気弁52の閉弁タイミングを制御することで、内部EGRガス量を調節した。しかしながら、吸気弁32の開弁タイミングを制御することで、内部EGRガス量を調節してもよい。あるいは、排気弁52の閉弁タイミングおよび吸気弁32の開弁タイミングを共に制御することで、内部EGRガス量を調節してもよい。なお、本第2実施形態では、可変動弁機構制御手段は、ECU76の一部を含んで構成された。
以上、第1および第2実施形態に基づいて本発明を説明したが、それらの実施形態に本発明は限定されない。例えば、第1および第2実施形態の複合形態が許容される。つまり、インパルス過給を行うとき、吸気制御弁38の閉弁タイミングを制御すると共に吸排気弁32、52の少なくとも一方のバルブタイミングを制御することで、内部EGR量を調節することもできる。
また、上記両実施形態では、図2から明らかなように、各気筒28に関する各吸気枝管30によって区画形成される吸気通路は、単独で直接的にサージタンク22に連通した。しかしながら、例えば図5に概念図を示すように、各気筒28に関する吸気通路が複数個、上流側で集合して共通の吸気通路PCを形成し、そして複数の気筒28に共通の吸気通路PCがさらに上流側のサージタンク22に連通してもよい。さらに、この場合、図6に示すように、共通の吸気通路PCに共通の吸気制御弁38がただ1つ設けられてもよい。なお、各気筒28に対して個別にある吸気通路(図6のPI参照)と、複数の気筒28に対して共通の吸気通路PCと、それらの境界部分(図6のPS参照)との内のいずれの箇所に、吸気制御弁38が設けられてもよい。ただし、各気筒28に関する吸気通路には、ただ1つの吸気制御弁38が配置される。
また、EGR通路は、上記両実施形態に限定されず、吸気制御弁38上流側且つサージタンク22下流側の吸気通路に連通され得るが、さらに各気筒28に対して個別にある吸気通路(図6のPI参照)と、複数の気筒28に対して共通の吸気通路(図5のPC参照)とのいずれの箇所に連通されてもよい。
また、上記両実施形態では吸気通路16にスロットル弁34を設けたが、スロットル弁34は設けられなくてもよい。スロットル弁34を備えていない場合、種々の運転状態に適した吸入空気量を適切に達成するように、吸気制御弁38は種々のタイミングでおよび/あるいは種々の開度に駆動される。例えば、上記両実施形態では吸気制御弁38はインパルス過給を生じさせるときだけ、1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するようにアクチュエータ40により開閉駆動されたが、インパルス過給を生じさせるとき以外にも、運転状態に応じた吸入空気量の実現を図るように、吸気制御弁38は1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するように駆動制御されてもよい。ただし、インパルス過給を生じさせるとき以外の吸気制御弁38の開閉タイミングは、インパルス過給用の開閉タイミングとは異なる。
なお、上記種々の実施形態では、ターボ過給器を設けなかったが、ターボ過給器は設けられてもよい。ターボ過給機を用いた過給とインパルス過給とを併用することもできる。
なお、上述した各実施形態はディーゼル機関に関するものであったが、本発明は筒内直噴形式あるいはポート噴射型式のガソリン機関、さらには気体燃料を用いる内燃機関、2サイクル機関などの他の形式の内燃機関においても有効であり、上記各実施形態の場合と同様の効果を得ることができることはいうまでもない。また、直列4気筒形式の内燃機関に関する実施形態を説明したが、本発明は如何なる気筒数、気筒の配列等を有する内燃機関にも適用され得る。
なお、上記では、本発明をある程度の具体性をもって説明したが、本発明については、特許請求の範囲に記載された発明の精神や範囲から離れることなしに、さまざまな改変や変更が可能であることは理解されなければならない。すなわち、本発明は特許請求の範囲およびその等価物の範囲および趣旨に含まれる修正および変更を包含するものである。
第1実施形態が適用された車両の内燃機関システムの概略図である。 第1実施形態が適用された車両の内燃機関システムの図1とは異なる概略図である。 第1実施形態の制御下での複数の弁の作動関係および各値の変化を表した図であり、任意の1つの気筒の吸気行程に関する、インパルス過給用の吸気制御弁のリフトカーブ(a)、吸排気弁のリフトカーブ(b)、弁間通路の圧力変化(c)、筒内圧変化(d)を概念的に同一時間軸上に表したグラフである。 第2実施形態の制御下での複数の弁の作動関係を表した図であり、任意の1つの気筒の吸気行程に関する、インパルス過給用の吸気制御弁のリフトカーブ(a)、排気弁の閉弁タイミングを相対的に早くした場合の吸排気弁のリフトカーブ(b)、排気弁の閉弁タイミングを相対的に遅くした場合の吸排気弁のリフトカーブ(c)を概念的に同一時間軸上に表したグラフである。 本発明が適用され得る他の内燃機関システムの、図2に対応した概略図である。 本発明が適用され得るさらに他の内燃機関システムの、図2に対応した概略図である。
符号の説明
16 吸気通路
22 サージタンク
32 吸気弁
38 吸気制御弁
52 排気弁
66 EGR弁
P 弁間通路

Claims (3)

  1. 吸気弁上流側の吸気通路に設けられた吸気制御弁と、インパルス過給を行うべく1吸気行程に関して1回開弁すると共に1回閉弁するように前記吸気制御弁を制御する吸気制御弁制御手段とを有する内燃機関において、
    排気通路と前記吸気通路とを連通するEGR通路に設けられたEGR弁と、
    前記吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、前記EGR弁を閉弁制御するEGR弁制御手段と
    を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記吸気制御弁制御手段は、インパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、内部EGRガス量を調節すべく、前記吸気制御弁の閉弁タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記吸気弁および排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを可変とする可変動弁機構と、
    前記吸気制御弁制御手段がインパルス過給を行うべく前記吸気制御弁を制御しているとき、内部EGRガス量を調節すべく、前記可変動弁機構を制御する可変動弁機構制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関。
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